10:50:05

人狼物語 三日月国


43 【完全RP】音の鳴る瞬間の相手は【R15】

情報 プロローグ 1日目 2日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:人

全て表示


【人】 宮廷楽士 ウェールズ

−朝の話


  俺は今から、帰宅するところなんだ。
  小さい子供たちは、目を離してはいけないけれど
  こんなに多いと、ひとりくらいはぐれそうだ。

 [

    引率1人に対して、少し数が多い子供たち。
    いないはずの神父に
    いっておいでといわれたという。
    あの時、暗くて見えなかった彼女の顔は、
    今はっきりと見え、ひどく傷ついていた。

                         ]

  
  首はねでいいだろ


   いや、すまない。
   これからの予定は何かあるのかな?
   子供たちは、うちのものに宮廷内で
   見てもらえるだろうから、
   予定がなければ…いや、あったとしても、
   少し俺と回ってくれないか?
(175) 2020/09/26(Sat) 8:17:20

【人】 宮廷楽士 ウェールズ

 [

    彼女の後ろ側から見えたのは、馬車。
    彼の家の馬車。近くで止まり、
    中から出てきて目を見開いたのは

    オーランジュ。

    何事か、と彼女は急いで小さな集団に近づき
    傷だらけの女性を見て、
    彼と同じことを呟いただろう。

                      ] 
(176) 2020/09/26(Sat) 8:17:52

【人】 宮廷楽士 ウェールズ


  『
首をはねてしまえ……


   よろしい。子供たち、
   わたくしがとても楽しいところへ
   お連れしましょう。
   その間、お姉さまと離れてしまうけれど、
   よろしいですね?あとで、会えますから』


 [

    そんな発言を聞いた子供たちの反応は
    どのようなものだっただろうか。
    了承の言葉が聞こえれば、
    その場で二手に分かれることになっただろう。
    彼は、目の前の女性の手に触れ、
    待機している馬車に乗ってほしいと言ったかも。
    断られたなら、裏動線に誘導して
    宮廷内で比較的静かな場所へ
    連れて行ったことだろう。

                          ]*
(177) 2020/09/26(Sat) 8:18:46

【人】 ヨシュア


[ ホールからは見えない空は、それでも。
  茜から藍へとゆっくりと時の流れを示して行く。

  それはコンペも終わりを迎えようと言う頃。
  あろうことか、憎き男を追い求める目を止めて。
  残りの2つの曲に聞き入ってしまった。

  これから追加で飛び入りを募る可能性もある。
  再び音によってこの場に縫い止められる前に。
  歩み出そうとした足は、
  今度は言葉で制止される。 ]
 
(178) 2020/09/26(Sat) 8:40:14

【人】 ヨシュア



  …… お前は。


[ 随分探しましたと苦く笑うのは、
  ハイアーム家の者だった。
  今の自分とは関わりがないはずの人間。
  なので会話は、視線を合わさないままで。 ]


  ………… 神父が?


[ 果たすべき事のため、凪のようにと努めていた心に。
  その知らせは、それでも小さく波を立てた。

  つい先程、旦那様の元へ入った情報。
  公にか、内密かは定かではないが。
  神父が捕らえられ、王の裁きを受けると言う。>>81 ]


  …… そう、か。


[ 何とか、その一言だけ絞り出す。
  敵討ちを果たせぬまま怨敵は、
  自分の手の届かぬところに行ってしまったのだと
  そう理解して。 ]
 
(179) 2020/09/26(Sat) 8:42:43

【人】 ヨシュア



  滑稽だな、俺は。


[ 務めを果たした使いの者を見送りながら。
  自嘲するように笑う。

  従者の立場を捨て、仇討ちだけを求めた結果。
  結局何も果たせぬまま、お嬢様も救えない。

  先ほどまでの憎悪に満ちた心を、今。
  虚無が支配する。 ] 
 
(180) 2020/09/26(Sat) 8:43:37

【人】 ヨシュア


[ 歩もうとした足は、しかし。
  行く場所も、帰る場所も持たない。

  すべき事を見失った空っぽの男は、
  虚な眼で顔を上げて ───。 ]


  エヴィ嬢。


[ …… 僅かに、目つきを和らげる。>>164
  もしかしたら、彼女の横には大勢の子供と。
  彼女の身を案じる青年がいたかもしれない。
  その事実は、男を安堵させ。

