19:34:14

人狼物語 三日月国


47 【半再演RP】Give my regards to Jack-o'-Lantern【R18】

情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:

全て表示


【人】 アクスル

 
[結婚ではなくて
 
、っこんが正しい発音なのかな?>>84

 彼の国には
 社の製品を愛用してくれるお客さんが多く
 また、エコな車を開発する技術が優れているから
 親しみを感じていて。
 それなりに慣れたつもりだったけれど
 第三外国語にあたる島国の言葉は難しい。

 ……と考えていれば、結婚で合ってたみたいだ。>>85


   ええ、W勿論W良いの? 嬉しいけど


[話が順調に通り過ぎて怖いくらいだ。
 彼の中で僕は一体どんな存在なのだろう。]
 
(118) 2020/10/22(Thu) 22:45:03

【人】 アクスル

 
[向けられる幸せそうで無防備な表情が
 物語っている気がするけれど
 よくわからない。>>86

 秘蔵の標本を紹介してくれた時より
 今の貴方の方がもっと嬉しそうに見える。
 それが気の所為でないと良いと思う。]
 
(119) 2020/10/22(Thu) 22:45:08

【人】 アクスル

 
[抱き締められれば>>86
 重なる胸にトクトクと速い鼓動を伝える。]


   …………うん、しよう


[答えながら、そうか、僕は彼と結婚するんだと
 今更ながら自分から言い出したことを認識する。
 独り身で終える気でいたから少し不思議だ。
 ぎゅうっと抱き締め返して息を深く吸い込む……]
 
(120) 2020/10/22(Thu) 22:46:05

【人】 アクスル

 
[暫く堪能したのちに。]


   Heute ist die beste Zeit.

   今からしよう すぐしよう
   治人の気が変わらないうちにね


[撮影とファンサービスでだけしてきた
 ウインクを間近で浴びせて
 彼の手を取り歩き出した。*]
 
(121) 2020/10/22(Thu) 22:46:13

【人】 アクスル

 
[ステンドグラスから差し込む光が
 バージンロードの上に柔らかな絵を描き
 中央奥では十字が静かに見下ろしている。

 案内した先は城の中に在るチャペルだ。]
 
(122) 2020/10/22(Thu) 22:46:29

【人】 アクスル

 
[彼が自国に来るまでの七日の間にしたこと。
 それはこのチャペルの改装だった。
 時間がごく限られていたから
 基本の作りは城が作られた時代のままだけれど
 壁の装飾や装花、ベンチの下の絨毯なんかを青くして
 あのホテルのチャペルのイメージに少し近づけていた。]


   僕をあのチャペルごと持ち帰りたいって
            言ってくれたでしょ
   流石にオープンしたての施設を買い取る訳に
   いかなかったから……ちょっとだけ似せてみたよ


[気に入ってくれたかな、と
 入り口に立ち手を繋いだまま確認の眼差しを向けた。**]
 
(123) 2020/10/22(Thu) 22:46:36

【人】 微睡む揺籃 アリア

――寝所にて――
>>114>>115

 う……うん。
 えと……ありが、とう?

[ 魔物を統べる皇女らしく尊大に、私へ許可を出すメイベル。>>114
 裸の身体を触る、というのに色気も何もないその様子に、
 かえって私の方がどぎまぎしてしまった。]

 興味。……そっか、この城にいるのは皆、
 あなたが産み出した魔物ばかりだものね。

[ 創造者を評価や判定すること自体、彼らが思考する中には無いのかも、と想像する。もしそうだとしたら、壮大な規模ではあっても一人で遊んでいるのとそう変わらないのかな、なんてことも。先走りすぎた考えかもしれないから、ほどほどにして。]

 そうねえ。
 ……こういうときは、こう答えるの。

[ 顔が触れ合いそうな位の近さで質問が飛ぶ。>>115
 くすりと笑ってメイベルの頬へ手を伸ばした。]
(124) 2020/10/22(Thu) 23:00:05

