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人狼物語 三日月国


203 三月うさぎの不思議なテーブル

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視点:人

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  タカノは、メモを貼った。
(a22) 2023/03/01(Wed) 19:41:48

【人】 厨房担当 ゲイザー

[かつて特撮ヒーロードラマの重要な敵役の座を勝ち取った役者>>24>>25
 その役者が被った事故と風評、フェードアウト、現在の境遇>>26>>27>>28
 そのいずれをもまるで意に介していないような顔で、速崎は「タカノん」に応対する。]

 ありがとー!
 うさぎのスタッフとして鼻高々ですね〜。


[「ゲイザーちゃんのおすすめ」>>49への評には、そうストレートに笑っていた。
 そして実際に、その「おすすめ」のサーモンクリームパスタを出して>>50>>51
 高野が口にした感想もまた、先程告げられた期待が裏切られていないと判るもの。]


 うんうん、
 店長がいいトマトとサーモン仕入れてきてくれて
 いい感じのソースに仕上げられたんですよねー。


[今は表に居ないその人のことをちらっと話題に挙げつつ――。
 もうひとりのサキ>>66……もとい大咲>>67からのおすすめに席を譲る形で、速崎は一旦バックヤードに退く。**]


 それじゃあ、タカノんもごゆっくり!
(80) 2023/03/01(Wed) 19:53:19
厨房担当 ゲイザーは、メモを貼った。
(a23) 2023/03/01(Wed) 19:57:46

【人】 会社員 レイラ

[ところで、7年前。
正式にアイドルを引退する少し前。

事務所合同で親睦会の催しがあり。
芸能界に入りたてほやほやの新人を、
今度ニチアサに出演する俳優なのだと紹介され
へえ〜…と思った記憶がある。>>25

芸歴的には一応後輩にあたる青年は、
自分よりもいくらか年上ではあったけれど。
その時にはもう自分たちが解散することは決まっていたから
何だか眩しいような気持ちで頑張ってねと告げたものだ。

それから紆余曲折を重ね、
まさか芸能界の外で再会することに
なるとは思わなかったわけだが。

人の縁とは不思議なものである。**]
(81) 2023/03/01(Wed) 20:02:47
会社員 レイラは、メモを貼った。
(a24) 2023/03/01(Wed) 20:03:33

【人】 厨房担当 マシロ

 

[ 母親は仕事で忙しい、いわゆる母子家庭だった。
  机の上にはいつもお金とメモが置いてあって
  小学校高学年の頃、試しに料理をしてみたら楽しかった…
  なんてありふれたキッカケの話である。

  最初は卵焼きも上手く焼けなかった。
  殻が入るわ黒く焦げるわ上手く巻けないわの三重苦。
  試行錯誤の結果、徐々に大咲は料理の腕を上げていき
  やがて夜遅くに帰宅する両親の分も作り置くようになった。

  翌朝机を見ると、いつも冷えたご飯が残っていて。
  温め直してひとりで食べる、その繰り返し
  ドラマで良く見る"誰かとのご飯の時間"は
  訪れることなく、高校一年生の春。 ]

 
(82) 2023/03/01(Wed) 20:05:22

【人】 客 葉月

「退屈はさせないよ」>>65

[そんな言葉を聞いて、自然とほっぺたがむず痒くなる。ふにゃふにゃしてる男はカッコ悪いぞ!なんて思いつつも、頬が緩むのを抑えきれない]

……へへ、ありがとうございます。ならまた夜にも来ようかな。

(……こういうことをすっと言えるのが、俺の中の理想の男像なんだよなあ)

[いやシャミさんは女性だけど。まごうことなき綺麗な女性だけども]
(83) 2023/03/01(Wed) 20:05:56

【人】 厨房担当 マシロ

 

[ 母の日に「これなら」と焼いた手作りケーキ。
  わざわざカレンダーに花丸までつけて
  冷蔵庫に入れておいたケーキは、次の日の朝、
  ゴミ箱の中に捨てられていた。
  それ以来大咲は、お菓子類を作らなくなった。

  そこから二年、大咲は荒れた。
  といってもタバコや酒なんてものに手を出すことはなく
  卒業出来る程度に授業に出て、サボっての繰り返し。
  それでも料理だけは辞められなかった。

