13:17:48

人狼物語 三日月国


153 『Override Syndrome』

情報 プロローグ 1日目 2日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:人

全て表示


【人】 内科医 カナ



  [声をかけてから幾許かの隙間が空くと
   まるで悪戯がばれた子のように背が跳ねる>>65
   私までつられて驚いたのは言うまでもなく。]


   あ、 ご、ごめんね...?

         邪魔しちゃった...?


  [WなにかWを中断するようにイヤホンをしまう
   あなたの姿がやけに印象的で。

   動揺を削いで成しえた愛想の結晶に
   私は慌ててあなたに確認するように問うと
   合わせるように自分の名前を名乗り、尋ねる。]


(77) 2022/06/08(Wed) 16:16:53

【人】 内科医 カナ



     古森佳奈です。

        佐々岡くんは勉強、得意?


(78) 2022/06/08(Wed) 16:19:00

【人】 内科医 カナ




     世間とは、いったい、何の事でしょう。
     人間の複数でしょうか。どこに、その世間
     というものの実体があるのでしょう。



(79) 2022/06/08(Wed) 16:28:07

【人】 内科医 カナ



  [皆子供の頃に一度は言われる。
   進むべき道は自由だと。

   でも誰も教えてはくれない。
   勧められる道は環境によって決まるのだと。

   蟾蜍の周りには蟾蜍が、
   鷹の周りには鷹が集まる。

   環境というW世間Wで既に明確な差は生まれ
   鷹と同じ力を得た雄々しい蟾蜍さえ

   W世間Wという肥大した主語の前では
   その耐え難い激痛に喘ぐしかない。>>69




(80) 2022/06/08(Wed) 16:30:11

【人】 内科医 カナ



  [『幸福』は目に浮かぶ実体として
   共有されたその瞬間に死を迎える。>>64

   W世間Wが実体として目の前に現れた時
   蟾蜍も鷹も、等しく無に還っていく。

   もう既にW世間Wという存在が
   それを証明しているというのに。>>n4>>>n5

   世間知らずの私がその事に気づいたのは
   あなたが絶望を味わってから後のことだ。>>69]*
   

(81) 2022/06/08(Wed) 16:32:21

【人】 女子大生 マユミ

 
[ 母の胎から先に出てきたのが、アユミわたし

        
ただそれだけの理由でアユミは姉となり、

        
ただそれだけの理由でマユミは妹になった。



  双子の子供がいれば、
  親としてはお揃いの服など着せたくなるもの。
  私たちも相当幼い頃は、
  同じ服を着せられることが多々あった。

  けれど、揃えようとすればするほど、
  落差が際立つことに早々に気付いてしまった。 ]

 
(82) 2022/06/08(Wed) 18:44:13

【人】 女子大生 マユミ

 
[ 長子を見て育った弟妹は、
  容量が良い傾向にあるなんて言われているけれど、
  殆ど同時に生まれた双子にも、適用されるのかしら。
               
……随分と皮肉な話ね?



  東雲の跡取りと持て囃された嫡男の挫折。>>73
  好き好んで触れたがるほど、
  個人的にはゴシップを好む質ではないけれど、
  人の口に戸は立てられないと言うでしょう。
  流石に何も知らない……とは言えない。


  直接の関わりはなくとも、
  難儀な長子同士、身勝手な親近感を覚えたりもした。
  周囲の人間からしたら、
  堪ったものではないのも分かるから、
  過剰に同情したりもしないけど。 ]

 
(83) 2022/06/08(Wed) 18:44:56

【人】 女子大生 マユミ

 
[ 家族経営の『東雲医院』。>>52
  メンバーに抜けがあるのは知っていても、
  そんなセンシティブなものに切り込むほど
  不作法ではない。
  
暗黙の了解は私も、そして妹も弁えていた。


  でも真結実はこんな性格だから、
  叔父様の頭皮については言及したかもしれないわね。


  同じ妹を持つ身として気になって、
  先生の妹さんのことは私も聞いたけれど、
  こちらはタブーではなかったかしら?
  聞いてまずそうな雰囲気を察したら、
  勿論好奇心は引っ込めた。 ]

 
(84) 2022/06/08(Wed) 18:45:57

【人】 女子大生 マユミ

 
[ 早希先生が担当になったのは6年前。>>55
  船越家は一家総出で、
  東雲医院のお世話になっていたから、
  病院のお手伝いをしていた学生の頃から知ってはいた。
  入れ替わりの引継ぎの時はまず先に真結実の、
  「先生、おめでと。凄いじゃん!」などと、
  私からしてみれば、
  距離感を間違えているとしか思えない発言の後に……。 ]



