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人狼物語 三日月国


104 【R18G】異能遣い達の体育祭前!【身内】

情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:

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【人】 保健委員 白入 熊

「平和がいいね〜」

ポータルが実家の北極と繋がっていたので
校庭の日陰に小さめの流氷を飾っている。
頑張ってアザラシぽい形にしようと削った。

出来栄え:80
(18) 2021/11/04(Thu) 23:09:23
白入 熊は、かわいいアザラシができて満足。
(a8) 2021/11/04(Thu) 23:09:57

【人】 何処にでも居る 鏡沼 創

>>+10 笹原
「あー……こりゃまた面白い事になっちまってますねぇ」

何処にでも居る男は、それこそ何処にでも居るので。
何処に通じているかもわからない、開いたままの扉を
実に悠々と潜って行こうとして、消えた。

そして即座に、少し離れた場所に現れた。
まるで、残機製のゲームの如き挙動である。

「……そうじゃねぇかと思ってましたが、これ僕が通るには
 一人じゃ出来ねぇですねぇ」
(19) 2021/11/04(Thu) 23:11:39

【人】 綴り手 柏倉陸玖

>>17 鏡沼
「ああ……どうも、鏡沼君。
 いえまあ、これだけ騒ぎが続きますと、ね。」

流石に、と苦笑していつも通りを取り繕う。
取り繕っているのは、きっとお互い様。
であればお互い、上辺のその下はわかり切っているのだろう。

「そちらも晴れ晴れ、とは行かないようですが。
 本当に無理してません?」

上級生は頼るものですよ、なんてまた一つ苦笑い。
(20) 2021/11/04(Thu) 23:12:41

【人】 鏡沼 創

>>+12 静
あなたの、泡が上る足に視線を落とす。

「…………それ、痛かったりはしねぇんです?
 逆に、感覚がねぇですって事は?」

表情こそ貼り付けた様な笑みだが。
纏う空気は、何処か重い。

人魚から、海を奪った者が居る。
その事実が、重く圧し掛かる。
この人魚が、今以上を求める筈も無いと知っているからこそ。

騙し討ちしか有り得ない。
(21) 2021/11/04(Thu) 23:26:05

【人】 何処にでも居る 鏡沼 創

>>20 柏倉先輩
「ええ。もう何が無理で無理じゃねぇか、わっかんねぇですよ」

それは本音の欠片か。
そもそも、この男に本音なんて在ったのか。

「早く終わってくれやがりませんかねぇ、こんな状況。
 でねぇと、僕も何しちまうかわかんねぇですよ」

声の調子は、いつもの軽口だ。
内容が少し、不穏なだけ。
(22) 2021/11/04(Thu) 23:31:36

【人】 楢崎大地

「…………」

深々と息を吐き

「嫌な予感だけする」
(23) 2021/11/04(Thu) 23:33:43

【人】 鏡沼 創

>>+15 静
「大事ねぇってんなら、構わねぇんですが」

────何が?

「……なら、取り敢えず髪でも乾かしてどっか行きましょうか?
 今、僕すげぇドライヤーしてぇ気分でやがりますんで。
 させてもらって構わねぇです?」
(24) 2021/11/04(Thu) 23:46:35

【人】 綴り手 柏倉陸玖

>>22 鏡沼
「ははは。本当に」

その一瞬だけ。
調子はそのままに、言葉に胸中を滲ませるあなたとは反対に。
この副会長は、言っている事こそいつも通りだけれど
その声色は随分とうんざりしたようなものだった。

「ねえ、鏡沼君。
 今に始まった話ではなく、きっと君は無理をしていますよ。
 随分慣れてしまって、それが無理なのだとわからないだけで」

それも束の間、いつも通り穏やかにそう切り出す。

「きっと君が必要と判断してそうしている事でしょうから。
 それを咎めるつもりは、俺にはありませんが。
 それでも、少しでも"上手くやる"為には。
 利用できるものは利用すべきと思いませんか?」