  友達が推していたアイドルが引退したのも丁度その頃。>>10
  日曜の戦隊ヒーローへ出演していた俳優が
  不幸な事故で人前から姿を消したのも同じ頃か。>>26 ]

 
(84) 2023/03/01(Wed) 20:06:01

【人】 厨房担当 マシロ

 

[ 大咲にとって彼らは遠い世界の人だった。
  静かな家でご飯を食べる中、音をくれるのがテレビだったから
  自然と彼や彼女の顔だけは覚えていた。
  荒れていた高校在学中でなければきっと
  もっと記憶に残っていたのかもしれないが。

  高校を卒業して二年間、ぼんやり生きていた大咲が
  20の誕生日にここの店長へ深く頭を下げ
  「料理で、楽しい時間を作らせて欲しい」と願い出たのも
  その結果雇用され、今ここで楽しく天職を得ているのも
  ──嘗て遠い世界の住民だった彼らが
  うさぎの穴で距離が物理的に縮まっているのも。

  これはまあ、俗に言うなら、運命ってやつなんだろう ]

 
(85) 2023/03/01(Wed) 20:06:21

【人】 厨房担当 マシロ

  ― 現在・店内 ―



  先週のおすすめ……もちもちしたあまいもの……

  ……ああ、えっと、米粉を使ったもちもちクレープ!
  普通のクレープと違って、生地が厚めでもちもちで、
  チョコバナナが入ってたやつですよね?


[ 
そんな連想ゲームみたいなことあります?
>>79
  いや、あるのだ。この高野という常連男性は。
  一度で名前を覚えないというか、
  名前よりも「美味しい」という情報を覚えている?
  大咲が記憶しているから別に何の問題もないどころか
  毎度このやり取りがちょっと楽しみ、なんて。 ]

 
(86) 2023/03/01(Wed) 20:06:28

【人】 厨房担当 マシロ

 

  良いんですよ、美味しいって感情を憶えていてくれれば。
  クレープを作ってくれてた人にも伝えておきます。
  高野さんが褒めてましたよって。


[ ふふ、と微笑を返して。
  料理の名前は記憶に無くても
  店員の名前はしっかり呼んでくれるあたり、良い人だ。 ]


  ええ、もちろん。
  温めがいいですか? 熱いのにしておきます?
  高野さんって猫舌でしたっけ?


[ お茶の要望には勿論お応え致しますとも。>>79
  お客様に満足していただくのが私たちのお努めですから!* ]

 
(87) 2023/03/01(Wed) 20:07:15

【人】 客 葉月

[彼女に対して可愛い!好き!一辺倒にならないのは、決して可愛いと思っていないわけではなくこういうところが理由だ。

自分がなりたい理想像。それを眺めさせてもらっている気分になる。
目の前にいる相手のことをさらっと喜ばせたり、ここにいてもいいんだよと示してくれる姿。
少なくともシャミさんは──いるだけで不快だなんて、絶対に思われない。

そんな彼女が不意に席を立つ姿勢を見せた。
このあと予定でもあるのだろうか?……もっと話したかったけれど、引き留めるわけにも──]
(88) 2023/03/01(Wed) 20:07:46
厨房担当 マシロは、メモを貼った。
(a25) 2023/03/01(Wed) 20:08:15

【人】 客 葉月

あ、貝沢さん!

[振り向けば、そこにあったのはもうとんでもなく可愛い顔だった。

えっ今これ俺に話しかけてる?貝沢さんが?
うわわどうしようこれ恋始まっちゃう?始まっちゃうかなこれ俺の人生!!!!生きててよかった!!!!
]
(89) 2023/03/01(Wed) 20:10:31

【人】 客 葉月

[……なんて一人で浮かれているうちに、貝沢さんはシャミさんの隣に収まっていた。

俺の周りを木枯らしのエフェクトがぴゅー……と寂しく吹き抜けていくけれど、仕方ない。俺よりシャミさんと話す方が絶対楽しいし]

(くそ、もっといい男になりたい……)

[一番見られたくない修羅場を見られていたことなんて知る由もない俺は>>74、パスタをもちもちすすりながらそう思った。美味しい**]
(90) 2023/03/01(Wed) 20:11:13

【人】 厨房担当 シャミ

[そんな、ハーフサイズの鉢へフォークを差し入れて、席についたレイラさん>>75の声に少し考える。
今日のバジルは香りがいい。どうやらトマトも凄く良いが]