【人】 魔法猫 カザリ

── じゃらしタイム ──

[我が儘なのはお互い様>>112
 にゃーから見れば、人間こそが我が儘だ。

 にゃーはただ、にゃーであることに素直なだけ。それがたとえ、人間の目に捻くれているように見えたとしても。

 水分を吸収し、ピンク色になった星が足元に降り積もっていく。視界はもちろん、聴覚も嗅覚もその機能の大半が奪われている状態。
 そもそも猫は肉食獣。攻撃にパラメーターの大半が振られているため、あまり防御は得意ではない。
 毛並みを守るためとはいえ、防戦一方のこの状況は不利でしかないのだ。

 それでも防御に回ったのは、他でもなく時間切れを狙ってのものであり]
(125) 2020/10/22(Thu) 23:01:03

【人】 魔法猫 カザリ


  そっちこそにゃ

  にゃーの下僕になってみれば
   良さがわかるというものにゃ


[背後の声に>>113振り返ることもなく言い返す。

 声の近さから、相手との距離がわかる。
 非常に近い距離、手を伸ばせば易々と捉えられてしまう。この距離では、新たな攻撃を加えることは難しい。
 丸呑みか、べたべたか。どちらがマシかと考えれば選ぶのは必然的に──]


  ────にゃ ふ



[丸呑みよりも、べたべたよりも、機敏に動ける猫の姿を。
 猫の姿に戻ろうとふるり、身震い一つ*]
(126) 2020/10/22(Thu) 23:01:37

【人】 微睡む揺籃 アリア

 
 それは、触ってみてからのお楽しみ。

[ 滑らかな頬に指を滑らせて、肩に手を乗せるようにして。]

 メイベルのこと、全部触ってみたいなって思うくらいには、
 魅力――というか。
 関心を持ってはいるけどね。

[ 瞳へ向けた視線をすぅ、と下へ下ろす。
 スレンダーな胸の膨らみ。
 お腹とお臍も見て取れたろうか。]
(127) 2020/10/22(Thu) 23:03:29

【人】 微睡む揺籃 アリア

 
 ……ふふ、そうだ。唇は?
 キスしたりされたりしたこと、ある?

[ 両手を肩へ掛ける。
 儀式的なそれなら、したこともあるだろうか。
 だけど私が言ってるのはそういうのじゃなく。]

 プライベートな空間で、裸の姿を相手に示して。
 そう――

[ 右手の甲に宿る力。メイベルの瞳を優しく見つめて。]


 
「恋人同士がするみたいなキス。
  してみましょう?」



[ ゆっくりと彼女の唇へ唇を近寄せていった。]*
(128) 2020/10/22(Thu) 23:07:01

【人】 ヤドリギの勇者 フォルクス

──終わりに至る始まりの先──


[ 神託を受けた始まりの勇者は、世界に光を取り戻した。
 しかし魔の根絶に至らず、生き残った邪悪なる者達は
 氷雪に閉ざされし不毛の地へと逃げ延びたという。

 志を果たせず倒れた勇者、しかしその死は無駄ではなかった。
 女神の降臨と共に彼の身に浮かんだものと同じ痣のような紋様が、
 喪われた友の命に嘆く青年に宿ったのだ。

 ────人類は既に諦観を忘れた。
 女神に見捨てられてなどいないことを、新たな勇者が知らしめた。

 これが、女神暦1年の出来事であると、
 聖木を守り勇者を育むことこそが我々の役割であると、教会は語る。 ]
(129) 2020/10/22(Thu) 23:20:45

