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【恋】 プラチナ[言われるがままに少し道なりに歩き、 ほどなくして小さな小屋にたどり着いた。 ギィ...と音を立てて木製のドアを開ければ 中には一対のカウンターと椅子。 まさかそれがテレベルムだなんて思わずに どこか姿のぼやけた黒髪の職員の前に座る。] すまん、トイレの許可証?を 貰いに来たんだが... [そう言えば彼は一枚の紙と共にペンを差し出してくれる。 名前、年齢、性別...はいいとして、] (?130) 2024/02/09(Fri) 9:18:44 |
【恋】 プラチナ(せ、性器のサイズに排尿量!? そんなことまで聞かれるのか、面倒くさいな) [自分の排尿量なんていちいち把握していない。 困惑したように眉を下げ、頭をかく。 設問自体を疑問に思わず、素直に従ってしまうのは夢特有の曖昧な思考故だろう] (尿量まあ...300...400くらいか...? 平均が確かそんなもんだったような... 1日の排尿回数は6回くらい...) [きちんと計測ことはないが 平均からそこまで外れることはないだろう、と 適当に記入していき、途中で手を止める。] (?131) 2024/02/09(Fri) 9:20:22 |
【恋】 プラチナ...な、なあ、この...性器の転写って... どうすればいいんだ ついでにサイズも計らせてくれ [おずおずと目の前の男に尋ねる。 何か専用の計測具でもあるのだろうか。 初対面の相手の前で性器を撮られるのは さすがに恥ずかしいが トイレを使わせて貰うためには致し方ない。**] (?132) 2024/02/09(Fri) 9:24:15 |
【恋】 プラチナあ…ああ…… [どうやら転写は彼の方で行ってくれるようだ。 なんでこんなことに……と思いながら 下着ごとズボンを膝まで脱ぎ、 まずは渡された定規を手にする。 定規の目盛りは9センチほど。 通常時のサイズだから 勃起すればもっと大きくはなるだろうが 特に指定もなかったのでこれでいいのだろう。 さすがに見知らぬ男の前で 局部を丸出しにしているのは落ち着かない。 落ち着かない仕草で顔を赤らめつつ、指定された場所に立って 彼が転写してくれるのを待ち。] (?136) 2024/02/09(Fri) 13:12:28 |
【恋】 プラチナなっ……きょ、今日?ええと……よ、4回程…? そ、その、するつもりなのは …小の方……だが…… [記入したらそれで終わりかと思ったが、質問はなおも続くらしい。 排泄回数を問われ、朝から一回…二回…と指折り数え ん?今ってそもそも何時だ…?なんて疑問も浮かんだが あまり深く気にすることは無く答え続け。] はっ、はぁっ!? そんなことまで聞かれるのか!? [が、流石に性行為について問われれば 更に顔を赤らめて狼狽した。 よくよく確認すれば紙裏にそんな項目がある。] (?137) 2024/02/09(Fri) 13:13:13 |
【恋】 プラチナ(トイレの中での性行為…… ううん……最近は…あまりないけれど……) [テレベルムと結ばれる前は 専ら自慰をする場所と言えばトイレで、 性欲盛んな時期に一つ屋根の下で暮らしていた影響もあり それこそ2.3日おきに、一度に何発もするのが常だった。 彼と身体を重ねるようになってからは そんな必要もないのでめっきり回数は減ったけれど。 テレベルムがその気になった時に トイレでセックスしたことはあったが 自慰に比べれば頻度は少ないだろう。 テレベルムが転写を終えたなら 欄に、「性行為:月に1.2回 自慰:週に1.2回」と記入して。] ……こ、これでいいのか……? [ひとまず紙を差し出してみるが。**] (?138) 2024/02/09(Fri) 13:22:36 |
【恋】 プラチナ[紙を提出し、職員がそれに目を通す。 自身の赤裸々な情報を読まれているというのは やはり何となく気まずいものがあり、 どうにも落ち着かない心地でいた。] あ... ああ... [この排尿回数は実際の本日のプラチナのものだが トイレに行かないまま普段より早く床についた為、 本来なら済ませている分の おしっこも出来ていなかった。 加えてたっぷり飲んだハーブティーが 今もどんどんと膀胱に注ぎ込まれているわけで。 意識すると下腹部が ぽっこり膨らんでいる気がして もじもじと太腿を擦り合わせながら 検分するような男の視線に耐える。] (?145) 2024/02/09(Fri) 15:52:07 |
