10:31:31

人狼物語 三日月国


132 【身内RP】穏健なる提案【R18G】

情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:人


ツルギは、この人が断ったら次はあの人に連絡しよう。断ったらね。
(a15) 2022/03/02(Wed) 19:23:33

ハナサキは、一人はやっぱり危ないでしょうか…と呟きながら中空を眺めました。
(a16) 2022/03/02(Wed) 20:15:20

ナツメは、連絡をもらい、医務室に戻り――――それから、もう少し後。
(a17) 2022/03/02(Wed) 20:28:00

ナツメは、がたっ。目を覚ました人に、話しかけた。
(a18) 2022/03/02(Wed) 20:28:18

メイサイは、暫く砂浜に倒れたままじっとしていたけれど、再び動き出した。昼の少し前。
(t17) 2022/03/02(Wed) 20:29:22

【見】 奇形 メイサイ

「……視点低っ」

 再びログインしようとして。ログアウトできていなかった事が判明した。
 落ちた時そのままの状態だったので、少しびっくりした。
 ゆっくり立ち上がり、歩き出す。
(@8) 2022/03/02(Wed) 20:31:33
園芸 ハナサキは、メモを貼った。
(a19) 2022/03/02(Wed) 20:51:58

ユメスケは、昨日のデート中、美術館でカイに見えなくもないよく分からない何かの絵を見ていた。
(t18) 2022/03/02(Wed) 21:37:01

エノは、まだ体は痛む。本当の体は、どこも怪我なんてしてないはずなのに。
(a20) 2022/03/02(Wed) 21:58:47

【置】 医者の息子 カイ

数河 解は凡才だ。

国内でも上位に入る偏差値の学校にやっとの思いで入学して
趣味も、ともだちを作る時間のほとんども勉強に費やして
それでもぎりぎり授業についていけるくらいだった。

そこまでして医師になろうって頑張ってきたのは
なんでだったっけ。勉強なんか、嫌いなのに。

幼い頃になにか約束をした気がする。
今となっては、もうどうでもよかった。

だって、みんなが期待しているのは、もう弟だけ。
どれだけ意地になって努力しようが
一つ下の弟には絶対に届かない。
勝っているとしたら年齢くらいなんじゃないか?

それでも、幼い頃からまっすぐなレールの上を
走って来たカイには、他に曲がれる道なんてなかった。
もう自分を突き動かしているのは劣等感と、意地だけだ。
僕はきっと医者になんて向いていない。


弟は、天才だった。
解は、凡才だった。
(L1) 2022/03/03(Thu) 4:08:58
公開: 2022/03/03(Thu) 4:10:00
医者の息子 カイは、メモを貼った。
(a21) 2022/03/03(Thu) 4:11:36

医者の息子 カイは、メモを貼った。
(a22) 2022/03/03(Thu) 4:15:51

フカワは、朝までにいい感じの広場で東屋のような温室を建てていた。
(a23) 2022/03/03(Thu) 8:46:38

【置】 不運 フカワ

合議が終わってから少し。 >>a23 >>7

その建物の中で植木鉢をならべて。
好きな花を思い浮かべて。
男はまるで小さな植物園を作っていた。
皆も知っている花から知らない花まで。
きっと思い付いた彼らがそこにいるのかも。


「店も、こんな気分だったけど。
 自分だけの空間も憧れていたな」


『サウンド・オブ・ミュージック あずまや』で検索してもらえれば
イメージかつくだろう。


男が去り、無人になった建物は、日の光を浴び、美しく反射してそびえ立っている。
鍵はかかっておらず、誰でも自由にはいれるらしかった。
(L2) 2022/03/03(Thu) 8:58:12
公開: 2022/03/03(Thu) 9:00:00
メイサイは、うろついている最中、広場の辺りに見慣れない建物を見かけた。
(t19) 2022/03/03(Thu) 9:33:10

フカワは、その夜以降の時間、他の人がいない頃を見計らって一人でエノの元へ向かった。
(a24) 2022/03/03(Thu) 12:04:27

【見】 モノノ怪 ユメスケ

 アクタに付き添って行った夜ではなく、日が変わって太陽も空にのぼってからのこと。彼はヒメノの部屋を再び訪れた。
 部屋に物が増えていてもいなくても、なんなら彼が足を運ぶ頃には彼女の身体がそこになかったりしても、彼のすることは然程変わらない。


