13:41:29

人狼物語 三日月国


28 【恋愛RP】星降る宴の必然を【R15】

情報 プロローグ 1日目 2日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:人


[犠牲者リスト]
シュテルンポレール

二日目

本日の生存者:ユウェル、スタンレー、バジル・クレソン、セリア、ジゼル、アダム、ハニエル、ユキムラ、ノア、イヴ、スカーレット・アルジャン、マチ、マッド・リヒター、アルジャーノン、ルーシュ以上15名

【人】 第一王女 ユウェル

―タナバタ・ドス
(0) 2020/05/16(Sat) 0:00:40

攫われるプリンセス(村建て人)

ごきげんよう。
二日目となりました。
投票は、
ユウェル様
にセットの上、
あと1日をお楽しみ下しませ。
(#0) 2020/05/16(Sat) 0:02:14

【人】 平騎士 バジル・クレソン

─ 前日:屋台の中で ─
 
[笑顔で手を振って近づいたが
 少し間があったか>>1:302
 
 どこか空笑いな気はしたから
 軽く首を傾げつつ>>1:303
 まさか直前まで回り踊っていたとは
 知る由もない。]

  たこ焼き?
  タコを焼いたものなのかな
  気になる気になる。

[彼女が口を動かそうとしたら耳を澄まして
 また、鈴の音のような可憐な声を聞く。

 そうして告げられた商品はまだ知らないもの。
 興味津々に目を輝かせ。
 彼女が案内してくれるのならついて行こう。*]
(1) 2020/05/16(Sat) 0:03:38

踊り子 マチは、メモを貼った。
(a0) 2020/05/16(Sat) 0:09:58

【人】 平騎士 バジル・クレソン

─ 二日目の星祭りの朝 ─

[今日はいつもより早く目が覚めた。
 夜眠れなかったわけでもないのに何故だろう。

 そう考えた頭に過ぎるのは彼女との約束で
 まさか子供じゃあるまいに、楽しみで目が覚めたなんて。
 少し照れくさそうに頭を搔いた。

 朝の鍛錬を終えれば軽く体を流し。
 いつもの騎士服には手を伸ばさず、私服に袖を通す。
 服の中でもどちらかというと良い物を着たのは
 少しでも彼女と釣り合いを取りたかったから。


 待ち合わせは早くついたらいいとは言うものの
 流石に時間が早すぎる。

 そう考えれば、少し散歩してから行こうかなと
 自宅の扉を開ければ、街をぶらりと散策し始めた*。]
(2) 2020/05/16(Sat) 0:21:50

【人】 平騎士 バジル・クレソン

─ 待ち合わせ ─

[誰かと会ったりしただろうか。
 呼び止められれば、店の準備を
 手伝ったりもしただろう。

 太陽が登ってもうちょっと経ったあたり。
 お店の開店準備が終わり、
 人がまた、祭りを楽しもうと外に出る頃。
 男は彼女と出会った場所に向かう。
 
 彼女は既にいただろうか。
 いないのなら、邪魔にならないように
 近くの道端に捌けて。

 今日は流石に犬耳はつけていない。
 けれど、つけていた方が見つけやすかったかな、なんて。
 そんなことを考えていた。*]
(3) 2020/05/16(Sat) 0:22:50
平騎士 バジル・クレソンは、メモを貼った。
(a1) 2020/05/16(Sat) 0:25:18

平騎士 バジル・クレソンは、メモを貼った。
(a2) 2020/05/16(Sat) 0:25:39

【人】 無口な使用人 ジゼル

─ 前日:屋台で ─


  たこ焼き?
  タコを焼いたものなのかな
  気になる気になる。


[ 興味津々と言った様子でクレソンさんはそんなことを言う。>>1


グニャグニャした生き物を思い浮かべたら、それの丸焼きを想像してちょっと気持ち悪くなった。]



ちがうんです、小さくて丸くて…




[ 決してoctopusの丸焼きではないと、必死に説明しながら、屋台までの道を歩く。

お祭りの夜に並んで歩いていることが嬉しくて、数時間前のことも忘れそうで。


なるべく長く歩いていたいなんて考えたりしたけれど、あっという間にタコヤキ屋台に到着してしまった]*
(4) 2020/05/16(Sat) 0:28:03

【人】 無口な使用人 ジゼル

[ クレソンさんと、
朝ぶりの
タコヤキを、一皿ずつ。

歩きながらでは食べづらいので、近くのベンチに腰掛けて食べようと提案してくれたかもしれない。


チラチラと、観察してしまうのは許して貰えるだろうか。
艶やかな髪、いきいきしてくるくると動く瞳、優しい声。

はぁ…と思わずため息が漏れてしまって、慌てて]


とっっても熱いから、気をつけてください



[ と注意して誤魔化した。


そして、あ、と思い出したこと。]

(また会えたら、渡そうと思っていた金平糖…さっき噛み砕いてしまったわ…)


[ とどうしたものかと考えながらタコヤキをひとつ口に運ぶ。]


ぁ熱っつ!!




…またやってしまった。そしてまた信じられない大きな声で…]*
(5) 2020/05/16(Sat) 0:41:53

【人】 踊り子 マチ

─ 家にて ─

[祭典の2日目の朝。

リナの髪を丁寧に編み込む。
ピンで止めて
花かんむりをしてるような髪型に。


昨日のことを思い出す。

あたたかな夕頃の街角。
美しい女性の手がすっと伸びてきて
私の髪をまとめる。>>1:224
それはまるで映画のワンシーンのようで
ゆっくりと蘇る。


いつもしていることをされるのは、くすぐったいような、恥ずかしいようなそんな気持ち。]
(6) 2020/05/16(Sat) 0:54:28

【人】 星読博士見習 ハニエル

−前日 夜・ゆきのや前にて−


[快活そうな男は、
気さくな調子でそうハニエル話しかけてきた>>1:293]

「こんばんは。いい夜だな。ゆきのやに入らないのかい?」

[催促混じりの問いかけに、暫し意図を掴めずにいたが、どうやら自分は店の入り口で足を止めていたらしい。

というのも、彼をどこかで見たような気がして…
しかし中々思い出せず、
自分の記憶の引き出しと格闘していたせいで、
そっちに気を取られていたらしい。

思えば男性の方も、ハニエルの顔をまじまじと見ながら思案している様子。

思い切って、聞いてみようか。]


もしかして、以前どこかでお会いしました?


[言いながら、店に足を踏み入れる。

彼がイエスと言えば、共に買い物を済ませるだろう。
そして、もし彼が許すのなら、店を出た後の道すがら、思い出話のいくつかでも出来たらいいな。
そんな事を考えた。]*
(7) 2020/05/16(Sat) 0:54:36

【人】 騎士団第2分隊隊長 スカーレット・アルジャン

−朝市で買い物でも−

はぁ……疲れる。

[朝から、スカーレットは息を切らして
市場までたどり着いていた。
使用人たちから逃げるのは、お手の物。
思い返せば、昨日帰宅した時の両親のあの発言。

"明日は、アルジャン家次期当主として、挨拶にいくよ"]

最低限あぁいうことは、1週間前から言うべきでしょ……
大体……あぁ言ったってことは、当然……


["アルジャン家次期当主"ということは、
騎士服では許されない。
正装を求められる。手入れを怠ったとは思っていないが、
もう少ししっかり手入れをしていたはず。
朝から柑橘系を食べるのはよくないから、
いちごをひとかご買って、家へと帰ろうか。

いくつか、いちごを食べて、
ため息をつきながら歩いていると、
昨日の青年がいるような。>>2
この近くに住んでいるのだろうか。]

おはよう、また会ったね。*
(8) 2020/05/16(Sat) 0:57:02

【人】 踊り子 マチ

─ 街中へ ─

[今日も夕頃には舞台があるけれど、それまで祭典を楽しもう。
お目当ては
リアムとリナが昨日の午前中に行ったという娯楽店。

2人は一生懸命話していたけれど、どういう遊びかはちょっとハテナ。でもとてもおすすめらしい。
きっとたくさんお店は出てるから、何か
できたら良いな。


そう言えば、昨日仕立て屋さんへ向かう途中で
、ちょっと不慣れな>>0:25
様子の青年がいたことを思い出した。>>1:101

彼は祭りを楽しんでるかなと考えながら、家を出た。*]
(9) 2020/05/16(Sat) 1:04:18

【人】 調香師見習 ノア

─回想 一日目夜:レインツリーの丘─

[相手が誰であっても敬称をつけるのは
師匠譲りの所為だけれど、
愛称でひとを呼ぶこと自体、
この国に来てから初めてのことだった。>>1:290
そして、おそらく、記憶にないけれど、
生まれて初めてなのだろうと思う。
なので、愛称+敬称が、一般的におかしな呼び方に
なるということを想像することも
私は出来ていなかった。]





[距離を寄せるレッタさんの気配。
星空の世界を説明するレッタさんの綺麗な声が近くなった
のがわかった。

星の光の届かない瞳が見上げる闇の一片に、
彼女が指差し教えてくれた瞬きが頭の中、灯っていく。
彼女が伸ばす手になぞって、私もそっと何もない
虚空に手を伸ばした。>>1:291
(10) 2020/05/16(Sat) 1:05:36

【人】 調香師見習 ノア


ここにあるのですね……


[一片が二欠片に、二欠片が三欠片にと広がっていく。

星降る夜が訪れる度、感じていた孤独を思う。
夜が明ければ必ず、陽が射すことを知っていても、
振り払うことは出来なくて。

わからないのにわかっていた。

記憶と共に世界を闇に閉ざして、
そうしなければ生きていけなかったこと。


師匠はずっと、
隠した扉を開かないようにしてくれていたこと。
思い出さないようにしてくれていること。

わかっていた。]


………っ


[私は、なんて恩知らずなのだろう。
何も出来ない、何も出来ていない。
あんなに望まれている“幸せ”が
“運命の人”が誰かもわからない。*]
(11) 2020/05/16(Sat) 1:06:14

【人】 騎士団第2分隊隊長 スカーレット・アルジャン

−回想:丘の上・ノアと−

  [星の説明をしていると、隣の彼女は手を伸ばした。
 掴もうとしたのだろか。
 彼女の真意は分からないが、星座の話をしながら、
 彼女の手を優しく包んでもう少し説明をしよう。]


 とまぁ、私がわかる範囲ではこれくらい、かな。
 疲れてしまったよね?
 話に付き合ってくれて、ありがとう。

 [なんとなく、彼女の表情に陰りが見えてしまった。
 何か、嫌なものを思い浮かべてしまったような。
 だから、一旦星の話は終わりにして、
 スカーレットの話をするとしよう。]

 私はね、自分の運命を自分で変えたんだ。
 次期当主としての、自分が想像できなくて、
 騎士団に入った。
 最初は、馴染めなくてやめてしまおうかと思った。

 でも、入団式の時に見た小さな王女のことを思い出すと、
 自力で会えるようになるまで辞めない。
 なんてことを考えてたら、今の階位まで来た。
 
 まぁ……その間に、友人たちは伴侶を見つけて、
 幸せそうにしているけれど、今だに私はその風景を
 思い浮かべることができないの。
(12) 2020/05/16(Sat) 1:25:13

【人】 詐欺師 アダム



  ―― 二日目、朝 ――



[ 窓から差し込む日差しと、
  朝告げ鳥の囀りに包まれながら
  鏡の中で、女が悠然と微笑んでいる。

  頬と唇に紅を差し。
  長い髪は、少し高い所で一つに結い上げて。
  スカートは裾があまり広がらぬものを。
  日除けに、リボンのついた白いボンネットを被った。

  いつかの貴族令嬢を模した豪奢なドレスは
  トランクケースの中にしまってある。

  今日は“仕事”ではないのだし。
  国を渡るには、あれは動きにくい。 ]
  
(13) 2020/05/16(Sat) 1:30:20

【人】 詐欺師 アダム


[ 直ぐ発てるように、
  宿のチェック・アウトは既に済ませた。
  トランクだけはロビーに預けて
  身軽な格好で、宿の外に出る。

  清涼な朝の空気を、胸いっぱいに吸い込んで。
  最後になるブーヨプスキュリテの景色を、
  目に焼き付けるように。
 
  アダムは待ち合わせ場所までの道を
  ゆっくりと歩いた。 ]**
 
(14) 2020/05/16(Sat) 1:30:34

【人】 騎士団第2分隊隊長 スカーレット・アルジャン

 [そしたら、恋人もなしで今の今なんだけど。
 なんて少し茶目っ気を見せて、ノアに話そう。

 スカーレット自身、恋人も伴侶も欲していない。
 アルジャン家は、いつか今は幼いいとこに渡せばいい。
 そんなことさえ、スカーレットは考えている。]

 星の導きがあるなら、多分私は……
 次期国王陛下と、王妃の幸せを
 その近くで見ることじゃないかなって。
 団長まで、上り詰めることで、
 それは達成できる。……なんて、
 夢物語に近いことを今は考えてるの。

 [自分語りをしてしまった。
 柄にもないことをしたな、なんて。
 でも、本人の幸せは、本人にしかわからない。
 スカーレットは、王族とともに幸せがある。
 今のところ、それで完結しているようだ。
 ノアは、どうなのだろう。
 お悩み相談なんて、大層なものはできないけれど、
 話してくれるなら、静かに聞こう。*]
(15) 2020/05/16(Sat) 1:31:01

【人】 男装の騎士 イヴ

[イヴは昨日の孤児院でのマチ姉とのやり取りを思い出して恥ずかしい気持ちになっていた]

(今日、会えたとしたらどんな顔をすれば…)

ー回想:孤児院にてマチ姉と手を…?ー>>1:305

「もーなに?聞こえないよー」

[イヴは聞こえていなかったことに良かったと思う気持ちと素直になれない自分に残念な気持ちで複雑だった

本当に小さく切られたたこ焼きは美味しかったし、物足りなくも感じたのでイヴはきっと明日たこ焼きを買いに行くだろう。

いい天気だ。星が綺麗に見える。マチ姉は子供たちと手をつなぎ、そしてイヴとも手を繋いだ。
それは、どちらが手を伸ばしたのか。
イヴはドキドキしてマチ姉と別れるまでの記憶が曖昧だ。

ただ、孤児院にお菓子をくれた優しいジゼルちゃんにお礼を言わなければと思っていたことも>>1:299 考えていたことは覚えている。
それに、たこ焼きに今度こそ賄賂(手土産)のお菓子を買いにゆきのやに行くことも覚えている。]

(さて、まずはどこから行こうか)

[そして、イヴは宿舎を出てどこからでも行ける大通りに出た]*
(16) 2020/05/16(Sat) 1:32:59
男装の騎士 イヴは、メモを貼った。
(a3) 2020/05/16(Sat) 1:35:04

(a4) 2020/05/16(Sat) 1:35:08

詐欺師 アダムは、メモを貼った。
(a5) 2020/05/16(Sat) 1:36:14

【人】 調香師見習 ノア



…演出、ですか……?


[内緒話をするかのように人差し指を口にあてて、
道化師さんの言いたいことはわかるような
わからないような。

要領を得ないままに、彼の、
今は星空をという言葉に頷けば、
レッタさんの隣に腰を下ろし、
星空を見上げた。>>1:294

少しすると草の上、寝転んだような音。]


道化師さんにもよく見えますか?


[声をかけるでもなくそう言って、
ゆるやかに過ぎていく時間を
どれくらいそのようにして過ごしていただろう。

気付けば、タナバタ祭りの一日目の夜は
終ろうとしていた。*]
(17) 2020/05/16(Sat) 1:36:34

【人】 騎士団第2分隊隊長 スカーレット・アルジャン

−少し先・街中−

サボるかぁ…
さすがに、サボったら……

 [多分、青年と分かれたくらい。
 いちごを全部食べてしまって、家に帰りたくないの
 気持ちが更にこみ上げてくる。
 そんなことを悶々と考えていれば、
 部下たちに出会う。

 "今日、いきなり休みになってますね?!"
 
"今日は隊長と一緒に仕事できるって思ってたのに!"


 出会ったらすぐにこれだ。
 本来ならば、今日は騎士団第2分隊は隊全員で
 国王と王妃に謁見をしなければいけなかった。
 故に、休めるはずもなかった。
 な の に」

 両親に、次期当主として謁見をするようにと言われてね。
 私抜きにはなるが、品位を落とさないように。

 [部下たちは、口々に嫌がる。
 そして、噂話として聞いた話を聞かされる。

 昨日、怪しげな男が鳩を出した、と。

 詳しく話を聞くと、道化のような男に話を聞こうとしたら、
 手品で鳩を出し、その間に行方をくらませたと]
(18) 2020/05/16(Sat) 1:45:32

【人】 騎士団第2分隊隊長 スカーレット・アルジャン

 それは……もし見つけたら、捕まえていい。
 怪しい行動をしていたら、に限るけれど。

  [厄介事を、増やされたような気がする。
 休みだというのに、のしかかる仕事。
 まぁ、ほかの隊も巡回しているし、
 自分の隊の人間がその人間に当たるとはあまり思っていない。]

 それとも、今日はアルジャン家の護衛として
 ついてくる?

  [冗談を言ったはずなのに、そこにいる隊員たちは
 目を輝かせているような。]

 いや、君たち?仕事をしなさい。

  [ "隊長の貴重な正装が見たいです!!"
"絶対綺麗ですって!!"

"滅多に見れないものなのに!!!"

  見世物ではないのだが、と軽いひと蹴りをそれぞれに
  お見舞いしておこうか。]

 とにかく、仕事をしなさい。

  [巡回だけが仕事ではない。
 城に行ったらそれはそれで仕事が振り分けられる。
 そこまで馬鹿な隊員はいないだろうと思い、
 諦めて帰路につこうか。その間に、
 誰かに会うかもしれないけれど。
 時間に余裕はあるから、問題ない。*]
(19) 2020/05/16(Sat) 2:08:56
(a6) 2020/05/16(Sat) 2:11:50

【人】 機関設計士 スタンレー

ー回想:ゆきのやー
[「もしかして、以前どこかでお会いしました?」
青年に尋ねられる。]

「俺もそんな気がしていたんだよな。[ふむ、と腕を組み、右手を顎に乗せる。]
俺は、国鉄に勤める機関設計士のブルー・スタンレーと言うが、君を王宮で見かけたことがある。
確か…、研究室の前かな?」

[二人は、ゆきのやに足を踏み入れる。相変わらず盛況な様子。ユキムラの姿は見えない。]
(20) 2020/05/16(Sat) 2:17:24

【人】 機関設計士 スタンレー

ー回想:スタンレーの故郷ー
[スタンレーの家族は、ブーヨプキュリテ国の端の端、湖の綺麗な田舎に、健やかに住んでいる。
スタンレーはその小さな町の生まれだ。
スタンレーには10歳下の弟がいる。ちょうどハニエルと同じくらいだ。
ハニエルと話すと、弟を思い出すので、なんだかほっとけない、微笑ましい気持ちになるのだった。]*
(21) 2020/05/16(Sat) 2:17:46

【人】 調香師見習 ノア

─回想 一日目夜:レインツリーの丘─

[宙に伸ばした手がそっと包まれる。
柔らかく優しい温もり。
一通りの説明が終わってからも
レッタさんは私を気遣ってくれた。>>12


…いいえ、私のほうこそ。
教えてくれて、ありがとうございました、
レッタさん。


[私はレッタさんにこれ以上心配させないよう
努めて微笑んで見せたけれど、察しの良い彼女には
通じなかったのだろう。

この後に語られた、まるで私の心の内に応えるような
彼女の話から、それがわかった。]


運命を変えた……


[騎士団に入った理由、辞めずにここまで来られた訳、
その間に周囲の人達は伴侶を見つけて
“幸せ”になっていったこと。
恋人がいない今を遊び心に打ち明けるレッタさんは
それらを望んでいないという。]
(22) 2020/05/16(Sat) 5:42:20

【人】 調香師見習 ノア


国王陛下と王妃様の幸せを見守ることが
レッタさんの運命ということですか?
それがレッタさんの幸せで、
そのために頑張っている……


[聞いていると、聞けば聞く程、師匠が重なって>>15
知らず胸にあてていた手がドレスの布に皺を寄せる。

師匠が私のことをレッタさんと同じように
考えているなら…私は、どうしたらいいのだろう。
ずっと、見守っていてくれるひとに
大切にしてくれたひとに応えたいのに、]


…私は、私の幸せがわかりません……


[私だって、このまま今のまま、
ずっと居られるなんて思っていない。
師匠があれほど言うのだもの、根拠があるのだと思う。

一度だけ、聞いたことがある。
師匠が、私の運命のひとということはないのかって。]
(23) 2020/05/16(Sat) 5:42:23

【人】 調香師見習 ノア



『…………雛の刷り込みですよ。』



[師匠は言った。
最初、驚きに詰まった顔はすぐに苦笑に崩れて、
この国に来たばかりの、今よりももっともっと、
何もわからなかった頃の話。]


『今のノアさんには私しか居ないから、
そんな風に思うのです。

けれど、ノアさんが私に対して思う感情は
子供が親に抱くものと同じもの。

いつか、わかります。』
   
(24) 2020/05/16(Sat) 5:42:26

【人】 調香師見習 ノア



   ───大丈夫、ちゃんと出逢えますから。 


                         
(25) 2020/05/16(Sat) 5:42:28

【人】 調香師見習 ノア


……夢物語ではないと思いますが
夢物語でも、心に確かなものがあるレッタさんは
素敵だと思います。


[私には何もない。
あるものは全部、師匠に与えられたものばかり。
感謝しても、しきれなくて。

唯一、お返し出来ることがあるのに、
それもわからなくて。

不安で、寂しくて、]


…師匠に私…、困らせるようなこと、
言ってしまいました……


[話の終わり、小さく小さく打ち明けた。*]
(26) 2020/05/16(Sat) 5:42:31

【人】 平騎士 バジル・クレソン

─ 前日:たこやき ─

[小さくて丸い。タコに似た形をした
 全く別の食べ物だろうか。
 このたい焼きのように>>4

 話に想像を膨らませ、彼女と二人歩く。
 辿り着いたたこ焼き屋はなるほど
 小さくて丸いものを焼いていた。

 購入すれば、二人でベンチに座る。
 ほかほかと温かな湯気を出すたこ焼きは
 ソースと青のりのおかげかとても美味しそう。]

  うん、わかった。

[忠告に素直に頷いて>>5
 ひとつ、爪楊枝に刺して目の前に持っていく。
 そうして口に入れようか、というところ。

 隣から大きな声がしてびくっ、と肩を揺らした。]
(27) 2020/05/16(Sat) 7:18:04

【人】 平騎士 バジル・クレソン


  わ、大丈夫!?

[今までの彼女からは信じられない声量。
 そこから、とても熱かったということが伝わる。
 慌てて一緒に購入した自分のお茶を渡そうと
 コップを持てば彼女に差し出す。]

  忠告したのに忘れて食べちゃうなんて
  なにか考え事でもしてたの?

[おっちょこちょいなところに笑いながら、
 心配げに眉を下げながら
 自分はゆっくりとたこ焼きを口に入れる。]

  ん、あつっ

[確かに熱い。
 はふはふと口の中で転がしながら
 それでも味わって食べて。
 
 美味しさに次のたこ焼きに手を伸ばしながら
 数個食べてからたこが中に入っていること気がついた。*]
(28) 2020/05/16(Sat) 7:18:14

【人】 平騎士 バジル・クレソン

─ 朝のこと、散歩の途中 ─

[朝の空気は澄んで清々しい。
 空は高く、雲は流れて。
 日が昇るのに合わせて様々に色を変える。]

  あ、お姉さん。 おはよう。
  
[声を掛けられ、空を見上げていた顔を前に向ける。
 そこには一昨日食事を共にした女性がいた。]

  それ市場の?もう売ってるんだ。
  美味しそうな苺だね。

[籠の中に入っている苺は赤く、
 宝石のように太陽を反射している。

 新鮮で瑞々しいことが伝わって
 自分もなにか買おうかな、と。
 そんな気持ちにさせた。*]
(29) 2020/05/16(Sat) 7:36:17
平騎士 バジル・クレソンは、メモを貼った。
(a7) 2020/05/16(Sat) 7:38:35

【人】 無口な使用人 ジゼル

─ タコヤキの回想─


  わ、大丈夫!?


[ 慌てて自分のお茶を渡してくれるクレソンさん、本当になんて気の回る人なのだろう。]


(…恥ずかしくて死んでしまいそう…)


[ 受け取ったお茶をゴクリと飲み込んで、涙目で顔を上げた。ふと、スタンレーさんが涙目になっていた日のことが頭に浮かんだ>>0:35


それにしても、ひどい顔をしていたことだろう。
熱い食べ物を食べた時はだいたいひどい顔になると思うけれど、


…あのお姫様は、そんなこと無いかしらね、きっと。]


お茶を、ありがとうございました、熱さで、死んでしまうところでした



と泣き笑いでお礼を言う。]
(30) 2020/05/16(Sat) 8:55:28

【人】 無口な使用人 ジゼル


[ それから大きな声で驚かせてしまったことのお詫びも。]


大きな声を出してしまってごめんなさい
いつもはこんな声は出ないのですけど、今日は朝から、声が出やすい気がするのです



[ あなたのおかげかもしれません、とは言えなかったけれど、

タナバタのおかげでしょうか、なんて言ってみた気がする。


クレソンさんはタコヤキを、気に入ってくれただろうか。]
(31) 2020/05/16(Sat) 8:59:38

【人】 無口な使用人 ジゼル

  
 クレソンさんとの別れ際 
  


[ タコヤキを食べている(次からはとても注意して食べた)時間はとっても楽しかったけれど、食べ終わるまでさほど時間はかからず。

別れ際に私は紙袋から新しい金平糖を取り出した。


他の人に渡す分を、先にクレソンさんに渡しちゃおう!
誰の分を?と少し考えて]


(旦那様、奥様、ごめんなさい!
明日、新しいもの買ってきますから!)

と心の中で謝った。



道案内のお礼です
どうかよいタナバタになりますように




[ と言いながら渡したら、クレソンさんは受け取ってくれただろうか。



ずいぶん楽しい時間を過ごしてしまった、丘に行くのは明日にしよう、とさもすればスキップしそうな足を宥めてクレソンさんの背中を見送った。]*
(32) 2020/05/16(Sat) 9:05:46
無口な使用人 ジゼルは、メモを貼った。
(a8) 2020/05/16(Sat) 9:09:13

【人】 異国の道化師 マッド・リヒター

ー 2日目の朝、朝市の人混みにて ー

[ふぅ、と伸びをした腕が通行人に当たる。その度、彼は「失礼」と通行人一人一人に向き直って帽子の鍔を軽く下げお辞儀する。昨日職質を受ける前と変わらず、人通りが多い中をふらふらと歩いていた。装飾がその度またジャラジャラと音を発てて揺れる。]

[昨夜、満天の星空の下の出来事を思い出す。>>17ノアには目線も合わせず手を軽く振って見せたのが最後だ。その後はアルジャンの娘と景色を楽しむ事ができていたのだろう。アルジャンの娘の声色から気が緩んでいたのは感じた>>15。時の流れとは、儚いが、何故こうも美しさを鮮やかな景色と共に留めるのか。]
(33) 2020/05/16(Sat) 10:58:22

【人】 異国の道化師 マッド・リヒター

[さて、昨夜アルジャンの娘はマッドの気配を察知しながら何事にも行動しなかった。であれば下々の騎士共にもそれが共通の認識となっているであろう(>>18 >>19)。で、あれば、彼はこの国より面倒な事も無く旅鳥の如く徒然なるままに抜け出す事ができるだろう。日が落ちる迄には姿を晦まそう。]

ドンッ


[その様に考えていた矢先、かのアルジャンと同じ銀色の髪の『青年』とぶつかった。長身で締まった腕ではあるが何処か柔らか味もある。彼より少し高い長身に、マッドは帽子の鍔を少し上げ挨拶する。]

おっと、失礼。不注意でした。>>16

[青年……否、女性か?そして騎士団第二分隊の騎士装束。今は手配書に上がっていない状態だとは感じているが、あまり好んで関わっていきたい業種でも無い。そろりと目線を進行方向にズラし、何食わぬ顔で歩き出そうとした。*]
(34) 2020/05/16(Sat) 10:58:37
(a9) 2020/05/16(Sat) 11:12:18

仕立て屋 アルジャーノンは、メモを貼った。
(a10) 2020/05/16(Sat) 11:22:37

少女 ルーシュは、メモを貼った。
(a11) 2020/05/16(Sat) 11:59:25

【人】 星読博士見習 ハニエル

−前日 夜・ゆきのや前にて−


[やはり、その男は自分を知っていた。]


へぇ、研究室…。


[王族専属の研究員のみに入ることが許される、最先端の研究機関、"ベクルックス研究室"。
ハニエルも入る事は許されていない。]


研究室なら、よく先輩の実験道具運びに駆り出されては、扉の前で待ちぼうけを食ってます。
…あぁ、僕、星読見習なんですけどね。

そういえば、その時にお話をしたかな。
高名な技師さんですよね、スタンレーさん。
(35) 2020/05/16(Sat) 12:24:58

【人】 星読博士見習 ハニエル

−前日 夜・道中にて−


[彼とともに買い物を済ませつつ、
とりとめのない話に花を咲かせる。

自分より年齢も体格も一回り上の彼と並ぶと、
故郷の兄貴ともよくこうして夜道を歩いたな、と思い出した。

スタンレーとは少し会話を交わしただけというのに、変な話だ。
ここ数日、男性と話すことがなかったから、
余計親しみを感じたのかもしれない。

街中に出ると、昨日よりもカップルが増えているような。
皆楽しそうに笑いながら、自分たちの時を楽しんでいるようで。

つと寂しさが込み上げる。

−−兄貴は、こうやって歩きながら、恋愛の話を教えてくれたっけ。
「お前にはまだ早いけどな」と笑いながら…]


スタンレーさんには今、
想ってる方がいらっしゃるのですか?


[いつしかそう口にしていた。

久しぶりに男性と話し、所謂「メンズトーク」なるものをしたくなったのだろうか。]
(36) 2020/05/16(Sat) 12:33:22

【人】 星読博士見習 ハニエル

[でもこんな話題、今まで自分からした事なんてなかったのに。


−−なぜだろう、お伽話なんて下らないと思っていたのに。
運命の首飾りと、それに付随する伝説など、
つまらないと思っていたのに。

たとえ、首飾りや運命の人に出会ってなくとも、
ひとたびこのタナバタの空気感に触れれば、
まことのように思えてくるのだ。

この二日間は、
偶然丘の上で会ったノアやジゼル、
道端で会ったスカーレットと、
親しく話すことができた。

この祭りは、人との距離を近付けてくれる。]*
(37) 2020/05/16(Sat) 12:33:41
星読博士見習 ハニエルは、メモを貼った。
(a12) 2020/05/16(Sat) 12:37:45

星読博士見習 ハニエルは、メモを貼った。
(a13) 2020/05/16(Sat) 12:40:21

【人】 騎士団第2分隊隊長 スカーレット・アルジャン

−回想:丘の上・ノアと−

なんとなく、だけどね。
ユウェル王女とは随分仲良くなっているから、
殿下と、新しい人生を歩み始めた、
私のレディのことを支えたほうが、
今の私は幸せを感じると思って。

[殿下がこの国に来てから、更にその気持ちは
高まったような気がしている。
王女が恋い焦がれていた相手というのは、
本当に、素敵な人物だった。
優しく、王女を深く愛し、謙虚である。
他国から来た次期国王と奇異の目で
見られていたが、すぐに馴染んできている。

すると、彼女は自分の幸せが何かわからないと言い出す。
手に持っている服が、何を意図しているのか
スカーレットにはわからない。
でも、縛られているのなら、それは良くない。
服というものは、簡単にその人を縛ることが
できる不思議なものだから。
そう思って、また話し始めよう。]
(38) 2020/05/16(Sat) 13:00:03

【人】 騎士団第2分隊隊長 スカーレット・アルジャン


私もね、騎士団に入る前に社交界で、
いろんな人に出会った。
恋に落ちることはなかったけれど。
同性の友人たちは、彼女たちの幸せを、
そこで見つけた。

私は、そうでもなかった。
だから、貴女も……人に会って、話をして、
もしかしたら違和感を感じるかもしれない。
それなら、その違和感をどこから感じているのか、
考えてみたらどう?
人と会うこと?それとも、人と話すこと?
それとも…相手を恋愛対象としてみること?
どこかで、もやっとするものがあるんだと思うよ。

[絶対にお節介をやいた。
そう思い、一旦口を閉じよう。
彼女の次のアクションがあるだろうと信じて。]
(39) 2020/05/16(Sat) 13:01:03

【人】 騎士団第2分隊隊長 スカーレット・アルジャン


[星は、彼女たちを気にすることなく、
輝き続けている。
近くにいる男も、特に気にする必要もなさそう。
そう思っていると、彼女の口が開いた。


“師匠を困らせることを言ってしまった”


何を言ってしまったのか。
どうして言ってしまったのか

今、後悔しているのか

聞きたいことは沢山あるが、
今は彼女が話してくれることに、
耳を傾けよう。*]
(40) 2020/05/16(Sat) 13:01:22

【人】 平騎士 バジル・クレソン

─ 回想:美味しかったたこやき ─

[見上げてきた潤んだ青い瞳は
 水の膜によってきらきらと星のように輝く>>30
 状況も忘れて綺麗だな、と一瞬考えが過ぎって
 掛けられる言葉にぱちりと目を瞬く。]

  死んでしまうって、大袈裟だなぁ。

[くすくすと込み上げるまま笑って。]

  そうなの?
  それならタナバタに感謝しなくちゃ。
  綺麗な声を聞かせてくれてありがとう、って。

[そう言えばたこやきをまた頬張る>>31

 ふわふわした生地とソースが絡み合って
 また次のたこやきに爪楊枝を刺した。]
(41) 2020/05/16(Sat) 13:15:18

【人】 平騎士 バジル・クレソン

 
[味わって食べていたけれど
 数が元々多い訳でもない。

 少しの雑談をしながら、
 けれど程なく食べ終わるだろう]

  あ、ゆきのやの金平糖!

[紙袋から取り出されたそれに思わず反応すれば
 未だつけている犬耳もぴんと立ち上がる。]

  え、そんないいのに。

  ……でも、そうだな。
  折角だから貰うね、ありがとう。

[くれるというのなら遠慮するのも返って良くない。
 
 金平糖を受け取れば嬉しそうに笑って
 それじゃあ、と立ち上がる。]
(42) 2020/05/16(Sat) 13:15:42

【人】 平騎士 バジル・クレソン


  ジゼルも良いタナバタを!

