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人狼物語 三日月国


68 【身内】空想模倣機体は駒鳥達の夢を見るか?【R18G】

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視点:人

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【人】 赤い靴 キファ

>>140 メレフ

「不老不死の禁薬が無いのも納得だ。
 そんなものがあるならば、
 おまえはもうとっくに使ってる。

 ──200年か。長い、な。
 吾が"死なない"ために生きてきた時間を、
 おまえは、"蘇らせる"ために生きてきた」

 道士は、ぽつぽつと語る。

「吾はそれを、憐れだとは思わない。
 おまえの理由を許容する。
 おまえもそう言ってくれたから」
(175) 2021/04/24(Sat) 15:55:01

【人】 子役 ヘイズ

>>170 ヌンキ

「……あぁ、そっか。ふつうは丸腰じゃなかなか
 戦うのむずかしいですもんね。勉強になりました!
 ヌンキさんのように息ひとつ乱れないくらい
 もっと体力つけないとですね……」

木陰にへろへろと膝を抱えて座り
あなたを覗き込むように下から見上げる。

「幸せになってほしい二人ですか!美しいですね
 おふたりは好き合っていたんですか?」

首を傾げる。絆を結びつけることが幸せなのだろうかと。
子役は子どもがゆえか、よくわかっていなかったが……。
以前あなたが自由の身ではないことを聞いていたから
あなた自身が誰かと結ばれることができないのだと思った。

「ヌンキさんは、それでよかったんですか?」
(176) 2021/04/24(Sat) 15:56:38

【人】 星集め メレフ

>>173 >>174 >>175 キファ

「…………。」

あなたの言葉に悲し気な様子はない。
ただ、肩を竦めるだけだ。

その事実はとっくの昔に受け止めている。
受け止めた上で、この『選択』を生き続けている。

「俺はお前と違って、自分の死に恐れは抱かない。
 ……抱かないはず、だったんだがな。

 今は正直、そう言い切れる自信がない。
 結果、アイツを生き返らせるのが遠のくと知って尚。」

あなたの答えが肯定であっても。
喜ぶ様子も、驚く様子も見せなかった。

他人の言葉で左右される程度の『意志』ならば、
“キファ”も“メレフ”も、こんな長くを生きはしない。

「なぁ、キファ。
 
もしも、サダルが死ぬとしたら。お前はどうする?」
(177) 2021/04/24(Sat) 16:08:44

【人】 気分屋 ルヴァ

>>171,>>169,>>172 ブラキウムの部屋

「お誕生日プレゼント?
 かーわいい!
 ブラキちゃんにはこっちの方が似合うね」

 書置きを守っているぬいぐるみを見て歓声を上げる。

「分かった、後は任せて。
 僕がちゃんと見ておくね」

 気分屋は寝台の傍に座り込んだ。
 ルヴァはきっと、ブラキウムが次に目覚めるまで彼女の傍にいるはずだ。
(178) 2021/04/24(Sat) 16:33:17

【人】 流星の騎士 ヌンキ

>>176 ヘイズ

「――……すくなくとも、お互いを嫌いではなかったはずだ」

苦笑した。というよりもせざるを得なかった。
そうとしか答えられなかったからだ。
二人が元々恋愛的な意味で好きあってはいなかったのは、これまでの二人の話を聞いて明確にわかっていたから。

「キファからは独りよがりだと言われた。でも……後付けの絆でも、ついて育てば本物になると思ってたんだ。だから俺は二人が幸せになってくれれば……それでよかったんだよ」

短く、息を漏らす。
それで良かったはずなのに、胸が苦しい。
表情は”良かった”と言ってるようにはとても見えないだろう。
(179) 2021/04/24(Sat) 16:39:56

【人】 操り人形 ラサルハグ

>>178 ブラキウムの部屋

 ありがとう、と礼を残してその場を去る。

 瞳を開けた少女を然るべき場所へ連れて行くことは
 ラサルハグにはできないのだから。
(180) 2021/04/24(Sat) 16:43:31
ゲイザーは、ずっとキファの下で甘やかな悲鳴を上げ続けていた。
(a86) 2021/04/24(Sat) 17:01:50