「放送室での一件もそう。
 後からでも、きちんと俺に話を通しておいてくだされば
 普川に便宜を図るくらいはしましたのに。」

根掘り葉掘り事情聴取を受けたかったのなら、話は別ですが。
一度言葉をそう締め括って、また一つ苦笑した。
(25) 2021/11/04(Thu) 23:47:21

【人】 何処にでも居る 鏡沼 創

>>25 柏倉先輩
「利用できるもの……でやがりますか。
 まるで、ご自分がそうみてぇな事言うじゃねぇですか」

いつも通りに、鏡沼は微笑んで────
否。
これは、無表情だ。
微笑みの形の無表情。

「根掘り葉掘り聴取を受けてぇだなんて、そんな気持ちは
 とんとねぇですよ。ただ、そうでやがりますねぇ」

   ▼
(26) 2021/11/05(Fri) 0:05:34

【人】 何処にでも居る 鏡沼 創

>>25 柏倉先輩
「利用って、信頼は兎も角、信用は置ける間柄でねぇと
 成立しねぇと思いやがりません?
 頼った先に引っ繰り返されんのも、利用しようとした先に
 寝首掻かれんのも、僕は
真っ平御免でやがりますよ


其処に在るのは、猜疑心と怒りだ。
陥れられるモンならやってみやがれ
と言わんばかりの敵愾心。

「何かに、誰かに頼りゃ“上手くやれる”だなんて、
 随分とまあ胡散臭せぇ話じゃねぇですか。
 世の中、そんなに甘めぇ訳ねぇでしょうが」
(27) 2021/11/05(Fri) 0:06:27
鏡沼 創は、誰の事も信用しない。
(a9) 2021/11/05(Fri) 0:07:56

御旗栄悠は、全てを余所に、今日もグラウンドを走る。
(a10) 2021/11/05(Fri) 0:22:13

御旗栄悠は、グラウンドを走る脚はやがて壁を走って。
(a11) 2021/11/05(Fri) 0:28:18

御旗栄悠は、前とは逆に、フェンスを乗り越えて屋上に登った。
(a12) 2021/11/05(Fri) 0:28:50

【人】 鏡沼 創

>>+17 静
「………………。」

物足りなさそうなあなたを見つめる表情は、いつも通りだ。
表面上は。


更衣室へ着けば、宣言通りにあなたの髪を乾かし始めるだろう。
昨夜は問題無かった。
今朝別れるまで、同じ物しか飲み食いしてない。
なら。
これ以上、何かを問う必要も無い。
あなたに、騙されたのだという事実を突き付ける気も。

誰がやったかなんて、もうどうでもいい。
(28) 2021/11/05(Fri) 0:31:13

【人】 勝利への渇望 御旗栄悠


「もう、ちょっと真面目な普通の生徒、
 なんて評価も無縁になっちゃうかな」

そも、シオン某の家に伺ったり、
薬の件に深く、深く関わっていたり、
学校を縦横無尽に動ける異能だったり、

そういう色々隠してたことが明るみになったら、
みんなの見る目も変わっていくんだろう。

体育祭までは、きっと大人や先輩たちが根回しする。
(シオン関連に関しちゃ別問題だけど。)

