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人狼物語 三日月国


57 在りし日の記憶、邂逅に微睡み

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視点:人


【人】 機関設計士 スタンレー

[目が覚めた。
薄く開けた目の先に、置いたはずのコーヒーが無いなとぼんやり考えた。だんだんと視界が開けて来る。
それと同時に、自身が異質な空間に居ることに気付く。

スタンレーは、4本足の鉄と木材で出来た椅子に座っていた。目の前には、小ぢんまりとした机があった。

見渡すと、同じような椅子と机のセットがその部屋には所狭しと等間隔で並んでいる。
あたりは暗いが、シルエットで分かった。部屋の前方には、新緑色の大きな板が壁に貼り付けてある。

いわゆるそこは、現代で言うところの学校の教室であった。
しかし、スタンレーが生きた中世の学校は、このような形式では無かった。
黒板についても、16世紀に欧州で子供達の学習にに用いられたもので、中世にはまだ存在しておらず、スタンレーは用途を知らない。]
(11) 2021/02/02(Tue) 12:44:05

【人】 機関設計士 スタンレー

[夢を見ているのだろうか。
手には、工具入れがある。
眠りにつく前、手にしたことを思い出し、これが現実であることを証明している。

ふと、人の気配がして振り向いた。一人の少女が立っていた。>>10]

「君は…、誰だ?」

[そもそも言葉が通じるのかは、分からない。しかし、思わず声を掛けていた。]*
(12) 2021/02/02(Tue) 12:45:22

【人】 機関設計士 スタンレー

[少女は珍しい服装をしていた。
まるで、水兵の制服のような。
顔の造形は、遥か東の国「日本」からブーヨプスキュリテ王国へ渡航して来た研究者のように彫りが浅い。つまり、少女は日本人なのだろうか?

少女から問われる。>>26
幸い、言葉は通じた。]


ああ、すまない。人にものを尋ねる時は、自分から名乗るものだったな。

俺は、ブルー・スタンレー。
欧州のブーヨプスキュリテ王国の機関設計士だ。

悪いが、ここが何処かは分からない。
職場の休憩室で寝てたはずだが、起きたらここに居た。

[見たところ10代だろうか?年端も行かない少女を威圧させないように、つとめて穏やかに言った。]*
(49) 2021/02/02(Tue) 18:20:37
機関設計士 スタンレーは、メモを貼った。
(a8) 2021/02/02(Tue) 18:23:07

【人】 機関設計士 スタンレー

[少女は、タノウエ・リクと名乗った。>>]

リクだな。
俺のことは、スタンレーで良いよ。

[リクは、知り合いが来ているかもしれないと言う。
探すために、一緒に居てほしいと頼まれる。>>53]

もちろん。
危険があるかも知れない。いくらでも力を貸すよ。

[リクに悪意は感じなかった。胸元で堅く握る両手>>54に、彼女にとっても異常事態なんだろうと想像する。スタンレーは、快く協力に応じた。

部屋には、前方と後方にスライド式の扉があった。扉を開くと、長い廊下に出る。
装飾も少なく、やけに無機質な建物だなとスタンレーは思った。]
(56) 2021/02/02(Tue) 19:05:56

【人】 機関設計士 スタンレー

[リクと共に足を進めると、ガゴンと音が聞こえた。>>31
どうやら、リクも聞こえたようで。>>51
リクが音の出所に足を進めるので、スタンレーも付いていく。]*
(57) 2021/02/02(Tue) 19:06:33

【人】 機関設計士 スタンレー

[何か聞こえたかと問われる。>>59]

ああ。
何かぶつかる音がしたな。

[落ち着いているつもりだったが、緊迫した声になった。二人は、音がした方に足を進める。>>59

リクが、窓から部屋を覗き込む。>>60
スタンレーも続けて覗き込んだ。
先程の部屋と同じように、等間隔に並んだ机と椅子。]

先程の部屋と、レイアウトが全く同じなんだな。

[この建物は教会だろうか。とスタンレーは思う。
等間隔に並んだ椅子と、前方中央にある台が礼拝堂を思わせた。]
(62) 2021/02/02(Tue) 21:13:02

【人】 機関設計士 スタンレー

[リクが何か言いた気な様子で、こちらを視線を投げていることに気付く。>>60]

何か糸口が掴めるかもしれない。入ってみよう。

[万が一のことがあっても、自分はこの体格が守ってくれるが、リクは吹っ飛ばされてしまうのではないかと懸念し、スタンレーは彼女を庇うように前を陣取って、部屋に足を踏み入れた。]
(63) 2021/02/02(Tue) 21:13:48

【人】 機関設計士 スタンレー

[薄暗い中、離れて動くとお互いに危険だと判断し、リクから一定の距離を離れずに行動する。]

誰か居るか?

