23:20:08

人狼物語 三日月国


61 【身内】夢の少しあと【R18RP】

情報 プロローグ 1日目 2日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:人


一日目

村人:1名、囁き狂人:2名、人狼:1名

【人】 魔法の 火の鳥

ぴよ……!
(0) 2021/03/14(Sun) 8:00:00
きぐるみ ピギーは、メモを貼った。
(a0) 2021/03/14(Sun) 8:02:33

【人】 春日 幸貴


  お金……!!


[ずっと夢物語と思ってきたから、逆に費用のことは全く考えていなかった。

 金と言い出したら、まず俺は両親に長年負担してもらった治療費を半分は返したいんだけど。

 そんなことを言っていたら、世界を巡る旅は本当に絶対実現しない夢な気がしてしまった]
(1) 2021/03/14(Sun) 8:07:36

【人】 春日 幸貴

[けれど、星見の突飛なアイディアには思わず笑った>>0:99


  あははっ……!
  そのときは案内してくれる?
  俺、この世界のことほとんど知らないんだ。
  病院と学校以外は行ったことない。

  この先、心臓移植手術が受けられたら、
  アレルギーの心配もたぶんなくなるらしい。
  そうしたら、いろんなところに行ける。


[病気に罹りやすいとか、アレルギーが起きやすいとかで、俺が行ける場所は少なかった。
 だから俺は世界に拒まれてると思っていた。
 そして病院と学校絡みの時間以外はゲームに入り浸ったせいで、この世界の知識は少ない。
 何を見ても新鮮に違いない。

 最初は、その時が来たら家族といろんなところに行くつもりだったけど。
 星見ともあちこち行ってみたいと思った]
(2) 2021/03/14(Sun) 8:08:18

【人】 春日 幸貴

[これからも家族と星見が来てくれるのを楽しみにしながら手術の日を待つことになるだろう。

 それまでにどのくらい動き回れるようになっているか、想像がつかないけど……
 体力が戻ってくるのが案外早いから、2週間あれば、事故に遭う前ぐらい動けるようにはなるかもしれない。
 1階のロビーまで歩いて行って帰って来られるくらい。
 階段も昇り降りしろと言われたら厳しいと思うけれど。

 そのくらいになれたら、人工心臓の手術には申し分ないらしい。
 だから今はそのくらいが目標だった]**
(3) 2021/03/14(Sun) 8:12:52
村の更新日が延長されました。

【人】 星見 朱里

[そうして、手術の日の直前まで見舞いに訪れて。
 彼の家族が来れないらしい日は必ず埋めるように。

 病院内を冒険し、窓越しに未知の世界を夢見て…病室の発着時には彼と手を重ねて。
 彼が体力を取り戻すさまを見守って。]


 ピパバッポッペッパーン♪


[それが実感できたときはレベルアップのジングルを口ずさんで、彼の成長を見守った。
 え、似てない? むぅ…]
(4) 2021/03/14(Sun) 8:31:40

【人】 星見 朱里

[そうして手術前日になれば――]


 …――いよいよ、ボス戦だね


[と表現した。
 まず負けない気はするけれど、最初のクライマックスにいろいろ沸き立つものがあった。**]
(5) 2021/03/14(Sun) 8:32:28

【人】 春日 幸貴


  似てねー!


>>4星見が口ずさむジングル風の何かが、何を意味するのかはすぐにわかったけど。
 正直に言って全く似てなくて、笑いながら突っ込んだ。

 あれから、家族は見舞いに来れる日をはっきり教えてくれた。
 俺が言ったんだ。「見舞いに来れる日が知りたい」って。その日を楽しみに過ごすからって。そうしたら簡単に教えてくれたし、数日おきに誰かしら来てくれた。
 あの頃も、ただ寂しがるだけじゃなくて、そう頼めばよかったんだ。

 家族が来てくれた日は家族と、それ以外の日は星見と。病院の中をあちこち歩き回って、行ける場所が日に日に広がるのを楽しんだ。

 時には調子が悪くて、半日ベッドの上なんてこともあったけど、体力は確実に取り戻せていった]
(6) 2021/03/14(Sun) 9:12:14

【人】 春日 幸貴

[手術前日。
 見舞いに来た星見が、「ボス戦」と表現した>>5


  中ボスだな。
  割と最初のほうの魔王みたいな。


[手術は「何かしてもらうのを待つだけ」という印象があって、戦いと表現するのは俺には不思議だったんだけど。
 ちょっとずつ強くなって節目を迎えると思えば、近いものは感じた。それでなんだか感慨深くなった]


  手術直後はICU行きだって。
  だから星見とは出るまで会えないと思う。
  1日か、長くて2日って言ってたかな……。


[残念なことに、ICUに入ると会えるのは肉親だけらしい。けれど順調ならすぐに出られると聞いていた]*
(7) 2021/03/14(Sun) 9:12:44

【人】 春日 幸貴

[そうして手術の日。
 全身麻酔だったから、手術前と終わった後の記憶しかない。

 終わった後も、麻酔が抜け切るまでに会った人の顔も話の内容も覚えていない。

 ICUにいる間、周りの機器がやかましかった。
 だから出られたときはほっとした。

 元の病室に帰って、やけに静かに思ってそのまま眠ってしまって、その後に目を覚ましたらまだ1日半くらいしか経っていなかった]
(8) 2021/03/14(Sun) 9:13:07

【人】 春日 幸貴

[手術後の傷は正直言って痛い。

 腰のあたりに機械が取り付けられて、それが体の中のポンプと繋がっているらしい。

 寝転がっている分には変化は何も感じない。本当にこれで学校の行き来ができるようになるんだろうか、と不思議な気持ちだった。

 弟は胸の音を聞きたがるのかな、となんとなく思っていたが……実際にどうだったかは俺と弟だけの秘密だ。

 食事は一旦お粥になったが、すぐ通常食に戻った。病院の食事は味気ないけど、安心感のせいなのか、手術のあと初めて食べた食事をやたら美味しく感じたのを覚えている。

 そうしていつも通りの入院生活に戻りながら、俺は星見がまた来てくれるのを心待ちにしていた]**
(9) 2021/03/14(Sun) 9:16:19

【人】 星見 朱里

[家族が見舞う日を挟んで訪れてみれば、その間の成長がはっきり分かる。
 そのたびに似てね―って笑われるのは腑に落ちないが、でも彼がこれだけ生気あふれる笑顔を見せてくれるのなら、恥ずかしいからもうやめる、なんてことはしないように。
 ――なお、笑われるの承知で歌うようにはなったとしても、笑われるのはわざとではない。]
(10) 2021/03/14(Sun) 10:40:11

【人】 星見 朱里


[前日。
 手術は麻酔で眠っている間に終わってしまうものだとしても、意識は感知できないとしても…彼の身体は斬り裂かれるに耐えなければならない――立派な戦いだと思う。]


 だいじょうぶだいじょうぶ
 最初の魔王ってすっごく弱いらしいから


[渾身の自虐ネタである。]
(11) 2021/03/14(Sun) 10:40:27

【人】 星見 朱里


[戦いを終えた勇者を出迎える――のは肉親だけらしい。]


 それは仕方がないよ

 ずっと心配してきたのは家族なんだから
 元気になるの願うのは負けてなくても、それは敵いっこないし

 
[代わりに、と。
 カバンにつけていたステラぬいを外し、彼のベッドのサイドガードに結わえ直した。]


 応援してるから…ね?


[自分の半身を託して、手術の成功を願った。
 戦う彼の傍にいられますようにと――弟くんには朱里の存在を気付かれることになるだろうけれど……それが嫌ならもっと目立たない位置に移してもらえれば。]
(12) 2021/03/14(Sun) 10:40:48

【人】 星見 朱里


[術中、願掛けをするとか柄ではないけれど、平静ではいられなかったので……気晴らしに家の手伝いをすることに。
 そうして展望台に向かって、紫が鮮やかな運命の花を見つけることになった。]


 うん――


[願いは、必ず叶うのだ。
 彼の無事と、その未来と――それを共有する自分の願いもまた、きっと。]
(13) 2021/03/14(Sun) 10:41:07

【人】 星見 朱里


[そうして彼の手術が成功し、病室に戻ってから手頃な日に。]


 …無事でよかった


[大丈夫とは分かってはいたけど、安堵の息を漏らした。]


 ……快気祝いってほどじゃないけど、こういうのあった方がいいかなって


[見舞いの品として持ってきたのは小さな花瓶と、紫のアネモネの花。
 もちろん展望台に咲く運命のそれを摘んでくるわけにはいかなかったので、100均で買った造花であるが……パッと見程度でなかなかの完成度だ。
 花言葉は『君を信じて待つ』だから、自分たちにも当てはまるメッセージとして伝わるだろうか――その割に待ってないで会いに来ているけれど。**]
(14) 2021/03/14(Sun) 10:41:31

【人】 春日 幸貴

>>11最初の魔王が弱いと言われて、俺は考え込んだ。
 どんなだったっけ。
 何しろ大量に倒したから、いちいち覚えていない。
 最初の一体くらい記憶に残ってもよさそうなものだが……なんだか、全然思い出せない]


  覚えてないくらいだからそうなのかも。
  ……ステラは、最後だし。


[一番最後ではなかったのかもしれないけれど、たどり着けなかったくらい後のほう。少なくとも、俺の旅路では。

 後から「真っ先にステラを倒しに行く人がいる」と聞いたのは、御蔵が先だったか、弟が先だったか。そのときは味気ない旅をする奴も多いんだなとしみじみした]
(15) 2021/03/14(Sun) 11:22:59

【人】 春日 幸貴

>>12ベッド脇から、ステラぬいが見守ってくれることになった。それがとても嬉しかった]


  まぁな……付き合いの長さは断然、家族だもんな。
  でも、星見のおかげで毎日が楽しいよ。


[それも家族のおかげでもあるけれど。
 一緒に頑張ってくれる人が複数いるというのは、それだけで心の支えとなっていた。

 だから手術後、自分の病室に戻ってきたあとにステラが迎えてくれたことで物凄く安心できたし、星見に会わないうちから労ってもらった気分になったのだった。

 それまで星見と親しくなったことは弟には一言も言っていなかったんだけど――なんて言えばいいのかわからなかった――ぬいぐるみをきっかけに、やっと話すことができた。何を言われたかは、俺の心の中にしまっておこう]
(16) 2021/03/14(Sun) 11:23:32

【人】 春日 幸貴

>>14手術後、星見が造花を花瓶に入れてくれた。生花は何が危ないか把握しきれていないから、造花のほうが嬉しいし……造花をわざわざ買ってくれる人なんかいなかったから、花が飾られることが新鮮だった]


  綺麗な花だな。なんていうの……?