 そう、お客さんですよ。別件のおしごと終わったとこ

 おすすめはもちろん全部、と言いたいけど
 んん……具沢山のジェノベーゼはどうですか?
 チーズでお腹いっぱいにしちゃいたい、ならカルボナーラだけど


[シンプルな緑色だけでなく、真白のランチパスタは彩りが華やか>>7だ]
(91) 2023/03/01(Wed) 20:15:12

【人】 厨房担当 シャミ

[スターゲイジーパイ、いいと思うよ。
何しろ、なんというか星宙への憧れみたいなものを凄く感じるじゃないか。哲学的だよね。
彼の伝説の、良質なおさかなのパイの主こと速崎を、勤め始めて最初の頃は「伝説のゲイザーパイちゃん」と正式名称で呼んでいた。
いつしか枕詞は省略され、そのうちちゃん付けもなくなり、先輩と後輩はゲイザー、シャミーと呼び合う仲となったのだった]


 ありがとう
 あ、ハートのだ


[差し出されたボウル>>77の、今日のスートはハートの模様。
空腹に痛む胃をなだめるトマトの香りに、バジルが鮮やか]
(92) 2023/03/01(Wed) 20:19:13
厨房担当 シャミは、メモを貼った。
(a26) 2023/03/01(Wed) 20:20:15

【人】   タカノ

[ ――ところで。

 この店に顔を出すに当たり、
 過去のことはどうしているか。

 答えは 聞かれたら素直に答えている。 である。

 どこかで見たことがあるようなきがするといえば
 そうかな、でごまかすけれど。

 高野景斗さんですかと直球で問われれば
 そうだよ、と答えていただろう。

 そもそも、7年も前に、若手の登竜門的に
 抜擢されたシリーズに、ワンシーズン。
 その後ドラマ、映画にもそこそこは出ていたし、
 女性誌に半裸も乗ったが。その程度。
 と少なくとも己は考えている。

 あの頃より髪も伸びているし、知らない人のほうが
 多いだろう。きっと ]
(93) 2023/03/01(Wed) 20:23:36

【人】   タカノ

[ が、彼女ばかりは別になるだろうな。
 偶然にも、引退時期が少し近かったんだったか。

 消えた芸能人のまとめ記事なんかには
 彼女の所属していたグループと一緒に、
 自分の名前も乗っていただろうから。


 吹けば消えるような存在であった自分にも、
 応援の言葉を投げてくれた>>81ものだから、
 記憶にも残っていたし、

 それからしばらくして、再会したとき。
 彼女は芸能人の発する妙なオーラは
 放っておらずとも、変わらぬなと思ったものだ。

 右も左もわからない自分に掛けてくれた
 言葉が嬉しかったことも、再会したときには
 伝えていたはずだ。* ]
(94) 2023/03/01(Wed) 20:23:50

【人】 会社員 レイラ


なるほど?
何だかカウンターのこちら側から見るの
ちょっと新鮮と言うか、不思議な感じですねー。
ん、じゃあジェノベーゼにします!

[ぱっと浮かれたかと思えばすぐ萎む。
葉月の百面相を不思議には思いつつ>>89>>90
おススメに素直に従って耳を傾ける。

カルボナーラも美味しそうだけど
今は具がごろごろしてるのを食べたい気分。、
空いていそうな店員を呼び留めてジェノベーゼを頼み。]
(95) 2023/03/01(Wed) 20:30:01

【人】   タカノ

[ 元芸能人のだれそれ。
 怪我で現役を退いた可哀想な俳優。

 そのどちらでもない呼び名。
 呼び名ひとつで、救われることだって
 あるのだと、貴方は、貴方達は知らずとも良い。 ]

 店長さんの目利きはいつだって信頼しているけど
 それを調理する人たちの腕も、
 それを知ってて進めてくれるゲイザーちゃん達のことも
 信じているよ。ここに来たら、美味しいがあるってね。

 ……困ったな、もう一口しか残っていない
 お茶を頂いたら何かもう一品、注文しようかな。

 ああ、手を止めさせてごめんね。
 ありがとう、ゆっくりしていくよ。

[ バックヤードに向かう彼女>>80に一言詫びを入れて
 最後のひとくちを名残惜しそうに口に入れた。* ] 
(96) 2023/03/01(Wed) 20:30:48
  タカノは、メモを貼った。
(a27) 2023/03/01(Wed) 20:32:50

