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【人】 魔法猫 カザリ────────…… [仰向けのまま、薄目でじろり。 もふるなら、はいはいどーぞな気持ちである。 途中幾度かは「もうやめろ」と下僕の手を噛んだりしたものの効き目はあったかどうか。 こうなると長いことは、にゃーが一番知っている。 ようやく下僕が離れれば>>1寝転びながら枕を引き寄せ前脚で抱え] …………にゃ? [がっちり前脚で枕をホールド、後脚でげしげしげしげしげし(以下略 ストレス発散の蹴りぐるみにしつつ、布の隅っこを鋭い牙で齧る。 下僕が戻ってきたのはまさにそのタイミングで──] ぅ、なぁおん♡ [とびきりの可愛い声。 なんでもありませんよ、とそっと目を逸らす*] (3) 2020/10/30(Fri) 22:22:18 |
アリアは、メイベルに抱きついた。 (a0) 2020/10/30(Fri) 23:30:29 |
アリアは、メイベルにお腹をくっつけて横になった。 (a1) 2020/10/30(Fri) 23:49:00 |
御門 涼司は、お布団で寝た** (a2) 2020/10/31(Sat) 3:25:33 |
【人】 アクスル[ずっと疑問だったんだ。 白雪姫然り、茨姫然り。 目を覚まして王子と結ばれることが どうしてハッピーエンドなのだろう。 花が美しく咲いていられるのは ほんのひとときだ。 そのまま眠り続けさせてあげれば 枯れることなく 美は永遠のものになったのに。] (7) 2020/10/31(Sat) 13:57:58 |
【人】 魔砲少女 シオン―― わたしがやりました ―― [>>2尻尾でバーンされても吸ったりなでもふすることを止めることはなかった。 肉球判子をされても止まらなかったろう。 何故ならばそこに吸える猫が居るからである] ふぅぅぅ、至福だった。 [>>3ジト目であっても何のその。 手を噛まれたとしても効果は今一であり、 もふり方が足りないのだと判断して逆にもふもふする時間が加速度的に増えていく。 満足しきった。間違いない。 そうしてご褒美を取りに行っていた間に事件は起こった。 下手猫は可愛らしい鳴き声をあげたかと思えば目を逸らした。 実に人間っぽい反応であるが両親を陥れたのだ。 人間に似通った行動をとってもおかしくはないだろう] ……にゃぁん? [...は唇の端だけで笑みを作り上げた。 手には高速で板状のものが取り出されており、 目を逸らしながらも近くにある無惨な姿となった枕と一緒に写真を撮った] (10) 2020/10/31(Sat) 17:00:25 |
【人】 魔砲少女 シオン ……『 わたしがやりました♡ 』、っと。[...は撮影した写真に装飾の文字を描くと、 そのままSNSにアップした。 猫がそうしてしまうのは仕方がないことだ。 何せ猫なのだ。所詮は畜生なのだ。 故に飼い主としては躾をしなくてはならない] 良い子で待っていられなかったのね。 [...はハチワレ猫に語り掛けながらベッドへと近づく。 下手猫を見降ろしながら、スマホと交代で手に持ったのは決戦兵器である] ふふっ、 良い顔で鳴くのよ? [ころん。 ...はハチワレ猫の近くにマタタビの実を転がした**] (11) 2020/10/31(Sat) 17:00:43 |
【人】 エガリテ[週末で人気の少ない大学。 その一室、資料室の窓が 時折ポワリと明かりを漏らす。] mh... .....liom.. ....guise...... .... ..m’f.. ....cé...e a fh.. ....áil. [置かれた資料の一つ一つに淡々と 防御魔法を付与していた。 死者の魂が帰ってくる日が近く 歴史ある道具は魔を宿し易い。 取り憑かれることのないように、とは 本来の職務の枠を越えた雑務であるが 負うことを厭わなかった。 古今東西の術を試すのに良い機会だし。] (12) 2020/10/31(Sat) 22:31:37 |
【人】 エガリテ[受け取っていたリストの 最上段からきっちりと施していき 最下段に届けば、はて、と首を傾げる。 リストに載っていない品が 部屋の片隅には在った。] ……おかしいな [一度見聞きしたものは忘れない。 忘れることが出来ない。 灰色の布で覆われたそれは随分と大きく 去年は確実に無かった。 その様なものが搬入された話も聴いていない。] (13) 2020/10/31(Sat) 22:31:40 |
