10:48:26

人狼物語 三日月国


47 【半再演RP】Give my regards to Jack-o'-Lantern【R18】

情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:人

全て表示


到着:  天宮 琴羽

  天宮 琴羽は、メモを貼った。
(a1) 2020/10/17(Sat) 16:27:30

【人】 時見の妻 天宮 琴羽

 


    ふ、ぅん……っ、はぁ、…ぁあん


[ 重なり合う唇。
  首筋へと触れる柔らかな温もり。

  彼の唇が己の肌に紅い華を咲かせる度に、
  鼻に掛った声が桜唇のあわいから漏れ出だす。

  少しばかり滲んだ視界に映るのは
  白い髪と、鷲のような力強い翼だけだ。>>27]
 
(44) 2020/10/18(Sun) 15:39:03

【人】 時見の妻 天宮 琴羽

 


   そ、そんな……んっ、
   押さえな、……ひゃんっ……


[ 両手を押さえられ、
  身体を深く、深く灼熱のような昂りに貫かれ>>28

  全身からは
  玉のような汗が湧き出ては滴り落ちていく。

  彼の絶え間のない責めから齎される
  頭を芯から溶かされるような
  快楽の前に成す術はなく。

  猛禽類に仕留められた獲物のように
  彼の大きな身体の下で、
  甘い切なげな声を上げる事しか出来ずにいた。]
 
(45) 2020/10/18(Sun) 15:39:17

【人】 時見の妻 天宮 琴羽

 


   ぁ、やぁ……あ、ぁあんっ…
   …だ、…、めぇ……はぁ、ん……んっ…


[ 生温かく柔らかいものがちろちろと肌の上を這う。
  それと同時に、身体の奥を埋め尽くす
  熱い昂りが最奥を苛み始めて。

  白く細い喉を突き出し、腰をくねらせて
  ただひたすらに雌としての姿を曝け出す。]
 
(46) 2020/10/18(Sun) 15:39:28

【人】 時見の妻 天宮 琴羽

 
[ そうして何度となく
  彼の慾を身体の奥深くに満たしては。

  全身を小刻みに震わせて、
  床の上に力なく身体を投げ出して。

  胸郭を小さく上下させては束の間の休息。


  …───けれど、これで終わることはなく。]
 

   きゃ、ぁっ……ちょ、まっ……や、ぁん……


[ 再び彼が動き出せば、全身に甘い痺れが広がる。

  それに伴い、甘い声が
  絶え間なく唇から溢れ出していった。]
 
(47) 2020/10/18(Sun) 15:41:21

【人】 時見の妻 天宮 琴羽

 
[ 彼の瞳は鮮血のような紅い色に輝いて。

  窓の外、深い漆黒の夜空には
  煌々と輝く青白い月が浮かんでいる。


  月明りが窓から差し込めば
  褥の上では二人、愛し合う男女の姿が
  ぼんやりと浮かび上がり。

  寝室は静かに、けれど激しく
  互いを求め合う雄と雌の啼く声で満たされて。

  それは東の空が薄く白み始める頃合いまで
  絶える事は無かっただろう。]*
 
(48) 2020/10/18(Sun) 15:52:07

【人】 時見の妻 天宮 琴羽

 
  
── 朝方・寝室にて ──



[ 彼は誰時を過ぎ、帝都に朝が訪れた頃。

  外は柔らかな日差しが降り注ぎ、
  木々に留まった小鳥の歌声が辺りに響き渡っている。

  夏はとうに過ぎ去り、そよぐ風は深い秋の匂いを帯び
  ほんのりと冷気を孕みながら
  街の彼方此方を駆け抜けていた。


  そんな帝都の一角、新居の二階にて。

  傍で身動ぎする人の気配>>29に呼び起されるように
  ゆっくりと意識が夢の中から浮上するのであった。]
 
(49) 2020/10/18(Sun) 17:07:50

【人】 時見の妻 天宮 琴羽

 
[ 何だか身体が非常に怠い。
  ……原因は考えるまでもなく分かり切った事。

  足の付け根に感じるそれに昨夜の事を思い出せば、
  これが初めてではないにも関わらず
  頬が熱を帯びるのを感じる。


  ───彼の事は嫌いじゃない。

  求められれば何時だって
  拒む事が出来ないぐらいに。

  けれど、休日前にこうも毎度、
  気絶するまで求められてしまうのは
  彼に悪気がないとはいえ、
  色々と困ってしまうものがある。]
 
(50) 2020/10/18(Sun) 17:07:54

【人】 時見の妻 天宮 琴羽

 
[ 目を閉じたままでいれば、
  彼の心配するような声が耳に届いた。>>30

  長い睫毛を震わせて、
  目をぱちりと開けようと思えども。
  どうしてか瞼がとても重く感じて
  中々持ち上がらない。

  仕方なく、口だけを小さく動かし]