【恋】 プラチナ[そうしているうちに転写が終わったらしく 男が何やら紙を記入用紙に張り付ける。 自分の性器が紙に写し出されているというのは なんともいえない気持ちになったが... 取り敢えずこれでトイレに行けるはず、と 少し胸を撫で下ろした。...のも束の間] えっ、あっ?? な、なにを触って...!! [おもむろに急所を掴まれ、 さすがにぎょっとして腰を引いた。 すぐに手は離されたけれど、 代わりに告げられたのはあまり嬉しくない報せで] (?146) 2024/02/09(Fri) 15:53:34 |
【恋】 プラチナえ......、な... そ、そんな... [すぐに訪れるかと思ったトイレタイムに 暗雲が立ち込め、表情を曇らせた。 下腹部を指先で辿られ、ぶるりと腰が震える。] (た、確かに...いつもより たくさん溜まっている気がする...が... 200mlしかしてはいけないなんて...) そ、その、もっと排尿可能量の多い トイレはないんだろうか... [問うてはみたが返答はどうだったか。 どのみち気の毒に思ったらしい職員が 無事に許可証は発行してくれたが プラチナの表情は晴れない。] (?147) 2024/02/09(Fri) 15:54:21 |
【恋】 プラチナ(いや、でも、まあ... 排尿制限を超えても...少しずつ出して流せば 問題なく使えるということ...だよな...?) [いちいち面倒ではあるし なんともすっきりとしない排尿になりそうだが、 不可能ではなさそうだし、この際仕方がない。 そう思いながら小屋を出ようとしたが その前に男が声をかけてきて] え... う...... わ、わかったよ...... [このまますぐにトイレに向かえばいいと思っていたが まだ必要なものがあるらしかった。 仕方なく頷き、今度こそ小屋を出て歩き出す。] (?148) 2024/02/09(Fri) 15:57:01 |
【恋】 プラチナ(ふぅ...ふぅ... ど、どこなんだ、店とやらは... は、早くオシッコがしたいのに......) [紐のついたカードを首からかけ、 再び一本道を歩き出したが、 なかなかそれらしき店は見えてこず。 少しイライラしながら頻りに股関を擦り、 もじもじしながら歩みを進める。**] (?149) 2024/02/09(Fri) 16:01:18 |
【恋】 プラチナ[小屋を出て、行けども行けどもそれらしき店は見つからない。 既に最初に見つけたトイレから だいぶ遠ざかってしまっているような気がする。 本当にこっちで合っているのだろうか、 なんて疑問も浮かぶが そもそも一本道だし間違えようもない。] (お、おしっこ…… 一体どこまで行けば店があるんだ…! は、早く、早く出したい……) [歩くたびにたぽたぽと 溜まった水音が響く気がして 時折立ち止まり辛そうに腰をくねらせ。 そうしながらどれくらい歩いた頃だろうか、 道の途中にひとつ、建物が目に入った。] (?154) 2024/02/09(Fri) 20:19:25 |
【恋】 プラチナ[それは目指していた店ではなく。 何なら小屋とすら言い難いような 簡素な作りのものだった。 思わず立ち止まり、 目を丸くしてそれを凝視する。] な、なんだこれ…… [それは俄かには信じがたいものだった。 広い平原にぽつんと鎮座する便器と、申し訳程度のタンクと紙。 立札には間違いなく"トイレ"と書いてあり、 使用可能だと添えられている。 ということは確かにこれはトイレなのだ。 己が心から探し求めていたもの。 随分と粗末な外観であるということを除けば、だが。] (?155) 2024/02/09(Fri) 20:21:06 |