[写真を撮って画像検索すれば出てくるだろうけれど、名前くらいは星見に聞こうと思った。
 もし展望台の花のことを聞けたなら、退院後はそこに行ってみたいと案内を頼むことになるだろう]**
(17) 2021/03/14(Sun) 11:23:44

【人】 星見 朱里

[彼との間で、勇者とは何かについていろいろ話したけれど。
 とてもとても決定的な項目があって。]


 もう…
  そういうところが勇者なんだからね?


[ステラを殺さない、というよりその発想すら無い――>>15
 本当の優しさを知る彼が勇者でないわけがない。
 少し潤んだ瞳で見つめた相手に、そこらへんの詳しい話をするのはやめておくことにした。

 逆に言えば、これでも運命の勇者ではないのは勿体ない。
 ステラにはもう定められた相手がいて、彼は余っている状態と言えるかもしれない。
 戦わないで共にいることにする、そんな彼と繋がっているのは誰だろうか――なんて気になった。]
(18) 2021/03/14(Sun) 13:32:26

【人】 星見 朱里


[造花を選んだ理由としてアレルギー類の発想は無く…
 懸命に生きようとしている彼の周りに、命を散らす生花を飾るのはどうなんだというのもあるし、単純に造花の方が長持ちして安いという理由もある。]


 アネモネ、って言ってね…

 あの世界のラスボスは、最後にみんな花になるって…
 だからはじまりの魔王城にはそういう花がいっぱい咲いている、ってステラが言ってた

 丘の上の展望台にね、すごく綺麗なやつがあったの 
 その花を見た時…これは、ステラが遺してくれたものだ…って思えちゃって


[その和名は花一華。
 ただひとつのために咲き誇ることのみを求めた魔王を飾る名前だと思うから。]
(19) 2021/03/14(Sun) 13:32:47

【人】 星見 朱里


 そうね
 きっと、この街のラストダンジョンだもん

 素敵な勇者が来てくれたら、待ってる魔王はきっと喜ぶわ

 もちろん…一緒に行くから


[丘の上の展望台だ、見晴らしが良いぶん石段は多い。
 彼の身体を鑑みればこの街で最も辿り着くのが困難な場所に違いない。

 ステラはいつか勇者と出会えたのだとしても、自分はそこまで我慢強くない。
 待つのじゃなくて一緒に行く旨を確かに約束した。**]
(20) 2021/03/14(Sun) 13:33:29

【人】 春日 幸貴


  な、なんでだ……!?


>>18謎の理由で勇者扱いされて、俺は大いに戸惑った。

 というのも、俺はステラを強いのかなと思っていたわけで。
 バグで弱い状態で出現するとは知ったけど、それなら余計に行きたくない。

 強いと見込んだ魔王なんだ。
 本気を見せてほしいじゃないか。

 もしPaperMoonをまた遊ぶことがあれば、パッチを当てた上で打倒ステラのために手を尽くすことになるのだと思う。

 ちなみに魔王としての俺の運命の勇者は弟だったわけだけど、勇者として運命の魔王がどこかにいるのかは考えたことがなかった。

 もうあの世界に戻る気は――……ゼロではない、が、戻るとしても先の話だろう。
 誰か引きずり戻したい相手ができたとか、なんだかんだ好きで大切なあの世界が危機に陥ったとか、そんなときなんだろうか]
(21) 2021/03/14(Sun) 14:00:05

【人】 春日 幸貴

>>19 >>20アネモネの話、そして展望台の話を聞いた。

 はじまりの魔王城に咲く花……。
 そんな夢を見た気がするんだけれど、はっきりとは思い出せない。
 けれど、紫のアネモネがステラの遺した花に見えるというのは、なんだかわかるような気がした]


  運命の勇者と共にある……
  だから紫、なのかな。


[青き月に導かれる勇者と、赤き月の加護を受ける魔王。二人が共にあったら紫なのだろう。

 俺の槍が紫に輝いたのも、そういうことだったのかもしれないと思う。
 俺は人も魔物も好きだし、共に暮らせる未来がほしかった。だからそれを阻んだアイルが許せなかった]
(22) 2021/03/14(Sun) 14:00:36

【人】 春日 幸貴


  花になっちゃった奴の中に……
  俺が会う相手がいたりしたのかな……。


[俺がラスボスの元に辿り着く運命なんてあったとは思えないけれど。
 勇者だった俺を待っていてくれた魔王がもしいたなら、今からでも会ってみたいとは思う]
(23) 2021/03/14(Sun) 14:01:30

【人】 春日 幸貴


  でも、お姫様連れてラストダンジョン行くの?


[一緒に戦うお姫様は全然珍しくないんだが。
 というか、手術がボス戦だったなら、それまでの旅路で一緒だったことになるが。

 今更ながらにちょっと釈然としなかった]
(24) 2021/03/14(Sun) 14:01:52

【人】 春日 幸貴

[丘の上の展望台と聞けば難易度は確かに高そうなんだが、学校だって階段の昇り降りから逃れられない宿命である。
 走るのは不可と言われているが、階段ぐらい昇れないと日常生活が送れているうちに入らない]


  入院中に階段に挑んでおくか……。


[人工心臓を得たことでどのくらい動けるようになったのか、一人で行って不安のない範囲でしかまだ確認できていなかった]**
(25) 2021/03/14(Sun) 14:02:13

【人】 星見 朱里

[倒せるうちに倒しておきたい、紫の月イベントをスキップできる、天廻の杖が早く欲しい、RTSA記録に挑戦してみたい、強者ムーブとのギャップが見たい、薄い本のネタにする、みんなやってるから、単に勝てるから……ステラを早期討伐する理由は様々だ。]


 ステラを大事にしてくれるから…
 それじゃダメ?


[だから、あえて討伐しない理由の方が遥かに少ない。
 朱里のように思い入れが強すぎて自分と同一視した稀有な例を除けば、あとは運命の勇者のように弱い者いじめを許せないから…そして彼のように裏ボスとしての真の強さを求める者だ。
 だからステラを殺さないのは勇者にしかできない話なのだ、と。]
(26) 2021/03/14(Sun) 18:13:50

【人】 星見 朱里


 それと……
 春日くんは勇者扱いされるのイヤっぽいけど…

 私がお姫様扱いなのはいいわけ!?


[それがイヤだというわけではないのだが…いかにも不公平感があった。**]
(27) 2021/03/14(Sun) 18:14:25

【人】 春日 幸貴


  だ、ダメってことはないけど……
  なんか納得いかなくて。


>>26星見に抗議されるとちょっと申し訳なくなった。俺が犬だったら耳がぺたっとしていた気がする。

 >>27そして不満げにされると]


  勇者じゃないとは言ってないじゃん……。


[嫌々ながら一応受け入れているつもりだった。伝わってなかったことにはちょっと申し訳なくなった]

 
  勇者って呼ばれるのは心苦しくて抵抗はあるけどさ。
  仕方ないんだろうな、って諦め始めた。

  ……嫌だったのならごめん。


[何だか悲しくなって、改めて謝った]**
(28) 2021/03/14(Sun) 18:33:08

【人】 星見 朱里


 え?えっ!?

[別に問い詰めたいわけじゃなくて、そもそもどうしたいのだっけ。
 彼の反応に急に頭がぐるぐると]


 ご、ごめんなさい…
 変なこと言っちゃって…

[彼の悲しい顔を見ると、この世の終わり感がある。
 それだけ儚い命だったからなせいもあるかもしれないが、特に自分には強く刺さってしまう。]
(29) 2021/03/14(Sun) 19:29:40

【人】 星見 朱里


 …私がお姫様ならお姫様がんばるけど……
 
 でもどうしたらいいのか…


[彼は自分に何を見て何を求めているのだろうか――彼への興味やらと重なって。
 できることなら叶えたい話なのだけれど、自分にはイメージできなかった。*]
(30) 2021/03/14(Sun) 19:29:59

【人】 春日 幸貴


  そ、そんな謝られるようなことじゃ……。


[やけに深刻に受け止められてしまったらしく、とても心配になった。どうしよう。凹ませたかったわけではないのに]


  俺が勇者なら星見がお姫様なのかなーって
  あのときの会話を思い出して言っただけで……
  星見にお姫様らしさを求めてるわけじゃないぞ?


[それはそれで失礼なんだろうか……?
 でも、ステラは魔王だけど、星見は女の子だから。例えるならお姫様がしっくりくる]*
(31) 2021/03/14(Sun) 20:08:59

【人】 星見 朱里

[しばらく沈黙していた。
 求められているわけではないが、お姫様らしい。]


……

 …………
   
   ………………


[あのときのが由来なら、彼が勇者で自分がお姫様なのか。
 それなら、もうちょっとお姫様をやってみようかな、と思ったのだが……]
(32) 2021/03/14(Sun) 20:59:16

【人】 星見 朱里



 ゆうしゃ さま

 あかり は おしたい しています ぽっ


[とりあえずゲームのお姫様っぽいセリフを言ってみた。
 結構な棒読みな上に「ぽっ」までしっかり言った。]
(33) 2021/03/14(Sun) 20:59:43

【人】 星見 朱里



 お姫様のマネなんて…

   ……きっと向いてない


[セリフの内容に気がついて勝手に真っ赤になった。
 しかも否定するのはお姫様の適性だけなことに。]
(34) 2021/03/14(Sun) 21:00:56

【人】 春日 幸貴

>>33棒読みでテンプレ的な台詞を言われて、それでもちょっとドキッとはしたんだが。
 気持ち悪くなる気配がなかった。
 ……人工心臓のおかげなのかもしれない]


  ……あかり。


[そういう名前だったか……と思わず復唱した。可愛いなって。

 >>34しかし向いていないらしい]


  無理にお姫様のふりしなくてもいいぞ……?
  俺も勇者として暮らしてるわけじゃないし……
  例えなだけだし……


[そもそも人前で言えるネタでもない。
 二人だけの秘密と言えばちょっとときめく話ではある]
(35) 2021/03/14(Sun) 21:16:37

【人】 春日 幸貴


  あ……、そうだ。
  ステラ返さないとな。


[ベッドのサイドガードに結えてもらったステラぬいを外そうと思って、手を伸ばした。
 何も言われなければ、外して星見に差し出すつもりだ]*
(36) 2021/03/14(Sun) 21:16:50

【人】 星見 朱里



 ……っ!