   ちょっと……身体が怠いです……。
   午前中は横になって休みます。


[ 力なく、それだけを答えて。

  ほっそりとした腕を伸ばし、
  枕を頭の下に置いてから再び眠りにつこうとした。]
 
(51) 2020/10/18(Sun) 17:08:05

【人】 時見の妻 天宮 琴羽

 
[ するとその時の事だったか、
  彼が何か言いたげに呼び掛けてくる。>>31

  怠いながらも頭を声のした方に向け
  薄く、微かに目を開いてみた。


  向けた視線の先、そこにあったのは何時もの彼の顔。

  ───何を言おうとしているのだろう?

  穏やかな眼差しで見つめたまま、
  彼が何を口にするか見守っていれば
  湯治、とやら聞き慣れぬ単語が耳に届いた。]
 
(52) 2020/10/18(Sun) 17:08:13

【人】 時見の妻 天宮 琴羽

 
[ ぱちぱち、不思議そうに瞬きをふたつ。

  それから身体ごと
  彼の方にころんと向けては口を開いて]


   湯治……温泉ですか…?

   私、里から出た事がないので、
   あまり知らないのですが……。


[ そう言いつつ、
  言外には興味があるという態度を匂わせて。

  彼が話の続きをするのを
  横たわったまま静かに待っていた。]*
 
(53) 2020/10/18(Sun) 17:08:23

【人】 時見の妻 天宮 琴羽

 
[ 身体を彼の方へと向ければ、一瞬、
  彼の視線が顔の下の方へと向いた気がする。>>55

  慌てたように顔を背ける彼。

  少しばかり訝し気な眼差しを向けるも。

  意識はすぐに、
  彼が手に取った一冊の本へと向くのであった。]
 
(102) 2020/10/19(Mon) 17:52:49

【人】 時見の妻 天宮 琴羽

 

   新婚旅行、ですか……。


[ ぱらりめくられるそれは
  旅行雑誌であったのだろうか。

  幕末頃、坂本龍馬が新婚旅行とやらで
  温泉や神社等、観光場所を巡ったという話は
  何時だったか耳にしていたと思う。

  その新婚旅行とやらが近頃、流行っているらしい。]
 
(103) 2020/10/19(Mon) 17:53:00

【人】 時見の妻 天宮 琴羽

 
[ 私はというと、新婚旅行とやらは
  ハイカラな人たちのものであると思っていた為。
  自分には縁のないものと考えていた。


  ───それを彼と。

  束の間、眼を伏せて思考を巡らせる。

  一度軽く目を閉じ、開いてから
  口を何度かパクパクと動かして。

  やっとの事で口に出した言葉は。]
 
(104) 2020/10/19(Mon) 17:53:06

【人】 時見の妻 天宮 琴羽

 
 
   ほ、ほんとに
    い、良いんですか……!


[ 気怠げな眼差しはぱっと輝いて
  驚きと嬉しさに満ち溢れていく。

  それから、胸元を布団で隠しつつ
  上体をゆっくりと起こすのであった。

  疲れの原因はともかくとして
  彼が気を使ってくれるのが何より嬉しく。

  そしてその彼と、共に素敵な時間を過ごす。

  想像するだけでも、頬が緩んで仕方がない。]
 
(105) 2020/10/19(Mon) 17:53:13

【人】 時見の妻 天宮 琴羽

 
[ と、そんな時の事。
  彼の手の動きがふと止まった。>>60

  何だろうと首を傾げつつ
  彼が見ている頁を覗き込んでみる。

  ついでに、こっそりと身体を
  彼の方に触れさせては甘えるように擦り寄って。

  目に入って来たのは、母の出身地の地名であった。]
 
(106) 2020/10/19(Mon) 17:53:22

【人】 時見の妻 天宮 琴羽

 

   お母さん……。


[ ぽつりと小さく声が漏れる。
  それは寂し気な音色を部屋へと響かせていた。

  幼い頃に常世へと旅立った母。
  仕方のない事とは言え、それでも……。]
 
(107) 2020/10/19(Mon) 17:53:55

【人】 時見の妻 天宮 琴羽

 
[ 少しばかり物思いへと沈んでいれば
  ふと、彼の手が前髪へと伸びていた。>>61

  それを両目を軽く閉じては受け入れて。
  彼の太腿へと頭を預けてはころんと横になる。]


   ええ、私の知ってる範囲でよければ。


[ 彼が何をその時考えていたのか。
  私には知る由がなく。

  ただ、母の事を知りたいのだと思っていた。

  私自身、母の事について多くは知らず。
  何より大部分は幼き頃の事故、記憶の彼方だった。]
 