「12くらいになる気だったの、本当なんだが。
 お姉さんの言った通り無理だったなぁ」

 ゆったり部屋を歩いて、ベッドに腰かける。

「多く見積もって直前の+5くらい?
 その上でマイナス行っちゃったからなあ、こうなったね」

「生きたかったね緋苺お姉さん」

「どこにもいなかったらしい私という存在が、
 さいごのさいごで居られたのってハッピーなんだろうか」

「これは質問じゃないから、
 聞いていても聞き流してくれていて構わない」

「それより何より、
 生きることがハッピーだったよなぁ緋苺お姉さん」

 そんなふうにとりとめのないことをもういくつか呟いて、ほどほどの間居座っていたのだった。
(@9) 2022/03/03(Thu) 13:05:41
ツルギは、インチェ…クルマ…クローズ……呪文かな?
(a25) 2022/03/03(Thu) 13:06:15

フカワは、食虫植物も温室に入荷しています。
(a26) 2022/03/03(Thu) 13:14:37

【見】 奇形 メイサイ

「関係ないんですよね」

 僕は、自分の送ったメッセージを見返して、どこかで小さく呟くよ。
 こっちは見学で、これは彼らの合議だから。
 僕は介入する必要も、介入される必要もない。
 だから僕はあなたを見守っています。
                 
ここ

 ただ、ずっと。何の感慨もなく、見学席で見ているだけです。
 そのはずでした。
(@10) 2022/03/03(Thu) 13:25:41

【人】 剣道 ツルギ

青年は迷わず温室にやって来た。
視線はつい食虫植物とか…女の子が苦手そうな植物に行ってしまうけど。教わった可愛い食虫植物……の近くにあったハエトリグサみたいな方に興味津々。
差し入れ感覚でコオロギとか突っ込んでみたけど
今の目的はそうじゃない。

(ピンクと赤と黄色………あ、白もちょっと入れるか。)
(なんだ、インチェ…インパなんとかってこれかあ。常連の庭先によく咲いてたな……)

バイトでよく使っているネコ車を出して、その中に切った花を入れていった。茎の部分は要らないから、花のところだけ。青年でも知っている名前の花から、名前の知らない花まで。
女の子が好きそうな色を選んでいく。

でも菊とか、白いカーネーションや百合は避けた。避難所でよく見かけた花だから。
(17) 2022/03/03(Thu) 15:32:40

【人】 剣道 ツルギ

>>17

「クルマみたいなやつ…クルマみたいなやつ……お、あった。」

名札を頼りにクルクマを探し出すと、明るい色を中心に、茎を長めに切っていった。確かフカワさんは何本も重ねれば良くなると言っていたし。

バラが咲いている場所に移動して、満開の花を選んでハサミを入れる。これもやっぱり茎を長めに。
花束にするなら咲き切っていない方が良いけど、青年はよく知らなかった。

「……いてっ。うわ、棘ヤバいな。」

バラの棘ってこんな鋭いのか、なんて思いながら。
花束にするための花と、飾りつけるための花を採っていった。
(18) 2022/03/03(Thu) 15:34:34
エノは、起きて目に入った人と話したり、その後お見舞いに来てくれた人と話したり。一人は掃除後に来てくれるらしい
(a27) 2022/03/03(Thu) 16:52:46

【人】 剣道 ツルギ

/*
もし遺体が移動させられていたらその前ってことでよろしく。


>>17 >>18

温室で花を調達してからのこと。
ヒメノが寝ている部屋に、ネコ車を押した青年がやって来た。車にはたくさんの花と不恰好な花束が一つ。
誰かがいてもいなくても、青年がすることはやっぱり変わらない。

「俺さ、最初はお前のことあんまり好きじゃなかったよ。自分で何かしようって意思が見えかったから。」

遺体の血と傷痕を隠すみたいに花を散らす。胸と足には多めに。パーティとか、お祝い事に使う花ばっかりだ。

「でも今のヒメノの気持ちならわかる。多分だけど。」

───怖くても嫌でもやった方がいいことってあるだろ?


