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人狼物語 三日月国


51 【完全RP】ポムペッシュ・フェーリンコロニー【R15】

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視点:人

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【人】 叶わぬ想い 日下部 汐里

  
  
  それに同性同士の恋愛なんて。
  結ばれるのもそうだけど。
  その後の方がもっと大変だよ。

  絵理香ちゃんが男の人を好きになるのなら。
  その方が彼女の為なんだよ。


[ その時私は、彼女を祝福できるんだろうか?
  ううん。しなければいけないんだ。 ]
 
(102) 2020/11/21(Sat) 23:31:41

【人】 叶わぬ想い 日下部 汐里

  
[ ぬくもりが交わったのは、ほんの一瞬。>>94
  引かれるまま、立ち上がって。 ]


  うん、帰ろっか。


[ 頷きを返すと、少し開いた距離を保ったまま。
  二人並んで帰路に着くいて。
  宵闇が塗り替える空を見上げながら思う。

  いつか絵理香ちゃんが誰かを好きになって。
  私がこの恋を失う日が来たのなら。
  優しい君は、いつものように
  私の愚痴に付き合ってくれるんだろう

  でも、彼女の隣に立つのが健吾だったなら? ]

  
(103) 2020/11/21(Sat) 23:32:49

【人】 叶わぬ想い 日下部 汐里



  …… それは、嫌だな。
  私は誰にも愚痴を言えなくなっちゃうもの。



[ それは小さな小さな。
  とても醜い感情の吐露で。

  どうか烏の鳴き声が、覆い隠してくれますように。 ]*
 
(104) 2020/11/21(Sat) 23:33:11

【人】 叶わぬ想い 日下部 汐里



  ── 林間学校前日 ──



[ 自販機に寄るという健吾の背中を見送って。>>82
  本来なら私は授業の為、教室に───
  の、はずなんだ。はずなんけど。 ]


  …… グループ分けかぁ。


[ 呟く声はどうにも重い。

  思い返すのは、先程の健吾との会話。
  浮かぶのは、当然絵理香ちゃん。
  誘えば受けてくれるだろう友人関係は築けている。
  と、信じたい。
  ただそうでなければ、人気者の彼女のこと。 
  グループを組みたい人は、たくさんいる。>>@3 ]
 
(107) 2020/11/22(Sun) 0:00:24

【人】 叶わぬ想い 日下部 汐里


[ なのに今の今まで行動に起こせていないのは。
  きっと、怖いから。
  愉快で優しくて可愛い絵理香ちゃん。
  会えば会った数だけ、私は彼女を好きになる。
  林間学校で一緒に過ごせたら。
  それは、すごく素敵で嬉しい事。
  …… それでも、忘れてはいけない。

  これは、報われぬ恋だ。
  それなのに更に想いを深める事。
  私はそれを恐れている。 ]
 
(108) 2020/11/22(Sun) 0:01:02

【人】 叶わぬ想い 日下部 汐里


[ そんな風に思考をぐるぐると悩ませていたら。
  教室で授業を受ける気分ではない。

  病は病、といえど。
  これは恋の病である。
  決して授業を受けない免罪符にはならないと、
  十分に理解した上で。
  
  多少後ろめたさを感じながらも
  私は速やかなサボタージュを決めるべく。
  教室へ向かう足をそっと逸らして。

  視界に入った保健室の戸をノックすると
  空いているベッドに転がり込み、
  スプリングを軋ませた。 ]**
 
(109) 2020/11/22(Sun) 0:03:28
叶わぬ想い 日下部 汐里は、メモを貼った。
(a24) 2020/11/22(Sun) 0:06:52

叶わぬ想い 日下部 汐里は、メモを貼った。
(a25) 2020/11/22(Sun) 0:07:11

【人】 叶わぬ想い 日下部 汐里



  ── 保健室 ──


[ 華麗なるサボタージュ。
  もとい、保健室での療養を決めながら。
  占拠した空きベッドの一つの上で、
  私はスマホの画面と睨めっこしていた。

  林間学校の服装は自由。>>@6
  ええ、折り紙をしていなかった私は、
  当然把握していますとも。>>90
  決してついさっき、某時期生徒会長候補くんの電波を
  ビビッと受信したわけでなく。 ]
  
