16:46:53

人狼物語 三日月国


203 三月うさぎの不思議なテーブル

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視点:人


役者 セロ は、メモを貼った。
(a16) 2023/03/14(Tue) 13:28:20

【人】 厨房担当 ゲイザー

― 回想:さて、映画の約束はというと…… ―

[あの日のメッセージのあと、栗花落から返信があった>>36
 「やっぱり平日の方が」「午後からなら空けられる日ある」との文面に、嘉数>>n0が挙げてくれた日付を改めて見返してみて。
 こうして嘉数が挙げた平日のうち、速崎が非番になる日で、最も早い日付をひとつ提示する。]


『 そうですね、平日なら私も元々休みありますし……
  XX/XXの午後から、でどうでしょうか?
  16:00か18:20の上映回に合わせて現地集合できたら
  いいかなと、考えているところです。 』


[栗花落がその日に予定を開けられないなら、順次、後の方の候補日に繰り下げていって――。
 そうした遣り取りを重ねて、予定を擦り合わせていく。]
(56) 2023/03/14(Tue) 13:44:07

【人】 厨房担当 ゲイザー

[さて、予定のすり合わせとは別に送った、声優「セロ」へのファンメッセージ。セロとしての栗花落にそれがちゃんと届いたと判れば、返信への返信をしつこく重ねたりはしない。
 スマートフォンの画面上に浮かぶ文字を、速崎はひとり、目元を緩めて見つめる。]


( ……そうだね。そうだ。
  周りに言いふらすような人じゃない、って。
  ツユリさんは、私を、ゲイザーを信頼してくれている。

  じゃあ、私は?
  ゲイザーは。ケイ、は。 ……―――――、 )


[この時にふっと胸の内に伸し掛かった想いを分け合う相手は、この時の璥にはいない。
 声優という役者たちを「偶像化」したあの雑誌に強い不愉快と  を抱く>>15>>16>>17のは、この後日のこと。]
(57) 2023/03/14(Tue) 13:45:08

【人】 厨房担当 ゲイザー

[ところで速崎には「他者の有給で遊びを満喫する」という発想が無かったため、嘉数からの提案を受けた当時>>n0には――]


 
Whoaほわあ!?

 ……そっか、なるなる。 偉いわチエさん。


[と、ものすごく間抜けな声を上げて驚いたのはここだけの話。「りん」が抜けて「さん」になったのもここだけの話。
 空けられる平日の予定を送るメッセージに『りょうかいー』を短く返して、その後の予定調整をしっかり任される身に。
 末っ子気質めいた調整任せっきりぶりに、特に何か一言寄越したりしなかった辺り、速崎も速崎だったかもしれないが。*]
(58) 2023/03/14(Tue) 13:46:04

【人】 厨房担当 ゲイザー

― さて、今夜のムール貝のおはなし ―


 
Absolutely!!



[春とムール貝Spring & musselの到来を告げる言葉>>27には、すぐさまに「ほんまそれ」のノリで高らかなる一言を。速崎は必ずしもいつもムール貝で春を迎えている訳ではないのだがそれはそれとして。
 くるりと華麗なるターンを決めた美澄とのこの掛け合い、スポットライトがあれば完璧なショーになっていたかもしれないが、『うさぎ』のホールとキッチンにそんな装置はない。あるのはいつもの照明とモダンなBGMだけである。

 美澄が知る、けれど速崎は未踏のコヴェントガーデン。
 パンク・ロックの聖地・ロキシーの話がふっと脳裏を過ったが、それこそ「私の話」になるこの語は一先ず引っ込めて。
 祖父母の昔ならぬ、今に近い日々の中の、Clams&Musselsのワインクリーム蒸しが美味しい店の話に、ちょっと生唾を飲みながら頷いていた。]
(59) 2023/03/14(Tue) 15:20:51

【人】 厨房担当 ゲイザー



 ……しかし、なんでなんだろね? パエリア。
 そりゃ、海鮮もお米も好きな人は
 普通にパエリア欲しくなると思うけど―…
 おしゃれメシイコールパエリア、みたいなイメージが
 強くなっちゃってるのかも。うちの雰囲気的にも。


[パエリアを希望するお客様に対し微妙に失礼なことをさらっと口走りながら、美澄の疑問符>>28に速崎も首を傾げていた。
 そのお客様のひとり>>3:308が今まさにカウンター席にいる>>38訳だが、決して他意はない。他意がない分余計に悪質かもしれない。]
(60) 2023/03/14(Tue) 15:27:09

【人】 厨房担当 ゲイザー



 ともあれ、今宵のお客さんたちには、
 パエリアだけじゃないClams&Musselsの
 バリエーションと美味しさを、
 めいっぱい知ってもらっちゃおうぜい!


