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人狼物語 三日月国


57 在りし日の記憶、邂逅に微睡み

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視点:人

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【人】 忘愛症候群 リク

 
[ もし何度も会うくらい親しい人なら
 「人違いです」なんて言ったって仕方ないもの。
 寧ろ、人格を疑われてしまう。

 だから、知ってるかもしれないけど惚けてる、
 くらいの軽さが大事なのだ。
 それが、私なりの処世術。 ]


   あ、えっと。


[ でも、まさか覚えないと思われるほど
 会っていない人だとは思わなかった>>3
 そんな人が私を覚えているなんて
 ちょっと不思議な心地。 ]
 
(6) 2021/02/02(Tue) 11:55:53

【人】 忘愛症候群 リク


[ 全く覚えていない過去の記憶に
 ほんのり申し訳なさが生まれるけれど
 それを表に出すことはなく。 ]


   ───なんとなく、覚えているような。
   うん、久しぶりです、……夕凪さん。

   私は元気です。


[ 知ったかぶりはいつものこと。
 軽く笑みを浮かべて、それでも
 自分から彼女へと近づくことは無いまま。 

 ─── 急に吹き付ける風に、スカートが揺れる。 ]
 
(7) 2021/02/02(Tue) 11:56:09

【人】 忘愛症候群 リク


   わ、


[ 倒れそうな程の勢いの風。
 風通しがいいからって、こんなに吹くとは思わず
 足を踏み締めてしっかりと立とうと
 するのに、ぐらり、目眩がする心地に包まれる。

 意識が細く、なくなっていく感覚。
 自分を呼ぶ声が聞こえた気がするけれど
 それに返事をする余裕もなく
 思考は閉ざされた。 ]
 
(8) 2021/02/02(Tue) 11:56:39

【人】 忘愛症候群 リク



   「私は世界の姉よ。
     お姉ちゃん、そう呼びなさい。」


[ 腰に手を当てて砂山の上に立ち
 他の子達を見下ろしながら告げる私。

 妹に、友達の、自分たちと同じ双子>>0:83
 そんな私達を優しく見てくれるお姉ちゃん。
 優しい世界だった。ずっとそこにいたくなるような
 陽だまりのような場所だった。

 今はもう無くなってしまった。
 在りし日の思い出。 ]

 
(9) 2021/02/02(Tue) 11:57:02

【人】 忘愛症候群 リク



   ん……、


[ 瞼を震わせ、ゆるりと持ち上げる。
 意識が戻ってくると、自分が
 寝ていることに気がついた。

 床に手を着いて起き上がれば、
 状況を把握するため、辺りを見回して。 ]


   いつから、寝て……?

   ─── ここ、どこ。


[ 知らない、……校舎?
 うちの学校とは違う様子の、
 教室の中だろうか。

 明かりのついていない薄暗い場所で
 私は困惑に眉をひそめた。 ]**
 
(10) 2021/02/02(Tue) 11:57:23

【人】 忘愛症候群 リク


[ 声が聞こえた時、びくりと肩を揺らした。
 辺りを見回した時に気づかなかったようで
 そこには人がいたのだ>>12 ]


   えと、……え?


[ そちらへと目を向けて。
 ……その服装に、戸惑い声を上げる。
 まるで、教科書に載っていた中世にいた人のような
 そんな格好。 コスプレだろうか?
 いやに似合う、彫りの深い外国人の男。
 ちょっと怖くて、縮こまるように
 胸の前で両手を重ねた。 ]
 
(25) 2021/02/02(Tue) 13:57:08

【人】 忘愛症候群 リク



   あの、あなたこそ、誰でしょう。
   ここは、どこなんでしょう。


[ すぐに名前を名乗ることが得策だとは
 思えなかったので。
 失礼かもしれないが、質問に質問を重ねる。
 こちらは現代日本から来たのだ
 情報を素直に渡すのには抵抗があった。*]
 
(26) 2021/02/02(Tue) 13:57:16
忘愛症候群 リクは、メモを貼った。
(a3) 2021/02/02(Tue) 14:00:16

忘愛症候群 リクは、メモを貼った。
(a7) 2021/02/02(Tue) 17:56:27

【人】 忘愛症候群 リク

 
[ 日本語を話しているらしい男性>>49
 よく見たら口の動きと聞こえる声が
 違うことがわかったかもしれないが
 ただの女子高生、そんなもの観察
 しているわけもなく。 ]