ゲイザーは、嬌声の合間に負け惜しみの恨み言を混ぜ込んでいた。
(a87) 2021/04/24(Sat) 17:02:27

キファは、哂った。
(a88) 2021/04/24(Sat) 17:03:48

【人】 黒い羊 ハマル

【宿の外】
 [カン][コン]
 [薪を割る音が響く]

「薪、いっぱいできたぞ。これで足りるか?
 そうか。これぐらいお安いゴヨウと言うやつだ。
 ハマルは斧を使うのが上手だ。まかせろ。
 指だって大丈夫だぞ。またいつでも頼むがいい。

 む。……うむ。それも燃やして構わない」

「ハマルには直せない」
直してくれる人も


「もう必要ない」
いなくなってしまった


 [ハマルは焚き火を眺めていた]
(181) 2021/04/24(Sat) 17:06:42
ハマルは、壊れた竪琴を燃やした。
(a89) 2021/04/24(Sat) 17:06:59

キファは、は満足すると、ゲイザーを自分の部屋の外に棄てた。
(a90) 2021/04/24(Sat) 17:08:20

ゲイザーは、最後まで呪詛を吐きながら根性で這うようにして部屋に戻った。
(a91) 2021/04/24(Sat) 17:09:33

【人】 強火の愛・狂悖暴戻 ゲイザー

毒も棘も持ち合わせた少女たちの花園の宴が終わった頃の話。

悔しい悔しい悔しい泣き虫弱虫非力無様命乞い性悪女狐ェ〜〜〜!!!


『等価交換』さんの取引で手に入れた私のゲイザーとっても強いのに!
殺してやる殺してやる絶対殺してやるサダルさんがいなかったら殺す前に死ぬほど犯していたのに許せません私がいつもの調子だったらキファさんなんて数秒あれば斬って捨てられるのにアアアアア悔しい!!!


化け物じみた根性で部屋に戻ってきた後、恐ろしい勢いで呪詛を吐いている。
吐いているのだが、散々道士に可愛がられた……もとい虐められたせいで体がまともに動けない。

愛の戦いに敗れた女は、体が回復するまでベッドの上で呻き続けるのだった……。
(182) 2021/04/24(Sat) 17:11:17
サダルは、どこかで複数回くしゃみをしていた。誰か噂した?
(a92) 2021/04/24(Sat) 17:15:15

【人】 赤い靴 キファ

>>152 ハマル

「…………」

 キファは悩んだ。
 果たして、これを告げるべきか。
 これを告げたら、ハマルはこの事件に関わることになるだろう。

 ……キファは、それに積極的でない。
 ハマルはまだ小さい。危険に晒したくない。 
 ”彼”もそれを懸念したのだろう。

 でも、告げる理由はある。ハマルはシトゥラの、
 自分がすべてを託したシトゥラの、仲間であるからだ。
 シトゥラ亡き今、これを次に告げるべきはハマルだ。
 
 だから、こう続ける。

「……わかった。言おう。
 あまり公言はしてやるなよ?」

 →
(183) 2021/04/24(Sat) 17:18:05
ルヴァは、悔しい≠フ気配を感じた。
(a93) 2021/04/24(Sat) 17:18:33

【人】 赤い靴 キファ

>>152 ハマル

「さて、これくらいか。
 この情報の扱いは慎重に。だが、好きにせよ」

 一頻り得ている情報を告げたところで、問うた。

「なあ、ハマル。
 おまえは、何故事件を追っている?」

 想像は、付いた。
 ……彼は、”あの時手を差し伸べられなかった”ことを
 酷く悔いていたから。

「……なあ、ハマル。
 おまえはシトゥラを助けられなかったことを、
 悔いているのではないか?」

 あなたの出方を、待つ。
 キファはあなたの『弱み』を、引き出そうとしている。
 
(184) 2021/04/24(Sat) 17:32:00

【人】 子役 ヘイズ

>>179 ヌンキ

「……ヌンキさん……」

子役はあなたの曇る面持ちを見て、悲し気に眉を下げて見せた。

「そうまでして幸せにして差し上げたかったんですね!
 その愛は美しいと思います。
 ぼくはまだ愛をしりませんから……勉強になります。
 たとえそれが独りよがりでも!」