  改めて見た彼女の顔の傷痕に、眉を顰めた。 ]
  
(181) 2020/09/26(Sat) 8:44:53

【人】 ヨシュア



  傷によく効く薬です。
  どうか、貴女の為に使って下さい。 


[ 言葉と共に近付き、懐から取り出したそれを手渡す。
  今度は、伝える言葉を間違えないように。>>1:111

  さようなら、エヴィ嬢。
  別れの言葉と共に、小さく笑うと。
  これからの彼女の未来を象徴するような、
  賑やかな子供の笑い声からそっと背を向ける。

  するべき事は見出せぬとも、
  してはならぬ事は、愚かな自分とて理解している。


  直接神父に手を下す事は叶わぬとも。
  神聖なるコンペの場に、
  殺意と憎しみという感情をもたらした自分は、
  コンセールカリヨン。
  この美しい音楽の都に相応しくない、咎人だと。 ]
  
(182) 2020/09/26(Sat) 8:48:41

【人】 ヨシュア


[ 罰を求めるように彷徨わせた視線は
  ある一点でピタリと止まる。

  その先には、
  あのメイレン・シュレグマーの姿があった。 ]** 
 
(183) 2020/09/26(Sat) 8:48:45
ヨシュアは、メモを貼った。
(a46) 2020/09/26(Sat) 8:54:09

楽器リペアマン ティグレは、メモを貼った。
(a47) 2020/09/26(Sat) 9:34:34

【人】 平台の宮廷楽士 メイレン

[屋内である舞踏用大ホールは>>0>>1>>2
昨日の会場であった>>1:1>>1:2
舞台付き第庭園に比べれば、
例年飛び入りの参加希望者は少ない状態。

今年に至っては報告すら届いておらず
言うなれば今現在、飛び入りの数は
──0でございました。]



   ( ────── 。)



[本日、全ての演奏が終われば。
私を含めた審査員達は協議の末、
最優秀者……審査員特別賞に至るまで
入賞者を裁定するのだと。]
(184) 2020/09/26(Sat) 10:23:04

【人】 平台の宮廷楽士 メイレン

[最優秀者は宮廷楽士となる権利を得られる>>0:n0
この国でも特に誉れ高い賞だと、私は認識するこの栄光。

それとは別に、
各審査員によって選出される審査員特別賞。

宮廷楽士になる権利こそないものの
褒賞として各審査員から幾つか褒賞の選択肢を出され、
その中から好きなものを選択出来るというもの。]




    (私、は)



[未来の音楽のため、この国のために
誰へ一票を投じるべきか。
どの才能へ、手を差し伸べるべきなのか。

その精神的重圧は10年経とうが慣れぬものです。]
(185) 2020/09/26(Sat) 10:24:31

【人】 平台の宮廷楽士 メイレン

[その一方で、一報を聞かされ>>179
憎悪に満ちた心が虚無に摩り替わった様子の彼。
>>181>>182


この場に殺意と憎しみという感情を
もたらした自分が咎人と考えているらしい彼。]
(186) 2020/09/26(Sat) 10:24:54

【人】 平台の宮廷楽士 メイレン

[ふ、と視線を感じ「はてな?」といった
小首を傾げた時の不思議気な表情で
彼の方向へ一瞬顔をやったものの>>183

残念ながらその顔と正体にまで>>183
気付き及ぶこともなく>>128]



  (……気のせいかしら)



[感じた視線と気配は害意というよりも、
私にはどこか懐かしいもののように思えて。
>>1:116>>1:117


それでもその正体が分からぬまま、
再度私は舞台の方向に向き直ってしまったのでございました。
ですが────もしも 気付けていたならば?]**
(187) 2020/09/26(Sat) 10:25:56
平台の宮廷楽士 メイレンは、メモを貼った。
(a48) 2020/09/26(Sat) 10:31:01

