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人狼物語 三日月国


40 【完全RP】湯煙に隠れる吐息【R18】

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視点:人

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【人】 美雲居 月子

  ──中庭にて


[ 握り返された手。
甘い言葉が降り注ぐ。

そのW月Wが何を意味するのか、
聞くのはきっと野暮だろう。

彼の方に体ごと向けて、
そっと頬に触れた。
困ったように寄せた眉。
重なったのは瞳と、手。

手のひらに落とされた口づけに、
ぞくぞく、と腕から痺れに似たものが
走って唇を軽く結んだ。]*

 
(4) 2020/08/10(Mon) 0:51:02
美雲居 月子は、メモを貼った。
(a7) 2020/08/10(Mon) 0:55:15

【人】 美雲居 月子



[ 指先が唇に触れる。
そのまま感触を楽しむように
ふにふにと動かされるから。
そっと目線だけで見上げて、
その指先をちゅ、と吸った。

差し出された腕にまた己の腕を絡めて、
部屋へと向かう。
先ほど、庭に出て行くときよりも
少しばかり雰囲気が変わったような
気がするなあ、と思案しながら、
となりの男をちら、と見上げて歩み。
百日紅と書かれた戸をくぐった。]
 
(9) 2020/08/10(Mon) 1:44:15
美雲居 月子は、メモを貼った。
(a11) 2020/08/10(Mon) 12:58:15

美雲居 月子は、メモを貼った。
(a13) 2020/08/10(Mon) 19:52:07

美雲居 月子は、メモを貼った。
(a16) 2020/08/10(Mon) 23:11:17

【人】 美雲居 月子


[ 運ばれる途中に落ちた浴衣に
手を伸ばして引き寄せ。
それを肩にかけて、腕を通す。
前は開けたまま、黒髪を
軽く結い上げるように片手で持ち上げる。]



   はぁ、うちは身体流してくるけど…
   黎哉さん、どないしはります?


[ そう問いかける。
恋人ごっこは終わり。
すっかり甘やかな雰囲気の抜けた女は、
少しばかり丈の長い浴衣を畳に擦りながら
足を浴室の方へ向けるだろう。]*

 
(48) 2020/08/11(Tue) 1:15:03

【人】 美雲居 月子

 ──それから


[ 男と別れ、再び浴衣をきっちりと
その身に纏った女は、百日紅の部屋を出る。

売店で、水の一本でも買っておこうと
思ったからであった。

ちなみに現在腹はかなり空いているし、
このままだと売店で何かしらを買うか、
部屋に残しているお土産用の
かわいいうさぎの温泉饅頭を
開けて食べてしまいそう。

夕食はそろそろ部屋に運ばれて
くるのだろうか。

食事も重要なリサーチだ。
一人で食べるというのも少しばかり
味気ない気もするが仕方があるまい。

のんびりと一人、ふらり。

古い着物の生地で作られた、
兎を模した小さな小銭入れを
落としたことに気づかぬまま。]*
 
(52) 2020/08/11(Tue) 7:12:26

【人】 美雲居 月子

  ──百日紅



    そうやって他の女の子にも
    いうてはるんやろ?

    ほんま、悪い男やわぁ


[ と笑うと、己と同じ感想が返ってくる。
耳に落ちた唇に、ぴくりと体を震わせた。]
  
(56) 2020/08/11(Tue) 8:50:34

【人】 美雲居 月子



[ 問いかけへの答えにふふ、と笑って。]


   そやなァ、ほな、2人だけで
   W混浴Wしましょ?