   こちらこそ、宜しくお願いします。
   私は特に頭痛薬を取りに来るので、
   お世話になることが多いと思います。


[ 控えめに返した。
  確かに、お医者様の世話にならないに
  越したことはない。
  でも死ぬまでお世話にならずに、
  生きられる人など多分いないだろう。

  頭痛持ちである以上、
  定期的に世話にならざるを得ないし、
  社交辞令でも宜しくする気がある方が有り難い。 ]

 
(85) 2022/06/08(Wed) 18:46:44

【人】 女子大生 マユミ

 
[ 病は気から……なんて言うけれど、頭痛だけではなく、
  気弱な私は真結実以上に
  先生のお世話になることになった。
  ちょっとしたストレスで胃を悪くしたり、
  気を付けているつもりでも、風邪を引いてしまったり。

           
……心身ともに面倒くさい女だ。 ]



   ええ。真結実いもうとは元気ですよ。
   私ばかり面倒をかけて、すみません。


      [ "ユミちゃん">>57
        私をそんな風に気安く呼んでくれる人は、
        他にいなかった。
        姉妹どちらにも使える愛称。
        私はてっきり、
        楽だからそうしているのだと思っていた。 ]

 
(86) 2022/06/08(Wed) 18:47:29

【人】 女子大生 マユミ

 
[ 大きな病院から退院し、東雲医院に来た日。
  真結実と早希先生の数年ぶりの再会の時。>>59 ]


   先生、久しぶりだね。
   まだアタシの事、
そう呼んでくれる
んだ?


[ アユは疑似餌間違いに食いつき、
  先生は見事真相に繋がるヒントを釣り上げた。

           まさか魚のようだからなんて理由で、
           姉妹の愛称を使い分けていたなんて
           夢にも思っていなかったもの。
           私は昔から詰めが甘かった。 ]*

 
(87) 2022/06/08(Wed) 18:49:08

【人】 女子大生 マユミ

 
[ 今、目の前にいる嘘吐き患者は、
  先生の目にはどう映っているのかしら。
  なんにせよ私の想定以上に、
  先生と真相の距離は近いのだと思う。 ]



   最近、気圧が不安定だからしんどくて……。
   いつものお薬、同じ量貰えます?

   火傷痕もね。これでいい?


[ ブラウスの袖をまくり上げて、
  マキシ丈のスカートの裾を掴んで引き上げた。
  足の火傷は幸い脹脛から下だから、
  そんなにまずい感じの絵面ではない。

  搬送された大きな病院では、時間が経過することで、
  いずれ殆ど分からなくなると言われたが、
                
今はまだ
いまま。 ]**

 
(88) 2022/06/08(Wed) 18:50:20
女子大生 マユミは、メモを貼った。
(a5) 2022/06/08(Wed) 19:06:42

【人】 医者 サキ

 
[ 兄は同じ胎から生まれたとは思えないほど、
  俺や妹とは違っていた。
  
  調子者で、後先を考えない。
  一番に母に叱られるのはいつだって兄だ。
  それは俺が物心着いた時からの日常だった。



  あいつはあいつなりに、苦労したんだろうか
  兄としての悩みは分かっても、長子の悩みは分からない

  今では見る影もなく年中部屋に引きこもっているあいつに、
  次子が差し伸べられる手はきっとないんだろう。


          弟妹は兄姉が思うより
          本人たちを見ているものだよ
          思うところはあるさ、良くも、悪くも。 ]

 
(89) 2022/06/09(Thu) 2:24:20

【人】 医者 サキ

 
[ 世間話やコミニュケーションも仕事のうち、
  軽い会話には遠慮なく付き合うのが
  この医院の医者だから。

  タブーに触れられることさえなければ、
  口前の軽さが変わることもない。 ]



   ああ……叔父さん、
   最近帰ると叔母さんの目が鋭いらしくて
   見る度薄くなってるんだよ……


   あ、本人には内緒な、
   ストレス増やしちゃいけないから


[ しぃ、と人差し指を口元に立てて
  見かけたら優しくしてやってと木を添える。

  距離感が幅跳びなのは何も悪いことじゃないけど、
  センシティブなのは…難しいしな。

  マユミならわかっていそうだとも思いつつ、
  頭皮の話は漏れ出さないうちに終わりにしたはずだ ]
 
