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人狼物語 三日月国


170 【身内RP村】海鳴神社の淡糸祭

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視点:人

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【人】 鳴海 海音



[ 数分後に来た返事>>53
  俺は再び駆け出すことになる。
  お酒? そんなの後回しだ。
  幸い向かっていた場所で
  俺が咄嗟に返事をしたのはこの一行。 ]


  『 今すぐ行く、待ってて。 』



[ 君の送れなかった言葉を
  知ることは出来ない>>55

  でも俺はその場所に君がいなくても
  待っているよ。それが俺にできること。
  俺が出来るのは君を信じることだから。

  送った返事はそれだけ。
  だってあとは会ってから伝えたかったから。
  何年振りだろう、彼に会えるのは。 ]

 
(79) 2022/08/16(Tue) 4:16:12

【人】 鳴海 海音



[ 嬉しいよ、俺がこのパン屋さんの
  あんぱんを好きだったことを覚えていてくれて>>53
  なんで好きだったかまでは知らないよな?


  高校時代、二人で通った場所>>54
  育ち盛りだし放課後にはお腹すかしてさ。
  学校の購買でも学校帰りのパン屋でも
  俺はあんぱんを買って君と半分こしてた。
  君は一欠片でいいって言うけれど
  俺は半分だけでお腹いっぱいになるからと言って
  君に半分渡したね。

  だからか今も半分ずつしか食べれなくて
  どうやら癖になってしまったみたいだ。 ]


 
(80) 2022/08/16(Tue) 4:16:33

【人】 鳴海 海音



[ 嬉しいんだ。君がこの村に居てくれて。

  パン屋の向かい。
  君の姿は見えたかな。
  俺が来た時に見えなくても
  俺は待つつもりだよ。


  そして君の姿を見つけたら
  笑顔で手を振るんだ。 ]

 
(81) 2022/08/16(Tue) 4:16:47

【人】 鳴海 海音



  宵稚! 久しぶり!!
  うわーうわーーーー

  本当に、本物の宵稚だ……!

  会えて嬉しいよ
 
 
(82) 2022/08/16(Tue) 4:16:56

【人】 鳴海 海音



[ 本当は抱きつきたかった……けど

  高校時代隣り合っていた距離より
  一歩分、距離を置いて。
  近付き過ぎて一歩下がられたらと
  心のどこかで思ってしまってたんだ。


  
俺たちは高校最後の日から
時は止まっていて……
少なくとも俺は、そうで。


  一歩分、その距離が俺には
  分厚い透明な壁があるようで
  縮めることは出来ずに
  君の様子を伺ってしまうんだ。 ]**


 
(83) 2022/08/16(Tue) 4:17:22

【人】 闇崎 宵稚

 何度も歩いた道。蜃気楼が絶え間なく揺らめく。

― 回想 ― 

[通った幼稚園。まだ存在していた。
両親が背にいて、手を繋ぎながら帰る二人>>59 を、
優しく見守っている眼差しがそこにはあった。
当時の俺には、隣の海音しか見えていなかったと思う。]

[小学校と中学校。 今は夏休み中だろう。静かだった。
手を繋ぐ事自体は減ったとしても、
挫けそうになる俺の手を何度も取ってくれた。>>61

小学生の後半くらいから伸び始めた身長の事もあって、
「バスケなら出来るかな」と。何もない自分に期待して。
ツートップ…に、なれたのかは、今でもよくわからない。
でも、海音とパスをするときだけは、失敗したくないと、
必死に壁打ちしたり、慣れない筋トレを繰り返した。

『誰かと居る』姿を眺めていたのは、此方だって一緒だ。
ただ、俺はそれが『普通』だと思っていた。
アイツは頼りになるし、リーダーシップもあるし。
中学の頃は部長になろうとも誘われてたのを知っている。

それでも、関係を断たず、接してくれる事が嬉しかった。
俺自身が海音の周りにいる人間の一部だと思っていた。]
(84) 2022/08/16(Tue) 6:46:59

【人】 闇崎 宵稚

 怖くないよ。
 海音なら、やってくれるだろ?

 海音がなんとかしてくれるなら、
 俺も……、なんとかする、よ。

[粋がりになんて、見えなかった。>>62
其処にあるのは信頼だけだった。

たまの失敗があったとしても、それが人間だし。
『完璧』にあこがれていたわけじゃあない。
二人でなにかすることが楽しいと感じていた。
確かに、言い出せなかったけど、笑えては居たはずなんだ。]

[いつのまにか消えていた『宵稚』呼びが、
特別ではないことの体言化だと思いこんでいた。>>63]
(85) 2022/08/16(Tue) 6:47:33

【人】 闇崎 宵稚

 ……そうなのか?
 
