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人狼物語 三日月国


203 三月うさぎの不思議なテーブル

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視点:人

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【人】 客 タカノ

 ――は、またの機会に、こっそり
 お願いします。

[ 小さくなってしまいそうな君の後ろに
 そっとまわり、 ]

 大人気なくてすみません、
 ちょっと人に見せたくないので
 失礼します。

[ 両手でその顔を隠すように覆う。 ]
(609) 2023/03/18(Sat) 14:08:53

【人】 客 タカノ

 それでは皆さん、
 なんでもない日、おめでとうございます
 失礼、その役目、今後は私にお譲りください。
 

[ 大人げないと自分で言った側から
 おねえちゃんとこおいで>>604と腕に招き
 入れようとするのを、そっと制すように、微笑む。


 背後からそっと
もう十分だし逃げちゃう?
と囁き入れて
 肯定が返るようなら、逃げちゃう算段です。* ]
(610) 2023/03/18(Sat) 14:09:24

【人】 客 タカノ

―― 後日、店内にて ――

[ 先日はどうも、から始まる話題。

 惚気話>>559が始まるようなら、時々
 相槌を打ったりしながら、

 三人になるなら大皿を注文して
 分け合いながらの再会の日。

 先輩が席を立った時、零された
 惚気話には、くすくすと笑いながら ]

 君には、そういう顔見せるんだねぇ
 俺に取っては昔から、頼りになるけど
 可愛いところのある人、だから。

 君にしかそういう所、見せないんじゃない?
(616) 2023/03/18(Sat) 14:53:24

【人】 客 タカノ

 いいね、幸せにするでも、してもらうのでも
 なくて、なれるって思えるの。

 出会うべくして、出会ったんだろうね。

[ 君が彼女の向かったほうへ視線を
 向ける>>560なら、己はグラスを傾ける。 ]

 ふっふふ、ごめんね
 君に笑ったんじゃなくって、いや結果的には
 そうなのかもしれないけど ほんとに
 リスナーだなと思って。
(617) 2023/03/18(Sat) 14:53:39

【人】 客 タカノ

 呼んでくれるの?喜んで。
 結婚式はさ、二人のためのものだから
 規模じゃないよ。

 昨今、二人だけのウェディングってのも
 あるわけだし。

 でも呼んでくれるなら是非。
 その時には俺がおめでとうを言うね。

[ 長兄に名乗りを上げるには少し遅くなって
 しまったので、兄弟ではなく友人の席に収まって
 微笑みを向ける彼>>561とささやかな、乾杯を。* ]
(618) 2023/03/18(Sat) 14:53:52

【人】 客 タカノ

[ 神田くん、その写真後でください。

 昔の仲間の結婚会見をたまたま昨日
 見ていたのが良かったのかもしれない。

 役だと思ってしまえば、緊張もそれほどない
 ギャラリーの目もあたたかいことだし。

 ――しかし、お酒の勢いもあったであろう
 彼の方は、そろそろ限界のようだったので、

 うまいこと、さっと逃げられる体制を
 整えようとした。

 それにこういうの、本人たちが
 居ないほうが残った人たち、ワイワイ出来る
 ものだしね。 ]
(643) 2023/03/18(Sat) 16:10:23

【人】 客 タカノ

[ お酒も進みご機嫌な杏さんに、
 だめだよ、と制したのを、心が狭いと
 笑われてしまっても、別に良かったのだが。

 小さな頷き>>627を得て、
 そっとその場を抜け出そうとしたとき、

 自分の腕の中から、先にするりと
 君が逃げて――…… ]


 あ。


[ 呆然としたこの瞬間、確かに
 繋がりあった気がした、――従姉妹さんと。

 なんなら揃って呆然としていたかもしれない。
 それを強引に現実に引き戻したのもまた、
 君の声>>630だったけど。 ]
(644) 2023/03/18(Sat) 16:10:56

【人】 客 タカノ

 ……それはどうも。

[ 呆然としたまま答え、二人して
 その場から駆け出していく。

 あまりに屈託のない笑顔に、
 むすっとした顔は見せそこねてしまったかな。

 あと、恋人からそう言ってもらえるのは
 冥利に尽きるし、ね。

 今日という特別で、そしてなんでもない日に
 似合うご機嫌な顔のままで、 ]

