![]() | 【人】 2年 ステラ― 森の入口 ― [そろそろ約束の時間である。 火の出る指輪。鱗粉を詰める瓶。それを入れているバスケット。 準備は万全である。 待ち人の姿はどうだろうか。 まだのようなら、先に薬草採取の方を手掛けるつもりである。 しばらく、森の入口で立たずのであった。*] (352) 2023/06/22(Thu) 23:28:16 |
![]() | 【人】 2年 ステラ― 回想 プラチナと ― ――…空…。 [言われて、改めて見渡す。>>351 これだけ広く、開けた場所にいるなら、確かに確かに悩みがちっぽけに思えてくる。 それが、彼と自分の違いのよう。 自分は、地に蹲って、耐え忍ぶだけ。 どんなに苦しくても、嫌な事があっても、じっと、蓋をするだけ。 総てを押さえつけているから、自分では、こんな場所に来ることもできない。 それを軽々できる先輩が、どうしよもなく…羨ましく思えてしまう。 羨ましくて、憧れてしまう。 だから囁かれる言葉に、とても暖かいものが胸に広がるよう。 優しい言葉が嬉しくて、口を開こうとしたら。] (364) 2023/06/22(Thu) 23:48:54 |
![]() | 【人】 2年 ステラ[全く読め解けないと思っていたからこそ、よく解らないなんてとんでもない。>>357 それどころか、そこまで読み解ければ良い方だ。] ……謝る事は、無いわ。 それによく解らないって、本当に? 十分、読み解いていたわ。 [謝る事ではないと頭を振る。 それから、それだけ読み解けたからと、] ……これ、内の良くないもの……抑える?軽減? そういうもの…。 えっと…… [ぱっと浮かぶのは、自分の半分の血の元である淫魔。 だが、それを言いたくなくて、次に浮かんだのは] …例えば、吸血鬼の、吸血衝動とかそういうのをよ。 むやみやたらに、血を吸うと言うわけでもないはず。 でも…そういうイメージを持っている人もいると思うわ。だから、そういうのを抑えれたら、少しは、他の人の目も和らぐかなって。 …そうできたらいいけど、なかなかうまくできなくて。 [と術式に視線を落とす。 押さえつけるのが強いと、いろんなものを巻き込む。とか、ついつい早口にそんな説明をしてしまうのであった。*] (373) 2023/06/23(Fri) 0:08:53 |
![]() | 【人】 2年 ステラ― 森の入口 >>374 ― [少し待っていたが、現れないようなので、薬草採取。 毒消しや麻痺を取る薬草も採取するのは、使うから。 その辺り採取しているのを、魔法薬作成クラブの人に見つかると一悶着あるが、今は会わないから平和そのもの。 それ以外にも、道具の定着に必要な薬液に使う薬草を採取していたら、声をかけられるから手を止めて、顔を上げる。] ……薬草採取をしていたから、大丈夫…だけど、何かあった? [近づくと、髪に引っかかっているもこ毛を取ってあげて、見せる。 こんなのがついていたと…。 つくような何かがあったのだろう…それなのに、約束の為に急いできたのだろうか。 心なしか、心配になってしまうのである。*] (379) 2023/06/23(Fri) 0:26:43 |
![]() | 【人】 2年 ステラ[この日を後に、魔道具作りで、空を飛ぶものを作ろうとする。 箒や絨毯なんて、言うものもあるのは知っているが、そういう既成品ではなく、一から自分で作りたいからと。 が…それは2年になった今でも、いまだ成功していない。 出来るのは、地上から少しだけ浮き上がるだけ。 高い空へは、まだまだかかるようである。**] (388) 2023/06/23(Fri) 0:48:57 |
(a83) 2023/06/23(Fri) 0:51:21 |