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人狼物語 三日月国


153 『Override Syndrome』

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視点:人


【人】 会社員 ツグアキ



   ……なにか、俺に
   
あなたのちからになれることが



[ 使い古して角が擦れて汚れた参考書に手を置いて。
  あくまで人好きのする表情で、
  学習のことだけを指し示す口ぶりで。 ]
 
(107) 2022/06/09(Thu) 10:22:00

【人】 会社員 ツグアキ


[ 本来当たり前に得られるはずの『幸福』を
  擬似的に容易に受け入れることに対して
  微かな違和感を感じたのはいつだったのか。

  それともそもそも人生など不平等だと
  残された脳細胞の微細な理性一片は
  記憶していたのだろうか。

  もしくは俺だって人並みに
  美人には弱かった、ってことなのだろうか。

  そうだな、だからあの時。
  付け足したのかな。余計な一言。  ]
 
(108) 2022/06/09(Thu) 10:25:17

【人】 会社員 ツグアキ




   俺には、勉強しかないので。**


 
(109) 2022/06/09(Thu) 10:25:33

【人】 女子大生 マユミ

 
[ 小児科のエマ先生。>>91
  低めの身長の所為か、実年齢よりも少し若く見え、
  子供にしてみれば親しみやすい、
  いい先生なのだろうと。
  見かけただけで、碌に話したこともないけれど、
  そんな印象は持っていた。


  私としては
"早希"
"恵真"
も、
  お洒落な名前……としか思わなかったけれど、
  確かにありふれた印象は無いから、
  当人たちには苦労もあるのかもしれない。


  私たち双子の名前は響きに合わせて
  漢字を当てただけで、
  "亜"に悪意が込められていた訳ではない。
  けれど、言葉の意味を知ってしまえば、>>25
  勝手に因果を感じてしまうのも無理からぬこと。 ]

 
(110) 2022/06/09(Thu) 18:33:22

【人】 女子大生 マユミ

 
[ 年の近い妹さんは優秀で、それこそ性別が違えば、
  跡取り枠の争奪戦になったりしたのかしら?
  医療ドラマを見ていて思っただけだけれど、
  家族経営の小さな病院であったとしても、
  "病院の跡取り"というステータスはかなり強い筈。
  それこそ、医師としての技量や、
  男としての器なんてどうにでもなるくらいの手札。



  ……なんて好奇心はあったけれど、
  それこそ、こんな低俗な話はしないのが鉄則な内容ね。
  私以上に真結実が気にしていたけれど、
  これはあくまで姉妹間の内緒話。
  
叔父様の話も妹はしっかり秘密を守っていたわ。>>90 ]

 
(111) 2022/06/09(Thu) 18:34:14

【人】 女子大生 マユミ

 
[ 姉妹が似ていなくて得をしたのは初めてだった。
  真結実が好む明るい色の服で身を隠し、
  真結実が好むブランドのコスメで顔を塗り潰して、
  真結実の言動をなぞるだけで、



            名ばかりの下位互換は、
            
"テセウスの船"
の体裁を保てた。 ]
 
(112) 2022/06/09(Thu) 18:35:09

【人】 女子大生 マユミ

 
[ ―――と思っているのは私だけだったみたい。

         パンドラの匣が口を開け牙を剥くのは、
            悲劇が喜劇に落ちるのは、必然。 ]

 
(113) 2022/06/09(Thu) 18:35:55

【人】 女子大生 マユミ

 
[ 私という"真結実"が初めて対面した早希先生。>>96
  先生は目を瞑ることを選んだ。
  瞼が真実を覆ってくれたから、

              
私には不都合は何も見えない。 ]



   二人暮らしをしていたマンションが
   火事で大変なことになって……。

   幸いこの程度で済んだから、
   搬送された病院から退院してきたとこ。


[ 火傷と火災の話はしたけれど、
  
"船越亜結実"の死は、聞かれなければ言わなかった。

  この頃は私も動揺していたし、
  言わなくてもどこかで知る機会が
  あるかもしれないと思っていた。
  
自分から話すと、ぼろが出てしまいそうだったしね。 ]*

 
(114) 2022/06/09(Thu) 18:37:29

【人】 女子大生 マユミ

 
[ そんな風に変わりなく過ごしている内に、
  私の成りすましも少しは精度を上げたかしら?
  "ユミちゃん"と"先生"のやり取りは恙なく。
                   >>97>>98 ]


   あ、助かる!
   