その日に何かが変わるか、って言われたら。
でもまあ、特に大きく変わりはしない気がする。
(29) 2021/11/05(Fri) 0:37:54

【人】 綴り手 柏倉陸玖

>>26 >>27 鏡沼
「おや、信用されていませんでした?
 ちょっとショックです。
 これでも日頃の行いは良い方と自負していますのに」

とはいえこれも偏に俺の不徳の致す所でしょうか、なんて。
眉尻を下げてそう呟いた。
柏倉は、その敵愾心を物ともしない。

「そうは言っても、それはそれ、これはこれ。
 ええ、頭から信用して掛からないのは賢明な事ですよ。
 俺だって、君に隠し事が無いわけじゃない」

そんな猜疑心を煽りかねない事を一つさらりと言って。
実際の所、柏倉の隠し事なんて幾らでもある。
それはたとえば、異能の事だとか。

「信用していないからこそ、ただ利用すればよろしい。
 もしも何かが、君の信用、信頼、期待に付け入って。
 全て引っ繰り返そうとするなら、寝首を掻こうとするなら。
 
その悪意さえも利用し返してやるという気概を持ちなさい。


「現実は実に残酷で、世の中は決して甘くない。
 何かに期待する事すら億劫になる事もありましょう。

 それでも俺達は、たった一人で全てを為せるほど
 時には気に食わないものでも、頼らずには居られないほど。
 決して強くはないのですよ。ええ、忌々しい事に。」
(30) 2021/11/05(Fri) 0:39:37
楢崎大地は、机に突っ伏してだらだらしている
(a13) 2021/11/05(Fri) 0:40:43

【人】 勝利への渇望 御旗栄悠


牛丸後輩は変わらず俺に無条件の憧憬をくれるし、
市川後輩は変わらず俺の考えに一番似た答えを出すし、
健人先輩は……変わらず待っていてくれるだろうし。

それに、この件があったからこそ仲良くなれた人も多くて。
仲間たちも、あっちの仲間たちだってそう。
それは確かにこの騒ぎが残してくれたもので。

でも別に、それらは人生が変わるほどでもなくて。できた縁も多分、力を与えてくれるなんてかっこいいものではなくて。

きっと俺はどこまでも凡才で、輝くようにはなれなくて。

(───ま。それでも)

スポットライトを独り占めする主役にはなれないけど。
群像劇でスポットをちょっと当てられる名脇役くらいなら。
まあ、なれるんじゃないかって気がした。

「加担した報酬は……
 ”加担しなかったことに”、にでもしよっかな」

体育祭の後も日々は続いていく。
勿論全力で、勝ちに行くつもりではあるけれど。

何も成果を出せなかったときのことを、必要以上に恐れる必要も別にないな。そう思った。
(31) 2021/11/05(Fri) 0:52:07
御旗栄悠は、かっこつけて屋上に登ったけど特にすることもない。部室まで降りなきゃ。
(a14) 2021/11/05(Fri) 0:52:50

若井匠海は、一瞬だけ窓に昔の光景が映った気がした。見ない振り。見ない振り。
(a15) 2021/11/05(Fri) 0:53:47

【人】 何処にでも居る 鏡沼 創

>>30 柏倉先輩
「柏倉先輩の行いがどうって訳じゃねぇですから、そこは
 安心しやがってください。
 僕の中には、最初から信用もクソも何も在りゃしなかったって
 だけの話でやがりますんで」

“鏡沼創”は、何にでもなれる。
何にでもなれるから、何者でもない。
或いは、あなたは“鏡沼創”に『こうなって欲しかった』のかも
知れない。
今の“鏡沼創”は、
あなたが言った通りの存在
だ。

「…………たった一人? 面白い事言いやがりますね。
 こんなに大勢居る“僕”に言う事じゃねぇでしょうに」

いつの間にか、あなたの目の前には
ざっと数十人の

“鏡沼創”が居た。

綺麗に整列している訳でもない。
よく見れば、各々が少しずつ異なる身体的特徴を持っていたり
別人にしか見えないほどに掛け離れた個体も居る。
現実には在り得ない、人の形さえしてないものまで。
けれど、
それら全てが“鏡沼創”だとわかってしまう
だろう。

「……ああ、でも。本当に僕以外誰も居なくなっちまったら
 僕の異能ほど無意味なものもねぇですね」

そんな言葉と共に、他の鏡沼創は一斉に姿を消す。
────さて、此処に居る“鏡沼創”は『本物』だろうか。
(32) 2021/11/05(Fri) 1:08:36
若井匠海は、人生を謳歌している!
(a16) 2021/11/05(Fri) 1:24:27

【人】 鏡沼 創

>>+19 静
「大丈夫でやがりますよ。僕がやっちまいますんで」

────何を?