【人】 エガリテ[けれど、そのシルエットは どこかで見たことがあった気がした。 そうここでは無いどこかで。 ――頭がズキリと痛み米神に右手を添える。 手にしていたリストに皺が寄った。 忘れる筈がない頭脳と記憶が矛盾している。 整然としないことは気味が悪くて仕方ない。] ……、記憶を弄られたか……? [一体誰に。何のために。 決して、敵が居ないわけではなかった。 認識できていないものもあるから 直ぐに当たりをつけられそうにはない。] (14) 2020/10/31(Sat) 22:32:01 |
【人】 エガリテ[手が伸びかけるが、恋人の言葉が過り、拳の形とした。 知的好奇心で飛びつきたくなるのを 何度抑えられ、また何度救われて来たか。 布で覆われた謎の品がどんなものか 気になって気になって気になって気になるが 下手に手を出さない方が良いだろう。 愛おしい人を傷つけたく無い。] (15) 2020/10/31(Sat) 22:32:47 |
【人】 エガリテ……週明けに学園長に報告してからだ [踵を返し、扉へ向かう。 自分自身にも防御魔法は施して在った。 不老不死理論第一節から第伍節迄、それなりに強固な物。 害なすものは容易にこの身を冒せぬ筈で。] (16) 2020/10/31(Sat) 22:33:02 |
【人】 魔法猫 カザリ── これが…‥最終兵器か、にゃ ── [下僕が構えた板状のもの>>10 あれはスマホ。色々と多機能で常日頃から、下僕が肌身離さず持ってるやつ。 下僕その1だけじゃない、その2もその3も、待つゆく人間は大抵が持ってる物。 浸透率だけで言えばにゃー達以上、実質人間を支配してる──ような気はする。 そんなスマホを手に持って人間がなにをするかと言えば、にゃー達の写真を撮るわけで] ぅ、なぁぁん! [もっといいところを撮ってよ!の意。 写真自体は嫌いじゃない。 だけど下僕が撮る写真は爆睡して半目だったり、下ベロをしまい忘れてる時だったり。 とにかく、にゃーにとって不名誉なものが多すぎるのだ。 今だってそう、枕を抱えた写真なんて何のアピールにもなりはしない。 せっかくなら、もっと大きな獲物──たとえば。モグラを捕まえた時の方がずっと良いだろうに] (19) 2020/11/01(Sun) 14:36:32 |
【人】 魔法猫 カザリ[人間の考えることはよくわからない。 お風呂もそう、カリカリご飯の種類もそう。 下僕たるものどうするべきかと、これは躾し直さなければいけない。そう思うのに] ────ん、る? [ベッドに近づいてきた下僕。 さっきまでスマホを持っていたその手にあるのは別のもの>>11 なんだろうかと、すぴすぴとその匂いを嗅げば] んるぅぅにゃ んにゃあ♡ [マタタビ、猫が酔っぱらうもの。 雌猫のフェロモンに似ているから、雄の方が効き目は強い。 とはいえ、個体差はあっても雌でも酔いはする。 その効果はといえば食欲増進するものや、攻撃的になるもの、ひたすらゴロゴロするもの様々で] (20) 2020/11/01(Sun) 14:38:15 |
【人】 魔法猫 カザリ ふにゃぁぁぁお んぐるにゃぁぁあ♡ [にゃーの場合はご機嫌になるタイプ。 匂いを嗅ぐごとに、たりーんとよだれがたれたれ。 そのままよだれを擦り付けながらごろごろ。 そうこうするうち、ベッドの隅っこへ移動して] ────ふ、 ぎゃにゃ!? [案の定ぽてっと落下。 いつもなら一目散に逃げるけど、今はマタタビ効果で「まぁいいや」な気持ち。 ごろんと転がり直すと、前脚でカーペットをバリバリ。リメイク中*] (21) 2020/11/01(Sun) 14:40:00 |
【人】 エガリテ[目蓋を持ち上げ、二度、三度、瞬いた。 冷たく硬い床の上で身体を起こし 小さな頭を斜めに傾けると 緩く編まれた三つ編みが背を撫ぜる。] ……? [どうして自分は 柔らかなベッドの上に居ないのだ? 寝心地が無駄に良いからつい眠り過ぎて 本を読む時間が減ってしまうのだけれども 言いつけを守って夜はそこで寝ていた筈だ。] (22) 2020/11/01(Sun) 18:35:15 |
【人】 エガリテ[ボーーーーン……、と予鈴がひとつ響く。 いけない。 どうしてこんな場所で寝ていたかはさておき 授業に向かわなければならない。 教科書は――枕にしていたみたいだ、 ちゃんと近くに在る。 両腕でしっかり抱えると資料室を出た。] (23) 2020/11/01(Sun) 18:35:31 |
【人】 エガリテ[様々な方向から視線を受けるが 初日で慣れたことだ。 気にすることなく黒外套の裾を揺らす。] ……? [中途、同窓生に雰囲気が良く似た 教員らしき隻眼の男を見たが――、 もしかしたら親戚か。 その程度の認識で、 時間も愛想も無ければ挨拶は省略される。 周囲より頭一つ、二つ分小さな体躯は 人と人の隙間を縫うように進み 目的地に届くまで止まることがなかった。] (24) 2020/11/01(Sun) 18:35:55 |
