17:05:55

人狼物語 三日月国


167 【R18G】海辺のフチラータ【身内】

情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:


【人】 冷たい炸薬 ストレガ

【街中】

工房に詰めかけるソルジャー人員に上の意向と
仕事の邪魔すんじゃねえの意を伝えてから少し後。

やってられんとばかりに街に繰り出して
アイスコーヒーを買い、適当なベンチに腰掛けた。

「はあ〜〜〜〜〜〜…………」

面倒だ、とは零さないが。
ろくでもない予感がずっとある。
なんとも、憂鬱な状況だった。
(12) 2022/08/18(Thu) 12:03:10

【人】 冷たい炸薬 ストレガ

>>20 ソニー

「あ゛?」

や、の時点で真っ先に浴びせられたのが
そのドスのきいた威圧の声だった。
債務者の何人がこれを聞いた事だろう。

「なんだあんたか……いや余計に悪い、暑苦しい。
 帰んな。あたいは休憩じゃなくて休業中なんだ。
 クーラーの修理ならここ真っ直ぐいった十字路
 右に曲がって300m。腰がほとんど直角の
 ジジイが店番してる電機屋に行きゃいい」

とりつくしまもない。
頼み事も大方依頼だろうと当たりをつけて、
何度か口説きに現れていた青年をしっし、と手で払っている。
(21) 2022/08/18(Thu) 19:40:44

【人】 冷たい炸薬 ストレガ

>>22 ソニー
完全に居直った相手にまたため息が出た。
イタリア人の男は情熱的で〜、などとほざく観光客を
今見掛けたら頭に2、3本ボルトをぶち込みそうだ。

「チッ」

明らかに舌打ち。ジジイに押し付けるつもりだったが
そうはいかなくなった為に出たものだろう。

「夏季休業だから長い。最短でも祭が終わってからだね。
 その後はあたいの気分次第」

これもまた、なんとも曖昧な返事。
まあ、本業が落ち着いたらなんてのは絶対言えないので
幾分か『一般人』に歩み寄った回答と言えなくもない。

「逆に今すぐだってんなら割り増し料金で
 やってやらない事もなかったけど、
 もうじき頼みごとができそうってんなら無理だろうね」

本日以降は忙しくなるだろう。
生きていれば。

そもそも機械類の修理屋をなんだと思ってるんだ、
そんな視線をあなたにドスドスと刺しながら返答はする。

「ものによる。基本はお断りだ。
 そもそもアクセサリーの調整って何を調整すんのさ。
 ペンチで鎖でも千切って伸ばせっての?」
(24) 2022/08/18(Thu) 21:21:12

【人】 冷たい炸薬 ストレガ

>>25 ソニー

「なんだか知らないがこっちにも準備ってもんがあるんだ。
 後から妙なモン持ち込んで出来ないから他所当たれ、
 ってなってもあたいは責任取らないよ」

珈琲を一口、つれない返事。
物がわからなければそれ用の道具も揃えられない。
ストレガは準備が出来ない仕事は面倒だと思っている。
が、世間話だというならそこはそれ。
次いで示された指輪には今度こそ大きなため息をついた。

「……なあ、あたいは彫金師じゃないんだぜ。
 指輪職人でもなきゃ、宝石商とも違う。
 万力でぶっ潰しながら金鎚かなんかで叩くか、
 金属ドリルで穴を削り広げるか、それくらいしかないよ。
 じゃなきゃその石だけ取っ払って、デカい台座買ってきて
 そこに嵌め直すかだ。本当にそいつが惜しいなら、
 ちゃんと装飾品を扱うとこに行きな」
(27) 2022/08/19(Fri) 1:33:27

【人】 冷たい炸薬 ストレガ

>>30 ソニー

「むしろ休業中に仕事の話をしてるだけ
 あたいは十二分に丁寧な対応をしてるんだけど?」

苛烈。街における評判そのまま、これは全く容赦がない。
コーヒーをもう一度口に、肩を竦めて立ち上がる。

「言ったろ、休業中だって。
 仕事でなら脂ぎったオッサンだろうが
 棺桶に両足突っ込んだジジイだろうが
 顔合わせる度誘ってくる野郎だろうが
 クソレズだろうがサイコだろうが付き合ってやるが、
 そうじゃないなら付き合う理由がない。
 あたいを誘いたきゃ、濁してないで本題から言うんだね。
 最低限、それが人の時間を貰う礼儀ってモンだ。
 ……うわ、5分半経ってるし」

迷彩カーゴパンツのポケットから取り出した
無骨な腕時計を見て顔を顰める。
扱うモノと同じくらい冷たく硬い女。

「そうだね、あと20秒だけ話を聞いてやろう。
 19、18……」

残された猶予はそれだけ、それが終われば女は消える。
追跡も出来ない程、巧妙に。
時計しか見ていない相手に何を言うのも自由だ。
(37) 2022/08/19(Fri) 14:35:56

【人】 冷たい炸薬 ストレガ

>>45 ソニー

「そうしな。あたいは出来る仕事はする。
 そうでないものはしない、それだけだからね」

よっぽど火急の物なら修理してやったっていいけど、
とは言うものの。だからといって何をするわけでもなし。
去っていくその背に軽くコーヒーのカップを掲げて、
形だけは祭の乾杯のような恰好で見送った。

「アンタ『たち』ねえ……報告はしとくとしようか」

概ね、互いに尻尾を掴み損ねてきた相手。
あの言い草じゃあ、向こうは尻尾を掴んだのかもしれない。
そうなったらこっちも同じようなものだが――。

『得』とやらも考慮……するのは上司の役目。
もう少しぶらついたら帰って報告書を作るか、と
コーヒー片手に祭の中へと消えていった。
(47) 2022/08/20(Sat) 4:08:50