【恋】 プラチナ(こ、こんなの、してたら周囲から丸見えじゃないか…… 幾らなんでもこれはちょっと……) [周囲にはぱらぱらと人通りがあり、 流石にここで放尿するのは憚られた。 仕方なくスルーして先に進もうとしたところで 通行人のうちの一人がトイレに歩み寄って来る。 その青年は自分の前を通り抜け、便器の前に立つと。 まさか、と思う間もなく下を寛げ 目の前でジョロジョロと 小気味よい音を立てて放尿し始めた。] (?156) 2024/02/09(Fri) 20:22:21 |
【恋】 プラチナ(あ゛っ、くぅっ、 あぁぁんっ……!!) [気持ちよさそうな吐息まで丸聞こえで、 おしっこしたくて仕方ないのを我慢している真っ最中に そんなものを見せつけられるこちらは堪らない。 両手で股間を抑え、ばたばたとその場で大きく足踏みをする。] (あっあっ、も、もう、なんなんだ……!! こ、こんな気持ちよさそうにおしっこして、ぁふぅぅんっ、 お、俺の膀胱に悪いだろうがっ……!!!はうぅぅぅ……) [たっぷり溜まったオシッコタンクを直撃され、 内股になってくねくね悶えているこちらを他所に 彼は心置きなく排尿を続けている。 周囲の人々も特にその光景を不審に思ったり 物珍しく感じたりしている様子はなく、 何てことないように通り過ぎていく。] (?157) 2024/02/09(Fri) 20:25:48 |
【恋】 プラチナ(そう、…と、トイレ…なんだから……… 俺が使ったって、別に問題ない…筈だよな? 制限もないし……) [こくり、と喉を鳴らす。 人通りのあるところで堂々と…なんて いけないことのような感覚は消えていないが やはり夢の中ということで 判断基準も少し麻痺しているのだろう。 もじもじと足を擦り合わせながら男の後ろに並び、 トイレの順番を待つことにする。 恥ずかしさや気まずさの中に、 待ちわびた放尿への期待を滲ませて。**] (?158) 2024/02/09(Fri) 20:27:59 |
【恋】 プラチナんぅぅ…っ [ジョロジョロと響き続けていた気持ちよさそうな音が やがて終わりを告げた後も、 男はぼうっと便器の前で 放尿の余韻に浸っているようだった。 こちらにすればじれったい話で、 モジモジと頻りに腰をくねらせながら 便器の前からどいてくれるのを待つ。] (は、早く、か、替わってくれ…っ お、おしっこ、さっきから待ってるんだから、早く…っ) [周囲の人々は大して気に留めていないにせよ ここで順番を待っているのも何となく気恥ずかしく さっさと用を済ませて立ち去りたかった。 とはいえ急かすわけにもいかず、 のんびりと身支度を整える男を 切ない顔で見つめながらただ待ち。 ようやく彼が去っていき、 転がるようにトイレの前に立つ。] (は、はあぁ……これでおしっこできる……♡) [ほっと気を抜き、ズボンに手をかけた瞬間―― ばたんとトイレの蓋が閉まった。] (?163) 2024/02/09(Fri) 22:28:28 |
【恋】 プラチナ…え? [一瞬呆けた後、何事もなく蓋に手をかけて 開け―――ようとするもびくともしない。] は、はあぁ!? なんで……このっ……!! [途端に焦った表情を浮かべ、全力で蓋を引っ張るが まるで強力な接着剤か何かで固められたように ぴったりと張り付いて動かなかった。] (な、なんでだ、さっきまで開いてたのに……!! あうぅっ……!ま、まだだ、まだ出るな……!) [予想外の出来事に混乱しながらも、 もうすぐ出せると油断したおしっこが たぷたぷと膀胱の中で暴れ回る。 地団太を踏みながら必死に括約筋を締め直すも 蓋と悪戦苦闘しているプラチナを、 道ゆく人々が不思議な眼差しで見ているような気がして じわじわと頬が熱くなり、変な汗が滲む。] (?164) 2024/02/09(Fri) 22:29:32 |
【恋】 プラチナクソッ…な、なんなんだ、一体……!!! (せ、せっかく、思い切りオシッコできると思ったのに…!!) [苛つきながらも仕方なく諦め、 便器の前から何歩か離れた瞬間。 先程までびくともしなかった蓋が またすーっと自動的に開く。 そうしてプラチナと入れ替わりに また別の人が便器の前に立ち、 気持ちよさそうに放尿し始めた。] (?165) 2024/02/09(Fri) 22:31:05 |