【人】 ヤドリギの勇者 フォルクス

[ しかし、希望の訪れから永い時が経っても
 人魔の争いに決着はつかず、数え切れない勇者達が死んでいった。

 闇より出る不浄の化身達は、牢獄の如く極寒に追いやられて尚
 絶望的な程に強力な異能を持ち合わせていたのだ。

 苦しい戦いを強いられた人類を、女神は見ていたのだろう。
 遥かなる大樹が世界の中心より根を伸ばし、力を与えるようになった。

 勇者は聖都から旅立った後代々、
 各地で地表から露出する十三の聖木の根を巡ることも務めだ。

 しかし根を孕む土地は、勇者を阻む為か強力な魔物が多く
 時には魔族が現われることすらある大変危険な環境だ。

 故に周辺の教会は、魔法の素質を持つ人材や、優秀な騎士を育て
 最も優れた者を“勇者の仲間”として引き合わせるのが義務とされる。 ]
(130) 2020/10/22(Thu) 23:21:04

【人】 ヤドリギの勇者 フォルクス


[ 神託を受け、聖木の根から力を授かる勇者達は
 代を重ねる毎に強くなり、魔族の土地に────魔王の首に近づく。

 それは死した勇者の器が地に還り、再び聖木に戻るから。

 お前は彼らの未練と力を受け取るのだ。
 そして例え念願叶わずとも、お前の想いも次代に受け継がれる。

 誇りに思うべきだと、変わらない優しげな微笑で使徒は言った。 ]
(131) 2020/10/22(Thu) 23:21:24

【人】 ヤドリギの勇者 フォルクス

[ 田舎者でも知っているようなこの世界の理、
 勇者となった身にはこれからの試練と未来を示す内容。

 旅立ちを前に、改めて聞かされながら。
 歪に作られた人形みたいに、ただ何度も何度も頭を垂れた。
 頷くというにはきっと、酷く不格好な仕草だった。

 聞いているのかいないのか、自分でも分からないその時間に
 教会前で家族と語らい、抱いた決意を思い返していた。
 他のことを考えないように、したかったのだと今は思う。

 ────神託の後、顔を合わせた者達は
 皆嬉しそうにしていて、時には感動を身体で示す如く抱きしめられて。

 あの部屋で起きたことについて口にする機会は、一度も無かった。** ]
(132) 2020/10/22(Thu) 23:21:45

【人】 微睡む揺籃 アリア

――浴室にて――>>116>>117

[ 湯温が変わるとなぜお風呂になったりプールになったりするのか。メイベルの疑問は>>116、言われてみれば答えに困る気がした。そういう場所だから、じゃ納得してくれないだろう。この辺りは本当に子供みたいな(いい意味で)感性だって思った。]


 うぅん……、私の国での習慣、だもん……
 って言ったら、ここはメイベルの国だものね。
 ローマではローマ人のするようにせよ、だわ。


[ 国かどうかはさておき、今の論法では穴がある。
 困ったなと思いつつ、話題が変わるまで適度にやり過ごそうかなんてずるい考えも。子供というのはすぐに興味の向け先が移るものだから。]
(133) 2020/10/23(Fri) 0:27:36

【人】 微睡む揺籃 アリア

[ 本当に子供、という訳めもないだろうけど、水着の話。>>117
 異世界ながらご多分に洩れずファッション関係の技術レベルは現代と変わらないくらいに高い。無茶なデザインでも仕立てられちゃうあたりは現代以上かも。]

 どんなものであっても、必ず着ること、ね。
 約束するわ。

[ あえて能力は使わずに。
 自分の意志で着ることがこの場合大事だと思う。
 すぐに水着のイメージを構築し始めるメイベルを見て、
 どんなのが良いかなと考えた。]

 ……せっかくだから、こっちにはあまり無さそうな……
 ……だけど私が思い描けるような……
 ……あ。あれだ。


[ 思い付いた。もちろんただ見た目通りじゃつまらないし。
 仕掛けも施しておくことにしよう。
 参考にするのは今までに見た薄い本である。]*
(134) 2020/10/23(Fri) 0:34:11

【人】 怪物皇女 メイベル

──浴室──>>133


 それ、どう言う意味?