【人】 客 葉月

-少し前の話-

[その日は最悪な一日だった。

女の子に振られたわけでも、浮気がバレたわけでもない。
ただ──取材先の社員に、声をかけられただけ]

「もしかして、ブ──葉月?」

[名刺を受け取ったそいつの口は、一瞬確かに「ブ」の形を作っていた。

ブタ月。俺の中学のときのあだ名だ]
(97) 2023/03/01(Wed) 20:37:43

【人】 厨房担当 シャミ


 いただきます


[フェットチーネを絡めとる。
挽肉がほろりと器にこぼれ、トマトソースがハートのマークに半濁点を添える。
口が大きければ20秒で食べ終えてしまいそうな量、でも完成された盛り付けのパスタ。口に入れると舌に溶けるソースの酸味と、ぎゅっと弾む小麦の味]


(ゲイザー、茹で加減さいこう)


[よく噛んで食べる。
季節の変わり目は気温によって微妙に茹で上がりに差が出やすい。
上手だな、としみじみ思う。きっと小麦の精霊と相性が良いのだろう。パイの人だし]
(98) 2023/03/01(Wed) 20:38:25

【人】 客 葉月

「久しぶり!すげえ変わったなあお前」

[そいつはそんなふうに言いながら、まるで友達みたいに笑いかけてきた。
仕立ての良いスーツを着た彼は、その大企業の中でそれなりのポジションに就いているらしい。
名刺をしまうときにちらっと見えたカバンの中。スマホのロック画面は小さな赤ん坊の写真だった。

──そのあとのことは、正直覚えていない。取材がどうなったのかも。

ただ、気付いたらあの店の前にいた。
ドアを開けて入った先、あの子がいつもと変わらない笑顔で迎えてくれて。ようやく呼吸が出来た気がしたのだ]
(99) 2023/03/01(Wed) 20:39:26

【人】 客 葉月

え、クッキー?……いいんですか?ほんとに?

[そんなことがあったあとだから、もらったクッキーはそりゃもう輝いて見えたのを覚えている。
うさぎ型のクッキーを、店の明かりに透かしてしげしげと見つめたりして]

すご、めっちゃ可愛……んん?この顔……何……?

[変な顔のデコレートに首を傾げたりしつつも、それ込みでとても大事な思い出になったのだ]
(100) 2023/03/01(Wed) 20:40:01

【人】 客 葉月

-ちょっと前/入店直後-

[入店を躊躇った俺に声をかけてくれたのは、今日も彼女だった。
いつもと変わらない笑顔に、笑顔を返す]

あはは、バレちゃった。
──いつもありがとね、大咲さん。

[その言葉に色んな意味を込めて、彼女へ。
彼女の顔を見るだけで幾分か浮き立つ気持ちを抱えながら、美味しい料理を楽しみにメニューを開くだろう**]
(101) 2023/03/01(Wed) 20:40:47

【人】 厨房担当 シャミ


 そうだね
 私もいつも立ってるから、見下ろしちゃう感じだし
 こうして座って同じ視線の高さで話せるの、新鮮


[ね、と葉月さんの方を向けば、なにやら熱心にパスタをすすっている>>90
美味しそうに食べる人は大好きだけど、いま彼の顔は少し曇っている。
やはり一緒に来られなかった連れのことを惜しんでいるのか。

夜に来ると言ってくれたけど、そうしたら何を作って出せば喜ばせられるだろうか、と思考は少し宙へ浮く]
(102) 2023/03/01(Wed) 20:41:12

【人】   タカノ

 ああ、そうそう、クレープだ。
 たしか本当にクレープなのかいって聞いた気がする。

 なのにおぼえてないんだもんなぁ俺。
 いつもごめんね でも美味しかったんだ。

[ たはは、と頼りなさげな笑みを浮かべ、
 クレープ、クレープ、こめこのクレープ>>86
 口の中で転がしては見るが、きっとまた
 彼女たちを頼ることになるのは、火を見るより明らか
 というやつだ。 ]
(103) 2023/03/01(Wed) 20:48:37

