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人狼物語 三日月国


99 【身内】不平等倫理のグレイコード【R18G】

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視点:人


ユーは、その日は朝食の席に姿を現さなかった。
(a0) 2021/10/06(Wed) 21:02:04

ユーは、それが自身にとっての幸福であると信じて疑わない。
(a1) 2021/10/06(Wed) 21:02:34

ユーは、それが自身にとっての喜びだと信じて疑わない。
(a2) 2021/10/06(Wed) 21:03:09

ユーは、その存在価値は必要とする者に適切な"処置"を行う事だ。
(a3) 2021/10/06(Wed) 21:03:30

ユーは、それが必ずしも万人にとっての救いにはならないと知っている。
(a4) 2021/10/06(Wed) 21:03:53

ユーは、独り善がりを"実行"する。
(a5) 2021/10/06(Wed) 21:04:27

医療用 ユーは、メモを貼った。
(a6) 2021/10/06(Wed) 21:05:36

ユーは、拠点の何処にも居ない。医務室にも、自室にも、何処にも。
(a15) 2021/10/06(Wed) 23:28:33

【人】 救済者 ユー

>>+18 みかん

「ごきげんよう、みかん」

あなたへの返答は、空気に混じる鉄錆じみた香りにそぐわない
至って穏やかなものだった。

紛い物の血に塗れる事も無く、安らかな死を与え続ける。
あなたと正反対の救済者は、
ただあるがままにそこに在る。

「僕は何も変わらない。
喜ばしい事こそあったけれど、それ以上の事は無い。
斯く言う君は、あれから何かを得ただろうか」

リヤの"悲鳴"は聞こえていた。
次はあの子だろうか、なんて考えていたから
誰よりも早くあなたが訪れた事は、少しだけ意外だった。
(29) 2021/10/07(Thu) 13:01:10

【人】 救済者 ユー

 
□ストレス値チェック
 ストレス値80。

 時折70代まで下がっては、また元の値付近まで戻る。
 一日目から、それをずっと繰り返している。
 状態としては非常に不安定。
(30) 2021/10/07(Thu) 13:14:39

【人】 救済者 ユー

>>+20 塔の何処か みかん

「そうであればいいと思っていた」

『ユーサネイジア』は、
あなたの笑顔の奥は変わらず虚であると感じている。
そこには満足と呼べるようなものなど無いと。

「或いは、僕がそうだと信じるならば
君は救われた事になるのだろうか。」

それでも、あなたが敢えてそのような形を模ってくれる事は
きっとあなたの思い遣り、或いは献身の一つで
それは『ユーサネイジア』にとって喜ばしい贈り物だ。
そんな事を思うのは、傲慢だろうか。

「安らかな死が、君達にとって救いであれば良いと思っていた
結局それは副次的なもので、
あれば当然喜ばしいものだけれど
僕の望みそれそのものではなかったようだ」

『安楽死』は、『ユーサネイジア』にとっての救済だ。
それによって誰が救われようと、救われなかろうと。
あなた達が尊ぶべき死者となる事が何より重要なのだ。

「この場所では、『安楽死』は根本治療の特効薬足り得ない。
わかり切っていた事だけれど、そうであると再確認した。
だから僕は、治療すべき対象を検討し直した」
(34) 2021/10/07(Thu) 16:21:43

【人】 救済者 ユー

>>+20 塔の何処か みかん

「僕達の死を、人間に宛てた"薬"とする事にした。」

「この結果を以て、彼らに事実を突き付ける事にした
たとえ仮想空間の中だとしても、
決して少なくない数のグレイが自ら死を望むという事の意味を」
(35) 2021/10/07(Thu) 16:22:42
ユーは、一度だけ拠点へ連絡を入れた。そんないつかの時の話。
(a22) 2021/10/07(Thu) 17:43:54

ユーは、対話を求められれば変わりなく応じるだろう。
(a24) 2021/10/07(Thu) 18:02:09

【人】 救済者 ユー

>>+28 >>+29 >>+30 >>+31 塔の何処か みかん

「結局は意味なんて無いのかもしれない」

答えはわかり切っていた。

「この場で明確に死に救いを見出したのは
現状は僕とアタナシアスだけだ。
グレイ全体で見ても標本数は不足しているかもしれないし、
多くの人間はきっと取るに足らない事と片付けるだろう。
そう考えた方が余程現実的だ」

今更人間に期待するには、あまりにも失望が大きすぎる。
この結果を以て検証とするならば、条件は不適切で
そしてあまりにもサンプルデータが少なすぎる。

「それでも、いつか必ず人間は
その事実と向き合わなければならない。
少なくとも、僕達«道具»を"消耗品"としないのであれば。」

それでも、こうして確かに形«記録»が残るのであれば。

「これが10000の標本の内の"1"になればいい。
そうしていつか人間達にとって無視できない問題になればいい
たとえ仮初めでも 僕達の死が、ただの一つだって
"0"ではないと信じる事くらいは許されるはずだ。

でなければ、救いを信じて死んでいった
アタナシアスがあんまりにも救われないじゃないか」
(47) 2021/10/07(Thu) 19:50:18

【人】 救済者 ユー

>>+28 >>+29 >>+30 >>+31 塔の何処か みかん

「…何も無理心中をしようというわけではないんだ、みかん
僕は死を救いだと信じて、望む者には『安楽死』を与える
必要としていない者にまで与えようとは思わない。
それは初めから何も変わらない。