「結果、サダルは愛する人と自分の──
 ために素敵な台本を書いてるんですよ!
 きっとあなたの撃った愛の矢は本物になったのでしょう。

 
"ロミオとジュリエット"のような悲劇にはなりませんよ。


 きっとあなたのやったことは無駄ではなかった」

子役はにっこりと、それはそれは愛らしく笑った。
(185) 2021/04/24(Sat) 17:34:01

【人】 宝物庫 カウス

>>167 >>168 キューの拠点
「……」

作られた存在。
制限という言葉に少年は、妙に納得をした。
病や呪いと呼ぶには、
キューの言葉は余りにも規則じみていたから。

「あるよ。1番聞きたいやつ」

そもそもあなたを調べることになった理由。
事件とは関係のない、個人的な話。
あの宝石を手に入れるのは、
少年の知る『壊れた時報』には不可能のはずだ。


(186) 2021/04/24(Sat) 17:37:35

【人】 宝物庫 カウス

>>167 >>168 キューの拠点
「でもその前に。

 なんで『奴隷』を必要としたの。
 いや、体のいい駒が必要ってのは分かるよ。
 でもアイツは……アンタの言う『壊れた時報』は
 そんなんに向いてないだろ」

少年は、彼のことをバカだと思っていた。
言いたくないことがあるなら、言わなければいい。
それが出来ない彼だから少年は疑心を抱き、
気味が悪いと思ったのだ。

「わざわざ上位の存在になってまで、
 あんなバカを使役すんのはなんで?
 バレたくないからわざわざ、
 めんどくさい喋り方でアイツを縛ってんだろ?」

少しだけ、イラついていた。
誰にだろう。あなたにか、それともアイツにか。
(187) 2021/04/24(Sat) 17:57:59

【人】 宝物庫 カウス

/*
『作られた』までは言ってなかったわね。
読み飛ばして頂戴……kiss……
(188) 2021/04/24(Sat) 17:58:39

【人】 赤い靴 キファ

>>177 メレフ

サダルは死なぬ。

 
吾らは、吾らが死なぬように生きる


 それが前提だ。
 それは、彼女の中で決定事項であった。
 だが、サダルは定命である。
 同じ道士や術でも掛けぬ限り、いつかは死ぬ。

 人は、いつか死ぬのだから。

 でも、それも悪くはないなと思った。
 この会合が終わったら、
 ”人間をやめること”を提案してみよう。

 本題に戻ろう。

 →
(189) 2021/04/24(Sat) 18:01:51

【人】 赤い靴 キファ

>>177 メレフ

 もしも、サダルが死んだら。
 サダルのいない世界で。
 自分は生きていられるだろうか? 

 否、否。
 答えは今、彼自身が明示してくれた。
 自死? 
まさか!


「吾はおまえと同じように。
 彼奴を蘇生させる、手段を探す
 200年、300年。どれ程掛かってもいい」

 例え、それがサダル自身の望みじゃなくても。
 "サダルがキファに"望むことは、
 『キファが望むことをすること』なのだから。

「その時は」

「一緒に探そう、メレフよ。吾らで探し出して見せよう。
 ”好いた人間を、蘇らせる術”を」
(190) 2021/04/24(Sat) 18:04:27
キファは、知っている。”人はいつか死ぬ”ことを。
(a94) 2021/04/24(Sat) 18:09:01

キファは、永きを生きている。でもまだ、”人”であった。
(a95) 2021/04/24(Sat) 18:09:38

【人】 壊れた時報 キュー

/*>>188
 当方が明言していないだけで、そう読み取れる言い方をしました。
 そしてそれは事実です。貴方がそう感じたのは全く間違いではありません。

 つまり、読み飛ばさずとも無問題という事です。kiss......
(191) 2021/04/24(Sat) 18:10:19

【人】 星集め メレフ

>>189 >>190 キファ

「そう来る、か。」

少しばかり予想外だ、と明かす。

キファの突然の盲目的な恋であれば、
ゲイザーのような方向に走ってもおかしくない。

「何だかんだ無駄に年は取ってるだけあるか。
 そうだな、嘆いたり復讐するよりも、
“大切な存在を蘇らせる”時間に費やす方がいい。」

「その答えに乗れるかは、保留にさせて貰おう。
 牌の取り合いになるのはコッチも困るんでね。
 わざわざこんなギルドを作った意味も消えちまう。」

呪術ギルド『等価交換』。
その結成理由は、初期こそ何度かブレはしたものの、
今となってはもう目的は一徹して変わらない。
(192) 2021/04/24(Sat) 18:20:25

【人】 星集め メレフ

>>189 >>190 キファ

「ただ、忘れるなよ。」

「俺達は所詮“ちょいと長生きしただけ”の人間だ。」

「俺と違って、お前のその熱は最近生まれたばかり。
 200年以上も生きて来たお前が“はじめて”見つけた物。」

「本当にそうなった時、強すぎる激情に飲まれ、
 生きた年月と同等の熱がお前を喰らい尽くすだろう。

 『そこから始めた』俺と違って、油断も慢心もしやすいぜ?

