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人狼物語 三日月国


168 【飛び入り歓迎】Hospital of Delusion ー妄執の病院ー【R-18RP】

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視点:人

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四谷 隆史が参加しました。

【人】 四谷 隆史

「堕ろそう。だって俺ら、まだ学生だよ。」



[今でも、その言葉をあいつに言ったのを後悔してる。]
(6) 2022/08/08(Mon) 19:35:53

【人】 四谷 隆史

 ……ちぇ。ばーか。
 やっぱビビってんじゃん。

[やっぱり帰る、やめるのスタンプは既読無視。

とある出来事があって、気も漫ろだったせいだろう。A判定だった大学に落ちてしまった去年。
滑り止めに行く気にもならず、予備校通いながらの半年。
今年こそは受からないと親の脛齧りと言われてしまう。

受験勉強の合間の息抜き。
廃病院で肝試しって計画したのは同じ予備校通いの1人。
結局びびって中止の連絡をフリックして追いやった。

しかし、自転車で来たのはいいが行く道は雑草ばっかり
歩いた方がいいなとスマホの明かりを頼りにがざり、がざりと音を奏でて獣道。

ふと画面をスライドさせればトーク一覧の一番後に、見たくない名前を見て 


 ――LINEのアプリをそっと仕舞った ]
(7) 2022/08/08(Mon) 19:39:35

【人】 四谷 隆史

[遠目からもわかる病院は、塗装も剥げておどろおどろしい。

どうせ雰囲気だけで、野生の獣とかが住み着いたり、
水場で蛙が合唱したのがうめき声に聞こえたとか。
どうせそんなのが真相だろうに、
地元ではここは一種のオカルトスポット。

*年前、デート代わりに行った後輩カップルが
誘い込まれて死んでしまった、とか。
そういった眉唾ものの噂もまことしやかに囁かれている。


夏合宿の帰りにやろう。との誘いだったから。
背負った通学カバンの中には赤本と受験用の重いテキスト、
あと夜道を帰ることがあるから手持ちライトとカロリーバー、
飲み物あたりが無造作に放り込まれている。

ただ、冷やかしてかえるだけ。
来なかった奴らにマウントとるため。

そのためだけに、
錆びたドアノブをハンカチで包んで開けたのだ。]
(8) 2022/08/08(Mon) 19:41:47

【人】 四谷 隆史

[堕胎の費用は俺のお年玉貯金から出した。
親には言ってない。年齢も詐称したのに医者は何も言わなかったから多分大丈夫、の、はずだ。
9週だから、性別はわからなかったと言っていた。

そんなこと聞きたくない。
それよりどっか飯でも食いに行こうと、
いつも通りを装う位しかできなかった。

涙の跡が残るあいつの顔を、平然とは見れなかった。]


 「***、って。名前、呼んであげてよ。」


[なんにもいなくなった腹をさすったあいつが、
そんなことを言う。

俺に組み敷かれて女の顔で喘いでたくせに。
自分らの将来のために殺した躯は、
病院でとっくにゴミとして出されているんだろうに。

もういない命の母親の面して気持ち悪い。]
(9) 2022/08/08(Mon) 19:50:16

【人】 四谷 隆史

「なんで、そんな燃えるゴミに出されたモノの
 名前、呼ばなきゃなんねーんだよ。」

[お前が、お前じゃなくなったようで。
それがたまらなく、怖かっただけだよ。


その翌日に、学校の屋上から飛び降りるなんて思わなかった。]
(10) 2022/08/08(Mon) 19:51:51

【人】 四谷 隆史

[世間では受験のストレス、ってことになってる。
当時付き合ってるのも内緒だった。

友人グループも違ったし、接点だって少ないもんで。
ただ、夏の日に図書館で本を一生懸命取ろうとしたお前を見て
なんの気まぐれか、1冊とって渡した。

ただそれだけが切っ掛けで始まった関係だったんだ。


墓参りにすらいけないまま。1年。
明日はお前が、今日は―――***が死んだ日。*]
(11) 2022/08/08(Mon) 19:54:49
四谷 隆史は、メモを貼った。
(a3) 2022/08/08(Mon) 20:03:26

【人】 四谷 隆史

― 怪異との遭遇 ―

 は?