【人】 エガリテ[講義室の最前列、中央。 どの授業でもその席に座ることにしていた。 歳上に囲まれるから、身長的な問題で。 今日は何と、既に座るものが在る。 空いている席は彼の左右だけのようだが 長机の上には彼の荷物がはみ出している。 どうしよう、……悩んだ挙句。] すまない、隣良いだろうか [出来れば譲って欲しいがそこは我慢して ボーイソプラノで声を掛けた。 彼に見覚えがないけれど 彼の方には、きっとあっただろう。] (25) 2020/11/01(Sun) 18:36:03 |
【人】 エガリテ[職員室の廊下に飾られている成績優秀者の写真。 その入学当時の姿のままのエガリテ=ヒューゲルが リアン=キースリングに話しかけているのだから。**] (26) 2020/11/01(Sun) 18:36:08 |
【人】 魔砲少女 シオン―― 猫は吸うもの、猫は可愛がるもの ―― [いつもは何かと対抗心を燃やしてくる我が家の猫。 >>19写真を撮れば何やら抗議の声をあげるし、 お風呂は嫌がるし家の外にすぐに出たがる。 猫にとっては不名誉であっても高評価をつけられている。 澄ましている顔よりも余程愛嬌があるようで人気なのだ。 ...は笑みを浮かべてカメラを向けた] あらあら良い顔になって、まぁ。 いつもよりも余程可愛らしいわ。 [...は動画を撮影しながらシャッターも起動し画像を増やしていく。 >>20流石は最終兵器MATATABIである。 これを前にしては如何な生意気可愛いハチワレ猫であっても、 ただの可愛い猫になってしまう不思議] (27) 2020/11/01(Sun) 19:56:54 |
【人】 魔砲少女 シオン おっとと……平気そうね。 [>>21御機嫌になりすぎてベッドから落ちてしまったが、 そのままごろごろしまくるハチワレ猫。 ...はころんと近くにマタタビを落としてやり、 上機嫌なままにリズムを刻むハチワレ猫の頭を撫でた。 頭の他にも顎やお腹、お尻を撫でてやりながら写真は加速度的にその枚数を増やしていく。 ただずっとこのままだと正気に戻らないので、 適度なところでマタタビ先生にはお帰りになって頂こう] うりうりぃ。 ここじゃろう、ここが良いのじゃろう? [ハチワレ猫が好きなポイントをかいぐりしてやって、 途中で身体を拾いあげるとまたベッドの上に召喚して抱きしめながら駄目な笑い声を漏らしていた*] (28) 2020/11/01(Sun) 19:57:00 |
【人】 魔王 ウロボロス──魔王城・フォルクスの私室── [ハロウィーンは過ぎ去った。 美しきかの都を再び滅茶苦茶にし、一人の死者を出すことも無く。] ……まあ、そういうわけだよ [人類側に無許可で行った人狼族の配置問題、 以前より政権に反抗的であった二つの種族が襲撃に加わった責任。 各国の王侯貴族が集まる場であった式典で起きた事件だ、 非難の声は大きく無視も出来ない。暫くは開催も見送られるだろう。 復興に加わるのが配下達なら、 上の者はひたすらに説明や謝罪に追われる。そうして国は動くのだ。] (29) 2020/11/02(Mon) 2:00:51 |
【人】 魔王 ウロボロスでも、悪いことばかりじゃない。 あの場に居合わせてしまった民からは、支持の声のほうが大きい。 それに、王族の一部も擁護に回ってくれている。 それもこれも、君達が力を尽くして戦ってくれたからだ。 ……ありがとう、フォーク。皆を、僕を助けてくれて [世界は変わり続けている。良くも、悪くも。 休養を余儀なくされた配下への報告も、 最後だけは明るい話で締めくくることが出来た。 自分が脇に腰掛けている寝台の主は、 足を伸ばし身体を起こして座り、じっと話を聞いている。 そちらを一度見て、微笑みかける。] (30) 2020/11/02(Mon) 2:01:04 |
【人】 魔王軍幹部 フォルクスいえ、陛下を煩わせないもっと良い策があったのかもしれません。 それにはきっと、他にも人員が必要だった。 ……特に、フーですかね。 [ 眉を下げる。とにかく必死だった記憶しかない。 生まれもあり、元々頭より身体を動かすのが得意な質だ。 策略の面で最善を尽せた自信は無かった。 各地で多発する事件により幹部全員の同行は叶わず、 先代に仕え、陛下の幼い頃は摂関政治を行った参謀は 老いて既に里に帰っているのが痛い。 ] 我々を理解してくれる人類が存在することは、とても喜ばしい。 しかし、矢面に立たされる貴方の傍に在れないことが心苦しいです。 [ 早く回復し、傍でお支えして差し上げたい。 自身の身体に苛立ちすら覚えて、膝の上で左手が寝着の布を握る。 ] (31) 2020/11/02(Mon) 2:01:29 |