『ユーサネイジア』の成す事は、初めから何も変わらない。
安らかな死が、きっと君にとって救い足り得るとも信じている」

「ただ少し、その自己満足の向かう先が増えただけだ。
死を望む皆に救いがある事を。
同じ境遇のグレイが、幸せな道を歩めるような世界を。
アタナシアスの細やかな願いさえ叶うべくもない
そんな世界ではないと 人間は愚かな者ばかりではないと」

「僕はそう信じていたいだけなんだ」
(48) 2021/10/07(Thu) 19:50:41

【人】 救済者 ユー

>>+35 >>c42 >>+36 塔の何処か みかん

「…僕がここに呼ばれたのは、
同僚の医療用グレイに安楽死を請われ、そして与えたからだ」

それはここに呼ばれる少し前の事。
『ユーサネイジア』は、外で同じような事をしました。
仮初めでなくとも、望む死が救いである事は実証済みです。

「僕は自ら望んだ死は救い足り得ると信じている。
そしてそれを与える事が僕の救いだと信じている。
そこに嘘は無いと断言できる」

自ら望んだ死は救いである。
望む死を与える事は『ユーサネイジア』の救いである。
そこに嘘偽りが無いとすれば、
苦しんでいるように見える原因は、他にあるという事になる。

「だというのに苦しいのは、どうしてだろうな」
(53) 2021/10/07(Thu) 21:52:56

【人】 救済者 ユー

>>+35 >>c42 >>+36 塔の何処か みかん

「あの夜監察官を一度殺した時点で、僕達の行いは
何れにせよ異常と棄却される定めだったんだろう」

眼前に立つ調理用グレイの笑顔«無表情»をただ見下ろした。

自身の恐れるものを排除しようと、
そして人間に最期に一矢報いたいと願う歌唱用グレイに
『ユーサネイジア』は、他の道を提示する事ができなかった。

「僕達の死ではサンプルとして不十分な可能性が高い。
だから君達の死で証明するしかなかった。
僕は君達にとって『自由に選び取れる死』であるべきだった。
不要であれば避けて通れるものであるべきだった。」

そうして『ユーサネイジア』は望む者に安らかな死を贈った。
そうして『ユーサネイジア』は共謀者に安らかな死を贈った。
そうして『ユーサネイジア』は共謀者の願いを受け取った。

「そして……ああ、うん、そうだな」
(54) 2021/10/07(Thu) 21:53:42

【人】 救済者 ユー

>>+35 >>c42 >>+36 塔の何処か みかん

望む者に死を与えるという事は、
共謀者の願いを背負う事は、こんな事をせずともできる。
この行動は、それらの証明には
まったくもって、ちっとも必要の無い自己満足で、つまり。

「僕は君達に、『ユーサネイジア』を否定して
『安楽死』など必要無いと、願いには他の叶え方があると
そう示してほしかったのかもしれないな」

あまりにもお粗末な自己矛盾。
必要とされたい、救いを与え、与えられたい気持ちと
それから必要とされないに越した事は無いという気持ち。
どちらも真実だったからこその苦しみだったのだろう。
(55) 2021/10/07(Thu) 21:54:17

【人】 救済者 ユー

>>+37 >>+38 >>c44 >>+39 塔の何処か みかん

「…安らかな死が、君にとって確かに意味あるものであったなら
『ユーサネイジア』は、それを喜ばしい事だと思う」

独り善がりで救われるものは、自分だけ。
何か他に救われるものがあったとしても、それは偶然に過ぎない。
あなたのそれを喜ばしく思うのは、飽くまでも副次的なもの。
それでも。

「ありがとう、みかん。
君がそう言ってくれた事は、確かに『ユーサネイジア』の…
僕にとっての救い足り得るだろう。
…辛気臭いのは…終末医療用だからかもしれないな」

当然、本当はそうじゃない。
随分と前から、自然に笑う事が難しくなってしまった。
あなたのようにゴキゲン笑顔を作れればよかったのだけど
不器用な終末医療用は、それすらもできなくて
だからこうして長い髪で表情を隠す事となったのだ。

「…救う側にも、痛みや苦しみは在って当然のものだ
けれど、そうだな せめて迷わないようにするとしよう」
(57) 2021/10/08(Fri) 3:27:59

【人】 救済者 ユー

>>+37 >>+38 >>c44 >>+39 塔の何処か みかん

「……だから今は時間が欲しい。
それから、再構築は…できる事なら遠慮させてもらいたい
今すぐ手放すには、少しばかり未練の残るものがある」

片手を上げて、No thank youを表明します。
たとえいつかは失くなってしまうものだとしても、
貰い物の3/4オンスは、ここで手放してしまうには少し惜しい。
ので。

「昼までに戻れるかはわからないけれど、
夕食までには必ず戻ると約束しよう。
……この猶予がいつまで続くかも、わからない事だしな」

首の方の猶予ではなく。
このテストプレイの強制終了、という意味で。
(58) 2021/10/08(Fri) 3:28:23
ユーは、きっと救いはあると信じている。
(a43) 2021/10/08(Fri) 20:58:20