[また彼女とはどこかで会える気がした。
 その時は今度は自分から、何かプレゼント出来たらいい。

 そんなことを思いつつ、
 手を上にあげて手を振って
 そろそろ巡回も終わり、
 詰所の方へと歩いていった*]
(43) 2020/05/16(Sat) 13:16:31
平騎士 バジル・クレソンは、メモを貼った。
(a14) 2020/05/16(Sat) 13:17:27

【人】 騎士団第2分隊隊長 スカーレット・アルジャン

−街中・青年と−

店主に少々無理を言って、
店を開く前に買わせてもらったんだ。
家で育っている苺はまだ完全に熟れてないからね。

[まだ店が開くには少し早い。>>29
時間があるようでないから、
馴染みの店に無理を言った。]

朝から…………

[仕事かと思ったが、よく見てみると
服装が違う。誰かと会うのだろう]
(44) 2020/05/16(Sat) 13:18:36

【人】 機関設計士 スタンレー

ー前日 夜:ゆきのや前にてー
>>35 ハニエル
「ハハッ、あの時は待ちぼうけを食らってたんだな。」
[嫌味な笑いではなかった。待ちぼうけを食らう姿のハニエルが、何だか可愛く思えたのだ。]

「「星読」って、俺には聞き慣れない言葉だが、どんなことをするんだ?」
(45) 2020/05/16(Sat) 13:22:00

【人】 騎士団第2分隊隊長 スカーレット・アルジャン

[確信犯ではある。
部下や同僚にも私服で会えばこう言っていた。
大体の人間は、顔を赤くする。
まぁ、それは他人から耳元で囁かれるという
行動のせいであって、内容のせいではない。]


私も、本来なら家に帰って、
拘束されなければいけないんだけど、
帰りたくなくて朝から降りてきたんだ。


[もう少し活気に溢れてきたら、
家に戻ろうと思っているのだけれど。
なんていいながら、苺を食もう。
良ければどう?とひとつくらい、
彼に渡そうか。美味しく甘酸っぱい苺を*]
(46) 2020/05/16(Sat) 13:23:33

【人】 機関設計士 スタンレー

−前日 夜・道中にて−
[ゆきのやで買い物を済ませ、道中を歩く。

ハニエルは、街中のカップルを気にしている様子だったが、>>36
スタンレーは、ハニエルの様子には気付かず、カップルの存在にもあまり気にしてなかった た。(鈍感である!)]

[「スタンレーさんには今、想ってる方がいらっしゃるのですか?」
唐突な質問に、口に飲み物を含んでいたら噴き出していたろう勢いで、内心驚いた。
それでも、真剣なハニエルの表情を見て、誤魔化すのは失礼だと、スタンレーも真剣に答えることにする。]

「一緒に居て心地いい人はいるかな」

[マチの顔が頭をよぎり、スタンレーは自然も優しい笑みを浮かべた。]

「ハニエルはどうなんだ?」*
(47) 2020/05/16(Sat) 13:23:37
機関設計士 スタンレーは、メモを貼った。
(a15) 2020/05/16(Sat) 13:25:50

スタンレーは、>>47 訂正「自然も」→「自然に」
(a16) 2020/05/16(Sat) 13:26:21

(a17) 2020/05/16(Sat) 13:27:13

(a18) 2020/05/16(Sat) 13:28:12

【人】 星読博士見習 ハニエル

−前日 夜・道中にてスタンレーと−


[ゆきのやから出た後、彼とは色々な話をした。]


星読の仕事ですか…。
水盆に星の光を映し、その動きを読み解きます。
そして時間を知ったり、地図を作成します。

また、妙な星の動きがあれば、吉兆か凶兆かの判断を下したり。
時報を報せる鐘、あるじゃないですか。
あれも、いつ鳴らすかの判断は星読の計測によるものなんですよ。


[スタンレーに星読の仕事を訊かれ、>>45
こんな話もしただろうか。]
(48) 2020/05/16(Sat) 14:25:30

【人】 星読博士見習 ハニエル

[恋人たちがひしめく夜の街中で、
スタンレーと共に、家路を辿る。

(スタンレーも、もし恋人がいるならその人と歩きたいんじゃないかな。)

そう思って彼の表情を窺うが、
彼はさして気にも留めない風に、
あいかわらず快活な様子で街を闊歩していた。]


「一緒にいて居心地の良い人はいるかな」


[「想い人はいるのか」とハニエルが問うと、
スタンレーはそう言って破顔した。>>47]


へぇ、ていう事はまだ、という事なのかな。
その人と祭りを楽しむ約束などは?
(49) 2020/05/16(Sat) 14:26:24

【人】 星読博士見習 ハニエル

…えっと…。僕の話、ですか?>>47


[虚を衝かれ、一瞬言葉に詰まる。]


えぇと、僕、女性と二人で話すことなんて今まで全然なくて、でも別にそれが寂しいとすら思わなかったんです。

でもタナバタのお陰なのか、ここ何日かは色んな出会いがありました。
それをきっかけに、これからは色んな人を知りたいと思って…それで……。


[答えにならない、取り留めのない事を言ってしまう
自分に想い人がいるのか、いないのか。
それが誰なのか。分からなくなっていて。]


もうすぐ星読見習の宿舎である。
スタンレーは、どっちの方向に帰るのだろうか。

そして、]


(明日こそディアスを訪ねよう。)


[なんの脈絡もなく、そう思う。
唐突にノアの寂しげな笑顔が思い出されたのだった。
そしてそれは脳裏に貼り付き、しばらく離れてくれなかった。]*
(50) 2020/05/16(Sat) 14:28:52

【人】 平騎士 バジル・クレソン

─ 早朝:お姉さんと ─

  無理を言ったって、自分を貫く人だなぁ。
  まあ、お店の人が納得してるのならいいけど

[家のものが熟れていないから、と
 人に無理を敷いたことを悪びれない様子に
 もしかしたら上流階級の人なのかな、なんて
 そう思うのは偏見だろうか>>44

 彼らは時に、無意識に。
 自分の思うままに動いて
 他者を鑑みないところがある。
 
 勿論、店主が近しいもので、甘えてみただけ。
 そういう可能性もある。
 自分は彼女について、知らないことが多い。]
(51) 2020/05/16(Sat) 14:36:07

【人】 平騎士 バジル・クレソン


[すっ、と近づいてきた彼女。
 何かあるのだろうかと、逃げることなく見守っていれば

 「女性との待ち合わせか」
 そう耳元で囁かれた。]

  よくわかったね。
  なんでだろ?

[耳元で囁いた理由はわからないものの
 内容は大当たりだ。
 けれど、男ではなく女とわかったのは何故か。
 疑問に首を傾げる。]
(52) 2020/05/16(Sat) 14:36:23

【人】 平騎士 バジル・クレソン


["拘束"、"降りてきた"。
 やはり彼女はそこそこのお嬢様らしい>>46]

  待ってる人がいるんじゃないの?

  でも、拘束されるのなら
  帰りたく無くなるものなのかな。

[自分には上級階級の貴族の気持ちはわからない。
 彼ら彼女らはただ見上げる存在。

 けれど悩みだってあるのが当たり前で。
 大丈夫かなと、心配気に眉を寄せる。]
(53) 2020/05/16(Sat) 14:36:38

【人】 平騎士 バジル・クレソン


[苺をひとつ渡されたら、
 少し迷いながらも受け取ろう。

 口に含めば甘ずっぱい香りに包まれて
 やっぱりお店にいけそうだったり行こうと
 心に誓った。
 広告効果はあったかもしれない。*]
(54) 2020/05/16(Sat) 14:36:44

【人】 調香師見習 ノア

─回想 一日目夜:レインツリーの丘─


うん……


[夜空に浮かぶ星の息が聞こえそうな静寂に
レッタさんの声と私の声がささめく。>>38

レッタさんが幸せを望む王妃様は
出逢うべきひとに出逢えて、結ばれた。
だから、今年のタナバタ祭りは特別で、
師匠もいつも以上に張り切っていて、
誰もが楽し気で。

レッタさんの話、殿下はとても素敵な人で、
王妃様を愛しておられるという。]


…違和感……


[彼女の問いかけに考える。
私が感じでいる寂しさは、違和感なのだろうか。
視力のこともあるし、所謂普通のひととは
違うとは思っている。
でも、それはどうにかしたくても出来る事じゃなくて。


  <gray>───世界に気付き覚めないように深く深く記憶の底
(55) 2020/05/16(Sat) 15:29:11

【人】 調香師見習 ノア

[どんなに手を伸ばしても届かない。
零れそうな
の色は身体の不自由に対してではなくて。

幸せになるようにと言われるたび、
運命のひとに出逢えるようにって微笑まれるたびに
膨らんでいく切なさは   

どんなに思ったって違うんだって。

だから私も、師匠と同じ幸せを見たいのに。]


……私は家族を知らないから、覚えていないから


[ダンボールの中、
捨てられた猫のような気持ちになって。]


わかりたい………



[いつかはいつなんだろう。]
(56) 2020/05/16(Sat) 15:29:13

【人】 調香師見習 ノア


…そういうつもりじゃないってわかってるのに
止められなくて…


[経緯を話そうとしたその時>>40
風に乗って漂って来た香り。
私は弾かれたようにそちらに顔を向ける。]



『───…いつまで頭を冷やすつもりですか。』



[現れた影がレッタさんに会釈する。
私が帰ってこないから夕食も未だだと溜息をつきながらも
向けられる視線はいつもの優しいものだということが
離れていてもわかった。]


『この子がひとりではなくて安心しました。
有難うございます。』

 
(57) 2020/05/16(Sat) 15:29:24

【人】 調香師見習 ノア

[道化師さんが帰って、レッタさんとふたり。
話していた時間は私が考えていたよりも長かったらしく、
もう夜更け。
師匠の登場により、レッタさんとの話は
途切れて終わる形で幕を閉めることになった。
師匠に連れられて帰る前、私はレッタさんを振り返り
深々と頭を下げて、丘を下りた。*]
(58) 2020/05/16(Sat) 15:29:29

【人】 調香師見習 ノア

>>55続き


  
───世界に気付き覚めないように深く深く記憶の底
        優しい世界でこのまま生きていけるよう、
                師匠が施した禁忌 ]
*
(59) 2020/05/16(Sat) 15:33:47

【人】 無口な使用人 ジゼル

    
  
 タナバタ祭り2日目 
  



[ とうの昔に登り切ったらしい朝日に顔を照らされ、二日続けて朝寝坊したことを知る。

手早く身支度を整えて、昨日と同じように一人で自分のためのお茶入れた。]



    ジゼルも良いタナバタを!>>43



[ 夜が明けても、そう言って手を振って人混みに消えていったクレソンさんの笑顔を鮮明に思い出すことが出来て、嬉しかった。]


( 金平糖、受け取って貰えてよかった。)



[ また、会えるのだろうか。


被り物、被ってなくてもわかってもらえるかしら。


会えないかもしれない、そんな不安を、わざとそう考えて笑った。]*
(60) 2020/05/16(Sat) 15:37:41

【人】 踊り子 マチ

─ 街中にて ─

[朝から街は賑やかだった。

ゆっくりと歩く。

シュネーヴェ王国が出しているという娯楽店はどの辺にあるのかな。
子供たちが集まっていて、
私なんかが行ったらおかしいかも

お腹も空いてきたけれど、
とりあえずはどちらの方面に行けば良いか、誰かに聞いてみよう。

ふと、優しそうなお兄さんが見える。>>2

彼がこちらに気づいたら、私は娯楽店の方向を聞こうと思った。*]
(61) 2020/05/16(Sat) 15:38:23

【人】 無口な使用人 ジゼル


( 今日は、何をしようかしら…ゆきのやで、またひとつ金平糖を買わないといけないし。)


[ 思い返せばたった数日でいろんな人に出会ったし、いろんなことがあり過ぎた気がする。


この国に来てからは出来るだけ、人の影に隠れるように、なるべく目立たないように、そう生きてきたつもりだった。

使わなくなった喉は萎縮するのだ、と理解したのはどれくらい前だっただろう。

気づいた時にはすでにうまく言葉を発してくれなくなっていた喉にも、かえって都合が良いなとすら思うようにしていた。


  
  
 余計なことまで話さなくて済むから。


それが、この祭りの空気に街が包まれ出したころから、なんとなく声が出るようになっていることに、嬉しさとともに驚きと戸惑いの気持ちも隠せないでいた。]*
(62) 2020/05/16(Sat) 15:41:27
踊り子 マチは、メモを貼った。
(a19) 2020/05/16(Sat) 15:45:52

【人】 星読博士見習 ハニエル

−現在 朝・街から丘を通り過ぎて店へ−


[昨日は結局"ディアス"に行けなかった。
早めに店じまいをしてしまったらしい。

今日は早めに行ってみよう…ということで、
ハニエルは今、街を抜け、丘を通り、店へ向かっている。]


[昨日は"ゆきのや"で、金平糖を買った。
それと帰りがけにもう一つ、
やたらと甘い香りを放っている店を見つけ、
"チョコレート"なるものを買ってみた。

師匠がいると聞いているし、おそらく人気店だろうから、何人かで食べられるように、小粒のチョコレートが大きな平たい箱に敷き詰められたものを選んだ。

一昨日の夜、ジゼルに変に気を回された事を思い出し(>>0:169)「そんなつもりはないよ」という意思表示も込めて。

…と言っても、もしかしたらそれはハニエルの照れ隠しなのかも知れない。

まだ自分の気持ちが分からない彼>>50は、
この後、どんな人々と接し、何を思うのだろう。]


ごめんください。
昨日は結局来れなくって…。

[ディアスに着き、
そう言いながら店内にそろりと入る。
ノアは店にいるだろうか。]*
(63) 2020/05/16(Sat) 16:10:50

【人】 無口な使用人 ジゼル

  
 回想 
  



[ノアが、レオンハルトさんと喧嘩をして、行きどころなく彷徨っていたのを知っていたら。>>1:289


ジゼルは迷わず彼女を自宅へ案内して、温かい食事をともにしただろう。


ベッドを彼女に譲って(きっとノアは全力で遠慮するのだけれど、無理やりに押し込むのだ)、私はソファで横になる。


季節はタナバタ、今までは記憶がないけれどもしかしたら、恋の話なんかも出来たかもしれない。]*
(64) 2020/05/16(Sat) 16:11:33
無口な使用人 ジゼルは、メモを貼った。
(a20) 2020/05/16(Sat) 16:13:00

星読博士見習 ハニエルは、メモを貼った。
(a21) 2020/05/16(Sat) 16:15:44

【人】 平騎士 バジル・クレソン

─ 街中にて、黒髪の彼女と ─

[お姉さんと別れたあとか、
 それとも出会う前か>>8
 男は街中を見て回っていた。

 朝から働く人達は元気で生き生きとして。
 なんだかこちらまで力を貰えるよう。

 そんな風に思っていれば、視線を感じて。

 目を向けると、烏の濡れ羽根のように
 艶やかな黒髪をした女の子がいた。]
(65) 2020/05/16(Sat) 16:32:28

【人】 平騎士 バジル・クレソン

 
  おはよう。どうかした?

[彼女が近づいてきたのなら
 手を軽く挙げて挨拶をする。

 今日は騎士服を着ていないけれど
 困っている人がいるのなら助けたい性分だ。]

  シュネーヴェの娯楽店の大体は
  大通りの一本隣の道沿いにあるよ。

  この時間はまだどこも開いてないだろうから
  どこかでちょっと時間を潰すといいと思う。

[にこやかに笑いかけて
 知っていることを彼女に伝えた。]
(66) 2020/05/16(Sat) 16:32:45

【人】 平騎士 バジル・クレソン

 
[説明の間、彼女の顔を見ていたが
 どこかで見たような気がして。
 
 記憶を探っていれば、ふと思い出す。]

  その綺麗な黒髪。
  確か、踊り子の人だったよね。

  昨日仕事してたから見れなくて。
  今日はやってるのかな?

[確か夜にはキャンプファイヤーをして
 自由参加のダンスがあったと思うが
 その前の催しはどうだったか。

 やっていないのなら少し残念そうにして。
 やっているのなら今日一緒に過ごす予定の
 彼女と時間があれば見に行ってもいいかもれない。*]
(67) 2020/05/16(Sat) 16:33:16
平騎士 バジル・クレソンは、メモを貼った。
(a22) 2020/05/16(Sat) 16:36:16

平騎士 バジル・クレソンは、メモを貼った。
(a23) 2020/05/16(Sat) 16:37:31

攫われるプリンセス(村建て人)

王女より耳打ちがありましたので、
ご連絡いたします。


秘話を告白、恋人になってから、と
伝えていたが、それでは面白みに欠ける。
故に、いつでも使ってよいこととする。



皆様には、ご不便をおかけしていたようで、
大変申し訳ありません。
(#1) 2020/05/16(Sat) 17:00:07

(a24) 2020/05/16(Sat) 17:01:18

【人】 調香師見習 ノア

─ 回想 二日目朝 ─


……おはようございます。


[いつもの服に着替えて、キッチンに顔を出す。
今日は師匠も起きてきていて、ブレンド珈琲を飲んでいた。

不用意に出歩き裾を汚してしまったドレスはナミさんが
綺麗にしてくれて、乾かしているところらしい。]


…はい。


[眠れましたか、と問う師匠に頷く。
髪だけでも、昨日のように結いましょうと乗り気な
ナミさんを受けて、師匠が私に視線を向ける。
いつもなら、ナミさんより盛り上がるのに。]


……構いませんが……ぁ、なら、その
教えて貰えませんか?
ひとりでも出来るように。


[喜ぶナミさんに、それがいいと微笑む師匠。
少しだけほっとして、温かい食卓。
二日目のタナバタ祭りが始まろうとしていた。]
(68) 2020/05/16(Sat) 17:07:34

【人】 調香師見習 ノア

─ 調香店『ディアス』 ─


…今日はどうします?


[なんとはなしを装うよう気をつけて、
営業時間を師匠に確認する。
予め確認しておけば、心構えも出来るし、
もう、昨日のようなことは繰り返したくなかった。]


『…そうですね、その、お祭り用の商品が無くなったら
閉めましょうか。』


[ポプリの籠を見遣って師匠が応える。
サシェは残り数個、早ければ午前中に
売り切れてしまうかもしれなかった。]


『昨日はノアさんに託けましたが、本当は私が
お祭りを見に行きたいのです。』


[今年は特別ですから、と笑って、
奥のアトリエに向かう師匠。
通りに顔を向ければ、硝子の向こう、昨日に増して
お祭りに賑わう気配を感じる。
その時、声>>63とともに店のドアが開いた。]
(69) 2020/05/16(Sat) 17:07:37

【人】 調香師見習 ノア




…その声はハニエルさん、ですか?


[そっと店内に足を踏み入れる気配に、自然に顔を綻ばせて、
その傍まで近寄れば、改めて、いらっしゃいませ、
と彼を中へと迎え入れた。*]
(70) 2020/05/16(Sat) 17:07:40

【人】 踊り子 マチ

─ 街中にて ─

[彼はこちらに気づき、軽く声をかけてくれた。>>65

私は彼のところに行き、娯楽店の方向を聞く。
すると、親切に場所を教えてくれた。

彼の真っ直ぐな目を見ながら話していたら、
騎士服を着て見回りをしてる姿を思い出した。]


あ、騎士の方ですか?
お休みのところすみません……。
ありがとうございます。

私は踊り子のマチです。
今日も夕頃、広場の特設の舞台で舞を踊ります。
見に来ていただけると、とても嬉しいです。
(71) 2020/05/16(Sat) 17:12:04

【人】 踊り子 マチ

─ 街中にて ─

[今日は私服の騎士さんは、
大切な人と舞台を見に来てくれるのだろうか。
タナバナの祭典の最後の夜。
「星の飾り」を探したりするのだろうか。

気になって、
急に道を尋ねた私に、親切に答えてくれた厚意にも甘えて、
もうひとつ質問してしまった。]


「星の飾り」はあると思いますか?


[自分でもそんな質問をしてしまったことにびっくりした。*]
(72) 2020/05/16(Sat) 17:16:28

【人】 騎士団第2分隊隊長 スカーレット・アルジャン

−街中・青年と−

店主は、友人の奥さんだからね。
事情を話して、少し割り増しで物を売ってくれるよ。

[騎士の妻というだけでステータスにはなるが、
偶にこうやって商店を経営する人もいる。
数年来の友人なら、
スカーレットの事情もわかっているので
彼らが起きているときなら、
多少のワガママは通る。

耳元で囁いてみても、あんまり彼の反応は
変わりがなかった。

残念


そう呟きながら、なぜ分かったのか話そうか]

こうやって、騎士服ではない友人達に偶然会ったときに、
さっきみたいに囁くと面白い反応があったからね。
身なりでわかるものだよ、異性か同性か。
でも、軽率だったって思う。
気になる人?って聞けばよかったね。

[ごめんごめんと、首を傾げていた彼の肩を
ぽんぽんと叩く。待ってる人は、いないことはない。
拘束という言い方は語弊が少しあったような気がする]
(73) 2020/05/16(Sat) 18:09:37

【人】 平騎士 バジル・クレソン

─ 黒髪の彼女と ─

  ううん、気にしないで。
  何事も助け合いだよ。

  俺はバジル・クレソン。
  タイミングが合ったら見に行くね。

[名乗ってもらえたので名乗り返せば
 時間帯を聞いて頷く>>71

 踊りにはあまり詳しくないけれど、
 彼女の踊りはきっと美しいのだろう。]
(74) 2020/05/16(Sat) 18:16:34

【人】 騎士団第2分隊隊長 スカーレット・アルジャン


そうだね、今頃両親が
今か今かと私の帰りを待ち、
メイド達が私を着替えさせたくて
ウズウズしているだろうねぇ。

[いつもは、面倒で何もさせない。
今日に限っては、なんとも言えないが、
甘んじて受け入れなければいけないだろう]


本当は今日仕事だったから、
昨日の夜上司のところにいくのは大変だったよ。
酔っ払いになってる可能性があったからねぇ。

[くすくすと笑って、
無事に休みの連絡は入れられたんだけど、
と教えておこう。サボっていると思われても、
名誉的に、喜ばしくないから]

さて、私はあちらのほうに行くから、
そろそろお別れかな?

[指差す方には、自分の部下達がいる。
それと同じく、そちらのほうにはほかの露店が
徐々に開き始めているから、
どちらを指差したのか、彼はどう捉えただろう*]
(75) 2020/05/16(Sat) 18:16:45

【人】 平騎士 バジル・クレソン


  "星の飾り"?

[そういえば、宝箱に入った星の飾りが
 街のどこかに隠されている、という噂があったか。

 様々な場所を巡回しているものの
 未だに見たことがないそれは
 正直本当にあるかどうかわからない。

 けれど、きっとそれは大事ではない。]
(76) 2020/05/16(Sat) 18:16:51

【人】 平騎士 バジル・クレソン


  ある、……とは思ってる。
  この国の王族って、そういうの好きな気がするし。

  でも、多分あるかないかはどうでもいいんだと思う。

  その話を聞いた人が、
  誰か大切な人のことを考えること。
  
  それが一番の目的なのかなって。

[俺の考えだけど。 そう最後に笑って。

 自分の言葉は彼女の納得するものだったろうか。
 わからないけれど、きっと彼女にも
 大切な人がいるのだろう。*]
(77) 2020/05/16(Sat) 18:17:03

【人】 詐欺師 アダム


 ♪♬
    お星様 きらきら 金銀……
  
    五色の短冊 わたしが……

    ……空から、見てる ♫♩

(78) 2020/05/16(Sat) 18:23:00

【人】 詐欺師 アダム


[ 歩きながら口ずさむのは七夕の歌だった。
  道中、客引きをしていた露天商に教えてもらった。
  お礼に幾つか商品を買い
  歩きながら調べを紡げば。
  
  最後に伸びやかな音を空に響かせて
  曲を終える。

  そうすれば、待ち合わせ場所が見えてきたか。 ]
   
(79) 2020/05/16(Sat) 18:23:07

【人】 詐欺師 アダム



  もう、来てる。


[ アダムも決して遅く起きたわけではないのに。
  当然のようにそこにいる人に、苦笑して。>>3

  お待たせ、と声をかけながら。
  一歩一歩近付いていく。

  ……ああ、そういえば。
  歩を進めながら、思い出す。
  露天商はこんなことも言っていったっけ。 ]
 
(80) 2020/05/16(Sat) 18:23:13

【人】 詐欺師 アダム




         [ 七夕とは、
           離れ離れになった男女を謳う
               別れの物語なのだと。 ]**
 
(81) 2020/05/16(Sat) 18:24:07

【人】 騎士団第2分隊隊長 スカーレット・アルジャン

−回想: 丘の上・またひとりに−

−彼女が話し始めた。


それに聞き入ろうと目を閉じた瞬間に、
違う誰かの声が聞こえる。
彼女の、保護者のようだ。]

あ、いえ………………

また、会えたらいいね


[掴みかけた手が空を切る。
香りが、消える。
彼女の話を聞けなかったから、
見つけに行くかもしれない。
その前に、彼女の悩みが解決したら良いのだが*]
(82) 2020/05/16(Sat) 18:26:56
詐欺師 アダムは、メモを貼った。
(a25) 2020/05/16(Sat) 18:28:54

(a26) 2020/05/16(Sat) 18:31:05

【人】 機関設計士 スタンレー

−回想:道中にてハニエルと−
>>48 ハニエル
[ハニエルはスタンレーに、星読の仕事を、分かりやすく説明してくれた。]

「へぇ、凄いんだな。[スタンレーは感心する。]
今は、見習いということだったが、ハニエルは賢そうな顔をしている。きっと、今に立派な星読博士になるさ。]

>>49 ハニエル
[「へぇ、ていう事はまだ、という事なのかな。その人と祭りを楽しむ約束などは?」と、問われ、スタンレーは曖昧に微笑む。]

「実は、昼間付き合って貰ったんだ。まあ、あいつも他に過ごしたい奴がいるかもしれないし。」

[スタンレーは、少し寂しそうに微笑んだ。
マチは華の二十歳、引く手も数多だろう。スタンレーは、二八歳。
年齢なんて関係ないとは言え、マチの将来を邪魔したくはない。
マチが望めば喜んで手を取るが、マチが望まなければ、気持ちを押し付けるつもりはない。いままで通り、気の良い兄でいる。そんな未来も悪くない。と、スタンレーは達観していた。]

>>50 ハニエル
[そろそろ、彼の宿舎らしい。]

「頑張れよ、青年!」
[ぽんぽんと頭を叩く。ハニエルは、一所懸命自分の世界を広げようとしている。そんな、いじらしい彼の姿を見ると、応援したくなったのだ。]

「俺は、駅に寄ってから帰ろうと思う。話せて楽しかった。またな。」*
(83) 2020/05/16(Sat) 18:31:23
駄菓子屋の孫 ユキムラは、メモを貼った。
(a27) 2020/05/16(Sat) 18:37:00

【人】 星読博士見習 ハニエル

−現在・調香店『ディアス』にて−



[ノアは、ハニエルを招き入れるために入り口まで来てくれた。]


良かった。
早く来すぎちゃったと思ってたんですけど。


[他の客は、今のところ見えない。
店内に踏み込み、あたりを見回す。

ここへ来る前はどんな品物を取り扱っているのか見当もつかなかった。
妖しげな香水とか、樽に詰められた見知らぬ薬草とかが所狭しと並ぶエキゾチックな店構えを、
ぼんやりと想像していたのだが、
その認識は間違っていたようだ。

小洒落た店だった。
美意識の高い女性なんかが来たら喜ぶだろうな、
とチラと思う。]
(84) 2020/05/16(Sat) 18:37:43

【人】 星読博士見習 ハニエル

[なかでも、ドライフラワーを入れた香り袋(サシェ、と言うんだっけ)は一際目を引き、
人気なのか、商品を並べた籠は底が見えていた。]
>>70


もしかしてこれ、ノアさんが作ったの?


[何となく、聞いてみた。

このかわいらしいサシェ達が、
あの有名な、人を寄せ付けない格調高い雰囲気を持つ(>>1:228)ディアス・レオンハルトのイメージとは違っていたから。
そして、とても優しい香りを纏っていたから。


[お土産のお菓子は、まだ手に提げたまま。
(ノアさんと食べるつもりだったのに…)
実際に一緒に居ると、なかなか切り出せない。

もし彼女の店番が忙しくなさそうなら、
勇気を出して声をかけてみようか。]*
(85) 2020/05/16(Sat) 18:38:54

【人】 機関設計士 スタンレー

[コーディーや同僚達に豆大福と金平糖を差し入れたのは、0:00を回ってからだった。もうすぐ終電が出発する頃だ。
「わー!いいんすか!さすが、スタンレーさんっす!」
と、コーディーはいつも調子が良い。家に着いたのは1:00だった。
ちょっと夜更けまでぶらつきすぎた、今日は少々寝坊した。]*
(86) 2020/05/16(Sat) 18:45:30

【人】 騎士団第2分隊隊長 スカーレット・アルジャン

−部下達と分かれてまだ街中−

[貴族とは思えないほどに親しみを持たれている。
そう自負してしまおうか。なんてことを考えるほどに、
スカーレットと街の距離は近い。
街が賑やかになり始め、売り子や店主達が
“おはよう、スカーレット”
”今日は何か買っていくかい?”

などと、声をかけてくれる。]

残念ながら、今日はこの後用事があるの。
行かなくていいことなら、行かないけど…

[やれやれ、と肩を少し上げていると
小さな子供が一輪の花をくれる。
いつも、この街を守っているお礼に、と。]

なんて、優しい子なんだろう……
ちょっと待って?

[彼女は帽子を脱いで、
解いていた髪を束ね、
子供がくれた赤いダリアの花を、
飾りのように挿すだろう。]

どうかな?自分ではわからないのだけれど……

[良し、と言われれば彼女は
少し浮かれながらその場を後にしよう。
誰に見せるわけでもない、小さな飾りを楽しんで*]
(87) 2020/05/16(Sat) 19:03:10

【人】 男装の騎士 イヴ

ー大通りと異国の道化師ー

[イヴは大通りに出るとたこ焼き屋を探していた]

マチ姉から聞いときゃ良かったな

[そんなふうによそ見をして歩いてたので、案の定祭りで人が多い道中、人とぶつかった

ドンッ


「おっと、失礼。不注意でした」

そう言う相手は帽子の唾をあげ挨拶してきた。
その相手は面妖な化粧の男性?なのかも不明な、そう道化師のような人物だった。>>34

相手はそのまま、歩きだそうとした。

しかし、イヴはこれでも騎士だ。
いかにもな相手が歩きだそうとした所へ腕をつかみ…

「いや!こっちこそすまねえ。
あ、時間ある?なあ、たこ焼き屋知らね?
いやさ、知り合いがたこ焼き買ってきてくれて、あんまりにも美味しかったもんでさ!店聞いときゃ良かったんだが…」

いや、騎士なはずなんだが彼を怪しいとも思っていないイヴは普通にたこ焼きが食べたいがために話しかけた]*
(88) 2020/05/16(Sat) 19:05:42
男装の騎士 イヴは、メモを貼った。
(a28) 2020/05/16(Sat) 19:08:19

【人】 星読博士見習 ハニエル

−前日 夜・道中にてスタンレーと−


[別れ際、]


「頑張れよ、青年!」


[スタンレーはそう言って、
ハニエルの頭をポンポンと叩いた。

くすぐったい思いと同時に、
彼に心の迷いをを見透かされたなと思って、
心の中でひとり笑う。

好きな人はいるのかと聞かれて、取りとめのない自分語りで返してしまったハニエルの心境を、スタンレーは気付いていたのかも知れない。

もしかしたら、彼も同じ気持ちだったのだろうか。]
(89) 2020/05/16(Sat) 19:14:12

【人】 星読博士見習 ハニエル

[だって、]


「まあ、あいつも他に過ごしたい奴がいるかもしれないし。」


[常に前向きそうな彼が、寂しげに笑いながら、
そんな意外なことを言ったから。>>83

それならば…。]

[彼と別れて少し歩いた後、
くるりと振り返って]


スタンレーさんも頑張るんだぞ!!



[彼の背中に向かって叫んだ。

願わくば、彼が寂しげな笑いではなく、
心の底からその人と笑い合えたら。そう思って。]
(90) 2020/05/16(Sat) 19:15:08
(a29) 2020/05/16(Sat) 19:16:07

星読博士見習 ハニエルは、メモを貼った。
(a30) 2020/05/16(Sat) 19:17:25

【人】 機関設計士 スタンレー

ー回想:ハニエルとー
>>90 ハニエル
[別れて少し歩いた後、「スタンレーさんも頑張るんだぞ!!」という、大きな大きなハニエルの声が届いた。]

[スタンレーは後ろ姿のまま、手を上げて答えた。]
(91) 2020/05/16(Sat) 19:20:20
(a31) 2020/05/16(Sat) 19:23:44

【人】 平騎士 バジル・クレソン

─ 朝:街中にてお姉さんと ─

[理由を聞けば、趣味悪いなぁと笑ってしまったが
 彼女は怒らなかっただろうか>>73

 親しげに話す様子を見るに
 拘束、と言っても言葉の通りではないらしい>>75]

  待っているのなら帰らないと。
  
[そう自分は思うけれど、
 彼女はそうでも無いようで。
 
 仕事まで休む用事なのに、
 こんなところにいて大丈夫なのだろうか。]
(92) 2020/05/16(Sat) 19:23:54
機関設計士 スタンレーは、メモを貼った。
(a32) 2020/05/16(Sat) 19:24:04

【人】 平騎士 バジル・クレソン

  うーん、ちゃんと家に帰るんだよ?