[ と歩き出す。
彼が後ろから来るのはわかっていたから
くるりと振り返り、その胸に触れて、
そっと見上げれば。]



   先に行っといて?
   うち、シャワーで流してからいくさかいに



[ と告げて、檜造りの丸風呂が見える
ガラスの大窓の方を暗に視線で示して。
つう、と肌を撫でてから離し、
己はその隣にある、内風呂らしき
戸の方へと足を運ぶ。]
 
(57) 2020/08/11(Tue) 8:51:14

【人】 美雲居 月子


[ 引き戸を開き、中へ入れば、
脱衣所のカゴに浴衣を落として
シャワーをひねった。

一通り流して、バスタオルでさっと拭くと、
そのままそれを身体に巻きつけて、
露天の方へと向かおうか。

からからとガラス戸を開くと、
水の流れる音がする。
浴槽と同じ木材でできた湯口から、
ふんだんにお湯が注がれていた。

鼻をくすぐるのは檜と、湯の香り。
すう、と鼻腔の奥まで吸い込んで、
口元を緩めた。
竹柵で囲われているものの、
出張った屋根との間からは空ものぞめる。
木々がざわめく音がした。]

 
(58) 2020/08/11(Tue) 8:51:34

【人】 美雲居 月子



[ 彼が既に湯に浸かっているなら、
そちらに微笑みかけて、
するりと、身体に巻いたバスタオルを
外して置き、片手桶を右手に、浴槽近くに
跪く。その湯を掬って、肩から掛けた。

掛け湯が終われば桶を立てかけ、
足先からゆっくりと段差に下ろす。
程よい湯加減がじわりと肌を包んでいけば、
ゆっくりと体を沈めて「ほぅ」と息を吐いた。]



    ええお湯やねぇ


[ と見上げた空には、月が浮かぶ。
湯を手のひらで掬い、また肩にかけた。]

 
(59) 2020/08/11(Tue) 8:51:55

【人】 美雲居 月子




    黎哉さんは───映画は好き?


[ そんな下らない問いかけを投げる。
戯れだ。彼が応じないならそれまで。
黙ってその肌を寄せよう。]*

 
(60) 2020/08/11(Tue) 8:52:24

【人】 美雲居 月子

  ───5年前の話


[ 「月子、手伝うてや」と母に
言われたのは当日の朝だった。

美雲居の営む旅館には古い茶室がある。
元は、曽祖母の趣味だったらしいが、
亡くなってからというもの、
その部屋は暫くの間放置されていた。

そこを茶室体験に使うのはどうかと
提案したのは外から来た父であったらしい。

京都には外国人観光客も多い。
また、日本人でも普段なかなか茶室で
点前をいただくなどという体験はすることが
ないから、なかなかに人気で
その提案は大成功だったと言えるだろう。]

 
(61) 2020/08/11(Tue) 10:00:17

【人】 美雲居 月子



[ さて、そこに英国人のツアー客を連れた
大学生ボランティアが来たのは5年と少し前。>>46
大抵、母と兄が対応するのだけれど、
その日は兄が外していて、代わりにわたしに
白羽の矢が立ってしまったのだった。

長く伸ばした黒髪を結い上げて、
背筋を伸ばし、凛とした姿勢で
同席した茶会。ふと、学生ボランティアの
1人と目があったなら、柔く口元を
綻ばせて微笑みかける。

その後も数度利用があれば、
印象的な銀髪に、ふと目を奪われて、
名前の一つでもたずねてみただろう。]

 
(62) 2020/08/11(Tue) 10:00:44

【人】 美雲居 月子


[ 卒業したのであろう彼は、その後
同じボランティアが宿を利用しても
姿を見せることはなかった。
だが、ある日、宿泊リストに
知った名前が並んだのを見て目を瞬かせる。
当日、あの頃よりもキリッと
大人の男性の雰囲気を纏った彼が
現れれば、初めて目があったあの時と
同じように微笑みかけて。]



    えらい、ひさしぶりですねぇ


[ と声をかけた。
「また寄してくださいね」と見送ったが、
ただ、その一度きりであったのだろう。
時をかけて、少しずつ薄れた記憶は、
目端に銀が映ったとて、気づかぬほどに。]*

 
(63) 2020/08/11(Tue) 10:01:04

【人】 美雲居 月子

  ──廊下にて



[ かさ、と袋が鳴る。
湯上りに火照った肌をぱたぱた仰ぎながら、
少し赤みを帯び、しっとりと濡れた項を
結い上げた髪の下に晒して、
女は部屋へとのんびり戻っていた。