   ブルー・スタンレー……さん。
   ぶーよ、……ええと。


[ 欧州にそんな長い名前の国があっただろうか?
 記憶の中を軽く洗うが、世界史に詳しい
 わけでもなく、困惑は更に深まりかける。

 けれど、相手の声色が穏やかだから。
 こちらに気を使っていることが
 なんとなく、わかったから。 ]
 
(50) 2021/02/02(Tue) 18:41:35

【人】 忘愛症候群 リク



   私は……リクです。
   田上 莉久。

   私も、さっきまで
   橋の上に居たはずなんですけど……。


[ 心を開いた訳では無いが
 相手のことを、少しだけ
 信じてもいいと思った。
 
 名前を名乗って、状況も話して。
 それで、 ]
 
(51) 2021/02/02(Tue) 18:41:48

【人】 忘愛症候群 リク


[ ……さっきまで話をしていた人が
 この場にいないことにやっと気がついた。

 三橋 夕凪、と言っていた彼女。
 ここに来る前に、名前を呼んでくれたと
 思うのだけれど。 ]


   ……あの、

 
(52) 2021/02/02(Tue) 18:42:17

【人】 忘愛症候群 リク

 
[ そのことに気がついたなら
 少しの逡巡のあと、ゆっくり口を開く。]

   もしかしたら。
   知り合いもここに来てるのかも
   しれないんです。

   よくわからないところだから……
   一人で、探すのも
   危ないかもしれなくて、

   その、ここがどこかを知っている人を
   探すか、調べるついででいいので、

   一緒に、居てくれないでしょうか。

 
(53) 2021/02/02(Tue) 18:43:08

【人】 忘愛症候群 リク


[ 全くわからないところに
 急にぽつんと放り出されて。
 頼る人もおらず、目の前には知らない男性。
 怖い気持ちはある。だから、ぎゅ、と。
 自身の胸元に置いた両手を握る。

 でも、だって。
 止まっていたって、なにも進まないから。 ]
 
(54) 2021/02/02(Tue) 18:43:32

【人】 忘愛症候群 リク


[ 彼はどう応えてくれただろう。
 応じてくれたなら共に、ダメなら一人で。
 教室を出て、廊下を歩こう。

 途中、がたっ、と音が鳴れば>>31
 驚きで肩をびくりと震わせて。

 恐る恐る、そちらの様子を伺いに
 足を進めるけれど。 ]*
 
(55) 2021/02/02(Tue) 18:43:41

【人】 忘愛症候群 リク

 
 
   スタンレーさん。

   じゃあ、よろしくお願いします。


[ そうしてぺこりと頭を下げて
 お辞儀をした>>56 ]
 
(58) 2021/02/02(Tue) 20:05:44

【人】 忘愛症候群 リク


[ 二人並んだか、それとも
 スタンレーが前を行ってくれたか。
 周りに意識を配りながら、校舎を見回る。

 装飾が少ない、一般的な。
 けれど自分のものとは確かに違う学校。
 静寂に包まれ、足音だけが響く。
 なんだか居心地が悪くて、ちらりと
 スタンレーの方へ目線を向けてみたり。 ]


   ……今、なにか聞こえま、したよね、?


[ 聞こえた音に、疑問形で相手の顔を見上げる。
 彼はなにか言っただろうか。
 二人でそちらを見てみることにしたのなら
 揃って足を進めて>>57 ]
 
(59) 2021/02/02(Tue) 20:06:12

【人】 忘愛症候群 リク



   この辺り、でしょうか。


[ 薄暗い廊下は気味が悪い。
 心を奮い立たせながら窓から教室を覗き込めば
 そこには、……誰もいないよう>>34

 中に入ってみるか考えるように
 スタンレーへと目配せしたけれど。
 入ったのなら、一つだけ動いた机に
 気がつくかもしれないし。
 入らないのなら、手がかりもなく
 また校舎の中を探索する。 ]*
 
(60) 2021/02/02(Tue) 20:10:05
忘愛症候群 リクは、メモを貼った。
(a10) 2021/02/02(Tue) 20:12:15

【人】 忘愛症候群 リク

 
[ 緊迫した声に、こちらも緊張感を持って
 足を進める。 あまり足音を立てないように
 したけれど、どうしたって素人、
 響く音に焦りのようなものを浮かべながら。

 共に覗き込んだ部屋>>62
 そこには、……誰もいないように見える。 ]


   学校ですもの、多分。
   ……スタンレーさんのところには
   こういうところ、ないんですか?