[なんだか呑気だなぁ。
 心配で眉根を下げて見てしまう。

 彼女が指した方向には騎士がいた。
 なにか彼らに用があるのかと首を傾げては
 非番な自分は緩く手を振って彼女と別れよう。*]
(93) 2020/05/16(Sat) 19:24:20
平騎士 バジル・クレソンは、メモを貼った。
(a33) 2020/05/16(Sat) 19:30:39

【人】 踊り子 マチ

─ 街中にて ─


[>>77タナバナ

バジルさんの言葉にはっとした。]

そっか……。
特別な人は探すものじゃなくて、
自然に思い浮かぶものなのかな……。


[私にとって大切な人はいた。

ただ、「星の飾り」の話を聞いて、
それを誰かにというとよく分からなくて、
でも見つけれたらなってそんな気持ちで。]
(94) 2020/05/16(Sat) 19:52:42

【人】 街角の花売り セリア

−街の外れの廃教会−


[セリアは2日目の朝、街の外れにある廃教会にいた。すでに建物には蔦が絡まり、屋根に穴があいているが、そこから差し込む陽に照らされる礼拝堂の一角には花が咲いていた。

彼女は2日に1回はこうしてこの教会を訪れ、花の世話をするのがルーチンとなっている。実際には世話をせずとも花は育っていくので、花の様子を見に来ている、という言い方の方が正しいのかもしれない。

こんなに街は賑やかでも、この場所だけは何事もないように咲いている。彼女にはそれがとても尊いものに思えていた。*]
(95) 2020/05/16(Sat) 19:58:20
街角の花売り セリアは、メモを貼った。
(a34) 2020/05/16(Sat) 19:59:33

【人】 平騎士 バジル・クレソン

─ 待ち合わせ ─

[もしも歌を歌っていたと知ったのなら>>78
 それが聞けなかったことに少しだけしょぼくれただろう。

 けれど現実には彼女は自分と会う前に歌をやめて>>79
 傍に歩いてきてくれている>>80

 ぼんやりと歩く人々を眺めていれば聞こえてきた声。]

  ……おはよう。

[顔をあげれば見えた彼女に
 眩しそうに、嬉しそうに。
 ふにゃりと顔を笑みの形にすれば。

 壁際から離れて、こちらからも近づいていこう。]
(96) 2020/05/16(Sat) 20:01:36

【人】 平騎士 バジル・クレソン

 
  朝食はもう食べた?
  俺、実はちょっとしか食べてなくて。

[君と一緒に食べたかった、まで言ったら
 あまりに正直過ぎるから流石に言わなかった。
 自分で考えていてなんだか気持ち悪いし。

 彼女がまだ食べていないなら、
 一緒に美味しいものを探すし。
 もう食べていたのなら、
 適当に歩きながら食べられるものを探そう。

 その道すがら、楽しそうなお店を見つけたら
 あとで行ってみようか、なんてことも話して。

 たまにちらりと横を見ては
 今日も綺麗だなと、彼女に目を奪われていた。*]
(97) 2020/05/16(Sat) 20:04:25
平騎士 バジル・クレソンは、メモを貼った。
(a35) 2020/05/16(Sat) 20:05:26

【人】 機関設計士 スタンレー

ー湖ー
[スタンレーには、この街にお気に入りの場所がある。
それは、街外れの湖だ。故郷を思い出す。一人で考え事をしたい時は、いつも訪れていた。
木の根元に座り、石を水面に投げる。
石は水面を弾いて、とんとんとんっ進んでいく。]*
(98) 2020/05/16(Sat) 20:13:26
マチは、>>94*
(a36) 2020/05/16(Sat) 20:16:17

【人】 平騎士 バジル・クレソン

─ 黒髪の女性と ─

[彼女はなにかに納得した様子だった>>94

 自分の考えが合っているかなんてわからないし
 きっと正解なんてないことなんだろうけれど。

 少しでも、役に立ったのならいいなと、
 そう思う。]

  なにか悩みがある時とか
  知ってる人に相談しにくい時は
  いつでも聞くよ。

[彼女の様子から少し考えれば
 お節介かもしれないけれど伝えて。

 逃げ場は幾つあってもいい。
 にこりと笑って、それ以上用がないのなら
 二人は別れるだろうか。*]
(99) 2020/05/16(Sat) 20:35:35
平騎士 バジル・クレソンは、メモを貼った。
(a37) 2020/05/16(Sat) 20:36:22

【人】 異国の道化師 マッド・リヒター

ガシッ


[掴まれた瞬間、背筋が痙攣した。>>88
完全に予期していなかった事態では無いが、可能性は極低く考えていたのだ。自分より背丈も大きく鍛えられた腕力を持つ腕。それに掴まれ、彼女は尋ねる。「たこ焼き屋」という露天の場所を。]

たこ焼き……?東の外れの食物のですか?
嗚呼、屋台が……出ているのですね。
申し訳ないがぼくも"今日"来たばかりで。
言葉すら満足に話せないのですよ。

[とはいえ、慣れ親しんだ国の言語だ。気がつくとこの長いセリフを流暢に話していた。未だ女騎士に腕を掴まれている彼は帽子の鍔を少し下げ、なるべく顔を合わさない様に話した。しかし、直感、この会話は運命の分かれ道の如く選択になると兆しがあった。今でこそ一市民として接しているものの、意を害し、変に疑惑を持たれても……。思慮が綾玉の様に巡った。]

興味ありますね、『たこやき』。
残念ながら場所は存じ上げませんが……良ければその道のり、ご一緒させて頂いても宜しいでしょうか?
ぼくはマッド。旅の道化師です。

[胃を固め、長身の女騎士と目を合わす。新兵だろうか?まだ若々しさがある青葉の様な顔付きに裏表の無い目をしている。マッドは帽子の鍔を少し上げ、にこりと微笑んだ。*]
(100) 2020/05/16(Sat) 20:41:36

【人】 無口な使用人 ジゼル

( いい天気。)


[ 外に出て目にする、透き通る青空。
眠りについたのがいつもよりずいぶん遅かったので、太陽の光が眩しい。


昨日買った金平糖も犬耳も、そのまま紙袋のままカバンに入れておいた。

ノアに会いに、金平糖を渡しに、ディアスに向かおう。


ノアがいるといいな。


昨日、魚の被り物を被ってみたの、なんて言ったらノアはどんな風に笑ってくれるだろう。


どうして、そんなものを被ったりしたの、って聞かれたら、答えに困ってしまうだろうけど。]*
(101) 2020/05/16(Sat) 20:47:08

【人】 調香師見習 ノア

─ 調香店『ディアス』 ─


…いいえ、かえって良かったかもです。
お店、午前中で閉めることになるかもだったから。


[応えながら、物珍し気にあたりを見回している風の
ハニエルさんを店内にある接客用の白い丸テーブルに
案内する。>>84

ディアスは既製品をあまり置いていないため、
店内は広々としている。
床や壁面を白で統一することで、
展示用のアロマクラフトの存在感を引き立たせ、
また、観葉植物や間接照明をさりげなく取り入れる
ことで独自の纏まった空間を作り上げていた。

基本、お客様の要望を聞いて、そのお客様だけの
唯一の商品を調香し、提供している。
オーダーメイドの商品は料金もそれなりに高額。
独自の良い香りを纏うことは、王室をはじめとする
上流階級の者たちのステータスになっている。

奥のアトリエは、店とは打って変って
棚に入った小瓶や多くの書類で溢れかえっていたりする。
もしかしたら、こちらのほうがハニエルさんの想像に
近い風景だったかもしれない。]
(102) 2020/05/16(Sat) 20:51:54

【人】 調香師見習 ノア


…え?あ……はい、
誰でも手に取れるお祭り用にと思って
師匠に言って作らせて貰ったの。

他のものに比べるとこれだけ、浮いてるでしょう?


[はにかんだように微笑んで、椅子を引けば、
どうぞ、と急かすでもなくハニエルさんを促した。>>85

彼には紅茶をご馳走すると約束していたから>>0:195
何がいいかなといくつかある調合レシピを思い浮かべる。]


お荷物はこちらに置いてくださいね。


[椅子の近くに折り畳み式のサイドワゴンを広げれば、
そう声をかけた。*]
(103) 2020/05/16(Sat) 20:51:57

【人】 踊り子 マチ

─ 街中にて ─

[悩みがあればいつでも聞くよ、と言うバジルさんは、この国を象徴するような優しさに満ちていた。>>99

丁寧にお礼を言って、
バジルさんの良きタナバタを願う。

バジルさんの言葉を反芻しながら、

もしも、タナバタの祭典で
誰かの心にもう少し触れたいと言う気持ちになったら
「星の飾り」 に祈りを込めてみようかな。

と、そんなことを考えながら、また歩き始めた。*]
(104) 2020/05/16(Sat) 21:15:17

【人】 無口な使用人 ジゼル

  
 ディアス 
  



[ この場所は、いつも不思議に落ち着く香りがする。


初めて訪れた時は、奥様と一緒で、こんな気品あるお店に自分のような使用人が入っていいのだろうかと、冷や汗をかいたものだった。


初めてノアが一人で私の接客をしてくれたのはどのくらい前だったか。


奥様のお使いでお店を訪れた時、お店から出てきたレオンハルトさんと鉢合わせして、ノアが一人で店番しているからよろしく、なんて話をしたような記憶がある。>>0:150


お互い緊張していて、何をどう話したかあまり覚えていないのだけれど、すすめてくれた紅茶が驚くほど美味しかったことはずっと覚えていて。


それ以来、私がお店を訪れる時に必ず紅茶を出してくれるその時間は、友人の少ない自分にとって宝物のように大切に思っていた。


( 今日も、素敵な香り。)


深呼吸して、お店のドアを開ける。]*
(105) 2020/05/16(Sat) 21:30:34
無口な使用人 ジゼルは、メモを貼った。
(a38) 2020/05/16(Sat) 21:31:58

【人】 無口な使用人 ジゼル


(…あら、お客様。)


[ どうやら先客のようで、ぺこりと頭を下げながら、あまり音を立てないようにお店に入る。
こちらを向いて、いらっしゃいませ、と声をかけてくれるノアに、こちらの接客は慌てないで、の意味で手を振る。


人気のこのお店では来客が重なることはよくあることで、そのたびに私は、そうやって手を振ってしまう。

ノアの目が良くないことを、私はいつも忘れてしまうのだ。


ノアの作るサシェが>>69、優しい香りで籠に並んでいた。残り少ないそれをひとつ、手に取る。
そうしてちらりとノアの前に座る人を目にして。]


(あの人…もしかしてハニエルさん?)


ちょっと驚いて、また良く見れば、先日丘の上で会ったあの星読みの学生さんのように見える。


ハニエルさんは、私に気づいただろうか。>>85]*
(106) 2020/05/16(Sat) 21:57:03

【人】 男装の騎士 イヴ


ー大通り:サボり魔騎士と度の道化師ー

[イヴは力を入れすぎてしまっただろうかと少し申し訳なく感じた。
それは彼の筋肉が硬くなったような、痙攣したように感じたからだ。>>100

どうやら、彼は外国からの観光客のようだった。それにしては、流暢に話すがイヴは

(す、すごい!外の国の人なのにこの国の言葉をすらすらと話せるなんて!)

と、見当違いに喜んでいた。

(しかも、優しい。道化師ってあれ!あれだよな!あれ!)

頭の中も残念なイヴはそれでも、彼マッドの優しさが嬉しかった。]

ありがとな!マッドか。俺はイヴよろしく
お礼に俺がマッドの分もみつけたら奢るからな!まかせろ!いっぱい食えよ?

[イヴはニコニコしながらマッドの手を取り歩き始めた。

しかし、彼女はたこ焼き屋の場所を知らない。それに気付いたマッドがうまく誘導してくれれば良いが…]*
(107) 2020/05/16(Sat) 22:04:41

【人】 騎士団第2分隊隊長 スカーレット・アルジャン

−街中・帰宅途中−

まぁ流石に……このまま帰れば、……

湯浴みからの着替えは決まったようなものか。

小さく呟くと、子供の声が増えてきたような気がする。

この辺りは、異国の遊びが出来る露店が
多く並んでいる地区だったか。
そう思っていると、黒髪の、昨日の女性。
踊り子の女性がこちらの方に来ている気がして、
声をかけてみた。]
(108) 2020/05/16(Sat) 22:07:34

【人】 騎士団第2分隊隊長 スカーレット・アルジャン


ここら辺は、
この国ではあまり扱われることのない
娯楽が揃っていますし、
どうにも目移りしてしまいますよね。

[実際、彼女も目移りしすぎて
幼い頃に迷子になった。
その時、助けてくれたのは、現騎士団団長。
あの頃は、隊長だっただろうか。

くすっと笑って、

“またお会いしましたね、レディ”


と最後に付け足そうか。*]
(109) 2020/05/16(Sat) 22:12:22
(a39) 2020/05/16(Sat) 22:13:07

【人】 異国の道化師 マッド・リヒター

ー ?『俺』?やはり男か?>>107

[声のトーンからはどちらにも取れた。不思議に思うも表情を崩す事無く、紳士を取り繕った笑顔で自己紹介に応じる。人混みの中だが構わず立ち止まって向き直り、帽子を取ってイヴにお辞儀した。]

宜しくお願いしますね。
拝見させて頂きました処、この国に仕える騎士と御見受けします。"平和"な国というのは承知しておりますが少々心細く感じていた故……この様な頼れる方と一緒なら"安心"できます。

[彼はイヴに『安心』などしていなかった。如何に『平和』と云えど、この様な警戒心無き騎士がいるだろうか?只々不気味だ。何か狙いがあるのだろうか……。]
(110) 2020/05/16(Sat) 22:45:51

【人】 機関設計士 スタンレー

[さて、昼も近い。そろそろ街に繰り出そうかと、腰を上げる。彼の考え事は、いったいなんだったのだろう。
湖から街への小道を進んでいくと、左手に教会が見える。いまは使われてない。
ふと、教会の中に人影が見えた気がして、教会の朽ちた扉を開く。

そこには、礼拝堂が天井から差した光に照らされており、花々が咲いていて、美しさに感嘆する。そこに一つの人影があった。>>95

「やぁ、すまん、邪魔した…かな?」]*
(111) 2020/05/16(Sat) 22:46:17

【人】 異国の道化師 マッド・リヒター

国税の給金なのに、ぼくの様な卑しい芸人の接待に使われるなんて勿体無いですよ〜。ですが、期待して店を探しますね。

[サッサと店を見つけてしまおう。彼は鼻に意識を集中させた。通行人が付ける香水や甘味処の茶菓子等、渦を巻いて溶け合う様に色々な場所に斑らとなり飛散している。『たこ焼き』を食べた事はある。味も匂いも覚えている。……見つけるのに時間は掛からなかった。]

んー。勘ですけど、あっちかな?たぶん。
良い匂いがすると思うんですよ。

[彼は朝一の奥の奥を指差してイヴを誘導した。腕は未だ掴まれたまま。彼女に笑顔で合図を送り、通行人を掻き分けて、目当ての匂いがする場所へ早足で向かった。]

そういえばイヴさんは今休憩ですか?
騎士装束で食べ歩き等、問題は無いのでしょうか。

[何気無い質問を装い、本心を確実に探ろうとしながら……。*]
(112) 2020/05/16(Sat) 22:47:13
機関設計士 スタンレーは、メモを貼った。
(a40) 2020/05/16(Sat) 22:48:05

【人】 星読博士見習 ハニエル

−現在・調香店『ディアス』にて−



[白を基調とした明るい店内。>>102
案内してもらった来客用と思われるテーブルも白く塗られており、
ディアスの調度品ともなれば高級なのかなと思いながら、どきまぎと座る。]

午前中で店じまいとは。
この後、祭りに行く予定が?

[そう尋ねつつ、もう一度籠のサシェを見やる。
(彼女は「浮いてるでしょう」と言ったけど…。)

改めて店内を見ると、置かれている品々は展示用にしつらえたもののようで。

見る者を視覚的にも訴える、繊細な美的感覚の下で作り上げられたであろうそれらに比べると、たしかにノアのサシェはすこし違う。でも…]


店に入った時、真っ先に目に入ったのがこれで。
荒削りで、でも、きっと作り手がタナバタに想いを込めて作ったんだなって、分かるから。

[本心から、そう言った。]
(113) 2020/05/16(Sat) 22:52:15

【人】 星読博士見習 ハニエル

[彼女は、紅茶をご馳走してくれることを覚えていてくれたようだ。>>103

ただ遊びに来ただけなのに手厚いもてなしで、
申し訳ない気はしつつも、
心の底から温かさが込み上げてきた。

紅茶を運んでもらったらその時に、
金平糖とチョコレートを開けよう。

自分がひと目見て気に入った、地球の形のチョコレート。
陸と海の絵が細かく施され、見た目も美しいが、陸部分にだけアラザンがまぶされており、
口の中で転がすと模様が分かる。そんな一粒。

彼女にもしチョコレートをお勧めするならば、
彼女の手を取って、その上にそっとこれを置こうかな]

[そんなことを考えていると、そこに。
新たな来客が入ってきた。>>106]

あ、ジゼル!

[ノアの親友、ジゼルだ。
2人の邪魔をしてしまったような気分になりつつも、
もし彼女がいいなら、同じテーブルを3人で囲うのもいいかもしれないな。]*
(114) 2020/05/16(Sat) 22:56:10

【人】 男装の騎士 イヴ


ーサボり魔騎士と正論道化師ー

[イヴはマッドが自分がいることに対して安心できると言ってくれたことが嬉しかった。

(あんしん。安心か!そりゃ嬉しいな!)

イヴが生まれたのはこの国ではないし、孤児院という場所は同じでも、その国では食べる物もカビの生えたパンを複数人で分け合うような状態だった。
そして、最終的に奴隷にまでされた。

安心などない毎日だった。
だからこそ、安心という言葉の有難みを知っていたし、それを与えられる人間になれたのかと、心が踊った。

イヴは単純な人間だ。過酷な環境で過ごしたし、何回も騙されもした。けれど、生きていければなんでも良いと、あまり深く考えないことを逆に身につけてしまった。

「国税の給金なのに、ぼくの様な卑しい芸人の接待に使われるなんて勿体無いですよ〜。ですが、期待して店を探しますね。」

国税の給金の所でイヴは「ゔ…」となった

「そういえばイヴさんは今休憩ですか?
騎士装束で食べ歩き等、問題は無いのでしょうか。」

またまた休憩、制服について問われて「ゔ、ゔっ」と痛いところをつかれて窮して固まってしまったが]

あ、ああ大丈夫だ!大丈夫!

[と、質問には答えず分かりやすく斜め上を向いて何事も無かったようにマッドの後をついて歩いた]*
(115) 2020/05/16(Sat) 23:18:42

【人】 無口な使用人 ジゼル

    あ、ジゼル!>>114


[ ハニエルさんが私の名前を呼ぶ声が聞こえて、その人がやっぱり先日会ったハニエルさんに間違いないと確信する。


こないだ数分会っただけなのに、きちんと覚えてくれていたことがなんとなく嬉しく、先日のような気まずさはさほど感じないまま、またぺこりと頭を下げた。


むしろハニエルさんのほうが、私とノアの時間を気遣い気まずさを感じていたように見えたりしたのだけれど、三人でテーブルを囲もうと提案してくれた>>114 その声は明るく、ノアに迷惑でないのなら私は穏やかな気持ちですすめてくれた椅子に腰を下ろすだろう。]*
(116) 2020/05/16(Sat) 23:31:11

【人】 無口な使用人 ジゼル


(良かった、持ってきておいて)


[ 座り心地の良い椅子に腰を下ろすと同時に、カバンからゆきのやの金平糖を取り出して二人の前に置いた。
コツン、と乾いた音がした。]


これ、二人に渡したくて。
レインツリーの下での、お邪魔のお詫びに。



[ 二人は受け取ってくれただろうか。


ノアの入れてくれる紅茶は本当に美味しくて、あれこれと話してくれるハニエルさんも楽しそうで、私もいつもよりずいぶん楽に声が出た気がする。]


お祭り、楽しんでいますか?



[ と二人に聞いて、

私は昨日は魚に食べられているようになる被り物を被って、屋台でタコヤキを食べたわ、と話せば、二人はどんな顔をしただろう。

ふと、カバンに入れたままの犬耳カチューシャの存在を思い出したら、昨日の妄想>>1:279がまた頭に浮かんで唐突に吹き出してしまって、不思議な顔で見られたりしたかもしれない。]*
(117) 2020/05/16(Sat) 23:37:27

【人】 異国の道化師 マッド・リヒター

[どうしたものか>>115。御手並拝見のつもりで触れた程度の筈が急所に入ったかの様な練撃になってしまったらしい。薄らと心の声さえ聞こえてくるかの様だ。真に純粋無垢な『子供』なのだろう。猜疑心の風船に針が刺され、心配事が弾け飛んだ様な気の抜け方をした。]

貴女は、この国の出身では無いのですか?
失礼な話やも知れませんが、少し作法に慣れていない様子で。余所者のぼくには僅かながら共感出来る様な。

[足早に大通りを渡りながら話を振る。]

あと……やはり、お金は御心配無く。
財布には未だ余裕があります故に。

[意図せず抉ってしまったお詫びに、と。嗚呼、そろそろ昼になる。丁度小腹も空いてきた頃だ。悪くない時間帯である。*]
(118) 2020/05/16(Sat) 23:56:14

【人】 第一王女 ユウェル

[朝からと思っていた、顔見せは昼からに。

ベランダに出て国民に顔を見せる。
これは決まっていること。
それでも今年は、特別づくし。

ひとつ。愛しいシュテルンポレール殿下が、隣に立つ。
ふたつ。いつもならここにいないはずの、
招待客3人も後ろに立つことに。
みっつ。
お兄様がいない。


緊張が伝わったのか、
シュテルンポレール殿下がベランダに出る前に、
手の甲へ口づけを落とし、安心した?と笑みを見せた]

勿論。……ありがとう。

[2人の時間というのは短いもので、
ガヤが入る。煩い。]

お母様、行きますよ……

[ガヤを入れるのが同世代なら、
なんとも思わなかった。
でも、両親が茶化すのは
恥ずかしさ余って呆れそうになる。
それを抑えて、国王を筆頭に
ベランダへ行こう]
(119) 2020/05/17(Sun) 0:03:07

【人】 第一王女 ユウェル

…………

[殿下の名前を呼ぶ声がする。
認められただろう。
既に安堵できているから、
帰ってしまいたい。

それも許されるわけもなく、
順番がきた。隣の殿下を見て、
呼吸を整えると口を開く]


今年からは、私の…………
私の大切な
がこの宴に、
正式に私の隣に立つお方として、
いらっしゃっている。
皆に、殿下の素晴らしいお心遣いが伝わる日が
来ることを今か今かと、待っている。

そなたたちの星は、巡り合っているだろうか?
私は、巡り合った。
私たちは、民を見守る星となろう。

この宴を存分に楽しむように!
(120) 2020/05/17(Sun) 0:05:03

【人】 第一王女 ユウェル

[ユウェルが下がれば次は殿下だ。
ちらりと見やれば、くすくすと笑っている。
本当、意地悪な人。

彼の背中は、とても大きく見えた。
愛しい人の隣に立つことが、
どれほど心地よいものなのか。
星は、嘘をつかない。
この宴は、更に心地よいものになるだろう。

星と北極星の名を持つ殿下と共に*]
(121) 2020/05/17(Sun) 0:05:47

【人】 星読博士見習 ハニエル

−朝・調香店『ディアス』にて−



[店内に入ってきたジゼルが、同じテーブルに腰を下ろす。>>116

そして机上に、
見覚えのある容器をコトリ、と置いた。]


その金平糖、ゆきのやさんの?
実は僕も…


[そう言ってハニエルも全く同じ包みを取り出し、机にコトリ。]


被ってしまいましたね。


[そう言って、二人に笑いかける。
初めて会った時のジゼルは遠慮がちだったが、今日はそういった気配はなく、初めて素のジゼルと落ち着いて話せた気分だ。>>117]
(122) 2020/05/17(Sun) 1:11:35

【人】 星読博士見習 ハニエル

お祭り、初めて参加したけど凄いですね。
星の飾りなんて、最初は信じてなかったけど、
色んな人と知り合えて…。君たち二人にも…。


[そう言いながら、
この国に来て本当に良かった、と初めて強く思ったのだった。]


[ジゼルが突然噴き出すので、>>117何事かと思って聞くと、彼女も彼女で珍奇な経験をしたらしく、
その話を聞いては、
けらけらと笑ったりしたものだ。]


その犬耳のカチューシャ、ノアに付けてみたら?


[ふと悪戯心が覗いて、そう言ってみれば、
ノアはどんな顔をするだろうか?]*
(123) 2020/05/17(Sun) 1:13:15

【人】 調香師見習 ノア

[ハニエルさんが座った気配を感じれば、>>113
カウンターの向こう側でハーブティー用の
お湯を沸かす。]


…うん、師匠が。
今年は特別だから、行きたいんだって。


[パッションフラワーとバレリアンを大さじ半分、
シャーマンカモミールを大さじ二杯、甘味を出す為に
リコリスを少し加えたものをティーポットに入れながら、
今朝の師匠の言葉を伝える。>>69
あれはたぶん、私を気遣った方便なのだろうと思うけど、
その気持ちがわかるから、わからないフリをして、]


せっかくだから私も、広場に行ってみようかな…


[そう呟いた。
気配も香りも、入り乱れているだろう賑わいを想像
すると正直怖くて、お湯を入れる手が震えるくらい。
興味のあるなしに関わらず、私のような人間は
家で大人しくしてたほうがいいと、どうしても
考えてしまう。
けれど、不意に浴びせられる舌打ちや溜息に
傷つくことよりもこれ以上、
師匠の気持ちを裏切りたくなくて。]
(124) 2020/05/17(Sun) 1:16:57

【人】 調香師見習 ノア


───…ありがとう、嬉しいです…


[そんな時、聞こえてきたハニエルさんの
サシェについての感想は、その声も、
流れてくる空気も本心だと言っていて、
温かさが胸に染み込むようで、
気付いたらハニエルさんを振り返って
零れるように微笑んでいた。]


…そろそろかな。


[ちょうどいい感じに蒸らし終わったポットから、
カップにハーブティを注ぐ。
トレーに乗せたティーセットを、ハニエルさんが居る
テーブルに置くと、入口から
良く知る香りが流れてきた。>>106
(125) 2020/05/17(Sun) 1:16:59

【人】 調香師見習 ノア


いらっしゃい、ジゼルさん。


[入ってきたジゼルさんは最初、こちらに来る風ではなくて
手を振っていることがわからない私は小首を傾げた。
もし、ハニエルさんもジゼルさんもお互いがお互いを
邪魔だと思っていることを知ったら、
私はくすくす笑ってしまっただろう。]
(126) 2020/05/17(Sun) 1:17:02

【人】 調香師見習 ノア


ちょうどお茶を淹れたところだったの。
ジゼルさんも一緒にどう?


[ジゼルさんがこちらに来て椅子に座れば>>117
私は追加でもうひとつ、ティーセットを用意して、
席に着いた。
薄い黄緑色をした液体から、
爽やかで優しい香りがほのかに漂う。]


『ゆきのや』さんの金平糖だね……ね、ジゼルさん…


[彼女に顔を向けて、困ったように眉根を下げて
私はゆるりと首を振る。]


お詫びだって言うなら私、受け取れなくなっちゃう。


[だから、そんな風に考えるのはもうやめて、と。

みんながみんな、自分を邪魔だと言って、
私から離れて行ったら、
私はひとりになってしまう。]
(127) 2020/05/17(Sun) 1:20:42

【人】 調香師見習 ノア

[そこへ、コトリと置かれる同じもの。>>122


ハニエルさんも…?


[被ってしまったと笑う彼につられるようにして
ジゼルさんに笑いかければ、彼女は笑ってくれたかな。]



…私は未だお祭り、行ってなくて。


[ジゼルさんの問いかけにはそう応えて、
ハニエルさんを見る。
通りにも沢山露店出ていたし、彼も昨日からのお祭り、
楽しんでいるのだろうな。

楽しんでいるといいな。

いつもより声を弾ませて話すジゼルさんを
穏やかに眺めながら、そんな風に考えていた。*]
(128) 2020/05/17(Sun) 1:29:00

【人】 調香師見習 ノア

[ジゼルさんとハニエルさん、ふたりから語られる
お祭りの話を口を挟むことなく
静かに聞いていた。>>117>>123

魚に食べられているようになる被り物の話?には
目を丸くして、急に笑い出したジゼルさんには
何が何だかわからず、
ハニエルさんに顔を向けただろう。

その彼が今、カチューシャを私に付けるよう
ジゼルさんに言っている。]



[それがどのようなものかわからない私は
不思議顔のまま、きょとりとしていた。*]
(129) 2020/05/17(Sun) 1:48:15

【人】 男装の騎士 イヴ

ー サボり魔騎士と正論道化師 ー

[イヴは自分が別の国の出身だとマッドが気づいたことに驚いた。>>118

なんでわかったんだ?
いや、別に隠してるわけじゃねーけど、もう10年近くこっちにいたからそこそここの国の人間として馴染んだとおもったんだけどな

[イヴは頭をかいた。別に隠している訳では無いが初対面で見抜かれるとは思ってもいなかった。
外の国の者には仕事柄、そして孤児院にくる旅の一座などと会う機会があったが最近では聞かれたことがなかったのだ。]

「あと……やはり、お金は御心配無く。
財布には未だ余裕があります故に。」

[イヴは先程の驚きも忘れた。それ以上にマッドの優しさに感動した。
ただでさえ無理やり(そこは理解している)付き合わせてしまっているのに、自分の懐まで気にしてくれているのだ]

いや!奢らせてくれ!
あ、大丈夫!国の血税じゃなく、副ぎ…じゃなくて、とにかく大丈夫だから!

[イヴはさらっと『副業』のことを言いそうになり慌てた。

(やっべ、バレてないといいんだけど)
イヴはそのまま話を変えるように]

マッドはそういやこの国には何をしに来たんだ?
道化師?の仕事か?それとも観光?あ!誰か会いに来たとか?

