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人狼物語 三日月国


40 【完全RP】湯煙に隠れる吐息【R18】

情報 プロローグ 1日目 2日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:人


【人】 卯月 侑紗


  ネンレイカクニン。


[白ワインが運ばれてきた時、従業員の方に
 そう言われまして>>18
 未成年飲酒、ダメ絶対。わかります。
 しかし露天風呂帰りの私は
 薄い浴衣一枚に、部屋の鍵を持っているだけ。]


  うーん、チェックインの時に
  学生証を提示したんですけど……
  一応、21歳。
  向日葵を予約した、卯月です。


[従業員の方なら、宿帳調べたり
 出来るんじゃないかなぁ、なんて。

 緊張を解すためのワインが
 すぐ傍で芳醇な香りを立てているのに
 流石に、このまま飲むのも憚られます。]
(19) 2020/08/10(Mon) 10:16:38

【人】 卯月 侑紗

[しかしまあ今日はやたらと
 子供扱いされてる気がしますね。
 確かに色気とか、セクシーさ、とか
 無いのかもしれないですけど!]


  ……ダメ、ですかね。


[しかしその一杯が無いと
 緊張と羞恥心で押し潰されてしまいそうで。
 ダメ元、お兄さんを見上げて
 首をこてん、と倒して見せましょう。

 いやそれで出してくださるなら
 年齢確認の意味は無いのかもしれませんが。]*
(20) 2020/08/10(Mon) 10:28:33

【人】 卯月 侑紗

[オウム返しに、更にオウムが返ってきて>>21
 スマホで確認していただくのはいいですけど
 タメ語で放たれた「待て」には>>22
 流石にぷくっと頬を膨らませまして。]


  ……
けちです。



[小さく呟いたのが聞こえたかどうか。
 お兄さん、とは言っても
 そう歳も離れてないように見えるのですが。

 まあちゃんとご確認いただけたなら
 こくりと頷いたのをGOサインに、
 私はワインのグラスを呷るのです。]
(24) 2020/08/10(Mon) 17:21:10

【人】 卯月 侑紗



  いただきます。


[よく冷えた、そのワインの銘柄産地までは
 私にはまだ分かりませんが、
 ほんのり甘くて飲みやすいそれは
 すんなりと私の喉へと通っていきました。

 美味しい、という感想を零す代わり
 口元に笑みを浮かべてみせたでしょうか。
 続いてもう一口を含む頃には
 緊張も不安も少しはとき解れておりました。
 ふう、とソファにもたれ掛かって
 酒精が身体をめぐってゆくのを待ちましょうか。]
(25) 2020/08/10(Mon) 17:21:44

【人】 卯月 侑紗



  ……はあ、生き返った。


[そこにお兄さんがいてもいなくても
 私はついそんな感想を漏らしてしまうでしょう。
 おじ様みたいだった、でしょうか?
 もしいらっしゃるなら、咳払いひとつ
 居住まいを正すでしょうね。

 私、てっきりこの集まりは
 お客さん同士のマッチングが行われる場だと
 勘違いしておりまして。
 この不思議な宿屋の従業員のお方は
 何をもって此処で働かれているのか
 ちょっと興味が湧いたのでした。]
(26) 2020/08/10(Mon) 17:22:16

【人】 卯月 侑紗



  ……いやですね。
  自分でここまで来たのに
  結局、緊張してしまって。


[そう、前置きをした上で。
 お兄さんに聞いてみるでしょう。]


  私、噂聞いてここに来たんですけど、
  お兄さんも、噂を聞いてここで働こうと
  お思いになったんですか?


[知らずに就職したなら、私なら度肝を抜きますが。

 と、私は単なる愚痴のつもりで
 タメ口のお兄さんを見上げるのです。]*
(27) 2020/08/10(Mon) 17:31:14

【人】 卯月 侑紗

[ワインのボトルを見ても浅薄な私の知識では
 ピンとくるものはありませんでしたけど、
 「特別」ってことはよく分かりました>>30


  へえ……


[幾分気の無い返事に聞こえましょうが
 彼の持ってきてくださったワインもまた
 私の体の中へ、じん、と染み渡っていくのてした。

 美味し、とグラスの中に呟くと
 私はお兄さんの返答に目線を上げました。

 恋人と別れてたことと、
 此処が就職先にいいことが
 なかなか頭の中で繋がらなくて。]
(37) 2020/08/10(Mon) 22:55:24

【人】 卯月 侑紗



  そっかぁ……恋に敗れて、次は誰かの
  恋のキューピットになろうと思った……
  ってことですかね?