 那岐くんもね 格好良くて
 惚れ直したよ。

[ 淡色の
を横切って。** ]
(645) 2023/03/18(Sat) 16:11:29

【人】 客 タカノ

―― ラジオ局 ――

 こんばんは、高野景斗です。
 先週に引き続き、おめでとうのお便りを
 たくさんいただきまして、ありがとうございます。

[ 声色はいつもどおり、進行は先週、先々週ともに
 変わらず、恙無く。

 ――ただ、先々週の放送にて、 ]
(711) 2023/03/18(Sat) 21:36:21

【人】 客 タカノ

 『私事ではございますが、
  高野は人生をともに歩んでくれる
  最愛の人と出会うことができましたこと、
  また"彼"と婚約致しましたことをここでご報告させて
  いただきます。

  今後も、どうか見守っていただきたく
  きちんと自分の口からご報告させていただきたく思い
  お時間頂戴致しました。

  どうか変わらず、見守ってくだされば幸いです』
(715) 2023/03/18(Sat) 21:37:27

【人】 客 タカノ

[ そう報告したことで、お便りは祝福ムード漂うものが
 多く届いたことで、まとめて、ではあるが、まずは
 感謝を、という運びになった。 ]

 今年の梅雨前線は、なかなかゆっくり通過
 しているとか。お洗濯物乾かないね。
 だけどこの時期にあじさいの花をみかけると
 嬉しくなります。

 喫茶店で聞く雨の音、ドラマみたいで
 素敵だと思います。

 ――さて本日は、埋もれていたというか
 番組内で読みきれなかったお便りを読み、
 リクエストにお答えしたいと思います。
(716) 2023/03/18(Sat) 21:38:07

【人】 客 タカノ

 ラジオネーム、三月うさぎさん>>611
 ありがとう、去年の三月にお便りをくれたのに
 もう一年以上経ってしまいました、
 まだ聞いてくれているといいけど。

 『高野さんスタッフの皆さんこんばんは』
 はい、こんばんは。
 
 『いつも楽しく拝聴しています』
 ありがとうございます、スタッフ泣いて
 喜んでいます。

 『サウンドラマの――……楽しみにしています』
 おっとこれはなかなか。
 昔から知ってくれている人なのかな、と嬉しくなりました。

 構成作家の哲司くんが大変張り切ったとのことでした
 ので、のちのコーナー、お楽しみに。

[ 一年以上埋もれていたその手紙を
 どうしても読んで欲しいと頼んできたのは
 構成作家、彼もまた、あのヒーローに憧れた
 少年の一人だった。 ]
(717) 2023/03/18(Sat) 21:38:29

【人】 客 タカノ

 ――ここは俺に任せてくれ
 仲間と呼んでくれた君たちに報いたい。

 さぁ!!!


 ……さぁて、知った顔が随分いるじゃないか
 束になってかかってくれば、勝ち目があるとでも?