[と、慌て気味に質問した。
手は未だ話されていない]*
(130) 2020/05/17(Sun) 2:05:51

【人】 無口な使用人 ジゼル

[ さほど深い意味はなくお詫び、って言ったのだけど、ノアは困ったように言う。]


お詫びだって言うなら私、受け取れなくなっちゃう。>>127


[ まるで迷子の幼子のような、そんな心細さを含んだ寂しげな声に思わず動揺して、慌てて何かを言おうとした時。


ハニエルさんもことり、と、置いた、同じ物。]


被ってしまいましたね。>>122


[ そう言うハニエルさんは純粋ににこにこと笑っていて、その場の空気はすぐに暖かいものに変わったように感じられて。


ノアもつられたように笑いかけてくれたことにとってもホッとして、私も心からの笑顔を二人に返すことが出来た。]*
(131) 2020/05/17(Sun) 9:02:21

【人】 無口な使用人 ジゼル


お祭り、初めて参加したけど凄いですね。
星の飾りなんて、最初は信じてなかったけど、
色んな人と知り合えて…。君たち二人にも…。>>123


[ と、話すハニエルさんにうん、うん、と何度も頷いた。
全く同じ気持ちだった。


そして、多少出し易くはなったといえ、普通の人よりはずいぶんと小さく聞き取りづらいであろう私の声もきちんと拾って、おまけにその話でけらけらと声を上げて笑うハニエルさんを見ていると本当に嬉しかった。]*
(132) 2020/05/17(Sun) 9:03:31

【人】 無口な使用人 ジゼル

その犬耳のカチューシャ、ノアに付けてみたら?>>123


[ と悪戯っぽく笑うハニエルは、まるで少年のようで。
きょとんとしているノアに>>129

私はカバンから犬耳のカチューシャをひとつ取り出して、ノアの手に握らせてみた。]


ふたつ、買ったの。あんまり可愛くて。


ノアと、私と、お揃いでつけられたら、って思ってつい…



でも、あなたと、レオンハルトさんが、これをお揃いでつけて、ディアスで接客をしている様子を想像してしまったら、ちょっとおかしくて…あんまり可愛らしくて…ごめんなさい



正直に、昨日勝手な妄想に付き合わせてしまったことを謝った。
ノアが怒っていないといいのだけれど…]*
(133) 2020/05/17(Sun) 9:07:15

【人】 無口な使用人 ジゼル

  
 ディアス 別れ際 
  



[ 美味しい紅茶をすっかり飲み終わり、私は席を立つ。


今度は本当に、遠慮した訳ではなかったのだけれど、

ハニエルさんが行きどころなく持っている、小さなチョコレートと思わしきもの>>114 を見つけて、それはきっとノアに渡したいものなのだと、そう思ったから。



楽しい時間と、優しい二人にお礼を言って、お店を出る。

ゆきのやに向かおう。そう決めていた。


ノアはまだお祭りに行っていないと言っていたから>>128、熱くて美味しいタコヤキをぜひ、とおすすめして。


お祭りのあいだに、また広場で会えるといいな、と思った。]*
(134) 2020/05/17(Sun) 9:11:48
無口な使用人 ジゼルは、メモを貼った。
(a41) 2020/05/17(Sun) 9:13:41

ジゼルは、ノア>>106 万引きしたようになってしまったわ…サシェのお代はカウンターに置きました…
(a42) 2020/05/17(Sun) 9:26:24

【人】 騎士団第2分隊隊長 スカーレット・アルジャン

−王城入り口−

…………見世物じゃぁない。

[ため息をついて、スカーレットの目の前にいる
人物たちを一瞥する。
賢い彼女の部下たちは、やはりきていた。

青いドレスとオレンジの扇子に服装を変えていた
彼女は、当たり前ではあるが普段と雰囲気が違う。
それを見たがるのが、ここに揃った輩というわけで。
心配そうに見ている両親に
先に行ってて大丈夫、と伝えて束の間の対話]

来る時間がよくわかったね?
謁見に関しては、各家庭の自由だったろう。

[”アルジャン家を見てました!”
なんて、驚きの発言をしたのは誰か。
本来ならば職務怠慢と言ってしまうところだが、
今回に関しては、護衛ということにしておこうか。

そんな中、当たり前に他の貴族たちも、
続々と登城してくる。
となると、声をかけられるのも必至。]
(135) 2020/05/17(Sun) 10:04:18

【人】 騎士団第2分隊隊長 スカーレット・アルジャン

これはこれは…

えぇ、私の部下たちです。

………そうですね、喜んで。


[騎士団に入っていることを
知らない人物は殆どいない。
すぐに辞めると思われていたから、
賭けの材料に使われたとも
聞いたことがある。
そんな行き遅れ、というか
まだ未婚のアルジャン家次期当主への
彼らの挨拶は大体、茶会への誘いと、
子息の売り込み。

笑みが引きつってないものか、
心配になりながら、ある程度かわせば、
部下たちに別れを告げるとしよう]

そろそろ、私も行こう。
職務を全うしているように。

[ピシッと扇子を鳴らせば、
多少の脅しは効いただろう。
両親を待たせすぎるのもよくないので、
急いでホールへと向かおう]
(136) 2020/05/17(Sun) 10:07:03

【人】 騎士団第2分隊隊長 スカーレット・アルジャン

−それから時が少しだけ経った城門前−

………………騙された。

[次期当主としての挨拶と聞かされていたから、
いつも以上に気合を入れていたというのに、
実際はただ、王女が昨日の晩餐会で、
会いたいから連れてきて、と言っただけだった。

疲れた。

別行動の予定があったわけでもないけれど、
元々両親とは別々にきている。
たとえ、同僚と言う名の友人たちに捕まったとしても、
両親は先に帰って大丈夫というわけだ。
そう、捕まってしまったのだ。
いつもと違うスカーレットを見て、
口々に、色々と言ってくれる。]

はいはい。疲れたから私はとりあえず着替えたい。
コルセットで締めたままというのは、
呼吸も浅くなるものなんだよ。
……それも面白そうだ。
いつか、私の家で着せてやろう。何かの余興になりそうだね。

[ゾッとした表情になった彼ら。
そんな表情をわくすくすと笑って
馬車に乗り込んだスカーレットは、
気を取り直して見送る友人たちに軽く手を振って、
自宅へと戻っていく。]
(137) 2020/05/17(Sun) 10:12:20

【人】 異国の道化師 マッド・リヒター

[警戒はゼロに等しい程に落ちた。それ程、彼女の純朴な感情を感じた。この掴まれた腕を離してくれるのであれば、全ての疑心暗鬼を解除できるというのに。見方を変えれば逃げられない様にしているのに他ならない>>130。]

先程も言いましたが『共感』ですよ。
10年近く……といえど、異国から来て慣れないぼくと僅かに重なる部分があった故ですね。
勿論今は察するに、この国の奉仕人として立派に職務を果たしていると思っていますよ。

[帽子の鍔を少し下げ、にこりと笑いかける。
10年近く、となれば、彼と入れ替わりか、僅かに重なる程度か、その辺りか。彼女にも色々な事情があったのだろう。戯けた表情に負の感情が差し込んでいる。まるで月影の様に。余り踏み込むのも無礼か、と見て見ぬ振りをした。]

[購入時の料金に関しては、自腹で払うという提案をしたが棄却された。慌て蓋めいた態度で早々と財布を見せつけるイヴ。そんな彼女に笑顔を取り繕う。]

左様でございますか?
では、たこ焼きを楽しみにさせてもらいます。

ー 副ぎ……業?
国の血税で無い、収入という事か?
(138) 2020/05/17(Sun) 10:31:12

【人】 異国の道化師 マッド・リヒター

[この国とは縁を切った筈が気になる。まさか不届きな違法を犯してでもいるのか?一昨日は疑惑ある美女を見逃したが、それは市民間の小さな問題であったからこそ。ユウェル姫……女王の国に対しての背信なら見過ごしてはおけなない。そう、熱が上がった。彼は騎士相手に逆に追求しようとした。]

『何をしに来たんだ?』

[先手を打たれたのは此方側だった。完全に彼の隙を突いた職務質問。道化師、と最初に言った筈だが、この感情の波がうねりを上げたタイミングを狙っての追撃。受け身が取れなかった。暫く、黙った上でマッドは答える。]

………………。
嗚呼、失敬。言ったでしょう。
私は『道化師』だと。タナバタという賑わいの風に誘われて、蜂が蜜を運ぶ様に、此処に引き寄せられました。

何なら証拠を……いや、後でで良いですね。

[第一に、また大通りで注目を集めつつ騎士の前から姿を晦ます事になる。第二に、腕が掴まれていて条件が不十分。第三に、彼女には尋ねなければならない事ができた。マッドは行き場を失った手をいつもの癖で帽子へ運び、鍔を軽く動かして見せた。]

嗚呼、そろそろですよ。たこ焼き。

[人混みを掻き分け、やっとこさ屋台の看板が見える位置まで来た。東方の言語で『タコヤキ』と書かれている。彼には読めるが、イヴにはおそらく読めないだろう。只、小麦と生姜の焼ける生物を垂涎させる香りは彼女にも届いているであろう。マッドは屋台を指差し合図を送った。*]
(139) 2020/05/17(Sun) 10:31:31

【人】 騎士団第2分隊隊長 スカーレット・アルジャン

−過去の話−

[スカーレット・アルジャンという人物は、
騎士団に入ってから、男を見る目を養った。

元々結婚したいと思っていたわけでもないが、
「この人はすぐに結婚するだろうな」
「この人は離婚しやすいだろうな」
なんてことを、騎士団のメンバーを始め、
彼女に関わる人物にそういう印象を持っていた。

判断基準は様々で、
誠実かどうか。酒癖はどうか。
女性の扱いが上手いか。
などなど、色んなところを見ていた。

勿論、現在夫婦仲睦まじく過ごしている人物もいれば、
素行の悪さから除隊させられた人物もいる。
騎士団は等しく、試験に合格した者を受け入れる。
故の、二分化というものだろう。


そんな中、1度だけ流されるように
王城に勤める人間と付き合ったことがある。
相手は、文官。所謂、宮廷音楽家というもの。

何故好きなのか。
どうして付き合いたかったのか。
たまには聞いていたっけ]
(140) 2020/05/17(Sun) 10:35:15

【人】 少女 ルーシュ

―祭り2日目―

[昨日の祭りはミッション――露店の食べものを沢山買うこと――を無事こなし、夕方には少しのかわいいと両指が千切れそうなほどの大量の袋の中に詰め込まれたおいしいものを持って帰路についたルーシュ。

今日の祭りは小物をゆっくり見て回るのか、いやそんな様子ではないようであった]

結局昨日は食べものづくしになってしまったのだわ……美味しかったけれど!
今日こそ星の導くあの人に出逢わなくっちゃ!
(141) 2020/05/17(Sun) 10:54:07

【人】 少女 ルーシュ

[少女はこの祭りの本命、露店ではなく星の奇跡を叶えたいようで。1日を楽しく過ごしたのだから今日は本気で行かなくちゃと、焦燥感を持って人形のネックレスを撫でていた。*]
(142) 2020/05/17(Sun) 10:54:43
少女 ルーシュは、メモを貼った。
(a43) 2020/05/17(Sun) 10:55:07

【人】 踊り子 マチ

─ 御楽店にて ─

[バジルさんに教えてもらったように、
大通りを離れ、1本隣の道沿いに入る。

そこには見たことないような娯楽店が並んでいて、子供たちがきゃっきゃと楽しんでいた。


そう言えば、幼い頃に、
道端で見せてもらう手品が楽しみだったなぁ。

その時のわくわくするような気持ちは、
ずっと大切にしてきた気がする。


そんなことを考えながら、娯楽店をながめていると、不意に声をかけられて振り向いた。>>109]


あ、昨日の……!
昨日は急いでいて、ごめんなさい!


[美しい佇まいの女性にドキドキしながら話しかけた。*]
(143) 2020/05/17(Sun) 11:04:08

【人】 男装の騎士 イヴ

ー サボり魔騎士と正論道化師 ー

[イヴはマッドに副業のことを誤魔化すために慌ててした質問でマッドが暫く黙ったことに疑問を感じた。>>139

(そこまでおかしな質問したかな?道化師の仕事で来たなら時間を拘束しちゃ申し訳ないなって思ったんだがな…道化師なんだけど観光目的ならもうちと付き合ってもらって孤児院のガキどもと合わせたいと思ったんだが…)

少ししてマッドが話し始めた。
うん、どっちなんだ?ま、副業バレて無さそうだしいっかな
と、単純なイヴは考えた。

いい香りが漂っていた。マッドが指さす方を見るとマチ姉と食べたたこ焼きなるものの出店があった。]

これだよコレ!マッド!上手いからちょっと待ってろよ!

[イヴはマッドから手を離さずに店主に注文した]

とりあえず5つくれ!できたてのやつな!!*
(144) 2020/05/17(Sun) 11:07:29
踊り子 マチは、メモを貼った。
(a44) 2020/05/17(Sun) 11:08:06

【人】 無口な使用人 ジゼル


[ ゆきのやへ向かう途中、広場を覗く。
まさか今日もつけてはいないだろうけれど、見慣れたタコヤキ屋台の側を通るときには、ぴょこんと飛び出した獣耳がないか無意識のうちに探してしまった。


そして目にする、不思議な二人>>144


一人は確か、なんどか孤児院で会ったことがあるイブさん(子供たちはイブのすけー!なんて呼んでいるっけ)だとわかったけれど、そのイブさんと手を取り合って(?)歩いているシルクハットの男性には見覚えがない。]


(メイク…かしら)


[ お祭りだもの、メイクをしている人がいたって不思議じゃない。
私だって昨日は…と、あの妙ちくりんな被り物を思い出した。


けれど奇妙なことに、と言っては失礼かもしれないが、そのシルクハットの男性の白粉ベースのメイクは妙に美しく映えていて、思わず足を止めてじっと見つめてしまった。]*
(145) 2020/05/17(Sun) 11:12:15

【人】 詐欺師 アダム



  まだなの。
  せっかくのお祭りだから。
  いろいろ屋台を回れたら楽しそうかなと思って。


[ 相好を崩す様子に、こちらもふふっと笑顔を向けて。
  挨拶を交わした後、朝食に言及されたのなら>>97
  正直に答える。
  そう、偽りは述べていない。

  ただ言わなかっただけ。
  誰かと一緒に食べるご飯の味を>>1:242
  思い出したから。
  共に食べることを期待した。

  なんて、ことは。 ]
 
(146) 2020/05/17(Sun) 11:13:01

【人】 詐欺師 アダム



  さ、行きましょうか。

  急がないと、貴方のお腹がなってしまうもの。


[ 小さく笑いながら、慣れた動作で手を伸ばす。
  彼と手を繋ぐのはこれで三度目か。

  そう、男性と手を握るなんてこと。
  アダムにとっては茶飯事で。>>0:73 ]
 
(147) 2020/05/17(Sun) 11:13:22

【人】 詐欺師 アダム



  ………………。


         [ 繋いだ手から伝わる体温の意味。
                   今は考えない。 ]

(148) 2020/05/17(Sun) 11:13:29

【人】 詐欺師 アダム



  何が美味しいのかしら?
  フルーツタルトsweetハンバーグfood……

  あれは飲み物みたいね。ヨーグリートストロベリーソーダsakeですって。


[ 今日は楽しい一日にすると決めていた。
  だから握る指先に力を込めると。

  はしゃいだ声を上げて、アダムは彼の手を引いた。 ]**
   
(149) 2020/05/17(Sun) 11:14:03

【人】 男装の騎士 イヴ


ー イヴの副業 ー

イヴがマッドにさらっと言いかけてしまった副業
それは…花街の夜の用心棒だ

イヴは孤児院出身の女の子がたまにいる花街で仕事のない日の夜は顔を隠して花街で用心棒をしていた

花街のお店からすればイヴは女性で強くて安心できるし、イヴからしても仲間を守れ、かつ街の治安を守るためにも用心棒はうってつけだった

イヴが寝坊するのも、イヴが昼間眠そうなのもそれが原因だったりする
イヴの副業のことは一部の上司間では暗黙の了解になっている
裏の人間と表の人間が繋がり密かに国の治安維持をしているのは昔からだからだ

そして、夜の花街は後暗い人間が集まり、裏のルールも守れない人間が暴れる
それは、表の喧嘩などと比べられない程の力や武器を持った人間が暴れるのだ。実力も必要であり、命がけだ。
それに選ばれたのが入隊してからそこまで経っていないイヴだったのは…また別の話だ。

花街のお店からの給金は騎士で働いてる以上で、イヴはその殆どを孤児院の運営費に寄付し、余りを子供たちのお土産にしていた。

そんな副業はお祭りの間が1番忙しいはずなのに、イヴは外された。
花街の店主曰く
イヴちゃんには孤児院だけじゃなく守りたいって思う人を見つけてほしいの

イヴはよくわかっていないが「わかった」といい
たまの副業のお休みのお祭りを満喫することにしたのだった*
(150) 2020/05/17(Sun) 11:25:25

【人】 騎士団第2分隊隊長 スカーレット・アルジャン

−街中−

[結果として、その文官とは別れた。
理由は、彼が負けたから。
元々、期限付きで付き合おうと条件を交わしていて、
情が生まれたら、そのまま付き合う。
生まれなかったら、別れる。
ただそれだけのことだった。

そんな過去をふと、思い出したのはどうしてか。
改めて、騎士団の自分ではなく、
アルジャン家としての自分の目で、

殿下と王女を見たからなのか。


周りが星の飾りに浮き足立っているからなのか。

流石の両親も、心配になって結婚相手を決めるべきかと
考えているようだが、多分どうにかして断るだろう。
昼食も摂らず、服を着替えて
紺のオーガンジー素材のブラウスを
同じく紺のパンツにいれて、
動きやすい格好で昼の街に出る。]

賑やかなことは、いいことだ。
さて、昼はどうしようかな。*
(151) 2020/05/17(Sun) 11:25:37

【人】 騎士団第2分隊隊長 スカーレット・アルジャン

−朝: 娯楽店・踊り子さんと−

謝るなんてとんでもない。
私の方こそ、察しがつかなくて引き止めてしまった。
こちらこそ、申し訳ありませんでした。

[彼女は、目の前のレディが謝るのを聞くと、
苦笑気味に訂正する。>>143
風貌を見れば、簡単に分かるはずなのに]

少しだけ、貴女の舞を見せて頂きました。

とても、美しかったですよ。

[全部を見ることはなかった。
人混みに紛れるより、
落ち着いた場所で星を眺めていたくて。
星々に祈りを捧げるような舞は、
多くの人の視線を集めていた。
それは確かに、スカーレットも感じていた]

とても練習されたのでしょう?
誰かを想っているような迫真の舞に、
人々が、魅入っていたような気がしました。


[努力なくして、踊れるわけもなく。
少しくらい、こうやって話していても
誰も怒らないはず。
彼女は、誰かを想って舞っていたのだろうか。]*
(152) 2020/05/17(Sun) 11:40:35

【人】 異国の道化師 マッド・リヒター

[彼はイヴの顔に猜疑心が翳ったのを見逃さなかった>>144。動揺を見抜かれたか。しかし、たこ焼き屋を案内するとそんな表情が嘘だったかの様にカラっとした笑顔を見せた。相変わらず手を離さずに……。]

わかってますよ。おっ、とと。

[足が縺れてバランスを崩しそうになりながら屋台の前に引き摺り出された。屋台の受付に無邪気な顔で注文しているイヴ。やれやれ、と帽子を定位置に直し、彼女を見守った。]

…………。

[気配を感じる。見られている。監視か?>>145
イヴがたこ焼きを頼んでいる間にチラリと目線を右肩の後ろ、少し離れた場所へ移す。ガーネット色の瞳が彼女を見据える。どうやら騎士や政府の関係者では無い様子だ。質素な服装の少女……良家の使用人層か?惚けた様な表情。自由になっている方の手で帽子の鍔を摘み、にこりと微笑み、会釈して見せた。*]
(153) 2020/05/17(Sun) 11:51:40
(a45) 2020/05/17(Sun) 12:05:23

(a46) 2020/05/17(Sun) 12:06:09

【人】 踊り子 マチ

─ 娯楽店にて ─

[青空にゆらゆらと揺れる白いワンピースが眩しかった。
思わずじっと見つめる。

出かけた言葉を引っ込めると、
美しかったと、彼女からその言葉が出て驚いた。>>152]


誰かを想ってなんて、そんな……。


[幼い頃に踊りを始めたのは、なぜだっけ……。

両親は駆け落ち同然で一緒になって、私を産んで、若い2人は大変だったのだと思う。

私は望んでも手に入らないものがあると感じていた。

でも踊りをしている時は楽しかったし、そんな気持ちを大事にしてきたんだ。
もしかしたら、私はここにいるよって、そんな想いものせてたかもしれない……。

どちらにしても始めたきっかけは、そんな大層なものではないなと感じた。
今はあたたかな気持ちに囲まれて、少しだけ祈りを込めれるようになったか。

私よりもずっと洗練されて見える彼女に、恐る恐る聞いてみる。]

貴方の方が鍛錬されてるように見えて……。*
(154) 2020/05/17(Sun) 12:21:47

【人】 駄菓子屋の孫 ユキムラ

 
−回想・キョートにいた頃−


[恋愛感情がわからないのというは
本気で好きになった人がいないことだと思う。

幼少期の頃、一人の女の子に告白された。
その子は俺のことが好きだと言っていた。
俺はその子に好きじゃないと返した。

女の子は泣き出した。
それからは周りは俺のことを
「雪村は人の心がわからない」と非難した。
いや違う。俺は事実を伝えたつもりだった。
嘘をつくほうがよっぽど悪いと思っていた。

当時恋愛なんて概念は知らなかった。
周りが付きだしあううちに存在を理解はしたが、
その感情を知ることは今まで一度たりともなかった。]
(155) 2020/05/17(Sun) 12:30:50

【人】 駄菓子屋の孫 ユキムラ

[人を信じることは容易なことではない。
人には必ず裏がある。
人には必ず毒がある。

うちの父は親友だった男に騙された。
それまで竹馬の友のように仲が良かった奴が、
一瞬にして父を裏切った。
結果として一家はキョートに住むことが
できなくなった。

それから俺は心を開かなくなったのだろう。
どこかで他人を冷めた目で見ることを
自分でも自覚していた。

だからこそお菓子を子どものような目で見つめ
即行でプリンをカゴにぶち込むアイツに
出会った時は衝撃だったが
>>0:135 >>0:155

最近、この国で様々な人の暖かさに触れ
雪のように凍った心が少しずつ溶け始めていることは
まだ自覚していなかった*]
(156) 2020/05/17(Sun) 12:31:34

【人】 駄菓子屋の孫 ユキムラ

 
−現在・広場付近−


[今日も家族の昼飯を買いに来た。
とはいえ、どうせ俺が買いに行かなくても
勝手に出前を取るだろうから>>1:202
こっそり貰ったお金でイイモノでも食べに行こうかと
頭の片隅に企んでるところもある。

お祭り2日目ということで、街中も賑わっているようだ。
何かめぼしいお店はないかと辺りを見渡すと、
賄賂の子と謎の格好の子が歩いていたり、>>144 >>153
それをじっと見つめる女性がいたり。>>145
さすが祭りだなぁといったところだろうか。

反対側を見ると、ブラウスにパンツの姿の女性が、
背も高く華麗な風貌で、一際目を引いた。>>151*]
(157) 2020/05/17(Sun) 12:50:45
駄菓子屋の孫 ユキムラは、メモを貼った。
(a47) 2020/05/17(Sun) 12:51:48

【人】 平騎士 バジル・クレソン

─ 彼女と二人 ─

[どうやら彼女も朝食はまだだったようだ>>146

 屋台を回ることを楽しそうと言うそれが
 自分と、という意味ならいいな、なんて
 そこまで考えるのは烏滸がましいだろうか。]

 あ、意地悪だなぁ。

 そう簡単に鳴らないよ!

[今まで二回だか三回だか鳴らした癖に
 つつかれれば照れくさそうに文句を言って
 伸ばされた手を取る。

 心臓が、とくんと跳ねたような気がした。]
(158) 2020/05/17(Sun) 12:59:56

【人】 平騎士 バジル・クレソン


[そうとは悟らせないように、
 けれど瞳の奥から嬉しさを滲ませながら。]

  どれも美味しそうだよね。
  
  あ、あれなんか良さそうじゃない?

[弾む彼女の声に自身も応えるように
 手を引かれれば、彼女と共に祭りを楽しもう。]
(159) 2020/05/17(Sun) 13:00:13

【人】 平騎士 バジル・クレソン


[さて、彼女と自分はなにを食べただろうか。
 美味しいものを食べても
 ちょっと変なものを食べても
 きっとどんなものでも、特別なものに感じる。]

  あ、射的だって。
  したことある?

[彼女と手を繋いで歩く道。
 娯楽店を見つければ指を差して示そう。
 
 大小様々な景品の置かれたそこ
 彼女は欲しいものがあるだろうか?

 興味が湧くのなら一人か二人か、挑んでみよう。
 こう見えて騎士だ、銃の手ほどきも少しは受けている。
 
 乗り気じゃないのなら違う場所に向かってもいいが。
 やってみたいと、自分の目は語っていた。*]
(160) 2020/05/17(Sun) 13:00:20
平騎士 バジル・クレソンは、メモを貼った。
(a48) 2020/05/17(Sun) 13:01:29

【人】 調香師見習 ノア

─ 
調香店『ディアス』
 ─


[ジゼルさんが手に握らせてくれたカチューシャは
ふわふわなものがつけられていて、私は興味深気に
指を動かしながらその感触を確かめた。>>133


……ふわふわ。
これをジゼルさんとお揃いで?


[鏡を見ても、そこに映るのは霞に滲んだおぼろげで、
私は私の顔もわからないから、このカチューシャをつけた
姿が傍から見れば滑稽なのだということも
気付けないまま、ジゼルさんの話を聞いていた。]


師匠とこれをつけて接客するの……?


[けれど、おかしくて可愛らしいと
謝りながら笑うジゼルさんから感じる空気は
楽し気で、それが私には嬉しくて。

師匠が居たら、どんな反応したかな。
面白がって、私には付けさせたがるかもしれない。

ナミさんに結って貰った髪では、今は水晶の髪飾りが
つけられ微かに揺れていた。]
(161) 2020/05/17(Sun) 13:10:00

【人】 調香師見習 ノア



ユキくんによろしくね。


[『ゆきのや』さんに行くからと席を立つジゼルさんを
店先まで送りながら告げる。>>134

お祭りでのジゼルさんのおすすめはタコヤキ。
美味しいから食べてみてと言う彼女に頷けば、その香りが
賑わいに消えるまで、ずっと、通りを眺めていた。*]
(162) 2020/05/17(Sun) 13:10:03

【人】 無口な使用人 ジゼル


[ シルクハットのその人がちらりとこちらを振り返った。>>153 ]


  
 不思議な人…


[ 遠いどこか異国の人のようでいて、それでいて感じる、どこか懐かしいようなそのたたずまい。


いつもなら、不躾にじろじろ見つめてしまったことを恥じて、視線を外して頭を下げてその場を離れるのだけれど、それではその帽子の鍔に触れて会釈をしてくれたその人に失礼な気がして、

スカートの裾をつまみ膝を折って、丁寧なお辞儀をした。]*
(163) 2020/05/17(Sun) 13:24:25

【人】 少女 ルーシュ

こんにちは!ごめんなさい、その……人が沢山集まるようなところを知らないかしら?

[ひとりで屋台を見渡し広場を散策する男性>>157を見つけ、咄嗟に声を掛ける。

素敵な出会いが沢山あるようなところ。なんて直接聞けるわけもなく
――直接聞いてもそんなところはないだろうが――

人の多い場所を聞いてみるものの、今は祭りの真っ最中で、どこもかしこも人で溢れている。

彼女からしてみればかなり切迫詰まった状況での選択肢であったが。
目の前の男性は真意を読みとってくれるだろうか]
(164) 2020/05/17(Sun) 13:39:10
少女 ルーシュは、メモを貼った。
(a49) 2020/05/17(Sun) 13:39:50

【人】 少女 ルーシュ

―数刻前―

うぅ〜どうすればいいのかわからないわ……?

[素敵な恋を!わたしにも春よ!と意気込んで街をうろついていたルーシュであるが、ただ宛もなくさまようだけでは当然出会いなどあるわけもなく。
挙動不審で広場をぐるぐると周る姿は可憐な乙女というよりも不審者で。街の警備をする人間などがみたら声を掛けていたかもしれない]
(165) 2020/05/17(Sun) 13:40:31

【人】 少女 ルーシュ

[困った彼女はひとつの答えを導き出す。

誰かに声を掛けて、そういう場所を紹介して貰おう。

――"そういう場所"をどのようなところと想定しているのか、そもそも誰かに声を掛けられるのであればそれも出会いではないのか?――

全てが漠然とした計画であったが、彼女は自分の考えにこれしかないと自信をもって。目敏く発見された手持ち無沙汰でうろつく男性>>157に声を掛けたのであった。*]
(166) 2020/05/17(Sun) 13:40:49

【人】 騎士団第2分隊隊長 スカーレット・アルジャン

−朝: 娯楽店・綺麗な踊り子さんと−

それなら私の勘違いかな。
でも、それくらいの踊りだったということですよ。

[誰かのために、という気持ちは強ち無視できない。
家族のため、恋人のため、国のため。
兎に角なんでもいい。誰かを想って、
騎士団としての務めを果たす人間は、
正直な話強い。

ふふっと笑っていると、目の前のレディは
“あなたの方が鍛錬されてるように見えて”と
どこか恐る恐る、口を開いていた>>154

私は、しがない騎士ですから。
レディ達が何も考えずに舞うことができる。
そんな環境を作っていくための、礎なのです。
貴女の舞は私たち騎士団の人間を、
安堵させる宝にもなりうるのですよ、レディ。

[そんなことを言って、彼女の手を取れば
手の甲へ口づけを落とそう。
彼女への敬意を持って。
いつでもこうするわけではないが、
少なくとも第2分隊の人間たちは、
先程舞台を見たことを教えてくれた。*]
(167) 2020/05/17(Sun) 13:43:44

【人】 星読博士見習 ハニエル

−朝・調香店『ディアス』にて−



[ジゼルが店に来る少し前。

ノアが紅茶を淹れてくれる間、祭りについて少し話をした。>>124

…なるほど、ずっと店を開いていたら、
お祭りも楽しめないしな。
高名な調香師さんもたまには息抜きしたいって事でしょうね。

[ノアも、今日は祭りに行ってみるらしい。

にしても視力の弱い彼女が、あの繁華街を歩いて平気なのだろうか。]

(もしかしたら、誰か他の人が付き添ったりするのかな。)

[少し、気になった。]
(168) 2020/05/17(Sun) 13:48:28

【人】 星読博士見習 ハニエル

[そして現在。]

[淹れてくれたハーブティーを頂きながら>>124
ノア、ジゼルと3人で話す。

ノア独自の調合だろうか、何種類もの茶葉がブレンドされたもののようで、上質な香りがハニエルの鼻をくすぐった。

飲むとほんのりと甘く、爽やかさと優しさを感じさせる、不思議な味がした。]
(169) 2020/05/17(Sun) 13:48:43

【人】 星読博士見習 ハニエル

[自分が冗談半分に言った犬耳カチューシャ(>>123)は、なんと本当にノアの頭に装着された。>>161

それを見てけらけらと笑うジゼル。
一方で、きょとんとしている当本人。

その様子がまた可愛らしく、
彼女に悪い気はしつつも、
結局我慢できずに自分も一緒になって吹き出してしまった。]
(170) 2020/05/17(Sun) 13:49:34

【人】 騎士団第2分隊隊長 スカーレット・アルジャン

−街中−

……誰かに、見られてる?

[のんびりと昼食の物色をしていると、
視線を感じた。どこからかな、と周りを見渡してみる。

一瞬、視線があったのは彼女の髪色のような髪をした、
ひとりの青年。年下ということに間違いはないが、
どうしたものだろうか。>>157

これも縁と考えて、近づいてみるのもありか。

そう思って彼に近寄ろうとすると、
その彼に声をかけたレディを発見する。>>164

参ったな…………

[そう思ったスカーレットは、少し距離を詰めたものの、
様子見と行くことにした。
いきなり割って入るという卑劣なことはしない。
目があった時に手を振ってはいるから、
会話があれば、彼が気づいているなら
話しかけてくるかもしれないし。
と思って、近くの露店を物色しよう*]
(171) 2020/05/17(Sun) 13:49:52

【人】 駄菓子屋の孫 ユキムラ

 
−広場前−


 いやぁ昼飯決まんねえなあ…
 どこも人が多くて…ん?

[こんにちは、と若い女性の声。
それは明らかに、俺へと向けられているようだ。
そちらのほうへと振り返ると、
そこにはやや歳下かと思われる青髪の女の子の姿が。]

 人の集まるところか。
 ……えっ?

[女性は人が集まる場所を探しているようだ。
俺はかなり困惑した。
それってここじゃないのか?


だかそんなわかりきったことを聞いてくるはずがない。
きっと彼女には目的の場所があるはずだと考えた。]

 えっと、それはどういう目的で?*
 
(172) 2020/05/17(Sun) 13:51:23

【人】 星読博士見習 ハニエル

[ふたたび"ゆきのや"に向かうというジゼル>>134を見送り、

そういえばチョコを開けるのを忘れてたな、と思い出す。

(…それと、仕立て屋にも寄らなければ。)

普段着ている星読見習用の制服はとうの昔につんつるてんになっていたのだが、中々修繕に出す機会がなく今に至っていた。

もう時間は昼に近い。
ジゼルの教えてくれた「たこ焼き」なるものを自分も味わってみたいと思いつつ、席を立つ。]


籠のポプリ、一つ下さい。


[そう言いながら、代金を支払う。
そして、恥ずかしいやら仕立て屋の予定やらで結局開けられなかったチョコレートの箱を、
躊躇いがちにテーブルへ置く。]


このお菓子、ここに来る途中で見つけたんです。
太陽系の惑星を象ったチョコレートなんですけど…
良かったら、貰ってくれますか?


[本当は、来る時に見つけたんじゃなくて予め用意したものだけど…と心の中で思いつつ、

もし、彼女がこれを貰ってくれたら、これを置いて店を後にするだろう。
夜に、祭りで賑わうこの街で、もう一度会えたらいいなと思いながら。]*
(173) 2020/05/17(Sun) 13:52:50
駄菓子屋の孫 ユキムラは、メモを貼った。
(a50) 2020/05/17(Sun) 13:56:12

星読博士見習 ハニエルは、メモを貼った。
(a51) 2020/05/17(Sun) 14:04:54

【人】 男装の騎士 イヴ


ー侍女と道化師とおまけの騎士ー

[イヴはたこ焼きを受け取り終えるとマッドの方を向いた

すると、マッドの視線の先に背筋の通った綺麗な挨拶をする侍女服の女性がいた>>163
その女性は何度か孤児院で見かけたことのあるジゼルちゃんのようだった

イヴはとっさにマッドの手を離した
何となく絵になる2人の邪魔をしてはいけないような
そんなふうに思ったのかもしれない

イヴはマッドにたこ焼きを2つ渡した]

ここまでありがとな!これお礼のたこ焼きな!

[そう言うとジゼルの方に挨拶をしてそのままその場から立ち去ろうと足を向けた]*
(174) 2020/05/17(Sun) 14:07:19

【人】 星読博士見習 ハニエル

−現在・街中を歩いて−



[星読見習の制服を修繕してもらおうと、
風の噂で聞いた"ダニエル・ゴードン"なる仕立て屋を探し、早一時間。

どうやら、迷子になったらしい。]


(ジゼルの言ってたたこ焼き屋も、そういえば場所を聞きそびれてしまったし…)


[この街の祭りでは、広場に特設ステージが設けられ、そこでダンスなどの催し物が行われるらしい。

今日こそはそれを見てみたいと思っているから、
こんな所で時間を無駄にしたくはないのに…。]


(よし、もう一度ゆっくり探してみよう)


[気合を入れ直し、ふたたび周囲を見渡しながら、
ゆっくりとと街を歩いてゆく]*
(175) 2020/05/17(Sun) 14:15:54
(a52) 2020/05/17(Sun) 14:23:29

【人】 異国の道化師 マッド・リヒター

[会釈の御礼か、律儀に御辞儀をする少女>>163。服装こそ平民か、貧民にも近いものの、その姿勢や一礼の傾きに令嬢を思わせる様な気品を感じる。額から頬に流れる髪も聖糸のひとひらを思わせる。美しい。何より、彼女もまた、この国に奉仕していた時に戯れた子供の1人であった気がする。寡黙な少女だった。しかし、手品を見ていた彼女の顔は一際輝いていたのを覚えている。白い"あの花"の様な。]

ー 出来れば一声でも掛けたい処だけど、騎士様の御相手中なら此れが精一杯か。

[懐に手を入れ、フワリとその手を引き抜き彼女へと向ける。すると、彼の手から飛び出た遣いの白い精霊が彼女へと飛び立つ。パタパタと羽を広げ、彼女の肩へと停まる一羽の鳥……嘴には、白い"ガーデニア"の花が一輪咥えられており、彼女の掌にポトリと落とした。ガーデニアとは『クチナシ』とも呼ばれていて、"彼女と似ている"と思った。]

ー ねぇ、知っていますか?
クチナシの花言葉は『清潔』『幸せを運ぶ』だって。
貴女の清く正しい笑顔は今日も幸せを運ぶでしょう。

[『胸に秘めた愛』、等という花言葉もあるが、それは無闇に披露するべき知識でも無いか。彼は一輪の花が彼女の掌に渡ったのを見届けてから、人差し指を唇に当て、にこりと不適に笑んだ。*]
(176) 2020/05/17(Sun) 14:29:40

【人】 少女 ルーシュ

[どういう目的か聞いてくる男性は明らかに困惑の表情を浮かべていた。>>172

あら、それじゃあ何といいましょう……。

どうしたものかとあわあわとするルーシュ]

目的……といいますか……あの、わやわやとしたところのような……っ。

[そのとき彼女の腹からぐうぅと虫の音が。

はッとお腹を押さえて俯く。周りの喧騒で対峙する相手に聞こえていたかは定かではないが、鳴った本人には明確に伝わり、誤魔化す考えも浮かばない]

ご、ごめんなさい……おなかが空いたみたいで…………あっなにか食べれて素敵な出逢いがありそうなところなどはご存知でしょうかしら!?

