18:53:00

人狼物語 三日月国


40 【完全RP】湯煙に隠れる吐息【R18】

情報 プロローグ 1日目 2日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:人


到着:美雲居 月子

【人】 美雲居 月子




   えらい、かぁいらしなあ



[ Wうさぎの温泉まんじゅうWなるものを
目にして、女はにっこり笑いながら
そっとそれを手に取る。
ふっくらまんまるのかわいらしい
うさぎを象ったそれは。
なるほど、女子受けが良さそうだなあと
感想を抱いて眺めた。]

 
(39) 2020/08/08(Sat) 18:09:44

【人】 美雲居 月子



[ 女の実家は京の都で老舗の旅館を営んでいる。
客足はそう途絶えることのないそれなりに
人気の旅館ではあるのだが……

熱海の山奥。
ひっそりと佇む小さな宿の予約が
なかなか取れなくなっていると
耳にしたのは2ヶ月ほど前のことだった。

それも、今の女将の代になって
流行り始めたというのだから、
なにかよほどWいいことWがあるのだろう、と。
そうしてインターネットの海の中、
見つけた情報にすう、と目を細めた。]

 
(40) 2020/08/08(Sat) 18:11:16

【人】 美雲居 月子


[ なるほど、ふうん、これはこれは。

そうして、早速予約をとったのだ。

ご機嫌で「これひとついただけます?」
と店主に注文し、8個入りの箱を袋に入れて貰えば。]


    おおきに


[ と微笑んで、店先を離れるのだった。
旅館までは距離があると聞いている。
タクシーでも捕まえねば、と辺りを見回す。
かこ、と小さく下駄が鳴った。]*

 
(41) 2020/08/08(Sat) 18:12:17
美雲居 月子は、メモを貼った。
(a10) 2020/08/08(Sat) 20:35:37

【人】 美雲居 月子

 ───宿にて


    おおきに、ありがとう


[ タクシーの運転手に柔らかく微笑みを返し、
ゆっくり自動で開いたドアから降りる。
結局あのあともタクシーを探す名目で
のんびり辺りを散策していた。
目ぼしいものは買っておいて、
参考参考、と鞄の中に放り込んだ。
下駄を鳴らし、ゆっくりとした動作で
一泊分の荷物の入った小さめのボストンバッグ
片手に向かった旅館は、そう豪奢な
作りではない。なるほど、ひっそりと佇む、
という言葉がよく似合っている。
迎えてくれたのはえらく若く、美しい女将。
うちの女将とはまたえらい違うなあ、などと
考えながら三つ指をついたまま頭を上げた
彼女の風貌をしっかりと瞳に収めて。]

 
(65) 2020/08/08(Sat) 23:03:20

【人】 美雲居 月子




   百日紅のお部屋を予約させてもろてた
   美雲居、です。よろしゅう。



[ と人好きのする笑顔で答えた。
手荷物をお願いして、案内された客室は
随分広く、古いながらも綺麗に整えられている。]



   ええお宿やねえ



[ と褒め言葉を落として。
一通りの説明を終えて出て行くのを
「おおきに」と見送ってから、
客室内を見て回ろう。]

 
(66) 2020/08/08(Sat) 23:03:40

【人】 美雲居 月子



[ 客室露天風呂のついた少し豪華な部屋。
リサーチも含んでいるのだから当然、と
最上の部屋を即決で選んだ。
ベッドも気にはなったが、実家の旅館は
備える予定はないため、敷布団のみ。
よく整えられていて、不満は全くなかった。

───さて。では、もう一つのW噂Wについては
どうなのだろうか。はてさてあれは本当か。

女はゆっくりとした動作で再び部屋を出る。
向かうのは、ラウンジ。
軽く結い上げた髪が一房、耳の縁に
落ちるのがわかった。]*

 
(67) 2020/08/08(Sat) 23:03:55

【人】 美雲居 月子


[ ラウンジへと向かう途中。
通りがかったのはロビー。
ちょうど、なにやらかわいらしい女の子が
女将に声をかけているところ。>>62
あんな若くて可愛らしい子も来るのか。
それも、1人で。
なるほど、あの噂は本当なのかもしれないと。

