14:24:47

人狼物語 三日月国


180 【R15RP村】月影のさやけさ、 秘めたる願い

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【人】 大木慎之介

─ 2nd day 朝・中庭 白瀬と ─

[抵抗感の露な表情を見て、>>16
 予想通りに気分を害したのを悟る。

 けれどそれでも態度を荒げるでなく、
 理解を示してくれることは嬉しかった。>>18
 それが白瀬の優しさだと感じた。
 律儀に最後まで付き合ってくれることも。

 ダメという反応も想像通りで、>>20
 落胆すらすることはなかった。
 自分が白瀬にできることはないと最初から諦めていた。
 だからかえって、謝罪と『考えてみる』という返答が
 嬉しいぐらいだった]


  そうだよなぁ。
  白瀬のことよく知らないオレが答え出せるぐらいなら、
  白瀬が悩むわけねぇし。
  なんかいい道見つかることを祈ってるわ。


[知らないからこそ名案が出ることもあるかもしれないが、
 大木と白瀬の相性の悪さでは望み薄なのも当然である]
(91) 2022/10/19(Wed) 5:30:37

【人】 大木慎之介

[もう一度重ねられた礼は、
 やはり本心からのものと思えた。>>21
 それで微笑んで、席を立って向き直り]


  オレのほうこそありがとうな。
  オレも白瀬と話せてよかった。
  結構スッキリできたよ、やっぱ『何もしない』って
  オレにはできないんだって実感したし。


[何ができるわけもない、ただ話を聞きたいだけ──
 そう思っていたのに結局こうして口出ししている。
 面倒見が良いのかお節介なのか、その両方か。

 それが兄になったために生じた性分なのか、
 生まれつきのものだったのかなんて考えるのは
 卵が先か鶏が先かみたいな話であるが。

 悩みは解決しないものの、その辺の割り切りが
 できたことで気が楽になったのは事実だった]
(93) 2022/10/19(Wed) 5:31:06

【人】 大木慎之介

 

  じゃあな白瀬。
  サボらせちまって悪かった。
  次は思いっきり喧嘩しようぜ。


[そう言って手をひらりと振って、踵を返した。
 もし大木と白瀬の関係が“改善”するとしたら、
 不満を遠慮せずぶつけ合って喧嘩し合う、
 そのぐらいが理想的なんじゃないかと大木は思ったのだ。
 それは俗に言う『犬猿の仲』というやつかもしれないが。


 そしてそれが明日までに実現するわけはないのも、
 それどころか卒業までにそうなるとも思えないのも、
 そして卒業後にまで関わりを持つような関係でないのも
 実感はしていた。

 それでも次があればいいと思うのは本当で、
 それは白瀬の明日が続いてほしい気持ちの表れで。
 また機嫌を悪くさせそうだな、なんて思いながら歩き出す。

 呼び止められなければ、
 そのまままっすぐ教室へ向かうだろう]*
(94) 2022/10/19(Wed) 5:32:00

【人】 大木慎之介

─ 2nd day・朝 ─

[教室に戻ったのは1限の授業中だった。
 堂々と扉を開け、教室内に入り]


  急用ができて席を外してました。


[悪びれることもなく言い放って席について、
 教科書とノートを出した。

 教師には特に何も言われなかった。 
 授業の真っ最中ということもあっただろうし、
 大木の場合は初回だったというのもあろうが、
 サボりもこれだけ堂々としていると
 特に叱られないらしい。

 新たな知見を得てしまいつつ、
 その後は普段通りに午前を過ごしたのだった]*
(95) 2022/10/19(Wed) 5:33:07

【人】 大木慎之介

─ 2nd day・放課後 小鳥遊と ─

[小鳥遊の予想を聞いて、素直に頷いた>>55


  ああ、そう、そんな感じだな。
  でもたぶんそれは願わねぇわ。


[願わないだろう願いをわざわざ話す気にもなれず、
 詳細は語らないまま。

 小鳥遊の『欲しいモノ』も願い事ではないのだと>>56
 知るとそこで引き下がる気になった。
 詳しく話したくないという気配を感じたのもある]
(96) 2022/10/19(Wed) 5:33:25

