11:52:59

人狼物語 三日月国


103 【身内RP】森奥の工房【R18】

情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 7日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:人

全て表示


エストレラ3人が投票した。

エストレラは村人の手により処刑された。

月が姿を変え、新たな一日が始まった。村人は集まり、互いの姿を確認する。
犠牲者はいないようだ。殺戮の手は及ばなかったのだろうか?

優しい光が村人たちの姿を映し出す……。人狼に怯える日々は去ったのだ!

【人】 ツァカリ

 
[連れてきた家畜は愛馬一頭と、牛二頭だ。

 牛は親子。仔は自分の親からしか乳を吸わないし
 仔に吸わせてからでないと乳を絞ることは出来ない。
 他の家畜と違って繁殖期が決まっていないから
 冬にも乳を分けてくれる有難い存在だ。]


  群れから離して悪いな
  よくついてきてくれた


[そんな風、労いの声をかけながら
 彼らの背に積んできた荷を
 下ろしていった。

 食糧や、着替えや、毛皮や、狩猟武器、
 それと囲いのための材料だ。

 左腕と短い右腕と、足とを使って、
 器用に牛たちの寝床を組み上げていくと、
 段々と身体が温まってくる。吐く息が白い。]
 
(0) 2021/12/01(Wed) 0:15:48

【人】 ツァカリ

 
[そうして出来たばかりの囲いに、牛を導いた。]


  少し狭いが許してくれ


[明日は搾りたてでうんと美味しいのを
 装具士の彼に振る舞いたいから、
 よしよしと親子を撫でた。

 我々遊牧民の生活は
 素朴で垢抜けない印象だと言うものがいる。
 あまり魅力は感じて貰えないかも知れないけれど
 少しでも気に入って貰えるものがあると良い。

 警戒心が強く睡眠時間も短い馬は
 普段通り放ったままにしておく。
 愛馬は特に賢いから、朝必要な時間になれば
 探しに行かずとも勝手に戻ってくるだろう。]
 
(1) 2021/12/01(Wed) 0:17:29

【人】 ツァカリ

 
[荷と共に暖められた室内に戻ると、
 作業台か何かに向かう彼の背が見えた。
 それだけでにやけてしまいそうになる。

 作業に入ると言っていたから>>7:21
 邪魔せぬよう、声は掛けないでおくことにするが。

 もう日は沈んでしまった。

 決まった時間に食事をする自分の腹は
 いまにも鳴き出してしまいそうだが、
 食への関心が低そうな彼に
 そういう感覚はないのかも知れない。

 日に三食、共にしていれば、
 彼の身体に自分という存在を
 刷り込ませることが出来るだろうか。
 ──そうして離れ難くなってくれたら良い、なんて。]
 
(2) 2021/12/01(Wed) 0:24:16

【人】 ツァカリ

 
[そんな打算的なことも過りはしたが、
 純粋に食事を摂って欲しい気持ちも
 変わらずにある。

 今夜は、簡単なものにさせて貰おう。
 初日から手抜きのようで悪いのだけれども、
 時間が時間だから、そう決めて。

 「お好きなように」と言ってくれていた
 棚を覗いた。>>7:20


  ……ふむ。


[彼の食不精は、筋金入りだ。
 マグカップ以外、使われている形跡がない。

 何を食べて生きているんだ?

 だが、埃を被った上からでもわかる
 見事な色彩の皿とカップは……、意外だった。>>7:20
 
(3) 2021/12/01(Wed) 0:26:46

【人】 ツァカリ

 
[ふっと息を吹きかけると、視界に舞うものがある。
 現れた艶のある白肌に、
 高貴な青の階調がよく映えていた。
 庶民には馴染みの薄い、綺麗な色つきの磁器。
 決して安い物ではないだろう。

 遊牧から足を伸ばして、様々な町に行くが、
 こんな筆遣いの食器は見たことがなかった。

 どこのものだ?