いずれまたミニスカートだって穿きたいもんね。

   オバサンになっちゃう前に、治さなきゃ。

   薬に耐性が付いちゃって、
   効かなくなっちゃうんだっけ?
   その上さらに頭痛が激しくなるとか?
   こわー。肝に銘じときます。


[ ミニスカートなど殆ど穿いたことのない私だから、
  治ったら本当に穿くのかどうかは微妙な所。
  別に真結実だって、
  ミニスカートばかり好んでいた訳でもないし。 ]

 
(115) 2022/06/09(Thu) 18:39:50

【人】 女子大生 マユミ

 
[ でもきっと、そういう訳にもいかないのだろうな
  とは思っている。
  夏場にピンヒールのサンダルを履き、
  素足を惜しげもなく晒す。
  
その姿は、キャンパス内でかなり目を引いていた。



     惹きつけた目の中には特別な目が一対。
     同大学の法学部所属、広末慶人。
     ハイスペックイケメンと大学内ではお馴染みの
     船越真結実の彼氏。

     彼がそういうファッション好むという事は、
     真結実の幸福体験を覗き見て知っていた。 ]**
 
(116) 2022/06/09(Thu) 18:41:37
女子大生 マユミは、メモを貼った。
(a7) 2022/06/09(Thu) 18:51:07

【人】 内科医 カナ



  [余裕が無くて他の人と絡めない。
   口にする人によっては嫌味になりかねない
   その台詞が今は不思議と誠実さを醸す。>>102

   私ならボンヤリ覚えてる風に
   誤魔化してしまいそうなものだから。



   余裕があっても覚えきるのは難しいよ
   うちの学部は人も多いし...


  [どうぞ、と許可が降りれば隣へと座って
   覚えてなくて当たり前だと彼に目を向けると
   何かを考えているような空気が漂う。

   なにかあったのかなと首を傾げる私は
   ちょっと楽観的にも見えるのだろうか。]

   
(117) 2022/06/10(Fri) 8:41:26

【人】 内科医 カナ




   私は不幸を知らない。


      知らない事が最大の不幸
      知らない痛みに寄り添う術を持たず

      取り残され、置き去りにされる。




(118) 2022/06/10(Fri) 8:42:46

【人】 内科医 カナ



  [優秀さの象徴とも言えるこの学部で
   勉強が出来るという事実はまさに誉。

   この大学、この学部の中で
   レッドカーペットを大手で歩ける
   そんな力を持っているはずなのに。

   そこじゃない何かをひたすらに渇望する
   追い込まれたような印象が消えなくて。]



(119) 2022/06/10(Fri) 8:45:59

【人】 内科医 カナ




   得意なつもりだったんだけどね?
   医学部ここに来たら皆すごいから
   自分は大したことないな、って思ってるの。


  [一応医学部に進学を果たした時点で
   人並み以上にはできる。

          彼の言う通りだった。>>106


   けれど私は参考書をそこまで酷使するほどの
   執念も忍耐も持ち合わせてはいない。>>107


(120) 2022/06/10(Fri) 8:47:23

【人】 内科医 カナ



  [『エデン』
   皆一度は使ったことがあるし
   私だって使ったことがある。

   けれど途端に襲う空虚な心が
   アナフィラキシーを起こしてしまって
   私には受け入れられそうになかった。]



         [優秀であるという誰かの実体験を
          つまみ食いして、盗んだって。

          私が優秀じゃない事実は
          決して覆らないものなのだから。]



(121) 2022/06/10(Fri) 8:51:25

【人】 内科医 カナ



  [そんな私が幸福だったとすれば
   W優秀じゃない私Wの居場所があったからだ。]



(122) 2022/06/10(Fri) 8:53:13

【人】 内科医 カナ



  [不意に引っ張りだされた本音の断片。>>109
   どんな過程を経て出されたものか>>108
   それを読み取ることは至難に等しいけれど

   勉強ができる事が一つの才能だと思っていた
   私にとっては聞き捨てならない言葉でもあって


              つい、言い返してしまう。]