【人】 大木慎之介

[追加された質問には目を丸くして]


  えぇ? むっずかしーな、それ……
  オレも屋上にいたら声かけるより腕掴むかな。

  けど声しかかけられなかったら……
  うーん、「待てよ」とか?
  んで、そばに行って腕掴む。


[結局腕を掴む、という結論になった。
 とにかくまず止めたいだろうとは思ったのだ。
 そして]


  小鳥遊だったらどうするんだ?


[尋ねた本人の答えにも興味があった。
 それに、なぜそんなことを聞いたのかにも]**
(97) 2022/10/19(Wed) 5:33:49
大木慎之介は、メモを貼った。
(a6) 2022/10/19(Wed) 5:36:28

【人】 大木慎之介

─ Last day 朝 ─

[朝起きて、通知に気付いてグループを見て。
 天ヶ瀬の全体宛メッセージに目を丸くした。>>11
 その言葉の荒さに驚いたのはあるが、>>12
 ほっとしたような笑いが漏れた。

 天ヶ瀬はきっと自分も他人も破滅させるような
 願いは抱かないのだろうし、それを止めたい側で。
 仲間を見つけたような気分になったのだ。

 本当に『間違えた』のかは少し疑った。
 間違いを装って、そういう願いの持ち主全員に宛てて
 送るなんてことも、天ヶ瀬ならやりそうに思った。

 それもまた嬉しくなって、
 朝早くから個人宛のメッセージをひとつ送った]*
(98) 2022/10/19(Wed) 5:54:19

【人】 大木慎之介

[それから鈴掛が鯖のスタンプを返信するのを見た。

 「みんな鯖スタンプ愛用してんの?」という
 疑問が浮かんだのはさておき。

 鈴掛とあれから話してないな、とふと思う。
 選択科目で3-Aを訪れたこともあったし、>>1:238
 顔を見て挨拶するぐらいはしただろうけれど。

 鈴掛が白瀬夏実を見て「眩しくて死にそう」などと
 思っていることを大木は知らないだろうが、>>1:34
 夏実の同類であろう大木も眩しく見えているのだろうか。


 名前を見たら気になり始めた。
 鈴掛が何か願うのか、願うとしたら何なのか]
(99) 2022/10/19(Wed) 5:55:35

【人】 大木慎之介

[それでいつも通り朝早く学校へ行って、
 ついでにちらりと3-Aを覗いてみたら、
 そこにはすでに鈴掛がいて。

 眠そうにうとうとしているのを
 起こすのは気が引けたが、時間もないわけだ。
 願いを叶えるなら今日が期限なのだから]


  鈴掛ー。起きてたりしない?


[教室の入り口から呼びかけてみる。
 声量は大木としては普通ぐらいだが、
 朝早くの教室では相当やかましいかもしれない]**
(100) 2022/10/19(Wed) 5:55:52
大木慎之介は、メモを貼った。
(a9) 2022/10/19(Wed) 5:57:06

【人】 大木慎之介

─ 回想・2nd day昼休み 秋月と ─

[秋月の言うことはもっともだと思った。>>104
 友達だからといって全て曝け出すわけではない。
 痔は……状況によるかもしれない。


 けれど見捨てられるんじゃないかという不安には、>>105
 じっとあなたを見つめ返した]


  見捨てないよ。オレは誰かを見捨てるの無理だ。
  嫌われてるのわかってる相手でも構っちまうんだ。
  好かれてるのわかってる友達を見捨てるなんてこと、
  オレにできるわけがない。

  ……オレだって秋月の友達でいたいしな。


[それは割り切りでもあり、諦めでもあった。
 嫌われていようが、自分が選ばれるわけでなかろうが、
 追い詰められている人を見たら手を差し伸べてしまう。
 そのことで更に踏みにじるかもしれなくても]
(130) 2022/10/19(Wed) 9:14:01

