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人狼物語 三日月国


150 【R18G】偽曲『主よ、人の望みの喜びよ』【身内】

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視点:


フカワは、……『篝屋さん?』と、会議室で声を溢していたことだろう。
(a6) 2022/06/04(Sat) 0:33:08

フカワは、吐き気を催して会議室から出て行った。
(a23) 2022/06/05(Sun) 22:27:32

フカワは、そう遠くまで離れないから心配しなくても大丈夫。
(a24) 2022/06/05(Sun) 22:27:47

【人】 トラジディ フカワ


『須臾の光に 手を伸ばすなら
 身を焼く信徒 業火を抱き降り立つ
 神に背くことは 許されない』


(……また、知らない唄だ)

責める言葉よりかは幾分か心地よい声。
それを頼りに何度か息を吸って、吐いて、
こみあげてきたきた吐き気をどうにか喉奥に押し込む。

「……」

日に日に消耗している気がする。
こんな場所にいて、オレはあとどれだけ正気でいられるのか。
暗い気持ちを抱えて、顔を上げればそこには。

「……叶さん?」(>>8

何故か一人で行動をしている彼の姿があった。
(9) 2022/06/05(Sun) 23:10:36

【人】 トラジディ フカワ

>>10 叶

「気分が悪くなって……
 会議室を汚すのもどうかと、出てきたところで。

 ……あ、もう大丈夫です。
 歩いていたら、少し楽になりました」

白衣、と首を傾げたものの、
正直新たに装備を増やす人たちは、
もうすでに珍しくもなかったためなんとなく流す。

ちょっと不用意過ぎるかもしれない。

「……その、何度かメッセージを送りましたが、
 見て……頂けましたか?
 ただでさえ急に施設が危なくなって、心配で」

自分のスマホも出して、確認ついでに見る。

「会議室も……随分静かになってしまいましたし」
(11) 2022/06/05(Sun) 23:42:30
フカワは、カナイを案ずるようなメッセージをそちらの端末に送っているはず。
(a28) 2022/06/05(Sun) 23:43:04

フカワは、コゴマにそれとなく『叶さんと出くわしたので、できれば来てもらえたら』と、付近の目印と共に送っておいた。
(a29) 2022/06/05(Sun) 23:43:19

【人】 トラジディ フカワ

>>12 叶

「───……」

顔を顰めて深呼吸を挟む。
やはりまだ具合が悪いのか、それとも。

「味方が、いる」


辺りを見渡しては、もう一度向き直る。

「……忙しかったなら仕方がありません。
 ですが、緊急時ですので……どうかお気をつけて。

 私は、これから会議室に戻るところでしたが、
 そちらは……まだ何か用事とかありますか?
 よろしければ、ついていかせてもらえたら」
(14) 2022/06/06(Mon) 0:43:44

【人】 トラジディ フカワ

>>15 >>22 叶 古後

「……あ、古後さん……」

一人きりの足音に気づいて視線を向けたら、
メッセージで呼び出した相手が目に入って安堵。
喉から抜けるのは、なんだか疲弊、摩耗しているような声色だ。

「ええ、気分が優れなくて出たところに、
 偶然会って……ちょうど今、会議室に戻るところで。

 この状況では一人より二人、二人よりできれば三人、
 付近にいらっしゃればご一緒できれば、と。
 来ていただけたようで何よりです」

理由も理由だからパイプなんて持ってきてない。
どうにもまだ危機管理意識が足りてないなと、
内心でいつものように卑下しながら、其方へ近づく。

──古後が来た方とは真反対。
   何かが駆けるような足音も、近づいてきているような。
(23) 2022/06/06(Mon) 8:33:33

【人】 トラジディ フカワ


>>24 >>26 古後 叶

「知り合って間もない人たちが、
 最初から最後まで問題なく、スムーズになんて、
 それは土台無理な話じゃありませんか」

自分に対する言い訳でもあり、
二人に対する気遣いでもあり。
どことなく皮肉げに言ってのけて。

「……全て上手くいくんだったら、
 もとより、こんな事態にはなっていないはず──」

遠くの方を見つめて、ひりついた空気に気付かず。
腕を引かれてやっと「え?」だの呆けた声をあげる始末。

ようやく足音を認識したのか、
焦った様子でその長身の背後へと転がり込み──

『───────────!!!!』


息吐く間もなく
どろどろと崩れた人か獣か
が、
深和とそれを庇う形になった古後に向かって両手を振り上げ、
明確な殺意の下襲いかかってくる!
(27) 2022/06/06(Mon) 12:14:10

【人】 トラジディ フカワ

>>28 >>30 古後 叶

「古後さ───ッ!」

尻もちをついた体制から、
まるで夢か映画みたいな光景を低い視線から見ている。
目の前で血が弾け、骨が砕ける音までもがすぐそばで、
それを現実のものだと認識した時には、叶の方を向きかけて。

『─── またそうやって頼ってばかりなんですか?』
『まだ耳を塞いでいるつもりなんですか』

『貴方は無関係なんかじゃない』
『けれど責任と罪は、決して痛みばかりではない』


その奥に、微かな黄色い光を垣間見る。
言おうとしたことはその声のなかに搔き消えて、
次に視線を動かせば獣は深手を負いつつももう一度こちらへ襲い掛かろうとしている所だ。
何かを迷っている場合ではない。ないんだ。

「あ、あ、───……!」

自分が招いた結果を、
人に拭わせてばかりでは、
それこそ───やがて自分の首を絞めることになる。
(31) 2022/06/06(Mon) 19:42:17

【人】 トラジディ フカワ

>>28 >>30 古後 叶

「う、う゛ぅ、う〜〜〜〜ッ!!」

頭を抑えながら低く呻いて、
隈の濃い眼は力強く獣を睨み付ける。

どうして?何故?なんで?
相手にも、自分にも問いかけるような一片の迷い。
きっとその答えは全てが終わってからじゃないと分からない。

『さ
   わ 
るなああああああああああ゛ああああ゛!!!』


目を見開き、蹲り、唾液が零れる。
割れそうな頭を無理やり手で押さえつけるみたいに。

そうじゃないと、自分の能力の使い方に耐えられない。
脳に直接刻むような命令を聞いた獣は吠え苦しんで。

けれど勢いを止めず、がむしゃらな低い姿勢で正面、
会議室のある方向へと突っ込もうとしている───!!
(32) 2022/06/06(Mon) 19:58:01