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人狼物語 三日月国


203 三月うさぎの不思議なテーブル

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視点:


【人】 厨房担当 那岐

[神田にサーブを終えた後、店内をゆるりと見渡せば。
 片や紅茶や>>384、珈琲などが仕上げに運ばれてくる頃合い。>>386
 中には今から食事をと新たに扉を開く気配もある。>>381

 そちらには大咲が向かっているので任せるに限る。

 厨房担当とはいえ、時にフロアにも駆り出される身。
 無意識に客席のテーブルに目が行けば、
 空いた皿や、少なくなってきた水にも気づく。

 この店は、ランチタイムであっても回転率を優先して客を急かして追い出すようなことはしない。
 それは常連の人々なら知っていることだろう。>>370

 ふと目についた空いたグラスに。
 レモン入りのピッチャーを持って自然と足は向かっていた。]
(405) 2023/03/02(Thu) 20:40:41

【人】 厨房担当 那岐

[食べ終わった後も食休みをするように休む男性。>>370


  失礼します。


[短く断りを入れて、半分以下になったグラスに水を注ぎ足していく。
 できるだけ物音が立たないように、グラスをテーブルに返した後は、彼が平らげた皿を引いて。]


  煎茶なら、お代わりできますよ。
  ご入り用でしたらどうぞ。


[微笑みかけるでもないけれど、サービスの一つとして。
 受け取ってもらえたなら喜ばしい限り。*]
(406) 2023/03/02(Thu) 20:40:53
厨房担当 那岐は、メモを貼った。
(a64) 2023/03/02(Thu) 20:54:19

【人】 厨房担当 那岐

―― 告白事件の日 ――


[バスケットはお客様が必要とあらば、いつでも準備は出来ている。>>373
先の未来も、そして、栗栖が来ている時なら尚更のこと。
 デザートも飲み物も頼まない希少な客は、従業員の中では割と有名かもしれない。

 羽織ってきたコートをロッカーに入れて、
 先に働き出している同僚たちに遅れ、
 オハヨウゴザイマス。と業界の挨拶を口にしながら、
 手を洗うために袖をまくっていれば、扉についているドアベルが鳴った。
 それはもう、いつもよりも勢いよく。>>400


  いらっしゃいませ。


[厨房からの挨拶は、実は徹底されている。
 最高の料理とフランクな接客をモットーとする店だから。
 挨拶はわりとみんな真面目にしている方だろう。
 否、真面目云々以前の人柄が揃っているお陰で、教育しなくとも自然と下へ下へと繋がっているものの一つだ。]
(475) 2023/03/03(Fri) 0:00:10

【人】 厨房担当 那岐

[来客に目を向ければ、誰かを探している様子。
 それがまさか自身だとは思わず。
 ぱちりと互いに目が合ったところで、息を吸い込む姿に一瞬、目を奪われた。

 それからの、一声。>>401


  …………?


[一瞬、何を言われたのか分からずに首を傾げたが。
 同僚たちが彼の名を呼べば理解したかもしれない。

 『葉月さん』、さっきの告白の人だ。
 おそらく"された"側。

 何が誤解だったのかまでは察することは出来ないけれど。
 忘れてくださいというのなら、見られては不味いものだったのか。

 紺色のキャスケットのつばを手で抑えて、こくんと頷く。
 何やら必死の様子だったので。
 出来るだけ真摯に対応したつもり。]
(476) 2023/03/03(Fri) 0:00:45

【人】 厨房担当 那岐

[告白現場は夜半ともあり、姿形も不確かならば声の分別も出来ない程だった。葉月に直接言われなければ『誰か』と気づくことはなかっただろう。

 元より、普段からコンタクトレンズをする程視力が悪い。
 コンタクトをしていてさえも矯正された視力は人より落ちるぐらいなので。

 "言った"側が誤解なのかまでは分からないが。
 そちらの人物は誰かと知る由もなく。

 キャンディを手に取る『肉の人』に。]


