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人狼物語 三日月国


47 【半再演RP】Give my regards to Jack-o'-Lantern【R18】

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視点:人

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【人】 時見の妻 天宮 琴羽

 
[ するとその時の事だったか、
  彼が何か言いたげに呼び掛けてくる。>>31

  怠いながらも頭を声のした方に向け
  薄く、微かに目を開いてみた。


  向けた視線の先、そこにあったのは何時もの彼の顔。

  ───何を言おうとしているのだろう?

  穏やかな眼差しで見つめたまま、
  彼が何を口にするか見守っていれば
  湯治、とやら聞き慣れぬ単語が耳に届いた。]
 
(52) 2020/10/18(Sun) 17:08:13

【人】 時見の妻 天宮 琴羽

 
[ ぱちぱち、不思議そうに瞬きをふたつ。

  それから身体ごと
  彼の方にころんと向けては口を開いて]


   湯治……温泉ですか…?

   私、里から出た事がないので、
   あまり知らないのですが……。


[ そう言いつつ、
  言外には興味があるという態度を匂わせて。

  彼が話の続きをするのを
  横たわったまま静かに待っていた。]*
 
(53) 2020/10/18(Sun) 17:08:23

【人】 時見の妻 天宮 琴羽

 
[ 身体を彼の方へと向ければ、一瞬、
  彼の視線が顔の下の方へと向いた気がする。>>55

  慌てたように顔を背ける彼。

  少しばかり訝し気な眼差しを向けるも。

  意識はすぐに、
  彼が手に取った一冊の本へと向くのであった。]
 
(102) 2020/10/19(Mon) 17:52:49

【人】 時見の妻 天宮 琴羽

 

   新婚旅行、ですか……。


[ ぱらりめくられるそれは
  旅行雑誌であったのだろうか。

  幕末頃、坂本龍馬が新婚旅行とやらで
  温泉や神社等、観光場所を巡ったという話は
  何時だったか耳にしていたと思う。

  その新婚旅行とやらが近頃、流行っているらしい。]
 
(103) 2020/10/19(Mon) 17:53:00

【人】 時見の妻 天宮 琴羽

 
[ 私はというと、新婚旅行とやらは
  ハイカラな人たちのものであると思っていた為。
  自分には縁のないものと考えていた。


  ───それを彼と。

  束の間、眼を伏せて思考を巡らせる。

  一度軽く目を閉じ、開いてから
  口を何度かパクパクと動かして。

  やっとの事で口に出した言葉は。]
 
(104) 2020/10/19(Mon) 17:53:06

【人】 時見の妻 天宮 琴羽

 
 
   ほ、ほんとに
    い、良いんですか……!


[ 気怠げな眼差しはぱっと輝いて
  驚きと嬉しさに満ち溢れていく。

  それから、胸元を布団で隠しつつ
  上体をゆっくりと起こすのであった。

  疲れの原因はともかくとして
  彼が気を使ってくれるのが何より嬉しく。

  そしてその彼と、共に素敵な時間を過ごす。

  想像するだけでも、頬が緩んで仕方がない。]
 
(105) 2020/10/19(Mon) 17:53:13

【人】 時見の妻 天宮 琴羽

 
[ と、そんな時の事。
  彼の手の動きがふと止まった。>>60

  何だろうと首を傾げつつ
  彼が見ている頁を覗き込んでみる。

  ついでに、こっそりと身体を
  彼の方に触れさせては甘えるように擦り寄って。

  目に入って来たのは、母の出身地の地名であった。]
 
(106) 2020/10/19(Mon) 17:53:22

【人】 時見の妻 天宮 琴羽

 

   お母さん……。


[ ぽつりと小さく声が漏れる。
  それは寂し気な音色を部屋へと響かせていた。

  幼い頃に常世へと旅立った母。
  仕方のない事とは言え、それでも……。]
 
(107) 2020/10/19(Mon) 17:53:55

【人】 時見の妻 天宮 琴羽

 
[ 少しばかり物思いへと沈んでいれば
  ふと、彼の手が前髪へと伸びていた。>>61

  それを両目を軽く閉じては受け入れて。
  彼の太腿へと頭を預けてはころんと横になる。]


   ええ、私の知ってる範囲でよければ。


[ 彼が何をその時考えていたのか。
  私には知る由がなく。

  ただ、母の事を知りたいのだと思っていた。

  私自身、母の事について多くは知らず。
  何より大部分は幼き頃の事故、記憶の彼方だった。]
 