[恥ずかしくて勢いよく話すと、当初の目的もついぽろりと出てしまう。本人は焦っていて気が付いていないようであったが。*]
(177) 2020/05/17(Sun) 14:32:45

【人】 機関設計士 スタンレー

ーセリアと教会で話した少し先:街中ー
[セリアと別れた後、スタンレーは街に戻っていた。昼食にありつこうと、大通りを歩いていた。
たこやき屋の近くに、騎士に引きずられるようにして歩く、マッドの姿を見かけた。>>144

騎士の姿はイヴだろうか。
騎士の中でスタンレーと一番仲が良いのはクレソンだが、他の騎士の名前と顔は大抵覚えていた。
イヴは純粋で無邪気で元気な子だ。どのような経緯でマッドと知り合ったのかは、分からないが、マッドがイヴのペースに飲み込まれているのは、遠くから見て分かった。マッドの冷静な顔が、崩れているからだ。]

「面白い組み合わせだな。二人は、たこやきを買うのか。」

スタンレーは、二人とは距離があるので特に声はかけず、向かいの「おこのみやき」の屋台に入る。*
(178) 2020/05/17(Sun) 14:38:30

【人】 機関設計士 スタンレー

[おこのみやきに関しても、東の国が発祥の食べ物で、東の国の技術者に作ってもらったから知っている。>>0:19
彼は、「オオサカベン」という不思議な言葉を話した。

スタンレーは、上に乗った鰹節が踊るのを満足そうに眺める。]*
(179) 2020/05/17(Sun) 14:43:39
スタンレーは、>>178 訂正:スタンレーには、「イヴは純粋で無邪気で元気な子」という印象に見えてる。
(a53) 2020/05/17(Sun) 14:47:10

【人】 調香師見習 ノア

─ 
朝・調香店『ディアス』



ハニエルさんはこの後は───…
あ、はい。


[ジゼルさんを見送り、店内に戻れば、
ハニエルさんは席を立っていた。>>173
オーダーを受け、籠からひとつサシェを取って、
リボンのついた専用のフィルム袋に入れる。]


…ありがとうございます。


[代金を受け取り、ポプリをハニエルさんに手渡す。
ジゼルさんと同じように、店先まで送ろうとして
先程まで居たテーブルの前、
ハニエルさんが立ち止まった。]


え、私が頂いていいのですか?


[丸い白の上に置かれた箱に驚いて、私は彼を見た。
彼が、それを持っていたことも、中身がチョコレートで
あることも香りから察していたけれど、
お土産には金平糖を頂いていたし、まさかわざわざ
用意してくれたなんて考えもしなかったから。]
(180) 2020/05/17(Sun) 14:49:24

【人】 調香師見習 ノア


…あ、ありがとうございます……


[見えないけれど、そこにあるのは
ハニエルさんらしい惑星を象ったチョコレート。

戸惑いつつも、貰って欲しいという彼に頷いて、
私はそのチョコレートを受け取った。*]
(181) 2020/05/17(Sun) 14:49:27

【人】 異国の道化師 マッド・リヒター

[イヴが寡黙な少女と目を合わせていた彼に気を遣ったのは容易に察せられた>>174。彼女はたこ焼きを押し付ける様に渡し、早々とこの場を離れようとしていた。それは予定と違う。未だ彼女の『副業』の事を聞いていない。]

あっ……待ってください、イヴさん。
このたこ焼きの御礼が出来ていません。
何処かで腰を据えませんか?

[自由になった方の手を反射的に彼女へと伸ばす。掴む事は出来なかったが。少し大きめの声を出した故に、聞こえてはいるだろう。反応を待つ。一方で、寡黙な少女と会話をしたかったのも事実だ。二つ分のたこ焼きを持ったまま、少女の方に姿勢を向け、しっかりと両目の視線を合わせて発声した。]

貴女も、お時間あれば如何ですか?>>163

[発声と同時に、彼女の肩に停まっている鳥に軽く頬を突かせて合図を送った。*]
(182) 2020/05/17(Sun) 14:51:47

【人】 調香師見習 ノア

─ 
お昼・調香店『ディアス』



『…残りひとつになりましたか。

では、これで今日は閉めましょう。
最後のひとつは、ノアさんの師匠である私が
購入しますから。』


[アトリエから出てきた師匠が籠からサシェを取り、笑う。
ジゼルさんとハニエルさんに購入して貰って、
彼らと別れてから、93分後のことだった。

師匠とふたり、軽く昼食を取ってから、
お祭り会場へと足を運ぶ。

なんだかんだ広場までは付き添うと師匠は
言ってくれたけれど、大丈夫と断った。

道中の人混みで広場の賑わいへの感覚を慣らして
練習をしないと。

パーソナルスペース確保に日傘を挿すといいと
渡された白いレースのそれを手に、私は店を出た。*]
(183) 2020/05/17(Sun) 15:13:54

【人】 男装の騎士 イヴ


ー 侍女と道化師とおまけの騎士 ー

[イヴは足を向けた時、マッドから呼び止められた>>182

しかし、イヴはマッドの持っていた花がガーデニアなのを見てやはり、この場を立ち去ろうと決めた
イヴはマットに近づき耳元で
「花街で有名だぞ?その花言葉」>>176
と言ってニヤリと笑った

マッドがそんな意味で渡したのかはイヴはわからない
が、副業で花街の姉さまに花言葉を(恋愛の意味のみ)聞いていたイヴはただそう思ったのだ

イヴはマッドに
お礼はこっちが先だからな!
何かお前も目立つし、俺も目立つ
祭りはまだあるからな。また会いたきゃ会えるだろ

と言って手を振って離れた。
イヴはその足でゆきのやに向かうようだ

賄賂(手土産)を買いに]*
(184) 2020/05/17(Sun) 15:20:47

【人】 調香師見習 ノア

─ 
広場入口付近
 ─


………なんとか来られたけど、けど、これ…


[大変な賑わいの中、日傘を差して私は佇む。
あちこちで声が聞こえる。
気配が混ざる。

どこか静かな場所をと神経を集中させる。
何しにきたのだろうと自分でも思うけれど、
道中で疲れたし、少し休みたかった。*]
(185) 2020/05/17(Sun) 15:26:47
男装の騎士 イヴは、メモを貼った。
(a54) 2020/05/17(Sun) 15:27:02

【人】 駄菓子屋の孫 ユキムラ

 わやわやとしたところとは…?

[あわあわとする彼女に
さらに困惑した表情を浮かべると、
彼女の腹からぐうぅと虫の音が。
彼女はお腹を抑えて俯いた。>>177]

 ふっ、素敵な出会いがあるお店は知らないが、
 俺もちょうど飯屋を探していたところだ。
 一緒に探すか?

[……と、先程から目があったり
手を振ったりしてくれている>>171
ブラウスの女性も一緒に誘ってみる。]

 お姉さんも一緒にどうだ?
 美味しいお店があったら、ぜひ紹介してほしい

[ナンパか?と思われるかもしれないが反対に
女の子と2人で行くのはちょっと気がひけるなという
真逆のメンタルが働いていたり。*]
(186) 2020/05/17(Sun) 15:29:54
駄菓子屋の孫 ユキムラは、メモを貼った。
(a55) 2020/05/17(Sun) 15:31:31

調香師見習 ノアは、メモを貼った。
(a56) 2020/05/17(Sun) 15:56:57

【人】 詐欺師 アダム



  大変、このくらいにしておかないと。
  わたしが意地悪なのがバレたら
  貴方に嫌われてしまうもの。


[ そんなことを言いつつ>>158
  浮かべた笑みは消さないで。
  彼と二人でいろんな店を回る。

  巷で密かに話題らしい「たこ焼き」も試してみた。
  しかしアダムが選んだたこ焼きは、
  某国のルーレット方式の名を冠した品で。
  なんでも一つだけ当たり(激辛)が入っているらしい。

  引いたのはアダムか彼か。
  バジルの方だったかもしれない。 ]
 
(187) 2020/05/17(Sun) 16:15:22

【人】 騎士団第2分隊隊長 スカーレット・アルジャン

−街中・青年とレディと−

[2人の会話が終わるかとなんとなく待っていると、
誰かから声がかかった。>>186
振り返ってみると、先ほどの青年だ。
どうやら、食事のお誘いらしい。

少女も一緒、となれば多分……
手慣れではないということだろう。
美味しいお店はいくらでも知っているが、
どうしようか。
ちらりと他を見て、はっとした表情を
一瞬見せると、笑みを見せて頷く。]

3人でかな?もちろん、喜んで。
美味しいお店といえば、
一本路地に入ったところに
私の行きつけのピザ屋があるの。

[スカーレットは、こっちのほう、と
指さして、言ってみる?と聞くだろう。
どちらかが行く、と言えば
彼女は喜んでその店へと2人を連れて行こう*]
(188) 2020/05/17(Sun) 16:15:44

【人】 詐欺師 アダム


[ ある店の前で足を止める。

  アダムは、銃の訓練など受けたことはない。
  例え玩具と言えど、狙った的に当てる自信はかった。
  よって、質問には首を横に降ったが、
  目の前の彼はどうだろうと興味はあった。 ]


  頑張ってね。
  ブーヨプスキュリテの守護騎士様。


[ 目は口ほどに物を言うが、
  何とも分かりやすい態度に、また笑って>>160
  店主から受け取った銃を、青年に手渡した。 ]**
 
(189) 2020/05/17(Sun) 16:18:41

【人】 異国の道化師 マッド・リヒター

[指の隙間から溢れ出るかの様にイヴは抜け出した>>184。『花街』という騎士に不釣り合いなキーワードを残して。勝手な女だ。察している様で察し切れていない。不完全燃焼感が残ってしまったものの、最後は帽子の鍔を少し下げて会釈した。]

ー 前向きに考えれば、騎士から何事も無く離れられたのだ。結果悪くは無い。

[一息吐き、たこ焼きを1つ頬張る。……熱い。舌の感覚を一瞬失った。只、一度口に入れた物を吐き出すのも、発狂した様に走り回るのも、そんな醜態を晒したくはない。肩と口元を震わせる。涙目を隠す為、帽子の鍔をギュッと下に引っ張った後、口元に手を当てて空気を送り込んだ。*]
(190) 2020/05/17(Sun) 16:30:34
(a57) 2020/05/17(Sun) 16:33:41

【人】 機関設計士 スタンレー

[汽笛の音が聞こえる。良い風も吹いている。良い日だなとスタンレーは思った。後は飲み物だが、スタンレーは挑戦したいものがあった。
それには、若い女性の行列が出来ていた。]

「うーん…、並んでみようか?」

[それは、「タピオカ」と書かれた屋台。最近この国に入って来た。ミルクティーやカフェオレ等に、キャッサバ芋のでんぷんで作られた黒い丸い粒を入れたものだ。技術者はアンテナを常に張り巡らしており、新しいもの好きの一面もある。

しばらく並んで、手に入れたタピオカを吸ってみる。黒糖ミルクティーにしてみた。少し太いストローを通り、黒い粒がすいっと口に入る。]

「うんうん、中々うまいな。」

[はてさて、どこでおこのみやきを食べよう。手頃なベンチを探して歩く。]*
(191) 2020/05/17(Sun) 16:37:20
(a58) 2020/05/17(Sun) 17:26:00

無口な使用人 ジゼルは、メモを貼った。
(a59) 2020/05/17(Sun) 17:26:49

【人】 踊り子 マチ

─ 娯楽店にて ─

騎士さんなんですね……!

[彼女の言葉に強さを感じた。>>167

そっか、私たちは守られて、こんなにもあたたかい国で幸せに暮らせているんだ。]

私もいつかそんな風に強くなりたいな。

[呟くと、彼女は私の手の甲に口づけをした。

大切にされている気がして、嬉しくて、
そしてこの祭典で触れてきた、いろいろな優しさを思い出して、
私もこの国の、みんなの幸福を願って踊ろうと心に決めた。*]
(192) 2020/05/17(Sun) 17:28:33

【人】 駄菓子屋の孫 ユキムラ

 ピザ屋?いいねぇ!

[彼女は、急な誘いを
「もちろん喜んで」と二つ返事で了承してくれた。>>188

ここから一本路地に入ったところに、
彼女行きつけのピザ屋さんがあるらしい。
俺もしばらくこの辺に住んでいるが
そのお店は初耳だ。

一度想像したピザが頭をよぎると、
もう食欲に抗うのは難しい。

俺は行きたいと意思表示して
2人の判断に身を委ねるとしよう。*]
 
(193) 2020/05/17(Sun) 18:16:03
駄菓子屋の孫 ユキムラは、メモを貼った。
(a60) 2020/05/17(Sun) 18:17:04

【人】 平騎士 バジル・クレソン

 
  最初の時から結構
  意地悪だったと思うけどなー。

[唇を尖らせて>>187
 思い出すのは自分を揶揄う言葉
          >>0:75>>0:82

 けれど笑っている彼女の顔を見ていれば
 自分も愉快になってきて。
 ぷふ、と吹き出せばけらけらと笑う。]
(194) 2020/05/17(Sun) 18:22:13

【人】 平騎士 バジル・クレソン

[少しずつ買っては試すように食べて。
 昨日食べたたこ焼きが美味しかったことなんかを伝えれば
 それにも挑戦してみようという話になったか。

 謎の挑戦的なたこ焼きをチョイスした彼女に
 まあ一つだけなら当たらないだろう、
 なんて気楽にいれば。]

  
かっらっっっっ!!!?


[ 辛い、辛い、辛い!

 じゅわりと口の中に広がる辛味。
 慌てて口を抑えるが
 辛いのか痛いのか滲む瞳で水がどこにあるかわからない。]

  み、みひゅ……っ!!

[彼女の方へ向かって助けを求めるように
 顔を向けるが、果たして水をくれただろうか。]
(195) 2020/05/17(Sun) 18:22:46

【人】 平騎士 バジル・クレソン


[そんな事件を乗り越えて
 今二人は射的屋にいる。]

  よし、任せて!

[激励の言葉を受ければ銃を受け取り、
 台に軽く体を預けて景品を狙おう。

 さて、どれを選ぼうか。
 少しだけ悩んで、ある一点に狙いを定め。

 一射 はずれ

 二射 はずれ

 三射 ヒット! ]
(196) 2020/05/17(Sun) 18:23:14

【人】 無口な使用人 ジゼル


[ 貴女も、お時間あれば如何ですか?>>182


不思議なその人は、そう言った。
突然話しかけられたことも驚いたけれど、懐から出したその手から、白い何かが飛び出して、それが鳥だと気付いた時には私の肩にとまっていて、さらにその鳥の嘴には花が咥えられていて

もうなにがなんだかわからないままぽかんとしていた。]


あっ……待ってください、イヴさん。
このたこ焼きの御礼が出来ていません。
何処かで腰を据えませんか?>>182



[ そうイブさんに声をかけるその人は慌てているようで、声をかけられたイブさんもなんだか慌てた様子で立ち去ってしまって、いったいなにがあったのだろうと少し心配になった。


その時、頬にふれた、小さな感触。
肩に優しく止まっているその鳥が、私の頬をつついていた。
近くで見れば嘴にはクチナシ。好きな花だった。]*
(197) 2020/05/17(Sun) 18:25:32

【人】 平騎士 バジル・クレソン

 
[外れる事に微調整し、
 三射目でなんとか目的のものを落とすのに成功する。]

  はー、だめかなってちょっと思った。
  銃って難しいんだよなぁ。

[細かい動作というものが中々難しい。
 ほっと胸をなでおろし、落とした景品を受け取る。

 そうして、彼女の方を向けば。]

  はい、これプレゼント。
  
  ……高いものじゃないけど、記念、ってことで。

[受け取ってくれるかな? なんて
 首を傾げながら。

 渡したのは箱に入った銀色のネックレス。
 トップにはタナバタに合わせてか星の飾りがついている。*]
(198) 2020/05/17(Sun) 18:28:47

【人】 無口な使用人 ジゼル


[ 何をどう話しかけようか、その言葉のきっかけすら見つけられないままに、彼が手にしていたタコヤキを一口で口に入れたのを見ていた。]


 (…あ、タコヤキ…ひとくちで…)


[ あぁ、と思う間もなく、彼は帽子の鍔をギュッと下に引っ張った。少しだけ、肩が震えているように見えた。]>>190


(熱かった…のかしら)


[ タコヤキの熱さは誰より良く分かっている。
思わず水筒にお茶を入れて、差し出した。]


大丈夫ですか?
*
(199) 2020/05/17(Sun) 18:35:26
平騎士 バジル・クレソンは、メモを貼った。
(a61) 2020/05/17(Sun) 18:36:48

【人】 騎士団第2分隊隊長 スカーレット・アルジャン

−朝:娯楽店で可愛い踊り子さんと−>>192

心を強くお持ちください。
もし、何か不安なことがあれば……
心の中で、”シルバーバレット”と唱えてください。
もしくは、”スカーレット”
私をお呼びください。
すぐに貴女のもとへと、参りましょう。

−シルバーバレット


現第2分隊、スカーレット・アルジャンを隊長に据えた
彼らのアナザーネーム。
銀色の髪のスカーレットを、狼男を殺す唯一の手段である
シルバーバレットとなぞらえたようなもの。
スカーレットは、自分の名前か、隊の名前だけなら
限定的に心の声まで聞こえる能力がある。
女性には、偶にこうやって教えている。
それが少しずつ広まることを願って。]

それではまた。お互いに、宴を楽しみましょう。

[彼女は、この娯楽店を楽しむのだろう。
それを邪魔するのは良くない。
いい引き際というものが今のような気がして、
ワンピースの裾を少し持ち、会釈をしようか。
彼女が望めば、もう少し話をしたいけれど。*]
(200) 2020/05/17(Sun) 19:04:57

【人】 少女 ルーシュ

[一緒に飯屋を探そう>>186と言われれば同意の意を込めて何回も首を縦に振る。
すると近くにいる女性も誘われているようで。

お知り合いかしら……?

もしかしたら先客だったのかも、あれ、もしかしてわたし邪魔しちゃったかしら。
なんてはっとする。

それでも女性も笑顔で頷く>>188し、美味しそうなピザが食べられるとなればそんな考えは端において素直について行くことにする]

ピザですか、いいですわね!是非お願いしますわ!
(201) 2020/05/17(Sun) 19:11:53
少女 ルーシュは、メモを貼った。
(a62) 2020/05/17(Sun) 19:34:47

【人】 異国の道化師 マッド・リヒター

[気が付くと、器に入った水が差し出されていた>>199。先程声を掛けた寡黙な少女からだ。器の水面に映った彼の顔は涙でメイクが乱れていた。しかし、そんな顔に気を払っている間も無く、兎に角と、彼女の手から器を受け取り水を口内に流し込んだ。感覚が麻痺した舌の上にジワッと冷たい水が染み渡った。これにも涙が出てくる。顔が完全に炎上するのは免れたが……。]

嗚呼……、助かり、ましたよ。
ありがとう、御嬢さん。

[ふーっ、ふーっ、と暫く息を荒くするマッド。彼女の声は小さく、自分の事に手一杯な彼には聴こえなかった。只、水をくれたという、その行為には御礼を言った。]

どうぞ誤解はしないで頂きたい。
この食べ物、『たこ焼き』は大変美味しい。不味くは無いし、勿論毒等も入っていません。
只、少しゆっくりと食べた方が良さそうです。
お時間あれば、如何でしょうか?

おっと。

[涙でメイクが乱れている事を察する。マッドは、帽子の鍔を摘み、顎の辺りまでギュッと下げる。3秒後、もう一度前髪の上辺り迄帽子を引き上げた。すると、たった今メイクが施されたかの様に、真新しい顔が其処には合った。彼はにっこりと笑う。]

申し遅れました、優しい御嬢さん。
ぼくは旅の道化師でマッドといいます。
この様に簡単な『手品』も嗜んでおりますよ。
命を救って頂いた恩もありますし、是非御礼を。

[帽子を取り一礼する。もう片方の手に焼き立てのたこ焼きがあるのが少々アンバランスではあるが、誠意は伝わったと信じたいものだ。*]
(202) 2020/05/17(Sun) 19:35:46

【人】 騎士団第2分隊隊長 スカーレット・アルジャン

−街中・青年と少女と−

[両者から快諾があると、>>193>>201
こちらへどうぞ、と先導しよう。]

このピザ屋は、私が若い頃からの行きつけで
お店の旗とかも出してない穴場なんだ。

[だから、ここは誰にも教えてはいけないよ?
などと笑って、2人に話しかけるだろう。
昨日行ったパスタ屋も選択肢としてはあったけれど、
2日続けていくとさらに厄介なことになると思えば、
隠れ家を教える他ない。

隠れ家は、やはりほとんど人がいない]

来ちゃった


[ふざけて語尾をあげると、店主が顔面蒼白で出迎えた。
一瞬で真顔に戻れば、勝手に席を見つけて座ろうか。
2人にも座って、と先に勧めると、
ルーシュの前に腰を下ろそう。

スカーレットの一言に引いたまま、
店主が今日のオススメを教えてくれた。

“ハニークリームチーズピザ”
”鶏肉と玉ねぎのジェノベーゼピザ”

”ベーコンと唐辛子のピリ辛ピザ”

さて、何を頼もうか?*]
(203) 2020/05/17(Sun) 19:45:04

【人】 機関設計士 スタンレー

ー広場入口:ノアとー
「ノア!また会ったな。」

[ベンチを探して広場入口まで来ていたスタンレーは、立ち尽くすノアを見つけたので、声を掛けた。>>185
ノアはドレスを着ており、昨日の不安そうな顔と比べると見違えるほど綺麗だ。]

「デートか?」

[スタンレーは悪戯っぽく微笑んだ。]

「一人なら、良かったら、一緒におこのみやき食べるか?」
[お好み焼きが入った袋を上げる。]*
(204) 2020/05/17(Sun) 19:56:09
(a63) 2020/05/17(Sun) 20:06:38

【人】 踊り子 マチ

─ 娯楽店にて ─


”シルバーバレット”
”スカーレット”


[美しい騎士さんの言葉にこくりの頷く。>>200

きっと彼女は、誰かが困ってて呼んだら、本当にすぐに来てくれるって、そう思った。


彼女がなぜこんなに強くて美しいのか気になったけれど、
会いたくなったらすぐに会える、特別な言葉をもらえた気がして、
最後に名乗り忘れていた名前だけ告げて、その場をあとにした。*]
(205) 2020/05/17(Sun) 21:03:17

【人】 踊り子 マチ

─ お城にて ─

[娯楽店の雰囲気を堪能した私は、
お城に向かう。

>>119>>120>>121

シュテルンポレール殿下を迎え入れるような国民の声が沸く。

ユウェル王女はシュテルンポレール殿下のことを星と呼んだ。
支え合うような、愛が溢れたお二人。
星は巡り合うことを知った。


帰ったら、特別な衣装を着て、流れ星のイヤリングをつけて、舞の準備をしよう。

そして露店へ行く。
探したいものがあった。*]
(206) 2020/05/17(Sun) 21:13:10
踊り子 マチは、メモを貼った。
(a64) 2020/05/17(Sun) 21:17:26

【人】 無口な使用人 ジゼル

[ 助かりました、御嬢さん、と言いながらもまだ息が少し乱れているその人は、私に気を遣わせてしまったと感じたのか、流れるような口調でタコヤキが悪い訳ではないと話す。


その口調は滑らかで耳に心地よく。
相槌をうつことも出来ずただその人を見つめていて。



ふと、熱さで出た涙のせいか、彼のメイクが乱れてしまっているのを見つけた。
恐々、ハンカチを差し出そうとした時。


彼が帽子の鍔を引っ張って、たった数秒。
シルクハットが元の位置に戻った時、メイクはすっかり元のように美しくなっていた。]


(…えっ…)*
(207) 2020/05/17(Sun) 21:28:21

【人】 無口な使用人 ジゼル


[ ぽかんと口を開けたまま、ハンカチを渡そうとした動きも止まってしまった私に、その人は、



申し遅れました、優しい御嬢さん。
ぼくは旅の道化師でマッドといいます。
この様に簡単な『手品』も嗜んでおりますよ。
命を救って頂いた恩もありますし、是非御礼を。>>202



と、帽子をとって一礼する。


優雅な振る舞いの片方の手にはタコヤキが乗っているままになっていて、ほかほかと湯気が立ち昇るのを見て、そこで初めてふうっとちからが抜けた。]


私も、もう2度も泣かされてしまいました。
タコヤキ、とっても美味しいのですけれど。



名乗ることも忘れてようやくそう口にしたら、なんだかおかしくなって笑ってしまった。]*
(208) 2020/05/17(Sun) 21:34:35

【人】 駄菓子屋の孫 ユキムラ

 
−街中→ピザ屋−


[どうやら、お腹を空かせている少女も
ピザ屋に行くのは乗り気なようだ。>>201

ではではさっそくと、
ブラウスの女性に先導してもらう。>>203]

 へぇ〜、いわゆる看板のないお店ってことか。
 そりゃあ俺も知らないわけだ。
 もしかして、お姉さんグルメな人だな?

[これでも本人としては褒め言葉のつもりである。

冗談でも、誰にも教えてはいけないよ?というくらいだから
さそがし隠れた名店なのだろう。
少し進んだところに行くと、
広場と違って、人通りもほとんどなかった。]
(209) 2020/05/17(Sun) 21:39:09

【人】 調香師見習 ノア

─ 
広場
 ─

[降り注ぐ陽射しに賑やかな音楽。
行き交う人々呼び込む露店の人の声。
食べ物屋さんもたくさんあるのだろう。
ソースや醤油、バターに生クリーム、
さまざまな香りが其処ら中に漂っていた。]


…スタンレーさん?


[進む道を選び損ねて立ち竦む私に
人混みの中でもよく通る声が届いて、>>204
私は振り向いた。]


いえ……
この時期はみなさん、同じこと言うのですね。


[悪戯な問いを否定してから、くすりと笑う。

ひとりですが……おこのみやき?

[聞いたことのない食べ物に瞬いて、示された袋から
漂う香りを改めて確認する。]
(210) 2020/05/17(Sun) 21:41:00

【人】 調香師見習 ノア


私で良ければ…

実はお祭りに来たのはいいのだけど、
どこに行ったらいいのか、わからなくて


[困ったような笑みを浮かべながらも
近く香る美味しそうな匂いに目を細めた。*]
(211) 2020/05/17(Sun) 21:41:03

【人】 駄菓子屋の孫 ユキムラ

[
 「
来ちゃった


目的のお店に入ると、
お姉さんが突如として甘い声で店主に挨拶した。
わかりやすく一瞬だけ店主が顔面蒼白になるのを捉えた。
俺はニヤケそうになるのを隠すように店主に頭をさげる。
どちらかというと、お姉さんには
かっこいいだとか、しっかりものだとか、
そういうクールな印象を持っていたので
意識外からのギャップに俺は即殺された。

案内された席に座り、
メニューがあればメニューを見ながら、
店主にオススメのピザを教えてもらう。
こういう本格的なピザ屋に来るのは、
意外とめったにないかもしれない。

俺は、こういうのはあまり悩まないタイプだ。
ファーストインプレッションという名の
その時の本能で全てが決まる。]

 そうだなぁ……
 じゃあ俺は“鶏肉と玉ねぎのジェノベーゼピザ”にしよう。*
(212) 2020/05/17(Sun) 21:42:06

【人】 無口な使用人 ジゼル


ジゼル、と申します
ユンカー家で、使用人をしています



[ と改めてお辞儀をする。自然な笑顔が出て、自分でもホッとした。


お礼をしていただくようなことではありません、それに素敵なお花を頂いて、光栄です


なんて告げようとして、手にしたクチナシに目をやれば、



  
ふと思い出す、幼い頃の思い出。




街で出会った、道化師さん。
不思議な不思議な、たくさんのその手品。
それは魔法なの?とキラキラした目で聞いたのは誰だったかな。

あの道化師さんは、マッド、という名前では無かったような気がするけれど。]*
(213) 2020/05/17(Sun) 21:48:02

【人】 街角の花売り セリア

−回想− 廃教会にて


「やぁ、すまん、邪魔した…かな?」

[振り返るとそこには男の姿があった。彼女はその男と会うのは初めてだったが、名は知っていた。]

こんにちは!あれ、もしかしてスタンレー?

[彼の名はブルー=スタンレー。この国有数の機関設計士だ。]


こんなところで有名人と会うなんて、変な感じ。
ここ、わたしのお気に入りの場所。スタンレーもよく来るの?

[にこやかに返すと、セリアはそう質問を投げかけた*]
(214) 2020/05/17(Sun) 21:50:57
無口な使用人 ジゼルは、メモを貼った。
(a65) 2020/05/17(Sun) 21:52:07

街角の花売り セリアは、メモを貼った。
(a66) 2020/05/17(Sun) 21:52:17

【人】 機関設計士 スタンレー

ー広場:ノアとー

>>210 ノア
[「おこのみやき?」という疑問を含んだ声に、スタンレーは補足する。]

「これは東の国発祥の食べ物でな。小麦粉を水に溶かしてキャベツを…、ええい!説明は、後回しだ!とりあえず、食べてみろ!」

[二人は、木陰となったベンチに並んで座った。
スタンレーは、自分用に「わりばし」をパキッと割る。
口を付けてない箸で、お好み焼きを一口大に切り分ける。
ノアには、それをフォークで刺し、蓋を皿代わりにして差し出した。]

「ソースがいい匂いだろ?」*
(215) 2020/05/17(Sun) 21:56:35

【人】 機関設計士 スタンレー

ー回想:廃教会にてー

[「もしかしてスタンレー?」と問われ、自分を知っているのかと、スタンレーは少々驚く。]

「有名人なんて、それ程でもないよ。
この教会の近くに湖があるだろ?そこが、俺のお気に入りの場所なんだ。
君は花売りなのかな?」
[セリアの持っている花籠を見て、問う。]

「こんな所に花が咲いてるなんて、思いもしなかった。綺麗だな。」*
(216) 2020/05/17(Sun) 22:03:44
機関設計士 スタンレーは、メモを貼った。
(a67) 2020/05/17(Sun) 22:07:13

【人】 騎士団第2分隊隊長 スカーレット・アルジャン

−ピザ屋への道中・青年と少女と−

グルメかどうかは分からないけど、
結構ここら辺は食べ歩くね。
仕事の休憩中とか、休みの時とか。

[道中に青年に”グルメな人”と言われた。>>209
ふむ、と一瞬考えをそぶりをしただろうか。
まぁ、独り身で友人たちとも食べることを
一緒に楽しんでいるから仕方ない。
巡回中に見つけて、休憩中に見つけることもしばしば。]
(217) 2020/05/17(Sun) 22:26:06

【人】 騎士団第2分隊隊長 スカーレット・アルジャン

−ピザ屋・青年と少女と−

全く、酷いなぁ。
私だって偶に冗談言うのに…

[いまだに顔面蒼白の店主を見て、
頬を少し膨らませて不満げなところを見せようか。
それを聞いた店主は、
“いつ言ったことがあった?”と漏らす。

青年が、先ほどの発言にノックアウトされていたとは
つゆしらず、店主とふざけた会話を続けてしまった。
それは、彼らにどう映っただろう。

やれやれ、と肩を竦めて脚を組み、両手で頬づえをつく。
淑女としては、ありえないことだが、偶にはいいだろう。
青年はオススメを聞くと鶏肉を選んだ]

私はハニークリーム。
お嬢さんはどうする?
マルゲリータとかのオーソドックスな
ピザも、絶品だからオススメできる。

[ついでに飲み物も頼んでしまおうか。

“しぼりたてのオレンジジュースでもいい?”
2人に聞いて、一緒に注文しよう。*]
(218) 2020/05/17(Sun) 22:27:50
(a68) 2020/05/17(Sun) 22:33:30

【人】 調香師見習 ノア


…う、うん。


[スタンレーさんはおこのみやきの説明の匙を投げたよう。
とりあえず食べるということになって、木陰のベンチへと
案内される。>>215
こんな場所があるなんて知らなかったし、
気付けなかっただろうから、スタンレーさんに声を掛けて
貰えてよかったと思った。

スタンレーさんは隣で、おこのみやきを食べやすいように
してくれてから、私に渡してくれた。
差し出された皿替わりの端から、フォークを取り、先端に
刺さったおこのみやきの一片を口に運ぶ。]


ぁ、美味しい……


[咀嚼しながら、空いているほうの手で口を押える。
絶妙なバランスのソースとマヨネーズに絡められた表面は
カリっとしていて中はふわふわ、けれど、キャベツがふんだんに
使われているせいか後味はさっぱりしていた。*]
(219) 2020/05/17(Sun) 22:35:43

【人】 街角の花売り セリア

− スタンレーと −


そうかな?有名だと思うけど。この前の新しい機関車、スタンレーも新聞に出てたし。
あ、わたしセリア。ガーミルドの村から機関車に乗ってきたの。あれも確かあなたが設計者、だよね?

[セリアは籠を右手に持ち替え、続けた。]

あの湖、綺麗だよね。でも、こんな日でもわざわざここまで来るなんて、本当に好きなんだ。

うん、まあ、そんなとこ!
そうなの。教会でここだけ、咲いてるの。花もここがお気に入りだって言ってるんだ*
(220) 2020/05/17(Sun) 22:46:43

【人】 詐欺師 アダム



  あら。
  そんな意地悪なことを言うのはこの口?


[ ぷくりと頬を膨らませ、
  店で買った林檎飴を押し当てることで>>194
  彼の唇の蓋をする。
  そんな一幕もどこかにあっただろう。

  たこ焼きの事件の時は、>>195
  あまりにも苦しそうだったから
  アダムも少々慌てて。

  自分が飲んでいた水コップを
  そのまま差し出した。]
 
(221) 2020/05/17(Sun) 22:57:07

【人】 機関設計士 スタンレー

ー広場:ノアとー
>>219 ノア
[「ぁ、美味しい……」その一言が聞こえると、スタンレーは、満面の笑みになった。]

「だろう?[さも自分で作ったような得意げな顔だ。]
俺は、オオサカの食べ物が大好きなんだよな。
あ、オオサカって言うのは、遥か東の国の都市のことでな、俺は、いつか行くのが夢なんだ。」
[スタンレーは少年のように話した。「東の国の技術も気になるしな」と独り言のように続けた。]

「おっと、俺の話ばっかりですまない。ノアは、何処か寄りたいところはあるか?」
[二人でお好み焼きを食べ終えた頃、スタンレーが問いかける。]

「夕方、マチが広場の舞台で踊るので俺は観に行くんだが、ノアも来るか?」
[ノアにも是非マチの舞を見て欲しかったが、ノアの目に見えるのだろうか…。という懸念はあった。
音楽や雰囲気を感じることが出来ればという気持ちからの提案だった。]*
(222) 2020/05/17(Sun) 22:57:18

【人】 詐欺師 アダム


[ 的が外れるごとに着実に精度を増していく。>>198
  弾が描く軌跡を、
  アダムもいつの間にか手に汗握りながら見守って。 ]

 
  おめでとう。
  ……いいの?


