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人狼物語 三日月国


167 【R18G】海辺のフチラータ【身内】

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視点:


マウロは、頭がクラクラする。
(a2) 2022/08/20(Sat) 22:23:38

マウロは、まだ生きている。
(a5) 2022/08/20(Sat) 22:40:19

マウロは、リカルドからの手紙に、会議から戻るまで気が付いていなかった。
(a7) 2022/08/21(Sun) 0:30:39

マウロは、反論をしなかった。黙って、会議場の言葉を聞いている。
(a9) 2022/08/21(Sun) 1:16:39

マウロは、何も言わない。何も言えなかったのかもしれない。資料を握ったまま、壁に体を預けている。
(a17) 2022/08/21(Sun) 20:07:12

【人】 無風 マウロ

【アジト廊下】
「……、アァ?」

壁に手をついて、睨むように前に現れた君の顔を見る。
痛みは治まるどころか、酷くなる一方で。
更には貧血による頭痛まで加わったものだから、眉間には皺が寄りっぱなし。冷や汗すら額に浮かんでいて、息も荒い。
至って平常の君とは、対照的な様相だ。

「……何も」
「生きている、以上」
「やるべきことを、する……だから、会議に出た」

当然のことだ。
片足が吹き飛んでいたとしても、この男は同じように会議に姿を見せたのだろう。
頼ることも下手だから、誰の力も借りることなく。

「閉じ込めてた、つもりだったのか?ハッ……鍵もかけないで、甘いこと考えてんじゃねえよ」

リカルドならそんなヘマしてないだろうよ、なんて口元を歪めて。
(6) 2022/08/21(Sun) 21:50:52

【人】 無風 マウロ

「治療は、済んでるんだ」
「動けるようになったら、動く……ただでさえ今は、人員も減っ―――ッ、ぐ」

壁に体がぶつけられて、傷口が酷く痛みを訴える。
じわり、シャツに滲み出る鮮血。
ぐらりと揺れる視界。映る君の顔は、冷たい目をしていた。
掴んだ手は、いつもよりずっと力が入らなくて。
けれど、君の気持ちに呼応するように 返す言葉に力がこもる。

「っ、なわけ、ないだろ……!!」
「まだ、死んでないなら―――生かされたん、なら……やらなきゃいけねえことが、あるだろうが…ッ!」

短絡的な思考。いつも通り。
義務感と、焦りに突き動かされたもの。
2人が、幾度となく気にしてくれていたもの。

その果てに得たものが、大切な物が喪われたという情報だけであったのは。
彼の不運が為すものだったのだろうか。

締まる襟首に、苦し気な咳をした。
(8) 2022/08/22(Mon) 0:06:18

【人】 無風 マウロ

>>9 >>10 ツィオ
【アジト廊下】

視界が酷く歪む。
もはや貧血のせいなのか、首元を締め上げられているせいなのかも分からない。
揺れた視界に、鮮血の伝う君の顔が見える。

「……、…ツィ、オ」

そして、耳に入る言葉に 時が止まったような感覚。
君がそんな風に、弱音を吐いた事なんてなかったから。
誰よりも自分の本心を隠してしまう君だったから、そこでやっと。
君も、自分と同じくらい限界が来ているんだと分かった。

「……っ、かった、から」
「はなせ、よ……苦しい、だろうが」

自分では振りほどけないから、手負いの猫は 図々しくもそう言ってのけるのだ。
(11) 2022/08/22(Mon) 3:21:18

【人】 無風 マウロ

>>12 悪友
【アジト廊下】

「……そもそも、お前ら」
「俺が、勝手にアルバの連中片っ端から、手出してるように言うけどな……
 この抗争に、関係のない―――羽虫みたいなやつらの排除だって、裏でやってたんだぞ」
「俺たちのシマで、好き勝手やろうとしてるチンピラども、とかな」

要はまあ。気に入らない物を苛立ちのままに排除していただけなのだけれど。
役に立っているならいいだろうと、子供の頃のようなぶすくれた顔。

「証拠がないうちは、そういうバカ共を潰す仕事が待ってる。
 証拠探しの、役にくらいは立ってくれるだろ。そういうどこにでも顔出してる、連中は」
「……ハ、あいつのしかめっ面が目に見えるな」

饒舌に喋っていたかと思えば、君の言葉にもう一人の悪童は笑って。
ふいに壁から一歩離れ、君の方に倒れ掛かる。
傷口も開いているだろうから、体力の限界を迎えていた。

「あー……じゃあ、まずは」
「身体を休ませるところから、だな……肩、貸せよ…ツィオ」
(13) 2022/08/23(Tue) 2:06:37
マウロは、おまえらときっと同じ気持ちだ。
(a27) 2022/08/23(Tue) 5:05:37

マウロは、手紙を読んだ。遺されたそれに、何とも言えない顔をして。
(a54) 2022/08/23(Tue) 20:55:31

マウロは、「それも、知らなかったな」と言って。寂しげに、薄く笑っていた。
(a55) 2022/08/23(Tue) 20:56:16