[音楽が好き、と聞いた時。
幼少期、一緒に歌を歌っていた事はすっかり忘れていた。

(『一緒に居た』事が主体だったからだろうか)
今も、一緒に出来るなら素直に嬉しくはあったのだ。]

 同好会だと、予算出ないから、部になるほうがいいけど
 俺達も一年生だし。顧問も見つけなきゃだし。
 先輩たちに音譜の読み方から、教えてもらわないと…。

 …あるものでできれば、人数は気にしないさ。
 でも、いいのかよ?…バスケ、続けなくて。

[部長に誘われた位なのだから、きちんと続けてれば、
インターハイとか、体育大学とか、目指せる事はあったただろう。
宵稚はどうなんだ、といわれれば。首を横に振った。
背が高いだけで少しばかり鈍いのは直らなかった。

世話焼き・・・・のお前の事だから、
俺の事を見張ってくれてるのかと思ったけれど、
音楽やってて楽しそうなお前を見ている間は、
『本当に好きなんだな、音楽・・が。』と、感じたのだ。]
(86) 2022/08/16(Tue) 6:48:49

【人】 闇崎 宵稚

[別に、勉強がてんでダメって訳ではなかったから、
勉強しろと言われれば、じゃあ一緒にやろうと言えていたし。

付き合ってくれているものと思いこんでいる節があったから。
外に出れば、たまにはコートにいってみるかって、
バスケだって遊び程度に続けていたはずだ。


 ……ああ、そう、そうだった。
 祭りだって、何度だって訪れていたはずだろう?


俺も時期が近くなれば、バイト代を溜め込んで
焼きそばとか、焼き鳥とか、たこ焼きとか食べて。
…甘いものは海音が半分くれれば食べていた位だった。

大きな花火とかはこの祭りにはなかったから。
神事の雅楽と舞を見に行って。波の音と笙の音に浸った。
大鳥居の下、海に揺蕩う灯籠を静かに眺めた。]
(87) 2022/08/16(Tue) 6:50:03

【人】 闇崎 宵稚

 
 
[ …ただ、唯一無二の、親友・・だと、思っていたんだ。 ]


 
 
(88) 2022/08/16(Tue) 6:52:38

【人】 闇崎 宵稚

 ────────、……。

[卒業式の、後。

学校で一番大きい桜は、まだ満開ではなかった。

きっとお前の人生の中で、
膨らんでいた感情の蕾が花開いた時だって、
俺は、言葉にされても気づくことができなかった。

友達として、改まって言われたのだと思ったんだ。>>70]


[ だから、返そうと思った。

  俺も、好きだよって。
  海音が友達でいてくれて良かったって。
  向こう言っても連絡くれよ、…って。

その言葉のすべての前に。
詰められた距離と、続けられた言葉。おと

不意をつくような、視界いっぱいの、海音の表情。>>71



 ぜんぶ、全部、……海音の唇に、奪われた。 
]
(89) 2022/08/16(Tue) 6:54:11

【人】 闇崎 宵稚

   あ、

[顔を青ざめさせながら、走り去る後ろ姿に、
つられるように、腕を伸ばしたけど、

足が、それ以上踏み込むことは、無かった。]


 …………かい と、


[言われた言葉のすべてを、思い返して。
音を刻んで、触れた熱の名残に、引きずられて、
下唇をきゅ、と甘噛し、自身の指先でなぞる。

からかったのではないと確信が出来る。
お前から聞いた初めての音に、
俺の心臓が慣れないリズムを奏でる。

不快ではなかった。
むしろ、胸の奥から、暖かくなるような。

でも、これは、海音の伝えてくれたものと、
同じ気持ち、なんだろうか?]
(90) 2022/08/16(Tue) 6:55:45

【人】 闇崎 宵稚


 …………、……

 返事、しなきゃ、


[その音の答えを知るためにも。
俺の気持ちが、どこに行き着くのかも。わからなかった。

それでも、それでも会って、話をしないことにはと。
考えられていた。


 それなのに。]
(91) 2022/08/16(Tue) 6:56:04

【人】 闇崎 宵稚

 


[ 以降、アイツと話す事が、無くなってしまった ]


**

(92) 2022/08/16(Tue) 6:56:28

【人】 鳴海 海音

― 回想 ―  
欠けた、こわれた、閉じ込めた 
……それでも 
 

[ 宵稚の両親の姿を覚えているよ>>84
  君に優しい目を向けていた。
  素敵な家族だなって小さいながらに思ってたんだよ。 ]