[星見という、平凡ではないが代わりに地名でもありそうな、職業名でもありそうな苗字。
 ステラという、強烈すぎるパーソナルな持ち主のもうひとりの自分。

 そのどちらでもない、本当に自分だけを表す呼び名に、赤らんだ顔を伏せて…。]
(37) 2021/03/14(Sun) 21:34:45

【人】 星見 朱里


 お姫様だと、

 呼び方……名前じゃなくてお姫様だもんね


 うん、都合のいいときにしかしない


[と、名前呼びが良い旨を遠回しに。
 お姫様のふりはもうしない、ではないあたり我儘であるというかステラの影響かもしれない。]
(38) 2021/03/14(Sun) 21:35:20

【人】 星見 朱里

 
 うん
 ステラ、頑張ってた?

[役に立った?とか道具扱いしないあたり思い入れのなせるところだろうか。
 外されて差し出されて――受け取ろうと伸ばした手が触れて。]


 ……。

 散歩じゃないのにね


[いつも手を重ねているのに、いつもと自分の熱量が違う気がした。*]
(39) 2021/03/14(Sun) 21:35:41

【人】 春日 幸貴

>>37名を復唱したら、星見が顔を赤らめた。それを見て俺もちょっと照れ臭くなった。

 そして>>38お姫様は都合のいいときだけらしい。うん、俺もそのくらいがいい]


  じゃあ、朱里って呼ぶ。

  ……俺のことも名前で呼ぶ?


[星見改め朱里は、俺の名前知ってるんだろうか……と思ったが、ベッドには名札がついてるな。振り仮名付きで]
(40) 2021/03/14(Sun) 21:46:29

【人】 春日 幸貴


  うん。ベッドに帰ってきたら労ってくれた。


[ステラをものとしてじゃなく、人格があるように扱うところにほっこりする。
 手が触れたとき、ずいぶん暖かい気がして、赤くなった顔を改めて見つめた。

 ――可愛い。

 可愛くて、抱き締めたくなってしまう。
 けど、それはちょっと躊躇った]


  朱里……、散歩行く?
  たくさん歩いたほうが傷の治りも早いらしい。


[理屈は全くわからないが、この病室に戻った次の日から普通に歩かされた。
 病棟の外まで一人で行くのはちょっと不安があって、まだ行ってなくて、どのくらい楽に動けるのかは未だ試していない。
 だから気になってもいた]*
(41) 2021/03/14(Sun) 21:46:49

【人】 星見 朱里


 もぅ…

 そういうところは病気関係ないのね


[いきなり踏み込まれて驚いたけれど、今の鼓動はそういう理由じゃなくて。
 朱里と呼ばれて嬉しい自分と、朱里と呼んでいい人が他にいないと認識する自分がいるせいだ。]
(42) 2021/03/14(Sun) 22:08:14

【人】 星見 朱里


 うぅ、…ん

 …――じゃあ、退院したらね?


[もしも「呼んで欲しい」だったらなし崩しに押し切られたというか我慢できなくて呼んでしまいそうになったかもしれないが……呼ぶ?だったおかげかギリギリ踏みとどまって。
 でも、ベッドに付けられた名札に書かれた名前はしっかり凝視してしまった。]


( こうき… )


[口には出さずに、覚えた、刻み込んだ名前を呼んだ。
 ……唇は動いてしまったかもしれない。]
(43) 2021/03/14(Sun) 22:08:41

【人】 星見 朱里


[ステラに思い入れがあるのは自分の勝手だが、合わせてくれる彼。
 言葉選びひとつで、こんなにも印象が違う。

 触れたままの手、見つめてくる瞳。
 ついこないだまで、ほぼ覚えていないクラスメートで、夢の中で出会ったキャラの中身で――そういう間柄だったのに。
 自分が朱里になったように、"彼"になった彼の体温にも視線にも意識が使われてしまう。]


 うん…行こっか


[彼の運動量が増えていくのは予想できるけれど、だからと言ってそれを理由に承諾したわけじゃないのだ。]
(44) 2021/03/14(Sun) 22:09:03

【人】 星見 朱里


 …じゃあ、いつもみたいに
 病室出るところまで……


[いつまでも離せなくなりそうなこの手を解く理由が欲しかったのと……
 …――そこまではこの手が重なっていても良い理由が欲しかったのだ。*]
(45) 2021/03/14(Sun) 22:09:55

【人】 春日 幸貴


  病気だろうがなんだろうが、
  俺は俺だし。


>>42そういう話でもないのかもしれないが、へらっと笑って答えた]


  退院したらかー。じゃあ楽しみにしてよう。


[俺を名前で呼ぶ人は両親しかいない。
 他人にそういう相手がいたことがない。
 兄弟両方を知ってる人なら、弟との区別のために名前で呼ぶことはあるけど……兄弟共通の知り合いの他人というのが、まず少ない。

 >>43朱里の唇が動いたのが、俺の名を呼んだように感じて、ちょっとだけときめいた]
(46) 2021/03/14(Sun) 22:20:18

【人】 春日 幸貴

>>44ステラに思い入れがあるのは俺も同じ。
 だからぬいぐるみだとしても、ステラとして扱いたかった]


  よーし。どのくらい動けるか試してみよう!


[楽しみになってベッドを降りた。
 前はちょっとした動作で心臓に気持ち悪い感覚があったが、今、それはほとんど感じないほど弱い。
 朱里の手を取って、病室を出るまではいつも通りゆっくりのつもりだったけれど。
 いくらかは体が動かしやすいおかげで、いつもよりは少しだけ足早だったかもしれない]*
(47) 2021/03/14(Sun) 22:20:34

【人】 星見 朱里


 うん、そうだよね

[私は私、と言えるほど自分に何かあるわけではないから、彼の言葉に力強さを特に感じて。
 そんな彼が退院したら、いつどう過ごそう、とふと過ぎったがさておき。]


 すっご…
 やる気あるねほんと


[今までも前向きに散歩に出てたし、自分も楽しみにはしていたけれど――ここまでアガる彼は初めて見たかもしれない。
 軽快なため手を重ねる時間は短くなってしまったけれど、代わりに思い描く未来がより明るく眩しくて。]
(48) 2021/03/14(Sun) 22:34:58

【人】 星見 朱里


 危ないと思ったら教えてよ?
 喋れなかったら捕まって?


[勇気ある人が冒険に出るから、その傍にいて、そのサポートを。
 どうか、良い旅になりますように。*]
(49) 2021/03/14(Sun) 22:35:11

【人】 春日 幸貴

>>48やる気を指摘されて、俺は思わず笑った]


  当たり前だろ?
  壊れてた心臓がいくらかまともに動くんだぞ。
  どのくらいのことができるのか、
  すごく試してみたかった。

  けど、ひとりで無茶して大変なことに
  なったら困るからさ。


[ある程度動けることは、医者立ち会いで確認してるんだけど。
 長時間散歩に付き合ってくれる人はいなかった]
(50) 2021/03/14(Sun) 22:48:16

【人】 春日 幸貴

>>49朱里が頼れる言葉を言ってくれた。よくわかってるなとしみじみ思った]


  わかった。頼りにしてる。


[そばに誰かついていてくれれば、多少調子を崩しても、疲れ果ててしまってもどうにかなる。

 死にそうなくらいにまずい状態は、嫌というほど体に刻み込まれてるからすぐにわかるし。

 安心して一緒に行動できる初めての仲間。
 俺がずっと得られなかったもの。
 朱里は、それだった]
(51) 2021/03/14(Sun) 22:50:33

【人】 春日 幸貴

[そういうわけで病棟の廊下に出て、恐る恐る歩くペースを早めてみた。
 手術を受ける前、それ以上に早く歩くのは厳しくて限界と感じていたぐらいの速度が、一般人の普通くらいの速度だったと思う。

 けど、それくらいで限界とはあまり感じず、もうちょっと早足くらいでも歩けそうな気がした。

 そんな感じだったから、病棟から出るのはすぐで。
 エレベーターと階段を見たとき、少し迷った]


  ……階段降りてみていい?


[一階降りてキツければ、そのあとはエレベーターでもいいだろうし。
 そう思って朱里をじっと見つめた]*
(52) 2021/03/14(Sun) 22:50:58

【人】 星見 朱里

[彼がいつもよりペースを上げて。
 傍で見て、上げ過ぎかどうかはまだ瞬時にはわからないので、ずっと横を見て注視しながら隣を歩く。]
 

 これぐらいのスピード出るなら、外でも大丈夫かな


[もう少しゆったりでも、二人で歩くなら気にならない。
 だからあとは長く歩けるようになれば――とビジョンを出して。]
(53) 2021/03/14(Sun) 23:07:31

【人】 星見 朱里

[病棟とか出れば階段とエレベーターがあって。
 自分ですらエレベーターのボタンを押しに行く場面だったけれど、彼はそうしなかった。

 彼が、男の子が
 前向きで、未来に向かって――

 そんな姿を見れば。]


 手すりはしっかり持ってね

 こっちは引き受けるから


[見つめ返せば彼の空いた手を促して。
 彼と一緒に降りながら、彼がバランスを崩さないように――もし崩した時に支えになれるようにしかりと握ろうと。*]
(54) 2021/03/14(Sun) 23:08:18

【人】 春日 幸貴


  無理してるって感覚はないな。
  前は、このくらいで限界を感じてたけど。


[隣を歩いてくれる朱里に答える。
 学校に行く分には、ゆっくり歩くことになっても間に合えば問題ない。

 辿り着けるくらい、長く歩けるなら。
 そこはスタミナの問題だろうから、慣れていくしかないだろう]
(55) 2021/03/14(Sun) 23:31:23

【人】 春日 幸貴

[朱里はとても頼もしい。>>54
 それでもふらついて彼女に支えてもらう事態は避けたくて、慎重に行こうと決意が湧く]


  ありがとう。
  ……俺、階段ほとんど使ったことないけど……
  頑張る。


[言い終えてから、階段の手すりを掴んで、朱里の手を取って、恐る恐る降りてみた。
 一段降りるごとに、足に体重がかかる。
 その感覚が慣れなくて、ぎこちなくちょっとずつ降りていくことになった。

 ゆっくりだったから、心臓の負担は特になかったけれど、半分降り切っただけで結構足が疲れて]


  ……ちょっと休憩。


[情けない話だなと思いながら、踊り場の隅で一休みすることにした]
(56) 2021/03/14(Sun) 23:31:53

【人】 春日 幸貴

[小さい頃に数回、階段を途中まで昇ってダウンしたことがある。

 死ぬまでは行ってないから今があるわけだが、あのときは周りの人たちが超人みたいに見えたものだった。

 こんなに苦しくなるのに、なんでみんな平気で昇れるんだろうって、あのときは……羨ましいとか妬ましいとかよりも、恐怖が浮かんだ]
(57) 2021/03/14(Sun) 23:32:09

【人】 春日 幸貴

[それとは別に、異世界の記憶がある。
 あちらで体を動かした感覚は、当たり前だけど、この体には刻まれていない。
 頭ではわかっていても体が知らない。そんな状態だ。

 あっちでは階段を何段も駆け上がっても平気だったけれど、こっちでは階段なんかろくに使ったことがないわけで。

 つくづく奇妙な経験だった。

 あの体の軽さを思うと、この体の重さはとんでもないもので、でも……俺がずっと馴染んできたのもこの体。
 あっちで動けたくらいにこっちで動けるようになることは、きっとないんだろう]**
(58) 2021/03/14(Sun) 23:32:25

【人】 星見 朱里

[丘の上に住む自分は、これまでの人生で何段の階段を踏みしめたのだろうか。
 毎日の通学にも、駅前に遊びに行くときも、ちょっとした買い物のときにも、そして今日も――望んだわけではないにせよ階段とは慣れ親しんで来た。
 
 それがほとんど使ったことがない、とは。

 病床と共にあったことについて理解はしきれないかもしれないが、階段と縁が無いというのは恐ろしさをハッキリと感じる。
 
 だから1段ずつ、ゆっくりと。
 自分が蓄積してきたものが少しでも伝わるようにととった手を強めて。

 こちらにバランスを崩してくることはなかったけど、1段降りて進める足を切り替える瞬間にふらつくように見えた。]
(59) 2021/03/14(Sun) 23:59:49

【人】 星見 朱里


[半分降りて休憩タイム。
 踊り場の隅で休む彼に付き添って、しばらく呼吸が整うまで。]


 たぶんだけど…

 こう、次の足を出すときに片足になるから、それでバランス崩すんじゃないかなあ?