(90) 2022/06/09(Thu) 2:24:24

【人】 医者 サキ

 
[ 妹のメインは小児科だ。
  俺の1つ下なので彼女らが診療を
  受けたことはないだろうけど、
  狭い医院だから姿くらいは見たことがあるだろうか。

  エマ恵真、と少し日本人離れしたような名で
  呼ばれる少し背の低めの子がそう。

  共に名前で苦労した仲間であるからか
  昔から兄妹仲は悪くなくて。
  良い、と言ってもいいかな。

  歳は近くて、あの子の方が出来はいい。
  けれど男女の差ってのは大きくて
  案外比べられる事もなかったから、
  他の苦労はそれほどした覚えはなかった。


            これで同性だったらと思うと、
            あまり想像したくはない。 ]

 
(91) 2022/06/09(Thu) 2:24:29

【人】 医者 サキ

 
[         
望が花
咲き
ますように
          
まれた人生になりますように

  どんな願いを込めてその名を付けたのか
  小学校の頃理由を聞いてくるようにと
  出された宿題で俺たちに与えられた答え

  今じゃ考えてくれたんだな、って
  親の気持ちも分かるけど


  あの頃はことある事に、
  女みたいだと囃されて
  毎日のように名前を呪ったもんだよ
  妹はもう…響きが外人だったし。


  子は親の思いなんて知らない。

  仲の良さにはこんな裏話もあるけれど、
  こちらから重たい話は聞かせないのが鉄則だ。
  話したとすれば"歳が近いから"
  程度のことに限られるだろう。 ]
 
(92) 2022/06/09(Thu) 2:24:33

【人】 医者 サキ

 
[ 人をその人たらしめるのは脳だが、
  俺たちは頭の中身を覗くことが出来ない。
  つまり自己申告が全てになる

  よく似た双子だなんて、
  実は入れ替わっていましたとか言われても
  わかる自信は申し訳ないことにゼロだ。 


  なので医者になってから彼女らに挨拶をした時も、
  陽気に褒め言葉をかけてくれたマユミと
  控えめながらもしっかりとしているアユミ >>85

  性格が真反対そうで安心したのは記憶に新しい。 ]

 
(93) 2022/06/09(Thu) 2:24:37

【人】 医者 サキ

 
[ 気を使う人間ほど、
  環境の気に飲まれるのは自然の理か
  体調を崩しやすいというのはよくある話。

  来ない方がいいとはいうけれど、
  いざという時来る場所として
  認識して貰えるのは嬉しいことだから。 ]



   そうか、よかった。
   
   面倒なんて気にしなくていいんだよ、
   困った時の病院なんだから

   もちろん元気でいるのが一番いいけど、
   こうして話せるのは嬉しいしね


 
(94) 2022/06/09(Thu) 2:24:41

【人】 医者 サキ

 
[ 愛嬌があったり、話しやすかったり、
  好かれる人間というのは居るんだろうけど

  やけに上から目線なのだとか、
  何も考えずに薬薬と言ってくるのだとか
  ため息ついでに顔を覆いたくなるような
  人種は少なからず存在するので、

  俺としては謙虚なだけでも印象は
プラス
だ。

  愛称だって意図はなく、
  親しみ。
それだけの話だった。 ]

 
(95) 2022/06/09(Thu) 2:24:44

【人】 医者 サキ

 
[ 名を呼びながら彼女を見た。
  様相の違和感を感じたのは、その時。
  咄嗟に手元のカルテへと目を落とせば、
  あったのは船越「真結実」の名。 ]


   ………、あぁ、
昔からそう呼んでた
だろ
   久しぶりでも、覚えてるよ

   今日はどうしたの?


[ 一瞬喉を詰まらせたのも束の間、
  俺の口から出てきたのは小さな嘘。
  
  ただほんの少しの違和感が、
  水面に波紋を呼んでくる。

  火傷の理由を尋ねればどうか、
  火事のことくらいは知れたかな。

  "船越亜結実"は死んだ
  とさえ知らなければ、
  波紋はいずれ収まり消えるもの。 ]

 
(96) 2022/06/09(Thu) 2:24:54

【人】 医者 サキ

 
[ 餅は餅屋と言うように医者は医者。
  警察でも探偵でも無い。

  違和感があったところで
  追求しようとも思いはしない、
  結局、自己申告が全ての世界だから。

  俺は目を瞑ることを選んだ。 ]