(108) 2020/10/19(Mon) 17:54:28

【人】 時見の妻 天宮 琴羽


[ その後。

  もじもじとしながら
  言いにくそうに口を開いて。]


   あの、その……
   もう少し寝てようと思うのですが……。


[ 頬を薄っすらと染めて。
  彼の腕をぎゅっと抱きしめて。]


   最近冷えてきて……だから、その……。

 
(109) 2020/10/19(Mon) 17:55:24

【人】 時見の妻 天宮 琴羽

 
[ 布団で口元を隠しながら
  遠回しに添い寝のお願いをしてみるものの。

  彼はどうしただろうか。

  無理そうであれば、
  大人しく一人で寝るつもりだけれども。]*
 
(110) 2020/10/19(Mon) 17:59:36

【人】 時見の妻 天宮 琴羽

 
  ─── 母との思い出 ───
 

[ 母は幼い自分から見ても
  とても綺麗な人だと思った。

  艶やかな漆黒の黒髪。
  長き睫毛と深い夜色の瞳。
  大理石の如き滑らかで色の白い肌。

  凛とした美しい声を響かせて。

  微笑みはまるで芍薬が咲き誇るかのよう。]

 
(111) 2020/10/19(Mon) 18:42:19

【人】 時見の妻 天宮 琴羽

 
[ 自慢の母だった。

  私が人見知りで、
  村の子供たちと上手く馴染めなくても。

  両親のお仕事の手伝いで粗相をしてしまっても。

  それを叱る事もなく
  優しく包み込んで諭してくれる母だった。]

 
(112) 2020/10/19(Mon) 18:42:25

【人】 時見の妻 天宮 琴羽

 
[ ある日の事。

  私がお化けを見たと、
  それが怖くて泣いていた時。

  母はふわりと抱きしめて、
  よしよしと頭を撫でてくれた。

  怖くてとにかく泣いていた私は
  母が傍にいるだけで安心して泣き止んで。

  それでも暫し怖くって、
  母に抱きついたまま離れず。

  母はもう、だなんて。困った子だと笑いつつ。
  そのまま離れずに
  私が落ち着くまで一緒にいてくれた。]

 
(113) 2020/10/19(Mon) 18:42:30

【人】 時見の妻 天宮 琴羽

 



[ そして、言った。]
    



 
(114) 2020/10/19(Mon) 18:42:37

【人】 時見の妻 天宮 琴羽

 

 「 琴羽は生まれつきなのかな。
   霊力が高いのね。

   お化けが見えちゃうのはそのせいかも。

   大きくなったら……
   もっと強くなるかしら…… 」


 
(115) 2020/10/19(Mon) 18:42:42

【人】 時見の妻 天宮 琴羽

 

 「 将来、そのせいで
   もしかしたら辛い目に遭うかもしれない。

       そうならない為に────…… 」


 
(116) 2020/10/19(Mon) 18:42:52

【人】 時見の妻 天宮 琴羽

 
[ 続く言葉は聞こえなかった。

    ───否、覚えていなかった。


     母はあの時、何と言ったのだろう。
     何と言おうとしたのだろう。]

 
(117) 2020/10/19(Mon) 18:43:03

【人】 時見の妻 天宮 琴羽

 





[ 今となっては、……もう ]
*   


 
(118) 2020/10/19(Mon) 18:43:10
時見の妻 天宮 琴羽は、メモを貼った。
(a15) 2020/10/19(Mon) 18:52:19

【人】 時見の妻 天宮 琴羽

 
  
─── 二階・寝室にて>>176 ───



   あの時、母は
   何を言おうとしたのかは分かりませんが。

   多分、そこに行けば
   何か分かるかもしれません……。


[ 俯き、物思いに耽りながらも、
  ぽつりぽつりと語るは幼き頃の思い出。

  話す間、頭の中に浮かぶは大好きな母の姿。

  悲しみに耐えるように目を閉じては
  彼の着物を片手でぎゅっと引っ張った。

  彼が抱いた、細い肩からは
  小さく震えが伝わっただろう。


──── 寂しくはある。悲しくもある。
     
けれど、今は……。
]     

 
(207) 2020/10/20(Tue) 17:21:06

【人】 時見の妻 天宮 琴羽

 
[ そうして母の話をした後。

  小さなおねだりをしてみれば。
  どうやら了承してもらえたようで。>>177

  気恥かしさに俯いて、
  指先で布団の端を弄っていれば
  目の前から布がかさりと擦れる音が聞こえた。


  ぱち、と瞬き。
  上目遣いに視線を向ければ

  ───そこには一糸纏わぬ男の姿。]
 
