16:59:37

人狼物語 三日月国


247 【身内】patience【R18】

情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:

全て表示


【恋】 プラチナ

["プラチナのことを守れる魔術師"
彼の根幹はやはりそれなのだな、と思うと同時に
騙しているようで少し胸が痛んだけれど表には出さず。

やがて街の入口を潜り、見慣れぬ人混みに
きょろきょろと物珍しそうにあたりを見回す彼を見て
はは、とまた小さく笑った。]

怖いかい?
そうだな…この街は特に色んな人種がいるからな。
見た目に拘らず、良い奴もいれば悪い奴も。
自分と違う人間は面白いだろう?

[彼が面白いと感じている余裕があるかどうかは分からないが。
怯えるようにぎゅっと腕を掴むテレベルムの頭を柔く撫で
ほら、と道を先導する。

その途中、何かを見つけたらしいテレベルムが手を揺らし。
そちらを見れば飲み物を売る屋台があった。]
(?5) 2024/02/06(Tue) 13:00:18

【恋】 プラチナ

ん?ああ。
あれは飲み物を売っているんだ。
蜂蜜と柑橘の…ジュースのようなものだな。
飲んでみるかい?

……どれ、二つくれ。
熱いから舌を火傷しないようにな。

[言うや否や店主に話しかけ、代金を支払う。
甘い匂いが漂う温かい飲み物を受け取り
湯気が立つカップのひとつをテレベルムに渡してやろう。

自分もちびちびと口をつけながら
甘さにほ、と息を吐き、彼の様子を窺って。**]
(?6) 2024/02/06(Tue) 13:01:01

【恋】 プラチナ

[ジュースという言葉にテレベルムが食い付く。
熱いカップを渡してやり、飲む様子を眺めていれば
ひと口飲んだテレベルムがぱあっと顔を輝かせた。]

気に入ったかい?それは良かった。
家での食事も悪くないが、
こうして屋台で買い食いするのは
また格別に美味く感じるよな。

[寒空の下ということもあり
ポカポカと温まる蜂蜜の味が
いっそう体に染みるように感じる。

幸せそうなテレベルムをほほえましく思いつつ
二人してのんびりとカップを傾ける。
自分の分を飲んでしまったところでふと見れば
彼の分が半分ほど残っていた。]

ん?ああ。キミには少し多かったか。
貰おう。貸してみなさい。

[そもそもこのカップ自体が割と大きめで
子供の胃には余るのだろう。
程よく温かくなったカップを受け取り、余った分を飲みほして。
行こうか、と再びテレベルムの手を取った。]
(?12) 2024/02/06(Tue) 16:32:35

【恋】 プラチナ

[特に何か目的があるわけではない。
気儘に店を冷やかしたり、
何か旨そうなものを見つけたなら買い食いしたり。

テレベルムが何か興味を引かれるものがあれば
基本的にはそれに付き合う形で
のんびりと街を歩いていた。

そうして街を歩き始めて一時間くらい経った頃合いだろうか。
次第にプラチナはソワソワと
落ち着かなさそうにし始め、
何かを探すように辺りを見回す仕草が増える。]
(?13) 2024/02/06(Tue) 16:35:20

【恋】 プラチナ


(...んん...っ、しょ、小便、したい...
ちょ、ちょっとジュースが多かったか...)

[眉を寄せ、もじもじと小さく膝を擦り合わせる。

普段よりも幾分かもよおすのが早い気がするが
寒空の下であることに加え
朝たっぷり飲んだスープや先程のジュースの水分が
ここに来て膀胱を圧迫してきているようだった。

同じものを口にしているテレベルムは
行きたくならないのだろうか...と
少し気にしてみたが
今のところ特にそんな様子はない。]

(まあいい、トイレ...トイレは...どこに...)