ドライヤーを手に取り、あなたの髪を乾かしていく。
その手付きに迷いは無い。
自分は決して、優しくはないだろうけれど。
それでも、
受けたものをそのまま返す
くらいは出来るから。
(33) 2021/11/05(Fri) 1:27:31

【人】 綴り手 柏倉陸玖

>>32 鏡沼
「ははは。いよいよ俺の周りは同類ばかりらしい」

とはいえ決して他者を信用していないわけではない。
基本的に、人の言う事は信じる方だ。
それはそれとして、常に不測の事態に備える事を選びはする。
柏倉陸玖は、いつだって他者に期待しないだけ。

だから他者に対して『こうなって欲しい』などと思う事は無い。
ただ在るが儘に、在りたいように在れば良いと思っている。
自分に誰かの在り方を変えられるような力は無い。

「たとえお前がどれだけ殆ど無数に遍在できるとしても。
 それらには、必ず集約される先である『鏡沼創』がある。
 身体は増えても、精神は一つだけ。違います?」
(34) 2021/11/05(Fri) 1:50:26

【人】 鏡沼 創

>>+20 静
「お褒め頂いて光栄でやがりますよっと」

綺麗に乾かし終えて。

「僕も普段、此処まで早く登校しやがらねぇですからねぇ。
 どっか適当に散歩でもしちまいます?
 静は、授業サボったりする訳にいかねぇでしょうから
 あんま遠くには行けねぇですが」

規則正しく、家と学校を車で往復するあなただ。
近場であっても、それなりの冒険にはなるだろう。
(35) 2021/11/05(Fri) 1:51:01

【人】 綴り手 柏倉陸玖

>>32 鏡沼
「仮にそうだと仮定するなら、『鏡沼創』は一人だけだ。
 枝は分かれても、その幹は一つ。
 その上、枝の伸びるその先に関しては
 どうせ"観測"されていなければ干渉できないんだろう。

 その異能は結局の所、何もかも。
 
他者の認識に依存したもの
なんじゃないか?」

姿を現し、そして消える『鏡沼創』を見て、そう結論付けた。

柏倉陸玖の両親は、異能の研究を手掛けている。
そして異能戦闘で勝つ為に、ままならない自身の異能と
それより余程戦闘に向いた他者の異能との差を埋める為に。
自らあらゆる異能と向き合い、分析を続けた。

あなたはこれまでで、もう十分に手の内を明かしてくれた。
今はまだ、その全てを見抜けたわけではなくとも。
柏倉は、見せ掛けに惑わされてくれるほど優しくはない。

それはそれとして。
残ったものが、真実『本物』であるかどうかは関係無い。
今相対しているものもまた、確かに『鏡沼創』なのだと。
そう認識し、そして定義しているのだから。
(36) 2021/11/05(Fri) 1:51:36
柏倉陸玖は、他者に期待しようとしない。期待させたがる馬鹿は居るが。
(a17) 2021/11/05(Fri) 1:51:48

柏倉陸玖は、在るが儘と向き合い続ける。いつだって。
(a18) 2021/11/05(Fri) 1:51:57

【人】 何処にでも居る 鏡沼 創

>>34 >>36 柏倉先輩
「流石でやがりますねぇ。大正解でやがりますよ。
 誰かさんと違って、別に隠してた心算もねぇですがね。
 だって、垂れ流しじゃねぇですか。僕の異能なんて」