[スタンレーは暗闇に呼びかけた。低く、良く通る声だった。]*
(65) 2021/02/02(Tue) 21:17:26

【人】 機関設計士 スタンレー

[「学校」と、リクは言った。>>76]

学校か。俺の居たところの学校とは、少し姿が違うな。
なるほど、講義のための「板」か。

[最後は、独り言のように言った。]
(81) 2021/02/02(Tue) 22:22:23

【人】 機関設計士 スタンレー

[暗闇に声を掛けると、女性の声で返事があった。>>72]

驚かせてすまない。危害はないから、安心して欲しい。

[そちらに出てもいいか?という問い掛け>>72に、答える。薄暗いため、女性の姿はこちらから認識出来ない。]

俺は、スタンレー。ブルー・スタンレー。気付いたら、ここに居た。ここが何処かはわかっていない。
こちらは、二人で行動している。

[背中に隠れたリクを気にかけながら、姿の見えぬ女性に声を掛ける。]
(82) 2021/02/02(Tue) 22:24:02

【人】 機関設計士 スタンレー

[すると、「ユウナギさん?」
というリクの声が響いた。>>79

光の加減で、女性の姿が見えた。
瞬間、リクが女性に駆け寄る。>>79]

[リクの探していた知り合いとは、こちらの女性のことなのだろう。邂逅を喜ぶ二人の近くに、遅れて、歩み寄る。]

改めて、はじめまして。
リクとは、偶然、同じ部屋で目覚めたんだ。
リクが知り合いを探したいとのことだったので、一緒に行動していた。

君のことだったんだね。

[スタンレーは、親しみを込めて「ユウナギ」と呼ばれた女性を見やった。]
(83) 2021/02/02(Tue) 22:24:34

【人】 機関設計士 スタンレー

[リクの目的は達成されたが、未だ、此処は何処なのか、何故此処にいるのか、謎は解明されていない。]

ああ、もちろん一緒に行動しよう。単独行動は危険だ。
もしもの時に、スパナがあるから、二人を守れるだろう。

[工具入れを片手で軽く持ち上げる。その振動で、ガーネットが揺れた。二人には見えないが、50センチのスパナがその中には入っている。]*
(84) 2021/02/02(Tue) 22:29:24

【人】 機関設計士 スタンレー

[女性は、ミハシ・ユウナギと名乗った。>>96
]

当たり前のことだから、礼を言われる程でもないよ。こちらこそ、信頼してくれて感謝している。

[リクとユウナギに頭を下げられ>>104>>96、スタンレーは照れ臭そうに頭を掻いた。]
(133) 2021/02/03(Wed) 18:23:38

【人】 機関設計士 スタンレー

[非常事態だが、近況を報告しているユウナギ>>97と心配そうに頷くリクの様子>>105>>106は、仲が良さそうでなんだか微笑ましかった。

三人は、薄暗く先の長い廊下を歩く。>>97

[ふと、ユウナギが足を止める。「何か」を目撃したらしい。ユウナギの視線の先には、教室に続くスライド式の扉があるようだ。>>98
リクは、怯えた様子でスタンレーの後ろに隠れる。>>107]

俺は、見えなかったな…。

ああ、様子を見てみよう。

[リクの提案>>107に乗る。
ドアに手を掛けようとするリク>>107を制し、スタンレーは代わって扉を開けた。]
(134) 2021/02/03(Wed) 18:26:01

【人】 機関設計士 スタンレー

[三人とも、教室に足を踏み入れる。>>119

窓が開いており、カーテンが揺れている。>>113>>119
リクは、ロッカーを開けるなど積極的に捜索しているが振り返った表情が、何もないことを伝えていた。>>113

リク曰く、街には人影が見えたと言う。と、くぅとお腹の虫が聞こえた。>>114]

街に降りて、食糧を探そう。人影があるということなら、住民が居るはずだ。何か情報が掴めるかもしれない。

[そうして、三人は街へ向かった。]
(135) 2021/02/03(Wed) 18:26:40

【人】 機関設計士 スタンレー

[中世に生きるスタンレーにとって、そこが現代の日本の街並みだということが分からない。

街並みから分かる文明の高さを目の当たりし、持ち前の好奇心が顔を出していた。

コンクリートによる高層の長方形の建築物が建ち並ぶ。装飾は無くどれも無機質だ。

地中からは灰色の柱が伸びており、柱と柱には太い線がかけられている。
恐らくこれは電気を通すものだ。と推察した。
ブーヨプスキュリテ王国は電線が地中に埋められているため、スタンレーら電柱を見たことは無かった。

遠くには線路を掛け渡す高架が見える。この世界にも鉄道があるのか?とスタンレーは疑問に思う。

スタンレーが生きる時代はいわゆる中世だが、ブーヨプスキュリテ王国の科学は発達しており、電気、水道、ガス、鉄道、コンクリートが存在している。
また、スタンレーの友人(ユキムラと言うがそれはまた別のお話)と来たら、モンスターを倒すゲームを所持していた。