 あんたの世界はロマー、だったかしら……

[彼女の口から耳慣れない言葉が出て来たので
ついつい気になってしまう。
まだ1週間しか経っていないから
まだまだ彼女の知識というのは新鮮だ。

だというのに私が持つ知識は
大抵アリアは持っているのでやや不公平である。]


  

  …………何?
  その、のぺっとしたの……。


[>>134彼女が作り出したのは
紺色のシンプルなもので。
あまりデザインなども凝られていない。

胸元に、めいべる、と書かれているので
まぁ良しとしましょう。
私の名前を刻んでいるのは良いセンスです。
(135) 2020/10/23(Fri) 1:08:33

【人】 怪物皇女 メイベル


[私は自分で作り上げた>>117水着を渡し
代わりにアリアが作り上げたものを受け取る。
すくーる水着なのだとか。
こちらの世界ではみた事がない。

足を通してから
上に引っ張り上げるようにして肩紐の辺りを
なんとかパチン、と肩にかける。]


  ……
ちょっと小さいわね……




[どうやらやや小さいようで
肉が少し組み込むようになっていた。
くい、と指でお尻の辺りを直せばなんとか整ったか]*
(136) 2020/10/23(Fri) 1:09:37

【人】 微睡む揺籃 アリア

――浴室にて――
>>134
[ 想像を凝らすことしばし、私の手元に独特の光沢を帯びた紺色の水着が出現する。白い糸でしっかりした縁取りがされているワンピース型の水着。この世界ではたぶんあまり流通してはいないだろうそれは、一言で言ってしまうと『スクール水着』である。

 ちなみに広げて見れば胸のところに名前用のゼッケンが縫い付けられていて、「めいべる」と書かれている。平仮名だけど読めるだろうか。読める気もするし謎の記号と思われるかもしれない。

 だけど本題は実はそこじゃないのだ。
 薄い本を参考にしたこのスクール水着の材質が何かといえば――
 
触手
なのです。

 普段は休眠状態で普通の水着と変わらない手触りだけど、
 着用者の体温で温められると徐々に目覚めて活動し出すという一品。

 まずはさらりとした粘液を分泌して性感を高めさせ、
 その後に繊毛を蠢かせてわずかずつ快感を与えていきます。
 やがて着用者が汗やその他の体液を滲ませたなら
 それを糧とする触手は正体を現し、犠牲者を責め始めるのです。

 といっても体液を吸い付くされて死ぬようなことはないでしょう。
 あくまで性的な快感を与え絶頂させるのが存在意義の水着なので。
 そう――(2)1d6回くらい?]
(137) 2020/10/23(Fri) 1:18:13

【人】 微睡む揺籃 アリア

 
 ん。これですか?
 スクール水着といって、私の世界の学校――人間の国にあるよね?
 学校の生徒が泳ぐ時に着るの。

 この世界には無いだろうし、って。

[ そういうフェチがあるのは知ってるけれど、
 私がそうでないことはあえて言っておく。
 メイベルと水着を交換すれば渡されたのは>>117
 セパレートの白い水着。にっこり笑って身体に合わせてみた。]

 ありがと。
 フリル可愛いね。それにサイズもぴったり。

[ まずは下から、次に上用、と身につけていく。
 私が仕込んだような変な感じは今のところない。
 もっともメイベルに渡したスクール水着だって、
 着てしばらくするまでは何の変哲もない水着のままだけど。]
 
(138) 2020/10/23(Fri) 1:28:19

【人】 微睡む揺籃 アリア

[ 私が言ったのを繰り返すメイベルに>>135くすっと笑う。
 そういうところは素直なんだと感じてしまった。
 名前が書いてあるのも悪い印象じゃなかったみたいだし。]

 んん、ことわざよ。
 こっちの世界にだってきっとあるでしょ?