(123) 2022/06/10(Fri) 8:53:59

【人】 内科医 カナ




     佐々岡くんには勉強がある
     っていう言い方の方が私は好きかな。

              物は言いよう、でしょ?*



(124) 2022/06/10(Fri) 8:57:05
村の設定が変更されました。

【人】 会社員 ツグアキ


[ 楽観的?>>117
  そうだな、ああいや、少し違って。

  物事がうまくいく見通しを持つことと
  うまくいく見通しに疑いを持たないこと。

  ここはそう、似て非なるもの。 ]
 
(125) 2022/06/10(Fri) 22:24:42

【人】 会社員 ツグアキ



   そうだよねぇ、こんな人数がいると
   思ってなかった。
   皆、───


[ 恵まれてるんだなぁ、その言葉は飲み込んだ。
  自分より、きっと能力で劣る学友たちが
  たくさん、こんなにたくさんここには居て。

  安いとは言いづらい学費、生活するための費用
  それらが足枷にさえならない人たちが。

  渇望。
  生まれもっての幸福に対する酷い飢渇は
  闇を、嫉妬を産む。 
 ]
 
(126) 2022/06/10(Fri) 22:26:40

【人】 会社員 ツグアキ


[ 続く言葉に>>120
  表面上は穏やかな笑みを深くして、
  内心では耳を塞ぐ。

  彼女は、なぜ
  己に声をかけたのか。


  早く、はやく、エデンを聴かないと
  蠢く闇に飲み込まれそうだ。
  たすけて、 παράδεισος エデン 

 
 
(127) 2022/06/10(Fri) 22:28:02

【人】 会社員 ツグアキ


[ 素直に自身の泉門を
  いともあっさりと口に出来ること。
  本心であれ、謙遜であれ
  己には恐ろしいほど難しいことを
  あっさりやってのける彼女は
  嗚呼やはり不幸を知らぬ人のように
  映るものだから。  ]


   はは、ご謙遜を。
   ……ま、入ってしまえば、出るべきゴールは
   自ずから皆同じでしょうし>>120
   バックボーンが太ければ太いほど、成績なんて
   
そこそこ
、で充分の世界ですからね。



[ にっこり、小首を傾げて楽しげに笑んで。 ]
 
(128) 2022/06/10(Fri) 22:29:40

【人】 会社員 ツグアキ



[ ほら、ほら。
  危うい。抉ろうとしてしまうじゃないか。
  悪意を持って、優しい笑みで。  ]


 
(129) 2022/06/10(Fri) 22:30:16

【人】 会社員 ツグアキ



   神経質な、ものにおびえ易い人ほど、
    暴風雨の更に強からん事を祈る心理。


 
(130) 2022/06/10(Fri) 22:30:49

【人】 会社員 ツグアキ


[ それで、ご用件は?と
  言いかけた言葉は軽やかな小鳥の囀りに
  似た声に止まる。>>124


   …………


[ たっぷり5秒、彼女の瞳を見つめて。
  どこかおかしそうに返す。 ]



   そうだね、確かに物は言いようだ。
   どちらも、俺に勉強以外の一切が
   無いことを指し示してる。……はは、いやごめん。
   
好意的に
言い換えてくれたんだろう。
   古森さんは、そちらの方が好みなのか。
 
 
(131) 2022/06/10(Fri) 22:32:58

【人】 会社員 ツグアキ



   グラスに半分、水が入っている。
   それを、もう半分しかないと感じるか
   まだ半分もあると感じるか。
   それと似ている気がする。

   ─── いいね、
   
古森さんは幸せそうだ


 
(132) 2022/06/10(Fri) 22:33:51

【人】 会社員 ツグアキ


[ とん、とん、と論文の束を机の天板で整える。]


   ようやく書き上げたんです。
   在学中に完成するとは思っていませんでしたが。
   これから提出に行きます。

   ああ失礼しました、お声がけくださった
   ご用件をお伺いしていませんでしたね。
   ナンパしてくださったのなら大変嬉しいですが、
   ……お急ぎでなければコーヒーでも?**
 
 
(133) 2022/06/10(Fri) 22:35:29