 品自体の珍しさも気になるが

 肉を置けば青空の下が如く
 野菜を添えれば冬を装い
 魚を載せれば泳ぎ出しそうで

 ────食事を楽しむ人の持ち物だろう。
 自分の中にある家主のイメージと、繋がらない。]
 
(4) 2021/12/01(Wed) 0:28:29

【人】 ツァカリ

 
[好きに使っていいとのことだから
 その通りなのだろうけれど
 触れるのに躊躇する。

 使わないものなら食器用の棚の上だろうと退けて
 他の棚に溢れている義肢でも置き出しそうなのに
 そうはされていなかったのだ。

 長老がユルタの中に飾っている
 奥方の肖像画のように
 見た目以上の何かがある気がして
 ひとつしかない手で持つには重すぎる。]
 
(5) 2021/12/01(Wed) 0:29:00

【人】 ツァカリ

 
[……結局は、使わせて貰うことにするのだが。

 使っていいと言われた好意を拒むのも
 なんだか違う気がしたのだ。

 大皿一枚と、カップ二つ。
 黒シャツに埃がつくのを厭わず
 大事に抱えるようにしてシンクへと運んだ。

 汲み置かれた水をかけて濯げば
 皿とカップは輝きを取り戻した。
 彼らは使われる日を
 もうずっと待ち侘びていたかのようだ。

 それは勿論、己ではなく、持ち主の彼に。]
 
(6) 2021/12/01(Wed) 0:29:14

【人】 ツァカリ

 
[シャツを叩いて埃を落とす。
 持参した食器も軽く水で濯いだ。

 パンとチーズを金属製の皿に載せ
 暖炉の傍で温めておく。
 羊肉はナイフで一口大に切ってから
 串に刺して岩塩とクミンをかけて
 暖炉の炎で炙る。

 肉の中まで火が通り
 表面に程よく焦げ目がつけば
 大皿の上、6本の串を扇形に並べていった。

 放射状も良いが、
 こんなにも鮮やかな青空の色を
 全て覆い隠してしまうのは勿体ない。]
 
(7) 2021/12/01(Wed) 0:29:47

【人】 ツァカリ

 
[暖炉に近い方の長椅子側の
 テーブルの上に、カップを二つ並べた。
 カップの間には大皿を。

 向かい合って座るのも良いけれど、
 より近くで話を聞きたいと思うから。]
 
(8) 2021/12/01(Wed) 0:30:23

【人】 ツァカリ

 
[さて、彼の様子はどうだろう。]


  ダアト殿
  簡単で悪いが、食事の用意が出来た
  夕食の時間にして大丈夫か?


[近くに行けば、軽く肩を叩き、訊ねる。
 窓の外には闇が広がり、
 暖炉の薪がパチパチと音を立てていた。*]
 
(9) 2021/12/01(Wed) 0:30:36

【人】 ダアト

 
[細部に至るまで
 拘りを詰め込んで、詰め込んで、詰め込んで…、
 決して妥協はしないから
 構想どおりに行かない箇所は
 試行錯誤を繰り返し、何度も何度も作り直す。

 これほど純度の高い
 魔法石を使ったことが無いせいで
 想定の更に上をいく能力が出てしまうのは
 嬉しい誤算だった。]



   こんな微々たる魔力で… すごいな、



[くつくつ、笑いが込み上げてしまうくらい
 面白いように魔力が増幅される。

 これを反応速度に変換すれば
 どのくらい俊敏さが強化されるのか。
 考えているだけで、血が沸き立ってくる。]
 
(10) 2021/12/02(Thu) 10:49:42

【人】 ダアト

 
[変更した箇所の魔導回路を書き換えて
 それが望む数値を
 導き出せているか確認していく。]



   っ、!