[ 見事弾が商品を射抜けば、喝采の声を。
  確認しながら、星が煌めくネックレスを受け取った。
  ペンダントトップを、見つめながら
  しばらく無言で指先で弄ぶと。
  
  やがて、自身の髪を一つに纏めていた>>13
  髪飾りをほどけば。

  ――――しゅるり。
  布地が擦れる微かな音と共に、
  長い髪が、風に乗ってふわりと舞った。 ]
      
(223) 2020/05/17(Sun) 22:59:00

【人】 詐欺師 アダム



  ……お返し。
  他にあげられそうな物、思いつかなくて。


[ 手にした髪飾りを器用に折りたたみ
  小さな蝶ネクタイを作る。
  それから膝を少し折ると、俯いて
  彼の胸元に付けた。 ]
 
(224) 2020/05/17(Sun) 23:00:00

【人】 詐欺師 アダム



  ……………。


[ だからその時、アダムがどんな表情をしていたか。
  彼はきっと、見ることができない。 ]

 
(225) 2020/05/17(Sun) 23:00:08

【人】 詐欺師 アダム



  この髪飾りね、大切な物なのよ。


[ ……初めて会った頃にも
  同じ言葉を告げた覚えがある。>>0:47

  その髪飾りは、母の形見となり。>>0:30
  親友と贈りあった思い出の品であり。
  幼い少女の頃からの宝物だった。

  実際は、名すら忘れた男からの贈り物。
  質の良いものだったから
  身分を偽るのに使っていた。
  ただ、それだけのもの。
―――だった。
 ]
  
(226) 2020/05/17(Sun) 23:00:20

【人】 詐欺師 アダム



  ……私を、とある人と
  巡り合わせてくれた、大切なもの。


[ 飾りが、男の胸元に色を添えたのを確認したら。
  ゆっくりと顔をあげて。

  髪飾りに理由をくれた人へ向けて>>0:47
  アダムは穏やかに微笑んだ。 ]*
 
(227) 2020/05/17(Sun) 23:00:31

【人】 異国の道化師 マッド・リヒター

ー 私は、こんな笑顔が見たかったから。>>208

[たった2日間だというのに、この街で多くの人に逢い、色々な笑顔を見てきた。裏表無く笑う店主、男を魅了する様に笑みを作る美女、それから、余所者にも友好的に接しようと笑顔になる設計士、恋する様に慎ましく笑う踊子、また、護るべき者を安心させる様に笑う令嬢騎士、甘えと困惑を兼ねたの笑み謙虚な女、先程逢った、童子の様に悪戯に笑う女騎士も……色のある良き笑顔ではある。でも違う。彼が本当に欲しかったのは『只、自分を見て、面白いと笑ってくれる』そんな人の笑顔だ。
別に彼女が特別ではない。それが彼、『道化師』の存在理由なのだから……。]

[笑い出す前の彼女が小さく言った言葉は聴こえていた。彼女もこの丸く小さい灼熱の食物の被害者だと言う。今迄どれ程の人々を魅了し焼いてきたのだろうか。そう小難しく考えるが、不意にマッドも釣られて笑った。]

これは、醜態をお見せしてしまいましたね。
恥ずかしい話です。内緒ですよ?
ユンカー家のジゼルさん、宜しく。
(228) 2020/05/17(Sun) 23:02:20

【人】 異国の道化師 マッド・リヒター

[嗚呼、そうだ。彼女と逢った最後の日を思い出した。その笑顔を見て。……10年前のタナバタの出来事だ。その時の"星の飾り"は西の国の魔女から寄贈された、魔力の込められた『ガーネット』の宝石が使われていた。当時、手品の延長で魔法にも興味を持っていた『マシュー』は……その魅力に抗う事が出来ず"星の飾り"を盗み出してしまった。]

ー少しだけ、少しの間だけ借りて……ユウェル姫に『魔法』を見せてあげたかった……。

[しかし、『魔法』はニワカな手品を学んだ程度のマシューに扱える物では無かった。ガーネットの宝石は彼の黒い瞳を焼き、乗り移った。その後どんな手段を使っても、瞳の中から取り出す事は叶わなかった。]
(229) 2020/05/17(Sun) 23:03:15

【人】 異国の道化師 マッド・リヒター

[その日より、騎士団参謀総長の任に就いていた彼は2人に分かれた。"国宝泥棒の逆賊マシュー・ド・リヒテンシュタイン"と"異国の道化師"。ただし、前者はその日に自分自身で殺した事にした。後者の彼は、タナバタに招かれていた南国のサーカス団に混じり、間一髪で国を出る事が出来た。]

[国を出る直前、姫への謁見は叶わずとも街の子供達には顔を見せた。勿論、今と同じ様な姿をした"異国の道化師"として。未だこんなにも若い姿では無かったが。そして、手品を披露した。今迄全く出来なかった発想・方法のものも含めて……。]

『それは魔法なの?』

[綺麗な目をした少女に尋ねられた。その子の髪に、クチナシの白い花を飾りながら答える。勿論『魔法』だよ。凄いでしょう。嗚呼……そんな笑顔が見たかった。年端の近いユウェル姫からも。せめて、この少女に笑顔を与えられただけでも良しとしよう。唯一のミスは馬鹿正直にも咄嗟に『マシュー』と名乗ってしまった事だが。]

[その日、国から出る為の検問所で彼が初めて騙った名前が、"マッド・リヒター"であった。]
(230) 2020/05/17(Sun) 23:03:33

【人】 異国の道化師 マッド・リヒター

ー あの時の、少女。大きくなったなぁ。>>208

[……鮮やかな懐かしい思い出と自分の傲慢さが招いた事態への後悔で目頭が熱くなる。笑っていた筈だが、細めた目からは涙が流れそうになっていた。]

ぼくの手には2食分のたこ焼きがありまして。
どうぞ、手伝って頂ければ光栄なのです。

[溢れそうになる涙を察し、帽子の鍔を目と同列くらいには下げて、もう片方の手に持ったたこ焼きをジゼルへ差し出した。*]
(231) 2020/05/17(Sun) 23:04:50
マッド・リヒターは、>>231のアンカ訂正。>>208>>213
(a69) 2020/05/17(Sun) 23:07:09

【人】 機関設計士 スタンレー

廃教会:セリアと


>>220 セリア
「そうだな、b53829は、俺の最新作だ。
ガーミルドから!それは遠いところから!
いつもご乗車ありがとうございます。 ]

[スタンレーは悪戯っぽく、片手を胸に当て、仕事モードでお辞儀をする。]

「生まれ故郷が湖の近くの町でね。故郷を思い出したい時や考え事をしたい時は、良く行くんだ。」

「うん、俺にも花が喜んでるようにみえる。」

[スタンレーは、光に輝く花々を微笑ましく眺めた。]*
(232) 2020/05/17(Sun) 23:09:14

【人】 駄菓子屋の孫 ユキムラ

 
−道中−


 へー。楽しそうだなぁ

[お姉さんは結構この辺を食べ歩くそうだ。>>217
まさかその仕事が国の重役とは思いもよらず。


俺は出不精でめんどくさがりな性格が災いして、
あまり外食はしないからなぁ。
ただ、たまにこうやって美味しいものを食べに行くと
そういうのに詳しい人が少し羨ましかったりする。]
(233) 2020/05/17(Sun) 23:09:42

【人】 駄菓子屋の孫 ユキムラ

 
−ピザ屋−


[店主にもかなりのダメージが入ったのだろうか。
いまだに店主は顔面蒼白の様子だった。>>218
お姉さんは少し頬を膨らませて
不満気な表情を浮かべている。

足を組んで両手で頬杖をついた。
ダメだ。俺にとってはオーバーキルだ。]

 ……お姉さん、可愛いところあるんだねぇ。

[俺は、独り言のような、少女に話しかけるような
小さな声でボソッと呟いた。
……いやもしかしたら本人や店主にも
聞こえているかもしれないが。

飲み物までメニューを見てなかったから、
“しぼりたてのオレンジジュースでもいい?”
という提案には素直に乗っておこう。

ピザへの楽しみに比例して
お腹はすいていくばかりだ。*]
(234) 2020/05/17(Sun) 23:10:40

【人】 街角の花売り セリア

− スタンレーと −


ご丁寧にどうも!こちらこそいつもありがとうございます。

[セリアはスタンレーに習ってスカートの裾を持ち上げ、丁寧に、しかし悪戯っぽくお辞儀した]

そうなんだ!近くに自然があるのっていいね。ガーミルドは直ぐ近くに工場があるから、あんまり自然、ないの。

スタンレーもお花、好き?*
(235) 2020/05/17(Sun) 23:22:27

【人】 機関設計士 スタンレー

ー廃教会:セリアとー


>>235 セリア
「へぇ、工場地帯なんだな…。
花は疎いんだが、向日葵は好きだ。
真っ直ぐで暖かくて…。」
[「まるで、マチのようで」とは、口には出さない。]*
(236) 2020/05/17(Sun) 23:28:48

【人】 駄菓子屋の孫 ユキムラ

[ピザが来るまでは、少々時間がかかるだろう。

話をするのに、このままお互い
名前も知らないんじゃ話もしづらいだろうとて、
自己紹介を切り出した。]

 お姉さん、いいお店を教えてくれてありがとう。
 俺は……ユキムラっていう。
 マァいつもは学生をしながら
 実家の駄菓子屋の手伝いをしている。
 二人は……まあ素直に名乗らなくてもいいが
 なんて呼べばいいかくらいは教えてくれ。

[名前を聞いて相手がピンとくるかはさておき
とりあえずユキムラと呼んでくれ、と挨拶した。
なんせ、お姉さんはどこかで知っているような気がしなくもなかったから


自己紹介を終えると、
これ、お礼ってわけではないけどと前置きして
瓶ではなく小袋に入れた星型の金平糖を取り出し
二人に手渡した。
受け取ってくれるだろうか*]
(237) 2020/05/17(Sun) 23:34:59
駄菓子屋の孫 ユキムラは、メモを貼った。
(a70) 2020/05/17(Sun) 23:39:51

【人】 無口な使用人 ジゼル

【もちろん魔法だよ…すごいでしょう…】

『ええ、とってもすごいわ!マシューは魔法使いなのね!』


『…マシュー?どうして泣いているの…?』




[
    
これは、私の記憶?
それとも、なにかで読んだお伽話?

それなら何故、目の前にいるマッド・リヒターまで泣いているように見えるのだろう。]



ぼくの手には2食分のたこ焼きがありまして。
どうぞ、手伝って頂ければ光栄なのです。>>231


[ 帽子の鍔を瞳の位置まで下げたマッドから、差し出されたタコヤキをそっと受け取る。



…また会えて嬉しいわ。マシュー。


そう小さく呟いた。]*
(238) 2020/05/17(Sun) 23:48:31

【人】 踊り子 マチ

─ 街中にて ─

[たくさんの露店が並ぶ。

この時期にしかない色んなお店を覗きながら、でも前にも通ったあの道の方へ。

私はそのお店に着いて、店内を少し回ると、ぴったりのものを見つけて、それを購入した。


そのあとは、ユキノヤに向かった。

そこでは金平糖というお菓子があった。
キラキラとして綺麗で、それを見た時に、
昨日、イヴと子供たちと見た星空を思い出した。

今日も行ったらなんて言われるだろう、なんて思いながら、
イヴがいなければ、子供たちとまた星を見て過ごそうと思って、金平糖を購入した。*]
(239) 2020/05/17(Sun) 23:48:57

【人】 踊り子 マチ

─ 広場の舞台にて ─

[ゆっくりと日が沈み、辺りが暗くなり始める頃。
静かな音楽が流れる。

親切な騎士さんは
タナバタの目的は、「誰か大切な人のことを考えること」って教えてくれた。

美しい騎士さんは
私の舞を「誰かを想っているような」と言った。

ユウェル王妃は
「そなたたちの星は、巡り合っているだろうか?」とお話した。

ブーヨプスキュリテ王国の星の祭りの意味を、少し見つけられた気がして
みんなの幸せを祈って、踊った。*]

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(240) 2020/05/17(Sun) 23:58:25
詐欺師 アダムは、メモを貼った。
(a71) 2020/05/17(Sun) 23:59:52

【人】 街角の花売り セリア

− スタンレーと−


向日葵かぁ、わたしも好き!元気、もらえるから。
そうだ、実はわたし向日葵の花、あるよ!


[そう言ってセリアは籠から一輪の向日葵を取り出した]


これも何かの縁だし、はい、これどうぞ。
お代?うーん、タダでいいよ。

うん、こうしてみると向日葵も似合うね!

[セリアは満足げに頷いた]

じゃあ、わたし、そろそろ行くね。お話してくれて、ありがと


[セリアはそう言って教会の扉まで歩くと、振り返ってこう言った]


多分、ね。花が嫌いな女の人、いないと思う。


[花が好きか?と聞いた時、スタンレーの表情が変わったのを、セリアは見逃さなかった。*]
(241) 2020/05/18(Mon) 0:02:26

【人】 調香師見習 ノア


オオサカ……
東の国のことは少しだけ聞いたことはあります。
確か、とても小さな島国なのだとか。


[嬉しそうなスタンレーさんに私も表情を和らげて、
彼の話に耳を傾けた。>>222
東の国は香りの面でも、独特なものを使用していて、
先日ハニエルさんが薄らと纏っていた伽羅もそのひとつ。

おこのみやきを食べ終えれば、ごちそうさまでした、と
感謝して、スタンレーさんと一緒にフォークやパック、
割り箸を袋に入れて片付けた。]


私ですか……?
友人から、タコヤキを勧められてるので
覗いてみたいと思ってるのですが……あと、


[ふっと顔を遠くに向ける。]

あちらのほうから、オルゴールの音が聞こえてて
気になってます…

[派手で賑やかな音達に紛れて、
流れている曲は何だろう。]
(242) 2020/05/18(Mon) 0:03:02

【人】 調香師見習 ノア


マチさんの舞台、とても素敵なのでしょうね。


[仕立屋で声をかけてくれた優しい声を思い出す。
スタンレーさんが懸念するように
見ることは私には叶わない。
けれど確かに、音楽や雰囲気は感じることは
出来るだろう。]

…舞台は中央のほうでされるのですよね。
私は、音のするほうを覗いてから、向かいます。

スタンレーさんもせっかくのお祭り、
デートしたいひと居るのでしょう?

[最初に問われたことを返して。
舞台前にマチさんとお話したいのじゃないかなって
余計なお世話かもしれないけれど。*]
(243) 2020/05/18(Mon) 0:03:04
街角の花売り セリアは、メモを貼った。
(a72) 2020/05/18(Mon) 0:04:39

【人】 騎士団第2分隊隊長 スカーレット・アルジャン

−道中−

機会さえ合えば、
他の場所も連れていけるよ?

[なんとなく、青年の発言が気になって、
君たちは、外に出ないの?
なんて聞いたような。
はて、秘密のお店はあといくつあったかな。
彼女は指を折りながら数えてみた。
確か、97くらいあったはず。]



(244) 2020/05/18(Mon) 0:06:17

【人】 騎士団第2分隊隊長 スカーレット・アルジャン

−ピザ屋・青年と少女と−

[流石にふざけすぎたかと思い、
頬杖をつくのはやめよう。
青年が、”可愛い”といったことに気づいていたら、
柄にもなく少し頬を染めたかもしれないけれど、
残念ながら、彼女には聞こえていなかった。>>234
寧ろ、”何か言った?”と言ってしまったようで。]

ユキムラ…………
駄菓子屋……?
……!

[懐かしい人物にあったような
驚いた表情をしただろう。>>237
心底、驚いているのだから仕方がない。

彼が差し出した袋を受け取れば中を確認し、
こほん、と咳払いをして2人に改めて
笑みを見せて、自己紹介と行こう。 ]

私は、スカーレット・アルジャン。
レッタ、と呼んでほしいな。
私の親しい人たちはそう呼ぶから。
仕事は、…シルバーバレット。

[シルバーバレットは、
一般の民も知っている通り名。
分からないなら、ごめんね。
と、心の中で謝っておこう*]
(245) 2020/05/18(Mon) 0:08:23

【人】 機関設計士 スタンレー

ー廃教会:セリアとー


>>241 セリア
「え?!貰っていいのか?!ありがとう!」
[満足げなセリア。無理に断ったり、お代を頂くのは、逆に失礼な気がして、大人しく受け取る。]

[「多分、ね。花が嫌いな女の人、いないと思う。」]
「え?」
[どういう意味だと問おうと顔を上げたが、セリアは既に去った後だった。]*
(246) 2020/05/18(Mon) 0:10:52
機関設計士 スタンレーは、メモを貼った。
(a73) 2020/05/18(Mon) 0:11:47

【人】 星読博士見習 ハニエル

−現在・広場にて−



(はあっ…はぁっ……間に合った……)

[息を切らせて、広場に滑り込む。

昼間の迷子のおかげで、たっぷり2時間は無駄な時間を食っただろうか。
途中周囲の人間にも助けを求めつつ、学生服の仕立てを頼み、遅い昼飯を猛スピードで平らげれば、気付けば夕暮れ時になっていた。

昼飯をかき込んだ後に走ったせいで、胃がキリキリする。
昨日、偶然会った凛とした女性と優雅な昼食を共にしたのとは大違いだった。]
(247) 2020/05/18(Mon) 0:13:26

【人】 星読博士見習 ハニエル

[目の前の特設ステージは、丁度いま舞台発表が始まったらしい。
ステージ上に踊り子が現れ、優雅に踊り出す。>>240

その踊り子は、昨日街で見かけた、嫋やかな赤いスカーフを纏った女性にどことなく似ている気がした。>>1:101

ついぞ言葉を交わす機会はなかったが、あの時に感じた豊かさ、麗しさをその踊りは体現しているような気がした。


───タナバタの祭りは、フィナーレを迎えようとしている。]*
(248) 2020/05/18(Mon) 0:13:43
星読博士見習 ハニエルは、メモを貼った。
(a74) 2020/05/18(Mon) 0:16:26

【人】 騎士団第2分隊隊長 スカーレット・アルジャン

−懐かしい話でも−

[この近くで、金平糖を売っているお店というのは稀だ。
国外から来る民も等しく受け入れる国に、
駄菓子屋が出来たときは本当に強烈だった。
両親に隠れて、学生の頃友人たちとよく行った。

そこには、全く笑わない男の子がいた。
偶に、駄菓子屋を営む祖母と一緒に店にいた小さい子。
ユキムラ、という名前を教えてくれたのは、
通いつめて通いつめてやっとのことだった気がする。]

ねぇ、ユキ?
いつか、あなたが……
笑顔で過ごす時をみてみたいな


[まだ目の前の彼が、
笑みを見せる回数が少なかった頃の話。
それから騎士団に入り、
駄菓子屋へ行くことも出来なくなった。
故に、ユキムラがどういう子になっていたのか、
知らないまま時が過ぎていた。

まさか、こんな不思議な再会になるとは思ってもいなかった*]
(249) 2020/05/18(Mon) 0:17:17

【人】 機関設計士 スタンレー

ー広場:ノアとー


「たこやき!たこやきも、オオサカ発祥の食べ物なんだ。たこやきも旨いぞー。たこやき屋はな…」
[スタンレーは、簡単にたこやきの屋台への道順をノアに教えた。]

[「私は、音のするほうを覗いてから、向かいます。」とノア。]
「確かに、オルゴールの音がするな。何だろう。そうか、分かった!気を付けてな。」

[「デートしたいひと居るのでしょう?」と問われて、スタンレーはあたふたとしながら、]
「まぁ、ね」
[そばかすを赤くして、頬をぽりぽりと掻いた。
程なく、ノアは別れ、スタンレーは広場に向かった。]*
(250) 2020/05/18(Mon) 0:19:54

【人】 機関設計士 スタンレー

ー広場:特設会場前ー


[時間に余裕はあるが、スタンレーは足早に広場に向かっていた。
早く、マチに会いたい。そんな気持ちが、足取りを早くさせていた。

広場に付くと、特設会場に設置された椅子に腰を下ろす。]

>>240 マチ
[マチが現れ、優雅に舞う。マチは相変わらず美しかった。それに、昨日よりも踊りに深みがあるように思えた。そして、今日も星のイヤリングをしてくれていることが、嬉しかった。]

「やぁ、おつかれ。」

マチが踊り終えて舞台裏に立った時に、声を掛けた。*
(251) 2020/05/18(Mon) 0:26:17

【人】 踊り子 マチ

─ 孤児院にて ─

え〜〜金平糖、昨日食べたの!?
せっかく良いもの見つけたたと思ったのに〜。
もーーイヴの助〜〜。

[子供たちに聞くと、どうやら昨日イヴが金平糖を買って来たらしい。
(先を越された!)

その時の女性隊長さんとのやりとりを>>1:213

面白おかしく話す子供たちに、声を出して笑ってしまった。

子供たちと一緒に踊りを踊って
そして疲れたら
ゆっくり星を見ることにしよう。
舞台も終わって、ほっとして
少し寝てしまうかもしれない。*]
(252) 2020/05/18(Mon) 0:37:23

【人】 調香師見習 ノア

─ 広場 オルゴール屋さん ─

[スタンレーさんと別れて>>250
音を頼りに歩みを進めて探していたお店は、
立ち並ぶ露店の外れにあった。
近くに光る剣やブレスレット、カチューシャを扱う
玩具屋さんの露店があったので、普通のひとは
どうしてもそちらに目が引かれてしまっただろう。

私は掌サイズのオルゴールが並ぶお店の前に屈んで
それぞれから奏でられる小さな音に耳を傾けた。]


……これを頂けますか?



[その中からひとつを選び、店主に代金を払う。
スタンレーさんはタコヤキさんの場所も
教えてくれたけど寄っている暇はなさそう。

ミニオルゴールを受け取れば、日傘を差して
舞台が行われる広場の中央を目指した。]
(253) 2020/05/18(Mon) 0:48:10

【人】 調香師見習 ノア

─ 広場 特設会場 ─


───…


[ステージを囲む観客から少し離れた場所で、
中心から流れてくる音と空気に耳を傾ける。
煌々と輝いている、あの場所で、
踊っているマチさんを思い浮かべながら。

お祭りが終わろうとしていることを
感じながら。*]
(254) 2020/05/18(Mon) 0:49:31

【人】 踊り子 マチ

─ 広場の舞台にて ─

[「やぁ、おつかれ。」>>251

振り向くと、そこにはスタンレーさんがいた。
自然と笑顔になる。]

ちゃんと舞台できたかな?

[スタンレーさんに聞く。

話したいことがたくさんあった。
スタンレーさんがこのお祭りでどんなことがあったかも聞きたかった。]

スタンレーさん、私、早い時間に孤児院に行くのだけど、その後でお時間ありますか……?

[スタンレーさんとまた約束できるなら、それは2回目の約束だった。*]
(255) 2020/05/18(Mon) 0:51:49
(a75) 2020/05/18(Mon) 0:55:50

【人】 街角の花売り セリア

[宴も終盤に差し掛かり、人々は皆思い思いに楽しんでいる。
街中を歩くセリアは暗みがかった夜空を見上げながら、ガーミルド村に住む少女リーアの言葉を思い出していた]

「きらきら、きらきら。

ガーミルドの村にはね、お星さまがたくさん、きらきら輝いてるの。
その中でも、ひと際輝く7個のお星さま。

最後に輝くのはどのお星さま?」


[思えばこの宴での祭りでの言い伝えにある″星の飾り″も7つだっただろうか。]

(でも、わたしが探しているのは…)*
(256) 2020/05/18(Mon) 1:02:45

【人】 機関設計士 スタンレー

ー広場:特設会場 舞台裏ー

>>255 マチ
[笑顔のマチに釣られて、スタンレーも微笑み返す。
「ちゃんと舞台できたかな?」そう聞く彼女は、ちょっとだけ不安そうで。
安心させるように、片手でポンっと頭を撫でる。]

「ああ、とっても綺麗だったよ。頑張ったな。」

「時間?勿論。俺もマチに話したいことがある。」
[スタンレーは、真剣な顔をして伝えた。]*
(257) 2020/05/18(Mon) 1:02:46

【人】 平騎士 バジル・クレソン

 
[差し出されたコップを手に取れば
 そのまま口に当てぐいっ、と傾けて>>221

 全部飲み干すと
 舌を出して辛味から逃れようとする。]

  ひゃあ、辛い〜〜〜
  
  くっそー、
  なんで一回目で当たるかなぁ。
  
[こんな辛さ、彼女が食べていたらと考えたら
 大変だからよかったかもしれないけれど。]
(258) 2020/05/18(Mon) 1:11:27

【人】 平騎士 バジル・クレソン

[もう少し水を飲みたいな、
 そう思ったところで
 自分のものじゃなく彼女のものを
 飲んでしまったことに気がつく。]

  お水ありがとう。
  新しいの持ってくるね。

[若干舌足らずにそう言って。
 自分のコップからも水を飲み空にすれば
 二つともを持って水汲み場へいく。

 鈍い男は間接キスになんて
 気づかなかった模様。]
(259) 2020/05/18(Mon) 1:12:01

【人】 平騎士 バジル・クレソン


[手を叩いて祝ってもらっただろうか>>223
 その様子に照れたようににへっと笑う。]

  うん。 君にあげたいなって
  そう思ってたから。

[取れなかったらその時はその時だったけど
 取れてよかったと内心思いながら。

 無言でネックレスを見つめる彼女に少し不安になって
 いらなかったら引き取るよ、なんて言おうとして。

 ───ふわり、舞う髪は鮮やかに。
 思わず目を奪われて、動きを止めてしまう。]
(260) 2020/05/18(Mon) 1:12:15

【人】 星読博士見習 ハニエル

−現在・広場より 回想・ディアス−


[華麗なステージを眺めながら、
朝のことを思い出す。>>180>>181

内心どぎまぎしながら渡したチョコレートを、
彼女は受け取ってくれた。
…少し、戸惑った表情を浮かべながら。]


「ハニエルさんはこの後は──」


思えば自分が席を立つ時、彼女はそう言いかけて、でも席を立つ自分を見て、口を噤んだんだっけ。

(─ ─どっち…なんだ……)

あまり多くを語らず、表情も控えめな彼女は、本当は自分をどう思っているのだろう。
それを知るのが、怖い。]
(261) 2020/05/18(Mon) 1:12:19

【人】 平騎士 バジル・クレソン


  え ……と、

[お返し。なにがだろうか>>224
 一瞬思考が遅れているうちに
 蝶ネクタイは出来上がり、自身の近くに彼女が寄る。

 感じる甘い香りにどきどきとしながら
 彼女が離れてやっと、事態を飲み込んだ。]
(262) 2020/05/18(Mon) 1:12:26

【人】 星読博士見習 ハニエル

−現在・広場にて


[舞台が一幕終わり、観客達がぞろぞろと移動を始める。

その中に、スタンレーらしい人影。>>251
とっさに声を掛けようかと思ったが、
彼はなんと、一人ではなく。
さっきステージにいた踊り子と、笑顔で話しているのだった。

(もしかして、昨日言ってたのは…)

がんばれ、と心の中で呟き、そして我が身を顧みて、
自分は一人だ、と考えていた。]
(263) 2020/05/18(Mon) 1:12:58

【人】 平騎士 バジル・クレソン

 
["お返しなんていい"
 いつもならそう言う。
 彼女の大切なものなら尚更>>226
 受け取ることなんて普通は出来ない。

 けれど、彼女の雰囲気が。

 なんだか、儚げに見えて>>227


         思わず、彼女の手を取った。]
(264) 2020/05/18(Mon) 1:12:58

【人】 平騎士 バジル・クレソン


  ……あ、ごめんっ 急に手を取って。

  なんでだろ、おかしいな。

[あはは、なんて眉を下げて笑いながら
 彼女の手を離そうとする。

 のに、なぜだか離せなくて。
 ……離したく、なくて。]

  ……これ、ありがとう。

  ………………えと。

[上手く言葉が出てこないまま俯く。

 遠くで楽器の音色が響いている>>240
 もうすぐ、日が暮れるのだろう。]
(265) 2020/05/18(Mon) 1:13:22

【人】 平騎士 バジル・クレソン


  ……少し行ったところに、
  街を一望出来る丘があるんだ。
 
[やっと絞り出したのは、そんなこと。
 
 顔をあげれば、なんとか笑みを作ろうとして。
 行ってみない? なんて問いかけて。

 頷いてくれるのなら、手を繋いだまま。
 やがて太陽が落ち、星の見える丘へ。*]
(266) 2020/05/18(Mon) 1:13:31

【人】 星読博士見習 ハニエル

その時、
特設会場から少し離れた所に、日傘を差しオルゴールを持ったノアの姿が。
ぽつんと佇んでおり、もしかして迷子かと、声をかける。


「ノアさん、ハニエルです。
もしかして、道に迷われました?」


[日傘と、オルゴール。
誰かとの待ち合わせだろうか…?
そんな思いが、脳裏を過ぎる。

いや、しかし、
もし彼女がどこかに連れて行って欲しいと言うなら、
喜んで手を差し伸べよう。
そう思いつつ声をかける。]*
(267) 2020/05/18(Mon) 1:15:41
平騎士 バジル・クレソンは、メモを貼った。
(a76) 2020/05/18(Mon) 1:17:00

【人】 男装の騎士 イヴ


[イヴはマッドと別れたあとマチ姉の舞台をみに会場に走った。
隊長に手土産(賄賂)を渡し終えるのに時間が予想以上にかかったからだ

マチ姉が踊り始める頃に辿り着いたイヴは息を呑んだ
いつも綺麗だと思っていたが
それはいつも以上に綺麗でどこか遠い存在に感じたからだ。

踊り終わった時、イヴは自然とマチ姉に会いたいと思った。
イヴはマチ姉がいるだろう舞台裏に向かった。

「やぁ、おつかれ。」>>251

長身の男性がマチ姉に話しかけていた。
イヴは、なぜだかわからないが隠れなければと思い見つからないように影に隠れた。

マチ姉はその男性に向けて笑みを浮かべていた。
綺麗だった。そして、イヴは少し悲しい気持ちになった。
舞台の上で舞うマチ姉が遠い存在に感じたが、それ以上にいま男性に向けて笑みを浮かべているマチ姉がより遠く感じたからだ。

話し声が聞こえた。孤児院のあとの約束。>>255

イヴは悲しい気持ちと、そう感じてしまう自分にやるせなさを感じた。

(ダメだダメだ。今はご飯も食べられるし、温かな寝る場所もある。幸せものなのに俺、少しあの男に嫉妬した…。今、マチ姉に会えない…。会っちゃいけない。)

マチ姉が孤児院に来てくれるのはわかっていた。けど、今のこの泣きそうな顔を見られたくない。

イヴはその足で、今は使われていない教会に足を向けた。]*
(268) 2020/05/18(Mon) 1:17:29

【人】 異国の道化師 マッド・リヒター

>>238

……その名で、呼ばないで下さい。

ー 覚えていてくれて、ありがとう。

"ぼく"は異国から来た道化師のマッドです。

ー "私"はマシュー。ブーヨプスキュリテの騎士だ。

[手に余るたこ焼きを受け取って貰えただけだ。何処に、お涙頂戴がある?手が軽くなったと同時に、何か、鎖に繋がれた重りの様な鉛臭い物が身体から外れ落ちた感覚がした。感覚?有りもしないのに。そんな感覚だけで、こうも、涙が溢れ出てしまうものなのだろうか。既に目は帽子でスッポリと隠れてしまっていたが、流れ出る涙を隠す事は出来なかった。]

『また会えて嬉しいわ』

[優しく笑いかける彼女に、最後に見送ってくれた少女の顔が確かに重なった。]
(269) 2020/05/18(Mon) 1:19:00

【人】 異国の道化師 マッド・リヒター

ー 嗚呼……やはり、此処は私の国なんだ。

["国宝泥棒の逆賊"が、そう易々と時効になる訳がない。只、少しだけ、"彼"の止まった時間を動かしたい。一瞬で良い。見逃しては頂けないだろうか?罰なら後で受けるから……。彼は袖で顔中に飛散した水分を拭った。そして、彼女に向き直り、微笑む。]

"ただいま。ジゼル。"

[折角アルジャーノン店主に頂いたのに、新調だという事も忘れ、つい、礼服の袖を使ってしまった。袖は水分を含んだ白粉ですっかり汚れてしまっていた。だが、ジゼルと再び顔を合わせた彼の顔は、"この国の騎士"、"マシュー・ド・リヒテンシュタイン"に帰って来ていた様であった。]

[そして……、タナバタの夜へと時は進む。*]
(270) 2020/05/18(Mon) 1:19:14
男装の騎士 イヴは、メモを貼った。
(a77) 2020/05/18(Mon) 1:24:11

駄菓子屋の孫 ユキムラは、メモを貼った。
(a78) 2020/05/18(Mon) 1:24:43

機関設計士 スタンレーは、メモを貼った。
(a79) 2020/05/18(Mon) 1:31:17

(a80) 2020/05/18(Mon) 1:32:00

【人】 調香師見習 ノア

─ 
広場 特設会場
 ─

[スタンレーさんは前のほうで見てるのかな。
マチさんと話せたかな。]


上手くいくといいな……


[遠くのステージを眺めながら、小さく呟く。
あからさまにあたふたしていたスタンレーさんは
なんだか可愛らしかった。

遅いけど、また、あの丘に行こうかな。
花火の音もいい感じに聞こえるし。
お祭りの締めくくりはあの場所が
私には、合っている気がする。]
(271) 2020/05/18(Mon) 1:54:39

【人】 調香師見習 ノア

[音楽が舞台の終わりを告げる。

一斉に流れてくる観客たち。
その人並の中に混じって、
知っている香りが一人。>>267


……うん。


[掛けられた声になんだかほっとして
名前を聞かなくてもわかっていたと
いうように頷く。]


あ、いえ、ひとが少なくなってから
移動しようと思って。


[逢えるかもしれないと思いつつ、
逢えるとは思っていなかった。
でも、逢えるかもしれないと
思っていた。*]
(272) 2020/05/18(Mon) 1:54:43

【人】 星読博士見習 ハニエル

−現在・広場にて−



「………うん。」>>272

ノアは頷いた。
まるで、何か確信めいた予感が当たったかのように、しっかりと。

彼女が誰かと待ち合わせしていた訳ではなかったことに、心のどこかで安堵する自分に気付く。]


もし時間があるのなら、二人で少し歩きませんか?