とある人に言った言葉。
きっと君もそうだったんじゃないかなって。好きで人を殺したい人間じゃないだろうから。

「………お疲れ、悪い人=B
 こんなこと言ったら怒るだろうけど、俺はマイクより包丁を持ったヒメノの方がいいと思う。」

最後に、顔の横に花束を置いた。
クルクマ、プライムチャーム、アートリークローズ。教わった花たちを、包装紙で包んでリボンで留めた簡素な物だ。
思ったより全然上手くできなかった。フカワさんに頼めば良かったなあ。
(19) 2022/03/03(Thu) 19:02:45
ツルギは、「おやすみ。」ヒメノの部屋を立ち去った。
(a28) 2022/03/03(Thu) 19:03:16

ナツメは、ぺらり。医務室で、今日の合議のログを閲覧した。
(a29) 2022/03/03(Thu) 19:44:13

エノは、問いかけた。
(a30) 2022/03/03(Thu) 20:58:34

メイサイは、今回分の議論のログを見た。
(t20) 2022/03/03(Thu) 21:18:03

ナツメは、答える。
(a31) 2022/03/03(Thu) 22:20:32

【人】 医者の息子 カイ

>> エノ

「おい」

任意の時間。おそらく君が目を覚ました後くらいだろう。
医務室に入ってきて早々、声をかける者がひとり。
さて、容態はいかがなものか。カイは続ける。

「怪我の調子はどうだ。治りそうか」

仮にも医師を目指す人間だから見にきた、にしては
不本意そうにしている。
変に思うなよと釘でも刺しそうなくらい。
(20) 2022/03/03(Thu) 22:21:46
メイサイは、心が欠けているけれど。
(t21) 2022/03/03(Thu) 23:23:28

メイサイは、新しい心はあんまり欲しくないな、と思った。
(t22) 2022/03/03(Thu) 23:23:39

フカワは、何年ぶりかに泣いた。多分10年ぐらい前にタンスの角に小指をぶつけたときとか、玉ねぎを切ったとき以来だ。
(a32) 2022/03/04(Fri) 0:15:53

【人】 美術 エノ

>>20 カイ

「おや、カイくん。」

青年は目を覚まして、ぼんやり窓から外を見ていた。
扉の開く音で、そちらを見て。
君を見たら、目を丸くする。

「来ると思わなかった。」
「あぁ。」
「とどめを刺しに来たのかな。」

あんま治りそうではないね、と。
よいしょ、と起き上がって、刺された背中を見せようと、
上の服をはだけていって。
(21) 2022/03/04(Fri) 1:17:58
ユメスケは、夕空を泳ぐ鯨を見上げていた。
(t23) 2022/03/04(Fri) 11:13:30

ユメスケは、手を伸ばした。
(t24) 2022/03/04(Fri) 11:33:11

ユメスケは、呟いた。「俺も違う物語の人だから、仕方ない」
(t25) 2022/03/04(Fri) 11:38:17

【人】 医者の息子 カイ

>>21 エノ

「逆だ。そんなバカなことなんかしない。
 ……あの女みたいに選ばれてたらやったかもしれないけどな」

面倒そうにため息を吐く。
まあ、普段の言動を見ればそう思われるのも無理はないから
それ以上文句を吐くのはやめる。

「本当は来る気なんてなかった。
 中途半端に助けたって、蹴落とす相手かもしれないのに。
 でも仕方ないだろ、しつこく頼まれたんだよ」

目を逸らす。押しに弱いタイプなのかも。
実際、そんなにしつこく頼まれたわけではないけど。
他人のことなんて知った事かと思うのだって変わりない。

君の傍らに寄り、傷の様子を見ても
他の人より大して細かいことがわかるわけでもない。

(22) 2022/03/04(Fri) 14:25:55

【人】 医者の息子 カイ

>>21 エノ

「傷に効く薬を持ってきた。
 ……いや、僕が"作った"と言うべきか」

VRの特性を利用して作ったもの。
手のひらの上には塗り薬の入った容器。

「僕の父は外科医だ。昔、切り傷をした時に
 手当をしてもらったことがある。
 その時に使ってもらったのを作った……筈だ」

よく効く薬だという。
君の言う通り、毒でも塗ってとどめをさしにきたのかもしれない。
信じるかどうかは君次第だ。
(23) 2022/03/04(Fri) 14:27:19