【人】 魔王軍幹部 フォルクス陛下、その…… [ それから、視線が向くのは軍服から覗く白い首。 其処に残る、痛々しい傷痕。 身体に覚える苛立ちの原因は、働けないことだけでは無い。 ] (32) 2020/11/02(Mon) 2:01:41 |
【人】 魔王 ウロボロス君は本当に仕事熱心だな。 いい加減休息も知るべき時期じゃないかと、思うけどね。 [何気なく響く返答で、語るその先を予測して遮った。 400年と言ってしまえば本当に短いものだ。 しかし、絶えず共に在れば人格を知るには充分な時間と言えよう。] これは良い機会になるんじゃないかな? [表情を変えぬまま、首に手を伸ばし痕を隠す。 魔族には些細な攻撃を受けた、それだけだ。 治癒能力を下げる呪いこそ掛けられていたものの、 人間と変わらない程度の速度でやがて消えるだろう。 その先で起きたことも、忌むべきものでは無い。 自分の意思で彼を誘った。かつての先代のように、血を与えた。 誰にも文句など言わせはしない。当人にすらも、だ。] (33) 2020/11/02(Mon) 2:02:25 |
【人】 魔王 ウロボロス[再び話を試みてこないように。 徐に靴を脱ぎ、上体を捻り彼の方を向いて横たわった。 そのまま下半身も寝台に乗せてしまい、腰を上げて 横に重ねた足が両方柔らかなシーツに触れるように姿勢を変えれば、 俯せから肘をついたような姿でゆっくりと距離を詰め。] ふふっ……ねえ、これ何だと思う? [いつの間にか、この手には君の捜し物。 紙切れを指先で摘む手と頭だけを上げて、態とらしく小首を傾げる。 満面の笑みで見上げ意地悪を始めたのは、 あと少し詰めたら鼻先が腹部に付きそうな程近くになってから。 重いなんて文句は勿論許していないし、君はそれを理解している。] (34) 2020/11/02(Mon) 2:02:56 |
【人】 魔王軍幹部 フォルクスそれは……俺は、休むというのはあまり…… [ いつもなら即座に飛び出す真っ直ぐな拒否の言葉。 しかし今はどうしても、口籠ってしまう。 目覚めた後、してしまった蛮行を思い出し 何を考えるより先に短剣を作り出したら即座に取り上げられた。 定期的な魔素の供給が必要な自分の為に、 輸血の技術を確立してもらって以降、直接飲むことは無かった。 ましてや尊き御方を乱暴に扱い、傷つけるなど。 あの自分は行いも、主を忘れた心の状態も ────まるで獣のようであった。 全て理解した上で彼から許した行為で無く、 己に軍で成すべきことが存在しなかったのならば 辞して消息を絶ってしまったかも知れない。 ] (35) 2020/11/02(Mon) 2:03:43 |
【人】 魔王軍幹部 フォルクスあの……? [ そんな風に迷っている内に、放られる靴。 伸し掛かる重みが少しづつ上がり、今や膝の上。 床の上を懸命に這って自分に近づこうとしていた幼竜を思い出す、 現在の彼が行うとそこには何処か艶のようなものが含んでしまうが。 ……文字通りの魔性というやつか。 ] (36) 2020/11/02(Mon) 2:03:55 |
【人】 魔王軍幹部 フォルクスあっ! [ 思わず目を見開き声を張る。やはり我らが王は魔性であった。 オルフェウスに知らないと言われ、行方知れずだった紙が目前に。 愉しげな姿と明らかに持ち主を断定している様子から、 どうして手にしているのかは想像がついた。 ] それは、俺が失くしていたものです。 お返しいただけますか……? [ それでも咎めることは立場上出来ない。 ……理由があれど秘匿していた弱みも、あるわけなので。 丁重に願い、慈悲を求めるのみだ。 ] (37) 2020/11/02(Mon) 2:04:09 |
【人】 魔王 ウロボロス駄目。ちゃんと僕に隠していたことを白状してね。 それから君のウロボロス様にきちんとお願いするんだよ? [深まる笑み、覗く牙。指を離れて天井近くで浮かぶ紙切れ 見せつけるように見やすい位置でそれは止まっている。 こんな意地悪を今まで何回繰り返してきたっけ あと何回出来るんだろうな。 どうすることも出来ない思考は、口に出さないまま。] (38) 2020/11/02(Mon) 2:04:39 |
【人】 魔王 ウロボロスそれでいい [珍しく、短く愛想の無い声で応える。 表情が見えないように俯いて、更にまた彼の上で這い寄る。 そのまま腰に手を回し、抱きつくような姿勢になり。] 僕は疲れたから暫くこうして休むよ [許可は取らない。ただの報告だ。] (39) 2020/11/02(Mon) 2:07:42 |
【人】 魔王軍幹部 フォルクス……はい。 [ 答えは、きっとその一言だけでいい。 密着した状態で、動かないように努めながら すっかり顔を隠してしまった金髪の頭を、侵されない手で撫でる。 昔、フォークと呼ぶことをやめさせたのは自分で 成長の為の区切りとし、甘えやかすのも終わりとしたけれど。 もう見た目では、同じような年頃としか見えないのだけれど。 今だけはこうしていてもいい気がした。 ] (40) 2020/11/02(Mon) 2:08:12 |