(108) 2020/10/19(Mon) 17:54:28

【人】 時見の妻 天宮 琴羽


[ その後。

  もじもじとしながら
  言いにくそうに口を開いて。]


   あの、その……
   もう少し寝てようと思うのですが……。


[ 頬を薄っすらと染めて。
  彼の腕をぎゅっと抱きしめて。]


   最近冷えてきて……だから、その……。

 
(109) 2020/10/19(Mon) 17:55:24

【人】 時見の妻 天宮 琴羽

 
[ 布団で口元を隠しながら
  遠回しに添い寝のお願いをしてみるものの。

  彼はどうしただろうか。

  無理そうであれば、
  大人しく一人で寝るつもりだけれども。]*
 
(110) 2020/10/19(Mon) 17:59:36

【人】 時見の妻 天宮 琴羽

 
  ─── 母との思い出 ───
 

[ 母は幼い自分から見ても
  とても綺麗な人だと思った。

  艶やかな漆黒の黒髪。
  長き睫毛と深い夜色の瞳。
  大理石の如き滑らかで色の白い肌。

  凛とした美しい声を響かせて。

  微笑みはまるで芍薬が咲き誇るかのよう。]

 
(111) 2020/10/19(Mon) 18:42:19

【人】 時見の妻 天宮 琴羽

 
[ 自慢の母だった。

  私が人見知りで、
  村の子供たちと上手く馴染めなくても。

  両親のお仕事の手伝いで粗相をしてしまっても。

  それを叱る事もなく
  優しく包み込んで諭してくれる母だった。]

 
(112) 2020/10/19(Mon) 18:42:25

【人】 時見の妻 天宮 琴羽

 
[ ある日の事。

  私がお化けを見たと、
  それが怖くて泣いていた時。

  母はふわりと抱きしめて、
  よしよしと頭を撫でてくれた。

  怖くてとにかく泣いていた私は
  母が傍にいるだけで安心して泣き止んで。

  それでも暫し怖くって、
  母に抱きついたまま離れず。

  母はもう、だなんて。困った子だと笑いつつ。
  そのまま離れずに
  私が落ち着くまで一緒にいてくれた。]

 
(113) 2020/10/19(Mon) 18:42:30

【人】 時見の妻 天宮 琴羽

 



[ そして、言った。]
    



 
(114) 2020/10/19(Mon) 18:42:37

【人】 時見の妻 天宮 琴羽

 

 「 琴羽は生まれつきなのかな。
   霊力が高いのね。

   お化けが見えちゃうのはそのせいかも。

   大きくなったら……
   もっと強くなるかしら…… 」


 
(115) 2020/10/19(Mon) 18:42:42

【人】 時見の妻 天宮 琴羽

 

 「 将来、そのせいで
   もしかしたら辛い目に遭うかもしれない。

       そうならない為に────…… 」


 
(116) 2020/10/19(Mon) 18:42:52

【人】 時見の妻 天宮 琴羽

 
[ 続く言葉は聞こえなかった。

    ───否、覚えていなかった。


     母はあの時、何と言ったのだろう。
     何と言おうとしたのだろう。]

 
(117) 2020/10/19(Mon) 18:43:03

【人】 時見の妻 天宮 琴羽

 





[ 今となっては、……もう ]
*   


 
(118) 2020/10/19(Mon) 18:43:10
時見の妻 天宮 琴羽は、メモを貼った。
(a15) 2020/10/19(Mon) 18:52:19

【人】 時見の妻 天宮 琴羽

 
  
─── 二階・寝室にて>>176 ───



   あの時、母は
   何を言おうとしたのかは分かりませんが。

   多分、そこに行けば
   何か分かるかもしれません……。


[ 俯き、物思いに耽りながらも、
  ぽつりぽつりと語るは幼き頃の思い出。

  話す間、頭の中に浮かぶは大好きな母の姿。

  悲しみに耐えるように目を閉じては
  彼の着物を片手でぎゅっと引っ張った。

  彼が抱いた、細い肩からは
  小さく震えが伝わっただろう。


──── 寂しくはある。悲しくもある。
     
けれど、今は……。
]     

 
(207) 2020/10/20(Tue) 17:21:06

【人】 時見の妻 天宮 琴羽

 
[ そうして母の話をした後。

  小さなおねだりをしてみれば。
  どうやら了承してもらえたようで。>>177

  気恥かしさに俯いて、
  指先で布団の端を弄っていれば
  目の前から布がかさりと擦れる音が聞こえた。


  ぱち、と瞬き。
  上目遣いに視線を向ければ

  ───そこには一糸纏わぬ男の姿。]
 
(208) 2020/10/20(Tue) 17:21:11