六六六 ミケは、メモを貼った。 (a0) 2023/11/23(Thu) 7:12:50 |
朧广灯 リヒトーヴは、メモを貼った。 (a1) 2023/11/23(Thu) 7:22:43 |
寿ホ儀 直青は、メモを貼った。 (a2) 2023/11/23(Thu) 7:54:31 |
【人】 蕃神 雷恩― いつかの植物園:桜花と ― [君の名を呼ぶ。 何処か常と様子がおかしい君の名を。>>1:265 ――それが自分の変化を、 桜花に実感させることになるとは思いもせずに。 蕾がほころぶように 或いは雪解けのように。 君の口元から笑みが溶け消える。 ――俺はまた、間違えたのだろうか。羅生のときのように] ……桜花。 [泣きそうな声だった。 続いて耳に届いたのは、嗚咽だった。 俺が泣かせた。 伸ばした手は彼に触れることもなく 桜の色は背を向け、去っていくのだろう。 情緒がもう少し育っていたならば。俺はその背を追いかけたのだろうか。 それとも、再び勇気をもって声をかけられたのだろうか。 その時過った感情の名前を。俺はまだ知らない。*] (3) 2023/11/23(Thu) 8:07:48 |
【人】 三ノ宮 緋雁─ 植物園(雷恩) ─ [歩み寄る間に、雷恩の身体に根がしまい込まれていった。>>1:255 根差せる土地を探していたのは知っているけど、実際にそれができる場所はオレの知る限りでは見つかっていなかったから。ここはできるんだ、と少し驚いて] ここ、雷恩の気に入る土なんだ? [やっと見つかったか、と思えば嬉しくなって反射的に問いかけていた。 続いて酸素のことを問われたけど、雷恩から問いかけがあるのも意外だった。いつもの雷恩は聞き役で、オレがいろいろ問いかけてやっと話してくれる感じだったから>>1:256] 酸素は、オレは特に影響感じないかなー。 雷恩が過ごしやすいならよかった。 桜花ちゃんもこの辺気に入ったみたいだったね! [酸素は一部の金属が錆びる原因だったりはするけど。そういうのは元々対策済みだし] (4) 2023/11/23(Thu) 8:10:35 |
【人】 三ノ宮 緋雁[雷恩にはいろいろ聞いてみたいことがあったはずだけれど、いざ会ってみるとなぜか質問がすらすら出てこない。 それを不思議に思いながら、問いたいことを整理して] ……雷恩ってさ。 土に根差す以外に、何かしたいことあるの? [一番尋ねてみたかったこと、のように感じることを尋ねた。 根さえ張れればいいのかとオレは思っていたけど、もしかしたら違うのかもしれないから] (5) 2023/11/23(Thu) 8:10:47 |
蕃神 雷恩は、メモを貼った。 (a3) 2023/11/23(Thu) 8:10:59 |
【人】 三ノ宮 緋雁あのさ。オレたちの新人類って 魂が大地に繋がってるって聞いたけど…… それって彼らだけ? 他に繋がってるひとはいないの? それと、そういうのどうやってわかるの? [ちょうどよさそうな部屋に移動してからの話。 そう問いかけて羅生の返事を待った。 返事を聞いても、理解できる気はあんまりしないけど。聞くだけ聞いてみたかった] (8) 2023/11/23(Thu) 8:21:23 |
【人】 三ノ宮 緋雁[……それから。 諸々の話が終わって、最後に部屋を出ようとしたとき。 オレはふと、もうひとつ羅生に問いかけた] ねえ羅生。 オレたちの“親”って……何人いるんだっけ? [その答えを待って、聞いて少しの間をおいてから、オレは静かに部屋を出た]** (9) 2023/11/23(Thu) 8:21:46 |
三ノ宮 緋雁は、メモを貼った。 (a4) 2023/11/23(Thu) 8:24:23 |
寿ホ儀 直青は、メモを貼った。 (a5) 2023/11/23(Thu) 8:30:56 |
【人】 蕃神 雷恩― 植物園:緋雁と ー [己が根を張る姿に、少し驚いた様子の緋雁。 確かに、この姿はあまり見せたことがないかと 根をしまい込んだ。>>4] この地は。汚染されていない。 躰が嬉しいと、いっている。 [つまりは気に入った。ということで。 淡々としながらも1つ頷く際の声音は少しだけ柔い。] そうか。 ――君らが、不調になるのなら 俺や桜花にとって良い場所でも それはよくない、と、思う。 [ふむ、と納得する様子で言葉を紡ぐ。 割合、普段の自分たちと比べ長く留まっているように思うから 不調などはないかは、気にかかっていたので。 内心の安堵が。少しばかり視線に滲む。] (10) 2023/11/23(Thu) 8:36:20 |