【人】   タカノ

 今日は確かベイクド…… 待って、
 ここまで出てきている…… ベイクド
 ケーキ……… ケーキ

 ベイクドタルト。

[ つい先程聞いたはずの単語がこれである。
 合っている?と問いかける顔は少々自信ありげ
 だが。

 きっと間違えていたとしても、彼女>>87
 同じように、美味しいと覚えてくれていれば
 いいと言うのだろう。 ]

 うん、うんと褒めていたって
 伝えてほしい。

 お茶は熱いのがいいな。
 それとそれを飲み終わったら、
 真白さんのおすすめをひとつ。

 ケーキはその後でまた考えるよ。

[ にこ、と笑う。ゆっくりしていってくださいと
 社交辞令かもしれないが言われたもので、
 今日はしばらくここで有意義な時間を過ごすつもりでいる。* ]
(104) 2023/03/01(Wed) 20:49:28

【人】 会社員 レイラ


(あ、高野くんもいる)

[なんとなしに店内を見回し、
見知った顔をもう一人見つけ。
気づくかは分からないがひらりと手を振ってみる。

あの時顔を合わせた新人は
あっという間に引く手あまたの俳優になった。
そんな彼が事故で引退したことは
自分が解散してそう遠くなく
知ることになっただろう。>>94

あの時ちょっと顔を合わせただけだったけれど
小娘の奨励を素直に聞いてくれた姿は
何となく印象に残っていて。

だからこの店でたまたま再会した時は驚いたし
嬉しかったと告げられれば
いやー!お互い色々あるよねー!!なんて
つい前のめりに肩を叩いてしまった。

今でも「高野君」と呼んでしまうのは
当時の先輩根性の名残だ。*]
(105) 2023/03/01(Wed) 20:50:36

【人】 客 葉月

-焦がれるような-

[俺はこの店が好きだ。
美味しいご飯に、ここでしか会えない魅力的なひとたち。

そして悪口が苦手だ。
得意な人なんているのか?って話だけれど、俺のそれは他の人よりもきっと強い。
聞くだけで足がすくむ。冷や汗が垂れてしまう。
(振られたり浮気がバレたときの罵声だけは例外だ。苦手だけれど、そんな姿を見せたら「被害者ヅラすんな」って余計にキレられること請け合いだし)

だから、この店で誰かをあからさまに攻撃なんてしない。
でもだからといって、自分の頭に浮かんでしまうものまで止められはしなくて──逃げ場がないから余計にしんどくなる]
(106) 2023/03/01(Wed) 20:59:08

【人】 客 葉月

(……なんて、言えるわけがない)

[彼に話しかけられるとき>>71、頭の中ではいつも黒いものが渦巻いている。視線や表情でそれがバレていないことを祈りながら、こちらもそれに穏やかな言葉を返すのだ]

こんばんは。……ええ、外までいい匂いがしてました。すごく楽しみです。

[話している中で、彼が楽しげな表情をすることがあったなら。>>71
ほんの少し不機嫌そうに眉を寄せただろう。何が楽しいんだ、俺は全く楽しくなんかないのに。
けれどほんの少しの間、その顔から目を離せなくなる俺がいたかもしれない。

俺は悪口が苦手だ。
そして──美しいものが好きなのだ、どうしようもなく**]
(107) 2023/03/01(Wed) 21:00:21
客 葉月は、メモを貼った。
(a28) 2023/03/01(Wed) 21:03:08

【人】   タカノ

[ ひらりと白く小さな手がこちらに振られれば
 目を合わせ、軽く会釈をした。

 互い一人なら相席をすることも
 あっただろうか。

 芸能界という狭い世界では芸歴が
 幅を利かせることが多い。

 ドラマで共演した子役が、
 ふてぶてしく自分を顎で使おうとすることだって
 ままあることだった。珍しくもなんともないが

 ピュアマーメイドの先輩方に置きましては
 そんなことはなかったと記憶している。

 再会してからのほうが会話は多かったはずだが
 面白がるように「センパイ」と呼んでいたかもしれない。
 なにせ彼女が後輩を呼ぶような色味をもって、
 俺を高野君>>105、とそう呼ぶものだから。

 前のめりに肩を叩かれた日には、
 いいひとなんだろう、と素直に思った。

 挨拶に行くとしても、後ほどになるだろうかと
 ぼんやり考えながら控えめに、手を振り返しただろう。* ]
(108) 2023/03/01(Wed) 21:05:06