まさか彼女に件の温泉まんじゅうを
買っているところを見られていたなんて
知る由もないから、そのまま、す、と
横を通り抜けていった。

ふと、聞こえた言葉に足を止める。>>56
そこにいたのは男。
ふ、と両目を眇めて、首を傾げ。]

 
(68) 2020/08/08(Sat) 23:04:21

【人】 美雲居 月子




   ───「恋人なんて」?
   えらい寂しいこと言わはるなあ
   恋愛はお嫌いですか


[ と余計なお世話と一蹴されても
おかしくない言葉を投げてみる。]*

 
(69) 2020/08/08(Sat) 23:04:40
美雲居 月子は、メモを貼った。
(a12) 2020/08/08(Sat) 23:09:58

【人】 美雲居 月子

 ───ラウンジ近くのロビーにて


    へえ…


[ 無関心、という言葉に頬を緩める。
冷めきった目を向けられてもなお、
その表情は変わることなく。

好きの反対は嫌いではなく、
無関心だという言葉を聞いたことがある。
嫌いというのは結局のところ、
意識しているということだから。

つまり、恋愛などどうでもいい、と。]

 
(75) 2020/08/09(Sun) 2:25:30

【人】 美雲居 月子




   なるほどなァ…

   優しいんやねえ。
   関心が全くないんやったら、
   傷つけたところで
   なんや困らへんのとちゃうかなァと
   うちは思うてしまうけど。


[ 「まあ泣かれたら面倒やしねぇ」と
眉を上げて、睫毛を伏せ、
落ちた一房の髪をそっと耳にかけた。
下からゆっくりと見上げるように
視線を動かし、また目を合わせる。]

 
(76) 2020/08/09(Sun) 2:25:49

【人】 美雲居 月子




   でもうち、W恋人Wいうのも
   甘ぁてすきなんやけど…

   火遊び、も好きやの。


[ すう、とまぶたを細め。]

 
(77) 2020/08/09(Sun) 2:26:09

【人】 美雲居 月子




   ああ、───客同士、やないと
   あかんのやろぉか。

   うち、ここに来さしてもらうのは
   はじめてやから…堪忍ね。


[ と続けて、その体に掌を滑らせ。]*

 
(78) 2020/08/09(Sun) 2:27:24
美雲居 月子は、メモを貼った。
(a16) 2020/08/09(Sun) 12:37:51

【人】 美雲居 月子

 ──ラウンジ近くのロビーにて


[ それは恋愛に無関心、という割に
情を持っているらしい目の前の男の印象は
その冷たい視線も相まって「可愛らしい人」
になってしまうのだけれど、それについては
とくに言葉にすることはなく、
ただ返事に微笑みを返すだけ。

する、と滑らせた掌は、鎖骨まで登り、
人差し指で骨の下をつつう、となぞる。]



    ───ふふ、そぉやろか?

   でもほんまにはじめて。
   そやし、やさしゅう、親切にしてね?


[ と瞳を覗き。]
 
(105) 2020/08/09(Sun) 14:10:43

【人】 美雲居 月子



[ 淡い桃色に色づいた唇は弧を描き、
すう、と薄く引かれる。]



   そやなあ、注文は───
   おすすめのお酒を、いただける?

   アルコールには疎ぉてなあ、
   ちょうど、ラウンジに行くのに
   どうしようかな、思ぉとったの。

  
(106) 2020/08/09(Sun) 14:11:35

【人】 美雲居 月子


[ 「案内、お願いしますね」と続けて、
手のひらをまた滑らせて、下ろす。
彼が連れて行ってくれるのならば、
そのままラウンジへ。

ぽつぽつとある人影を横目に、
カウンターの一角に腰掛けて、
ドリンクが出てくるまでの間
揃えられた酒の種類や、
雰囲気を観察していようか。]*

 
(107) 2020/08/09(Sun) 14:12:25

【人】 美雲居 月子


[ さて、彼はなにを出してくれたか。
何だったにせよ、一杯飲み切れば、
息を吐いて、ぱたぱたと顔を扇ぎ。
「なんや火照ってきたわぁ」と
ゆったり瞬きを落とし、
そっとカウンターの椅子から降りるだろう。]