時を同じくして、日本も積極的に他国の技術を取り入れ、独自の文明を築いていたが、スタンレーの知る日本の風景とは似ても似つかなかった。]
(137) 2021/02/03(Wed) 18:56:06

【人】 機関設計士 スタンレー

[看板の縁には、同じ大きさの色彩豊かな白熱電球のようなものが光る。
いわゆるネオンなのだが、スタンレーの知る技術では無かった。

背の低い四角い小ぢんまりした建物へ、二人は入っていく。>>115>>121
二人を感知すると、ガラスで出来た扉は、自動的に横に滑った。]



[スタンレーは、不思議そうに、扉の前に立ったり、離れたりして、扉の開閉を見守った。]
(138) 2021/02/03(Wed) 19:05:05

【人】 機関設計士 スタンレー

[中に入ると、眩しいほどに室内が照らされていて、スタンレーは片目を瞑った。
天井を改めて見上げると、長細い筒状のものがいくつも発光している。

目線を下ろせば、複数の棚に食糧のようなものが無数に陳列されていた。ここは、店のようだ。

どれも袋に包まれており、全く隙間がない。感心し、スタンレーは商品を手に取ってまじまじと見る。

スタンレーが、いわゆる自動ドアと蛍光灯と密閉加工された商品に気を取られているうちに、リクがその人物に話しかけていた。>>115
店員は、ストライプの奇抜な服を着ている。

リクが話しかけるも、店員は応答しない。]

まるで幽霊だな。
(146) 2021/02/03(Wed) 19:18:52

【人】 機関設計士 スタンレー

[スタンレーは、棚を物色する。

中身は明らかに水だが、妙な容器に入っている。
現代で言うペットボトルである。
ひとまず、それを二本手に取る。

密閉された袋に入ったパンをいくつか手に取った。

幽霊のような店員だが、金は払わねば。再び、店員の元に向かう。

ユウナギが財布から取り出した紙幣>>122の「日本」という文字を見て、スタンレーは二人は日本人だと確信する。「日本」続く「銀行」の文字は読めないが。

しかし、街並み>>137や並ぶ文字>>115>>121は、日本のそれでは無い。スタンレーの脳内には、ある仮説が芽生えつつあった。]
(149) 2021/02/03(Wed) 19:30:59
機関設計士 スタンレーは、メモを貼った。
(a26) 2021/02/03(Wed) 19:32:38

【人】 機関設計士 スタンレー

[まず、日本の紙幣を使っていたことから、ユウナギは日本人だと推察する。
昔からの知り合いということで、リクも日本人だろう。

そして、何の違和感もなく、その紙幣を使う様子を見ると、ここも日本だろう。

一つ、問題がある。スタンレーの知ってる日本とは違うということだ。
文明が進み過ぎている。

さらに、その文明に二人は馴染んでいる。
あの勝手に動くガラス戸に動じていない。
おかしな話だが、リクとユウナギは、自分にとっては、「未来」の人物なんではないか。
という仮説に行き着いた。]
(157) 2021/02/03(Wed) 20:34:06

【人】 機関設計士 スタンレー

[スタンレーは、ポケットに入っていた金貨を店員の前に置いた。

パンを食べる二人>>116>>122に続いて、スタンレーは水だけ飲んだ。金貨大の蓋は、捻ると容易く開いた。

と、ユウナギに出身を尋ねられる。>>123]

やはり、二人とも日本人か。
先程、日本という文字が入った紙幣を見て、確信したよ。

リクには伝えていたが、俺は、ブーヨプスキュリテ王国出身だ。

[ユウナギの、「異世界転生」という言葉>>123に頷く。

異世界転生。友人のユキムラがしている「げーむ」にありそうだなと思った。
ちなみに、スタンレーは「げーむ」には詳しくないが。
彼がどこから手に入れていたのかも、分からない。]

異世界転生。
いや、笑わない。
にわかに信じがたいが、あり得る。
それしか、説明が付かない。

それと、俺も考えていたことがある。
俺は、君たちにとって、「過去」の時代の人間なのかもしれない。
(160) 2021/02/03(Wed) 20:45:08

【人】 機関設計士 スタンレー

[ユウナギの言う「RPGげーむ」>>124とは何か、を知り得ぬところだが、学校に戻ることに賛成だ。]

そうだな。
一度、学校に戻ろう。

[スタンレーは、飲み掛けの水と未開封の水、フランスパンを二袋、工具入れの隙間に入れた。]
(161) 2021/02/03(Wed) 20:53:17

【人】 機関設計士 スタンレー

[リクが、図書室へ向かうことを提案する。>>132]

うん。調べ物には、良いかも知れないな。

[「ここから帰るために」というリクの言葉>>132を反芻する。

そうだ、元の世界に戻らなければ。

『離れていくのはスタンレーさんの方でしょう?』
こちらに来る前に見た夢の中のマチの台詞だ。>>0:79

あれは、ある種の予知夢だったのか。戻らなければ、マチの元へ。]*
(166) 2021/02/03(Wed) 21:14:16