[普段製作している時以上に興奮して
 瞳孔が開き切るくらいに
 熱中している最中に肩を叩かれて>>9
 びくりと体が跳ねた。]
 
(11) 2021/12/02(Thu) 10:52:32

【人】 ダアト

 
[口の悪い先輩職人から
 半分イッてる、と
 揶揄されたこともある目つきは
 見られてしまっただろうか。]



   …あぁ、ツァカリ様
    集中していたもので、すみません。
    勿論、大丈夫ですよ。



[気になりつつも
 作業用の丸椅子から立ち上がると、
 笑顔で彼に向き直った。]
 
(12) 2021/12/02(Thu) 10:53:49

【人】 ダアト

 
[と、

 あまり馴染みのない
 エキゾチックな芳ばしい香りが>>7
 鼻腔を擽る。

 もう、ずっと忘れていた。
 こんな…感覚。

 どこかに置き忘れてきていた食欲が
 じゅわり、と口内に溢れ出す。]
 
(13) 2021/12/02(Thu) 10:55:57

【人】 ダアト

 


   お腹の減る
   すごく、いい匂いですね。



[くん、と
 もう一度大きく吸い込んで
 期待の眼差しを匂いのする方へ馳せてから]



   手を洗ってきます。



[弾むような足取りで、シンクへと向かった。]*
 
(14) 2021/12/02(Thu) 10:56:34

【人】 ツァカリ

 
[夕食が出来たので呼びに行くと
 彼は鬼気迫る様子で
 何かを弄くり回している所だった。>>10


  ────……
ダアト殿
。……
ダアト殿?



[驚かせないように態と足音を立てながら近づいても、
 それなりに声を張って名前を呼んでも、
 まるで気付く様子が無い。

 凄まじい集中力だ。

 彼と彼の選んだ職は、パズルのピースが嵌まるが如く
 ぴたりと合っているように思える。]
 
(15) 2021/12/03(Fri) 9:08:20

【人】 ツァカリ

 
[気付かれていないのをいいことに
 様子を見させて貰うことにした。

 ぶつぶつと呟きながら動かされる
 彼の大きな手と手の間
 取り憑かれたかのような目が向く先

 そこに自分の渡した石を見つけて笑んだ。]
 
(16) 2021/12/03(Fri) 9:08:43

【人】 ツァカリ

 
[あの時は追加で掘ってきても良いと思ったが>>1:10
 一旦里へ帰ってもそうしなかった。

 ────彼自身に来て貰う方が良い。
 そう思い直したからだ。

 危ない場所を避けられるよう手を引いて進み
 彼に作って貰った手で
 彼が良いと言った石を掘る。

 そんなお誘いを、
 どこかのタイミングでしようと思っている。

 魔石を気に入っていた様だったから>>1:7
 乗ってくれるのではないかと。
 ……自分としては、デートのつもりだが。]
 
(17) 2021/12/03(Fri) 9:10:13

【人】 ツァカリ

 
[物で釣るようで悪い気もするが、
 彼の心を得る為ならば何だって利用しよう。

 初めての恋だ。
 ────そして最後の恋にもしたいと思っている。]
 
(18) 2021/12/03(Fri) 9:10:25

【人】 ツァカリ

 
[逸れた思考を戻す。

 熱中している彼に手を止めさせるのは
 気が咎めるけれど、
 硬くなった肉を食べさせるのは忍びないし、
 自分ともぴたりと嵌ってくれないと嫌だ。
 さらに近づいて肩を叩き、声を掛けた。

 大袈裟に跳ねる身体には
 驚かせて悪いと思ったが、>>11
 自分を認識して貰えた喜びが大きい。
 笑顔で立ち上がった彼を同じ表情で迎えた。>>12
 
(19) 2021/12/03(Fri) 9:11:57

【人】 ツァカリ

 
[食事の時間にしても勿論大丈夫、らしい。>>12
 嫌なタイミングではなかったようで助かった。]