パラパラと、疎らな拍手を送る。
もっと大人数で盛大に鳴らしましょうか?なんて嘯きながら。

「ただ、精神が一つかどうかっていうのは微妙なトコですねぇ。
 確かに“鏡沼創”の情報は全部『本物』とでも言うべき
 僕にフィードバックされちまいますが。
 “生徒会会計の鏡沼創”も“風紀委員の鏡沼創”も
 それ以外の“鏡沼創”も居やがりますからねぇ。
 今みたいに、こっちから弄る事も出来ちまいますが
 基本的に僕は、相手の認識に沿わせちまってるんで」

あなたの推測は的を射ている。鏡沼創の異能は
『脳に干渉し“鏡沼創”という存在の認識を書き換える』
だ。
五感全てに干渉出来る為、例え其処に居なくとも
触れた感覚さえ再現出来る。
ただ、干渉出来るのはあくまで“脳”だ。
あなたなら恐らく、鏡沼が学園側からGPSの携帯を義務付け
られている事も知っているだろう。
(37) 2021/11/05(Fri) 2:25:37

【人】 鏡沼 創

>>+21 静
「そんじゃ、決まりでやがりますねぇ。
 コンビニは行った事あんなら、其処以外にしちまいましょう」

とは言え、特に目的地がある訳でもない。
気が向くまま、足が向くまま。
他愛無い話をしながら学園周辺を適当に回れば、すぐに
時間は過ぎるだろう。
あなたを、授業に間に合う様にクラスまで送って。

「……放課後、何かしてぇ事ありやがります?」

そう訊いた。
水泳に費やしていた時間が空いてしまうだろうと思ったから。
(38) 2021/11/05(Fri) 2:34:22

【人】 鏡沼 創

>>+22 静
「そりゃ何よりでやがりますよ。
 じゃ、また連絡お願げぇしますね。いつでも構わねぇんで」

さて、一体何が送られてくるのだろうか。
心待ちにしつつ別れを告げ、鏡沼もまた教室へと向かうだろう。
(39) 2021/11/05(Fri) 2:46:41

【人】 綴り手 柏倉陸玖

>>37 鏡沼
「可愛い後輩からのお褒めの言葉は一つで十分ですよ。
 隠すつもりがあるか否かと、隠せるか否かは別の問題ですが。
 俺の異能は幸い、隠し通す事もできなくはない。
 であればこんな異能、隠す事こそ義務と思いますけどね」

こんな異能、という言葉が指すのは自身の異能。
その性質は、随分と物騒なもので。
であれば誰にも知られぬよう葬り去るのが賢明というものだ。

「人間、誰しもTPOに応じた側面があるもので。
 "自分"が複数あるのは何もお前に限った話じゃないだろうよ。
 問題は、その場合それら複数を並行して行える事。
 その負荷でそれらの統合される先が潰れれば御破算だ。」

或いは、他の『鏡沼創』が新たに成り代わるのかもしれないが。
そうだとしても、『本体』にあたる統合先が
高負荷に陥れば、何処かで機能不全を起こしかねないわけで。

「だからその負荷を分散できる先をよそに作れ、と。
 その為に利用できるものは利用しなさいと。
 お節介な副会長はそう言っているんですが。
 大層器用で、そしてお強くいらっしゃる後輩さんには
 どうにもご理解頂けない理屈でしょうかね?」
(40) 2021/11/05(Fri) 3:00:50
普川 尚久は、落ちていたサッカーボールを見かけて、
(a19) 2021/11/05(Fri) 3:01:17

普川 尚久は、でも、“蹴れなかった”。あの日から、そして今も。
(a20) 2021/11/05(Fri) 3:01:55

【人】 何処にでも居る 鏡沼 創

>>40 柏倉先輩
「隠すのが義務でやがるなんて、随分ととんでもねぇ代物
 みてぇですね?
 少なくとも、ただ『傷を塞ぐ』なんて異能じゃねぇでしょう。
 分子間力でも弄れちまいます? 当てずっぽうでやがりますが」