[彼の前で、最後の段に片足立ちして見せて、思ったことを解説。
 寝たきりなら足腰が強くないのは当然だろうと思った。]


 ……しばらくは杖とかあった方がいいかも?


[努力に水を差すかもしれないので口にしにくかったが、そんなことを勧めてみた。
**]
(60) 2021/03/15(Mon) 0:01:07
星見 朱里は、メモを貼った。
(a1) 2021/03/15(Mon) 0:07:26

春日 幸貴は、メモを貼った。
(a2) 2021/03/15(Mon) 0:09:19

【人】 春日 幸貴

[握り締めてくれる手に励まされて、階段は無事降りられたのだが、早々に力尽きる点はやはり悔しかった。

 人並みの生活が送りたい。

 学校は病気や障害のある人向けにエレベーターのあるところを選んだから、学校内の移動は最悪それでもいいんだけど。

 >>60そう思いながら朱里の説明を聞いた]


  あぁ……そうかも。
  片足になる機会なんかないからなあ。
  毎日ちょっとずつ階段上がり下りするか……。


[とにかくやってみなけりゃ話にならないわけで。
 回数の積み重ね。それが一番必要なことだと思う]
(61) 2021/03/15(Mon) 0:33:20

【人】 春日 幸貴

[杖と言われて、納得はした]


  一人でも挑戦しやすくていいかも。
  回数こなせるようになったらかな。
  今は1日何回もやることじゃなさそう……。


[といっても、回数がこなせる頃には退院していそうだ。
 そうすると家の階段になるが、狭くて壁が近いから、杖はいらないような気もする。

 それに、足が疲れるのは当たり前の話として、心臓への負担はさほど感じない。
 俺が動けなかった主な原因はやっぱり心臓だったんだと実感して、もっと早くに人工心臓をつけてもらっていればよかったんだと思った。

 けど……俺はそこまで生きる意欲がなかったし、手術にリスクはつきものだし。
 親が怯えてしまって、俺も意欲がないんじゃ、受けられるはずのないものだった]
(62) 2021/03/15(Mon) 0:35:00

【人】 春日 幸貴


  ……上がって戻ってみるかぁ。
  他のところ行くなら、エレベーターかな。


[しばらく休んだ末、朱里を見つめて言ってみた。
 昇るのと降りるのはどっちが大変なんだろう……。
 どっちも慣れないから、不安で仕方ない]**
(63) 2021/03/15(Mon) 0:35:16

【人】 星見 朱里

[ずっと階段ばかりな生活を送っていたものだから、高校はエレベーター付きと聞いて少しテンショ
ンが上がりかけたのだが……一般の生徒は荷物運搬時とかでなければ使用等止とあって落胆した覚え
がある…やはり当時の世界はくすんでいたのだ。]


 そうね、展望台の道は途中まではスロープもあるんだけど……すごく遠回りだし、最後はやっぱ
り階段だし…上り下りできた方がいいわ
(64) 2021/03/15(Mon) 11:00:13

【人】 星見 朱里

 杖は病院に言ったら貸してくれるんじゃないかな
 私がいるときは無くてもいいけど…

 ほら、階段って人来ないし


[健康な人でもエレベーターあるのに好き好んで階段を使う人はまずいない。
 廊下を歩く散歩では手を繋ぐのは恥ずかしくて無理だったけど、ここなら気にしなくていいし、
そもそも介助としての大義名分もある。
 杖は安全のためにも使ってほしいけれど………ひとりの時にはね。]
(65) 2021/03/15(Mon) 11:01:18

【人】 星見 朱里

[休憩が終われば、エレベーターで移動に変更に。
 ただ少なくとも踊り場から上がるか下がるかしなければならない。

 上がる方が大変だけど、下りるよりは安全だろうか。
 あとどっちにも慣れたほうがいいだろうし、彼の提案に従うことにした。]


 大丈夫
 今は私がいるから…ね?


[正しい介助の仕方は分からないけれど、せめて勇気の補助だけはできたいと。
 階段を登って廊下に出るまではこのてはしっかり繋いでおこう。]
(66) 2021/03/15(Mon) 11:06:05

【人】 星見 朱里

ー エレベーター ー


 ……。
 ………。


[よくよく考えたら、結構な密室だった。**]
(67) 2021/03/15(Mon) 11:07:31

【人】 春日 幸貴


  スロープ……
  坂でも歩くとキツくないか……?


[過去、歩いてて苦しいと感じる道は、だいたい“気づかない程度の登り坂”だった。
 それでも階段よりマシ……なのだろうか……?]


  そうだなあ、借りられるかも。
  あとで聞いてみる。


[病院の階段は、エレベーターが待てないほど急ぐ医師や看護師が走っていることはたまにある。
 もしくは健康志向の人か。

 まあ医師や看護師は専用の近道もあるらしいんだけど]
(68) 2021/03/15(Mon) 11:46:30

【人】 春日 幸貴


  うん、ありがと!


>>66「私がいるから」と言ってもらうと、とても頼もしくて、昇りも頑張ってみることにした。

 昇りは、下りと比べるとバランスを崩しかねないような怖い感覚は無かった。
 体重を持ち上げると思うと大変だが、いっそ1段ずつ両足で踏み締めていくと、それもそこまでじゃない。
 手すりを掴んで体を引き上げることもできる。

 案外昇りは怖くないかもしれない……心臓に負担がかかるのは下りより昇りだとは思うけど]
(69) 2021/03/15(Mon) 11:46:46

【人】 春日 幸貴

[そうして無事踊り場を脱出して、エレベーターに向かうとき。
 疲労で足がだいぶ重くなったのを感じながらゆっくり歩いていって、>>66朱里が望めば手を離して]


  子どもの頃、階段昇ろうとして
  途中で力尽きたことがあるんだ。

  どこの階段だったかな……病院かな?
  苦しくて気持ち悪くて、動けなくて、
  このまま死ぬのかと思ったな……

  気付いたら病室のベッドの上だった。


[踊り場で休んでいたときに思い出した話をぽつりと朱里に伝えた。>>57
 どのくらい大事だったのかはうろ覚えだが、一番ひどかったときの話はそんな感じだった。

 その前には、数段だけ昇って気持ち悪くなって、途中で休んでいたら親におんぶされたこともある。
 そんなことがあったのになんでまた昇ってみたくなったのかは、記憶が全然ない。誰かを追いかけたんだろうか……]
(70) 2021/03/15(Mon) 11:47:41

【人】 春日 幸貴

― エレベーター ―

[そうしてエレベーターに乗って、もう少し歩ける場所の広い1階に行ってみることにした。
 椅子もたくさんあるし、ロビーを歩くついでに売店を眺めに行ったりもできると思ったのだが]


  ……ど、どうかしたか?


>>67黙りこくる朱里を見ると、とても不安になった]**
(71) 2021/03/15(Mon) 11:47:57

【人】 星見 朱里

 キツイと言うより…遠回りは私が好きじゃないのよね
 春日くん家からまででも歩くんだし、さらにスロープ選んで歩くのもなー……


[もちろん程度にもよるけれど、自分の性質としては、目指すもの
にはまっすぐ行く方だろう。
 そしてまっすぐ来られる方が好ましいのもつい最近知ったし。
 彼の状態によってより適切な方を選ぶのは当然としても、やはり選べるのなら、自分も一緒にいるのなら階段、というところだろうか。]
(72) 2021/03/15(Mon) 14:47:58

【人】 星見 朱里


 それに……

 せっかく、こうして練習してるんだし、役に立った方が嬉しいもん


[結局のところこれに尽きるらしい]
(73) 2021/03/15(Mon) 14:49:00

【人】 星見 朱里

[登りは少なくとも落ちる心配をあまりしなくてよいのは有難い。
 いざとなったら自分が下敷きに、な気構えはあっても実際にそう体が動のかは別問題だし、彼の体格をカバーできるかとなると難しいし。]


 トン、トン、トン、タンっ


[踏みしめて、彼の手すりを掴む手に力が入って、体が引きあがる。……これに合わせて自分が握る手も引き上げる。
 音ゲーはそんなに経験ないけれど、彼の動きに合わせて、靴で床を鳴らしてタイミングを計る。
 ダンスのような一歩一歩は、たった数段だけでも楽しさを覚えた。
 ……もし調子乗ってペース上がってたらごめんなさいとしか。]
(74) 2021/03/15(Mon) 14:57:01

【人】 星見 朱里

[登り切ったあと、彼が階段にまつわる話をしてくれた。]


 ちょっとだけ、わかるかな…
 善い人も、悪い人も、モンスターも、みんな自分よりはるかに強いのって怖いもん


[さまざまな幸運が重なって死なずには済んだけれど、周囲より劣るというだけで恐ろしくなるのは経験した。
 奇しくも、ステラの場合は元が最強なぶん表ましい妬ましいの発想が無かったのも通じるものがあった。]
(75) 2021/03/15(Mon) 14:59:12

【人】 星見 朱里



 私にできることはあまり無いけど…
 でも、春日くんが力尽きて動けなくなっても…助けを呼べる、私がいるから

 人間いつか死んじゃうのは仕方が無いけど、 春日くんが独りでこのまま死ぬかもなんてもう無いから…ね?