【人】 大木慎之介

[自分自身の願いのことを言われると、>>107
 首を緩く振った]


  オレのための願い事は、やっぱ思い浮かばない。
  幽霊にでも願わなきゃ叶えられないような願いは
  オレにはない。
  そういう現実には直面していない。

  ……だから、人のためになることを何か、と思って
  『みんなが願いを叶えようとするとき
   心安らかであるように』
  とか考えたけど……

  どんな願いがあるかもわからないのに
  後押しするのはやっぱり違うと思って、やめた。
  

[心安らかであるように。
 それが浮かんだのは、願いを叶えるにあたって
 未練や恐怖に苛まれそうな人を思ってのことで。
 そういう思いが湧きかねない願い・・・・・・・・・・・・・・・
 後押ししていいものとは、やはり思えないのだ]
(131) 2022/10/19(Wed) 9:15:15

【人】 大木慎之介

[探検を終えた後は幽霊の素性まで考える余裕はなくて、>>107
 報告を受けて少し驚いた。
 そういえば何者だろうと探検前には思っていたのだ。
 それが遠い昔のような気がしてしまう。

 他の人の願いに関しては触れる気がなかったけれど、
 秋月の願いを知ると、視線を落とした>>108


  ……これはオレの勝手な想像だけどさ、
  秋月の家族も秋月に幸せになってほしいんじゃねえの?

  あんま具体的な話はわかんないけど、
  秋月が願って家族が幸せになったとして……、
  秋月が何か代償を支払ってどうにかなったら、
  結局意味ないんじゃないか?


[魂を取られるかもなんて噂を思い出した。>>0:567
 事実かどうかは確かめようがない。

 けれど代償を支払ってでも叶えたい願い、
 求める幸せは相応に重いものと思えて。
 その代償があるとしたら、
 それも重いものになりかねないとは思ってしまった]
(132) 2022/10/19(Wed) 9:16:24

【人】 大木慎之介

[パンと卵焼きの交換こ。
 だいぶ釣り合いはよろしくない。
 前にもそんなことあったなと思い浮かべつつも>>1:403
 口には出さず、味の感想に一瞬黙ってから>>109


  また作ってやろうか? 明後日・・・とかさ。


[言ってから思った。
 「明後日、学校あったっけ?」
 振替休日を挟むと曜日感覚は曖昧になる。

 まあ学校がなくても作りはするだろう、
 もしそんな約束が成り立つのならば。

 3日目のその先にも続いてほしいのだ。
 あなたの未来も、あなたとの友情も]
(133) 2022/10/19(Wed) 9:17:22

【人】 大木慎之介

[教室を出るときにかけられた言葉には苦笑が浮かんだ>>110


  今生の別れみたいなこと言うんじゃねえよ……。

  ……でもオレもそう思ってる。
  ありがとな、……壮真・・


[いつも名前で呼んでくれる友達を、
 初めて名前で呼び返した。
 今を逃したらもう
 名を呼ぶ機会なんてないんじゃないか──
 そんな不安に駆られて。

 それが杞憂なら何の問題もない。
 本当にそうだったとき“後悔のないように”したかった。

 大木は人を名前で呼ぶのは慣れていない。
 相手が男だろうが女だろうが
 親しかろうがそうでなかろうが
 全員姓呼びで統一していたが、
 そのせいで壁を作っている気は少ししていたのだ。

 帰る先の教室は隣同士。
 けれど連れ立って歩くのがなんとなく気が引けて、
 大木はひとりで回り道をすることにした。
 もし引き留められたなら「用事がある」と言い逃れて]**
(134) 2022/10/19(Wed) 9:18:23
大木慎之介は、メモを貼った。
(a17) 2022/10/19(Wed) 9:20:33