   おおきに、ほな、
   またWあとでW



[ と微笑みかけて、ラウンジから出る。]

 
(113) 2020/08/09(Sun) 15:01:26

【人】 美雲居 月子


[ 熱を持ち、少しばかりしっとりとした
首筋を、指先で撫でて。
「はぁ」と息を吐いた。

浴衣に着替えるか、と思案しながら
客室の方へ戻ろうと歩く。

だれかに声をかけられない限り、
そのまま百日紅の部屋に戻れば、
着ていた、しなやかな風合いの桃色に、
蒔糊散らしを施した小紋の着物を脱ぎ、
旅館の浴衣に袖を通す。
着崩すことなくきっちりと纏えば、
再び部屋を出るだろう。
どうやらあの噂は本当らしい。
そうならば、部屋に篭っているよりも、
おそらく外に出た方がきっと
楽しい夜になるはずだから。]*

 
(114) 2020/08/09(Sun) 15:01:53
美雲居 月子は、メモを貼った。
(a19) 2020/08/09(Sun) 15:10:09

【人】 美雲居 月子

 ───廊下

[ かかった声に>>119ゆったりとそちらに
視線を向けて、微笑む。]



   ええ


[ ご一緒しても、という問いかけに
すう、とそのまま目が細まる。
普通の客であればそんなことは言わない。
ナンパにしたって、旅館に宿泊に来ている
女性を見れば、たいていの男は家族か、
恋人と共に来ていると思うはずだから。

つまり、この男もまた───かの噂の
相伴に預かるためにここへ足を
運んだのだろうと容易に想像がついて。]

 
(123) 2020/08/09(Sun) 16:32:29

【人】 美雲居 月子




    もちろん。



[ にっこり笑って首を傾げる。
「なんやったら腕でも組みましょか?」
などと軽口をこぼして距離を詰め、
見上げれば、軽く結わえた長い髪の所為で
さらされていた首筋や、頬に、
かすかに紅が差しているのが目に入るか。
くすくす笑って冗談だと示す。
距離は、つめたまま。]



   さっきラウンジでお酒を
   一杯飲ましてもろてたんですけど
   ちょっと火照ってしもぉて。

   中庭に散歩にでも行こうかしらと
   思うてたところです。

 
(124) 2020/08/09(Sun) 16:34:14

【人】 美雲居 月子



[ そうして隣に並んで歩き始めれば
「そや」と小さく思い出したようにこぼし]



   うち、月子、言います。

   お兄さん、お名前は?
   聞いてもええかしら。


[ と自己紹介を。]*

 
(125) 2020/08/09(Sun) 16:34:56
美雲居 月子は、メモを貼った。
(a22) 2020/08/09(Sun) 16:39:24

【人】 美雲居 月子

 ──廊下


[ 軽口に差し出された腕には、>>129
せっかくだから、とそっと腕を絡めた。

己よりはるかに高い身長。
かなり見上げることにはなってしまうが、
目に入った彼の骨格のラインは
好みだと思った。]



   お兄さん、お上手やねえ

   うちもお兄さんみたいな男前と、
   一緒に居らしてもろて光栄やわぁ



[ 褒め言葉にはくすくす笑って、
素直な返事を返す。]
 
(137) 2020/08/09(Sun) 18:32:46

【人】 美雲居 月子


 

   黎哉さん。
   ええお名前やねえ。


[ 教えてもらった名前を褒めると、
それが聞こえているのか聞こえていないのか
なにやら視線を感じるものだから。]



   ───どないしはりましたん?


