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人狼物語 三日月国


59 【R18RP】花韮の咲く頃

情報 プロローグ 1日目 2日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:人


【人】 上原 隆司

[矢川が拒まなかったから、隣を歩いて彼女の家まで共に向かう。
 「ごちそうさま」には微笑んで頷いた]


  時間は大丈夫。
  俺が家に帰るのが遅くなるだけだ。
  待ってる人もいないしな。


[時計を見ていたことを気にしているのだろうと、補足を伝えた。
 上原の会社へはこの辺りからは電車で2駅ほどだが、駅にさえ着けばすぐ戻れるということでもある]
(85) 2021/02/28(Sun) 20:03:23

【人】 上原 隆司

  面倒な奴が潜んでんなぁ……。

  学校の中は人目があるだろうけど、
  気をつけろよ、本当に。

  防犯ブザー持つとかさ。


[あの手の輩に執着される原因は、大抵は思いも寄らないものである。まさかそんな理由で、と衝撃を受けるような話をいくつか知っていた。
 理解しようとするほうが無駄……というのが上原の個人的な感想だった]


  礼はいいよ、俺がしたいと思ったことを
  やってるだけだ。


[それは本当に言葉通りのことで、上原は何か要求する気がなかった。礼を差し出されたら困惑することになるだろう。
 だから、問いには答えなかった]*
(86) 2021/02/28(Sun) 20:03:58

【人】 矢川 蛍

  防犯ブザーに催涙スプレー。
  あとはできるだけ一人の時間を減らす……ですかね。

  ううーん、何とか……します。
  通学ルート変えたり。


[すぐにできるのはバス通学だろうか。
 電車で一駅とどちらが良いだろう。
 自転車の購入には少し手間がかかるしお金もかかる。
 恭介に頼めれば良かったが、それは無しだ。
 恭介は、恋人がいる。
 自分に時間を割いてちゃいけない。]


  じゃあ、私がお礼したいからお礼する分には
  かまいませんよね?
  またお話ししたいし、……お世話になるかも。


[少なくとも連絡先は貰ったからと
 いつか今度、と遠めの約束だ。
 直近に具体的にまだ言えないけれども
 いつか何かをお返ししよう、そう決意する。

 やがて一軒家が立ち並ぶ辺り。
 3階建ての家に着くと彼を振り返った。]
(87) 2021/02/28(Sun) 20:44:08

【人】 矢川 蛍

  有難うございました、上原さん。
  これからはなるべく一人にならないように
  気をつけますね。

  上原さんも、気をつけて!


[有難う御座いました、と改めて頭を下げる。
 そして小さく手を振って、家の中に入っていった。*]
(88) 2021/02/28(Sun) 20:44:24

【人】 上原 隆司

>>87自衛手段を考えてくれる彼女に上原はほっとする。
 話しながら歩いているうちに、彼女の家が近づいているようだった]


  知り合いが何かの被害に遭っちゃたまらんからな。
  礼は……そんなに言うなら受け取るよ。


[やがて3階建ての家にたどり着く。その大きさには目を瞠ったが、特にコメントはせず]


  じゃあ、また今度な。
  用心しろよ。


[手を振られると軽く振り返して、彼女が家に入るのを見届けると最寄り駅まで大股に歩き始めた。
 今から会社に戻って一仕事では、少々残業になりそうだったが、その不満よりも矢川の身辺に関する不安のほうが浮かんだ]*
(89) 2021/02/28(Sun) 21:07:29

【人】 矢川 蛍

[その日はそのまま、特に何もなく過ごせた。
 Amaz○nで防犯グッズを注文する。
 両親には……話をする機会はなかった。
 忙しい人たちだ、そんな状態に慣れている。
 携帯も警戒はしたけれど今のところ何もない。
 防犯ブザーは小学生の頃以来で
 その時のものをひとまずカバンにつけた。
 少し古びた、子供っぽいデザインだが仕方がない。
 そんな風に対策を練って、いつも通りに寝た。

 そして、翌朝。
 普段よりも早い、恭介と登校時間が被らないような時間。
 徒歩では怖かったのでバスに乗って通学する。
 出費は痛いが、致し方ない。
 バスに乗るのも短時間だし、何とかなるだろう。
 そう思っていたのだけれど。]
(90) 2021/02/28(Sun) 21:56:43

【人】 矢川 蛍

  ……………………っ?


[たまらず、バスから転がり落ちるように降りてきた私は
 また真っ青になっていた。
 そのまま振り返らないで走り出す。

 バスはダメだ。
 でも、電車もダメ。
 ああ、自転車を買わなくちゃいけないなあ。
 ……そんな風に憂鬱な状態で登校して
 授業を過ごして、何とかなって。]
(91) 2021/02/28(Sun) 21:57:02

【人】 矢川 蛍

  『こんにちは、矢川蛍です。
   昨日はありがとうございました。
   今度、いつ会えますか?』


[そんなメッセージを送ったのが、昼休み頃。
 友人たちが心配してくれたし
 事情を知る彼女たちにはありのままを愚痴れたけれど、

 どうにも、解決策は思い浮かばなかった。*]
(92) 2021/02/28(Sun) 21:57:22

【人】 上原 隆司

[会社に戻って少しばかり残業をして、終わると電車で数駅先の自宅へ。
 駅の隣のスーパーで惣菜を2、3品買って帰るのが日課だった。
 上原はよくある1DKの独居マンションに住んでいた。帰宅して、買った惣菜と炊いてあったご飯で食事という、今の会社で働き始めてからずっと変わらない暮らしだった。