[結局、一度離した手を思わずもう一度繋いで、そのままエレベーターまで進んだことになるだろう。]
(76) 2021/03/15(Mon) 15:01:50

【人】 星見 朱里

ー エレベーター ー


 病室はカーテンあるけど他の患者さんいるし…
 階段はまず人来ないけど、安心できるわけじゃないし……


[そんな状態でエレベーターに乗ったのもあって、この密室である。
 どうしたと聞かれればそう呟いて。*]
(77) 2021/03/15(Mon) 15:05:18

【人】 春日 幸貴


  遠回りは……俺は状況による、かなぁ……
  遠回りしたほうが楽しいとか。


>>72遠回りが好きでないと言われて、朱里は案外ストレートなんだなと気付いた。
 まっすぐに目的に向かっていくほうが良いんだろうか。

 俺はどっちかっていうと寄り道派だから、その辺は違うかもしれない。ゲームやってると本筋が進む前に寄り道要素を極めていくほうだ。
 そのせいでやたら時間がかかって進展が遅かったりする。黙って風景見てるだけだったり、音楽聴いてるだけだったりすることもあるし。普通行かない場所にわざわざ行くこともよくある。

 けど。
 誰かと一緒なら、その人が楽しんでる顔が見たい]


  んじゃ、朱里にいっぱい頼ろう。


>>73そういうわけで、そのときは遠慮なく頼ることにした]
(78) 2021/03/15(Mon) 17:48:42

【人】 春日 幸貴

>>74階段を昇るとき、朱里が足音でテンポを作ってくれた。
 だんだんにちょっと早くなった感じはしたけれど、それに合わせても心臓の苦しさが無いとわかったのは収穫だった。

 まぁ足は疲れるわけだが、俺は死の危険さえなければ疲れても構わないし。

 なによりも、階段を昇るのがゲームみたいになって楽しかった。

 楽しかったせいで、昇ってから疲れを痛感したけど。昔の話をしたのは、実は休憩を兼ねていた]
(79) 2021/03/15(Mon) 17:49:08

【人】 春日 幸貴

[羨ましいとか妬ましいとか、後々いろんな人に対して思うようになったんだけど。
 階段で意識を失ったときは、ただひたすらに怖かった。俺にはこんなに難しいことを、当たり前のようにこなしていく人たちが。
 死の恐怖と混ざって、余計に恐ろしく感じたのかもしれない。

 だから、朱里の言うことも実感が湧くけれど>>75


  それはステラの話……?

  馬から落としちゃいけないって
  あのとき思ってたんだけどさ。

  後からステータス知って血の気が引いた。


[この世界に戻ってきた後の話だけど。バグ中のステラってそんなに弱いのか、と調べて知って衝撃を受けた。

 「せめてHP2」という朱里の話に非常に納得したのも印象的だったんだが、俺がゲーム遊んでたときの記憶とチェスティーノの記憶を重ね合わせると、「かすったな」ってくらいの感覚で10は減っている。
 それでステラが死ぬって別の意味で怖すぎた]
(80) 2021/03/15(Mon) 17:49:59

【人】 春日 幸貴

>>76朱里がもう一度手を繋いでくれて、一緒に歩いてくれたとき、心強さが身に沁みた。

 ずっと、俺にちゃんと目を向けてくれる人なんていないと思っていたけど。
 俺が目を向けなかったから、誰も応えなかった……それが真相なんだろう]


  うん……本当にありがとな。
  ひとりであちこち行くのが不安なのは、
  あのとき怖かったせいもあるのかもしれない。

  ひとりじゃないって、仲間がいるって
  心強いな……。


[俺がずっと作れなかったもの。
 形だけいても、心を開けなかった。
 心を開いて通じ合える相手があの頃もいたなら、俺は勇者でなくなることなんてなかったんだろう。
 そういう相手を持つことが真の勇者たりえる条件だとあの世界で魔王をやりながら思っていたけど、本当にそうなんだと今、実感している。

 俺は真の勇者ではないが]
(81) 2021/03/15(Mon) 17:50:40

【人】 春日 幸貴

― エレベーター ―


  あー……うん……?


[そうか、今は二人きりなのか……と、朱里の言葉でやっと気がついた。>>77

 と言っても、エレベーターなんてほんの数秒で降りるし、他の人たちが乗ってくることだってあるわけだが]**
(82) 2021/03/15(Mon) 17:51:00

【人】 星見 朱里


 あっはは、もし落ちてたら絶対死んでたね


[自分のHPが2で、どれぐらいの落下によって1ダメージ受けるか知っている身としては、あの速度で走る馬から落ちたら即死は間違いない。
 乗せる方は血の気が引いたと言うが、当の本人はこうして笑うわけで…もはや笑うしか無いぐらい弱いという理由も確かにあるのだが…]


 …――ステラも私も、落ちることは全く思ってなかったよ?

 
[飛竜から落ちて学習したのはあるにせよ、今度は命の危険が明白になって以降だ。 馬に乗れば降りるまで死と隣り合わせだったに違いない――しかし揺れる馬上において、恐怖を覚えずに、死を連想せずに。]
(83) 2021/03/15(Mon) 20:38:18

【人】 星見 朱里


 だって、守ってくれる、頼れる人が一緒にいたんだもの…
 後ろだって、振り向けちゃった


[死に怯えずに、死を恐れずに。
 ただ、勇者の腕の中で馬に乗るお姫様であったからこそ…あの振り向きと、あの顔ができたのかもしれない。
 そうして信頼を寄せる人に向ける笑顔は、あのときとどう同じでどう違うかは分からないけれど。]
(84) 2021/03/15(Mon) 20:38:41

【人】 星見 朱里


[たぶん、朱里も世界がくすんで見えたのは――向き合って応え合える相手がいなかったせいだろう。
 しかと目を向けなかったのも同じかもしれない――それが偶然にもお互い違う姿で出会って、夢の欠片を求めて向き合ったから今があって。]


 ううん
 私だって、ひとりじゃない方がいいって教えてもらったんだもん

 お礼じゃなくて私がしたいことだし


 ――春日くんとなら、どこへだって真っ直ぐ遠回りするから 


[おかしな表現だけれど、今そばにいる人と共にいると。
 それを仲間と呼ぶかはともかく。**]
(85) 2021/03/15(Mon) 20:39:14

【人】 春日 幸貴

[あのとき、ステラが年相応の“女の子”に見えたのは――友達の命の危機も、馬上だということも忘れられるくらい、安心し切った笑顔だったからなのかもしれない。

 あのときの話をしながら笑顔になる朱里を見て、なんとなくそう思った>>83 >>84


  ……うん。
  絶対落とさないつもりだったからな。


[そのために一番いいと思ったのがあの乗せ方で。
 勇者とお姫様に見えうることに気付いたときは、恥ずかしさのあまりに飛び降りたくなったが……

 俺の腕の中で安心してくれる人がいると知れたのは、とても大きな経験だった。
 そんな風に誰かを抱き締めてもいいんだ、って思うことができた。

 それを思い出すたびに朱里を抱き締めたくなるんだけど、さすがに廊下でそれは……と思い止まった]
(86) 2021/03/15(Mon) 21:04:25

【人】 春日 幸貴

>>85「真っ直ぐ遠回り」
 その語感には笑わずにいられなかった]


  あははっ……、じゃあ、
  気になるものがあったら遠慮なく言おう。


[なんでもない、つまらないものかもしれないけど。
 こうして病院の中を散歩しながら、なんでもないような……でも俺にとっては特別なものを見ながら一緒に過ごしてくれる朱里なら、きっと声をかけたらついてきてくれるんだろう。
 素直にそう信じられた]*
(87) 2021/03/15(Mon) 21:04:47

【人】 星見 朱里


 …――いつかの約束も、あの体勢だからね?


[彼が元気になって、ふたり大人になって……
 ずっと未来の、目的、夢、ゴール。
 再び馬上に上がることを約束して、今その道の途中にあって。
 あらためて、そのビジョンを確認した。

 実際に可能かはさておいても、ふたり努力すれば近いことはできるはずだし…イメージトレーニングぐらいあってもいいかもしれない。さすがに廊下はさておき。]
(88) 2021/03/15(Mon) 21:38:31

【人】 星見 朱里


 うん、私も気になるの見つけたら言うし

 …いちおう、春日くんの体調とか加味してから、遠慮しないで言うからね?


[同じくなんでもないような、そして特別なものを見て一緒に過ごして。
 それが楽しいと思えさせてくれる人と――真っ直ぐ向き合って、いくらでも寄り道しよう。
 それが一緒にいることの最短なんだから。*]
(89) 2021/03/15(Mon) 21:38:48

【人】 春日 幸貴


  うん、そのために頑張ってる。


[馬に二人乗りさせてくれる場所が国内にあるのかとか、あったとしてそこまで辿り着けるのかとか。
 いろいろ問題はあるが、何を一緒にやるとしても、移植手術で健康な心臓を得てからになるだろう。

 そのための第一関門はすでに超えた]


  朱里の気になるものってどんなのだろ。
  気になるな……いろんなものを一緒に見たい。


[そのためには、もっと体力をつけなければならないだろう。
 生きる楽しさと実利が噛み合っているというのは、とてもいい]*
(90) 2021/03/15(Mon) 22:00:14

【人】 星見 朱里

[二人乗りできたとしても、そばに係の人がいるかいないかも重要だ。
 そこまで至れたら誰か居ても自重はしないかもしれないが。

 遠い道だけど、夢は大きいほうが良いというやつだ。]


 私の気になるもの?