[だって、ハニエルには行きたい場所があったから。]


初めて会った場所…あの丘まで。


[彼女を正面から見据え、そう、問いかけた。]
(273) 2020/05/18(Mon) 2:23:07
星読博士見習 ハニエルは、メモを貼った。
(a81) 2020/05/18(Mon) 2:30:30

【人】 無口な使用人 ジゼル

[ 宝物のようにそうっとタコヤキを抱き抱え、せっかくの綺麗な礼服の袖で顔を拭う彼を見つめていた。>>270


あぁ、今こそさっき渡しそびれたハンカチを渡せば良かった、と思ったけれど、白く汚れてしまった袖はなんだかとても…美しく眩しくて。]



"ただいま。ジゼル。"



[ と、
そう振り向いて、微笑むその顔は。




   
 あぁ、やっぱり、あなたでした。]
(274) 2020/05/18(Mon) 7:58:08

【人】 無口な使用人 ジゼル


[ 映画や本で見たように何もかも気にせず駆け寄って抱きついて…などという訳にはやっぱりいかなくて。


抱き抱えていたタコヤキを手近なベンチにそっと置いてから、]



おかえりなさい、マシュー・ド・リヒテンシュタイン様。



[ と、白く染まった袖ごと、手を取った。


大人になったことを見せられるといいな、と考えるけれど、涙が浮かぶのは止められなくて、それでも無理矢理笑顔を作ったものだから、多分あの時と同じ、子供のようだったと思う。]*
(275) 2020/05/18(Mon) 8:03:28

【人】 無口な使用人 ジゼル


[ 成長するにつれ自分にも、その時に王室で起こっていた大層な事件の詳細は見え聞こえてきた。
噂好きな近所の夫人たちのおかげで、事件のあらましは、なんとはなしに理解して。



マシュー、と名乗ったあの人が、実は騎士団参謀総長であり、そして" 国宝泥棒の逆賊マシュー・ド・リヒテンシュタイン "であったということ。



それでも、あの時。
母をも亡くして、本当の一人になってしまった自分の前に現れた、まるで魔法使いのような"マシュー"。]
(276) 2020/05/18(Mon) 8:04:41

【人】 無口な使用人 ジゼル

[ いいえ。あの人がそんなことをするはずがない。



   
だって、あんなに優しくて、
           悲しい顔をしていたのだから。



    
『ねぇマシュー、また会える?また魔法を見せてくれる?』




[ そうすがるように聞いた私に、彼はなんと答えたのだったか。



心の奥にしまいこんで、しっかりと鍵をして、見えないほどの海底に沈めたその思い出が次から次へと湧き上がり、溢れ出るのを止められずにいた。]*
(277) 2020/05/18(Mon) 8:07:15

【人】 無口な使用人 ジゼル

[
   
けれど、ふと。


あぁ、そうだ。

もし、彼がマシュー・ド・リヒテンシュタインその人なのであれば

そうして想像に難くない危険をおかしてまでこのタナバタに、この国を訪れたのなら。


恐らく彼には
   
]



お会いになければならない方が、いらっしゃるのではないですか?



[ そう言って、ゆるり微笑んだ。]*
(278) 2020/05/18(Mon) 8:11:03
無口な使用人 ジゼルは、メモを貼った。
(a82) 2020/05/18(Mon) 8:14:39

【人】 踊り子 マチ

─ 広場の舞台裏にて ─

[スタンレーさんの優しい言葉にほっとした。>>257
真っ直ぐで誠実で
陽だまりのような笑顔だった。


場所と時間を約束して
その場を離れることにした。


舞台が終わり移動する人並み。
それをかき分けて
私は金平糖を握りしめて孤児院へ向かった。*]
(279) 2020/05/18(Mon) 9:50:22
踊り子 マチは、メモを貼った。
(a83) 2020/05/18(Mon) 9:52:46

【人】 少女 ルーシュ

―ピザ屋 ―

[来ちゃった>>203なんてハートの付いたようなセリフを、美人なお姉さんが言うものだからキョトンとしてしまう。
まだ齢も若く行きつけの隠れた名店なんてものは知らない少女は、もしかしてこういう店に来るときはこれが合言葉だったりするのだろうかと1人合点していた。
足音から察するに店の人がこちらに来ているのか。残念ながらスカーレットとユキムラの背に阻まれ、ルーシュには店主の愉快な顔は覗けないのであった]
(280) 2020/05/18(Mon) 10:38:20

【人】 少女 ルーシュ

[席につけば店員さんの蒼くなった顔を見ることができた。お姉さんとその人の会話を聞けば、冗談だ>>218と。

合言葉という訳ではなかったのね。

もし今後ここなどに通うことになったとき、毎回あれを言うのでは恥ずかしい。よかったと思うと同時に目の前で頬杖をついて座る綺麗な女性に親近感を抱いた]
(281) 2020/05/18(Mon) 10:38:35

【人】 少女 ルーシュ

うーん、じゃあわたしはマルゲリータでお願いします。

[二人とも選ぶのが早くて、きっとどれを選んでも美味しいはず、と迷っている時間がもどかしく感じてしまう。から、素直にお姉さんのオススメ>>218に従うことにする。

お姉さん、可愛いところあるんだねぇ。>>234
と隣からぽそりと聞こえれば、えぇそうね。とにこにこ笑った。
飲みものは問いにも肯定的に頷けば、あとはピザが来るのを待つばかり]
(282) 2020/05/18(Mon) 10:38:48

【人】 少女 ルーシュ

ほうほう、ユキムラさん。ダガシ屋さん……。>>237

[ダガシ屋が何かはわからなかったが、自分と同じように家の手伝いをしている男の子だと知る。

小袋の金平糖を受け取って、なるほどこういうものを作っているお菓子屋さんなのかと理解した。ルーシュがきらきらしたかわいいものが好きだから、たまに両親が金平糖や琥珀糖を作ってくれる。星の形をしたお菓子、今日の日にぴったり。
これに囲まれて暮らしているだなんて、なんて素敵なのでしょう、と想像して。スカーレットが何かに驚いているのには気が付かなかったようだ。>>245

そうして彼女の咳払いで現実に帰ってくると、金平糖を仕舞って自己紹介を聞く]
(283) 2020/05/18(Mon) 11:00:09

【人】 少女 ルーシュ

シルバーバレット……騎士さん!?

[やっぱり祭りになると見回りなのか、街の護衛も多くなるけれど、クレソンさんに続いてまさか目の前のこの方もそうだったとは。
驚いて、背筋を張って小さく敬礼をする]

あ、ええと……わたしですね!
わたしはルーシュといいます。ユキムラさんと同じようにおうちのお手伝いをしていますわ!学校には行ってないですけれど。
家はこの辺ではなく森のほうにありますけど、作った小物たちは街で売っていますから是非買ってくださると嬉しいです!

[自己紹介に商売トークも入れておく。
ユキムラさんと、レッタさん。よろしくですわ、と二人に握手の手を伸ばした。*]
(284) 2020/05/18(Mon) 11:00:33
少女 ルーシュは、メモを貼った。
(a84) 2020/05/18(Mon) 11:01:05

ジゼルは、>>277 誤 一行目、いいえ、のあとに『何の理由もなく』を挿入してください
(a85) 2020/05/18(Mon) 11:25:27

【人】 調香師見習 ノア

−回想・調香店『ディアス』−



『 ───…おそらくですが、こちら、
 ノアさんの為に用意したものだと思いますよ。』


[ハニエルさんが置いて行ったチョコレートを
覗き込みながら、師匠が言う。
私は彼が道すがら、偶々見つけたというのを
そのまま受け取り、アトリエから顔を出した
師匠と一緒に食べようと珈琲を淹れていた。]


 …え。


[テーブルに二人分の珈琲を運ぶと
師匠がチョコレートを私の掌に乗せ、
空いた方の手をとり、その表面を指で
なぞらせる。]
(285) 2020/05/18(Mon) 12:12:39

【人】 調香師見習 ノア


『 わかりますか?
 この粒が施されている部分が陸になります。
 チョコレートに施された模様はどれも、
 ノアさんにも“見える”ように
 描かれているのですよ。』


[その一粒が師匠により口に入れられる。
指で感じた模様は舌の上に乗せると
より鮮明に感じられた。>>114

 
 『 見たところ、まだまだ子供のように
  思っていましたが……

   美味しいですか? 』*

  
(286) 2020/05/18(Mon) 12:12:54

【人】 調香師見習 ノア

−広場−


[師匠に言われて、ずっと考えていた。
そういえば、ハニエルさんは緊張した仕草で
チョコレートをテーブルに置いていた。>>173
サシェに込めた想いが分かると、
買っていったハニエルさん。>>113


 『このお菓子、ここに来る途中で見つけたんです。
  太陽系の惑星を象ったチョコレートなんですけど…
  良かったら、貰ってくれますか?』


小さな嘘に隠された真意は、
ただ私に気を遣わせないようにするためかもしれない。
そう思っても、なぜか居ても立っても居られなくて。
確かめたい訳じゃないのに、逢いたくなって。

広場に来てからもずっと。]
(287) 2020/05/18(Mon) 12:13:00

【人】 調香師見習 ノア

[約束をしたわけじゃない。
何処に行くかも聞いていない。
世界は、そんなに都合よくは出来ていないと知って、

それでも、逢えるかもしれないと思った。

まるでそれが、星降る夜の必然のように。]



 ────…私も、今から行こうと思っていました。



[ステージの光を受けて影になるハニエルさんの
眼差しに、私はそっと頷いた。>>273*]
(288) 2020/05/18(Mon) 12:13:05

【人】 詐欺師 アダム



  どうしたの……?


[ 不意に繋がった指先に向けて
  不思議そうに問い掛ける。>>264
  しかし答えは曖昧なまま。>>265

  …………それでも、

         彼がその手を離すことはなく。
         私がその手を離すことはなく。 ]

(289) 2020/05/18(Mon) 12:19:14

【人】 詐欺師 アダム


[ 提案には、頷いて。>>266
  昼と夜の混じり合う世界。
  黄昏を、お互いの体温を頼りに二人で進む。

  やがて、宵闇を抜けたなら。
  高い丘の上。
  星によって塗りえられた空を
  彼と二人、並んで見上げた。 ]**
  
(290) 2020/05/18(Mon) 12:19:28

【人】 騎士団第2分隊隊長 スカーレット・アルジャン

−祭りが見渡せる家への道のどこかで−

今年の宴は、楽しかった。
去年は仕事で色々大変だったし、
満喫するほどじゃなかったからなぁ……

[家に帰る道すがら、塀に座り、
昼ごはんを一緒に食べたユキムラから貰った
金平糖を、月の光に照らして、いくつか食べている。
なつかしい味。よく食べていたっけ。
全く心を開いていなかった、他国から来た少年は、
数年の時を経て立派な青年へと成長していた。]

ユキ、カッコよくなってたなぁ。

[昼の彼をちょっと思い出してみる。
年が離れているから可愛らしくも見えたけれど、
最後に見た時よりもすごく成長していて、
久しぶりにときめきみたいなものを覚えた。

こちらからアプローチをとるのは、
気が引けて、あの後はすぐ別れた。]

また、駄菓子屋に遊びに行ったら……
ユキの店番に会えるかな。

[星が眩しい。
手元の金平糖、家に帰る前に食べてしまおう。
そう思って、ひとりゆっくりと噛みしめるように
食べて、思い出に浸ろうかな*]
(291) 2020/05/18(Mon) 12:55:56
機関設計士 スタンレーは、メモを貼った。
(a86) 2020/05/18(Mon) 13:11:41

【人】 異国の道化師 マッド・リヒター

[彼女の手は温かかった。それは、10年前に握った時と変わらない温かさ。優しさ。あの時名乗ってもらった名前さえ今の今迄忘れていたのに、この温もりだけは忘れていない。]

[……10年前の事。子供達の中で1人、離れた場所で手品を披露する彼の様子を窺っていた少女……目線が合った時、マシューは帽子の鍔を少し下げ、微笑みながら会釈した。子供達が帰った後も変わらない距離で様子を窺い続けていた。マシューは声を掛け、恐々とした彼女に手品を披露した。次第に彼女からは笑みが溢れ出し、開花したガーデニアの様な美しくも明るい笑顔を見せてくれていた。その笑顔が、彼は好きだった。]

『ねぇ、マシュー、また会える?
また魔法を見せてくれる?』>>277

[あの時、何て声を掛けたのだろうか。彼女の笑顔の中には其れ迄表面に出ていた哀しさが少しずつ見え隠れしていた。雨漏りの様に。そんな表情を察しながらも……卑怯者のマシューは、帽子を深く被り只微笑むだけ。何の返答もしなかったのだ。やがて、サーカス団の出国が始まり、其れを言い訳として逃げる様にこの国から去った。笑顔を見せてくれた優しい少女からも。]
(292) 2020/05/18(Mon) 14:01:50

【人】 異国の道化師 マッド・リヒター

[今……目の前のジゼルは大人になっていた。道化に堕ちた愚か者ですら、包む程に優しく。彼女は微笑みながら彼の名前を呼ぶ>>278。そして、少々の熱が籠りながらも丁寧な口調で囁く。]

『お会いにならなければいけない方が、いらっしゃるのではないですか?』

[その通りだ。私は、向き合わなければならなくなった。過去の自分と……あの時から自らの罪の象徴となった姫君と。それを、彼女は透視能力でもあるかの様に指摘した。それには彼も面食らってしまう。]

ー 嗚呼……、あの時から、子供だった彼女の方がこんな私より大人だったかもしれない。

確かに。だけど……。

[咳払いして、緊張で裏返りそうな声を整える。]

未だ時間はあります。
あれからの事、"私"が居なかった10年間の事……貴女の話を聞きたくなりました。お付き合い願えませんでしょうか?

[今度は、ゆっくりと。腰を添えて、彼女の話を聞こう。あの時と同じ、星が空を覆う迄の間……ジゼル、彼女と寄り添う事に決めた。*]
(293) 2020/05/18(Mon) 14:02:00

【人】 無口な使用人 ジゼル

未だ時間はあります。
あれからの事、"私"が居なかった10年間の事……貴女の話を 聞きたくなりました。お付き合い願えませんでしょうか?>>293



記憶にあるそれと比べると、少し緊張しているような彼の声が、それでも心地よく耳に届く。

呼称がぼく、から私、に変わっていることに気づいたら、もう堪えきれず涙が溢れた。



握ったままだった彼の手をそっと離して、カーテシーを。

背筋を曲げて、膝のあたりまで頭を下げた、最敬礼を捧げて。]*
(294) 2020/05/18(Mon) 15:12:29

【人】 無口な使用人 ジゼル

[…大人ぶった振る舞いが出来たのはここまでで、すぐにまたその手を取った。


未だ少し余裕があると言う彼の時間を1秒だって無駄にしないように、腰を下ろす場所を見て探す。


小さな子供のように、見つけたベンチに彼を引っ張り、少々強引に座るよう促したけれど。


そこには先程置いたままのタコヤキが所在無さげに佇んでいて、マシューが困った顔で笑う。


あ…慌て過ぎてしまったわ…と気恥ずかしい思いで、いまだ立ち昇る湯気のタコヤキを見たら、やっぱり私も吹き出してしまった。]*
(295) 2020/05/18(Mon) 15:17:35

【人】 平騎士 バジル・クレソン

─ 星の見える丘に、彼女と─

[歩いているうちに、太陽は隠れてしまった。
 ほの暗さのなか、星明かりを頼りに
 彼女と二人、丘の上に立つ>>290

 見上げた夜空にはまるで川のような星々。
 この季節になると見えるそれは
 はて、話によっては男女を隔てるものだったか。]

  ……今日はありがとう。

[繋いだ手をそのまま、体を彼女へと向き合わせ。
 沈黙が支配していた中、漸く口火を切る。

 切って。
 そこからまた言葉を口にしようとするのに
 唇は開いては閉じて、言葉にならない。]
(296) 2020/05/18(Mon) 16:01:03

【人】 平騎士 バジル・クレソン

 
[ 取り留めのない話をすることが楽しかった。
  君の変化する表情を見ると心が弾んだ。
  そばに居るだけで、満たされた気持ちになった。

 たくさんたくさん、伝えたいことがある。
 それなのに、脳裏に過ぎるのは、
 
もう彼女と会えない未来。
]
(297) 2020/05/18(Mon) 16:01:42

【人】 平騎士 バジル・クレソン


[勘違いなのかもしれない。
 彼女にそんなに気持ちはないのかもしれない。
 また明日も笑って、彼女と会えるのかもしれない。

 けれどどうしても、不安になる。

 大切だと言った、宝物なのだろうものを
 手放してしまった君が。]
(298) 2020/05/18(Mon) 16:02:02

【人】 平騎士 バジル・クレソン


  ……ねぇ、ひとつ聞いてもいい?

[言葉を紡ぐことが出来なくて伏せていた瞼を
 持ち上げれば再び、彼女を見つめる。

 星の光を受けて輝くアメジストの瞳。
 綺麗なそれに、目を細めて。]*

  君は今日、楽しかったかな。
 
(299) 2020/05/18(Mon) 16:02:19
平騎士 バジル・クレソンは、メモを貼った。
(a87) 2020/05/18(Mon) 16:03:27

踊り子 マチは、メモを貼った。
(a88) 2020/05/18(Mon) 16:34:05

【人】 駄菓子屋の孫 ユキムラ

 <bold>−昼・ピザ屋−<bold>

[名前を名乗ると、
ブラウスの女性は心底驚いたというような
表情をした。>>245

そして、コホンと一つ咳払いをする。]

 レッタ?
 レッタってあのレッタなのか…?

[一抹の引っ掛かりと淡い記憶が
ゆっくりと、しかし確実に一つの線として繋がった
瞬間だった。

そっか。シルバーパレットか。
随分と立派になったもんだ

心の中ではかなり乱れているが
ここはお店だし、横に少女もいるし。
一瞬だけ動揺したような表情を見せるが
できるだけ平常心を保そうとする。]

 ……久しぶりだな、レッタ

[当時のことを思うと、懐かしいような、
少し恥ずかしいような感情が入り乱れるが
いい意味で変わり果てた目の前の彼女を見ると
まだ狐につままれたような気持ちにもなった。]
(300) 2020/05/18(Mon) 16:48:08

【人】 駄菓子屋の孫 ユキムラ

[少女はレッタの自己紹介を聞いて
驚いたようなそぶりを見せる。>>284

いや、まあ普通そうなるよな。
俺が別のことに驚いた特殊な人間ってだけで。

ルーシュという彼女も、
家の手伝いをしていて、小物などを売っているらしい。
差し出された手に、強く握らないよう気をつけて
手を合わせる。]

 そっかそっか。
 ぜひまたお店にいかせてもらいたいな。
 ところで、ルーシュはさっき
 「わやわやとしたところに行きたい」
 って言ってたけどあれはなんだったんだ??

[イマイチ目的の見えない彼女に
問いを投げかけてみた。


そろそろピザがくる頃合いだろうか
少しずつ美味しそうなチーズの香りが
厨房のほうから漂ってきているようだった*]
(301) 2020/05/18(Mon) 16:57:17
駄菓子屋の孫 ユキムラは、メモを貼った。
(a89) 2020/05/18(Mon) 17:00:27

【人】 詐欺師 アダム


[ 目的の場所に着くと。
  しばらく星灯りに照らされて、
  無言で空を仰いでいた。
  沈黙を先に破ったのは、彼の方。>>297


  “――――楽しかったかな?”>>299

  質問に対しては、勿論と。
  迷うことなく頷いた。 ]
 
(302) 2020/05/18(Mon) 17:39:08

【人】 詐欺師 アダム


[ 拗ねたり、笑ったり。
  表情をころころ変えながら。
  アダムがアダムとして過ごした時間。

  楽しんだ振りをするのではなく。
  楽しかったのだと。
  心の底から胸を張っていえる時間。

  認めよう、それは。
  隣にいる彼と一緒だったから。 ]
  
(303) 2020/05/18(Mon) 17:39:11

【人】 詐欺師 アダム



  …………とても、楽しい。
  夢のような、時間だったわ。


[ ぎゅ。最後に握る指先に、力を込めて。
  その手をそっと解いた。

  そう、これは夢の話。
  ここから先に描く未来は、
  自分のような悪党には過ぎた願い。

  夜が明ける前には、この国を離れる。
  その予定はかわらない。
  夢は、醒めなければいけないのだから。 ]**
 
(304) 2020/05/18(Mon) 17:39:48
機関設計士 スタンレーは、メモを貼った。
(a90) 2020/05/18(Mon) 17:55:13

【人】 騎士団第2分隊隊長 スカーレット・アルジャン

−昼:ピザ屋・ユキとルーシュと−

ふふ、可愛い敬礼だ。
私が第2分隊の隊長になった後、
私の隊がそう呼ばれるようになったらしいよ。

[ ルーシュはシルバーバレットと聞けば、
小さく敬礼をした。>>284
こちらも返すのが当たり前。
敬礼を返せば、すぐに手を下ろそう。
上官が後から上げて、先に下げるのだから。]

へぇ、森の方で暮らしているのか。
いつか訪ねるかもしれない。
その時はよろしくね、小さなレディ。

[伸ばされた手を取れば、手の甲へと
口づけを落とそう。握手の代わりに。

どうやら、ユキムラのほうも
レッタと聞いて驚いたようで
くすくすと笑ってしまう。
久しぶり、と小さく呟いてユキムラのなげた疑問に、
耳を傾けるとしようか。]

わやわやしたところ?
どうしてそんなところに興味があるの?


(305) 2020/05/18(Mon) 17:57:36

【人】 騎士団第2分隊隊長 スカーレット・アルジャン

[3人が各々自己紹介をすませて、
スカーレットが追加で質問をしていると、
出来立てピザがそれぞれの目の前に。
鼻をくすぐるチーズやトマトの香り。
オレンジジュースも届けば、
食べないわけにはいかない。

とは言っても、
熱いものはそうそうに食べられるわけでもなく。
手を挙げて、スカーレットは追加注文をかける。]

アイスクリーム!

[店主がそれを聞けば、
“太るよ、コルセットが合わなくなるくらいに”
と返事をしながら用意をしてくれる。
ひとつひとつにトゲがあるような気がするが、
気にしないでおく。

ユキムラが、ルーシュにも名前を聞いた時、
どこか心の中でホッとした。
何に、ホッとしたのか、まだわからない。
ルーシュが彼女でないとわかったからか、
それとも、お互いが思い出せないほどに、
成長していたからなのか。

悩んでいると、アイスクリームが届いた。
今は、お腹を満たすために
甘くて熱いピザを食すとしよう*]
(306) 2020/05/18(Mon) 18:00:39
(a91) 2020/05/18(Mon) 18:01:58

【人】 踊り子 マチ

─ 星の中で ─


[無数の星に囲まれていた。
その星々はたくさんの人のようにも見えた。
まるで浮いているように身体が軽い。


長い時間かけて
タナバタの舞のために刺繍をした
特別なドレスを着てる。


私は何かを探してさまよっていた。



……人影が見える。]
(307) 2020/05/18(Mon) 19:19:40

【人】 踊り子 マチ

─ 星の中で ─




イヴ!!



[振り返ったイヴは泣きそうな顔をしていて

触れたくて、手を伸ばす。


抱きしめたような気がしたけど
いつものように体温は感じなかった。]

(308) 2020/05/18(Mon) 19:21:01

【人】 踊り子 マチ

─ 孤児院にて ─

[はっと周りを見渡す。

星を見ながら
少し眠ってしまっていたようだった。>>252


子供たちは、金平糖を食べながら、
おしゃべりをして楽しそうに星を眺めていた。

そこにイヴの姿はなかった。


辺りは暗くなり、星々は一層輝きを増しているように思えた。

私はスタンレーさんと約束した広場に向かうことにした。*]
(309) 2020/05/18(Mon) 19:22:57

【人】 機関設計士 スタンレー

ー広場ー


[スタンレーは、マチとの約束の場所、広場に、一足先に来ていた。

夜空を見上げる。
いままで、星なんて気にしたことが無かった。
こんなにも、こんなにも、綺麗だったのか。


思えばこの数日、沢山の出会いがあった。
いつも優しいジゼル、弱視に負けず明るく笑い夢を叶えようとするノア、何かを秘めたようなマッド、元気をくれるリアムとリナ、弟のような星読博士見習いのハニエルに少し弱みを見せたりしたっけ。何かを察して勇気付けてくれたセリア。そしてー…、マチ。
人の出会いは、一期一会だ。一つ掛け違ったら、その人とは会えなかったかもしれない。

スタンレーは、人との出会いに感謝した。]
(310) 2020/05/18(Mon) 19:38:21

【人】 平騎士 バジル・クレソン

 
[その言葉に、離れていく温度に>>304
 くしゃりと顔が歪んでしまうのを隠せない。

 ああ、妄想などではなかった。
 彼女はやはり、どこかへ行ってしまうのだ。]

  ……そっか。

[けれど、引き止める言葉を自分は持たない。
 だって、彼女のことを何も知らないのだ。
 出自も、この国に来た理由も、……名前さえ。
 ただ、見たままの彼女のことしか。]
(311) 2020/05/18(Mon) 19:44:20

【人】 平騎士 バジル・クレソン


[遠くでは未だ祭りが続いているのだろう
 喧騒が聞こえてくる。
 けれどそれも直に静まり、終わりを迎える。

 今日という日は泡沫の時間。
 朝になればいつもと同じ一日が始まる。]



           
……それは、嫌だな。
(312) 2020/05/18(Mon) 19:45:00

【人】 平騎士 バジル・クレソン


[一歩彼女に近づけば
 その体を抱きしめようと腕を伸ばす。

 捕まえられたのなら、閉じ込めるように。
 ぎゅうと、掻き抱いて。]

  俺は、やだよ。
  ……夢で終わらせたくない。
  
[もっと一緒にいたい。
 もっと君のことを知りたい。
 君のことが、]
(313) 2020/05/18(Mon) 19:45:24

【人】 平騎士 バジル・クレソン

 

  ……君のことが、好きだから。


[言葉にした瞬間、すとんと胸の中に落ちるもの。
 ああ、自分は、彼女のことが好きだったのだ。*]
(314) 2020/05/18(Mon) 19:45:41
平騎士 バジル・クレソンは、メモを貼った。
(a92) 2020/05/18(Mon) 19:48:32

【人】 少女 ルーシュ

あぅ…………ええと、わたし、素敵な人と出逢いたくて……素敵な人がたくさん居るところ、みたいな……。
ほ、星のお祭りの日ですしっ!

[二人から同じ質問をされては観念するしかなく。手の甲へのキス>>305で赤くなりながらしどろもどろに答える。

恋に貪欲である姿を白状してしまって、はしたないわ。と目まで泳がせてぷるぷると震えていた]
(315) 2020/05/18(Mon) 19:59:58

【人】 無口な使用人 ジゼル

[ 人を困らせるほどにはもう熱くないタコヤキを改めて二人で食べる。


私の話と言っても、彼がいなかった10年の間には、さほど話したい事が無くて、]


王都から漏れ伝わるあなたの噂話を聞いたこと。

毎週のように、あなたと最後にあった場所に来ては優しい魔法使いさんを待っていたこと。

そしていつしかそこで出会った、少々騒がしい友達アデルのこと。

使用人とは名ばかりで、養女のように自分を扱ってくれるユンカー夫妻のこと。


[ そんなことをぽつぽつと話す。
いつの前にかその声が、決して大きくは無いにしても常人と同じくらいに聞き取り易いものに変わっていたことに、自分では気付いていなかった。]*
(316) 2020/05/18(Mon) 20:00:56

【人】 無口な使用人 ジゼル

   
[
   
そして、今年のタナバタ祭りのこと。
こちらは次から次へと言葉が繋がって。


大切な大切な友人ノアのこと、星読みの学生ハニエルとの出会い。

同じようにタコヤキを食べて涙目になっていた、優しいそばかすの機関設計士さん。

犬耳を付けた騎士さん。と、ちょっとドキドキした経緯。

妹のようなルーシュと一緒に、その犬耳を買ったお店のこと。

大好きな駄菓子屋さんと、お名前も聞けずにいる銀髪のお孫さん。

孤児院で時々会うイヴさん、広場のお花屋さんに、営業時間のよくわからない仕立て屋さん。

異国のお姫様のような美しい女性。

楽しみにしていながらまだ見られていない、タナバタの舞。

すれ違うたびにその目を奪われる、騎士団の女性。


…あの
妙ちくりんな
可愛らしい魚の被り物を被って、踊ったことを話せば、隣の彼はどんな顔をしただろうか。]*
(317) 2020/05/18(Mon) 20:06:00

【人】 踊り子 マチ

─ 広場にて ─

[広場は夜になってもなお賑やかだった。
花火の音に少しびっくりする。

いつもとは違う賑やかな街並みや
混じり合う異国の空気
浮き足立つ人々の様子は
今はだいぶ慣れたけど
それは、もうすぐ終わってしまう。

広場に行くと
スタンレーさんはやっぱり目立ってた。
星空を見上げてるようだった。>>310]

お待たせしました。

[そう言って、彼に声をかけた。*]
(318) 2020/05/18(Mon) 20:11:42

【人】 機関設計士 スタンレー

ー広場にて:マチとー



[花火が星空に咲いては消える。見惚れていると、ふいに、聞き慣れた声に呼ばれ、振り向く。]

「よっ。」
[スタンレーは、優しく微笑む。]


「そうだ、これ、マチにお土産。」
[手にしていた、一輪の向日葵を差し出す。それは、今朝、セリアから貰った向日葵だ。]
(319) 2020/05/18(Mon) 20:21:06

【人】 機関設計士 スタンレー

「良かったら、座らないか?」
[スタンレーは、提案する。ベンチからは、絶え間なく上がる花火が見える。]*
(320) 2020/05/18(Mon) 20:26:09

【人】 踊り子 マチ

─ 広場にて ─

[差し出されたのは向日葵だった。

太陽に向かって、強い茎をしっかり立てて
ぐんぐん伸びていく向日葵は
私の大好きな花だった。]


ありがとう。嬉しい……。


[そう言って、スタンレーさんの隣に腰掛けた。]


もうタナバタも終わるね。


[気づくとそんなことを呟いていた。*]
(321) 2020/05/18(Mon) 20:34:36

【人】 異国の道化師 マッド・リヒター

[綺麗な瞳から流れ星の様な一雫を見せ、彼女はカーテシーを行う>>294。勿論、マッドもにこりと笑み、帽子の鍔を摘んで御辞儀で返す。しかし、彼女は直ぐにまた手を取ってくれた。近くのベンチへと誘導される。置いたままのたこ焼きを残して。]

あー……。ふふっ。

[思わず胸の辺りから風の様な笑みが溢れ出た。釣られてか、ジゼルも同じ様に笑う。>>295、こんな彼女を見ていると、大人も子供もどうでも良くなって来る。そう、最初から関係の無い事であった。大人だから、子供だから……ではなく、対等な『人』だ。敬意を持つべき『人』だ。彼は愚かで傲慢だった。どんな高い役職に就いても、年齢が数十と離れていようと、必要なのは"相手を敬う心"。]
(322) 2020/05/18(Mon) 20:43:17

【人】 異国の道化師 マッド・リヒター

座っていてくれ。私が取ってくるよ。

[既に2人はベンチに座っていた。立ち上がろうとする彼女の肩をポンと叩き、声を掛ける。そして、マッドはシルクハットを手に取った。]

しっかりと"ココだけ"見ててね。

[人差し指を唇に当て、にやりと不敵に笑いかける。彼がシルクハットの中に手を突っ込むと、あっという間に肩迄沈んでいった。程無くして、その場に小麦粉と生姜の焼ける匂いが漂った。帽子の中からは湯気が出る。マッドが沈んでいた手を引き抜くと……置いてあった筈のたこ焼きは彼の掌に乗っかっていた。たこ焼きの容器を彼女の掌に置く。]

さぁ。君の事も聴かせて。

[再び帽子を被り、ピンと鍔を弾く。そして彼は、自分のたこ焼きを摘みながら、ジゼルの話を待った。]
(323) 2020/05/18(Mon) 20:43:36

【人】 異国の道化師 マッド・リヒター

〜〜〜

[>>316 >>317、ジゼルは今迄の事、今日迄の事を、饒舌に話してくれた。最初に声を掛けた時より聴きやすい。その声は笛の音の様に軽く、弦楽器の様に心地良い。困らせてしまった事だけで無く、温かい日常の話も聞けた。幸せそうに話す彼女を見て、つい頬が緩んでしまう。彼女の周りにいる人々も(何名かは思い当たる人物がいた)彼女をまた支える様に賑やかで、何故か此方迄安心した。]

[そうして話を聞いていると、いつの間にか空は闇に染まり、無数に輝く星達が顔を見せていた。しかし、時間は気にならなかった。彼女の話は面白くて、止まっていた時間を数百倍速で再生されているかの様に刺激的であった。彼の心も彩と灯りが燈り始めている。その鼓動を、彼自身も感じていた。]

ー 出来れば、このままずっと……。

[イキイキと話す彼女を見て微笑んだ。*]
(324) 2020/05/18(Mon) 20:44:17

【人】 機関設計士 スタンレー

>>321 マチ
[「もうタナバタも終わるね。」と、マチが呟いた。
二人並んだ距離感が心地よい。]

「ああ。今年は、良い祭だったよ。マチは楽しめたか?」

[マチの方を見やる。]
*
(325) 2020/05/18(Mon) 20:45:53

【人】 踊り子 マチ

─ 広場にて ─

[「マチは楽しめたか?」

スタンレーさんはそう聞いた。
彼はいつでも人の気持ちを大事にする人だった。


私はぽつりぽつりと話し始める。


初めてのタナバタの舞台に
不安がいっぱいだったこと。

そんな中、スタンレーさんを最初に見かけて、
気軽に声をかけてもらえて、リラックスできたこと。

機関車のことで頭がいっぱいで笑ったこと。

私の不安に精一杯の言葉をくれたこと。

綺麗なお守りをくれたこと。
その優しさに涙が出そうになったこと。

いつも見守ってくれたこと。]


これは私からのお礼です。

[私は舞台の前に買ったものを渡した。>>239]
(326) 2020/05/18(Mon) 21:01:32

【人】 星読博士見習 ハニエル

−現在・広場を後にして−



[星の見える丘に行こう、と言って、
「ちょうど行こうと思っていました」
と頷く彼女。>>288


今までなら、
「そうなんだ、奇遇ですね」なんて軽い調子で丘を目指しただろう。
途中でジゼルも偶然加わって、
可笑しな話に3人で笑い声を上げながら。

でも、今日は。二人っきり。]
(327) 2020/05/18(Mon) 21:09:54

【人】 星読博士見習 ハニエル

(──故郷から遥々この国へ来て、
夢があって、でも自分は無力で、
いつしかその無力感さえ忘れるようになっていた)


すぐ手を伸ばせば他人にぶつかるような、
賑やかだけど喧しい祭りの街を後にし、
丘を目指して、歩いていく。


一歩、歩みを進めるごとに喧騒は遠のき、
とうに陽が落ちて顔を覗かせた夜闇と、静寂が、
まるで黒いベルベットのように二人だけを包み込んでいく。


東の方角の空を横に切り裂く、光帯のような天の川銀河を背景にして。
(328) 2020/05/18(Mon) 21:11:33

【人】 星読博士見習 ハニエル

(──でもあの時、届かないものを手に入れようとしてもがく彼女を見て>>0:57
忘れていた夢を思い出させてくれたのは本当で。)


そしてたどり着く、あの時と変わらない丘。


(──昔の夢を思い出させてくれた彼女に、
諦めて欲しくなくて>>0:88
たとえ視力があっても僕も同じだよ、
今ある世界のもっと先を見ようと、
そう心から伝えたいと、
強く思ったから。)


あの時と同じレインツリーに身を預け、

…そして今度こそ一緒に、
零れるような星空に向かって手を伸ばそうか。]*
(329) 2020/05/18(Mon) 21:12:05
少女 ルーシュは、メモを貼った。
(a93) 2020/05/18(Mon) 21:16:30

【人】 踊り子 マチ

─ 回想:舞台の前、街中にて ─

[星飾りを模した小物の露店の奥の方に
宝石をモチーフにした小物があったのを
前に見かけていた。>>1:52

ブーヨプスキュリテ王国は星とともに、
宝石がたくさん採れる国としても有名だった。

濃く深い赤の石のキーホルダーが手に止まる。]


これってどんな石ですか?