 精々気をつけな。そして覚えておけ。
 
自分が生き残らないと、何一つ叶えられないってな。」
 
(193) 2021/04/24(Sat) 18:22:40

【人】 黒い羊 ハマル

>>183 >>184 キファ
 [こくり][頷いて貴方へ耳元を寄せ]
 [少しして顔を離す]

「ありがとう。大事にする。
 何故?ハマル達は事件を考えなければならなかっただろう。
 カウスも頑張っている。ハマルはそれを手伝うと決めた」

 [貴方の問いかけに子供は答える]

「後悔。
どうして?

 ハマルはシトゥラを信じると決めていた。
 『自分のしたことがどんな結果を出そうと、後悔しない覚悟』
 ハマルはそれをきちんと持って、そうした。
 シトゥラは一番ができたと教えてくれた。
 きっとその人と共に死んだ。
 寂しくないシトゥラは後悔をしていないだろう」

「ならばハマルは何を悔いる事がある?」


 [子供の瞳は凪いでいる]

「悔いる事があるのなら、
 それはハマルの責任と覚悟が足りなかっただけだ」

 [だってハマルは彼を信じる事を]
 [それを望んだ彼を裏切ったりはしないのだから]

 →
(194) 2021/04/24(Sat) 18:28:07

【人】 壊れた時報 キュー


「 
I say "Help me, help Cu".
 」


貴方はそう考えますか?
当方はそうは思いません。
『壊れた時報』は使役に向いていますよ。

彼は、正直者です。
ですが彼は、“キュー”は悪い子です。

当方、これでも当方なりに誠実に
人々と対話をするのですが……
どうにも疑われがちです。

カウス、貴方もきっとそう感じているでしょう?
当方はお喋りですから。

多弁な者は言葉に裏があると取られる事が
少なくありません。当方は存じています。

ですが、当方はその点では自身を制御する事が
叶いませんでした。


【キューの拠点】
(195) 2021/04/24(Sat) 18:29:33

【人】 壊れた時報 キュー


「 
Can you listen to me, Kaus?
 」


それ故の『壊れた時報』です。
正直者が、ほんのたまに吐くウソは、
分からないものでしょう?

まぁ勿論、『壊れた時報』が
ウソを吐きたがっている訳ではありませんから
都度、不具合の上書き処理をしています。

その程度には彼は反抗をします。
そして、それはかないません。


/*

 耳に届く意味の分からない音の一部が、
 あなたの名前を呼んでいた気がしました。

【キューの拠点】

(196) 2021/04/24(Sat) 18:32:22

【人】 黒い羊 ハマル

>>184 キファ
「……ハマルは、シトゥラが寂しくないのならばいい」
 [ひとりだけだったなら][後悔だってしただろう]
 [でも、そうではなかったのだ]

「ハマルは言われたんだ。
 
『生きていて欲しい』『死んでほしくない』
と。
 ハマルは他の人にそれを願う事もした。
 ……だから、ハマルは生きるために色々をする。
 事件が解決しないと死んでしまうなら。
 ハマルの大事な人が死んでしまうなら」

「ハマルはたくさんを頑張る」

 [寂しいのは嫌だから]

 [ハマルは手を伸ばす事を諦めない]
 [ハマルは掴めるものを取り零したくはない]