(128) 2020/11/22(Sun) 9:43:25

【人】 叶わぬ想い 日下部 汐里



    「 絵理香ちゃん

      林間学校って服装自由でしょう?
      放課後一緒に服を買いに行かない?(ᵔᗜᵔ*) 」


(129) 2020/11/22(Sun) 9:43:33

【人】 叶わぬ想い 日下部 汐里



  ぐぬぅ、ぅう……



[ 添えた顔文字とは裏腹に。
  淑女とも恋する乙女とも似つかわしくない呻きが
  口の端から洩れる。

  画面に表示される文字の羅列は未送信。
  要はグループ分けとおんなじだ。
  私は、そう!絵理香ちゃんとデートがしたい!
  (たとえデートと思っているのが私だけでも)
  しかし彼女と思い出を重ねるのが怖い。>>108

  そんな臆病心が、
  私の送信ボタンをタップさせるのを躊躇わせた。 ]*
 
(130) 2020/11/22(Sun) 9:44:46

【人】 叶わぬ想い 日下部 汐里


[ 幼い頃の瞳の一件。
  弄られ、奇異の目を向けらる生活で、私は学んだ。
  揶揄われるのは、私に隙があるから。
  何でもない事のように、素知らぬ顔でいれば
  やり過ごせる事も多いのだと。

  なので私のイメージする日下部汐里は、
  隙を見せず、いつも余裕綽々で
  穏やかな笑みを保っている。  
  ─── そんな女の子だ。

  …… 実際どう思われているかは怪しいし、
  本当は人並み以上に、予想外な事態には狼狽えるし、
  いろんな部分で拗らせている事。
  幼馴染にはバレているんだろうけれど。 ]
 
(155) 2020/11/22(Sun) 14:00:42

【人】 叶わぬ想い 日下部 汐里



  !?絵理香ちゃ、


  あっ、あっ、送信押しちゃった!
  まだ悩んでたのに!!
  待って、戻って来て!!!

  
[ スマホとの睨めっこ。
  通知欄に現れた想い人の名に。>>154
  押そうか押すまいか悩んでいた指先がびくり震えて
  反射でそのままタップしてしまう。>>130
  すぐさま浮かぶ送信済みを示す文字に、
  焦った声を向けて。

  …… だから、こんな風に慌てふためくのは
  不意をつかれた時か、幼馴染の前か、
  周囲に誰もいない時だけなんだから。 ]
  
(156) 2020/11/22(Sun) 14:01:59

【人】 叶わぬ想い 日下部 汐里


[ コホン、咳払いを一つ。
  送ってしまったのは仕方ない。
  冷静になれ、私。
  そう、いつだってイメージするのは
  ゆったり落ち着いた日下部汐里だ。

  改めて絵理香ちゃんからのメッセージも確認して。
  授業に出ていないくせに
  ショッピングのお誘いはおかしいから。
  補足の文章を送信する。 ]
 
(157) 2020/11/22(Sun) 14:02:46

【人】 叶わぬ想い 日下部 汐里



     「 入れ違いで送っちゃったね。

       ちょっとお腹が痛くて保健室にいるの。
       もう落ち着いたから大丈夫だよ。
       予定もあるだろうし、放課後の件は
       断ってくれて大丈夫だからね。 」

(158) 2020/11/22(Sun) 14:03:03

【人】 叶わぬ想い 日下部 汐里


[ 絵理香ちゃんもどちらかというと
  ファッションへの興味は薄いみたいだし。>>153
  着飾った彼女を愛でたいという私の我儘だ。
  無理はしないで欲しい旨を添えて。 ]


  〜〜〜〜疲れたぁ。


[ いや、私が一人で騒いでいただけなんですけどね!
  今は仮面を被る必要もないから。
  一連の流れを終えると大きく息を吐き、
  情けない声と共に、そのままシーツに突っ伏した。

  勿論、こう言った約束は何度もしている。
  私と絵理香ちゃんは、
仲の良いお友達
だから。
  …… でもね。 ]
 
(159) 2020/11/22(Sun) 14:04:20

【人】 叶わぬ想い 日下部 汐里


[ 貴女と交わすメッセージ。 
  その一つ一つに、こんな風に一喜一憂していること。
  貴女は知らないんだろうな。 ]**
 
(160) 2020/11/22(Sun) 14:04:31
叶わぬ想い 日下部 汐里は、メモを貼った。
(a37) 2020/11/22(Sun) 14:09:10