[ 彼の言葉に疑問を覚えれば
 そう疑問を吐き出したけれど。 ]
 
(76) 2021/02/02(Tue) 22:06:12

【人】 忘愛症候群 リク


[ 普通の教室、明かりがない部屋は
 外から入る光で照らされているのだろうか、薄暗い。
 この光は月?ならば夜なのだろうか?
 ここに来る前は夕方だったから>>0:63
 少しの間寝ていたということなのだろう。

 そう、心の中で納得したけれど
 外をはっきりと見たとして。
 本当に月は浮かんでいたのだろうか。 ]
 
(77) 2021/02/02(Tue) 22:06:37

【人】 忘愛症候群 リク


[ さて。
 彼が入るというのなら、入ってみよう>>63
 先導してくれることにありがたく思いつつ
 扉をそっと開ければ中に入っていく。
 そうして、彼が低く誰何の声を上げ。

 ……人の、声がした>>71

 思わず、彼の背中に隠れるように
 そっと動いてしまう。 ]
 
(78) 2021/02/02(Tue) 22:06:59

【人】 忘愛症候群 リク



   あ、……夕凪さん?


[ けれどそのあと、続いた声は>>72
 聞いたことがあるのもの。
 そう、ついさっき、聞いたもの。

 そっとスタンレーの背中から顔を出して
 薄暗い教室、目を凝らして相手を見た。
 
 そこにいるのは、先程見た姿。
 じんわりと涙が込み上げて、
 背中から出れば彼女へと駆け寄る。 ]


   あ、夕凪さん、私、
   リクです。

   よかった、一緒にいたから
   どこかに居ると思ってて。


[ 手を取れるのなら取りたいと
 腕を伸ばした。
 すっかり忘れてしまっていたとしても
 見た事のある人がいたことに安堵するのだ。 ]
 
(79) 2021/02/02(Tue) 22:07:31

【人】 忘愛症候群 リク


[ そうして再びの邂逅を喜べば
 少ししてはっとして、スタンレーに
 彼女のことを紹介するだろう。

 自分と昔、遊んでくれていた、らしい
 お姉さんだと。 ]


   私の目的は、一応果たせました。
   でも、よかったら
   まだ一緒に行動してくれたら
   嬉しいです。


[ 拙い敬語を使って、彼にお願いをする。
 探し人を見つけたいから、と言っていたもの
 見つかったのならきちんとしないと。

 良いと言ってくれるのなら、
 現状を一度整理して、今度は三人で
 探索を再開するだろうか。

 薄暗い校舎。 謎はたくさんある。 ]**
 
(80) 2021/02/02(Tue) 22:07:44
忘愛症候群 リクは、メモを貼った。
(a13) 2021/02/02(Tue) 22:09:47

忘愛症候群 リクは、メモを貼った。
(a14) 2021/02/02(Tue) 22:10:00

【人】 忘愛症候群 リク

 

   私にも、わかりません。
   気づいたらここにいて、


[ 溢れるように重ねられる問いかけに>>94
 答えることが出来なくて、眉を下げる。
 どうしてこんなところにいるのか
 何が起こったのか。
 握った手にきゅ、と力を込めて
 心細さを紛らわせようと。 ]
 
(103) 2021/02/03(Wed) 10:55:55

【人】 忘愛症候群 リク


[ 二人が互いに自己紹介をするのを黙って見て。
 お礼を言われたのなら>>96 ]