【人】 アクスル── 或る日 ── [ばたばた、珍しく焦燥して 使用人を見つけるなり投げた問い。] W風邪を引いた時ってどうすればいいのっ?W [――あんなに慌てたお坊ちゃんは初めてでしたね。 と暫く話の種にされることを主人は知らない。] (42) 2020/11/02(Mon) 10:58:10 |
【人】 アクスル[経営より商品開発の方が好きな性質上 薬剤の扱いには長けているが 風邪で易々と薬を出さないのが島国との違い。 また美容のための規則正しい生活で 自分自身は体調を崩すことが殆ど無かった。 酷く寝込んだのは18歳のときの一度だけ。 母を殺めてから数日は人らしく生きられなかった。 使命のために立ち直らざるを得なかったけれど。 ] (43) 2020/11/02(Mon) 10:58:23 |
【人】 アクスル[料理長が風邪に効くよいものを作ってくれると。 有難いが「僕が作ってあげたい」と主張すれば 「包丁使えますか?」と神妙に確認される。 この歳まで碌に扱ったことがなかったし 誤って肌を傷つけたら怖いけれど] W……頑張るよ!W [――結果を言うと怪我をする前に取り上げられ 労せずして玉ねぎの微塵切りを蜂蜜と共に 火にかけた玉ねぎエキスが手に入った。 その後使用人たちからの恩情として 家主専用のブンブンチョ○パーが 厨房の片隅に置かれることになる。閑話休題。] (44) 2020/11/02(Mon) 10:58:42 |
【人】 アクスル[二人のための寝室に戻れば エキスをハーブティに落として彼に勧めた。 起き上がれないようなら伸ばさないままのものを 小匙のスプーンで掬って口元へ。] ……治人……、元気になって欲しい…… [そのあとは彼のもとを離れようとせず いつでも医師に電話出来る体制で付き添い続けた。 繋ぐ手には死神に連れられることを許さぬ意思を込めて。**] (45) 2020/11/02(Mon) 10:59:16 |
【人】 魔法猫 カザリん、るぅ? [そうこうしているうち、不意に体がふわりと浮いた。 床の上のマタタビにジタバタ手伸ばし、持っていこうとちょっぴり抵抗してみたけれど] ──────ぁ、ふ [やっぱり、まぁいいや。 大あくびひとつ、なんだかケタケタしてる下僕を尻目にその胸の中へ丸まり、ころん] ────みゃぅ、ぅぐ……んにゃ [下僕の衣服の胸の辺りをしゃぶりつつ、手をぐーぱー。生地が傷むとか、関係ない*] (47) 2020/11/02(Mon) 19:17:06 |
【人】 魔砲少女 シオン―― ぐへへべふっ ―― [>>46無惨な姿になったカーペットに見向きもせずに、 ...はベッドへと向かっていた。 意識が腕に抱くハチワレ猫から揺るがない。 それ以外のことには興味がなさそうに動いていた。 殿様バッタが飛び込んだ両親の部屋から 悲鳴でも聞こえてきそうなものなものだが、 それすらも聞こえずに愛くるしく鳴く猫に夢中だった] お前は可愛いなぁ。 本当、可愛い。 いっぱい可愛がってあげるからね。 [>>47胸に飛び込んできた猫を抱く。 抱くのだがきっと猫に伝わる感触は何か変だろう。 感触も、動きも、何もかもが偽乳であるかのようだ。 それなのに確かに豊満な胸はそこにあり、 温かさは確かにあった。 下着の生地が傷んでも気にすることはない。 ...は変わらず我が猫を吸うことを満喫するのだ] (48) 2020/11/02(Mon) 20:52:16 |
【人】 魔法猫 カザリ──────んなぁ [まぁいいや、と締めくくる。 可愛がられているのはにゃーでもわかる。 愛されているのもきちんとわかる。 かといって、良い子になるつもりはないし 主導権を渡すつもりも、握るつもりもない。 人間は下僕。 だけどにゃーは、主人になるつもりもない。 ──だって、責任を負うとかめんどくさいから] にゃおん (ねむい、ねよ) [犬のようにバタバタ尻尾も振らないし、命令に従うつもりもない。 それでも、一応信頼してる嫌いじゃないから。 信頼しているよの合図に、下僕の顔の方にお尻向けまた大あくび。 おやすみなさいと目を瞑るのだった**] (51) 2020/11/02(Mon) 23:25:39 |