[ 小学生の後半から宵稚の身長がぐんぐん伸びて
  
正直俺は焦ったね。

  牛乳をこの頃から沢山飲んでさ
  今では宵稚の身長には届かず悔しい、負けた。
  成果が出たかどうかは未来の俺が知ってるさ。


  俺の武器は跳躍だ。アグレッシブな動きは任せとけ!
  なんて時もあったな。
  俺はツートップになれたって思ってるよ。
  宵稚のパスは俺に収まるんだ。
  俺だって
宵稚のパスを誰にも渡さない
って
  強すぎる意志があったからね。
  君が繋いだパスで俺が点を取る。
  その瞬間がとっても気持ちいいんだ。


  君がそのために努力してくれてるのを知ってるよ。
  だって俺は君をずっと見ていたから。
  壁打ちや筋トレだって俺も混ざったりしてさ
  一緒に成長出来て嬉しかったよ。
  これも幼馴染の特権ってやつだね。 ]
 
(93) 2022/08/16(Tue) 18:28:32

【人】 鳴海 海音


[ 宵稚は俺と一緒によくいるけれど。
  俺が誰かといる時は入ってこなかった。
  まあ、俺が宵稚を見つけると話を切り上げて
  宵稚の方へ行ってたってのもあるけどな。

  ああ、部長の話?
  そりゃあ俺ってば実力はあるし? 背もおそらく高い方だし?
  でも部長としてバスケ部を率いるより、
  俺は宵稚と一緒にバスケをしたいだけだったから。
  勝つことよりも一緒に楽しくできればよかったんだ。
  だから断ったよ。
  「二人で沢山点取るエースになりますから!」って宣言してさ。 ]


[ 君は自分をモブだと思ってるの?
  
違うよ、全然違う。

  君は俺の世界の中心。は大袈裟かな?
重い?

  それくらい大きな存在ってこと。
  君がいるから
  毎日が楽しくて。
  君がいないと寂しくて。
  探してしまうんだ。


  君と触れた手が嬉しくて離し難かった。
  そのことを今でも覚えている>>84 ]

 
(94) 2022/08/16(Tue) 18:29:10

【人】 鳴海 海音


[ 君の信頼や期待に応えようと>>85
  いいとこ見せようとしたこともあったね。
  でも失敗しても君は責めることはなかったね。
  格好悪い俺も受け入れてくれているようで
  俺を見ていてくれてるようで。

  だから俺もけじめの為に『宵稚』って
  呼び始めたんだ。
  小中までの俺じゃないよ。
  頼りになる君の親友だ。と。
  それが俺の思惑とは別の意味で
  君が受け取ったことに気がつかないまま>>85 ]



        ( 言いなりの人形じゃない。
          君は君の意志で
          俺のために動いてくれる。
          そんな君が大切で、特別で
          いつしか俺の想いは
          育っていってしまった。)

 
(95) 2022/08/16(Tue) 18:29:25

【人】 鳴海 海音




  ( 君への俺の想いは雫となって溜まっていく )




(96) 2022/08/16(Tue) 18:29:45

【人】 鳴海 海音



  [ 俺の掌に。
    体の中に。
    人の体の半分以上は水分なんだろ?

    きっと俺の水分は全部宵稚への想いになっていた。
    少しずつ溜まっていって
    いつしか全部が想いに染まって。

    それからは溢れるだけ。
    体に収まりきらなくなったものは
    溢れて体から出てしまうんだ。
    俺はその栓の仕方を知らなかったんだ。 ]


(97) 2022/08/16(Tue) 18:30:01

【人】 鳴海 海音



  あ、いや、そこ信じるんだ
  嘘じゃないけど

  
待った!

  それは最後の言葉が聞こえて
たって
こと
か …



[ 隠せてないけど最後>>63が聞こえてたのか
  その前の音楽のことか……
  正解はどうやら音楽のことだったみたいで。
  ここでも俺は自ら入る穴を掘っていたようだ。 ]


 
(98) 2022/08/16(Tue) 18:31:26

【人】 鳴海 海音



  ああ、音楽好きだよ
  大声で歌うとスカッとするだろ?
  確か小さい頃も……一緒に歌ったよな


[ 小さい頃、大声で歌った記憶がある。
  それはいつだったか、なんの歌だったか。
  ただ”よいくん”はいたことは覚えていて。
  だから一緒に歌ったと言う事実だけは
  記憶に残ってるんだ。


  だから彼が忘れていそうなら。 ]

  小さい頃、だもんな。
  きっとふとした時に思い出すかもよ
  俺と一緒に歌った歌を思い出してくれよな

[ 何故彼がすっかり忘れてしまっていたのか>>86
  何故自分が部分的にしか思い出せないのか。
  何故それを不思議に思わないのか。
  その時には何も疑問に思わなかった。 ]


 
(99) 2022/08/16(Tue) 18:31:57

【人】 鳴海 海音



  んーー、バスケは
  俺がいなくても大丈夫だろ
  それに俺のバスケの相方は
お前だけって決めてたんだ


  ってことで
  軽音でもよろしくな!