   この時期の低気圧は辛いね……
   うん、わかった

   火傷…もまだ
いか


[ 露出した脹脛の痕を視て
  ぽつ、と呟き。

  次第に良くなっては来ている。
  まだ時間はかかるだろうけれど、
  問題は無いだろう。

  歳若い女の子だもの、
  顔や粘膜に近い所の火傷でなくて良かったと思う。

  絵面の面でもといえばそれはそうだ。 ]

 
(97) 2022/06/09(Thu) 2:25:02

【人】 医者 サキ



   軟膏と、あとケロイド…
   皮膚の盛り上がりを抑えてくれるやつね、
   そっちの薬もまた出しておくよ

   いつもの事だけど、
   頭痛薬の方は飲みすぎに気をつけて。
   逆に酷いのがでることもあるから…
   

[ にこやかな笑みを浮かべて、そう言った。 ]
 
(98) 2022/06/09(Thu) 2:25:10

【人】 医者 サキ


[ 人間は不幸のどん底につき落され、
  ころげ廻りながらも、
  いつかしら一縷の希望の糸を
  手さぐりで捜し当てているものだ。
  
                ───パンドラの匣 ]

 
(99) 2022/06/09(Thu) 2:25:13

【人】 医者 サキ

 
[ 一縷の糸の先が希望であれば、
  それでいいのではないか。
  どうにも、あれはパンドラの匣
  のような気がしてならない。


  それに、嘘は虚だが悪では無いのだ。


  
幸福
を追い求めることは
  現代2200年において
間違い
では無いのだから。 ]**
 
(100) 2022/06/09(Thu) 2:25:17
医者 サキは、メモを貼った。
(a6) 2022/06/09(Thu) 2:27:57

【人】 会社員 ツグアキ


[ 邪魔しちゃった?と言う声に首を振る。>>77

  ごめんね、の謝罪にどういう色が
  込められているか。
  本音なのかただのマナーとして
  なんの気なく付け足しただけなのか。

  たった四文字の軽い言の葉にさえ
  重箱の隅をつつく如く仄暗いことを
  考えるのは、生まれついての習性なのだろう。 ]
 
 
(101) 2022/06/09(Thu) 10:14:29

【人】 会社員 ツグアキ



   あ、あぁ、古森、さん。
   すみません、あまり余裕が無くて
   なかなか他の人と絡めないから。


[ きちんと知っているふりをするべきか、
  知らないと正直に言うべきか。

  まぁでも同期、なのかな、と思い至る。
  声をかけてくるということは、と
  ぱっと考えたところで瞬きをひとつ。
  
  その風貌はなんとなく
  記憶の片隅に覚えがある気がした。 ]
 
(102) 2022/06/09(Thu) 10:15:50

【人】 会社員 ツグアキ



   邪魔なんかじゃないですよ。
   ……どうぞ?


[ 彼女が何のために声をかけてきたのかは
  わからないまま、隣へ一応促してみる。

  刹那、ふわ、と空気が和らぐような感覚。

  ああ、『持っている』人、の匂いがする。
 ]
 
(103) 2022/06/09(Thu) 10:16:39

【人】 会社員 ツグアキ




   ああ、このひとも、きっと不幸な人なのだ、
   不幸な人は、

   ひとの不幸にも敏感なものなのだから。


 
(104) 2022/06/09(Thu) 10:17:26

【人】 会社員 ツグアキ


[ 彼女が隣へ座ったか否か
  唐突にふりそそぐ質問には顔を上げる。>>78


   勉強……
   はい、そうだね、得意ですよ?


[ やっかみか、と内心だけでため息をついた。
  人間というものはかくも面倒な生き物で、
  自分を基準にして他者をなんなく比較し、
  相手がより秀でていると判断すれば
  多かれ少なかれ悪意を投げつけるものだ。 ]
 
(105) 2022/06/09(Thu) 10:18:39

【人】 会社員 ツグアキ


[ そう言う場合には、変に恐縮すると
  ますます面倒くさくなる。
  純粋な笑みでこう答えるのが一番だ、と
  学んでいた。 ]


   古森さん、は?
   得意ではないのですか?
   とは言えこの学部に来ていて
   勉強が苦手ということもないのでしょうけど。


[ くす、と笑んで少しだけ首を傾けて
  頭をぽりぽりとかいた。 ]
 
(106) 2022/06/09(Thu) 10:20:42