「あー、普川先輩にも似た様な事言われちまいましたねぇ。
 僕にとっちゃ生まれつきなんで、普通の状態ってのが
 よくわかんねぇですが……、……。」

鏡沼の異能は『“鏡沼創”を知る人間』にしか効果が無い。
逆に言えば『“鏡沼創”を知る人間』には効果が出てしまう。
常に垂れ流しに等しい状態なのだから。
そしてその人数は、右肩上がりで増えていく。
幾ら鏡沼が、ある種神がかり的な処理能力を持っているとは
言え、
いつかは限界が訪れる。

その事に、鏡沼自身は気付いていなかった。
今、あなたに指摘されるまで。
明日も今日と同じ様に捌けると、当たり前の様に思っていた。

「──……仮にそうだとして、こんなのどう分散しろって
 言いやがるんですかねぇ?
 僕にメモリでも増設してくれちまうんです?」
(41) 2021/11/05(Fri) 3:36:27
若井匠海は、クラスメイトも居ないし、殿畑も居ないし、昼メンは数人減っていたが、暢気していた
(a21) 2021/11/05(Fri) 4:34:59

普川 尚久は、他者に期待しようとしない。期待しても互いに不幸になるから。
(a22) 2021/11/05(Fri) 4:45:45

普川 尚久は、ただ一人、例外がいたから。しようとしない馬鹿に期待を望む。
(a23) 2021/11/05(Fri) 4:46:14

普川 尚久は、望んだら叶えてくれるのをもう知っている。
(a24) 2021/11/05(Fri) 4:46:18

若井匠海は、安定の平常の大仰の通常運転だ。身振り手振りは嫌ほど大きい。
(a25) 2021/11/05(Fri) 4:57:46

【人】 綴り手 柏倉陸玖

>>41 鏡沼
「ははは。そんな大層なものならどれだけ良かったか」

決して、『傷を塞ぐ』だけではない事は否定しない。
それでも事実、そんな大層なものではないのだ。

「まあ、俺だけ教えて頂くのもフェアではないという事で。
 特別にお教え致しましょう。内緒ですよ?」

隠されるものには、隠されるだけの理由がある。
あなたはきっと、それがわからない人間ではないだろう。

そう考えて、一度声を潜めて囁いた。
(42) 2021/11/05(Fri) 5:03:45

【人】 綴り手 柏倉陸玖

>>41 鏡沼

「…それはさておき。
 そうですねぇ、一度それに慣れてしまえば…
 というより。君にとっては生まれつきそうであって
 その状態が"普通"なのでしょうけど」

それでも、異能抑制剤を使用してはいるのだから。
一般的に言う所の、『普通の状態』というものに
何も全く想像が及ばないという事もないのではないだろうか。
そんな詮無い事を思う。

「これまでその努力をしていなかった、とは思いませんが。
 根本的な解決を図るなら、制御を試みるしか無いのでは?
 自分に合った薬を探す、でも良いとは思いますが。
 あちこち首を突っ込むな、と言われてそうできるほど
 君は決して薄情者ではないようですし。」

何れにせよ、今一度、改めて制御の方法を模索するのであれば。
その為に適切な道を提示する事はできる。
何せ柏倉の家はそういう家系だ。

「それから、これは場当たり的な処置ではありますが。
 あちらこちらで抱えた問題を相談して頂けるのであれば。
 勿論、俺はいつだって力になりますけども。
 それもまた、ある程度は分散先の一つになりますでしょう?」

「つまり、結局の所。
 もう少し人を頼る事を覚えなさい、という事ですよ。」
(43) 2021/11/05(Fri) 5:05:10
若井匠海は、自分の世界に殉じたい。
(a26) 2021/11/05(Fri) 5:34:49