 さぁ、何でしょうね〜


[なんておどけて見せて。
 さすがに病院にステラグッズなんてないが……気になるものはあったらしい。]
(91) 2021/03/15(Mon) 22:26:41

【人】 星見 朱里


 植物か…うーん……

 アネモネってどうなの?
 他にもいろいろ咲いてるけど


[それってステラの花を見に行くとき大丈夫なのかな、と心配にはなったけれど、彼から言い出したことだし問題ないとしておく。
 もしやはりダメということになったら、やっぱりラスダン行けなかったね♪って笑ってあげよう、そしてそれ以外の世界(この街)を全て踏破しよう。]
(92) 2021/03/15(Mon) 22:27:36

【人】 星見 朱里

[屋上。
 通う高校も出られるそうだけれど、特に興味はなかった。
 何しろ世界に求めるものはなかったし、校舎の屋上からよりも住んでいる丘からのほうがずっと見晴らしが良いのだし。

 だから、この扉を開けて外の世界に出る、世界の狭間のような感覚には、この先の光に心するものがあった。
 ――もちろん、出た先はやはり屋上だったのだが。]


 そうね
 
 あ、春日くんはこっちね


[手近なベンチに行こうとするのは遮らないのだけれど、そのベンチの座る位置は指定した。
 左右にこだわりがあるとかではなくて…晴れて気持ちがいい日差しだったけれど。
 ただ、少しだけ風が吹いていたから、あまり彼に当たらないように自分の身体の風下に追いやったのだ。]
(93) 2021/03/15(Mon) 22:27:52

【人】 星見 朱里

 けっこう高いね
 うちとあまり変わりないかも


[そんな気遣いは見せなくて。
 髪をそよがせながら景色を眺めれば――若い緑の丘と、その上の展望台と天文台が見えた。
 逆に街並みはと言うと柵のせいで一望とは行かないかもしれないが、ここで堪能しきったら展望台に行く用事が半減するのでここは良しとしておく。*]
(94) 2021/03/15(Mon) 22:28:08

【人】 春日 幸貴

[二人乗りは馬の体格にもよるし。
 まぁ大きな馬がいるところはあるかもしれない。

 >>91何か気になるものがあったらしいのに気づくと、とても知りたくなった]


  えー……なにかあった?
  俺じゃたどり着けないところ?


[思わせぶりなことを聞くと、どうしても気になる。
 そのせいだったんだろうか。ステラが気になって、正当な道で追いかけてしまったのは]
(95) 2021/03/15(Mon) 22:46:56

【人】 春日 幸貴


  んー……花の名前詳しくないんだよな。
  まあ、覚えてないってことはたぶん死なないやつ。


[死にさえしなければ薬で抑えられる程度のはず……。
 これから学校に通うにあたって、アレルギーを抑える薬を出してもらう予定もある。

 薬で無理なくらいヤバいやつも稀にあるが、俺の場合はそれは主に食べ物だった。なぜなんだ]
(96) 2021/03/15(Mon) 22:47:16

【人】 春日 幸貴

[そして紆余曲折を経て屋上に来てみた。
 >>93座る位置を指定されて、首を傾げながらその通りに座った。

 その少し後に吹いた風で、風下にいることに気付いて、守られたような気がして気恥ずかしくなって視線を逸らした]


  ……朱里の家って、こんなに高いところにあるのか?


[逸らした視線の先は柵の向こう。
 遠くに見える丘と、その上の建物を見て、それが何なのか俺にはわからなかった。

 病院と学校以外は、俺にとってはほとんど全てがドラマやアニメの中のものという感覚である。
 この世界のことを、俺は本当に知らない。
 そして、知りたいと願っていた]*
(97) 2021/03/15(Mon) 22:47:38

【人】 星見 朱里


 そうねー…
 春日くんじゃ難しいかも

 いつか、言う機会あったらいいなぁ
 ある、と信じてるけど


[思わせぶりな発言はステラの影響があったに違いない。
 もともと素養はあったのだろうけれど。
 直感的に彼の反応が楽しみにしている自分もいるせい。]
(98) 2021/03/15(Mon) 23:12:42

【人】 星見 朱里


 よかった
 花に触れない、芝生に座れない、だとさすがに行く価値あんまりないし


[ベンチのひとつぐらいはあるのだけれど、さすがに丘に登ってそれは少し味気ないし。
 そのときは天文台でプラネタリウムとかかなーとか。]
(99) 2021/03/15(Mon) 23:13:24

【人】 星見 朱里


[彼が逸した視線の先にある丘。
 一緒に眺めて、指を指し示してみて。]


 あの白いのが天文台
 お父さんが台長やってるの

 家は…ここからだとちょっと陰かな?
 だいたい隣にあるわ

 ……別に隣に住まなくたっていいのにね


[ちょっとだけ積年の愚痴みたいなものも添えて。]
(100) 2021/03/15(Mon) 23:13:40

【人】 星見 朱里


 天文台の斜め後ろにもうひとつ繋がってる丘に建ってるのが展望台
 そこに古い鐘楼もあってね…ステラの花はそこで見つけた


[どちらも、この病院のある通りから、丘への伸びて行って――そして石段(及びスロープ)が駆け上がっている。
 その途上に彼の家があるのだとしても、やはりこの街のラストダンジョンに相応しい遠さだろう。]
 

 ステラがいた遺跡群と、はじまりの魔王城のある山――こんな感じの位置関係だったかな??


[さすがいそれは偶然というかこじつけだろう、高さもだいぶ違うし。
 とか、この街の案内としてはどうなんだという説明。*]
(101) 2021/03/15(Mon) 23:14:29

【人】 春日 幸貴


  ええ……
  ……気になる。いつか教えて……


[そんな、機会を待たないと言えないようなものなんだろうか。>>98
 気になって仕方がないが、その機会を気長に待とう……そう思った。

 それに、花も草も、心臓移植を受けたらきっと平気になる。>>99
 拒絶反応を防ぐために、免疫が全滅するらしい。
 それで病気にも罹りやすくなるのだが、それは元々だから今更だ]
(102) 2021/03/15(Mon) 23:29:41

【人】 春日 幸貴

>>100朱里の指差す先を見て、柵に阻まれてはっきりとは見えない天文台を見つめた]


  ……それで「星見」なのか?


[天文台が何なのか、大雑把な知識はある。俺の住んでいる街にあるのは噂程度には聞いたことがあった。
 展望台の場所を聞きながら、柵に隠れた箇所を想像しながら、風景を眺めた。

 うちは丘のかなり下のほうだが、それでも学校からの帰り道が苦しかった記憶がある。
 それでも体が小さかった頃はなんとか通えたんだけど。
 背が伸び始めて、心臓が力不足になってしまった]
(103) 2021/03/15(Mon) 23:30:26

【人】 春日 幸貴

>>101そして古代船遺跡から見た赤い月へのきざはしを思い出して]


  ……あっちのほうがだいぶ高くないか?


[場所が近かったことは認めるけれど。
 月へのきざはしの名の通り、空に届くような高い山だったのを思い出して……そこを登ってみたくて、でも無理がありすぎて諦めたのを思い出した]


  行ってみたかったな……
  花になった魔王たちに会ってみたかった。


[その気分は、いつか展望台で味わうことにする。
 でも、それでも。もしあの世界に戻ることがあるなら、そのときは絶対に行きたい場所だ。
 行きたくならないはずがないんだ。あの世界を愛するならば]*
(104) 2021/03/15(Mon) 23:30:55

【人】 星見 朱里


 そうね…
 退院して、学校通えるようになったら、かな?


[それまでは言わないからね?と口元に人差し指を当てて見せて。
 そう遠くない話だし、言える未来が来ることも期待していると。]
(105) 2021/03/15(Mon) 23:50:58

【人】 星見 朱里


 そうらしいね

 占い師だったり、暦学者だったり……うちの家系はそういう仕事に就いてきたらしいよ
 だから「星見」って苗字というか屋号な感じがしてた

 天文台は世襲じゃないし、お父さんの後を継いで天文学者になる気は無いけどね


 でも…


[天文台から視線をずっと上げて、昼間の明るい空を。
 夜になれば、赤い月が登り今までと異なる夜空が広がるこの街の空を。]
(106) 2021/03/15(Mon) 23:51:23

【人】 星見 朱里

 お父さんとかご先祖とよりも……

       
Stella

 もっと凄い  星  を見ちゃった

 やっぱり、うちってそういう家系なのかもね


[だから運命の巡り合わせで召喚されたのかな、と。]
(107) 2021/03/15(Mon) 23:53:27

【人】 星見 朱里



 だねー

 ほら、きっとステラと勇者が戦っているうちにだんだん山が削れていってあの丘ぐらいのサイズになっちゃったんだよ


[誰もその戦いを見ていないからって無茶もいいところである。]
 

 そうね
 きっと喜ぶわ
 ステラもそうだし……他の花もきっと


[自分はステラとしか話せないけれど、彼なら何か感じ取れるものがあるのかもしれない。*]
(108) 2021/03/15(Mon) 23:54:09

【人】 春日 幸貴


  ……早く退院してやる。


[病院内をあちこち行けたと言えば、予定通りに数日後の退院となるだろう。
 その頃は学校は春休みに入る頃か]


  ……そういえば、俺、留年するんだ。


[ふと思い出した。
 欠席日数が多すぎて、とても進級できないのだ。
 つまり、朱里が先輩になってしまって……学校の中で会うのは大変になる]
(109) 2021/03/16(Tue) 0:10:47

【人】 春日 幸貴

>>106 >>107星見の家系の話を聞いて、うちにはそういう話はないなとぼんやり空を見上げた。
 星も月も見えない、明るい空を]


  なんだかいいな、そういう話……。
  うちはそういうのないんだよな。
  平凡な家。


[平凡な家なんだから平凡な体で生まれたかったんだが、なぜか苦難を背負ってしまった。
 大いに解せない]
(110) 2021/03/16(Tue) 0:11:06

【人】 春日 幸貴


  なんだそりゃ……!
  それがありえたら、俺はどこか滅ぼしてるんだが。


>>108朱里の言うことを想像して笑ったが、微妙に笑えないことに気づいた。
 俺がやったのは実際にはどのくらいの規模だったのか知らないが、あっちの世界の被害がこっちに及んだら大変である。無関係のはずだ。

 はじまりの魔王城で花を見る……。
 魔王として見に行ったら、敬意を表しただろうけど。
 もしもう一度勇者として向かうなら……どんな心境になるんだろう。
 少しだけ興味は湧く。

 魔王だった頃の感覚は俺の中から消えることがなさそうだから、敬意は抱くんだろうけど。
 勇者として行ったら……寂しくなるかもしれない。その中の誰とも運命の導きがなかったことに]*
(111) 2021/03/16(Tue) 0:12:12

【人】 星見 朱里


 留年…
 そっか、仕方ないよね

[出席日数が条件なら達成は不可能だし、これに付き合って一緒に留年するのも無理な話だ。
 クラスだけでなくて学年も違うなら、教室も離れているし確かに会うのは大変だ。
 でもそんな見通しよりも…]
(112) 2021/03/16(Tue) 0:26:25

【人】 星見 朱里


 春日くん…
 やっぱり勇気、凄いよ

 留年生ってやっぱり特別だし…


[周囲はみんな新入生だ。
 その中にただ独り留年した在校生が混ざっている、なんて奇異な話なのは否めない。
 とはいえ今から不安がらせるわけにもいかないけれど。]
(113) 2021/03/16(Tue) 0:26:41

【人】 星見 朱里


 春日くんが、学校に楽しく通えるように…
 私も頑張るから…!