【人】 魔砲少女 シオン―― ごろごろ、もふ ―― [...もまた欠伸をする。 寝たらまた夢を見る。 色のない世界、つまらない世界、閉じた世界。 色褪せた物語の中で私は今日もつまらなさそうに過ごすのだ。 ...は>>51目を瞑る猫の背を一撫でしてやる。 こうなったら無理に抱きしめることはない。 傍で一緒に横になって腕の中に納めてるだけ。 それは私が主人だから。 私が愛してあげるから。 猫は所詮家畜なのだから飼い主に可愛がられていれば良いのだ。 何せ――言葉も何も交わせない気ままな生き物なのだから] ……おやすみなさい、 カザリ 。[...はハチワレ猫の名を呼んだ。 呼ぶだけで反応は求めてはいない。 夢の世界で嫁にした女の子と同じ名前。 夢の世界の嫁と違って自由きままな雌猫の名前。 私が世界で唯一愛する貴女の名前。 ...は微笑を浮かべて瞼を閉じた。 意識はすぐに微睡へと落ちていく。 今日もまた、私は世界と向き合いに行く**] (52) 2020/11/03(Tue) 0:09:21 |
【人】 魔王軍幹部 フォルクス──300年前・玉座の間── ああっ、クソ!やめろ!その歌をやめろ! [ 記念すべき日に、響き渡るダミ声。 その主は極彩色の羽根を持った大きな鳥の魔物。 極寒が似合わなさそうな体色の癖に、元気に歌いながら飛び回る。 今日は我らが小さな王の100歳の誕生日。 数多の贈り物が各魔族から届けられ、この鳥もそうだった。 ……送り主は無実体種族である。 あれも陛下と同じくらいの子供にしか見えない連中だ、 悪戯か本気か測りかねる。鳥が歌うのも、陛下を賛える唄なもので。] (53) 2020/11/03(Tue) 1:16:56 |
【人】 魔王軍幹部 フォルクス串刺しにして焼いて食ってやる……っ! [ しかしいくら賛えていようが、 煩くて言うことを聞かないのでは叶わない。 神聖な場だからと穏便に捕まえようとしていたが、 いい加減限界だと胸の真ん中へ右手を持っていこうとしていた時。] (54) 2020/11/03(Tue) 1:17:15 |
【人】 魔王 ウロボロス……ふふっ。フォルクス、面白いね [全てを傍観していた少年が、笑いながら声を掛ける。 己の座すべき玉座よりも更に上、壁を構成する蒼の結晶に腰掛けながら。] (55) 2020/11/03(Tue) 1:17:46 |
【置】 魔王軍幹部 フォルクス女神の教会が仰がれていた時代、 人々の命はヤドリギの枝から女神の元へと還り、 やがて再び大地に芽吹くとされていた。 女神の救いは存在しなかった。 では、伝説に踊らされ死んでいった者の魂は何処に向かうのだろう。 (L0) 2020/11/03(Tue) 1:19:34 公開: 2020/11/03(Tue) 1:20:00 |
【置】 魔王軍幹部 フォルクスヤドリギが聖木であることの否定、神託の実を利用させないこと。 都に聳え立つ障壁はその為にしか作用していない。 今でも魔樹は生きている。我々を見下ろしている。 誰もヤドリギを潰えさせる方法を知らない、 何故、あの木が現れたのかこれ程の時間が経っても分かっていない。 (L1) 2020/11/03(Tue) 1:19:49 公開: 2020/11/03(Tue) 1:20:00 |
【置】 魔王軍幹部 フォルクス解決出来ない未知の中、否定し切れない可能性。 ────本当に女神が存在し、彼女がヤドリギを齎したのならば 人類 我々は未だ、彼女に赦されていないのかもしれない。 (L2) 2020/11/03(Tue) 1:20:04 公開: 2020/11/03(Tue) 1:20:00 |
【人】 魔王軍幹部 フォルクス[ 差し込む陽の光が結晶を照らし、蒼い輝きが場を満たす。 いつかのように高みから見下ろしていた主が飛び降り、こちらを見た。 その手を恭しく取り、唇を落とす。 ] (58) 2020/11/03(Tue) 1:21:26 |
【置】 とある書物の記述 フォルクス世界歴██年 最後の勇者被検体フォルクスが魔物化 魔素種族統一王ウロボロス・スィ・ルォクヮ・コーキュトスに討たれる。 フォルクスは完全に理性を失う前に自ら拘束と隔離を申し出、 水人族の研究者を始めとした魔王城の術士達が彼の願いを叶えた。 張られた厳重な障壁の中、死傷者を一人も出すこと無く生涯を終える。 ウロボロス王が現れると、頭を垂れ大人しくなったという。 (L3) 2020/11/03(Tue) 1:22:05 公開: 2020/11/03(Tue) 1:25:00 |
【人】 フォルクス[ 机に置かれた本の背表紙に描かれているのは、 二匹の蛇が形作る円の中に三本の穂を持った槍が一本の紋章。 吹き込んだ風が悪戯に頁を捲る。 子供達が見つめた窓の向こうに、ヤドリギは──── ] (59) 2020/11/03(Tue) 1:24:29 |
【人】 アクスル[息が苦しくなるほどに口づけて 服越しに体温を伝え合って 満たされているのにまだ足りないなんて 燻る欲を抱えてる。 治人と出逢い治人を通じて 僕の世界は拡がった。 知らなかったことを知る喜びを覚える程に もっと教えて欲しくなって 欲深い自分にも気付かされてしまう。 この欲は尽きることがないのだろう。 生きている限り、ずっと。] (61) 2020/11/03(Tue) 17:07:37 |