 翌日休みだと思うと、夜はのんびり映画を見る気になったが……夕方見たあの男と、そのときの矢川の蒼白な顔がちらついて、あまり集中できなかった]
(93) 2021/02/28(Sun) 22:16:44

【人】 上原 隆司

[世間的には平日だが、上原にとっては休日の朝。
 週2日ある休みの片方は、たまった洗濯物を洗って干し、サボってた掃除をし、と一人暮らしなら避けて通れない家事の時間を過ごすことになる。

 終わる頃にはいつの間にか昼になっていた]


  ん……?


>>92メッセージの着信音に気付いてスマホを見ると、矢川からのメッセージが届いていた]
(94) 2021/02/28(Sun) 22:17:02

【人】 上原 隆司

 『いつでも。
  今日と明日は仕事が休みだし、
  普段は19時には退社してる。

  あれから大丈夫だったか?』


[すぐに返信した後、上原はなんとなく不安を感じた。
 昨日の今日で礼とは、ちょっと早すぎるような気がして。用件は別にあるのだろうかと、どうしても考えてしまった]*
(95) 2021/02/28(Sun) 22:17:17

【人】 矢川 蛍

 『ダメでした。
  というと、誤解を招きそうなので。

  バスで登校したんですが見抜かれてました。
  気持ち悪かったです。
  今日、自転車買いに行って、
  明日からは自転車通学するつもりです。

  昨日の今日でごめんなさい。
  お店に付き合ってもらえませんか?』
(96) 2021/02/28(Sun) 22:37:38

【人】 矢川 蛍

[こちらの返信は直ぐ、とはいかなかった。
 つっかえつっかえ、言葉を考えてから
 メッセージを送信する。
 大人の助けを求めたい。
 けれど、身近に大人があまりいないのだ。
 両親の仕事の邪魔もしたくない。
 上原さんなら良い、と言うわけではなかったけれど
 一番助けを求めやすかったのだ。

 それは昨日、声をかけてくれたから。]


  ……午後、サボりたーい……。


[机にへにゃ、と倒れ込みつつぼやく。
 前の被害者である友人、凛が宥めてくれたけど
 彼女はリア充だからこそ回避できたのだ。
 相手が教育実習生だったのは、さておいて。
 
 言われのない誹謗中傷まで食らっているのだから
 本当やだ、とひとりへばっていた。*]
(97) 2021/02/28(Sun) 22:37:56

【人】 上原 隆司

[上原は返信を待ちながら昼食の用意をしていた。
 ありあわせで食べ始めた頃、やっと届いた返信>>96を見て、食事の手が止まる。

 ――自転車にすりゃいいって問題か?

 バス登校を選んだのを見抜くような相手が、自転車にしたところで引き下がるものだろうか。
 追突されたり、引き倒されたりしないものだろうか。
 かえって危機に陥る気がしてしまった]


 『OK。
  学校の近くのコンビニで待ってようか。』


[約束が決まるまでは不安だろうと、手短に返信する。
 余計な不安を煽ることも、今は言わずにおいた。
 矢川に単独行動を避けさせるにしても、さすがに校門まで行くのは人目を引くだろう]*
(98) 2021/02/28(Sun) 22:49:17

【人】 矢川 蛍

 『有難うございます。
  じゃあ、15時にそこでよいですか?』


[待ち合わせ場所のメッセージに心底ホッとする。
 とは言え、校門で待ち伏せされたらどうしよう。
 一応下校開始時刻に合わせはしたが、
 そんな悩みが悶々と現われてしまう。
 せめてそこまでは凛についてきてもらおうか。
 いやいや、女子が逆恨みされたら怖い。
 教育実習生だったけど先生に申しわけが立たない。
 だから私は下校準備が整うと真っ先に
 校門から飛び出して行っていた。

 コンビニに向けて走っていく。
 その先に、上原さんはいただろうか。**]
(99) 2021/02/28(Sun) 23:04:04

【人】 上原 隆司

 『わかった。』


>>99時刻を指定するメッセージに、上原はただ一言返した。

 その後、食事を終えた上原はストーカー対策について調べていた。
 結局は警察に相談することが一番だったが、当然、裏付け捜査があるのだろう。その間、警察がどのように動いてくれるものなのだろうか]
(100) 2021/02/28(Sun) 23:23:46

【人】 上原 隆司

[待ち合わせのコンビニに行く前に、警察署でストーカー被害の具体例と具体的な対策を記した冊子を2部もらった。
 警察に届け出るために必要な情報も、公的な避難場所も、相談機関も、詳しく記されている。

 それを用意した上で、コンビニに着いたのは待ち合わせの5分前。
 店外からも見つけやすいようにと、窓側の雑誌コーナーで表紙を眺めながら窓の外をときどき見ていた。

 やがて駆けてきた矢川の姿は、上原の目には相当に必死な様子に映った。店外に出て彼女を迎えて]


  大丈夫か?
  少しどこかで休むかい。


[心配を隠せない様子で声をかけた]**
(101) 2021/02/28(Sun) 23:24:12