[一部のファミレスでもムール貝のガーリック焼きが提供されていたりはする訳だが、それはそれ、これはこれ。
 テンション高い美澄>>29が手掛けるワインバター蒸し>>33とパスタ・エ・ファジョーレ>>46が、その立役者になってくれると期待して。]
(61) 2023/03/14(Tue) 15:30:10

【人】 厨房担当 ゲイザー

[ところでそのワインバター蒸しの匂い>>31>>32は、そのフライパンから少し離れたところの速崎の鼻腔をもくすぐっていた。
 栗花落への蛤のバター焼きとポタージュのサーブを終えた後、少し手が空いた頃に、呟きがぽつりと零れる。]


 ……おばーちゃん、おじーちゃん、
 Mussels美味しかったって言ってたな。
 タイガーみたいに、それで春、越してたのかな……。
 うん、私も行ってみたい。コヴェントガーデン。


[きっとその店のワインクリーム蒸し>>27と同じではない、けれどもその土地の季節の移り変わりを思い描かせる温かさに、うっとりと目を細めていた。
 ラムシチューの日と違って今日は勤務中なのだから、うっとりとしてばかりはいられないけれど。**]


( イギリスブリテン島とアイルランド、往復旅できるよな?
  ここ『うさぎ』あっち地元くらいの遠さで済むよね……? )
 
(62) 2023/03/14(Tue) 15:49:08

【人】 役者 セロ

―Madam March Hare カウンター―

[程なくして出されたペスカトーレ(聞き慣れないオシャレな名前だった)は、ごろごろの魚介と形の違うパスタがたっぷり。まずは一口。]

 美味しい!

[トマトソースに魚介の旨味とコクがよく合う。家でも作ってもこの味にはならないので、プロはやはりすごい。]
(63) 2023/03/14(Tue) 17:59:52

【人】 役者 セロ

[そして同じくらいのタイミングやってきた、蛤のバター焼きととそら豆のポタージュ。2種類のバター焼きとはなんとも贅沢だ。

 ふっくらとした蛤にガーリックの香りと濃厚なバター醤油。間違いない。
 パセリとニンニクがきいたエスカルゴバターはなんともワインに合いそうな風味だ。残念ながら明日は休みではないので我慢しよう。]

 おいしい…貝に醤油ってどうしてこんなに合うんだろ…
 こっちのバターもおいしい〜

[そら豆のポタージュは舌ざわりなめらか、ほどよく塩気が効いている。]

 これは、うん。
 パンください。

[ペスカトーレにバター焼き、ポタージュときたらパンでしょう!]**
(64) 2023/03/14(Tue) 18:00:44
役者 セロ は、メモを貼った。
(a17) 2023/03/14(Tue) 18:02:59

役者 セロ は、メモを貼った。
(a18) 2023/03/14(Tue) 18:04:09

【人】 厨房担当 ゲイザー



 
やったねツートップ!
 
……しつれいしつれい。

 良かったです〜!
 ね、不思議ですよねー、お醤油と貝の相性の良さって。


[美澄のペスカトーレも>>63、速崎の蛤バター焼きも>>64、栗花落に美味しいと言って貰えて盛大にはしゃいでしまう速崎であった。
 ――このツートップの快挙、店長にも後で報告せねば。
 ともあれ、ポタージュの方も口にして貰えば――この組み合わせで同時に持ってこなかったのが不思議な例のアレのオーダーが入ってくる。つまり、
パン
だ。
 注文してから生地をこねる訳ではないから、追加もおかわりも手早くできるのだけれども。]


 かしこまりました〜!
 ちょーっとだけ、お待ちくださいね!
 
(65) 2023/03/14(Tue) 18:59:48

【人】 厨房担当 ゲイザー

[暫くして、トースターで軽く温めたフォカッチャとバゲットを皿に載せて持ってくる。
 フォカッチャのふわっふわの生地はスープをよく吸い、スライスされたバゲットはバターとの相性抜群。
 ダブルのパンで量が多くなりすぎないよう、フォカッチャもバゲットもそれぞれ少し小さめのサイズを。]


 ツユリん、お待たせしました〜!
 お代わりが要れば、遠慮なく言ってくださいね!
 