(208) 2020/10/20(Tue) 17:21:11

【人】 時見の妻 天宮 琴羽

 
[ 逞しい胸板に、無駄なぜい肉のない腹部。
  筋肉がついてがっしりとした両腕、両足。

  ───女である自分とは全く違った、男の身体。


  自分がお願いしたというのに
  頬は林檎のように真っ赤に染まって。

  ぎこちないながらも、
  彼の引き寄せる手の動きに己の身を委ねれば、
  頬が彼の首筋にへと触れるのであった。]
 
(209) 2020/10/20(Tue) 17:21:18

【人】 時見の妻 天宮 琴羽

 
[ そっと両腕を伸ばして、
  胴回りをぎゅっと抱きしめ、
  お互いの身体を隙間なく触れさせれば。

  温かい肌の感触と、
  心地いい香りに全身を包み込まれる。


  視線を上に向ければ、目と鼻の先には愛しい顔。

  頬に触れさせた小さく柔らかな温もりは、
  ほんのちょっとの悪戯心。]
 
(210) 2020/10/20(Tue) 17:21:28

【人】 時見の妻 天宮 琴羽

 

[ そうして彼の腕の中に閉じ込められた後。
   お互いの間に何かあったかどうかは


…───天と、私たち夫婦、二人だけの秘密。]*   

 
(211) 2020/10/20(Tue) 17:21:39

【人】 時見の妻 天宮 琴羽

 
  
─── 母の故郷へ ───



[ 旅行など生まれてこの方行った事もなく。
  当然天狗たる彼も無かったであろう。

  一体何を持って行けばいいのか。
  右も左も分からないもので。

  かふぇ(甘味所)の従業員に話を伺ったり
  旅行冊子を参考にしながら
  旅行鞄に必要そうな荷物を詰めていくのであった。


  出発の日まで、生まれて初めての旅行。
  それも新婚旅行とやらに心は浮き立って。

  どうにも平静さを保てなかったのか
  配膳をうっかり間違えたり、
  会計時にお釣りを数え間違えたり。
  それはもう仕事が仕事にならないのであった。]
 
(222) 2020/10/20(Tue) 18:26:00

【人】 時見の妻 天宮 琴羽

 
[ お世話になっている
  かふぇの店員たちには申し訳ないものである。

  旅行が終わったら、失敗を取り戻す為に
  気持ちを入れ替えてしっかり働かなければ。
  そんな事を思いつつ。

  何だかんだで色々ありつつも
  無事出発の日を迎えて。

  彼に抱きあげられながら
  目的地たる母の故郷へと向かうのであった。]
 
(223) 2020/10/20(Tue) 18:26:04

【人】 時見の妻 天宮 琴羽

 
[ そうして降り立った目的地。

  帝都とは違い、深く豊かな自然に囲まれて。

  あちこちの山々は赤や黄色、緑といった
  色とりどりの衣を身に纏い。

  銀杏の木は舗装された石畳の道に
  所々黄金色の絨毯を敷き詰めており。

  木々の隙間から垣間見える
  湖は深い碧を湛えていた。

  何処を見ても、
  美しき自然が目を楽しませてくれて。
  これからの事に心躍るのであった。]
 
(224) 2020/10/20(Tue) 18:26:11

【人】 時見の妻 天宮 琴羽

 



[ ……─── " あるもの "を除けば、であるが。]   



 
(225) 2020/10/20(Tue) 18:26:14

【人】 時見の妻 天宮 琴羽

 
[ >>180
『はろうぃん祭り開催中!


  聞き慣れない言葉である。
  思わず何度も目を瞬かせてしまった。]


   はろ、ういん……?


[ 首をゆるく傾げながら、垂れ幕を見つめる。

  少しして、周囲に目を走らせてみれば
  一体何が起こっているのか。

  見た事もない衣装やら、飾りつけ
  異形の者にしては随分と作り物めいている人々。

  目にするもの全てが不思議一色だというように、
  頭の中は疑問符で埋め尽くされるのであった。]
 
(226) 2020/10/20(Tue) 18:26:22

【人】 時見の妻 天宮 琴羽

 
 
   え、えと……時見様。
   あの、その……どうします?

   とりあえず、荷物を宿に運びますか…?


[ 目の前の出来事に疑問を抱きつつ。

  彼の方に顔を向けては、
  宿へ向かうかどうか。問いを投げ掛けてみた。]*
 
(227) 2020/10/20(Tue) 18:26:29