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人狼物語 三日月国


69 【R18RP】乾いた風の向こうへ

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視点:


【人】 le chien セト

 *

[ ピヤール連れの入店は難しいと
  覚悟していたが、あっさりと店内へ
  案内されればひとつ安堵の息を吐いて。>>D22

  大衆的なグラスに満たされ手渡された水は
  澄んでいて、ゆっくり口にすれば
  冷んやりと心地良い。

  見えない内臓の形を示し教えて行くように、
  伝い落ちる冷たい水が胃の腑へ辿り着いて、
  入れ替わるように安堵感が込み上げた。 ]
 
(24) 2021/04/24(Sat) 23:15:22

【人】 le chien セト


   そういえばなにかを口にするのは
   久しぶりな気がしました。

   ピヤールは、お腹すいてないかい。


[ 足元に利口に丸くなる艶やかな背中に
  声をかける。

  そうしてぐるりと店内を見渡した。
  ほかに客はいただろうか。 ]


   ─── これから、どこへ向かいます。
   国を出ることまでお考えでしょうか。

   俺の髪は夜半でも目立つ。
   あなたを連れ攫って逃げたという、
   大罪人の触れ込みが回るまでに、
   国を出るほうが良いと思うのですが。

 
[ そんなことを、ぽつりと口にして
  美しい瞳を窺い見た。 ]**
 
(25) 2021/04/24(Sat) 23:17:44

【人】 liberté セト


[ 愛と呼べるものが定かでは無いと言う>>-227
  そんな彼女こそが正直で素直だと思う。

  それでも重ねられた手は力強く、
  その温もりは、きっと愛の欠片と呼んで
  差し支えのないものだと。

  対当だという言葉の意味を推し量ろうと
  したけれど、唇にそっと押し当てられる指と、
  少しムッとした表情に笑ってしまう。
  久しぶりに浮かんだ影のない笑みは、
  いくらか少年ぽさを感じさせたかもしれない。]
 
(52) 2021/04/26(Mon) 22:37:17

【人】 liberté セト


   ……アウドラ、ありがとう。


[ 卑屈な気持ちや遠慮が全て消えてしまうことは、
  今はまだ無くて。
  それでも、初めて敬う言葉を外して礼にした。

  いつか真っ新な気持ちで対等だと胸を張れる日が
  来ることを、全力で乞い願い、
  人生を歩む力にしようと心に決めて。]
 
(53) 2021/04/26(Mon) 22:39:22

【人】 liberté セト


[ 簡単なものだったけれど、
  出された食事はとても美味しかった。
  細くなった食道や胃にたくさんは
  入らなくて、おまけに言葉を交わしながら
  摂る食事のあたたかさに時折胸が詰まった。

  大河を使って、と話す彼女に頷く。
  
  柔く撓んで笑む瞳で、前を見据える。
  その輝きは、やはり宝石のよう。

 
  ─── ああ、そうか。 ]
 
(54) 2021/04/26(Mon) 22:40:55

【人】 liberté セト


[ ふ、と微笑んで、口を開く。 ]


   あなたは、俺の、
   
砂漠の薔薇

   
Desert Rose


   だったのでしょうね。


[ 彼女の表情を見つめた。 ]
 
(55) 2021/04/26(Mon) 22:42:04

【人】 liberté セト



   砂漠の薔薇の、花言葉を知っていますか?


[ 先程唇に触れてくれた手を、
  今度はこちらから両手で包み込んで。 ]
 
(56) 2021/04/26(Mon) 22:42:38

【人】 liberté セト



[ 己は、知る由もない。
  我が祖国から流れこの国で、
  ひっそりと忘れ去られたような己を、
  未だ案じ探してくれている
  嘗ての同胞がそこに居ると言うことを。


  かつての繁栄と異なる場所に未練はあるのか。>>3
  そう聞かれたのなら、恐らく答えは…… ]
 
(57) 2021/04/26(Mon) 22:44:57

【人】 liberté セト



   
あぁ どちらでも

   Les deux, même.


   Si vous êtes là

   
あなたが居てくれれば。
 **
 

 
(58) 2021/04/26(Mon) 22:47:08