【人】 叶わぬ想い 日下部 汐里


[ それから、絵理香ちゃんと打ち合わせして、
  校門を待ち合わせ場所に定めた。>>161
  学校を出る前に、職員室へ寄って
  保健室にいた事を伝える。
  日頃の学習態度は人並みなので、
  仮病が露見する事はなかったと思うけど。

  一度スマホを確認すれば、健吾から。>>163
  お悩み相談では無いから
  二十四時間即駆けつける必要はなさそうだけど。
  彼の連絡はいつだって
  要件だけを端的に伝えるから。

  私もそれに倣えば、自然と返事は早くなる。 ]
 
(164) 2020/11/22(Sun) 18:20:54

【人】 叶わぬ想い 日下部 汐里



          「 大丈夫。
            ちょっと頭の中が
            ぐるぐるしただけだから。 」

(165) 2020/11/22(Sun) 18:21:02

【人】 叶わぬ想い 日下部 汐里


[ 教室で鞄を回収して、校門へ向かう。
  絵理香ちゃんと無事合流しすると。 ]


  大丈夫だよー、ありがとう。


[ こちらを心配する言葉に、柔らかく微笑んで。
  重なった手に、どきり、心臓を跳ねさせた。>>162

  …… 大丈夫、大丈夫。
  私の片思いは鋼の片思いなんだ。
  これくらいで、顔に出したりしないんだから。 ]
  
(166) 2020/11/22(Sun) 18:22:20

【人】 叶わぬ想い 日下部 汐里



  帽子やマフラーだよね。
  それじゃあ、いつものお店に寄ろうか。
  私は新しいルームウェアが欲しいんだ。

  確かに最近少し寒くなってきたからね。
  ふわふわでもこもこの、
  暖かいやつに包まれたくて。


[ 予定を確認して、並んで歩き出す。
  ただどうしても
  指先から伝わるぬくもりを意識してしまって。 ]


  でも絵理香ちゃんといれば必要ないね。
  こんなに暖かいんだもん。
 
(167) 2020/11/22(Sun) 18:23:06

【人】 叶わぬ想い 日下部 汐里



  ─── なんてね。


[ 続けてなんて事ないように。
  ぺろり、舌を出す。 ]


  四六時中一緒ってわけにも行かないしね。
  そうそう、絵理香ちゃんはグループ決めた?


[ 何気なく聞いたけど、本当はずっと気にしてた。
  ほら、もしかしたら。
  好きな人を誘いたいかもしれないでしょう?
 
 嗚呼、胸が痛いなぁ。
]**
 
(168) 2020/11/22(Sun) 18:23:46

【人】 叶わぬ想い 日下部 汐里



  うん。  
  絵理香ちゃんは心も身体もぽっかぽかだよー。


[ ふんわりと笑みを浮かべながら、
  指先にぎゅっと力を込める。
  これくらいならいいよねって。
  自分に言い訳しながら。

  って待って!ちょっと待って!
  ハグはまだ心の準備が追いついてないの! ]

(173) 2020/11/22(Sun) 20:37:09

【人】 叶わぬ想い 日下部 汐里


[ ぎゅむぎゅむされた私の顔は真っ赤で
  きっと、茹でた蛸みたい。
  火照りを覚ますために、慌てて腕から抜け出すと
  絵理香ちゃんからそっぽを向いて、
  肌を外気に晒して深呼吸。 ]


  肌弱いのかな。
  いつもハンドクリームつけてるもんね。


[ 抱きしめられた拍子に
  ふわり、鼻腔をくすぐるジャスミンの香りは、
  私にとって彼女の象徴みたいなもので。
  結構心臓に悪かったりする。

  グループの話題になれば、
  なんて事のない風を装って。
  内心では、誰と組むのか興味津々。 ]
 
(174) 2020/11/22(Sun) 20:38:05

【人】 叶わぬ想い 日下部 汐里



  私?まだ決まってないよ。
  健吾はどうするんだろう。
  そつがないからねー。 
  いい相手を上手く見つけるんじゃないかな。


[ ふんふんと相槌を打ちながら耳を傾けて。
  彼女も決まっていない事に安堵して、
  私と組む?と言われて歓喜して。
  私の心は何だか大忙し。

  じゃあ一緒に組もう!
  ……そう、反射的に言いかけてたけれど。

  “あんまり関わった事がない相手と”

  その言葉を思い出せば。
  ぱくぱくと酸素不足の金魚みたいに。
  私の口は、無音を発する。 ]
 