【人】 蕃神 雷恩[土に根差す以外に、何かしたいことはあるのか。 ――己はそれを考えたことがなかった。 本能的な希求。それが行動原理だった、ものだから。 思案。 思索。 はたから見れば無言で緋雁を眺めているように思えるだろうが 本人は頭の中で考えを巡らせている。 自分は、何を、したいのだろうか。 吐息を零す。] ……いままでは、きっと。 なにもなかった。それ以外。 今は、多分。その。 [珍しく、少しだけ言いよどむ。 それは果たして、自分に求められている役割から 逸脱する行為ではなかろうかとも] (11) 2023/11/23(Thu) 8:36:34 |
【人】 蕃神 雷恩 話を、してみたい。 と、思っている。 ――誰と、でも。そのことで悩んだりすることがあっても。 それは、君にとって失望する、答えか? [根を張るという目的に付随するには 生産性がないと思われるかも、と内心。 付け加えるように失望するか。と尋ねる言葉は無意識だ。 今迄は、言葉に出していなかっただけ。 ――ことばにださずに、ずっと言葉の裏で問うていたこと。] (12) 2023/11/23(Thu) 8:36:49 |
蕃神 雷恩は、メモを貼った。 (a6) 2023/11/23(Thu) 8:39:21 |
苗床環者 メディウムは、メモを貼った。 (a7) 2023/11/23(Thu) 9:36:14 |
巫凪 桜花は、メモを貼った。 (a8) 2023/11/23(Thu) 10:36:34 |
寿ホ儀 直青は、メモを貼った。 (a9) 2023/11/23(Thu) 10:46:44 |
【人】 言ト霊 羅生>>7 [ 適しているのは距離的にも僕の部屋だ。招いて寝台にでも座ってもらおうか。 珍しく前のめりな緋雁>>8を眺める。そういえば改まって会話をする事はこれが初めてじゃないかな。ていうかその内容は誰に聞いたのかって、問わなくても直青しかいなかった。 ] ……また大雑把に聞いたね? 新人類に興味を持つなんて、緋雁くらいだよ。 俺は君を……とても心が豊かだと思ってる 寄り道をする心が、繊細だと思うよ [ そんなことを言えば笑われたかな? 二ノ宮の群鷺はおおよその事象を把握した上でも人類の根刮ぎにしか興味が無いし、一ノ宮はまずあんまり話を聞いていないよ。なんてくすくす笑う。 戦闘員の思考は設定上シンプルに設計されている。一歩通行で、フィードバックをしない。全ては『旧人類殲滅』に向けて都合良く把握する。端的に言えば、話を聞かない、という表現が正しく近かった。 ] (14) 2023/11/23(Thu) 11:00:07 |
【人】 言ト霊 羅生本題に入ろっか。 まあ俺が──言ト霊が『親』から教えられた事にはなるけれど 『新人類』の旧人類との違いは『地に根差していること』 旧人類の過ちは『自らは自由に空すら飛べるのだ』と思い込んだ事。 飛べないよ。人間に出来るのは、育つことだけ。 [ 思想も命の理由も、この大地も、何もかもは『与えられた』ものである事を忘れてしまい傲った。その心は自分たちこそを唯一無二と捉え、他の生き物の存在価値や存在意義をすべて付属物のように扱った。 小さな欲は、満たすことで大きく育つ。それでも天から『等しく与えられた者』であることを覚えてさえいれば、奪い合う事もなかったろう。 分け与えることがどうしても出来ない。 何度生まれ変わっても治らない。 いつしか人類は地球の『癌』となる。 ] 『sintoisMécanique』は、 その因果のめぐりは穢しきったこの世界にあると考えた。 (15) 2023/11/23(Thu) 11:02:35 |
【人】 言ト霊 羅生だから第一に人類の浄化。これは緋雁たちの役割だね 地を汚す原因である旧人類を根絶やしにすること。 第二に大地の浄化。俺たちが『種』を持つ理由。 この身に保管された種子と、それを育てる為の有機体 この身体でそれを成す。 そして第三に大地の再生……それが、新人類の役割だよ。 (16) 2023/11/23(Thu) 11:03:39 |
【人】 言ト霊 羅生魂が大地に根差しているというのは、 そもそも『人類』のあるべき姿の事を言う。 新人類は正しい人類であると ──要は、手本となるべく産み出される存在なんです。 その為に。……天におわす父の恩恵を、 そして母なる大地を忘れない為に 根を張る、という一種の制約を…… (17) 2023/11/23(Thu) 11:05:04 |