 [ハマルは、後悔をしたくはない]
(197) 2021/04/24(Sat) 18:36:00

【人】 赤い靴 キファ

>>192 >>193 メレフ

「くくく。吾は神秘主義者故な。
 魔法の可能性を、信じている」

 キファは己の頬をぺたぺた触ってみた。
 痛い。メレフがしてくれたことは傷の隠蔽に過ぎない。
 が、今はその痛みが生を実感させてくれる。

「おや残念。吾が一緒なら、
 おまえの研究の手助けをしてやれると
 思ったのだが──」

 →
(198) 2021/04/24(Sat) 18:36:24

【人】 赤い靴 キファ

>>192 >>193 メレフ

「ふむ」

 キファは”くつり”、と、笑むような呼気を洩らす。
 ……それはまるで、宣戦布告が如く。

「言ってくれるじゃないか」

「吾はそれを誰よりも理解している。
 『死の先は、虚無だ』──言っただろう?」

 さて、これ以上の話は不粋だ。
 『ありがとう』、礼を述べて立ち上がる。

 果たしてそれは、傷を隠してくれたことに対してか。
 それとも、警告に対してか。
 
 キファは、メレフの部屋を後にした。
(199) 2021/04/24(Sat) 18:37:48
どこにでも居る ルヘナは、メモを貼った。
(a96) 2021/04/24(Sat) 18:39:53

【人】 黒い羊 ハマル

>>メレフ
 [きょろきょろ]

 [ハマルは人を探して歩き回っている]
(200) 2021/04/24(Sat) 18:47:11

【人】 星集め メレフ

>>200 ハマル

「何か探しモノでもしてるのかい、ハマル。」

辺りに何かを探す様子の貴方を見て、声を掛ける。

「調子はどうだい。
 事件も随分と身近になってきた。嫌な空気だろ。」
(201) 2021/04/24(Sat) 18:58:53

【人】 赤い靴 キファ

>>194 >>197 ハマル

「そうか。
 ……ふ、メレフはああ見えて存外気配り屋さんだ。
 本人は否定するだろうがな」

 『生きていて欲しい』
 シトゥラは、そう言っていたのか。
 噛み締めるように呟く。
 キファも、彼に同じことを願った。

「まったく、最後までヤな奴だったな!」

 それはきっと。死者を嘲る言葉ではない。
 字面ほどに、棘を孕んではいない。

「──わかった。理解した」

 キファの危惧は、霧散した。
 ハマルは。キファが感じていたよりも、
 強い意志を持つ。

 そして、頑張り屋さんだった。

(202) 2021/04/24(Sat) 19:00:37
ルヴァは、ブラキウムの部屋でくつろいでいる。
(a97) 2021/04/24(Sat) 19:02:23

【人】 赤い靴 キファ

>>194 >>197 ハマル

「だが、今のおまえにそれを告げるのは不粋であろう」

 はっきりと、言い切る。

 これはキファの知らぬこと。
 ──この事件の真相は、神様の悪戯。
 残酷な、悪戯。
 
 でも、犯人を全員暴き出せば、止まる。

「故、告げる。
 233年。死を見送り続けてきた吾が告げる。
 おまえがそう願うなら、手を差し伸べ続けろ。
 
 言ったであろう? 例え取りこぼしたなら、次頑張れ。
 その次が駄目でも、諦めるな。

 諦めるのは、おまえが擦り切れてしまいそうな時だけでいい。
 その時は、仲間に頼れ。その為に皆がいる」

「そんな風に頑張るハマルを、
 ……死んだ皆は、シトゥラは、悪く言ったりしない」
(203) 2021/04/24(Sat) 19:04:41
ルヴァは、ブラキウムの頬をつついた。
(a98) 2021/04/24(Sat) 19:05:05

ルヴァは、部屋の中を見回している。
(a99) 2021/04/24(Sat) 19:05:33

【人】 宝物庫 カウス

>>195 >>196 キューの拠点
「そうだね。確かに俺は、アンタを信用してないさ。
 でも、アンタがよく喋るから、
 信用してないってわけじゃない」

立ち上がる。イラついていたのだ。
バカだと感じていたそいつが、
誰かの手駒であることに。
けれど決してそれは、正義感なんかじゃない。

「バカだね。アンタもさ。
 俺たちと会話してきたのは【キュー】だ。
 『壊れた時報』なんかじゃない。

 アンタの声を、キューが代弁してたってんなら
 俺ももう少し信用しただろうさ」

しかし事実はそうではない。
なるほど確かにあなたは、誠実であろうとしている
のかもしれない。
口にしなければ信用だってされることも、
こんなに雄弁に語ってくれる。

少年は、名前を呼ばれたような気がした。


(204) 2021/04/24(Sat) 19:08:30