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人狼物語 三日月国


16 【第三回TRPGミニマム村】ファスト・ミレニアム

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視点:


【人】 「和」の神 ペノル

待って。

役職配分が、おかしいね?

多分、TCが村設定を変えたときにズレたんだと思う。
少し対策してくるから

赤窓と白窓の境目なく進めて欲しい……。
本当にごめんなさい。
(1) TSO 2019/10/03(Thu) 23:12:42

【人】 「和」の神 ペノル

こういう時にこそ、「和」が必要だよね。

それじゃ……
まずはサティ、アナタかな?
(4) TSO 2019/10/03(Thu) 23:38:25

【人】 「和」の神 ペノル

■感情取得シーン

相手:サティカル
場所:C歌
感情(必要なら):B保護欲/支配欲
(5) TSO 2019/10/03(Thu) 23:39:10
ペノルは、歌はいいね。ぴったりな気がするよ。
(a1) TSO 2019/10/03(Thu) 23:40:47

【人】 「和」の神 ペノル

>>5 サティカル 感情取得B保護欲/支配欲
シーン:歌が聞こえる
===


優しく、細い、伸びやかな少女の声が、耳を心地良くくすぐる。

これは、愛の歌だ。

ある人とある人が出会い、やがて愛し合うようになること。
それを、ただただ賛歌するための歌だ。

歌声には、こぼれんばかりの歓びが乗っている。
歌い手は、全身全霊をかけて、愛を信じ、愛を尊び、愛を愛していると知れる。
こんな声が出せるのは、ひとりしかいない。

歌が終わって拍手をすると、「愛」の神サティカルは少し驚いた様子で振り返った。
そして、ワタシの顔を見る。

「いつから聞いていたの?」
「2人の出会いのところから」
「最初から? 用があるなら声をかけてくれれば……」
「あんなに素敵な歌を邪魔なんかしたら、重罪さ」
「まあ。お上手なのだわ」
(19) TSO 2019/10/04(Fri) 17:59:24

【人】 「和」の神 ペノル

サティはころころと笑ってから居住まいを正し、神衣の裾をまとめてワタシに向き直ると、「それで、何のご用でしょうか、和の神ペテリノル?」といたずらっぽく首をかしげた。
彼女はいつも、見る者の心を溶かす空気をまとっている。

ここは、サティの宮殿。
淡い色を基調とした繊細で美しい建物のまわりを、色とりどりの花が取り巻いている。

「ねえ、サティ。ワタシたちのうちどちらかは、勝とうね」

ワタシは、サティに近づいて目を合わせ、そう言った。

「『帝』神が築き上げたすばらしい世界。
 バトンを受け取るのは、とても大変なことだと思うけれど
 それでもワタシは、次の世界を、絆にあふれるものにしたい。

 義は素晴らしいものだけれども、人を縛ってしまわないかな。
 狂は世界を創世の混沌にもどしてしまわないかな。

 ワタシが勝っていいと思えるのは、
 アナタかワタシなんだ。
 だから、お互い頑張ろうね、って、言いに来たよ」

鼓舞するでもない、共闘を持ちかけるでもない。
ワタシはただ、これだけは言っておきたかった。
例え次の主神がワタシではなくても、サティならば安心できるのだ。

[*]
(20) TSO 2019/10/04(Fri) 18:00:50

【人】 「和」の神 ペノル

■感情取得シーン
相手:アネーシャ
場所:B夢の中
感情(必要なら):A友情/軽蔑
(21) TSO 2019/10/04(Fri) 18:03:28
ペノルは、夢の中かぁ……。
(a7) TSO 2019/10/04(Fri) 18:03:43

ペノルは、ごめん少しどころじゃないかも
(a9) TSO 2019/10/04(Fri) 18:33:52

ペノルは、サティおかえり。どうか、急がないでね。
(a10) TSO 2019/10/04(Fri) 19:06:23

【人】 「和」の神 ペノル

>>21 アネーシャ 感情取得A友情/軽蔑
シーン:夢の中
===


アネーシャちゃんに会いに行くのは至難の業だ。
彼女は特定の場所に留まることを嫌う。
厳密に言うと、特定の場所にいることを好む場合もあるけれど、嫌う日もあるから、結局いつどこにアネーシャちゃんがいるかどうかはわからないのだ。

…………。

ワタシははじめ、『狂神アネーシャ』が苦手だった。
「和」の神なのに、情けないことに。

『狂神アネーシャ』はつかみどころがなくて、「和」を乱しているように感じられて……そう、言い訳だね。とにかく、苦手だったんだ。

これは、そんな彼女とワタシの出会いの物語だ。
(23) TSO 2019/10/04(Fri) 22:06:44

【人】 「和」の神 ペノル

その日、ワタシは疲弊していた。

人の世には、争いが多すぎる。
「和」を得られなければ、ワタシは消滅してしまう。

人は、どうしたって争う生き物なのか。
「和」は、永遠に成立しないのか。
ワタシは、このまま先細っていく定めなのか。
ワタシは、自分の教義さえ信じられなくなっていた。

そこに現れたのは、よりによって「狂」の神アネーシャだった。
ワタシとアネーシャがまともに話をしたのは、初めてだった。
ワタシは、彼女がワタシにとどめを刺しに来たのかとさえ思えた。
そのくらい、弱っていたのだ。

ぐったりと座り込むワタシに、アネーシャはひとことだけ、言った。
その彼女の一言はワタシを救う結果となった。

「何をそんなに苦しんでいるのかしら?
 バカね〜。
 、、、、、、、、、、、、、、、
 したいようにすればいいじゃない」

彼女の言葉は、ワタシにとって革命だった。
そうして、ワタシは彼女を友人だと感じ、以降、彼女との距離を詰めるように努め、今、「アネーシャちゃん」と呼ぶに至ったのだ。

[*]
(24) TSO 2019/10/04(Fri) 22:09:53