【人】 美術 エノ

>>23 カイ

「へぇ、わざわざ俺の治療を頼む人が?」
「俺、殆ど誰とも交流してないのに。」

奇特な人もいるんだな、と。
どこか他人事で、でも少し嬉しそうな。
そんな声色を呟く。

「それでも、嫌なら断ればよかったのに。」
「優しいんだね。」

なんて言葉は、君の神経を逆なでするだろうか。
服をはだけて、背中を見せる。
決して浅いわけではない傷跡が、白い肌にくっきりと残っている。
何とか血が止まってるだけの、素人レベルの処置だ。

(24) 2022/03/04(Fri) 15:38:02

【人】 美術 エノ

>>23 カイ

「いいね、外科医。」
「医者は好きだよ。仲間意識がある。」

意味の分からぬことを呟いて、君が持つそれを見る。
ふぅん、とぼんやりと茜色の瞳が細まって。

「塗ってもらっていい?」
「あと」
「ついでに背中の汗も拭いてほしい。」

君を信用したのか。
あるいはもともと危機感がさしてないのか。
君に背中を完全に向けて、委ねるように。
(25) 2022/03/04(Fri) 15:41:54

【人】 医者の息子 カイ

>>24 >>25 エノ

「うるさいな……別にやさしくはない。
 感謝するならナツメにするんだな」

彼女に言われなければ何もしていなかっただろうから。
咳払いをして、ズレた眼鏡をなおす。
嬉しそうな君に反して、どこか不機嫌そうになった。

「……医者に仲間意識? どういうことだ」

怪訝な顔をしながらも、頼まれたことは了承する。
渋々といった態度だけれど。
ガーゼ、包帯などを用意して。
濡らしたタオルで、傷口が開かないように
背中をそっと拭けば。薬を塗り始める。意外と丁寧だ。

少々染みるくらいはあるだろうけど。
君が治したいと思うのならきっと、この薬は効くものだ。
ここはVR世界。現実とは少々違うから。
(26) 2022/03/04(Fri) 18:25:33
エノは、鋏を持って出かけた人を見送った。エノには今回、投票権がない
(a33) 2022/03/04(Fri) 18:28:22

【人】 美術 エノ

>>26 カイ
「あぁ、ナツメさん。」
「あの人、ちょっとお人好しすぎるな。」
「俺、そんなに話したことないんだけど。」

よくもまぁそんなに人に気を遣えるものだと、感心する。
それとも、"交渉"のための布石だったのだろうか。
目が覚めてすぐの時、彼女にそれを持ち掛けられたから。
それだったら腑に落ちるな、なんて、一人頷いて。

「ニジヤ製薬って知ってる?」

それは、この国でも有数の製薬会社の名前。
一般人でも名前くらいは聞いたことがある程度の。

「俺、虹谷 絵乃(ニジヤ エノ)っていうんだよ、本当はね。」

そうとだけ告げて。
薬が塗られれば、いてててて、と声を漏らす。
足の方にも傷があるのだが、そっちも染みるのかな、とちょっと嫌そうな顔。

「…なんかお礼をしないといけないな。なにがいい?」
(27) 2022/03/04(Fri) 18:46:09

【人】 普通 ナツメ

 
夕暮れの空が、夜の色へ染めあげられる頃。
少女は、中央の建物に足を踏み入れる。

(恐らくは)人気のないその場所で、ぽつんと一人。
隔てる柵へそっと手を添えて、傍聴席をしばらく眺めていた。
そして、ここへきた用事を。
医務室で休んでいるエノの分も合わせて、2枚を手に取る。
皺ひとつないその紙切れを手帳に挟み込んで、それからログに発言を残す。

吹き抜けの下、中央へ立って、あ、と音を出す。
残響音を聴きながら、ここで歌ったら怒られるんだろうな、と思った。
(28) 2022/03/04(Fri) 19:04:34
ユメスケは、扉を開けてもらうのを待って、それから君と一緒に外に出たのだった。乾いた音を聞くほんの少し前のこと。
(t26) 2022/03/04(Fri) 19:38:47