[既に昨日から散々失敗しているのだ。
家のトイレも使えないのだし
できることなら余裕をもって
今のうちに済ませておきたい。

次にテレベルムがどこかに寄りたいと言ったなら
そこで借りることしよう、とは思いつつ
ひとまずは公衆トイレを探しながら歩く。**]
(?14) 2024/02/06(Tue) 16:43:28

【恋】 プラチナ

[右を見ても左を見ても、
幼いテレベルムにとっては珍しいもののようだった。
二人で面白そうな本がないか物色したり
団子のように小さなドーナツが刺さった串を頬張ってみたり。
そうこうしながら時は過ぎる。

じわじわと、けれど確実に溜まりつつある尿意を
解放できる場所を探しながら
表面上は何事もない顔をして街を歩いていれば
次にテレベルムが興味を示したのは、
水棲生物ばかりが売られているペットショップ。

――そしてそのすぐ隣に、
今自分が探している場所を見つける。]
(?19) 2024/02/06(Tue) 19:20:22

【恋】 プラチナ


(トイレ……)

[一瞬立ち止まり、そちらに足を向けようとしたものの
テレベルムにぐいぐいと手を引かれて急かされてしまい。]

(んっ…ま、まあ、後でいいか……)

[まだ我慢できないという程でもない。
トイレも特別混んでいるという風でもないし、
一通り店を見て回った後でも十分間に合うだろう。

そう判断し、けれどどこか物欲しそうに
トイレの建物を見つめながらも
テレベルムに連れられるまま店へ向かう。]
(?20) 2024/02/06(Tue) 19:22:09

【恋】 プラチナ

ああ、珍しいな。
俺はあまり魚には詳しくないから……

[珍しい魚に興味津々のテレベルムに
どこか気もそぞろに相槌を打ちつつ
さりげなく店内に気を配ったが
めぼしい扉はなさそうで若干顔を曇らせた。]

(う……トイレは……この店にはないのか……?)

[テレベルムが水槽に見入っている間、
猫獣人の店主に、手洗いを借りられないかと
そっと尋ねてみたもののこの辺りにはないとの返事。]
(?21) 2024/02/06(Tue) 19:22:44

【恋】 プラチナ


……え、ない……
じゃあすぐ隣にあるトイレは……?
ううん……すまないが……人間用のトイレは
どのあたりにあるか分かるだろうか……?


["この辺りにはない"ということは
隣の公衆トイレも人用ではないということだ。
店を出たらすぐ用を済ませられると
思っていただけに当てが外れた。

勿論人でも問題なく使える便器もある筈だが
昨日のような例もあるわけで。

プラチナは比較的この街によく訪れるが
亜人の多いこの辺りの区画には普段あまり立ち入らないため
トイレの位置関係も全く把握していなかった。
昨日の行きつけの本屋なんかはまるっきり反対方向だし…。

ともあれ店主に地理を尋ねたあと。
テレベルムに手招かれて水槽の前に行く。]
(?22) 2024/02/06(Tue) 19:24:04

【恋】 プラチナ


へえ……?願望を泡に写す……?
不思議な魚だな。
魔術でもあるまいに。


[こんな所に魔法生物が堂々と売られている筈はないが、
面白い生き物がいるものだ。

共に水槽を覗き込み、相槌を打ちながらも
下腹部のむずむずした心地に意識が削がれ
無意識にモジモジと、小さく足を打ち鳴らしていた。**]
(?23) 2024/02/06(Tue) 19:25:39

【恋】 プラチナ

[確かに、"言い伝え"というからには
実際に誰かが見たわけではないのだろうか。
そんな疑問に店主が答えてくれて
成程、と相槌を打った。

魔術師間での通称や本来の力も>>-27
もし自分がプラチナ・ライドなら
あるいはテレベルムが本来の姿なら
知っていたりしたのだろうか。


ともあれ別に買うつもりがあるわけでもないので
適当な所でテレベルムにそろそろ行こうか、と
声を掛けようとした所で。
じっとこちらを見つめていた魚がぷかりと泡を吐いた。]

……ん?

[テレベルムの指さす先。
水中にぷかぷかと漂う泡を見る。]
(?30) 2024/02/06(Tue) 21:47:51

【恋】 プラチナ


―――――、

[その中に映し出された光景に
足を止めたまま目を見開く。

気持ちよさそうに顔を蕩けさせ、
下半身を丸出しにして。
風呂場に黄色い水流を叩きつける己。

派手な音まで聞こえてきそうなそれは
まぎれもなく先程の――――]
(?31) 2024/02/06(Tue) 21:48:09

【恋】 プラチナ


………ッッ



[目に映った光景を理解した瞬間ぎょっと固まり
一拍遅れてはっとする。]


(―――― が、願望ってまさか……っ!!!)