【恋】 プラチナ(あっぁっぁっ、あふぅぅ〜〜〜〜ん 俺はできてないのにいぃっ そ、そこでしっこするなあぁぁっ) [おしっこおあずけ状態のプラチナを他所に 今回の人は割と我慢していたのか じゅびぃぃいぃい―――っと 勢いの良い放尿音が便器を叩く。 なまじ自分の番だと思っていただけに先程よりも辛く 思わず股間を抑えて トイレの前でぴょんぴょん飛び跳ねてしまい。 まるでトイレが――正確には恋人が、なのだが―― プラチナにだけ意地悪をしているような状況に 泣きたい気持ちになりながら唇を噛んだ。] (?166) 2024/02/09(Fri) 22:37:09 |
【恋】 プラチナ[あんなに抵抗していたのが嘘のように 今は全てを受け入れるようにぽっかりと口を開き おしっこをたっぷりと注がれている憎らしいトイレ。 恨めしそうな眼差しで、 食い入るようにそこを見つめた後、 ふいっと顔を背けた。] (はぁ、はぁ…… っ ふ、ふん……!! べ、別にこんなトイレ、 そこまで使いたかったわけじゃない…!! 丸見えだし、古そうだし、 到底トイレと呼べるようなものじゃ…… ……なのに、なのに、 み、皆、気持ちよさそうにじょぼじょぼと…… はぅぅぅ……… な、なんで俺だけ……しっこ…… )[いくら心の中で虚勢を張ろうとも おしっこがしたいと訴える体は誤魔化せず。 おあずけに涙を流しそうになる下腹部を 戒めるようキツく足を交差させ。 尚も背後から聞こえ続けている放尿音から 逃げるようにその場を立ち去り、また歩き出すだろう。**] (?167) 2024/02/09(Fri) 22:41:23 |
【恋】 プラチナ[まさか夢の中の自分に 責め苦を強いているのが 共に寝ている筈の恋人だとは思わず 足をくねくね交差させ、 おかしな歩き方になりながら再び道を行く。 そのまままた暫し歩いたところで ようやくそれらしき店へとたどり着いた。 レンガ造りの大きな店には 確かに「測定容器販売中」と書かれている。 あとはここで容器を買ってトイレに戻るだけだ。 さっさと用を済ませてしまうつもりで店内に入り] (?172) 2024/02/09(Fri) 23:57:17 |
【恋】 プラチナあ、ああ…… 200mlの測定容器を…買いに…… [カウンターで店員らしき男が迎えてくれる。 測定容器と言うのがどういったものか いまいちプラチナにも分かっていなかったが どうやら棚に並んだ瓶がそれらしい。 200mlのものはどれだろうと 店員に尋ねてはみたものの 測定容器を買うには自身の尿量くらいを 容器に入れて見せねばならないらしい。 なんでそんなことを、と 常なら疑問に思いそうな話ではあるが 夢の中のプラチナは そういうものなのかと納得してしまう。] (?173) 2024/02/09(Fri) 23:57:39 |
【恋】 プラチナ……わ、わかった……… ええと、じゃあ……このあたりか…… [適当な瓶を手に取り、シンクに置いて蛇口を捻った瞬間 じょぉぉぉ……と勢いよく黄色い水が流れ出す。 それは色からしてまるで本物のおしっこのようで、 んくぅ…、と小さくうめき声をあげ、 また股間を抑えて前屈みになる。] (んぅぅぅぅ……!!!! はあぁぁん…お、おしっこぉぉ……!! 早くしっこをさせてくれぇっ…!!) [蛇口の勢いを弱めれば ちょろちょろと細い水流になり、 それはそれでぞわぞわと背筋が震える。 もういっそこの容器にじょぼじょぼと 心往くままおしっこを注いでしまいたい。 それができればどれだけ楽になるだろう…と どうしても想像してしまい。] (?174) 2024/02/09(Fri) 23:59:01 |
【恋】 プラチナ[シンクの前でもじもじ左右に尻を振り、 ステップを踏むプラチナは 当然水の量なんてまともに見ていられない。 自分の尿意を堪えることに精いっぱいで 瓶から何度か溢れさせてしまい。 四苦八苦しながらも、なんとかこのくらいか? という量を瓶に入れ、男の元まで持っていく。] はぁ、はぁ…… ……こ、これで、いいのか……??? [片手で股間を揉みしだきながら 瓶を男に差し出そう。**] (?175) 2024/02/10(Sat) 0:00:58 |