結局、数ある海鮮系のおつまみに
目を奪われて、水を一本と、ほかにも
いくつか買ってしまった。
たこの唐揚げ煎餅も然り。

夕飯がくるとわかっているのに
抗えなかったのは、魅力的な
商品説明のせいだと頷いて。]

 
(64) 2020/08/11(Tue) 10:20:39

【人】 美雲居 月子



[ ふと後ろからかかった声に、>>55
足を止め、そっと振り返る。
差し出されたそれに目を向け、
「あら」と小さく声を漏らした。

帯に挟んだつもりだったのだけれど
落ちてしまっていたのか、と確認して。]



    ほんまや、うちのです。

    お兄さんおおきに。


[ と微笑みかけて、受け取るだろう。]

 
(65) 2020/08/11(Tue) 10:21:05

【人】 美雲居 月子




   なんか…お礼さしてください

    …そやなあ…
    あァ、お兄さんお夕飯は?
    予約されてはる?

   されてるんやったら一緒にどうです?
   お酒でもご馳走させてくださいな。


[ と提案を投げて。]*
(66) 2020/08/11(Tue) 10:21:19
美雲居 月子は、メモを貼った。
(a26) 2020/08/11(Tue) 10:27:08

【人】 美雲居 月子

 ──客室露天風呂


[ す、と体を寄せて肌を触れ合わせる。
ぴったりと吸い付くように。

肩をその手が抱く。
無骨で太い指。女の肩をすっかり
覆ってしまうほど広い掌。

微笑み、こてりと首を倒して、
彼の肩に置き、見上げた。]

 
(80) 2020/08/11(Tue) 12:43:55

【人】 美雲居 月子




   ───そう。

   どういう映画が好き?
   サスペンス、ホラー、パニック、コメディ…
   色々あるやない?
   

[ そう続けて尋ね、それから
一番好きな映画についても聞いてみようか。]*

 
(81) 2020/08/11(Tue) 12:44:17

【人】 美雲居 月子

  ──客室露天風呂


[ 彼が一つずつ答えてくれるのを
「うん……うん」と小さく
同意を落としながら聞いていた。

返ってきた問いに「うーん」と
小さく唸るように思案して。]


   映画って、ぜぇんぶ、嘘やんか


[ と湯面に視線を落とした。
ゆらゆら、揺れる。白熱灯の間接照明が
ぼんやりと照らす温泉は、その色を受けて
橙に染まっているように見えた。]

 
(100) 2020/08/11(Tue) 17:32:52

【人】 美雲居 月子




   ぜぇんぶ、嘘で、こんなこと
   起きるわけないてわかってて。
   作り物やから、どれだけええ話でも
   共感できても、───憧れても、
   なにもかもエンドロールが流れたら、
   そこにホンモノはひとつもない。


[ でも、と置いて、息を吸う。
少しだけ彼の方に身を寄せた。]


    それでも、憧れるから、
    何回も見てしまうんやろなぁ……


[ と眉尻を下げて。
答えになってないな、と笑った。]

 
(101) 2020/08/11(Tue) 17:33:17

【人】 美雲居 月子




   あァ、でも邦画のコメディは好き。
   なぁんも考えずに笑いたいとき、ね。   


[ 彼のに回った手を、抱かれたのと
反対の手で絡めとり、ゆっくりと
腰まで下ろして体をよじり]



   楽しかった。
   おおきに、ありがとう。


[ とその首筋に顔を寄せて、
口づけをひとつ落とした。]*
 
(102) 2020/08/11(Tue) 17:33:32

【人】 美雲居 月子

  ───客室露天風呂




   そう、なんかなァ


[ もし、そうだとしても。
───ああ、この考えはやめよう。]



   うちは好きやけどね、恋愛映画。


[ 彼とわたしは少し似ている。
きっと、正反対だけれど、似ている。
だがそれを口にすることはせず。
そっと身を寄せて、首筋にキスを。]