【人】 大木慎之介

─ 2nd day放課後・小鳥遊と ─

[『そう思う、止めると思う』>>127 >>128
 そう言う小鳥遊の食いつき方に親近感を覚えた。
 同じ意見を持つ人を見つけて心強くなったのだろうと。
 それは昨日大木が未國に感じたことでも、>>1:453
 明日の朝、天ヶ瀬に感じることでもある。>>98

 命を捨て去ろうとしている人を見たなら止めるに違いない。
 相手が知り合いかそうでないかも、
 相手が自分を好きか嫌いかも、
 自分が相手を好きか嫌いかも関係なく。
 それは今朝実感したばかりのことでもあった。>>2:405

 小鳥遊とはどうやら随分性分が似ているようだが、
 そのせいなのかなんなのか、
 大木はあまり小鳥遊に助っ人を頼んだ記憶がない。
 生徒会の人手は一応足りていたからでもあるが、
 大木は無意識のうちに、小鳥遊に
 頼り合う以外の関係性を求めていたのかもしれない]
(135) 2022/10/19(Wed) 10:04:34

【人】 大木慎之介

[過去はさておき。
 逸らされたかに見えた話題で、気付いてしまった。>>129

 小鳥遊は誰か命の関わる願いを持つ人を
 止めたいのではないか、と。

 似た性分だからでもあるだろうし、
 似たようなことを試みたからでもあるだろう。

 それは今まさに飛び降りようとしている人を
 止めるのとは、大木の中では話が別で]


  勝手な想像でもの言うけどさ……、
  人の願い事を身勝手に止めていいのかは、
  オレにはわかんねぇな。

  止めたところで、
  オレが背負ってやれるわけじゃない。


[たぶん合っているだろうと思える想像に
 一応の前置きを付け足して、意見を紡ぐ]
(136) 2022/10/19(Wed) 10:05:08

【人】 大木慎之介

 

  それに……昨日と今日入れて3日あったんだ。
  止めたかったら何かできるはずだ。
  話聞いたり聞いてもらったり、
  違う落としどころ探したりな。

  それでも止められないとき……、
  どうにかして無理やり止めたとして、
  その先そいつに何がしてやれるんだよ。


[願い事を止めるにはどうするか。
 期限までに幽霊に会いに行けないようにする?
 その人の願いを叶えないでくれと願う?

 思いつくものはあっても、大木にとっては
 “正当な手段”ではないように思えるのだった]**
(137) 2022/10/19(Wed) 10:05:48
大木慎之介は、メモを貼った。
(a18) 2022/10/19(Wed) 10:07:23

【人】 大木慎之介

─ 2nd day放課後・小鳥遊と ─

[吐き捨てるような言葉で、
 想像が的を射ていたと理解する>>147
 小鳥遊がそんな態度を取るのは珍しいな、とも思った。

 人に正論をぶつけたって苛立たせるだけと理解していても
 言わずにはいられなかったのは、大木の性分もあろうが
 小鳥遊が抱える事情を何一つ知らないから、でもある]


  そうだな……、3日間は短いな。


[この3日間になって初めて誰かの悩みを知って、
 それから何ができるというのか。
 それは大木も思うことではあった。
 だから小鳥遊の言葉には口を挟めなくて、
 ただじっと聞くことになった>>148 >>149
(159) 2022/10/19(Wed) 13:33:16

【人】 大木慎之介

[顔を上げた小鳥遊の表情に、
 そして『甘え』という言葉に。>>151
 弟を叱ったときのことを幻視してしまい]


  ……オレになら甘えてもいいぞ。
  オレ甘えられんのは結構好きだし、
  切羽詰まった悩みも無いし。


[それは暗に、そういう願いを抱える人は
 追い詰められているだろう、甘えるのは考えものという話。
 甘えられて元気を出す人になら良いのかもしれない。

 それを言うと微笑んで手を伸ばした。小鳥遊の頭の上へ。
 それが自然とできるのは長身の小鳥遊を僅かに上回るから。
 拒まれなかったのなら筋張った広い掌が頭を撫でるし、
 嫌がるそぶりがあるなら触れずに手を引っ込める]
(160) 2022/10/19(Wed) 13:33:46