【人】 アクスル── その後 ── [貴方に恋をしていると自覚して、その後。] 治人、……好き。治人も、僕を好き…… ……はぁ、どうしよう……どうしたら…… ええと、結婚を前提に、お付き合い……? あれ、結婚はもうしたね……っ? [幸せな混乱をする姿が在ったとか、在ったとか。**] (63) 2020/11/03(Tue) 17:13:51 |
天のお告げ(村建て人)宣伝宣伝! 11/26〜 ・ 【ペアソロRP】<UN>SELFISH【R18G】 「痛みの共有」をキーワードに物語を紡ぐペアソロRP村 上記ゆるテーマ以外の指定なし お好きなシーンをお好きなだけ http://jsfun525.gamedb.info... 12/26〜 ・ 【半再演RP】異世界温泉物語【R18】 とある神様が作った温泉宿が舞台の交流あり新規再演ペアソロRP村 人間、人外、死亡済みPC何でもどうぞ 平和な温泉宿での一泊を楽しんでね http://jsfun525.gamedb.info... よろしくお願いします〜 (#0) 2020/11/03(Tue) 19:08:22 |
【人】 時見の妻 天宮 琴羽── ある寒い日の朝 ──[ 耳にちゅんちゅんと小鳥の鳴き声が響く。 障子越しに朝の柔らかな陽光が 部屋に降り注いでいた。 微睡んでいた意識は 徐々に霞が晴れるように覚醒し始め、 長い睫毛を震わせながら ゆっくりと瞼を持ち上げていった。] (64) 2020/11/03(Tue) 19:22:29 |
【人】 時見の妻 天宮 琴羽[ 視界は真っ暗な闇から ぼんやりと滲んだ光景へと切り替わる。 何度か瞬きを繰り返していれば 次第に滲みは薄れて鮮明になり。 すぐ傍にぬくもりがある事に気が付いた。 ───あたたかい。 心が、身体が、何もかも。 それが何か、確かめるまでもなく。 一旦目を閉じては両腕を伸ばし ぬくもりをぎゅっと抱きしめては 身体を触れ合わす。] (65) 2020/11/03(Tue) 19:22:32 |
【人】 時見の妻 天宮 琴羽[ すぅっと鼻から空気を吸い込めば 鼻孔に満ちるは心安らぐ大好きな香り。 そのまま頬をすりすりと触れ合わせて ぱちりと目を開いては口を動かし。] ……おはようございます。 [ 穏やかな声音で挨拶の言葉を告げよう。 もう目は覚めていただろうか。 反応があってもなくても構わない。 顔に唇を近付けては 頬にちゅっと口付けを落として。 それから再びぎゅっと抱きしめよう。] (66) 2020/11/03(Tue) 19:22:35 |
【人】 時見の妻 天宮 琴羽[ そうしてそのまま、暫くの間 布団の中で大好きなぬくもりを堪能する。 外は霜が降りる等冷え込んでる一方 布団の中は心地いいぬくもりで満たされていた。 このままずっと布団の中で過ごしたくなる。 とっても幸せで穏やかで安らぎのひととき。 どうかこの幸せを。 彼と共に、何時までも、永遠に───…。]* (67) 2020/11/03(Tue) 19:22:41 |
【人】 琴羽の天狗 時見─ある寒い朝の前の晩─ [その路地裏は、帝都の闇の更に深淵であった。 元は、ただのゴミ捨て場だったと聞く。 当然、正規の集積場では無い。 けれど不法投棄に適したその場所には 有象無象のあらゆるものが捨てられ、腐敗し。 結果今となっては腐肉を煮詰めた様な匂いと、 そして怨霊がこびり着く場と化していた。 今回の依頼はそこに巣食った何者かを 退治して欲しいという事だったが────…] (68) 2020/11/04(Wed) 0:59:10 |
【人】 琴羽の天狗 時見琴羽、頼む! [近付いただけで、これである。 周囲の闇から湧きいでる様に 向かい来る悪霊やら餓鬼の類を ヤツデの風で牽制し。 彼女を護る様にその前に出ると 背の羽根を大きく左右に拡げ仁王立つ。 指一本、いや瘴気一筋触れさせてたまるかと、 殺気まみれで睨み据える俺とは対象的に。 小さく、歌い継ぐ様な祝詞と共に 背後より、暖かな光が拡がり照らすのを感じ取れば] (69) 2020/11/04(Wed) 1:01:09 |
【人】 琴羽の天狗 時見[この闇に囚われた様々な怨霊が、 幾つもの、悲劇が。 琴羽の角灯の明かりに導かれ天へと還り] …────出たな、本体。 [かくして闇のヴェールは剥がされて。 奥の、奥より。 人を喰らい肥え太っていた 肉の塊の如き妖怪が姿を現したのだった。 今迄であれば、こいつを見つけ出すのに それこそ気の遠くなるような労力と 力の放出が必要だったのだが……] (70) 2020/11/04(Wed) 1:01:44 |