 
(124) 2020/08/11(Tue) 21:49:29

【人】 美雲居 月子



[ 離れてすぐ近くで見つめれば、
ご褒美を、という言葉とともに
唇が重なった。]



    ん、っぅ───


[ 鼻からくぐもった声が漏れる。
身動ぐと、ちゃぷ、と湯が音を立てた。

互いの口内をしばらく味わうと、
ゆっくりと離し、薄くまぶたを開く。]

 
(125) 2020/08/11(Tue) 21:49:56

【人】 美雲居 月子




   ……のぼせそう……


[ 吐息まじりに囁き。
絡めたままだった指を解いた。
触れた肌を離して、掬った湯を肩にかけ。]


    ───うち、そろそろ上がるわ

   黎哉さん、もうちょっと居はる?


[ と問いかけて。]*

 
(126) 2020/08/11(Tue) 21:50:13

【人】 美雲居 月子

  ───廊下


[ 渡された小銭入れを今度こそ
きちんと帯に挟んで、お礼をしたいと
提案を伝えると返ってきた答えに。>>117]



   うちはお兄さんの目から見て
   美人やの? ふふ、うれしわあ


[ と口元を緩める。
連れ、と言われて一瞬の思案の後、
示された首の跡に「ああ」と頷いて。
その言葉と反して穏やかな表情に
きっと食えない人なのだろうなと、
すう、とまぶたを細めて。]



   お兄さんもここの噂、知ってて
   来はったんやったらわかるやろ?


  
(129) 2020/08/11(Tue) 22:14:29

【人】 美雲居 月子


[ ふと、目についたのは
彼の左手の薬指。そこに目を落として、
視線だけを彼の方に向けて。
白い指を伸ばして、その手を取り、
親指でつつう、と残っている跡をなぞる。]



   お兄さんこそ……
   悪いこと、しにきはったん?


[ と眉尻を下げて尋ねれば。]
 
(130) 2020/08/11(Tue) 22:17:22

【人】 美雲居 月子




   うちかて厄介事は御免やけど…

   おひとりさまってことなら、喜んで。


[ そう彼の言葉をそっくりそのまま
にっこり笑って返そう。]*

 
(131) 2020/08/11(Tue) 22:17:29

【人】 美雲居 月子


[ 目を細め、聞かれた言葉に、
片目を眇め、唇を緩める。]


   いいや?
   小さい時から素直でええ子、
   いわれてきたさかい、
   そんなん言われたんは初めてやわぁ


[ とこれまたすっとぼけ。]

 
(144) 2020/08/11(Tue) 23:45:09

【人】 美雲居 月子



[ 反撃とばかりに返した言葉に
彼は破顔して、笑ってくれるから、
こちらも柔らかい笑みを浮かべた。

手指が絡められ、握られる。
顔が近づき、そのまま口付けられるのかと
閉じかけたまぶただが、頬の横を過ぎ、
項に唇が落ちれば、そちらを横目に見て。
離れていく彼をそのまま視線で追い。]


   キスしてくれるんかと思ぉた


[ と問いかけへの返答でも
なんでもない言葉を返して、
少しだけ背伸びを。
そのまま、彼に触れるだけの
口づけをして、満足げに微笑めば。]

 
(145) 2020/08/11(Tue) 23:45:37

【人】 美雲居 月子




   うちは百日紅。

   他の部屋も見てみたいし、
   そんなら、お邪魔さしてもろても?


[ と首を傾げて指を絡めて握ったまま、
彼の部屋へと歩いていった。]*

 
(146) 2020/08/11(Tue) 23:46:01

【人】 美雲居 月子

  ───廊下


[ 特大の猫、という言葉に
きょとんと目を瞬かせてから]



   そぉ? それやったら、
   うち、跳ねっ返りになろかな


[ と得意げに笑う。]
 
(157) 2020/08/12(Wed) 1:06:17