[テレベルムが自分の仕草を見て
痴態を想像したなんて知らないプラチナは。

自分が今まさに"こう"したいと思っているのだと
心の奥を曝け出されたような気持ちになって。
ぶわわわ、と沸騰したように耳まで赤くなった。]
(?32) 2024/02/06(Tue) 21:50:11

【恋】 プラチナ


あ、あ、ちち、
違うぞ!?!?

別に俺はおしっ
…こがしたいなんて…

か、考えてたわけじゃ…!!!

[負けず劣らず真っ赤になったテレベルムが
ギギ…とぎこちなくこちらを窺うのを見て
咄嗟にそんな言い訳を並べてしまいつつ。

目の前の痴態に煽られて、
ずくんと下腹部が疼いた気がして
足を閉じ、んんっ、と小さく声を漏らす。

ふと見ればもう泡は消えてしまっていたろうか。
こちらを窺い不思議そうにしている店主に
頬を火照らせたまま変な汗が滲み始め。]

と、とにかく、もう行くぞ!!

[テレベルムを引きはがすようにぐいと腕を引き。
抵抗されなければそのまま店を出るつもりで。**]
(?33) 2024/02/06(Tue) 21:51:57

【恋】 プラチナ


…も、もちろんだ、大人だからな…!!
そう…そうだな、きっとそうだ…!

[慌てたようなテレベルムに追従し
混乱のまま意地を張って嘘を重ねてしまう。

まるで逃げ出すように退店し
お互いに顔を赤くして
どうにも気まずい沈黙が流れる。]

あ、ああ…… 


[彼の促しに小さく頷き、また歩き出そうか。
当然すぐそこにある公衆トイレにも
立ち寄ることはしないままで。]
(?38) 2024/02/06(Tue) 23:25:33

【恋】 プラチナ

[とはいえ。

いくら誤魔化したところで尿意が消え去るわけでもなく。
じんじんと身体を苛むそれは
時間に比例して強くなっていくばかりだ。
歩きながら浮かない顔で時折下腹部を摩り、
ふう……と小さくため息をつく。]

え?あ、ああ……そうだな…
俺たちが知らないだけで
もしかしたらあの魚には何か、魔法的な力があるのかもな…

[暫く道を歩いたところで
ぽつぽつと口を開くテレベルムに
気を取り直して受け答えしながら、ふと。
街中にあるそれに視線が吸い寄せられた。

何の変哲もない公衆トイレ。
先程中から人間が出てきたから、恐らくは人用のものだ。
物欲しそうにそちらを見つめ、ごくり、と喉を鳴らす。]
(?39) 2024/02/06(Tue) 23:26:38

【恋】 プラチナ


(と…トイレ……なんだ、ちゃんとあるんじゃないか……
 い、行きたい……トイレ……早くあそこですっきり……)


[本来なら、ちょっと行ってくると言えばそれで済む話だ。
けれど。どうしても先程の光景が脳裏をよぎる。
今トイレに行きたいと告げることは
あれ
が己の願望だと
テレベルムに知られてしまうことになる。

一度強く否定した手前、それはどうにも酷く羞恥を煽るもので。]

(い、言えない…… 言えない…… が……
 は、ぅぅぅ……お、オシッコ…………)


[モジモジしながら葛藤している間にも
テレベルムは素知らぬ顔で腕を引く。

結局、言い出すタイミングを掴めないまま
せっかくありつけそうだったトイレを
みすみす逃がす羽目になってしまった。]
(?40) 2024/02/06(Tue) 23:33:26

【恋】 プラチナ

[さて、そうしてまた少し歩いた頃。
テレベルムの申し出にその顔を見下ろす。

こちらも色々と思うところがあったため
様子がおかしいのにもあまり気づけなかったが
テレベルムはテレベルムで先程から何か
考え事をしているようだった。]