(175) 2020/11/22(Sun) 20:39:07

【人】 叶わぬ想い 日下部 汐里



  …… そうだね。
  たまには違う人と組んでみても。
  その人の意外な一面が見れて、面白そうかもね。


[ ─── 私は臆病者だから。
 
  だって、ほら。
  絵理香ちゃんには絵理香ちゃんの世界があるのに。
  私の実らぬ恋心に、付き合わせていいのかなとか。
  私も彼女から離れる練習をしないといけないとか。

  そういうね、人によっては気にしない事に。
  すぐに心が押し潰されてしまうんだよ。 ]
 
(176) 2020/11/22(Sun) 20:39:42

【人】 叶わぬ想い 日下部 汐里

 

  じゃあ今回はさ。
  互いに別の人を探して、
  良さそうな人がいたらその人と組むのはどう?

  それで二人とも見つからなかったら、
  その時は一緒に組もうよ。


[ 結局私が示したのは、そんな中途半端な提案。

  “互いに別の人を探す。”

  …… そんな事を言いながら、
  私は多分誰も探さないんだと思う。
  そうして、絵理香ちゃんが「見つからなかった」って
  声を掛けてくれる瞬間をずっと待つの。
  馬鹿だな、私。 ]
 
(177) 2020/11/22(Sun) 20:40:14

【人】 叶わぬ想い 日下部 汐里

 

  ふふっ。
  林間学校で離れちゃうかもしれないから。
  その分、今日の買い物はたくさん付き合ってね。


[ 絵理香ちゃんの反応はどうだったかな。

  私の知らないところで、林間学校を楽しむ絵理香ちゃん。
  想像するだけで、心にコールタールがかかったみたいに
  どんよりと淀んでいくのを感じるけど。

  大丈夫大丈夫。
  だって私のこれは、鋼の片思いですから。
  何でもないように、きちんと笑顔を浮かべたら。
  「行こう」と。
  今度は私から、彼女の手を取って。 ]


  …… ところで、
 
 
(178) 2020/11/22(Sun) 20:43:03

【人】 叶わぬ想い 日下部 汐里



   雨宮先輩って誰?



[ だいじょうぶだいじょうぶ。
  わたしきちんとわらえてる、これほんとう。
 
  だって、私の知る限り
  その名前が絵理香ちゃんの口から出るのは
  初めてだったから。
  気にならない方が無理な話だよ! ]**
 
(179) 2020/11/22(Sun) 20:43:24
叶わぬ想い 日下部 汐里は、メモを貼った。
(a38) 2020/11/22(Sun) 20:45:18

【人】 叶わぬ想い 日下部 汐里



  前髪で片目を隠した
  ちょっと厨二病っぽい先輩……。


[ 汐里はその言葉を深く心に刻み込んだ。

  絵理香ちゃんとその先輩がどんな関係か。
  彼女の内心を正確に読み取る事は
  私にはできないし。

  実際はどうあれ、グループを組んでもいいと
  思わせる何かがあった時点で、
  私にとっては要注意人物。

    祝福しなくちゃいけないって。
    わかっているはずなのにね。 ]

 
(184) 2020/11/22(Sun) 22:23:44

【人】 叶わぬ想い 日下部 汐里



  マフラーの色?
  そうだね。
  絵理香ちゃんは華やかで明るいから
  赤とか強い色でも全然見劣りしないよね。

  これなんか、どうかな?
  生地も滑らかで暖かそうだし。


[ 馴染みの店に着けば、彼女の意見も参考にしながら
  似合いそうな品を手に取って。
  絵理香ちゃんが選んでくれた服?
  もちろんノータイムで即購入だよ。

  その後はお茶のカップを片手に
  たわいもない話題に花を咲かせて。
  貴女にとっては日常の、
  私にとっては夢のような時間が過ぎて行く。 ]
  
(185) 2020/11/22(Sun) 22:24:54

【人】 叶わぬ想い 日下部 汐里


[ 明日の準備もあるし、そう長くは引き止められない。
  そろそろ解散かなって頃合いに、
  差し出された小さな紙袋。
  断りを入て開けてみれば、センスのいいリップクリーム
  その優しい匂いがふんわりと香った。 ]


  私に?
  いいの?

  …… ありがとう。


[ 何だか胸がいっぱいになってしまって。
  あまり上手く言葉を紡げなかった。
  リップクリームを、ぎゅっと胸元で抱きしめて。 ]
  
(186) 2020/11/22(Sun) 22:26:23