[結び付かない点と点を、強引に紐付け>>31
 したり顔で頷いてみせて。
 減らない口のお兄さんですが感心感心。

 二杯目のワインですっかり温まった私は
 気分よく、私の身の上を
 お兄さんに語ってみせました。]
(38) 2020/08/10(Mon) 22:57:08

【人】 卯月 侑紗



  私なんか、バイトの先輩に今片想いしてて……
  いやその人超良い人なんですよ!
  ……だけど、あの、処女は重くてヤダ、って
  話してるの、聞いちゃって。

  で、身近に頼れる人もいないので
  ここなら安心安全、後腐れもなく
  初めてを捨てられるかなって!


[あはは、なんて能天気に笑いながら
 開けっぴろげに話したこと、
 きっと素面に戻ってしまえばまた
 死にたい気持ちでいっぱいになるかもしれません。]
(39) 2020/08/10(Mon) 22:59:06

【人】 卯月 侑紗

[ですけど、今の私には
 ヴァージンは大事に秘めるものでもなく
 ただの恋の妨げで。

 恋を叶えるために
 少しでも、彼に近付くために
 女の子は誰だって、髪だって切るし
 食べたいものも我慢する。
 二重にしたり、服を変えたり。

 それと何ら変わらない。]*
(40) 2020/08/10(Mon) 23:04:47
卯月 侑紗は、メモを貼った。
(a15) 2020/08/10(Mon) 23:11:06

卯月 侑紗は、メモを貼った。
(a20) 2020/08/11(Tue) 0:41:15

【人】 卯月 侑紗

[恋人が出来たら、クビ、ということか>>43
 私が想定していたよりも、
 お兄さんも、このお宿も、
 随分と色を含んでいたみたいで。

 恋人探しじゃない目的で
 異性との交遊をすることくらい、
 流石の私にも理解は出来ました。

 愚痴半分で笑っていたくせに
 急に詰められた距離に、また、
 もう目も合わせられなくなって。
 顔にかかる笑いの吐息に
 肌をくすぐられると、もう、全身の血が
 ぼこぼこと沸き立つよう。

 処女が重いかどうかの理由なんて
 私が一番。知りたいのに。
 
 投げ掛けられる言葉の一つ一つに
 羞恥心を掻き立てられて
 私は耳まで朱に染めていたでしょう。]
(50) 2020/08/11(Tue) 2:10:36

【人】 卯月 侑紗



  お兄さん─────……

  あの、もし、良かったら、なんですけど。
  貰ってくれませんか。


[私の傍ら、じっと佇むお兄さんを見上げて
 そう、お願いしてみましょう。

 恋をしないと仰るのなら後腐れなし。
 きっと、惚れた腫れたの話もなし。
 何より、私には知り得ない処女の良さとやら
 ご存知なのなら、頼もしい、と。

 正直、口に出すのも恥ずかしかったけれど
 ここはお酒のせいにしておきましょう。

 もし断られてしまえばそこまで。
 別な人を探しに行こうとするでしょうか。]**
(51) 2020/08/11(Tue) 2:16:49

【人】 卯月 侑紗

[ひいては総て先輩のため。
 私だって、とっても勉強したのです。
 「彼がガッカリするセックスTOP10」とか
 「冷めるベッドシーンまとめ」とか
 そんなネットの記事を読んでは
 色々、学んだつもりですが。

 でも、結局実践が伴わないので
 時間がかかるのは仕方の無いことでしょう。
 お兄さんの確認に>>68
 私はこくりと頷くと、残りのワインを
 全部一気に呷ってしまいました。

 かあ、とアルコールが胃の腑を焼いて
 どくどく、心臓が高鳴っていく。]


   それって、丁寧に教えてくださるってこと?