あ、ああ。勿論構わないぞ。
折角町まで来たんだしな。
何が食べたい?キミのリクエストを聞こう。

[こちらも務めて平時通りの表情を作り、
テレベルムに笑いかける。

その下でもじもじそわそわと
時折足を擦り合わせているのに
彼が気づいたどうかは分からないけれど。


食材を買えそうな店を探してまた少し歩けば
近くに大き目の食材屋を見つけることが出来る筈。**]
(?41) 2024/02/06(Tue) 23:35:26

【恋】 プラチナ

魚か。
確かに普段はあまり食べる機会がないものな。
シチュー、いいんじゃないか?温まりそうだ。

[ちょうど先日同じような理由で
パエリアを食べたばかりだった、とふと思い出す。
テレベルムの提案に快く頷き食材屋へ。

手を繋いで魚売り場へと向かえば
その区画だけ一際ひんやりとしていた。
思わずぶるぶるっと腰を震わせ、
はしゃぎながら魚を選ぶテレベルムに付き合う。]

あ、ああ…… あっちは観賞用だが、
こっちは食用だからな… んっ…

(さ…寒い……足元が冷えて……んぅぅっ…
 お、オシッコに響くぅぅ……)


[寒さに耐えかねて無意識に尻をもじもじさせてしまいながら
店主にシチューに入れるおススメを尋ねれば
旬の鱈が入ってると言われたのでそれを買う。

白菜、玉葱、芋。
テレベルムと売り場を回り歩き、野菜類を籠に入れていく。
その間も時折立ち止まって
片足を腿に擦りつけたり重心を交互に傾けたり。
人目を惹くほどではないけれど、
注意して見ていれば不自然さを感じる程度には
おかしな仕草をしてしまっていた。]
(?49) 2024/02/07(Wed) 12:04:55

【恋】 プラチナ


(ぅぅ……トイレ… トイレ行きたい……
 なんだかどんどんしたくなって………
 さ、さっきまで……そこまでじゃなかったのに……くぅ…)

[じんじんと膀胱を苛む疼きが
急に意地悪なくらいに高まってきて眉を下げる。

プラチナもテレベルムも知らないことだが
先程飲んだホットジュースの柑橘には
尿意を感じやすくなる成分がたっぷり含まれており、
余計にトイレの近さを促進していた。

切なそうにもじもじそわそわしていると、
テレベルムが何かを見つけたらしく
瓶を手に取って戻って来る。
それはちょうど、先ほど口にした飲み物の原液で。]
(?50) 2024/02/07(Wed) 12:08:00

【恋】 プラチナ


え?あ、ああ……別に構わないが……

[どうやらテレベルムはそれが気に入ったらしい。
買うこと自体は異論ないが
たぽたぽと揺れる黄金色の液体は
何となく目に毒な気がして視線を逸らす。

そうして瓶を一緒に抱えたまま
他にテレベルムが買いたいものがなければ
そのまま会計のレジに並ぶことにしたろうか。]
(?51) 2024/02/07(Wed) 12:09:24

【恋】 プラチナ

[大きな店だけあって店内も混んでおり、
会計の手際もあまり良くはなかった。

もたもたと進むレジに二人で並び、
ようやく会計を終えた頃には
何だかんだで入店から小一時間ほど
経ってしまっていたかもしれない。

プラチナがもじもじと尿意を堪える仕草も
次第に露骨なものになってきていて。


テレベルムにも手分けして荷物を持って貰い、
ふう……と息を吐く。]
(?52) 2024/02/07(Wed) 12:11:06

【恋】 プラチナ

(……だ、だめだ…… 
 や、やっぱり、オシッコが、したい……!
 ここでトイレに行っておかないと……)

[いくら尿意を告げるのに抵抗があると言っても
いつまでも我慢し続けられる類のものでもないし
ここを逃がすと次はいつになるか分からない。
また使えるトイレを探してさ迷う羽目になりそうで。

これだけ大きな店なら、人用のトイレだってあるだろう。
多少恥ずかしくても背に腹は代えられないと、ようやく意を決する。]

……テレベルム、すまん
少し荷物を預かっててくれるか

………その、トイレ行ってくる…………


[気恥ずかしそうに顔を赤くしつつも
テレベルムに頷いてもらえたら、
そそくさとトイレを探しに向かうつもりだけれど。**]
(?53) 2024/02/07(Wed) 12:11:56

【恋】 プラチナ

[トイレに行きたいのだと告げれば
テレベルムが驚いたような反応を見せて>>?55
ますます気恥ずかしい気持ちになる。

とは言え特に引き留められるでもなく了承を得たため
有難く買い物の荷物を預けて
足早に店内のトイレを探しに行った。]

(トイレトイレトイレ…… あ、あった……!)