【見】 病弱貴族 アメリア

─ 夕刻 ─


[ 壁に手をついて伝いながら歩く。
  重い身体はなかなか言うことを聞かないが
  それでも確かに、一歩一歩前へと進む。

  途中出会う者もいただろう。
  部屋に戻るようにとも促されただろう。

  けれど、頑として首を縦に振らず
  強い眼差しを持って歩みを続けたいと伝えれば
  皆一様に黙り、せめてとその様子を見守った。 

  そうして辿り着いた父の部屋で。
  私は全てを伝え、全てを知る。 ]
(@32) 2020/09/26(Sat) 10:45:34

【見】 病弱貴族 アメリア


[ 真実を正しく理解した父は
  まず、伝えてくれた感謝を。
  そして、すぐに伝えなかった過ちを説いてくれた。

  自身の行動は遅かったらしい。
  既に立ち去ってしまった彼のことを聞けば
  唇をかみ締め、涙を滲ませる。

  悔やんでいる間に父がとった行動。
  王宮へと使いを出して、
  教会についての今まで調べた限りを伝えると
  さて、どんな対応があることだろうか。

  逸る気持ちを抑えて、
  やがて訪れる知らせの後。

  彼に伝えるための者とは別に>>179
  自身は屋敷を後にした。 ]
(@33) 2020/09/26(Sat) 10:46:04

【見】 病弱貴族 アメリア

 
 
[ 少しでも体を休めるため
  馬車に乗り込み揺られながら。

  遠のきそうになる意識を
  気力で繋ぎ止め、窓から彼を探す。

  使いのものより先に見つけられるのならそれ。
  見つけられないのなら伝えに来てくれるだろう。
  
  迎えに行くのは誰でもなく、
  自身がしたかったことだ。 ]
(@34) 2020/09/26(Sat) 10:46:22

【見】 病弱貴族 アメリア

 
 
   コンペ会場に。


[ 結局、先に見つけることは適わなかったよう。

  役目を先に終えた者にその場所を聞けば>>179
  何故、と疑問を持ちながらも
  馬車を宮廷へと向かわせる。 

  彼が音楽にあまり関心がないのは
  その様子からなんとなく理解していた。

  嫌っている、とは思っていなかったが
  向かう場所としては疑問に思う。 ]
(@35) 2020/09/26(Sat) 10:46:47

【見】 病弱貴族 アメリア

 

[ 教会に向かっていないのなら、
  復讐を諦めてくれたのだろうか。

  けれど彼の忠誠心は本物。
  ならば違う目的がある、
  という方が理にかなっている。

  宮廷へと馬車をつければ、
  あとは歩かなければならない。

  側仕えの腕に手を置いて寄りかかりながら
  コンペ会場の方へと向かう頃には
  辺りは宵に包まれていただろうか。 ]**
(@36) 2020/09/26(Sat) 10:47:04
病弱貴族 アメリアは、メモを貼った。
(t11) 2020/09/26(Sat) 10:48:47

病弱貴族 アメリアは、メモを貼った。
(t12) 2020/09/26(Sat) 10:49:01

【人】 ヨシュア


[ 視線が交わったのは、ほんの一瞬。>>187
  逸らされた眸に気付く。
  
  刹那の邂逅が
偶然
にせよ
必然
にせよ。
  自分は、彼女に裁いて欲しかったのだと。
  この身は音楽を厭み、
  神聖なる場に悪意を持ち込んだ冒涜者。

  この国に懺悔を聞く神父はもういない。
  ならば誰よりも真摯に、
  音楽へと向き合っている彼女にと。 ]
 
(188) 2020/09/26(Sat) 11:18:24

【人】 ヨシュア


[ ただ、それこそが甘えだったのだろう。
  今、彼女の目は、真っ直ぐに
  音楽の方を向いて ───。

  …… このような雑事で、
  煩わせるわけにはいかない。
  誰よりもこの国と音楽を愛する人。
  終ぞ言葉を交わす事なく、ただ尊敬の念だけを胸に。

  もうこちらを見ていないだろう彼女に会釈をして。
  コンペの結果を待つ事なく
  宮廷を後にする。 ]
 
(189) 2020/09/26(Sat) 11:18:33

【人】 ヨシュア


[ 会場を出て、宵闇の中、一人歩く。

  途中すれ違った馬車。
  そこに刻まれた紋章は、
  もう己には関係のないはずのものだった。>>@35 ]

 
(190) 2020/09/26(Sat) 11:18:45

【人】 ヨシュア


[ 暫くして訪れたのは、道外れにある花屋。
  顔馴染みの主人はそこにいただろうか?
  いたのなら、花束の注文を一つ。

 「 長く、この国を離れる事になりまして。
   別れの花束を一つお願いします。 」

  そうリクエストして、完成した品を。
  そのままメルーシュ嬢に手渡すだろう。

  …… 今までお世話になりました、と。 ]
 