[店主が答える。


「これはねー、『ガーネット』って言うんだよ。
成功に導くって言われてる。
目標に向かって、こつこつと積み上げた努力の成果が実るってのだよ。」


スタンレーさんにぴったりだと思った。

「ふふふ。誰にあげるんだい?」
からかうような店主に、どう答えたらいいか、
私はいまだに分からなかったけど、
スタンレーさんのために、これを買おうと決めた。*]
(330) 2020/05/18(Mon) 21:17:10
星読博士見習 ハニエルは、メモを貼った。
(a94) 2020/05/18(Mon) 21:22:21

【人】 踊り子 マチ

─ 広場にて ─

スタンレーさんが
私の力になってくれたように

私も少しでもスタンレーさんの力になれるように

これは明日からのスタンレーさんに
私からお守りです。


[そう言うと、
朝のスカーレットさんを思い出して>>200
あの方と比べたら随分と頼りない自分に
ちょっと恥ずかしくなったけど
気持ちが伝わればいいなって思った。*]
(331) 2020/05/18(Mon) 21:24:45
少女 ルーシュは、メモを貼った。
(a95) 2020/05/18(Mon) 21:25:18

平騎士 バジル・クレソンは、メモを貼った。
(a96) 2020/05/18(Mon) 21:28:14

【人】 機関設計士 スタンレー

ー広場にて:マチとー


>>326 マチ
[訥々と話すマチの言葉が心地よく、スタンレーは頷きながら、急かさずにゆっくりと優しく聞いた。


「これは私からのお礼です。」と、マチからあるものを渡される。
ゆっくりと包み紙を外すと、濃く深い赤の石のキーホルダーが姿を現した。深い赤は、まるでスタンレーの情熱を表しているかのようで、また、赤毛のスタンレーにとても似合う。]


「ありがとう…!凄く嬉しいよ…!綺麗だ…。」
[スタンレーは、キーホルダーがよく見えるように、星明かりにかざすようにする。星が反射して、より一層輝いた。]

[「私も少しでもスタンレーさんの力になれるように
これは明日からのスタンレーさんに私からお守りです。」と、マチが続ける。]

「ありがとう。これは、心強いお守りだな。」
[一所懸命話すマチが愛らしくて、微笑む。]

「俺からも話があるんだが、聞いてくれるか?」
[柔らかな表情のまま、スタンレーは続けた。]*
(332) 2020/05/18(Mon) 21:34:58

【人】 機関設計士 スタンレー

ー広場にて:マチとー


「どうか、気負わないで、聞いてほしい。」
[と、前置きし、スタンレーも訥々と話し出す。]


「マチは、とても真っ直ぐだよな。暖かくて、優しくて。
一緒にいて、凄く、心地がいい。

それでいて、努力家だ。」

[スタンレーは、いつか王族の前で踊れるようにと、日頃の練習を欠かさないマチの姿を知っていた。]



「俺の好きな花も、向日葵なんだ。
まるで、マチみたいだから。」


「俺は、マチが好きだ。」

[スタンレーは、優しい目で、マチを真っ直ぐ見つめて言った。]*
(333) 2020/05/18(Mon) 21:54:23

【人】 男装の騎士 イヴ


ー 廃教会とサボり魔騎士 ー

[イヴは使われていない教会にやってきた。
月明かりに照らされた教会はどこか神秘的に感じた。

イヴはこの国で奴隷解放されてすぐは笑うことも怒ることも泣くことも無い不可思議な子供だった。
女の子としては同じ歳の男の子より高い身長。がっしりとした体格。低めの声。そして、感情のない顔。
孤児院にも最初は馴染めなかったイヴの心が動いたのはマチ姉が孤児院にはじめてきた頃だった。

はじめて綺麗だと感じた。初めて心から笑うことが出来た。

それから、マチ姉が来るのが楽しみで仕方がなかった。

自分とは真逆で可愛いらしい少女。
守ってあげたい。イヴはそう感じた。

そう、それがきっかけだった。今思い出した、騎士になろうと決めた理由だった。

この感情がどれ由来かはわからない。
けど、ただただ憧れた。あの美しい舞と優しさに。

イヴは右手に握りしめていた金平糖のような髪飾りを手に持っていた]
(334) 2020/05/18(Mon) 21:55:38

【人】 機関設計士 スタンレー

[伝えたいことは、もっと沢山あった。

歯の浮いた台詞や、美辞麗句を並べることは、
スタンレーは出来ない。

ただ、正直に。ただ、素直に。
飾らないありのままの気持ちを伝えられたら。]*
(335) 2020/05/18(Mon) 21:59:19

【人】 男装の騎士 イヴ


ー 廃教会とサボり魔騎士 ー

[右手の髪飾りは隊長への賄賂を買いにゆきのやに向かっている途中にあった露店で見つけ、買ったものだ。

短い自分の髪には到底似合わない可愛らしい髪飾りは誰を思って手に取り買ったか。

露店の主は「彼女にでも渡すんかい?」とからかい混じりで言ってきた。ぜってー、あいつ俺の性別間違えてただろ。

そんなふうに思いながら買った時を思いだした。

渡せなかった。孤児院に行けば渡せたのに。

イヴは自分の目から雫がぽつぽつと落ちてきたことに気づいた。
手の中の髪飾りにも。

イヴは髪飾りを握りしめてただただ泣いた。
もう、きっと自分以外の人が彼女を守るんだ。
もう、自分は彼女の騎士ではないんだ。今まで、そんなつもりで働いてきた訳では無いが、きっと心のどこかで彼女がくるこの国を守ることで彼女の1つの居場所を守っていた気になっていたんだ。

感情の波と共に雫は次から次へと落ちていく。]*
(336) 2020/05/18(Mon) 22:05:18

【人】 駄菓子屋の孫 ユキムラ

 
−回想・懐古−


[あれはまだ異国に来て間もない頃の話だったか。

この国において、駄菓子屋というものは
異文化において中々インパクトの強いものだったであろう。

あの時は、まだ俺が見慣れぬ土地の人々に怯えていた頃。
それなりに来るお客さんたちの中に、
学生時代の彼女がいた。>>249

歳はそこそこ離れていたので、
ほぼ一方的に可愛がってもらっていたのは
いうまでもない。

あれからしばらく会うことはなくなったが、
まあそれが身分の違いのせいということなのだろう。

俺としては、目の前の彼女にそんなものは
何故か全然感じられないんだけど>>203 >>218*]
(337) 2020/05/18(Mon) 22:06:44

【人】 無口な使用人 ジゼル

しっかりと"ココだけ"見ててね。>>323



[ 彼の見せてくれる不思議な"魔法"。
ぽつり、寂しそうに佇むタコヤキが、シルクハットに入れた彼の手から出てくるなんて!!]


いったいどうなっているの…??!



[ 驚くよりほかにすることがない私に、にやりと笑うその不敵で、自信に溢れた輝く瞳。



   
 あぁ、本当に。


私はこの魔法使いさんに、ずっと思いを寄せていたんだ。]*
(338) 2020/05/18(Mon) 22:10:50

【人】 駄菓子屋の孫 ユキムラ

 
−昼・ピザ屋−


[目の前で繰り広げられる敬礼。>>284 >>305
あれ?これは俺も一国民として参加するべきだったのでは?

レッタはルーシュの手の甲に
握手の変わりなのだろう、そっと口づけを落とした。
ふむ、これが騎士というものか。なんて粋なのだろう。
少しルーシュが羨ましいと思ったり
]
(339) 2020/05/18(Mon) 22:14:28

【人】 無口な使用人 ジゼル


[ ずっと、このままでいられたらどんなに。]


……

ふいに流れる静寂。
タナバタ祭りも終わってしまうのだ。


つ、と見上げた空にはいつの間にか、宝石のようなたくさんの星。




   
さっき、出会った人々の話をしたときに、わざと避けた方のこと。


ベランダにお出ましになったシュテルンポレール殿下と、ユウェル王女。


星を見つけたとおっしゃっていた王女様。



   
   
 行かなくて、良いのですか。


小さくそう問えば、彼はなんと答えたのだろう。]*
(340) 2020/05/18(Mon) 22:15:22
(a97) 2020/05/18(Mon) 22:15:34

【人】 駄菓子屋の孫 ユキムラ

[
ついに!待ちに待ったピザが来た!!
>>306

人数分用意されたピザが目の前に用意される。
不規則な円の中に散りばめられた鶏肉達が
チーズとともに食欲を煽ってくる。]

 いただきます!

[俺はその一切れをつまんで
勢いよく口の中に放り込んだ。]
(341) 2020/05/18(Mon) 22:28:57

【人】 駄菓子屋の孫 ユキムラ

 
っっ!!???!!!


[次の瞬間、口の中に広がったのは
想像していた甘いチーズの天国ではなく
灼熱の地獄だった。

冷や汗をかきながら慌てふためき
急いでオレンジジュースを口の中に流し込んだ。
まさか、おしとやかなレディ2人の前で
キラキラ
を出すわけにはいかなかった。]
(342) 2020/05/18(Mon) 22:31:45

【人】 駄菓子屋の孫 ユキムラ

[目の前の賢い淑女は、ピザが到着すると先に
デザートのアイスクリームを追加注文していた。>>306

くそ!その手があったか!
おい、先に言え!!

……とは言えないので、
俺もやっとのことで口の中の混沌(カオス)を片付けると

俺も頼む!!
と涙目でアイスクリームを追加注文した。*]
(343) 2020/05/18(Mon) 22:32:50

【人】 踊り子 マチ

─ 広場にて ─

[星明かりにかざされた
ガーネットの深い赤は
スタンレーさんにとても似合っていた。>>332

「俺からも話があるんだが、聞いてくれるか?」

こくりと頷くと彼は続けた。

彼の言葉は優しさに満ちていた。

私は彼が困っていたら
助けたいと心から思っていた。]


ありがとう……。
でも……私、行きたいところがあって。
(344) 2020/05/18(Mon) 22:37:35

【人】 調香師見習 ノア

−レインツリーの丘−


[辺りはすっかり夜の帳が下りて、街の喧噪は遥か彼方。
頭上に広がる光景は頭の中、指差し
教えて貰った欠片達。>>1:291
明かりが灯り始めた街並みはきっと、
星空を映した海のようで。]


──…不思議、ですね…
つい先日、ここでハニエルさんに出逢って、
今は、一緒にここを来てる。


[大樹の空気も香りも、見える景色も、
あの時と今で何も、変わってはいない筈なのに。

幹に手をあてて、星々を瞳に写し込むように
空を仰いでから、私はそっと
ハニエルさんに向き直った。]


これ……、広場で渡しそびれてしまったのだけど、
チョコレートのお返し。


[道中、ずっと持っていた木箱を差し出す。
それは星空を見上げる黒猫が描かれた
掌サイズのオルゴール。]
(345) 2020/05/18(Mon) 22:44:47

【人】 調香師見習 ノア


…花火、始まったみたいですね。


[渇いた音に顔を向ければ、背後で遠く、
大輪の花が咲き誇る。
幻のように鮮やかな花火は残滓を煌めかせながら
時間をかけて消えていく。*]
(346) 2020/05/18(Mon) 22:44:49

【人】 踊り子 マチ

─ 広場にて ─

[

「星の飾り」>>104

誰かに触れたいという気持ちになったら
それに祈りを込めてみようと思っていた。


私はこのタナバタで

そう思うことが確かにあった。


それが恋かは分からなかったけど
朧気な夢が
何かを表すように。


私はスタンレーさんにお礼と別れを告げて
どこにあるかも分からない
その飾りを探しに行く。


それは結局見つからないかもしれないけど、
それでもいいと思っていた。*]
(347) 2020/05/18(Mon) 22:45:13

【人】 駄菓子屋の孫 ユキムラ

 
−いつか終わりに・ゆきのや−


[名残惜しくも、2人には
また美味しいもの食べに行こう、
と約束して今日は解散した。

結局、家族の分の昼飯は買い忘れて帰った。
案の定昨日のように出前を取っていたそうだが、
今日は理不尽にも怒られてしまった。


俺は部屋に戻ると祭りの余韻に浸っていた。
当時、俺の閉ざされた心に優しく触れてくれた彼女に、
今日は当時とは何か違う感情を抱いていた。

その夜は、これが
“運命”の出会い>>1:266
ということなのだろうかと
柄にでもないことを考えながら
また明日戻ってくる平穏に備え
眠りにつくのであった。*]
(348) 2020/05/18(Mon) 22:49:18
駄菓子屋の孫 ユキムラは、メモを貼った。
(a98) 2020/05/18(Mon) 22:52:55

調香師見習 ノアは、メモを貼った。
(a99) 2020/05/18(Mon) 22:55:08

【人】 詐欺師 アダム


[ 抱き止められる温もりが
  耳をくすぐる声が、心地よかった。

  アダムとは違う固くてしっかりした手。
  鍛錬の跡が残る手。
  ……男の人の手。

  彼はこの手で国を守り続けるのだろう。
  これまでも、これからも。

  その輝かしい未来に。
  汚れた女は相応しくない。 ]
 
 
(349) 2020/05/18(Mon) 23:10:11

【人】 詐欺師 アダム



  …………私も、貴方が好きよ。


 [ 口に出せば、すとんと胸に落ちた。]
 
(350) 2020/05/18(Mon) 23:10:44

【人】 詐欺師 アダム


[ 想いが通じた瞬間。
  それは、いつもの終わりのサインだった。>>0:23

  犯罪に手を染めた自分は
  誰かと未来を共に歩くことはできない。
  だから女はその時が来たら、
  せめてと語るのだ。

  二人が共に在れない
  まるで流行りのロマンス小説の題材のような、
  甘く切ない、優しい嘘を――――  ]

(351) 2020/05/18(Mon) 23:12:59

【人】 詐欺師 アダム



           [ そのはず、だった。 ]
 
 
(352) 2020/05/18(Mon) 23:13:36

【人】 詐欺師 アダム



  あのね、気付いてないみたいだから
  言ってしまうけど。
  
  私ね、詐欺師なの。
  男の人を騙して、媚を売って、お金を貰うの。
  ずっとそうやって生きてきた。

  だからね、貴方が心を込めて言ってくれた“好き”も。
  私はこんな風に、呼吸する様に言えるわ。
 
  可哀想に。
  ずっと騙されていたのよ、貴方――――。
 
 
(353) 2020/05/18(Mon) 23:14:41

【人】 詐欺師 アダム


[ 腕からするりと抜け出すと。
  嘲笑うように口角を上げて。
  口にする言葉は、紛れもない真実。

  遠ざかる温もり、それでいい。
  私にはこんな暖かい場所は、ふさわしくない。

  挑発する様に、更に言葉を続ける。 ]


  理解できたかしら?騎士様。
  私がブーヨプスキュリテに害なす存在だと。
 
 
(354) 2020/05/18(Mon) 23:15:31

【人】 詐欺師 アダム



  貴方の選択肢は二つ。

  騎士の誇りに従って、私の手に縄を掛けるか。  
  惚れた女に情けをかけて、このまま見逃すか。
 

[ そう言って、男に判断を委ねたら。
  あとは黙って終わりの瞬間を見守ろう。

  柔らかな星明かりを浴びながら
  嘘を吐けなかった詐欺師は、微笑んだ。 ]*
   
(355) 2020/05/18(Mon) 23:16:12

【人】 騎士団第2分隊隊長 スカーレット・アルジャン

−昼: ユキとルーシュと−

あぁ……男性と出会うためか…。
別に出会い方にこだわりがないなら、
うちの人間教えられるよ?
気になったら、アルジャンの家に、
私宛に手紙でも書くといい。

[まぁ、星の宴特有といえるだろう。
運命の相手に出会いたくなってしまう雰囲気。
抗えない人間は、抗えない。
ルーシュも、その1人だっただけ。>>315
それも、可愛らしく思えるのは、歳のせいだろうか。
アルジャン家の人間でも、シルバーバレットでも、
紹介できる人間がごまんといてしまうのは、
こう……少し悲しいような]

大丈夫?お水も貰っておこうか?

[くすくすと笑いながら、
咀嚼を頑張っている彼の代わりに、
水を追加で貰っておこう。>>343
おっちょこちょいだね、と笑って
彼女は大変そうな彼を尻目に
アイスクリームをのせた甘い甘いピザを
堪能しよう。*]
(356) 2020/05/18(Mon) 23:20:34

【人】 異国の道化師 マッド・リヒター

>>340、そんな彼女の不安は当たってしまったのかもしれない。そろそろ王宮では儀式の準備が始まる時間だ。彼女と離れたくは無い。だが、"彼女が気づかせてくれた。"向き合わなければいけない現実に。其れを無視する事等出来ようか。]

……ごめんね。もう時間切れみたいだ。

[触れ合っていた肩を離し、ベンチから立ち上がる。これで少しは星に近付いた筈なのに、未だ、全然遠く、憎らしい程美しく輝く。そんな星を見ていると、視界がグラつく。彼は眼に手を当てて、頭を軽く振った。しっかりしなければ。]

……!

[余りの突拍子も無い出来事に"目が飛び出る程"驚いた。そして、"自分の手の内と身体に未だ残る感覚"。これは、奇跡なのか?頭が真っ白になる。否、此処で目を逸らしてはいけない。『マシュー』は帽子を鼻の上迄深く被り、ジゼルに向き直った。]
(357) 2020/05/18(Mon) 23:20:44

【人】 異国の道化師 マッド・リヒター

ジゼル、君に受け取ってほしい。

[其れは、五芒星と三日月が重なった"星の飾り"。五芒星と三日月の中心には赤い宝石が埋め込まれている。それが重なり、1つの印となっている。まるで、支え合う夫婦の様な。]

祈っていて。『魔法』は"実在する"って。
そして、信じてて。必ず私は帰って来ると……。

[目を塞いだのは彼女の顔を見たくなかったから。引き返してしまいそうになるから。返答の隙も与えなかった。彼女に甘えてしまうから。だから、私は、"必ず帰ると只誓って"行ってきます。また、貴方に『ただいま』を言う為に。]

[彼は最後に口元をニッと形作ると、帽子の鍔を一気に足元まで下ろし、その場から姿を消した。*]
(358) 2020/05/18(Mon) 23:20:56

【人】 星読博士見習 ハニエル

−現在・丘の上−



[彼女が、そっと差し出たオルゴール。
小さな箱の中に生きるちっぽけな黒猫は、
遠く存在する星空を見上げ、
どうやっても手に入れられないその存在に想いを馳せる。


──無力な存在。まるで、僕のような。


でも、黒猫と自分には決定的な違いがあった。

…彼女が、隣に居たからだ。]


[オルゴールを胸にかき抱き、
いつしかハニエルは涙を流していた。


此処へ来て、初めて"自分"を思い出させてくれた人。

控えめながらも鋭い感性を持ち、
優しさと真剣さを内に秘めている人。

彼女が笑うと、野に咲いた小さな花が風を受けてふわりと揺れるような、そんな儚さと可愛らしさがあって。

いつの時からか、この笑顔にずっと触れていたいと、そう思うようになっていたんだ。]
(359) 2020/05/18(Mon) 23:23:17

【人】 星読博士見習 ハニエル

[大きな破裂音と共に、極彩色の閃光が夜空に咲く。
星の光は感じられずとも、この光は彼女の目に届いているだろうか。


いや、届いてなくとも、
今こうして二人で祭りの終幕を見届けられることが、
今、堪らなく嬉しいのだ。]


[涙は、ほどなくして止んでくれた。
しっかりと拭い、夜空をつと一瞥する。
──もう、心は決まった。

そして隣に佇む彼女を、もう一度正面から見据え、
昨日からずっと胸に秘めていた、
しかしとてもシンプルな一言を、

告げた。]
(360) 2020/05/18(Mon) 23:24:22

【人】 踊り子 マチ

─ 家にて ─

[「星の飾り」を探しに行くなんて思ったものの
どこにあるかも全くわからなくて
結局、家に帰ってきた。

まぁいいやと
思っていた。

また明日、孤児院に行こう。

イヴの助に
「結局舞台見にこなかったな〜〜。
どっかでサボってたんでしょ!」
ってちょっと意地悪言いながら

ぎゅっと抱きしめて
体温を感じる。


そうして
星を見上げて
少しだけドキドキしながら手を繋いで

次はきらきらした夢を
一緒に見れますようにと

タナバタの夜に私は祈った。*]
(361) 2020/05/18(Mon) 23:27:39

【人】 異国の道化師 マッド・リヒター

ー 王宮付近の空の上 ー


[これは儀式の準備が行われる少し前の話。]

[満天の星空の中……1つの白い風船が夜空を舞っていく。子供が誤って手を離し飛ばしたものか?その風船は、高く高く飛んだが、決して闇に吸い込まれる事無くふわふわ漂った。]

[王宮のベランダ近く迄来ると、その風船から手を離し、マッドは敷地に足を踏み入れた。その手には銃が握られていた。
足がベランダに付く直前、体を捻り、コマの様に回転する。足が地に付く頃には、黒い礼服は紅色に染まり、手にしていた銃は騎士が常備している種と同じサーベルになっていた。鞘は彼の肩から垂れた紐により襷掛けになっている。サーベルを鞘に収め、帽子の鍔を下げながら王宮内部へ侵入する。]

スタッ、スタッ、スタッ……。

[彼は真っ直ぐに奥の奥、玉座の間に向かう。彼にとって歩き慣れた王宮を目隠ししたまま歩く等造作も無い事であった。彼の横には衛兵、来賓、使用人……加えて複数の招待客達で賑わっていた。彼らにはマッドが見えていない。"マッドと同じ様に。"時たま肩や腕をぶつけたが、誰もが"何処かの無礼者にぶつけられたのだろう"と肩を軽く上げ、大して気には留めなかった。そして……遂に彼は"御前"に辿り着いた。2つの玉座。シュテルンポレール殿下と……ユウェル王女。]
(362) 2020/05/18(Mon) 23:28:34

【人】 異国の道化師 マッド・リヒター

[彼に迷いは無かった。止まる理由も無い。此処でもう一度、背を向ける理由等何処にあるのか。彼は跪き、帽子を外して胸に当てた。]

殿下、そしてユウェル王女。

[突然現れたマッド……否、『マシュー』に2人は驚いた。今、顔に白粉は粧していない。其れどころか、顔には深くシワが刻まれ、道化師とは掛け離れた歴戦の将校の如き圧を醸し出していた。軍服さえ着ていないものの、かつての''騎士団参謀総長マシュー・ド・リヒテンシュタイン"そのものだ。王女は覚えていた。目を合わせた瞬間、ピクリと反応する。]

本当に……本当に御立派になられました。
御結婚を、心より祝福致します……!

[遂、声を大にして再び頭を垂れる。此れには周りの衛兵や来賓達にも気付き、正体不明の来客にザワッと王座の間が揺れる。そして、古株の使用人や衛兵達が口々に伝う。"国宝泥棒の逆賊マシュー・ド・リヒテンシュタイン"。中にはサーベルを抜く騎士もいた。ジリジリと周りを詰められているのを感じた。しかし、彼は頭を垂れたまま動かなかった。"王女の命令が無い限りは。"]
(363) 2020/05/18(Mon) 23:28:43

【人】 異国の道化師 マッド・リヒター

[王女は玉座から立ち、片手で衛兵隊を制す。]

『あの日、タナバタで王族が使う予定だった星の飾りを盗んだのは貴方なの?』

[王女は問う。"左様です。"彼は返答した。]

『今日は其れを返還しにいらしたの?』

["いいえ。王女様に跪く為です。"]

『では……その星の飾りは今、何処にあるの?』

[王女は質問を投げ掛けながらマシューへ近づく。心臓の鼓動が起爆しそうな程鳴る。心臓に釣られ肩も揺れ、身体自体が振動する。此れには一瞬間を置いたが、マシューは声の芯を立てて言う。王女の前に剣を立て祈る様に。]

["今は、私が最も持つに相応しいと『選んだ』女性の手の内にあります。"]


[王女の命を待たず、遂、彼女の顔を見上げる。マシューの"ブラックオキニスと同じ色の瞳"が真っ直ぐに彼女と目を合わせた。王女は目を丸くしていた。王女から見て、あの"堅物なマシュー"が星の飾りを盗んだ動機が"それ"だったのだから……。王女は、暫く呆気に取られた表情をした後、マシューの横をスッと通り過ぎた。]
(364) 2020/05/18(Mon) 23:29:14

【人】 異国の道化師 マッド・リヒター

『これは……トンデモない"魔法"ね。』

[王女の口から、ふふっ、という息が漏れる。彼女はそのまま玉座の間から一歩踏み出そうとした。使用人の1人が、王女に声を掛ける。"儀式の準備がある故お急ぎ下さい。"と。王女は振り返り、玉座に向かい今も跪いているマシューを見る。そして、広間全体に聞こえる様、声を発した。]

『星の飾りとは、長き歴史に渡り星と星の"絆"を象徴して来たのだ。その"絆"を、"愛"を、引き裂かんとする者は此のブーヨプスキュリテの恥!この男を咎める者は、我が国の敵と知れ!』


[その声は、此の国家の声だ。17の女子の小さな声では断じて無い。ふーっ、と息を落ち着かせ、ユウェル王女は玉座の間を後にした。何処か、10年程前の少女の様な面影を夜の風に流して……。]

[マシューは言葉が出なかった。玉座の間の赤いカーペットに只ジッと視線を落とし震えるだけ。ポツリ、ポツリと、夏の通り雨の様にカーペットに涙が滴る。やはり、少し待っても言葉は出ないまま……。マシューは、帽子の鍔を摘み、ギュッと足先まで下げる。みるみる内に帽子に身体が吸い込まれ……王座の間から、彼の姿は消えていった……。]
(365) 2020/05/18(Mon) 23:29:38

【人】 星読博士見習 ハニエル

[──ふっと息をつき、
彼女正面から見つめる。

直後に、大きな破裂音。
背後には花火が咲き乱れて、
刹那、二人を極彩色で染め上げた。

眩い光に照らされた彼女の顔は、
今、どんな表情を浮かべているだろう。]*
(366) 2020/05/18(Mon) 23:30:44
機関設計士 スタンレーは、メモを貼った。
(a100) 2020/05/18(Mon) 23:33:38

【人】 騎士団第2分隊隊長 スカーレット・アルジャン

−自宅のベランダで−

なぁんで、うちにいるんですか。
−団長


[なぜか遊びに来ていた、王国騎士団団長。
聞いてみれば、奥さんに家の鍵を閉められたらしい。
うちに来るな、このクソ上司。
なんて思ってるのは、内緒内緒]

なんで副団長のところにいかな…………
あぁ、あそこは仲睦まじいですものね。
大体、奥様に鍵閉められたの、
団長が内緒でお酒飲みに行ってたからでしょう。

[酔っ払ってるわけではないけれど、
連絡ができない人間は、
伴侶に呆れられるというもの]

兎に角、明日一緒に謝りに行きますよ?
そして、その貸しを駄菓子屋で返してください。

[団長は、少ししょげた感じでうなずいた。
団長の家に、手紙を急いで書けば、
使用人に任せる。
何度目の手紙だろうと、ため息をつきながら。
そして、駄菓子屋に行くことが確定した。
その小さな喜びを胸に、今年の宴を終わるとしよう*]
(367) 2020/05/18(Mon) 23:33:41

【人】 男装の騎士 イヴ


ー 大切な場所と ー

[イヴは髪飾りを握っていた右手がほんの少しだけ
温かくなったように感じた。
気のせいかもしれない、けれどその小さな変化がイヴに
このまま泣いているだけじゃダメだと告げているように感じた。

宿舎に帰るか
孤児院に行くか

イヴは祈るような気持ちで孤児院へ足を向けた。

子供たちはもう寝てしまっただろうか。いや、泣いた顔を見られるなんて恥ずかしくて嫌だな。寝てろ!
そんなふうに心の中でわざと考えながら足を進めた。

孤児院に行く。俺の大切な場所。
今まで逃げ場として使っていた孤児院。

足を止めた。

いつか、今の状態を辞めなければいけない時が来る。
孤児院に逃げ続けていていいのか?

イヴは]
(368) 2020/05/18(Mon) 23:37:57
踊り子 マチは、メモを貼った。
(a101) 2020/05/18(Mon) 23:39:12

機関設計士 スタンレーは、メモを貼った。
(a102) 2020/05/18(Mon) 23:39:17

(a103) 2020/05/18(Mon) 23:39:34

【人】 駄菓子屋の孫 ユキムラ

 
−昼・ピザ屋−


 大丈夫……
 いや、水も貰っておこう、
 その……ありがとう

[随分と情けない姿を晒してしまった。
恥ずかしいからか、身体がびっくりしたのか
身体中が火照ってしまった。
側から見たら顔が真っ赤になっていることだろう。

水を飲んでようやく落ち着くと、
素敵な人と出会いたいという彼女の話に
耳を傾ける。>>315 >>356]

 うーん。
 まあ俺もそういう経験は今までなかったから
 具体的なアドバイスができるわけじゃないが、
 何やら星の飾りを見つけた人は運命の人と出会える
 という噂は聞いたことあるな。

 タナバタに便乗するなら探してみるのもいいかもしれない。
 ……俺は別に欲しいと思わないが。
 なんならこの後一緒に探しに行ってもいいぞ。
 運命の人と星飾りを同時に探したら効率2倍だろ!

[>>356 うちの人間教えられるよ?
というレッタのすごい角度からの助け舟には
中々及ぶ材料が見つからないが
ここはあえてドヤ顔を披露してみせた。*]
(369) 2020/05/18(Mon) 23:39:41

【人】 男装の騎士 イヴ


ー サボり魔な騎士は別れを告げる ー

[イヴは逃げ場所を作るのをやめた。やめる。今から
寄付は今まで通りするつもりではいる。だが、孤児院に逃げて仕事を中途半端にすることは辞めよう。

イヴは孤児院に行くのを辞めることにした。
シスターにも心配かけるだろう。だから、手紙を頑張って書いてみよう。

ちゃんと、孤児院を逃げ場にしないで、前に進めるようになったら
その時は、孤児院のシスター達にただいまって言おう。

それまで、さよなら]*
(370) 2020/05/18(Mon) 23:43:58

【人】 機関設計士 スタンレー

ー広場にてー


>>344 マチ
[「ありがとう」というその言葉だけで、充分だった。]

「うん。行っておいで。」

[スタンレーは、穏やかに優しく伝えた。マチは、彼女の道を歩き出しす。きっと彼女は、星の飾りを見つけるだろうと、スタンレーは思った。]

[スタンレーは、広場のベンチに一人残っていた。]

ー俺には、星の飾りは見つけられなかったけれど、忘れていた大切なものを思い出させてくれた存在がいる。ー

「お守り、か…。」

[マチから貰ったガーネットを星明かりに垂らせば、きらりと輝いた。]

「俺にとっては、これこそが星の飾りだ。」*
(371) 2020/05/18(Mon) 23:47:55

【人】 無口な使用人 ジゼル



  祈っていて。『魔法』は"実在する"って。
  そして、信じてて。必ず私は帰って来ると……。



   
ずっと、祈っていました。『魔法』は実在する、と。

   
ずっと、信じていました。必ずあなたは帰ってくると。



手に残る、【星の飾り】。
見つめれば、止まらない嗚咽。



ねぇ、私の魔法使いさん。

待っています。ずっと。
あつあつの、タコヤキを用意して。]*
(372) 2020/05/18(Mon) 23:51:47

【人】 騎士団第2分隊隊長 スカーレット・アルジャン

−昼: ユキとルーシュと−

どういたしまして?
焦って食べるのはよくないよ。
舌を汚してしまうから、気をつけたほうがいい。

[なんだか、ユキの顔が赤い。
顔というか、体全体?
理由はわからないけど、
多分それだけ熱かったのだろう。
そう思いながら、彼女は最後の一枚を食べ、
余ったアイスクリームを美味しそうに食べるだろう]

へぇ、若い子はみんな運命の人を
探したがると思っていたけど、
ユキはそうでもないんだ。

私は、…………やめておこうかな。
この後、少し用事があるからね。
[嘘を言った。>>369
ただ、この2人が仲良くしているところを、
見たくないだけ。
稚拙な考えで自分自身を鼻で笑いそう。
オレンジジュースで口直しをして、
デザートは?と一応聞いてみる*]
(373) 2020/05/18(Mon) 23:58:08