[目的の扉は程なくして見つかったものの
案の定というべきか
買い物客がずらりと列を形成していた。
店の規模の割に、男女に別れた個室が
一つずつしかなのが原因なのだろう。

うっ……と思わず苦い顔をしたがここに並ぶほかない。
仕方なく最後尾に並び、順番が回ってくるのを待つ。]
(?60) 2024/02/07(Wed) 17:15:47

【恋】 プラチナ


(うぅ……は、早く… 早く進んでくれ……っ
 おしっこ…早くおしっこしたい…!
 も、もうあまり、我慢が…っ)


[大も小も一律だからか
トイレの進みはあまり早いとは言えなかった。
自分の番が来るのを首を長くして待ちながら
じくじくと己を苛むそれにただ只管耐える。

人目もある中、なるべく仕草に出さないようにとは思いつつも
急いてどうしてもモジモジと腰が揺れてしまう。

気を抜くとついつい手が前に伸びそうになり、
ポケットの中に手を入れて
こっそり股間を握ったりしながら
我慢我慢と己に言い聞かせて
辛く長い時間をやり過ごしていた。]
(?61) 2024/02/07(Wed) 17:17:42

【恋】 プラチナ

[そうして行列に並んで数十分ほどが経過して。
徐々にではあるが列は前に進み、
後一人でプラチナの番、というところまでやって来た。

前の人が入った時にちらりと見えた便器に
否が応でも期待が高まり、ぶるりと腰が震える。]

(ふう、ふぅ……、つ、次…、次で俺の番……
 あと少しでようやくトイレ…… 
 や、やっと、やっと俺のおしっこ…っ)


[トイレの中からチョロチョロと排尿音が聞こえてきて
ついつい膀胱にずっしりと溜まったこの液体を
気持ちよくトイレに叩きつける様を脳裏に描いてしまい、
緩みそうになる尿道を慌てて締め付ける。]

(はぅぅぅん……!!!がまん、がまんっ…!!)


[ここで油断するわけにはいかない。
あと少し、あと少し。あと精々ほんの数分の我慢。
もうすぐで念願の――――]
(?62) 2024/02/07(Wed) 17:24:18

【人】 プラチナ



『迷子のお知らせです。肌が褐色で銀の長い髪の…』


 
(0) 2024/02/07(Wed) 17:25:06

【恋】 プラチナ


 ……え、


[周囲に大きな声が響き渡って、一瞬呆ける。
褐色で銀の長い髪の迷子。
それはもしかしなくてもテレベルム――だろう。

なんで。
一体何故そうなっているんだ。
店の隅で待っているんじゃなかったのか。

立ち止まったまま困惑しているプラチナの耳に尚も、
『親御さん、いませんかー!?』
『あまり見ない顔だね…人間?』
なんて店員の声かけやざわつきが聞こえてくる。

あまり目立ちたくはない。
なんせテレベルムはふつうの人間のこどもではないのだ。
もし調べられて、万が一魔術師と縁ある者だとばれてしまえば
面倒どころの騒ぎではないわけで。]
(?63) 2024/02/07(Wed) 17:27:44

【恋】 プラチナ


(う、ぅ……っ だ、だが…… 
 も、もう次、なのにぃっっ……)



[待ちに待って、すぐ目の前に迫ったトイレの扉。
あとほんの少し、ほんの数分でいい。猶予を貰えれば。
この責め苦からスッキリ解放されるのに―――

閉まったままのドアを じいい、と
酷く名残惜しそうに見つめ、葛藤した後。
くう…と唇を噛むと列を抜け、泣く泣くその場を後にした。]
(?64) 2024/02/07(Wed) 17:31:23

【恋】 プラチナ


はあ、はあ……

……ど、どうしたんだ、テレベルム……

[内股になりながら足早に来た道を戻り、
自分の姿を見れば店員は安堵したように
テレベルムを引き渡してくれただろうか。

やや顔色悪く、言葉少ななプラチナは聊か普段よりも
無愛想に見えたかもしれないが。]

(トイ、レえぇぇ……)


[予想外のおあずけに抗議するように
くねくねとひっきりなしに左右に揺れ続ける尻が
その理由を如実に語っていることだろう。**]
(?65) 2024/02/07(Wed) 17:38:29