[開口一番何を言ってるんだこの外国人。
と、口をついて言いかけたのが辛うじて喉元で留まったのは。
こいつが何かちがう、と本能が訴えていたからかもしれない。

夏の熱帯夜よりも劣るものの頬撫でる生暖かさ。
薄暗闇を照らす入口の蛍光灯は、20年の歳月を経ても
辛うじて稼働している。そんな、場所にいた1人の女。

美しい少女だ。
それこそ絵本の中から飛び出してきたかのような。
オッドアイなんて見たことない。カラーコンタクトだろうか。
薄紅の唇が、美しい顔立ちの中で
まるで色香を滲ませているかのように艶めかしく映る。

その容姿にあつらえたかのような服を着たこの娘も、
例の噂を聞いてやってきた肝試しの奴だろうか。
いや、それにしては。

ようこそいらっしゃいました。とまるで
この病院の主のような歓迎の挨拶である。
それに。]
(16) 2022/08/08(Mon) 22:24:55

【人】 四谷 隆史

 なに、言ってんだ。俺は。

[女は、俺を見ているようで見ていないかのように
ペラペラ変なことばかり喋る。

お母さま?お子様?何いってんだこいつ。

・・・・・・・・・

俺はずっと1人だぞ?]
(17) 2022/08/08(Mon) 22:25:40

【人】 四谷 隆史

おいっ!なぁ!!何言ってんだよ!
馬鹿じゃねーの?驚かせようとして
テキトーなこと言ってんじゃねぇよ。
少し顔がいいからってバカにして……

……


        は?


[>>14]


 [時間が、呼吸が。一瞬、止まったかのような]
(18) 2022/08/08(Mon) 22:26:01

【人】 四谷 隆史



   [沈黙]
(19) 2022/08/08(Mon) 22:26:25

【人】 四谷 隆史

 ぁ。


[瞬き1つ。

気づけば、そこには誰もいない。
そこには、誰もいない
              
本当に?
]


 は、 はは。
 ……冗談きついぜ。


[冷たい脂汗が滲んだ。
家族。お子さん。お母さん。

思い浮かんだのは肩口までの黒髪
はにかむ笑顔が可愛かった、あいつと]


         
『***の名前を――』
(20) 2022/08/08(Mon) 22:27:44

【人】 四谷 隆史

 ドガッ
(21) 2022/08/08(Mon) 22:28:14

【人】 四谷 隆史

[エントランスの壁を叩く。
血が滲もうが知ったことか。


    怖い  怖い
 
ああ、むかつくむかつく]


[ 
怖い

 
面白れぇ
]


 は、は。あの噂は真実だってか?
 怪異が起きるってやつ。

 おもしれーじゃん……?

[にやり、と笑う。俺の顔を

じっと影2つが見ていたような気がするなんて

気のせいだ。きっと。*]
(22) 2022/08/08(Mon) 22:29:43
四谷 隆史は、メモを貼った。
(a6) 2022/08/08(Mon) 22:40:09

【人】 四谷 隆史

 おとうさん。

         おなまえ、よんで。

 
  ***の

           おなまえよんで。



[―――……幻聴だ、こんなの。]
(30) 2022/08/09(Tue) 0:13:19

【人】 四谷 隆史

[この病院の施設あちこちぶっ壊せば
この苛立ちも、幻聴も聞こえなくなって
すっきりするんだろうか。

 ああ、むかつくむかつく!!