[もちろんできるだけ一緒にいることが大事だけれど…
 他に何か思いついたらしく、決意の視線を向けた。**]
(114) 2021/03/16(Tue) 0:26:56
星見 朱里は、メモを貼った。
(a3) 2021/03/16(Tue) 0:28:26

春日 幸貴は、メモを貼った。
(a4) 2021/03/16(Tue) 0:33:06

【人】 春日 幸貴


  勇気って言うのかぁ? これ。
  俺は学校のことあまり覚えてないし、
  気分的には俺も新入生だよ。


[周りの目から見たら違うのかもしれないけど。
 歳の差が1年あろうが、俺は気にしない。

 それは入院生活のせいなのかもしれない。
 学年が違う人たちと当たり前に出会う。
 歳が同じほうが珍しい。
 そんな、学校とは真逆の暮らしが当たり前だった]
(115) 2021/03/16(Tue) 0:40:31

【人】 春日 幸貴


  うん……嬉しい。ありがとう……!


>>114感謝を伝えたはいいものの、決意したような視線を向けられて、俺は目を瞬いた。
 なんだろう。何か思いついたんだろうか。

 俺も朱里に頼みたいことはあったんだが、まずは朱里の言葉を待つことにした]**
(116) 2021/03/16(Tue) 0:41:29

【人】 星見 朱里

[あの丘は、自分の家があるところで。
 その隣もよく行くところで。

 案内して、と頼まれたばかりだけど。

 でも、二人で一緒に目指すあの場所は、この世界のラストダンジョンで。


 だから…
 お姫様は、彼を向いて
 両の手の指をら胸の前で絡ませて握って…祈りの姿勢を見せて。]
(117) 2021/03/16(Tue) 5:46:27

【人】 星見 朱里



 私を…

 あの場所へ、連れて行って……!


[ふたりの運命の地であると確信したから、お姫様になったのだった。**]
(118) 2021/03/16(Tue) 5:54:32

【人】 春日 幸貴


  ……!


[「連れて行って」とお姫様みたいに言われて、驚いた。

 驚いたけど、そうだ。
 勇者なら、初めて行く場所だろうがどこだろうが先導するはずで]


  わかった。連れて行く。


[俺は自然と微笑んでいた。そうして、彼女に向けて腕を伸ばした。拒まれないなら抱き締めたかった。

 勇者扱いされるのは好きじゃない。
 それは変わりそうにない。
 けど、朱里のためになら、俺のお姫様のためになら勇者であろうと思った]**
(119) 2021/03/16(Tue) 7:59:19

【人】 星見 朱里

[彼はなぜ勇者なのか。
 いろいろ理由付けをしたけれど、言われた側も言った側も完全に納得はできていなかったと思う。

 彼が微笑んで、腕を伸ばしてきて……自分を包んでくれたとき、正しい理由が分かった気がする。
 とても弱弱しいはずの体なのに、力も大して入れられないはずなのに……とても、守る強さを感じられる。]
(120) 2021/03/16(Tue) 9:30:47

【人】 星見 朱里


 うん……


[彼の腕に胸に身を委ねて。
 彼は世界を救う勇者ではないのかもしれない。
 でも、自分にとっては間違いなく勇者なのだ。

 世界に勇者は数あれど、ステラにとって運命が結ぶ特定の勇者がいたように……自分にもいる、それだけなのだ

 そして彼にとって運命の相手は魔王ではなく、お姫様であったらいいな、と。

 その思いを指して何と呼ぶかはまだハッキリしないかもしれないけれど……
 あたたかさとやわらかさと共に、彼の背中に腕を回し返して応えた。**]
(121) 2021/03/16(Tue) 9:31:21

【人】 春日 幸貴

[誰かを守ろう、救おうと思ったことはない。
 俺にそれができるとは思っていない。
 そもそも無力さを噛み締めながら生きているから。

 俺にできることといえば、ただ傍にいるくらいだ。

 そのせいなんだろうか。
 もし運命の相手がいるとして、ただ共にありたいと思うのは>>0:85
(122) 2021/03/16(Tue) 11:41:56

【人】 春日 幸貴

[朱里が俺の細い腕の中に収まってくれて、身を委ねてくれて、彼女の暖かさを胸いっぱいに味わった。
 家族を抱き締めるのとも、あのときステラを抱き締めたのとも違う、心が満たされるような暖かさ。

 ――ずっとこうしていたい。

 背中に回る腕が、俺の存在を許してくれるように思った。
 共に生きることを望んでくれているように感じた]
(123) 2021/03/16(Tue) 11:42:13

【人】 春日 幸貴

[寄り添って共に生きたいと望んでくれる家族がいる。
 それは家族だから望めることかと思っていた。
 家族になら躊躇わずに望んでいいことなのだとも。

 でも朱里は家族じゃない。
 それどころか親しくなって間もない。

 それでもそんな風に望んでくれると感じられて、それは確かに俺が生きていくための力となっていく]
(124) 2021/03/16(Tue) 11:43:15

【人】 春日 幸貴

[朱里と少しでも長く一緒にいて、共に歩んでいきたい。
 この想いにはいろんな例え方があるのだと思うけれど。

 “仲間”ではないのかもしれない、と思った。

 それよりもっと強固な絆であってほしい。
 一生繋がり続けるような、一生解けやしないような。

 そんな風に思いながらしばらく朱里を抱き締め続けて、このままここで動けなくなるんじゃないかって変な不安を抱いてしまって、そっと腕を緩めた。名残惜しさを感じながら]**
(125) 2021/03/16(Tue) 11:43:44

【人】 星見 朱里

[馬上で抱き締められたのは、戯れによるものだった。
 病室で抱き締められたのは、確認によるものだった。]
 

  春日、くん…


[「まだ」これで呼ぶ、ことにしている名前で、寄り添おうと抱き締める人を呼ぶ。]
(126) 2021/03/16(Tue) 15:40:38

【人】 星見 朱里

[伝え合うぬくもりは終わりが来そうになくて。
 もしも勇者の相手が魔王だったら、運命を交わした未に決着がつくけれど……
 魔王でなくお姫様だからずっとこうしていたいって思いが続いてしまう。

 それこそ、一生繋がり続けてしまうような、このまま動けなくなってしまうような一一]
(127) 2021/03/16(Tue) 15:41:08

【人】 星見 朱里


 ……っ


[彼の腕が緩む。
 その隙間に吹き込んだ風が、名残惜しさと共に火照りを冷まして一ーそして、なお鎮まることのない、彼との間に灯した炎があるのを自覚する。]


 これは、心臓鍛えなきゃね……

 私でもそうなんだもん


[微かに身体が離れれば彼を見上げて、赤らんだ顔を逸らさずに笑って。
 彼のような手術は要らない身でも、この鼓動が今までの人生に無かったことを一一そして、またあることを望むことを告げた。**]
(128) 2021/03/16(Tue) 15:42:02

【人】 春日 幸貴

[抱き締めあって呼ばれた名は、姓にくんづけで>>126


  俺が「朱里」って呼んで、
  朱里が「春日くん」って呼ぶの、
  ちょっと寂しいな。


[それまで深く考えてなかったけど、急に距離を感じて、素直に言葉に出した。
 その呼び名を改める予定があるなんて知らないから]
(129) 2021/03/16(Tue) 17:20:44

【人】 春日 幸貴

[離れた朱里の真っ赤な頬を見て、吹き込む風の冷たさを感じて、心臓のことを言われて、やっと気付いたことがある。>>128

 今まで感じたことがないほどに鼓動は激しくて、頬どころか体が熱いぐらいに感じる。
 それなのに不安も恐怖も気持ち悪さもない。いっそ安らかでさえあった。

 そんな感覚は初めてだった。
 この世界ではもちろんのこと、向こうの世界でも感じたことがなかった。

 たくさんの“初めて”をくれる人。
 朱里は……朱里とステラは、俺にとってそういう存在だった]
(130) 2021/03/16(Tue) 17:21:06

【人】 春日 幸貴


  俺は手術受けてよかったよ。
  その前だったら、死んでたかも。


[かつては階段を昇ったくらいで死が見えた俺が言うと、全く冗談にならない。
 腰に四六時中くっつけて歩くことになった機械が、俺の命を守って、生きる喜びをくれるんだと改めて実感する。

 そして、鼓動が激しくなるのは俺だけじゃないことも]


  苦しかった?


[朱里はどんな感覚がしたんだろうか。それが少し気になって尋ねた。
 「鍛えなきゃ」は次に備えてって意味かと思ったけれど。次があってもいいってことかと思ったけれど……つらかったのなら、困るから。

 そしてゆっくりと体を離して、隣に戻って。
 誰かと隣り合わせで座るなんてことも、家族以外とは片手で数えられるくらいしか経験が無いことに気がついた]**
(131) 2021/03/16(Tue) 17:21:31

【人】 星見 朱里


 い、いちおう、
 退院したら、って約束にしたから……


[彼を名前で呼ぶ約束(>>43)
 彼にとっては進化の途中だが、朱里からにすればまだ病人の枠内だ、そう呼ぶ仲になるのはせめて退院してから、という線引きがあったからであるが……]


 うぅ…


[あのときは、入院中にここまで仲良くなる想定が無かった。
 病室を出るまで手を繋ぐだけのはずだったのに、こうして熱い抱擁を交わすまでになっていて。
 予想外なことが起こったせいか、我慢しきれず焦れているうめき声。]
(132) 2021/03/16(Tue) 19:53:12

【人】 星見 朱里


 本心から言うとね…

 すっごく、言いたいの……
 春日くんって、誰にでも言える呼び方や誰にでも言われる呼び方じゃなくて……もっと、私のだけの呼び方で呼びたい

 春日くんが…
 春日くんだけが、私を朱里って呼んでくれるように


[隣同士座っている状態から、彼に向けて少し肩を寄せて。]
(133) 2021/03/16(Tue) 19:53:45

【人】 星見 朱里


 私が起きた日のこと、覚えてる?