【人】 大木慎之介

[そして頭を撫でながらか、それとも手を引っ込めてからか。
 小さく息を吐いた]

 
  オレも本当は止めたいよ、
  そんな願いを抱いてる奴に気付いたらさ。

  けどさっきみたいなこと考えて諦めちまう。
  今やっと追い詰められてんの気付くような関係で
  オレに何ができるんだろう、
  何もできないんじゃないかってな。

  それでも一応、話聞いてみた人は2人いるけど……、
  どうする気かはわかんねぇや……。


[少しは何かの足しになった気はする。
 けれど、結末を変えるほどかはわからない。
 そんな話をして、小鳥遊の泣きそうな顔が収まる頃には
 笑顔で別れるだろう。「また明日な」と添えて]*
(161) 2022/10/19(Wed) 13:34:40

【人】 大木慎之介

─ Last day・午前中 ─

[誰かに声をかけたり、かけられたりしているうちに、
 2日目は過ぎ去った。

 その間、未國の姿を見た記憶がない。>>84

 昨日は3-Aに行く用事こそ無かったが、
 隣のクラスともなれば普通に過ごしているだけで
 姿を見たり声を聞いたりすることがある。

 どうしているのかと気にはなっても、
 大木自身も心労はいろいろとあり、
 昨夜は早くに眠りに落ちてしまった。

 1日目は賑やかだったグループメッセージも、
 2日目は静かで。
 今朝も未國の反応はなかった。>>138
 マメな反応をするイメージがあっただけに、
 そして状況が状況だけに、心配になるのは無理もない。

 仲間だと認識したからこそ、余計に気がかりだった。
 未國はあれから何か行動してみたのだろうかと]*
(162) 2022/10/19(Wed) 13:35:24
大木慎之介は、メモを貼った。
(a21) 2022/10/19(Wed) 13:40:34

【人】 大木慎之介

[昼休み。
 グループ宛にメッセージを送ったあと、
 未國からの返信に気づいた。

 一言だけの返信は同意の言葉にも見えるが、
 どういうわけか社交辞令のような印象を受ける。
 気軽にいろいろ言い合う仲の未國にしては、
 随分と覇気がないように思えた。

 写真が添えられているのも不思議だった。
 言外に何か伝えたいことが込められている気がして、
 真剣に写真を見つめた]
(182) 2022/10/19(Wed) 14:46:50

【人】 大木慎之介

[校内から撮った写真なのはわかる。
 だが校庭がこんな風に写る教室に心当たりは無い。
 心当たりがないからこそ、逆にピンと来た。
 一番大木に馴染みのない場所、保健室だと。>>0:564

 それ以外の部屋は皆それなりに馴染みがあったのだ。
 何かにつけて校内を回ることが多かったから。>>2:426

 そこに未國がいるのではないか。
 そんな気がして席を立つ。

 心配しすぎならそれでいい。笑い話になるだけだ。
 見当違いなら近くの部屋を探せばいい。
 何かあるんじゃないかと思いながら見過ごしたら
 絶対に後悔する。
 それよりも行動したかった。
 自分はそういう人間だと、大木はもう身に沁みていた]*
(183) 2022/10/19(Wed) 14:47:29

【人】 大木慎之介

─ Last day昼休み・保健室 ─


  未國、いるか?