 だが良い、死にたいやつから掛かってこい。
(718) 2023/03/18(Sat) 21:38:49

【人】 客 タカノ

 ――俺はもう、一人ではない
 死に花なんぞ、咲かせてたまるか。

 生きて会うと約束した。
 約束一つ守れずに、仲間を名乗れるものか!!
(719) 2023/03/18(Sat) 21:39:08

【人】 客 タカノ

 ――いやぁ熱入ってしまいましたね
 今夜きっと、ビールが美味しいです。

 もしかしたら漆黒を応援してくれていた
 君たちも、お酒を飲めるようになっているのかな

 だとしたら今夜、俺と乾杯しましょう。
 君たちの憧れたヒーローに、乾杯

 いや俺仕事中だから俺はあとでね うん

 ではそろそろお別れの時間となりました。
 また来週お会いしましょう、お相手は高野景斗でした。

[ 収録を終えると、書類の束を纏めて、
 卓へと、とんとん、と叩きつける。

 真新しい光が、薬指で
きらり。
と輝いた* ]
(720) 2023/03/18(Sat) 21:39:49

【人】 客 タカノ

[ すべてを知るには、あまりに自分たちには
 時間が足りなかった。

 あの場で本当は何を思っていたのか
 本当はどうしたかったのか、

 表情見るだけで読み取れるようになるには
 まだまだ、時間が必要で。

 
気づかないで欲しい
>>695と望み、
 隠すようにするならば、今は彼の思うままに。

 いつか受け止めて欲しいと
 言ってくれる日がくるまでは。

 ――寛容な友人達から離れても
 少しだけは、繋いだ手をそのままに、
 公園内を歩いた。 ]
(765) 2023/03/18(Sat) 22:50:48

【人】 客 タカノ

[ 思ったほど、視線は受けない。

 少年と少女、青年と婦人、
 老夫婦がそうしていても、
 わざわざ人は立ち止まることはしないし、
 ひそひそと聞こえよがしに囁いたりはしない。

 けれど、人通りの多いところでは
 堂々と、触れ合うこともない。

 たとえば駅のホームで、男女がキスを
 していたとしても、それをたまたま見た人は
 すぐに忘れてしまうだろう。

 けれどそれがもし自分たちなら、不躾な視線や
 スマホを向けられたりするのかもしれない。 ]
(766) 2023/03/18(Sat) 22:51:08

【人】 客 タカノ

[ ――本当は少し、いや。
 とても、俺はそれを申し訳なく思っていたの
 かもしれない。

 自分と出会ったりしなければ、
 好奇の目で見られることもなく、
 お似合いの、大事にしてくれる誰かと
 出会い、思い合い、行く末には
 結婚や、あたたかい家庭を築くことだって
 出来たはずなのに。

 好きになればなるほど、
 それらを奪ってしまった事への罪悪感も
 同時に降り積もり、募らせていた。

 恋人になってほしいと言わなければ、
 家に招いたりしなければ、
 あの日を共有したのが別の誰かだったら。

 絶対に、言ってはいけないと思った。
 思いに応えてくれた事を後悔させるなんて
 死んでも、ごめんだった。
 
 これを罪とするならば、一欠片だって
 渡すことなく、地獄までも、抱えていくと。 ]
(768) 2023/03/18(Sat) 22:51:47

【人】 客 タカノ

[ それを、忘れたわけではない。
 だけど、 ]

   
……お待ちしてました。
   ……優しくて落ち着いた声の人、ですかね。


   
恋人には甘えたい方なんですけど、
   なんて、紹介してくれるんですか?


[ それでも、俺を選んでくれるなら。

 ただいとしいひとを、いとしく思う ]

   
――駄目にされたい人がいるんで。


[ その心を、大事にしてくれるなら。
 その
を、誰が赦さずとも、構わなかった。 ]
(769) 2023/03/18(Sat) 22:52:54

【人】 客 タカノ

[ なのに。

 君は、それを知ってか知らずか
 大勢の前で宣言することを選び、
 やってのけたものだから。

 知らず知らずのうちに、
を赦してしまうから。

 たまらなく、なって。 ]
(770) 2023/03/18(Sat) 22:53:23

【人】 客 タカノ

 おかえり、……うん?

[ 挨拶もそこそこに、擦り寄る身体に、
 望むまま、なんでも差し出したくなる。

 ねだられるなら、何度でも贈った。
 あの夜>>696も、そうじゃない夜も。

 眠るよりも愛おしむ夜を、幾度も繰り返し
 君も知らなかった君を知る度、
 怖くないよと語りかけて。 ]
(771) 2023/03/18(Sat) 22:53:49

【人】 客 タカノ

[ 君が愛おしげに、生きた

 撫でる度、口付ける度、

 死への恐怖を順当に身につけて
 ようやっと、気づくのだから
 救えない。
 死んだら君を、ひとりにするんだと。 ]

 
おいていかないよ


[ それに気づいてから、
 高ぶる熱をぶつけるような夜もあった。

 眠るまでただ側に居て、
 互いの存在を確かめるだけの夜もあった。 ]
(774) 2023/03/18(Sat) 22:54:36

【人】 客 タカノ

[ 目論見通り、連休を取り
 露天風呂から月を眺める日もあった。

 クリスマスにもリハが入り、
 深夜に帰宅し、眠る君におやすみの
 キスをするだけの日も。

 年末の大型歌合戦の出演者リストにも
 高野景斗の文字はない。

 舞台袖から電話を掛けて、 ]

 愛してるって言って。
 ――画面越しに、それを返すから。

[ 数分間の出番、やはり台詞はあれだけ>>1:16
 ここ数年で一番の視聴率を叩き出した祝に
 貰った金一封で、海外に旅行に行こうと
 誘ったのはまだ、記憶に新しい。 ]
(775) 2023/03/18(Sat) 22:55:10