 春日くんに抱き締められて…私が受け入れて……
「ちゃんと責任とってよ?」ってお願いしたの


 それは退院して高校生活を送れるようになって、同じ環境で一緒に過ごせるようになったらかな?
 ……って思ったから、ああ言ったの

 名前を呼ぶのも、気になったものを言うのも、ぜんぶ退院したらって条件をつけたのは……
(134) 2021/03/16(Tue) 19:54:17

【人】 星見 朱里


 そう思ってて、けどそれはまだちょっとだけ先で…
 それを待つのが、少しだけ苦しいかも

 でも…こんなドキドキがしなくなるよりずっといい

 死にそうな思いとはぜんぜん違うね
 ちょっとだけ辛いけど……でも凄く嬉しいのが止まらないの


[彼を見つめて、そのあと閉じながら…自分の胸に手を重ねて。
 彼にそう告げる自分の高鳴りを感じ取った――。**]
(135) 2021/03/16(Tue) 19:56:00

【人】 春日 幸貴

[朱里が思いを語ってくれた。
 寄せられた肩の暖かさを感じながら、じっと耳を傾けていた。

 そういえば、そんな約束なんだったか。>>132
 それが頭から抜け落ちるくらい、そのくらい――]


  待ちきれなくなっちゃった。


[きっと、そういうことなんだ。
 確かな絆が早く欲しいんだ。

 でも、朱里の言う通り、俺は責任を取れるような状態じゃない。
 高望みしてるのかな、と思うとつらくなる]
(136) 2021/03/16(Tue) 20:56:30

【人】 春日 幸貴

[学校に通えるようになるのは、体力が整い次第。
 行き帰りに時間の余裕を持てば、あとは授業を聞いているだけ。

 俺のことだ、座って聞いているだけでも結構疲れるだろうけれど……学校に行きたいと思いながら家で孤独に過ごすより、ずっと楽しいはずだ。

 だから、きっと頑張れる。新学期からはきっと通える。そんな風に思っている。

 でも、それは春休みが終わった後。
 毎日の見舞いでも待ち遠しく感じるくらいの今から考えたら、先すぎて気が遠くなるくらいで。

 それを朱里も待ちきれないと思ってくれることが、嬉しかった]
(137) 2021/03/16(Tue) 20:57:28

【人】 春日 幸貴

[登下校がどのくらいの負担でできるのか、学校に授業がある間いられるか。
 確かめないことには、先生も来てとは言えないらしい。
 俺としても、ぜひとも確認しておきたい。だから]


  学校は、新学期から行きたいと思ってる。
  そのために、春休みに何回か登校する予定なんだ。
  よかったら一緒に来てくれないか。


[朱里を見つめて、そう頼んだ。
 “冒険の舞台”が変わって、もっと広くなるわけで。
 朱里にそばにいてほしいに決まってる]*
(138) 2021/03/16(Tue) 20:57:55

【人】 星見 朱里


[待ちきれないのは自分も同じで。
 有限の数字の日数で済む話なのに。

 ステラはよくこんな想いを幾星霜ずっと抱き続けられたなと思う。
 きっと、それができるから彼女は魔王で、それができないから自分は人間なのだろう――]


 春休み?
 うん、いいわ

 そういえばそうよね
 …春日くんの足で学校まで何分かかるか分かんなかったら、私もいつ家を出たらいいかも分かんないし

 それじゃ、普通の登校時間に合わせたらいいのかな?
 春日くんが朝ちゃんと起きて支度する練習も大事だし


[彼が学校で過ごすために準備が要るなら…当然、ふたりの間にもそれは必要なのだ。
 そして学校生活は朝の登校から始まるなら…当然、ふたりで送るのもそこから始まるに違いない。
 ――厳密に、それを約束したわけじゃないけれど。*]
(139) 2021/03/16(Tue) 21:28:36

【人】 星見 朱里



 …――そういえば、連絡先聞いてないよね?


[会いたい想いで足繁く病院に通っているけれど。
 退院後はツールがあった方がいいだろうかと。

 無い方がお互い想いが募るから、と言われれば納得も同意もするけれど……緊急事態を考えれば彼が持たないとは思い難いし。*]
(140) 2021/03/16(Tue) 21:31:50

【人】 春日 幸貴

[朱里が来るのを待っているとき。
 朱里が帰るのを見送るとき。

 家族に会えるのが待ち遠しいのと同じくらい、朱里が恋しくてつらくなる。

 俺はきっと、朱里が好きなんだ。
 家族に匹敵するくらいに]
(141) 2021/03/16(Tue) 21:37:20

【人】 春日 幸貴


  うん……そうだなあ。
  最初の日は、先生が待ってるのが昼過ぎだから……
  午前中早めに出て、時間測ればいいかな。

  それで、一緒にお昼食べたい。


[人と一緒に食事することに俺は慣れてなくて、家族と一緒なだけでも舞い上がる。
 学校に行くときには、朱里と一緒にお弁当が食べたい……密かにそんな夢を抱いていた。

 一回でも約束したら、次からも一緒に食べてくれるんじゃないかって。
 そんな風にこっそり期待していた。

 学校に行くのも同じで、一緒に行き始めたらずっと一緒に通ってくれるんじゃないかって思ったところがあった。

 ……こんなことを考えてるのがバレたら、甘えん坊だと思われてしまうんだろうか]
(142) 2021/03/16(Tue) 21:42:00

【人】 春日 幸貴

[連絡先。>>140
 そう、病院内では使わないから忘れていたけれど。
 緊急事態のために持っているものがちゃんとある]


  そうだな……。病室に置きっぱなしだから、
  帰りに連絡先登録しておこうか。


[あってもあまり使っていないのが正直なところなんだが。
 相手の姿が見えないと迷惑でないか不安で、俺はなかなか自分から連絡できない性分だった]*
(143) 2021/03/16(Tue) 21:42:27

【人】 星見 朱里


 お昼?
 それは構わないけど…

 学食、は開いてないわよね――
 じゃあお弁当かなぁ?


[道中、コンビニはあるが…寄り道しては時間を測れないので今回は利用できない。 春休みなので学生食堂は閉まっているだろう。
 となると家から持って行く、しかない。

 というわけで図らずも彼の期待通りにしかならないわけで。]
(144) 2021/03/16(Tue) 22:01:45

【人】 星見 朱里



 一緒にお昼、か…

 まぁ部活で来てる生徒ぐらいしかいないし……


[そして、人気が少ないうちにしてしまいたい需要とも合致したのである。]
(145) 2021/03/16(Tue) 22:02:12

【人】 星見 朱里


 う、うん

 たぶん、夜はそんなに使わないと思う、けど…


[自分から聞いておいてなんだけど……夜中に会いたくなてしまうのは辛いし。
 どこかでブレーキは踏まないといけない。
 ……塩対応なので、絵文字とかスタンプとかも慣れてないのが恥ずかしい、というのもあったり。*]
(146) 2021/03/16(Tue) 22:02:36

【人】 春日 幸貴

[俺は元々お弁当不可避だから、母さんに頼む道しかない。
 >>144学食が出てくる朱里を見ていて、そうか、他の人はお弁当以外も食べるんだ……と今更気づいた]


  部活と……講習とか補習?
  あんまり人はいないと思う。


[講習の類の日程は俺は覚えていない。
 補習で済む欠席日数じゃなかったし。

 でもこうして学校に行く話をしていると、気分が浮かれた。ずっと通いたくてたまらなかった場所に、やっと通えそうで]
(147) 2021/03/16(Tue) 22:15:23

【人】 春日 幸貴

  待ち合わせ時間決めるくらいかな。
  俺もああいうの苦手で……
  返事が来ないと邪推しちゃったりとかさ。


[俺はメッセージを気軽に送れなくて、いっそ電話のほうが楽だけど電話も時間を拘束するし、といつも悩むのだった。
 そして家族にもろくに連絡しない日々である。恋しいにも関わらず。

 当然、絵文字やスタンプやらもあまり使わない。家族もあまり使わないから、その影響もあるだろうけど。

 そして夜中に会いたくなる可能性は考えていなかった。思いつかなかっただけで、なる可能性は大いにあると思う]*
(148) 2021/03/16(Tue) 22:16:39

【人】 星見 朱里


 補習はさすがに付き合えないから、勉強は頑張ってよ?
 
 分からないところ見るぐらいはできるけど…


[塩対応で通すには、舐められないためにも水準以上の学力が要るのだ。]
(149) 2021/03/16(Tue) 22:30:34

【人】 星見 朱里



 ……。


[ところでその勉強見るのってどこで?と想像して赤くなった。]
(150) 2021/03/16(Tue) 22:31:04

【人】 星見 朱里


 春日くん相手の場合、返事来なかったらすっごく心配するしね……


[邪推で済むのは相手が無事であるのが条件だ。
 彼についてはきっとそれどころではない。]


 けど病室だと電話もしにくいし…
 声は聞きたくなっちゃうかなと思うけど

[個室じゃないのだから、通話は無理だろう。
 通話可能エリアまで移動させるのは、歩くのに支障がなくなったとしても少し気が引ける。]
(151) 2021/03/16(Tue) 22:31:22

【人】 星見 朱里


 …あ。


[何か思いついたらしい。
 病室に戻れば、彼の携帯を借りていじりだすだろうか――非対応だったら泣ける。*]
(152) 2021/03/16(Tue) 22:31:38

【人】 春日 幸貴


  頑張るよ。
  家でやってた分だけじゃ足りないだろうし……
  将来にも直結するし。


[まだなりたい仕事も決まっていないけれど、成績がよくなって困ることはない。
 だから、精一杯頑張るつもりでいる。

 >>150けど、なぜか赤くなる朱里を見るとちょっと戸惑った。いったい何を想像したんだ……?]
(153) 2021/03/16(Tue) 22:48:14

【人】 春日 幸貴


  それは……うん。
  でも俺もそう簡単に死なないから……。


[生存確認という意味で、なるべく早く返信する必要があると思った]


  近々退院するよ……?


[病室内はいろいろな事情があって携帯はほとんど使えないが、通話のできる場所は病棟内にもある。
 もう病棟内を移動するくらいなら負担は感じないと思う。

 が、何か思いついた様子には興味が湧いた]


  ……戻るか?


[やりたいことができたなら、そろそろ帰る時間ってことかもしれないと思った。
 朱里が望むならエレベーターで病棟まで戻ろう]**
(154) 2021/03/16(Tue) 22:48:56

【人】 星見 朱里


 将来か…
 春日くん、凄いなぁ


[自分だって考えていないのに。
 というよりつい最近まで未来すらどうでもよかった。

 一方で明日をも知れなくて。
 そしてやっと今を生きる力を得たばかりなのに、彼はそこまで見ているのだ。]


 ……私も、頑張らなきゃね


[今でこそこうしてリハビリの介助をしているけれど、彼が元気になったとき自分が足手まといになるわけにいかない。
 彼がどんな将来を選ぶにせよ、サポートできるようにならないと…とまだ朧気ながら心に誓うのだった。

 勉強のことも、サポートできたらいいな、とは思うのだけど。]
(155) 2021/03/16(Tue) 23:08:09

【人】 星見 朱里


[促されて病室に戻れば。
 自分のスマホを操作して見せた。
 起動したアプリは、ビデオチャット的なもの。]


 文字も通話も難しいなら…これなら春日くんの姿が見れるなって


[彼を感じるなら、声を聞くのも素敵だけれどやはり顔は見たいのだし。**]
(156) 2021/03/16(Tue) 23:08:22
星見 朱里は、メモを貼った。
(a5) 2021/03/16(Tue) 23:10:39