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人狼物語 三日月国


70 【第36回TRPG村】百鬼夜行綺譚

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視点:


【人】 陰陽師 讃岐 氐宿

■ドラマシーン 感情取得
■相手:一葉
■場 所:D門跡地

成否判定:(4)(1)2d6
感情:5) 尊敬/嫉妬vil
(41) mile_hitugi 2021/04/22(Thu) 20:20:42

【人】 陰陽師 讃岐 氐宿

ドラマシーン@:一葉との感情取得


──あれより九つの年が巡った。
夜を見上げれば月の花が開いている。
独り佇み門地の跡を見遣っても、そこには既に残り香もない。

故に口許に手を当てて物思いに耽るのは、故に過去を見ている訳ではなかった。

『地獄の蓋が開く』

当代の鬼一家当主、百継はそう告げた。

『此度こそこの夜行を留めるべく、力を貸してくれ』

勿論です、と頭を垂れてその前に座したのが数日前。

陰陽師としての讃岐家は星を読み、過去を視、定めを紐解く。
そうして警告と忠告を与え、帝やそれに連なる人々の道筋を整える。
それが役目であった。──今はたった一人となってしまったが。

今こうしてここに佇んでいるのは何れ起こる夜行に備え、それらが通るであろうと示した道筋を星で読み、次の対策へとつなげる為であった。
月夜であるから、灯りは必要がない。むしろ、星を読みながら辿るには邪魔ともなる。
ざり、と砂利道を踏みしめて廃墟となった門地の廃材を拾い上げた時だった。

「……これはこれは」

振り返り、会釈をする。真白い狩衣を身に纏ったその男も、数日前に顔を合わせた。

「一葉さま。夜分遅くに危のうございますよ」
(48) mile_hitugi 2021/04/22(Thu) 21:11:10

【人】 陰陽師 讃岐 氐宿

ひやり、微笑む笑みは夜気に侵されてかどこか冷え込んでいた。
──闇に蠢く気配がする。

「やつがれは構いませぬが、一葉さまは夜行に備えておかねばなりませぬでしょう」

眉を顰め、手印を組み。
木っ端に等しいあやかしへと不動明王の咒を打つ。
殆ど残滓のようなそれらは、あるいは時を感じて集ってきたものか。
じわり、じわりと数を増やしているようだった。

「どうぞ、ここはやつがれめにお任せを」

そう告げ、彼の前に立たんとする。
しかし、聞こえたのはすらりと刀を抜く音であった。

「お力を振るわれますので? ……一葉さまのお手を煩わせるものでもありませぬが」

不思議そうに問うてみれば、何を馬鹿なと返される。
──曰く。
一人に任せて逃げかえるなぞ、警吏のふるまいではない、と。

……そのような考えがあることなど、思いもしなかったものだから。
ほう、と息を吐いて、隣に並び立つ。
……今宵は長くなりそうだ。

[尊敬(+)取得]
(49) mile_hitugi 2021/04/22(Thu) 21:12:59

【人】 陰陽師 讃岐 氐宿

恐らくこちら作るの日付変更後ですがお先に失礼をば。

■ドラマシーン 秘密取得
■相手:誘蛾
■場 所:@百継邸

成否判定:(6)(5)2d6
感情:6) 憧憬/劣情vil
(50) mile_hitugi 2021/04/22(Thu) 21:26:24

【人】 陰陽師 讃岐 氐宿

■サービスシーン
@:状況(2)1d6
A:解決(3)1d4

相手:氐宿 アイテム:(3)1d6
テラーダイス取得判定:(4)(4)2d6
(52) mile_hitugi 2021/04/22(Thu) 21:31:55