【人】 琴羽の天狗 時見悪いな。 うちの妻は、有能でな? [向かい来る肉の塊を足蹴にし、 力を籠めて、踏み降ろす。 …────ぐしゃり 、と。ブーツが多少汚れたが、まぁそれは明日、 靴磨きにでも頼もうか。 それよりも、今は] (71) 2020/11/04(Wed) 1:02:08 |
【人】 琴羽の天狗 時見大丈夫だったか!? 怪我は無いか? 疲れてたりとか、目眩がするとか…… [初任務を見事こなした琴羽の元へと慌てて駆け寄って その身の無事を確かめるのだった。 尋ねるだけでなく、両手で抱えて持ち上げてみたり、 おでこに手の平を当ててみたり。 ……どうやら、大事は無さそうで。 ほっと、一息ついたその後に] お疲れ様だ。 戦勝祝いに牛鍋でも食べに行くか。 それから…… (72) 2020/11/04(Wed) 1:08:58 |
【人】 サラリーマン 葛西 聡[何度目かの一緒に迎えるクリスマスの朝。 枕元にはもう毎年恒例となった プレゼントの包みが置かれている。 今年は随分と小さな箱のようだ。 掌に収まるような…… 開けずとも中身がわかりそうないかにもな、あの箱だ。 隣でまだ眠る送り主の指には既に 昨夜までは確かになかった筈の 細い金属の飾りが嵌っていた。 狸寝入りの片眼を開けて、口角を釣り上げる] 今ならサービスで直々に嵌めてやるぞ? [どうする?って悪戯っぽく小首を傾げて 寄越せと言わんばかりに手を差し出した。 恋か、愛か、或いは別の何かであっても この先の時間をお前と共に歩みたいと 誓う言葉を素直に口にできるまでは 未だもう少しかかりそうだけれど まぁ、ここまで待ったんだ、気長に待てよ。 そんな開き直った気持ちと多大な甘えとで 何の証かまだ上手く表現できないまま 前倒しで指輪を薬指に……] (74) 2020/11/04(Wed) 1:48:41 |
【人】 サラリーマン 葛西 聡[一頻り反応を楽しんでから自分の指の指輪を外す。 途中で止まった指輪と入れ替えれば 今度は正しく互いの指にぴったり嵌った。 くだらない冗談にしたり顔でにんまり笑って。 文句の言葉を笑い飛ばす] ははっ、怒んなよ、 いいだろべつに、その貌見たかったんだよ。 ……はー。朝っぱらから愉快な百面相見れたわ。 気が済んだ。 もっと、いろんな顔見せろよ。 明日も、明後日も、その先も…… ……──俺の隣で。 [キスするみたいに顔を寄せて、鼻の頭を摺り寄せながら へんじは?ってほんの少しだけ臆病な声で尋ねる。 まぁ、俺がやるといったら、やるんですけどね。 だから如何か拒まないでくれと珍しく込める懇願と 僅かばかりの照れ臭さを、甘えたキスで誤魔化そうと 目を伏せて、唇を重ねた。**] (76) 2020/11/04(Wed) 1:50:00 |
【人】 サラリーマン 御門 涼司[ただ寝るだけのシングルベッドが 別の用途に使うようになって手狭になったから お金を出し合って少し大きめの物に買い替えても、 眠る時の距離はまるで変わらずに季節が過ぎて。 クリスマスに形が残る物は贈れないって 悩んだのも懐かしくすら感じられる。 今は部屋に置く物も身に着ける物も、 この左薬指に光る物だって遠慮なく贈りあえる。] あの時はこんな風になるなんて思いませんでした。 [いつものように抱き枕にされながら ふと自分の指を見ていたら思い出してしまって そう呟いたら彼が不思議そうな顔をした。] ああ、違いますよ。 酔っぱらって初めて泊まった日じゃなくて。 …学生の時。 俺、聡さんに塾で教えてもらってたんですよ。 覚えてないでしょうけど。 [まだ恋を知らなかった、あの頃。] (77) 2020/11/04(Wed) 3:17:02 |
【人】 サラリーマン 御門 涼司[ただの憧れだった。 恋がどんなものか分からなかった。 それは大人になっても変わらなくて 誰に愛を囁かれて抱かれても実感が湧かなかった。 けど貴方に再会して俺の心に芽吹いた。 毎日の小さな楽しいや嬉しいで育っていって ぐっと近づいた事で一気に花開いたんだ。] あの時の聡さんも素敵だったけど 俺が好きになったのはこっちの貴方ですよ。 俺だけが知ってる貴方の顔…… 他の人には見せないでくださいね。 ずっと、俺だけの聡さんでいてください。 [外じゃ絶対に見せる事のない 少し髭の伸びた俺だけが知るだらしない顔に 頬擦りして臭い台詞を茶化すみたいに笑う。 けど茶化しきれなかった愛おしい気持ちが溢れたから いつもみたいに鼻先を摺り寄せてキスをねだった。]* (78) 2020/11/04(Wed) 3:17:30 |
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