[ とそちらに視線を投げて尋ねる。]

 
(138) 2020/08/09(Sun) 18:33:55

【人】 美雲居 月子


[ すると、返ってくるのはなにやら
ナンパのようなセリフで。>>130
思わず噴き出してしまった。]


   どぉやろなぁ…
   こんな男前、会うたら
   忘れられへん気ぃするけど……

   もしかしたら、うち、実家が西の方で
   旅館をしてますから、そこに
   泊まりに来てもろたんかもしれませんねえ


[ もしくは、とふと頭をよぎる。
こういうW同意があれば誰とでも褥を共にするW
タイプのパーティーに参加するのは
初めてではないから、彼がそういうところに
参加しているのならば───
本当にどこかで会っているのかもしれないな、と。
だがそれについて言及はせず。]


    もし、ほんまにどっかで会うこと
    あるんやったら……
    運命かも、しれませんね?


[ とまた軽口を落とし、中庭へと向かった。]*
(139) 2020/08/09(Sun) 18:35:10

【人】 美雲居 月子

 ──中庭へ

[ くすくす肩を震わせながら、
「そやかて、おかしぃて」と
こぼすと、彼も笑ってくれるから、
なんだか少し嬉しくなってしまう。
可愛らしい人やなあ、と内心思いながら
笑みを残して腕に少し力をこめ、
体を彼の方に寄せた。

結局、会ったことがあるのかどうか、
己にはわからなかったし、彼も
教えてはくれなかったけれど、
まあそんなことはどうだっていい。]



   ふふ、そんなら運命かどうか、
   たしかめてみんとねぇ?


[ 細めた目を向けて、小首を傾げた。]

 
(171) 2020/08/09(Sun) 22:51:15

【人】 美雲居 月子

 ──中庭にて

[ 中庭に出れば、青々とした木々が、
さわさわと音を立てて揺れた。
水の流れる音が涼しさを増してくれる気がした。
頬を撫でた風が熱を払ってくれる。
はぁ、と身体に溜まった火照りを冷ますように
息を吐けば、隣から呟きが聞こえた。>>151]



   ほんま、きれいやなぁ


[ と共感をするけれど。
ふと、目端に映ったその瞳が、
こちらを見ている気がして。
ゆっくりと彼の方に首を動かす。]
 
(172) 2020/08/09(Sun) 22:51:46

【人】 美雲居 月子



    ───庭やないの?


[ と眉尻を下げて微笑めば。
絡めていた腕をすう、とほどき、
指先でなぞり下ろし、
手のひらをくすぐってから、絡めて握る。
空いた手の甲を己の頬にあててから、
彼の頬に滑らせて。]



    熱、冷めへんなぁ
    ──えらい、視線が熱ぅて


[ とわざと困ったように眉を寄せた。]*

 
(173) 2020/08/09(Sun) 22:52:03

【人】 美雲居 月子

 ──ラウンジ

[ 酒の種類には明るくない。
そう強くはないし、宿で提供している
焼酎や日本酒の名前がわかるくらい。

彼の提案したその酒の名前に、
浮かぶのはとあるフランスのキャバレー 。
そこを舞台にした華やかな映画を、
いつだか見たなあ、と思い出した。

美しい女優が舞う。
白い肌に映える真っ赤な口紅が印象的だった。

差し出されたグラスの中に揺れるのは
彼女の唇と同じ色のアルコール。]

 
(185) 2020/08/09(Sun) 23:59:22

【人】 美雲居 月子





   おおきに



[ それはまるで、この古い旅館での
一夜が情熱的なものになることを
暗喩しているようにも思えて、
ラウンジの間接照明を受けて
煌く水面を眺めてから一口飲み込んだ。

甘い。]



   ほんまや、おいし。


[ そう微笑みかけて、もうひとくち。
そうして飲み干したその酒の、
アルコール度数も知らないで。]
 
(186) 2020/08/09(Sun) 23:59:43

【人】 美雲居 月子



[ ふわり、足元が少し浮く。
火照った身体を余して。]



   ええ、W欲しくなったらWやね


[ と頷いて。
他の客の対応をしている彼を
ぼんやり見つめてから、
そのままラウンジを出た。

コースターの裏には丁寧な字で
W百日紅Wと残したけれど、
それに彼が気づくかどうかは
定かではない。]*

 
(187) 2020/08/10(Mon) 0:00:20