[二種のパンを載せた白い小皿を、カウンターの栗花落に差し出して]
(66) 2023/03/14(Tue) 19:01:19

【人】 厨房担当 ゲイザー


( ――…そうだね。こんなふうに。
  普通に、素直に喜んでもらえるほうが、いい。 )


[物語の中に生きる者を演じる「セロ」の声じゃなく、「ツユリさん」の他愛ない声だって、この耳を惹きつける。
 璥の中の「もしかしたら」>>5:22は、最初の出会いの時からあったのかもしれない。
 ――けれども。]


(  安心して、美味しいものを食べることができる
        ……安心していられる場所が、いい。 )


[嘉数を交えての映画の約束も、あくまで3人で行こうと努める、そんな璥の頭の中に――胸の内に。
 「居場所がほしい」自分の想いと、あの日の2通目のメッセージ>>36に綴られた「いいかなって」の文字が、重なる。]
(67) 2023/03/14(Tue) 19:13:13

【人】 厨房担当 ゲイザー



( 私は――あんなカメラみたいに、なっちゃ、いけない。 )


[若手声優のグラビアを載せたあの記事のライター名もフォトグラファー名も、ちゃんと確かめてはいなかった、けれど。
 あの写真への強い不愉快を速崎がここで零すことができたならば、同業に就く葉月の悩み>>22>>23を垣間見ることもできたかもしれない。
 けれども「オレンジのうさぎ」はあくまで、不機嫌を頭の片隅に追いやって、いつも通りの屈託のない笑顔でいる。
 そうしなければ「安心していられる居場所」だって、保てやしない――と。

 現にここ最近、失言からの早退の件と栗栖に告白した件で二度ほどやらかしているため、意識は努めて、平静と安寧を保って。
 お喋りの中に聞こえてくるいつも通りのモダンなBGMが、心を穏やかにする支えをそっと差し伸べてくれている。*]
(68) 2023/03/14(Tue) 19:24:49

【人】 厨房担当 ゲイザー

[胸の内にくすぶる、未だ迷いめいた想い――想うような迷いについて、すぐさまに見切りを付けられるわけではない、けれども。]


( 大丈夫。
   私、まだ、ツユリさん、に、
    「恋してます」なんて、言ってない。 )


[一度口を滑らせてしまえば変わってしまいかねない関係性も、今はまだ、目の前にある通りの「なんでもない日」。
 「ツユリさん」と連絡先を交わす程の友達としても、「セロ」を応援するひとりのオーディエンスとしても、今の自分なら居られる、と。
 その想いはもしかしたら、「大事な宝物」>>3:476>>3:477を守ろうとする意志のようでも、あったのかもしれない。**]
(69) 2023/03/14(Tue) 20:09:20
厨房担当 ゲイザーは、メモを貼った。
(a19) 2023/03/14(Tue) 20:17:15

2023/03/14(Tue) 20:26:12

客 葉月は、メモを貼った。
(a20) 2023/03/14(Tue) 20:32:43

役者 セロ は、メモを貼った。
(a21) 2023/03/14(Tue) 20:33:10

客 葉月は、メモを貼った。
(a22) 2023/03/14(Tue) 20:34:10

役者 セロ は、メモを貼った。
(a23) 2023/03/14(Tue) 20:48:21

店員 ミスミは、メモを貼った。
(a24) 2023/03/14(Tue) 21:08:40

厨房担当 ゲイザーは、メモを貼った。
(a25) 2023/03/14(Tue) 21:33:16

2023/03/14(Tue) 21:43:00

【人】 役者 セロ

―Madam March Hare カウンター―

[追加されたパンとデザートで頼んだキウイフルーツのトライアルまでしっかり食べる。
 
 葉月の酔いは大丈夫だっただろうか。

 食材を刻む包丁、肉の焼ける音、楽しげな人々の声で包まれたフロア。
 美味しい料理と暖かな店内。今日も幸せな時間は過ぎていく。]**
(70) 2023/03/14(Tue) 23:05:48
役者 セロ は、メモを貼った。
(a26) 2023/03/14(Tue) 23:08:02