フカワは、チップ非準拠になった。花屋スタイルだ。
(a34) 2022/03/04(Fri) 19:40:05

【人】 医者の息子 カイ

>>27 エノ

「……恩でも売ろうとしたんじゃないのか」

これに関しては君と同じことを思っている。
カイだって大して話したわけではないが。
それなのに頼みを聞いたのは、ただのきまぐれか。

「成る程。なんでまた最初から本名名乗ってなかったのかわからんが」

薬を塗り終えるとガーゼを当てて包帯を巻く。
嫌そうなのも無視して、他にも傷があるのなら、そこもかかさず。

「……はい。終わり。これで少しは治るだろ」
「礼? じゃあ僕をここから出してくれ」

けど、そんなの無理だろ? カイは皮肉気に笑う。
礼なんていらないと言外に言っているようだ。
(29) 2022/03/04(Fri) 19:54:14

【人】 美術 エノ

>>29
「やっぱそうかな」
「その方が気楽ではあるんだけどね。」

何故違う名前を、という問いには。
『違う人間になりたかったから』とだけ答える。
特別の皮を脱ぎ捨てたかった。
ただそれだけ。きっと贅沢過ぎて、誰に理解される事もない。

背中も足も、処置される。
VRの世界なら、軽い処置でもきっと。
死なぬようには、なるのだろう。

「じゃあ。」
「選ばないようにするね。」

君を出すことはできないけど。
出ることを邪魔しないようには、できるから。
(30) 2022/03/04(Fri) 20:08:16

【人】 医者の息子 カイ

>>30 エノ

「違う人間に」

カイにはその一言だけでは
君が違う人間になりたい理由はわからない。
わからないけれど。

「……僕も思ったコトがある」


ぽつり、無意識につぶやく。
きっと、カイは逆だ。特別になりたかったほうだ。
だからきっとすべて理解まではできないのだろう。

はっとして、今のは、なんでもない。と言って。

「ふうん。それが本当ならありがたいな」

(31) 2022/03/04(Fri) 20:30:12

【人】 医者の息子 カイ

>>30 エノ

「ああ、あと──これもやるよ
 傷の手当てだけじゃ、不十分だからな」

ひとつ、赤い飴玉にも見えるそれを、君に差し出す。

「これは、そうだな……大量に出血した後は
 貧血と同じような症状になることもあるだろ。
 だから、まあ、そう、鉄分」

実は、適当。製薬会社の子息であろう君になら
これが薬の類ではないことくらいはわかるのかも。

だからこれはいわゆる、気休めである。
いたいのいたいのとんでいけ、でなんでか子供が泣き止む程度の。

「じゃあな」

そうぶっきらぼうに言って、カイはさっさと医務室を立ち去る。
(32) 2022/03/04(Fri) 20:31:07

【見】 奇形 メイサイ

「良心が痛むとか、人の心がないとかって言葉、変ですよね」
「心臓でものを考えてる訳でもないのにね」

「心欠けちゃってても、悲しいものはちゃんと悲しいです」

 4日目、いつかの時間。ヒメノさんの部屋。
 彼女の遺体と、それから誰かが飾った花がある。
 僕はそれらを前に手を合わせた後、物言わぬ彼女へ一方的に言う。

「合議、見せてくださってありがとうございました」

「ヒメノさんの生きたい=A凄く輝いてて良かったですよ」
「ちゃんと、見てましたよ」

「お疲れさまでした」

 それから、おやすみなさい。
(@11) 2022/03/04(Fri) 20:38:28
エノは、別にそれが、確かな効き目があるものかどうかは、気にしなかった。
(a35) 2022/03/04(Fri) 20:44:21

エノは、ただ、それを舐めて……「やっぱり優しいね」と、呟くのだった。
(a36) 2022/03/04(Fri) 20:44:48

ナツメは、ぱたん。
(a37) 2022/03/04(Fri) 20:45:39

【置】 普通 ナツメ


『今、これだけおしえ』『なんで、そんなに平気な顔して』

『ダメもとで言うんだけど、票をハナサキさ』
『アクタくんたち、だいじょう』
『助けてくれたって聞きま』『自分に投票するのだけは、やめ』

そのメッセージは、送られなかった。 

『ナツメです。立候補しま』

『怪我してるって』『投票してごめんなさ』
『間に合わなくて、ごめ』

『聞いちゃった。なんで私の』『明日、』

『ごめんね』
(L3) 2022/03/04(Fri) 20:46:06
公開: 2022/03/04(Fri) 20:55:00
ユメスケは、ごくごくそっけない文字列に、手を振るスタンプだけを返していた。普通程度のお祈りはしたものですから。
(t27) 2022/03/04(Fri) 20:57:47