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人狼物語 三日月国


167 【R18G】海辺のフチラータ【身内】

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視点:


ストレガは、海色の瞳が波のように揺らめく。
(a1) 2022/08/23(Tue) 22:00:09

ストレガは、瞳から海が零れている。寄せては返す、波のように。
(a2) 2022/08/23(Tue) 22:09:26

ストレガは、路地の店には向かわない。
(a8) 2022/08/24(Wed) 2:44:25

ストレガは、あの店に向かうのは、清算をしてからと決めている。
(a9) 2022/08/24(Wed) 2:46:47

ストレガは、だから、もう少しだけ待っててよ、Piccolinaお嬢ちゃんto
(a10) 2022/08/24(Wed) 2:48:09

ストレガは、呟く傍ら、掌に隠れるような、小型拳銃を手にして街へ消えた。
(a11) 2022/08/24(Wed) 2:49:00

ストレガは、生け捕りの代償に、右の頬と耳が少し欠けた。
(a13) 2022/08/24(Wed) 14:31:33

ストレガは、それを引きずって、塒へと帰っていく。
(a14) 2022/08/24(Wed) 14:33:48

ストレガは、時計塔の歯車を撫でた。それは、別れの挨拶のよう。
(a15) 2022/08/24(Wed) 19:06:16

ストレガは、釘打ち機をしまうと、「Addio.」と呟いて時計塔を出た。
(a16) 2022/08/24(Wed) 19:20:53

【人】 ノッテの魔女 ストレガ

「あーあ」
「……。あいつ、怒るかな。
 ……いや、絶対こうだな」

「『興味ないわ。』」
「はは。」

ごつ、ごつ。
時計塔から足音が離れていく。
旅行鞄を二つに、リュックサックをひとつ。
女だてらに銃器を散々振り回したから、
これくらいは持ててしまうのが恐ろしい。

それからふっと、思い出したように。
寂れた時計塔を見上げる。
天辺には、鳴る事のない大鐘が釣られていて、
時計塔の中の歯車が動いていれば、
きっと時を報せる鐘の音を、島中に響かせたのだろう。

「――なあ。中を修繕しといて、なんだけどさ。
 悪い、あたいの友達の為に……」
「空のずっと向こうまで届く、盛大な花火をあげてくれ。
 それから、あんたのデッカい音をさ、響かせてくれ。
 あたい、グラスハープとか当分弾けないから、
 それまでの代わりとしてさ」

キン、と、銀色から欠けたリングが落ちる。
頬と耳が欠けた魔女は、時計塔に瞑目して、背を向けて。

銀のスイッチを、押し込んだ。
(13) 2022/08/24(Wed) 19:29:30

【人】 高らかに、あなたの元へ届け ストレガ

Buona notte.Sogni belli.おやすみ、良い夢を
「レヴィア」

寂れた時計塔が、基部から爆発した。
いくつも、幾重にも仕掛けられた爆弾が、
連鎖的に爆発を起こす。
背中に熱と風を感じながら、魔女は去っていく。

最後に、天辺の大鐘の真下が、特大の爆発を起こして。

カラァーーーーン、カラァーーーーン……


大きな鐘が、何十年かぶりに、その音を天へと響かせた。
(14) 2022/08/24(Wed) 19:34:22
ストレガは、ため息をひとつ。猫を迎えに、あの店へ向かった。
(a17) 2022/08/24(Wed) 19:35:42