[それでいいの、と私は
 傍らに膝を付くお兄さんの手を取って
 どうにか、唇の端を上げてみせましょう。]
(86) 2020/08/11(Tue) 13:22:36

【人】 卯月 侑紗

  ー わたしの、先輩・起 ー

[バックヤードから聞こえる怒鳴り声は
 かれこれ、二時間近く聞こえていたでしょうか。

 新人くんがお皿を割ったことが
 そんなに許せないことでしょうか?
 半年前にいらした新しい店長さんには
 とても許し難いことらしいのですが。

 きっと、入って1ヶ月の新人くんも
 やめてしまうのでしょうか。
 新しい店長さんに変わってから、もう5人。
 定着もせず辞めていって、
 今残っているのは、たった4人。

 パート主婦のマキさんと、フリーターのシュンさん。
 そして私と、先輩と。

 のびのび働けるのが魅力の
 駅前の小さな喫茶店は、たった半年で
 ひどく居心地の悪い場所へ変わってしまいました。

 今すぐバックヤードに飛び込んでいって
 新人くんと、あの閻魔様みたいな顔の
 店長さんとの間に割って入れれば
 どれだけ良かったでしょう。
 だけど、私は意気地無しで
 黙って聞こえないふりをして
 皿を磨き続ける他ないのです。]
(227) 2020/08/13(Thu) 1:48:45

【人】 卯月 侑紗

[結局、泣き腫らした顔で出てきた新人くんの
 肩を叩いて、在り来りな言葉を投げ掛けるだけ。

 私、素直で、なんでも口に出すような
 明るい性格でもないですし。
 励ましの言葉も、何も浮かばなくて。

 泣いたまま、ロッカールームへと
 とぼとぼ歩いていく新人くんの背を
 追い掛けていこうか、迷っていたら……]



  「侑紗は新人くんフォローしたげて。
   俺、店長の方どうにかしてくるから。」



[そう、後ろから背を叩いてくれるのは
 困ったように笑う、先輩。
 背が高くって、ちょっと丸顔。
 アメフトをやっているから身体が大きくて
 今、この店で唯一店長さんに、強く出れる人。]
(228) 2020/08/13(Thu) 1:49:05

【人】 卯月 侑紗



  「今の状態の店長、侑紗でも怖いだろ?
   俺なら大丈夫だから、
   侑紗はメンタルケアの方、頼むよ。」


[そう言うと先輩は店の裏へ消えた店長さんを追って
 ぱたぱたと駆けて行ってしまうのです。

 私はその背を見送ることしかできません。
 怒り狂った店長さんは怖い。
 怒ってなくても、
 時々わざとらしく体を掠めるような手つきも
 体調不良を伝えた時の「生理?」って台詞も
 全部、全部、怖い。

 先輩がいなかったら、このお店で
 働き続けるのは無理だった、と思います。

 優しくて、気が利いて、
 困ったことを抱えた人を率先して
 助けてあげられるような人。
 年齢層も性別もバラバラなこの店の
 誰が相手でもそつなく接することが出来て
 ……時々、余計なことを言うのが玉に瑕だけど。

 でも、そこを含めて、だいすき。]
(229) 2020/08/13(Thu) 1:50:29

【人】 卯月 侑紗




  「侑紗は、もっと自分の思ってること
   ちゃんと口に出した方がいいよ。」



[そう言ってくれたから、
 思ったこと、口に出すようになりました。]


  
「もう少し笑ってた方が、可愛いよ」



[だから、表情を出すようにしました。]


  
「……侑紗、なんか前より明るくなったね」



[あなたのおかげなんです。全部。
 怯えて、役立たずな私はあなたのおかげで
 今も少しずつ変わることが出来てます。

 だから、もう少しお傍においてもらえませんか。]
(230) 2020/08/13(Thu) 1:52:33

【人】 卯月 侑紗



  「本当に、親御さんに大事に育てられたんだね。
  箱入りって感じ。」



[私、先輩が言うなら、どんなことでもしますから。]*
(231) 2020/08/13(Thu) 1:55:55
卯月 侑紗は、メモを貼った。
(a53) 2020/08/13(Thu) 1:58:13

卯月 侑紗は、メモを貼った。
(a59) 2020/08/13(Thu) 12:12:36