   いえ、心配になったのは私ですから。
   本当に、見つかってよかった。


[ もしもっと遠くにいて、離れたままだったら
 どんなに心細かったか。
 近くにいてよかったと胸を撫で下ろせば
 握った手をそろそろと離した。

 スタンレーが共に居てくれると言うのなら
 これほど心強いことは無い>>84 ]


   ありがとうございます。


[ 改めてお礼を言えば、また頭を下げた。 ]
 
(104) 2021/02/03(Wed) 10:56:25

【人】 忘愛症候群 リク



   確かに、あまり綺麗ではないですよね。
   思えば、電気はつくのかな。


[ そうして、互いに情報共有の時間。
 埃で汚れたスカートを見て>>97あらら、なんて
 声を上げつつ、電気のスイッチをぱちぱち
 動かしてみたけど電気はつかない。

 取り敢えず教室を探索するより
 人を見つけることにしただろうか。
 ならば、教室を出て廊下を歩く。 ]
 
(105) 2021/02/03(Wed) 10:57:01

【人】 忘愛症候群 リク



   頭大丈夫ですか?
   ……っていう聞き方はよくないか、
   えと、怪我してません?


[ あの音は頭をぶつけた音だったか>>97
 合点がいったけれど、聞けば心配げな目を向けた。 ]
 
(106) 2021/02/03(Wed) 10:57:35

【人】 忘愛症候群 リク



   え?

[ 窓の外はどうなっているんだろう、と
 外を眺めていたから、彼女の言う『なんか』を
 自分は目撃していない>>98

 なんだか怖くなって、またスタンレーの後ろに
 そっと移動してしまう。
 盾にする気はないけれど、大きな男の人は
 今の自分にとって頼もしすぎるのだ。 ]


   ……もしかしたら、私たち以外の
   人かもしれません。
   見に行きませんか。


[ そう告げて、二人の反応を伺う。
 行くと言ってくれるのなら、
 ……言い出しっぺ、私がドアを開けようと思って
 前に出てみるけれど。 ]*
 
(107) 2021/02/03(Wed) 10:57:46
忘愛症候群 リクは、メモを貼った。
(a20) 2021/02/03(Wed) 11:03:48

【人】 忘愛症候群 リク

 
[ さて、三人で『なにか』を見に
 教室に入ることになっただろうか。
 ……そこは窓が開いて風がカーテンを揺らすだけで
 人は誰もいないようだった。 ]


   ……気の所為、だったんでしょうか?


[ 確かに見たというのなら、
 ロッカーを開けたりもしてみるけれど。
 やっぱり見当たらない様子に
 首を傾げて彼らに振り返る。 ]
 
(113) 2021/02/03(Wed) 12:56:29

【人】 忘愛症候群 リク


[ 不思議な古い校舎。
 外を見て月を探そうとしても、
 曇っているのか空には見当たらない。 ]


   窓から見てたんですが
   下の街には人影が見えました。

   ……あ。


[ そんなことも言ってみて。
 ……そこで、くぅ、とお腹が鳴る。
 昼から何も食べていないお腹は
 ご飯時も回っているだろう時間に
 空腹を訴えたのだ。 ]
 

   どこか、ご飯食べたいですね。
   あるのか知らないけれど……。
 
 
(114) 2021/02/03(Wed) 12:57:05

【人】 忘愛症候群 リク


[ さっぱりわからない現状。
 それでも人の体は生きようと動くのだ。
 二人がいいのなら、学校を出て街へと降りよう。

 読めない文字>>101がたくさんある世界。
 困惑と、感じる気持ち悪さに苛まれながら
 コンビニを見つけたので入ってみる。

 そこにいる人は生気のない様子で
 与えられた仕事をしている風。
 話しかけても応じない相手に
 眉を顰めて、二人がいるのなら顔を見合わせて。

 商品をレジに持っていったら
 買い物はさせてくれるらしい。 ]
 
(115) 2021/02/03(Wed) 12:57:32

【人】 忘愛症候群 リク



   食べて大丈夫ですかね……?


[ 頭に過ぎるのは創作物で見た
 『黄泉竈食』。けれど、空腹には耐えられないから
 外に出ればぱくりと、パンを食べてみる。

 味は普段と変わらず、美味しく感じた。 ]*
 
(116) 2021/02/03(Wed) 12:57:42