  そうか、なら良かった
  貴殿の様子が好ましくて
  ここで少し見させて貰っていたが
  冷めたものを出したくなくて
  声を掛けてしまった

  仕事に熱心で集中力が高いのは良いことだ


[さらりと見ていたことを明かし褒めた。
 謝られたけれど、長所だと思うのは本心だ。
 その情熱を己にも向けて欲しいことは
 言わないでおこう。]
 
(20) 2021/12/03(Fri) 9:12:59

【人】 ツァカリ

 
[彼は届く食事の匂いを褒めてくれて、
 高い鼻をかわいらしく動かしていた。>>14
 仕事に集中していた時の彼は遠かったが、
 近くに来てくれたことに幸せを感じ微笑む。]


  ああ


[手を洗ってくるというのに頷き、一人テーブルに戻る。
 持ってきた荷物から馬乳酒入りの羊の胃袋を取り出した。

 遊牧民にとって一般的な
 液体の保存容器であるそれには
 街で買った氷系の魔術符を貼り付けて、
 中身の冷たさと鮮度が保たれるようにしてあった。

 馬乳酒は野菜を殆ど摂らない自分達にとって
 貴重な栄養源で、度数が低く子供から大人まで飲む。
 発酵がどんどん進んでしまうから
 夏から秋にだけ飲めるものであったが
 符のおかげで冬にも持ち越せた。]
 
(21) 2021/12/03(Fri) 9:15:17

【人】 ツァカリ

 
[二つのカップに、乳白の馬乳酒を同じだけ注ぐ。
 酸っぱくて癖があるが、
 身体のためなのでそこは我慢して頂こう。

 口に合わないようなら明日町に野菜を買いに行くか。
 今日はパントリーを覗かなかったけれど、
 彼も何か買っておいてくれたかも知れない。>>5:11

 馬乳酒のあとの二杯目には、葡萄酒をと考えている。
 これも余り度数は高くないが、香辛料と薬草入りで、
 疲れているものには眠気を齎すものだ。
 彼はどうも、仕事に熱が入りすぎて
 彼自身のことを蔑ろにするきらいがあるので
 飲ませて早々にベッドに入れてしまおうという魂胆だ。
 尤も、アルコールが得意でないなら、
 馬乳酒だけでも十分酔ってしまう可能性はあるけれど。

 食べたあとまた仕事に戻るなんて言わせない。]
 
(22) 2021/12/03(Fri) 9:15:57

【人】 ツァカリ

 
[暖炉の近くの床にしゃがみ込み、
 柔らかくなったチーズをナイフで切って、
 小ぶりなパンに塗りつけた。
 長細いフォークに刺して、暖炉の火でパンを炙る。

 チーズのこんがり焼けたところと
 とろぉ……っと溶けたところが仲良く同居したパンを
 金属製の小皿に載せて、それぞれの席に置けば、
 シンクから来た彼と並んで座ろうか。]


  これは羊肉の串焼き
  パンについてるのは山羊の乳から作ったチーズ
  そしてこれが馬乳酒だ
  馬の乳から作った酒で、栄養を補うために子供も飲む

  口に合うと良いのだが


[一つずつ簡単な説明をして、カップを手に取った。
 上等なものだからぶつけずに
 軽く持ち上げるだけの乾杯をして、馬乳酒を口に含む。*]
 
(23) 2021/12/03(Fri) 9:17:26
村の更新日が延長されました。

村の更新日が延長されました。

【人】 ダアト

 
[笑顔の裏で、内心は少し不安だった。
 このような目付きひとつで
 蔑むような御方ではないだろうと信じているのに、
 それでも気になってしまって
 ふたつのエメラルドを伺い見る。

 吸い込まれそうに澄んだ瞳に
 嫌悪の色は乗っていなくて、それどころか────



   (……あぁ、 よかった)


 
 装具を作る腕だけでなく、私のこの性質も
 好ましいものとして
 見てくださっているのが
 言葉からも真っ直ぐに伝わってきて>>20

 安堵の息が漏れる。]
 
(24) 2021/12/05(Sun) 10:32:47