若井匠海は、「だからPresent for You !グットラックをおすそ分け❤」
(a27) 2021/11/05(Fri) 5:37:04

【人】 何処にでも居る 鏡沼 創

>>42 柏倉先輩
あなたの異能を聞いて、鏡沼は何を思ったかくつくつと笑った。
その顔からは、さっきまでの剣呑な雰囲気が消えている。

「……変なトコ似てやがるから、ビックリしちまいましたよ。
 仕方ねぇですね。じゃあ、僕の異能もオマケでちょい情報
 追加しちまいますね」

まあ別に、隠してる情報って訳でもねぇんですが。
そう、あなたへと耳打ちする。
(44) 2021/11/05(Fri) 6:17:56

【人】 何処にでも居る 鏡沼 創

>>43 柏倉先輩
実際、鏡沼も事情聴取時には、異能抑制剤を飲んでいる時の
『いやに静かで落ち着ける感覚』がそれではないかという旨の
発言はしている。『普通』の感覚が逆なのだ。

「自分が、力加減ド下手糞野郎だって自覚はありやがるん
 ですがねぇ。気軽に練習出来るモンでもねぇですし」

「薬を常用すんのは、今まで考えた事ねぇパターンで
 やがりますね。ただ『新薬』ってのは御免被りてぇです。
 唯でさえ手に余ってんで、強化とか変質は要らねぇですよ」

あなたの様に、何かしらのコネや伝手がある訳でもない。
鏡沼が普段使っている異能抑制剤は、メジャーな市販品だ。

「人を頼る事をでやがりますか。 ……ま、考えときます。
 そう言われて、今すぐ頼ろうってならねぇ程度には
 スレちまってるみてぇなんですよねぇ、僕」

他人に頼ろうとはあまり思えなかったし、自分に出来る範囲が
広すぎたというのもある。
鏡沼創は、正しく“天才”だ。


他者の認識の中に居る“自分”を全て知ってしまう異能を
持つが故に、人間の汚い部分はかなり見てしまっている。
其処に“鏡沼創”が混ざったなら、醜悪な妄想さえも
自身にフィードバックされてしまうのだから。

けれど、この男はそれでも人が嫌いになっていないのだから。
あなたの言葉に頷ける日も、いずれ来るだろう。
(45) 2021/11/05(Fri) 6:21:43
御旗栄悠は、期待されるのが嫌いだ。
(a28) 2021/11/05(Fri) 13:35:31

御旗栄悠は、期待しない人たちのことが好きだ。
(a29) 2021/11/05(Fri) 13:35:40

御旗栄悠は、期待なしに人々を肯定する。
(a30) 2021/11/05(Fri) 13:36:00

楢崎大地は、穏やかにおやつを食べている
(a31) 2021/11/05(Fri) 14:34:56

若井匠海は、全くの空想上の物を作ろうとし、"失敗"した。
(a32) 2021/11/05(Fri) 14:56:45

若井匠海は、目の前にある物の再現が一番得意らしい。
(a33) 2021/11/05(Fri) 14:58:43

若井匠海は、ふらっと自習中の教室に戻ってきて早速イヤホンをつけた。
(a34) 2021/11/05(Fri) 16:54:45

【人】 鼓動を鳴らせ! 若井匠海

「サボったツケの額、458円。」
これは授業抜けの口止め料として小分け袋菓子を買う男
(46) 2021/11/05(Fri) 17:27:57
鏡沼 創は、冬休み中は一人になるかもしれない。
(a35) 2021/11/05(Fri) 17:48:56

【人】 何処にでも居る 鏡沼 創

>>+24 神谷
あなたが言う所の『余裕で体突っ込むやつら』の一人であり
一際おかしな挙動(>>19)を見せた男は、ふと振り返った。

「一体、何をそんなに悩んじまってるんです?
 この騒ぎを解決してぇって訳でもなさそうでやがりますが」

あなたに対して怒りを表さないのは、既に薬を服用した後だと
知っているからこそだ。
後悔し、自分に助けを求めて来たあなたは、犯人たりえない。
だからこそ鏡沼は、あなたに対していつも通りだ。
(47) 2021/11/05(Fri) 17:59:12