【人】 客 タカノ

[ その席が綺麗さっぱり片付けられて
 また桜が咲く頃。

 自宅には写真が並び>>699
 君のいる、ごく普通の朝の風景。

 引っ越しについては、たびたび
 話題には出していたはずだから
 そちらは概ね、予想していたことだろう。

 その先の言葉は、予想だに
 していなかったという態度>>700だったか ]
(776) 2023/03/18(Sat) 22:55:28

【人】 客 タカノ

[ どうしよう、>>704
 もしその言葉が不安そうだったとしても、
 押し切れる自信は、あった。

 頷いてくれるまでなんども、
 分かってくれるまでなんどでも、

 伝える努力を、共に生きる覚悟を、
 俺は手に入れてしまったから。

 とはいえ、微笑みが、声色が
 言葉より饒舌に、心情を語ってくれたなら

 肩に寄り添う頭を、いつもより
 少し強く、抱き寄せる。

 言葉にならない>>705
 それも良い、擦り寄る身体に、
 聞けば良い。 ]
(777) 2023/03/18(Sat) 22:55:47

【人】 客 タカノ

[ やがて答えを得たなら、
 応えるように、自分からも、
 優しいキスを。 ]

 もちろん、末永く。
 愛してるよ、
を。那岐を。

[ 午後の予定は、連絡済みのジュエリーショップ。
 それから、不動産屋、最後には、
 君の大事な、あの場所へ。* ]
(780) 2023/03/18(Sat) 22:56:44

【人】 客 タカノ

―― 久しぶりの大舞台 ――

 ええ、大丈夫です。
 NG知らずって言われてたこともあります

[ MVの構成はこうだ。

 一人ぼっちで泣いていた少年を
 たった一度だけ助けた、黒装束の男の
 背を追い、少年は立派な戦士に成長するが

 命を奪うことの重みに耐えきれなくなり
 泣き、叫び、世界を呪う災いとなる――

 その災いが新たな火種を呼ぼうとする
 その瞬間、奇跡は起きる。

 あの日救ってくれた黒装束の男が 
 何かを問い、災いは答える

 二分に満たないその間に、
 戦士は、担ぎ上げられた英雄の半生を知る。

 英雄になどなりたくなかった、黒い髪の青年もまた
 災いとされていた。

 それを救ったのが、少年の言葉、
 そして青年もまた、少年を救う。 ]
(795) 2023/03/18(Sat) 23:59:16

【人】 客 タカノ

[ 失った心を互い補い合って、

 件の台詞>>1:16を言う黒装束の男は
 霧散して消えてしまったが、

 災いとなった戦士もまた、ただの人に
 戻り、愛を知る――。

 というような構成。

 ミュージカル経験はないし
 歌とダンスはからっきしなのは
 先輩からも各スタッフからも悪い意味で
 太鼓判を押されているので、

 出番は最初の少年を救うシーン、
 それと、問いかけのシーン、台詞なし
 最後の件の台詞が終われば出番は終了
 インタビュー等もなければ、

 出演者同士の交流なども、なかった。
 極秘プロジェクトとして進んでいたので
 慌ただしく楽屋入りし、ヘアメイクを済ませ
 出番近くに袖に待機と相成った。 ]
(796) 2023/03/18(Sat) 23:59:32

【人】 客 タカノ

[ 少年役の子役とは現場でも
 だいぶ仲良くさせていただいたが、
 舞台袖にて緊張が隠せないようだったので ]

 ……失敗しても大丈夫
 なんとかできる人しかここにはいないけどね

 君は去年も舞台に出たんだろう?
 俺なんてこんな大舞台、初めてだ

 手本を見せてくれよ

[ そう声を掛け送り出した。
 最初の少年を救うシーンで大きな歓声が湧いた。

 問いかけのシーン、ミュージシャンが
 泣きそうな顔でこちらを見ていたので、
 近づき、彼に向かい、問いかけるように
 唇を動かす。

 ――そう、応えるのは戦士役の俳優だが
 ――応える声うたごえは、君が発する

 そこで再び大きな歓声が湧きあがる。

 額を合わせるようにして、上手に捌けると
 アドリブは終了。 ]
(797) 2023/03/19(Sun) 0:00:01

【人】 客 タカノ

[ そうして最後には件の台詞。

 ――あとから聞いたところによると、
 かなりアップで映されたとか。

 ミュージシャン映せ。
 どっちが主役かわからんだろう。

 ――とまぁそんな然様だった。
 瞬間最高視聴率は歴代何位だか
 何十年ぶりだからしく、テレビ局の
 お偉方からも食事に、等々誘われたが

 いえ、自宅で恋人待ってるんで
 とにべもなく、断り、帰宅することにした。

 その帰宅途中、楽しい光景>>784
 知ることができるなら爆笑してしまい
 タクシーの運転手さんを困惑させて
 しまったとか。* ]
(798) 2023/03/19(Sun) 0:00:26