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【人】 月迦嶺鬼[ 廃れた神社の本殿のような造りの建物。 こぢんまりとした印象ではあるだろう。 中に入れば神気が満ち、清浄な空気が漂う。 囲炉裏も見当たらないが 温かさもしっかり感じられる。 その場に鬼はみつきを下ろすと 深く息を吐き、己の巫子を見る。 ] (51) 2023/01/11(Wed) 22:30:29 |
【人】 月迦嶺鬼ここがこれから我と巫子が住む塒だ 二人だと狭いかもしれぬが 追々考えるとしよう よいか? 巫子には務めがある それを果たせば山の機嫌は良い。 吹雪もなく天候は安定する。 夏は日照りもなく雨を降らせることもできる。 村を、人を、守ることができるのだ。 (52) 2023/01/11(Wed) 22:30:35 |
【人】 月迦嶺鬼[ あえて方法を教えず、楽しそうに 余裕のある笑みをしてみせた。 月迦嶺鬼が意地悪な思いつきを実行している時の 笑みであることを 一緒に過ごせばそのうちわかるであろうが 今はどの様な印象を与えているかなど この鬼は考えもしないのであった。 ] (54) 2023/01/11(Wed) 22:30:48 |
【人】 月迦嶺鬼なんだ、我を待たせる気か? [ 時がそんなに経ってはいなくとも そう言って急かすのも意地悪の一つだ。 元来の性格からかもしれないが……。 ] (55) 2023/01/11(Wed) 22:30:54 |
【人】 月迦嶺鬼[ 手招きをして、みつきを呼び寄せる。 好きにやってみるといい。と その態度は言っているようで どこに触れようとこの時ばかりは 黙って見守ろうと考えていた。 ]** (56) 2023/01/11(Wed) 22:31:09 |
【人】 月迦嶺鬼[ 己自身の生きる理由など ──────とうに忘れた。 死ねぬから、使命があるから 長く、永く続く道の先を 今もただ歩いているだけ──────。 ] (73) 2023/01/13(Fri) 23:32:42 |
【人】 月迦嶺鬼はっはっはっ! 我ほどの鬼となれば真名を隠す必要もないのでな だから言ったであろう? 名を呼ぶのは不敬だ。とな 我の名を呼び続けるだけで 生を蝕まれる者もおるのだからな (74) 2023/01/13(Fri) 23:33:09 |
【人】 月迦嶺鬼だがそなたは平気であろう? 我が許したからであるぞ 因って、気後れなどするでない 呼べるうちに沢山呼ぶといい ご利益があるかもしれぬぞ? (75) 2023/01/13(Fri) 23:33:23 |
【人】 月迦嶺鬼[ 短く細い糸は少し触れただけで切れてしまう。 それでも生命を感じる其れらは憐れにすら思う。 愚を重ね。 罪を重ね。 業を増やす。 だが、この世界の一部として存在している以上 見過ごせぬ。 ……見捨てられぬというもの。 ] (76) 2023/01/13(Fri) 23:33:31 |
【人】 月迦嶺鬼 ここは、綺麗な所だ [ それはこの塒を指したか 山全体のことを含めたかったか どこか遠くへと飛ばした言葉も 山は返してはくれない。 そのことに目を伏せ、次に巫子を見る時には 憂の一つも出さない顔になっていた。 ] (81) 2023/01/13(Fri) 23:52:22 |
【人】 月迦嶺鬼そなたも気持ち良くなれ これは礼だ [ 何度も繋がった口は それが当然とばかりに磁石のように合わさる。 いつしか舌の怪我も鬼の力で治っていて それでも血の味が欲しくなれば プツリ、と牙で舌を軽く噛む。 そしてみつきの血を堪能するのだ。 酸欠か、はたまた生気の渡し過ぎか それとも貧血か おそらく みつきが気を失うまで この行為は終わらない。 ]** (84) 2023/01/14(Sat) 0:20:42 |
【人】 月迦嶺鬼[ この地域の冬は厳しく 雪と寒さが生き物に試練を与える。 人身御供。 人は捧げて満足するだろう。 だがそれで終わりではない。 生贄に選ばれし者。 その末路とは───────。 ] (95) 2023/01/14(Sat) 23:20:13 |
【人】 月迦嶺鬼天災を鎮める為に 人に恐れられし山であれど 生きとし生けるもの 最も尊きはその御魂だ 生きたいか? 巫子が望めばいつでも逃げて良い 我は追わぬ 誰も咎めぬ だが村に戻れば山は怒りを向ける 巫子にではない。村に、だ。 巫子は選んで良い (96) 2023/01/14(Sat) 23:21:24 |
【人】 月迦嶺鬼[ この言葉で逃げた巫子は数知れず。 だが、それで幸せを得られるのなら 我の巫子との契はお互いの同意の元 消滅したとされる。 最初に少しばかり生気をもらえれば それで良い。 足りぬ分は我の力を使えば良かった。 ───────前までは。 ] (97) 2023/01/14(Sat) 23:21:47 |
【人】 月迦嶺鬼美味しかったぞ みつきの味 [ 力のなくなった体を抱きしめ余韻に浸る。 自らに気が戻り体に力が入ることを実感する。 ぽんぽんと優しくその抱きしめた背を叩いてみたが 力加減は出来ていたと思いたい。 ] (99) 2023/01/14(Sat) 23:23:29 |
【人】 月迦嶺鬼我の巫子だ 解ってて言っているのだろう? お前はそういうやつだ [ 呆れた顔で見やるが その表情は何も変わらぬだろうことは 面の下からでもわかる。 ] (101) 2023/01/14(Sat) 23:28:09 |
【人】 月迦嶺鬼我が巫子は我のために 生きていたのだと言ったぞ 村の人間になんと教えられていたのか…… 逃げもせず、気丈に振る舞って 健気であろう? (103) 2023/01/14(Sat) 23:30:13 |
【人】 月迦嶺鬼少なくないと言っておきながら お前は全く我を敬っておらぬな 知らせずともどこからか聞きつけてくるのだろう 静かな塒にそんなに来客はいらぬぞ ただでさえお前で賑やかになったというのに (105) 2023/01/14(Sat) 23:32:26 |
【人】 月迦嶺鬼思えるか そんな大きい置物は邪魔にしかならぬ 用が済んだのなら帰ってもらおうか 今は機嫌が良い このまま巫子と寝るのでな (107) 2023/01/14(Sat) 23:33:35 |
【人】 月迦嶺鬼……言われずとも 我が巫子を守れずしてこの山を守れようか 我に力が戻れば山も戻る またこの山で花見をしよう。……皆でな ほら、もういいだろう [ 手をひらひらとさせ追い払う動きを見せる。 寄りかかった体を抱え直し 力を入れすぎず、落とさない様にと 慎重に持ち上げる。 ] (110) 2023/01/14(Sat) 23:37:09 |
【人】 月迦嶺鬼知っておったのか 抜け目のないやつだ みつきに聞かれたらどうするのだ [ 今の言葉を聞かれたら、と気配を探っても 寝ている様にしか見えず 大袈裟に息を吐く。 ] (112) 2023/01/14(Sat) 23:39:44 |
【人】 月迦嶺鬼あやつにはなんでも見通されてしまうな みつき……。我の巫子 我の巫子よ [ 閉じられた瞳に口付けを落とせば 微々たる生気が流れてくる。 こうやって触れ合ってるだけでも 生気は流れてくるのだ。 それは僅かばかり、静電気のようなもの。 触れ合うことで生まれる気が 二人に流れるので体に支障は出ない。 ]** (113) 2023/01/14(Sat) 23:40:03 |
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