  またのお越しを。


[と、その日はお見送りしただろう。
 何より、客の名前を覚えることの苦手な俺が、目出度くも葉月の名前を覚えることになったのはそれ以降の話。*]
(477) 2023/03/03(Fri) 0:01:54

【人】 厨房担当 那岐

―― ホール ――

[神田の反応は上々。>>403
 タルトを作ったのは主に黒原と速崎なので、味の方は彼女たちを称賛して欲しい。
 ホールの仕事は好んで行うわけではないけれど、こうして料理を運んだときの表情やリアクションを眼の前で見ることができるのは悪くない。
 彩りを加えたソースが神田の目に止まり、気分を高揚させられたなら礼を言うのはこちらのほう。>>404


  いえ、ごゆっくりどうぞ。


[『おめかし』と言う通りデコレーションされた皿。
 それを隣の知恵や大咲、速崎たちに見せていくのは、
 手取りを横取りしたような気分で少し気恥ずかしさもあり、言葉少なにその場を離れた。

 後は会話の上手な面々へバトンタッチだ。

 背後から聞こえてくる自身の名前が。>>422
 少しばかり擽ったかった。]
(484) 2023/03/03(Fri) 0:50:31

【人】 厨房担当 那岐

[彼女らと入れ替わりで、水を注したグラスは。
 溶けかけた氷もからりと、一緒にグラスに足された。

 お茶のお代わりを承りつつ、会話がデザートへ飛んでいく。>>404
 デザートを食べられない仕事とは。
 腹が満たされれば眠くなる仕事、だろうか。

 あまりホールに出ないせいで常連の名前や
 プライベートも知ることもなく、深入りすることもない。]


  今度は是非、デザートもどうぞ。


[社交辞令のように言葉を拾うが、デザートまで口にして欲しいのは本心。同僚が腕を奮ったものだから。]
(485) 2023/03/03(Fri) 0:50:40

【人】 厨房担当 那岐

[空き皿とお茶のおかわりの為に一度カップを下げていく。

 それにしても。
 彼の声はどこかで聞いたような声だな。
 と、思ったのはどうしてか。耳が記憶していたか。
 ラジオの主とは未だ気づかないまま。

 厨房へ戻る際に見えた神田からのサムズアップに微かに笑みを零して、また帽子のつばをきゅっと下げる。>>452
 そちらへも軽く立ち寄って知恵のオーダーも聞いておく。>>426

 厨房へ戻れば、店長である杏が腕を奮っていた。>>435

  
  ……いい香り、すね。

  知恵からオーダー。
  チーズケーキ『知恵スペシャル』


[漂うチーズとベーコンの香りにそう零し。
 さて、そのオーダーは通ったかどうか。
 手の空いているものが居なければお茶を届けた後に準備するつもり。]
(486) 2023/03/03(Fri) 0:51:17

【人】 厨房担当 那岐

[煎茶の温度は80度。
 夏なら70度にするが今はまだ春先だから温もりを優先する。
 香り立つ煎った茶は、この店の密かな評判である紅茶にも負けずとも劣らない。

 カップに注いだ煎茶を手に男性客の元へ戻ってみれば、
 何やら手招きがついてきた。>>457
 少し身を屈めて耳を傾ける。

 彼が指し示したのは、新規のお客様で。>>451
 やってみたかったとは、はて。
 乗っかる、以前に意図が掴めずに男性の近くで目を覗く。

 察したのか続けて囁く声は。
 やはりどこかで聞いたような気がした。

 落ち着いた声とは裏腹の悪戯心の加えた提案に。
 ゆっくりと身体を起こしていく。]


  ふ、……まあ、構いませんけど。


[実行する前から、妙に楽しそうな様子に。
 少し、つられて笑ったか。
 それは了承と取るには十分だっただろう。*]
(487) 2023/03/03(Fri) 0:51:39

【人】 厨房担当 那岐

[ああ、でも一応。
 悪戯っ子の親切さんには名前を聞いておこうか。]


  手伝う代わりに、名前をお伺いしても?


[もし、届け先に聞かれたときには。答えようか。*]
(489) 2023/03/03(Fri) 0:59:43