【恋】 プラチナあ、ああ…… [瓶を差し出し、男に頷きOKが出るのを待つ。 中身を移し替える音がいちいち膀胱に響いて もぞもぞと右へ左へと尻を揺らしながら 続いた台詞には眉を吊り上げて。] っ、…い、いいだろ、そんなこと、どうでも…! 放っておいてくれ…! (お、俺だって、俺だってしたかった…! けどあのトイレがおしっこさせてくれなかったんだ…!!) [そんなことを彼に言っても仕方がない。 そうは分かっているが、 男の眼差しはこちらをはしたないと 呆れているようでもあり。 人目も憚らずに露骨な我慢の仕草を してしまっている自分に かああっと羞恥で頬が熱くなる。 それでも股間を揉む手は止めることが出来ない。 離したらもっと恥ずかしいことになってしまうだろう。] (?181) 2024/02/10(Sat) 16:41:00 |
【恋】 プラチナ[だが、苦労の末に瓶に注いだ水は じゃばじゃばと音を立てて あっさりとシンクに流されてしまい。 なっ…と目じりを上げて言い募ろうとする自分の前に 再び空になった瓶が置かれる。] そ、そんな、なんでわざわざそんなこと…! よ、要は、容器で200mlが測れればいいんだろっ…!? 普段の勢いなんて、再現する必要ないじゃないか…! [抗議したものの、男は聞き入れる様子もなく 穏やかに微笑んでただやり直しだと告げる。 悔しそうに目の前の瓶を再び手に取り、 また蛇口の前に立って―― 男が指さすポケットを、 一体なんだと探ってみれば 見覚えのある水晶が出てきて。 強く印象に残っているそれは、見てすぐに何だか分かった。 あの、いつかテレベルムが自分の痴態を記録した―― そして先日漏らす原因になってしまった、忌々しい水晶。] (?182) 2024/02/10(Sat) 16:42:02 |
【恋】 プラチナ〜〜〜〜っっ 誰が使うかこんなもの……!!! [舌打ち混じりに水晶を雑にポケットに入れ直し 苛立ちのまま蛇口を捻る。 じょぼじょぼと瓶に注がれていく黄色いそれに また大きく体が震えた。] (はぅ…はぅぅぅ……おしっこぉぉ…… と、トイレに行きたい、思いきりしっこしたいだけなのにっ…… なんで、なんでこんなこと……!!!) [そもそも自分の普段の尿の勢いなんて 現実だったとしてもまともに覚えている筈もないし 再現するなんて土台無茶な話である。 詳細に思い出そうとすればするほど 膀胱が釣られて排出の態勢を取りそうになってしまい その場で激しく足踏みし、腰をぐねぐね振って身悶えしながら 何とか漏れそうになるのを耐えて。 そうして必死に注いだ瓶を持って行ったところで また無慈悲にやり直しを告げられる。 解放を今か今かと待ちわびるおしっこは 一滴もさせて貰えないまま、 まるで地獄のような時間が続いた。] (?183) 2024/02/10(Sat) 16:51:06 |
【恋】 プラチナはぁっ、はぁっ、トイレぇっ、…も、もう限界だ…っ! こ、こっちはずーっとしっこしたいの我慢して、 はあぁんっ…! も、もういいから、こんな容器使わなくても 出来るトイレを教えてくれっ!! 頼む、 し、しっこがもれそうなんだぁっ……!!! [何度目かのやり直しを告げられた末、 内股になりぶるぶる震えながら 絞り出すような声で懇願する。 喩え男が答えてくれなかったとしても もうこれ以上は耐えられないと言わんばかりに 店の外へ飛び出してしまうだろう。**] (?184) 2024/02/10(Sat) 16:54:06 |
【恋】 プラチナ[もう返事を待っていられないとばかりに店の外に出れば 後ろから声が追いかけてくる。 小走り――と言っても 内股でよろよろと頼りなく懸命に道を進めば どこからか噂話が聞こえてきて。] (トイレ、トイレっ、トイレぇっ……!!! も、もうなんでもいい、古くても汚くても、 そこに便器があるだけでもいいから、し、しっこぉっ! 俺におしっこをさせてくれぇぇっ!!) [変なルールというのが気にはなったが とにかくトイレにありつければ何でもよかった。 いつのまにか看板まで立っている。 それを信じて只管にまっすぐ進めば やがて真新しい建物が見えてきた。] (?191) 2024/02/10(Sat) 20:25:54 |