と、荒い息を吐きだした。時だった。



 音もなくそいつがいた。]


         
『    ?』



[違う>>29
しかも男じゃねぇか。

思わずばっ、と伸ばされた手を振り払う。
その際に男の指先にも赤い血がついてしまったろう。

――― はくり。 呼気を落とす。]
(31) 2022/08/09(Tue) 0:14:24

【人】 四谷 隆史

 ……あ、いや。
 すまん、えっとだな。
 あー、肝試しに予備校生らで行く予定が
 噂信じたやつらみーんなドタキャンしたんすよね。


 それが、ちょい悔しくて?ついモノにあたったみたいな。
 って、人、生きてるでいいんですよねあんた。


 あんたも肝試し?

[多分年上?柔らかなかんばせをした、距離感近い男に対して
問いかけ1つ。*]
(32) 2022/08/09(Tue) 0:15:08
四谷 隆史は、メモを貼った。
(a9) 2022/08/09(Tue) 0:16:16

四谷 隆史は、メモを貼った。
(a11) 2022/08/09(Tue) 0:59:03

【人】 四谷 隆史

[一時的に移ろうた視線は




     
だれ

     どこ、に向けられたもの?]
(36) 2022/08/09(Tue) 4:30:21

【人】 四谷 隆史

 ア、は。

 ただ、グループ内の序列決めるみたいなだけっすよ。
 後はまぁ、興味本位?

[負けず嫌い、は兎も角として
お人好し。なんて評価は俺に一番似合わないのは知っている。

見ず知らずの他人が怪我してるのを見て
手を引く男の方がよっぽどお人好しなんじゃなかろうか。


――そいつの目的は、きもだめし、じゃあなく。]


 へ。幽霊に。会いたい。


[思わずきょとんとして。一言、一句を区切って。
べつにおどろいてない、と言いかけて止めたのは。

もうすぐ死ぬかも、なんて。
何てことないように目の前のそいつが言うからだ。]
(37) 2022/08/09(Tue) 4:31:06

【人】 四谷 隆史

 冗談、きついっすよ。ちはや、サン。
 元気そのものじゃあないっすか。


[この廃病院、獣道徒歩でいかないと辿り着けないんだけど。
とか、幾らでも言えたけど。

病気で。と言われて。それ以上二の句告げなかった。]
(38) 2022/08/09(Tue) 4:31:30

【人】 四谷 隆史

[だから、敬語無しとかにも素直に頷いた>>35し。
矢継ぎ早めいた質問にも1つ1つ、答えたわけだ。]

 えっと、俺はよつや。四谷隆史。
 幽霊?は、は。そんなのいない


 って、さっきまでなら言えたんすけど。
 実はなんか、見ちゃったみたい、な。

[金髪幽霊。見つけるんならあんまおすすめしないっすよ
なんかグロいのに変わったし。と言い添える。



奥に進もうとするなら、ついていく。
勿論、一緒に施設を回るのだってだ。

アレがあって1人で回るってのは、流石にやばいのはわかるし、
この人何があっても動じなさそうだし。

もうすぐ死ぬっていっても。
      
あいつみたいに翌日死ぬとかは、ないだろう?
**]
(39) 2022/08/09(Tue) 4:32:32
四谷 隆史は、メモを貼った。
(a13) 2022/08/09(Tue) 4:34:12

【人】 四谷 隆史

ん。ん、まあ……そ、っすか……ね。

[実際そこまで親しくない、から
何がなんでも一緒にって気分にならなかった。
或いは。被罰を望んでいたのか。

もし幽霊とやらがいるなら、またあいつに
……『   』に、逢えるかも、とか

そんなことを流石に初対面の歳上の人に言えないものだから。言葉の歯切れは悪かった。

チハヤさんの離された手が、スマホに伸びて
エントランスの地図を写メっている。
そうだ。肝試しすんなら地図いるな。と
俺も隣で地図をスマホに写した。

交換は勿論応じて、慣れぬ敬語も相手の好意に甘えてやめて
ラインに新しい名前が、ひとつ]
(45) 2022/08/09(Tue) 13:10:15

【人】 四谷 隆史

血液、の。
そ、っスか……。

[大変でしたね。辛いですね。
どれもがまちがってる気しかしない。

また、あいつのときみたいに……]