(191) 2020/09/26(Sat) 11:19:26

【人】 ヨシュア


[ ……音楽を穢した自分は、
  この国に相応しくない。>>182

  ならば賊と共に果てよう。
  そんな願いも叶わなかった。
  なら後に残された道は、この国を去るだけ。

  茜色が去った空の下。
  コンペに触発されたのか、
  楽しげな声で奏でる住人達の歌声を背にして。

  そんな決意と共に、暗闇を纏った男は、
  城壁を越える為、関所へと向かう。 ]**
 
(192) 2020/09/26(Sat) 11:19:58
ヨシュアは、メモを貼った。
(a49) 2020/09/26(Sat) 11:23:09

【見】 病弱貴族 アメリア

── 宮廷内:コンペ会場 ──
 

[ 辺りは人でごった返していた。
  その隙間を縫うのはなかなか大変で
  人にぶつかってしまうこともあっただろう。

  綺麗なドレスを身にまとっていることから
  因縁つけるものはいなかっただろうか。
  その顔色の悪さから
  心配気な眼差しなんかを向けられたりして。

  けれど、それらにかかずらっている
  暇は無いのだ。
  
  急がなければきっと
  彼はいなくなってしまう。 ]
(@37) 2020/09/26(Sat) 11:45:09

【見】 病弱貴族 アメリア

 
 
[ しかし、辺りを見回せども
  大勢の人の中に、彼は見当たらなかった。

  もう移動してしまったのだろうか?
  それとも見つけられていないだけ?

  自分で迎えに行くという欲をかかず
  知らせのものに連れて帰ってもらうべきだったと
  後悔をしながら。

  ふらり、揺れた視界に
  側仕えの腕をぎゅ、と握る。 ]
(@38) 2020/09/26(Sat) 11:45:29

【見】 病弱貴族 アメリア

 

[ もう限界に近かった。
  ちかちかと明滅するように
  意識が持っていかれそうになる。

  本能は休まなければと
  そう考えるのに。

  ぎりっと唇を噛んで。
  血が滲むほど噛んで。
  意識を繋ぎ止めようとする。 ]
(@39) 2020/09/26(Sat) 11:45:45

【見】 病弱貴族 アメリア

 

[ やがて、人混みの中に
  見知った女性を見かけることは
  あっただろうか>>164

  もし出会えたのなら。
  自身の、"従者"を見ていないかと
  そう尋ねるだろう。 

  コンペはもう終わり頃だろうか、
  それともあと一曲残っていたか。

  それを聞く余裕もない自分は
  ここには相応しくはないのだろう。 ]**
(@40) 2020/09/26(Sat) 11:45:57
病弱貴族 アメリアは、メモを貼った。
(t13) 2020/09/26(Sat) 11:47:08

【人】 鋼鉄の六弦奏者 エリクソン

―朝・『グランソ・シュとランド』最上階―



[ 最上階のバルコニーで
  一人、目を閉じ。嘆息する。


  思い、出した。>>15


  昨夜、楽器工房の彼女と話したことと。
  第二王子が弟への妨害のため
  自分の過去の過ちを掌握していること。>>142>>143
  

  捨てたはずの過去は今も足枷のように絡みつき
  唯一の武器だった音楽にも
  影を落としていること。 >>151>>152 ]
(193) 2020/09/26(Sat) 12:16:53

【人】 鋼鉄の六弦奏者 エリクソン

 

[ ――それでも。
  捨てられない、捨てられる筈のない、もの。


  音楽という存在…
  自分の重苦しい楽曲も。
  沈鬱な歌詞も。
  とうに愛憎をも超越し、
  自分の一部になっていたのだと。]
 
(194) 2020/09/26(Sat) 12:17:48

【人】 鋼鉄の六弦奏者 エリクソン

―昨夜・宿のロビーにて―



[ 去り際に。
  煙草を吸うならいい場所があるよと
  楽器工房の彼女が耳打ちしてくれる。>>172

  どこかと聞くと、それは
  自分がこの国に来たときに
  居心地の悪さから設営中のコンペ会場から逃げて
  油を売っていた場所だった。>>0:3


  あの場所で彼女も一服していたのか。
  想像したその姿が様になっていて、
  くっくっと笑った。 ]
(195) 2020/09/26(Sat) 12:19:07