【人】 言ト霊 羅生[ 緋雁からの問いには答えられるだけ答える気でいた。僕に許される限りの権限で。そもそも伏せる意味合いはもう無いのだ。僕らは既に『人類殲滅』の最低水準をクリアしている。それでも見逃す理由も無いだけで。 緋雁から続いた問い>>9は、それこそが本題という気もしたのは僕だけの認識なのだろうか。 緋雁の『第二の車輪』が上手く回って無いことを、僕は長いこと知りつつ黙っていた。 ──『親』は役職毎にそれぞれ適した教育を施す ──つまり最低は役職の数だけ居るだろうし、広義には所属職員はみな『親』なのだろう。 ──『sintoisMécanique』の所属職員は開示済のデータでは数百人程度とされている。 そう簡素にして彼に、伝える。 ] ……『何か思い出したことはある』? * (20) 2023/11/23(Thu) 11:16:21 |
【人】 苗床環者 メディウム− 植物園・雷恩と − >>1:257 …………違う、本心だ。 [「そう思いたいのか」と問われた事に、彼方の記憶が反応する。否応なしに想起される痛切な哀願と、号哭の感情が。吐き出してしまいたくなるのを堪えて返答する。] >>1:258 …………むなしいだけ、だから。 [きっと返答の意味は伝わらないだろう。] (21) 2023/11/23(Thu) 18:39:12 |
【人】 苗床環者 メディウム…………生命に触れる、というのは。そういう事なのかもな。 [ふと出された、彼の片割れの名前。紛れもない、彼の同族。おそらくは自分とは天と地ほどの差異がある、本物の『新人類』の名。……この2人は、どういう位置付けで産まれたのだろう。感情の片端に芽生えそうになったモノを押さえつけて、気が付かないふりを続ける。 (妬けちゃうわよね?) ]ほら、着いたぞ。 [そうしている間に栗鼠の生息区域へとたどり着いていた。適当な場所から木の実を拾い、小さな生命を手招く。少しして、1匹の栗鼠が近寄ってきたので木の実を渡す。ここに住んでいる動物はリヒトたちがきちんと世話をしているからか、とても懐っこいのである。] 触れてみるか? [両手のひらに収まってきた栗鼠を、雷恩へと掲げてみる。]* (22) 2023/11/23(Thu) 18:41:04 |
【人】 蕃神 雷恩だとするのなら。今。 ――俺に触れているメディウムも、 そんな風に興味を芽生えさせてはいるか? [己にとっては君も、貴女も――「メディウム」は生命なのだ。 自分から、触れてみたいと思ったいのち。 そして「貴女」の囁きに耳を傾けていたいものである。 そんなこんなで辿り着いた場所で見たのは、 栗鼠を手招いたのちに彼女が拾った木の実をわたす様。 触れてみるかと告げる彼女の掌の中の栗鼠は じっと、こちらを見ているようだ。 俺は緊張というものを初めて経験する。 びくん、と。肩を震わせながらそれを見やる。 ふわふわの、まるくて、なんか動いているもの。 黒い瞳がじっとこちらを見ていて。 掲げられたそれにおそるおそると指先を伸ばす。 ――常では、伸ばした後に触れはしない。 でも、いまは。] (24) 2023/11/23(Thu) 18:51:17 |
【人】 蕃神 雷恩 ……あたたかいのだな。 [触れたそれはやわらかくて、あたたかい。 あの、戦場の幼子の躯は。 一体どんな体温だったのだろう。 少しだけ、泣きたくなるようだ こんなこといままで、なかったのに*] (25) 2023/11/23(Thu) 18:52:49 |
【人】 苗床環者 メディウム− 農園・桜花と − >>1:200 ……そう、か?ならばよかった。 [言葉にはそう示したけれど。彼が内心でこちらへ良い感情を持っていない事は理解できてしまった。それはそうか、だって大切な片割れへ手を出してしまったのだから。] >>1:201 え、えと……ほら。近しい仲のようだったから、そういう、「特別」な相手かもしれないなって、思って。本当に、居場所を奪ったりは、しないから…… (本当よ……) 言わないよ、 言えないよ。 言えるわけがないよ…… [表情からも言葉からも。彼から片割れに対する強い想いを察してしまって。涙こそ溢すことは無かったけれど、内側へ湧き出してきた感情に心が押し流されそうになる。だめだ、自分はそういう事を思える立場なんかじゃない。] (26) 2023/11/23(Thu) 18:53:20 |