……。


[気を使わなくていい、って言葉にまた甘えて。
曖昧な表情で誤魔化した。]
(46) 2022/08/09(Tue) 13:17:19

【人】 四谷 隆史

少なくともどっきりやCGにゃ見えなかったっすよ。
なんすかチハヤさん。何か興味津々みたいっすよ?なんて。

……まあ、そうすね。
あんま気分良いもんじゃねーツラでしたから。

[それだけではないのだが、雑談に本音を少しだけ混ぜて
会話は、足取りはとりとめもなく

行きたいとこなど、地図を写メるのも忘れてた。
そんな俺にゃプランも何もないから。
チハヤさんに連れられ、歩くのである。*]
(47) 2022/08/09(Tue) 13:21:29

【人】 四谷 隆史

― 病院1階>>44 ―

 そりゃあ、病院なんだから電気だって
 つく……

[と、言いかけて。ここは20年くらい前に
廃院になった場所だと思い至る。
LEDでも20年は持たないだろう。

じゃあ、どうしてだろうか。

雨風に晒されるからこそ外観には
漆喰などの錆止め踏まえて塗装は塗られているはずだ
それがあの惨状ならば、中は相当朽ち果てているはず

なのに。
歩いてもなんともないような廊下。
いや、普通の病院と比べては古めかしくはあるけれど。
ライフライン、電気が通っているし
ゆら、ゆらとはしているけれど
そこを病院と定義しても良い位には。その場所は。

―――それが一層不自然さや不気味さを際立たせる。

だが、それよりも。
俺が肩をびく、と少しだけ震わせたのは
「処置室」という名前を見たからだ。]
(73) 2022/08/09(Tue) 20:43:47

【人】 四谷 隆史

[産婦人科には付き添う人間がいる場合「処置室」の入り口を潜る
それを潜れば「分娩室」或いは「外科室――
堕胎室

それらに母親だけが通される

男は待つばかり。
痛みに呻く声も。泣き叫ぶような苦痛を孕む悲鳴も。
聞こえるだけ。

見てない。耳だけが知っている。]
(74) 2022/08/09(Tue) 20:44:25

【人】 四谷 隆史

 え。あ、  、。

[はっ、と過去をぼんやり思い出していた俺は
チハヤさんの声で現実に引き戻される。>>54

埃をかぶっていても使えそうな医療器具。
ガーゼ類やら、本当に大丈夫なのだろうか。

とは、思うが。じんじんと痛みは残る手だ。
素直に好意に甘え、手を差し出そう。]

 ……それこそ。
 やばいな、ぁ。とおもうっすけどね。
   
 だって、死んだ後の世界って。
 生きてからの世界の延長なら。

       

 
逃げ道
がなくなるじゃないっすか。
         
(俺の罪が。過去が)
(75) 2022/08/09(Tue) 20:45:00

【人】 四谷 隆史

[逢いたいのか?

           逢いたくないのか。
自分でもわからない。

逃げたい。でも今逃げたら
あの日と同じように。

         傷つけるだけの気もするし

自分のクズさをまた向かい合う形になるかもしれないし

――……]


 チハヤさん?


[背後を振り返る彼は何を見た

       何を聞いた?>>57>>48]
(76) 2022/08/09(Tue) 20:45:29

【人】 四谷 隆史

 子供。


[こども。の声が。聞こえたといった

さっき、もわけわかんねぇけど。

           子供の声。]
(77) 2022/08/09(Tue) 20:45:44

【人】 四谷 隆史

『***の名前を、呼んであげて』
(78) 2022/08/09(Tue) 20:46:03