[保健室の扉を開けるが早いか、声をかける。
 昼休みなら先生はいないんじゃないかと、
 敬語は使わなかった。
 いるのに気づいたらその後で挨拶すればいい。

 心配したせいか声は大きめ。
 校庭や廊下から喧騒があっても
 かき消されることはないだろう。
 やかましいかもしれないが]**
(184) 2022/10/19(Wed) 14:47:54
大木慎之介は、メモを貼った。
(a24) 2022/10/19(Wed) 14:49:05

【人】 大木慎之介

─ 回想:2nd day朝・中庭 白瀬と ─

[去り際に聞こえたドスの効いた声と、>>187
 呼び止める声。>>188

 足を止めて振り向いてみれば浴びせかけられる
 『嫌い』の言葉と、意地悪い笑み。>>189

 思わず浮かんだのは笑いだった。
 白瀬の思いはいくらか通じたのだろう、
 大木の意識には上らずとも]


  あっはははは! 生意気な1年!
  オレは結構白瀬のこと好きだぞ、
  優しいし律儀だし物怖じしないし。
  じゃあ元気でなー。


[この朝に感じた白瀬への思いを真正直に口にして、
 背を向けて肩越しに手を振る。

 そして今度こそ何を言われても足を止めることなく
 中庭を去った。背中に何か言われたなら
 聞こえる範囲で耳を傾けただろうけれど]
(195) 2022/10/19(Wed) 15:56:54

【人】 大木慎之介

[大木は実感しているのだ、
 大木の体躯や声量・肩書きなどに怖気付く者が多いのを。
 後輩なら尚更である。
 だから白瀬が不快感を堂々と表すのは
 初期から小気味良くはあった。

 申し訳なさのほうが強かったのは距離感の表れで、
 素直に気持ち良く思えてきたのは
 いくらか気心が知れたから。

 それをはっきりと言葉に出す気は無かったが、
 伝えたようなものかもしれない]*
(196) 2022/10/19(Wed) 15:57:16

【人】 大木慎之介

─ 昼休み・保健室 未國と ─

[動くカーテン、馴染みのある台詞。>>191
 無事未國を見つけられたことに安堵した。
 その微笑みに少し元気が無いような気はしたが、
 ひとまず追及はせずにおいた]


  あー、無縁だから逆にな。
  他のところは結構知ってるから。


[保健室の件には正直に答えた。>>192
 別に隠すことでもない]
(197) 2022/10/19(Wed) 15:58:36

【人】 大木慎之介

[ノートの件には笑って]


  いらねえよ、オレはちゃんと授業出てるし。
  未國こそ見せてやろうか?
  オレのノート理解できるならだけど。


[割とよくある軽口のやりとりだった。>>193

 大木のノートは省略が多い。
 大木にとっての常識は省かれている。
 なまじ成績が良いばかりに、>>0:33
 大木との成績差によっては難解であろう。
 それを雑と言えば、そうなのかもしれない。

 鈴掛のノートが丁寧そうなのは
 大木も同意するところだが、見たことはないのだった]
(198) 2022/10/19(Wed) 15:59:30

【人】 大木慎之介

[軽口を返しながらベッドに歩み寄り、
 近くの椅子に腰を下ろした。

 願い事の件を言われると、>>194
 微かにどきりと心臓が動く]


  ……そっか……、
  何かあったのか?


[大木の声は自然と潜められた……が、
 他人に比したら小声というほどでもないかもしれない。

 きっかけがあったのは想像に難くなかった。
 何せ願い事が無かった同士である。

 その内容にはやはり想像はつかなくて、
 今更ながらに未國との距離を感じるのだった]**
(199) 2022/10/19(Wed) 15:59:54
大木慎之介は、メモを貼った。
(a28) 2022/10/19(Wed) 16:02:30

【人】 大木慎之介

─ 保健室・未國と ─

[未國に語られる言葉を聞きながら、>>201
 2日前の未國の言葉を思い返していた。

 当時お互いに思っていたことと、
 今お互いに思っていることは真逆なんじゃないか、と。

 大木は無力さを感じても
 動かずにいられない自分に気付き、
 未國は動かずにいられなかったのが
 無力さに気付いたのだから。

 けれど更に続く言葉を聞けば、>>202
 思わず少し笑いが漏れた。

 未國を探して保健室を訪れたときの自分と、
 まるっきり同じことを考えている気がして>>183


  やっぱオレたち仲間なのかな。


[それで出てきたのは、そんな感想だった]
(204) 2022/10/19(Wed) 17:46:47