[ その時からか、いつからか
  俺は自分がいなくても大丈夫なように
  過ごしていた。
  それはきっと深層心理な部分。
  心にいつの間にかあった意識。
 
 ”俺は鳴海の家の人間だから”


  その理由もおそらく今は残らない記憶の一つ。
  それでも宵稚だけには
  この意識は適用されなかったみたいだ。 ]


 
(100) 2022/08/16(Tue) 18:33:06

【人】 鳴海 海音


[ 軽音同好会が
  1日だけの軽音部になって
  学園祭や体育祭、この際どんなイベントでもいい
  晴れ舞台で演奏することも
  俺は宵稚と一度は叶えてみたかった夢だ。
  たとえそれが叶わなくとも目指してたってことは
  いい思い出になったんじゃないかな。 ]



[ 音楽の傍らでバスケも趣味程度には続けていたさ。
  ストリートバスケ。3on3。
  村の子に教えたり、上級生とコートの奪い合いしたり。
  宵稚だって続けていたことを知っていたから
  たまに呼び出したりしてな。


  歌いながら音楽に合わせて
  バスケをしたこともあったな
  音に合わせて動くこと、いつもより特別で
  楽しかった覚えがある。

  でも音楽やるものにとって指は大事だから
  段々と、誘う回数も減っていった。 ]

 
(101) 2022/08/16(Tue) 18:33:21

【人】 鳴海 海音


[ いつも一緒だった俺達は、
  毎年のお祭りだって一緒だった。
  それが当然のように。

  でもさ、いつか宵稚に彼女が出来たら……
  その時は笑顔で男になった宵稚を
  見送るつもりだったんだ。本当だよ本当
  そんなことはあったかな、どうだろ


  俺の場合は「バスケが恋人だから」とか
  高校なら「音楽に嫉妬されたくないから」なんて
  言ってただろうな。


  女子達の宵稚を狙うあのギラついた目。
  恋する瞳。俺はすぐ気がついた。
  ……俺も同じ気持ちだったから。 ]

  
(102) 2022/08/16(Tue) 18:33:53

【人】 鳴海 海音



[ 村のお祭りにしては神妙で厳かなお祭りだった。
  若者は賑やかなことが好きだからな。
  退屈だと言うクラスメイトもいたか。

  それでも俺はこの時だけ
  聴ける音を毎年楽しみにしていた。

  神事の雅楽と舞、
  笙の音のアシストをする波の音。

  海に揺蕩う灯籠を宵稚と静かに眺める海辺。 ]

 
(103) 2022/08/16(Tue) 18:34:01

【人】 鳴海 海音






      [ 俺も、親友でいたかった。 ]

          
出来なくてごめんな



 
(104) 2022/08/16(Tue) 18:46:24

【人】 鳴海 海音



[ 俺の音と宵稚の音は
  上手くハーモニーを奏でられなかった。
  出来たのは不協和音。
  調律する弦は一本切れてしまった。 ]


 
(105) 2022/08/16(Tue) 18:46:29

【人】 鳴海 海音



[ 心臓を抑えて走り続ける。
  追ってくることはない>>90
  それでも全力で走った。 ]


[ 走った先の校舎裏。
  息を整える。
  溢れているのは何?
  顔を濡らしているのは?

  想いは全部こぼれたと言うのに。
  まだ残っていた。俺の体の中に。

  全部、全部流し尽くそう
  流し尽くせばこの想いは消える。 ]

 
(106) 2022/08/16(Tue) 18:46:43

【人】 鳴海 海音



  
ははっ

      ………ッ……



[ 最後に学校で泣くなんてな。
  笑顔は無理だ。強がれない。 ]



  油断するからだ
  大馬鹿野郎……な俺


  告白の代償にしては
  俺しか得しない……な


( 触れただけ、触れただけなのに。
  唇が、こんなにも熱い。 )


[ 触れた唇は涙で濡れて。
  それを拭うこともせずに
  指で触れる。



            俺の初めてのキスは>>89
            涙で味がわからなかった。 ]


 
(107) 2022/08/16(Tue) 18:47:34

【人】 鳴海 海音



  ごめんな、ごめん
  俺もう一緒にいることが出来ないみたいだ


[ この時の俺は自分ことばかりで
  今この時悲しいのは自分だけと思い込んで

  宵稚を一人にしてしまったこと。
  ずっと一緒にいると言った言葉すら裏切って。  ]


 
(108) 2022/08/16(Tue) 18:47:49