 五十歩逃げるのも百歩逃げるのも、逃げたことは同じ。
 略して五十歩百歩、みたいな。

[ これは故事成語だったかな。まあいいや、と脇に置いて。
 スクール水着を着ていくメイベルを見ると>>137
 呟きが聞こえて、苦笑する。]

 あ……ごめんね。
 そいえば私も……スクール水着きつかった記憶、あったなあ。
 胸のところがね。今はこんなんだけど。

[ そう自分の身体を見下ろして。]
(139) 2020/10/23(Fri) 1:38:56

【人】 微睡む揺籃 アリア

[ セパレートの水着で覆われて、
 胸の曲線はいっそうなだらかなものになっていた。
 肩が凝るしじろじろ見られるし、大きな胸を厄介に思うことも
 しばしばだった現実世界のボディが少し懐かしい。]

 でも、似合ってるよ。
 活発な女の子って感じがする。
 身体動かすのとか、好きそうな。

[ 見たままの印象を口にして、戯れに泉の水を手で掬って、
 えい、とメイベルの方へ掛けてみた。] **
(140) 2020/10/23(Fri) 1:39:38

【人】 魔砲少女 シオン

―― 躾タイム ――

[魔砲少女シオンの扱う魔法は極めて大雑把である。
 広範囲を纏めて薙ぎ払う大火力は小回りが利かない。

 >>125足元に積もる星にもべと液が伸し掛かっていく。
 血餓竜は咢を閉じた後もその場に残るのだから当然だった。
 何せ形を崩して周辺一帯をべとべとにしてしまうからだ。

 テレビに映るのは巨大猫に纏わりつく大蛇の如き赤竜だろう]


  それならしてごらんなさい。
  そうする間に綺麗に磨いてあげるから。


>>126時間が切れれば魔法も解けてしまう。
 だからと...は手をめいいっぱい伸ばした]


  はい、これで一度は捕まえた。


[...は身震いする猫娘の脇の下に手を入れると
 強調された胸を鷲掴みにした。
 鷲掴みにしたままに二度三度と揉みしだき血餓竜のべと液をつけてしまおう]
(141) 2020/10/23(Fri) 1:39:47

【人】 魔砲少女 シオン

  い〜い?
  次は必ず捕えてしまうからね。


[テレビに映るは猫をもふる魔砲少女の姿であろう。
 当然猫は嫌がるだろうし周囲は悲惨な有様であろうけれど、
 その様なことは些事とばかりに振る舞う。

 耳元で次回予告を告げると...は猫娘を見失ったろう。
 手に残るは胸の感触だけで機敏な姿となった貴女を見つけることは難しかろう。

 ...は足に魔力を集めると地面を蹴って空に飛んだ。
 飛べば公園が赤いジュルを浴びて酷い有様になっていた。
 逃げ出したリーマンも視界の隅で粘液に纏わりつかれているのが見えたがそれは良い]


  魔法が切れる前に帰らないと……。
  あの子も我儘を言わないで大人しく捕まればいいのに。


[...は眠そうな吐息を漏らすと夜空に姿を消した*]
(142) 2020/10/23(Fri) 1:39:54

【人】 魔砲少女 シオン

―― 自宅 ――

[自宅のベランダに降り立つと丁度魔法が切れた。
 魔砲少女の装いが消え普段着の姿となった。

 ...は手首を鼻先に近づけ匂いを嗅いだ]


  うん、イチゴの匂いがする。
  魚臭くないのは良いわね……べたべたするけど。


[...は窓を開けて部屋の中へと入った。
 部屋は殺風景で最低限の家具しか置かれていない。
 箪笥から着替えを取り出し、ふと視線をあげれば伏せたままの写真立てがあった。

 ...はそれを一瞥するとそのままにして部屋を出た。
 向かう先は風呂場である]


  冷えたし温まってから……。
  そう言えばうちの猫はまた夜遊びかしら。
  父さんも母さんも甘やかしすぎよね。


[...はぼやきながらハチワレのために開けられている窓の傍を通って外を眺めた**]
(143) 2020/10/23(Fri) 1:48:45
サラリーマン 御門 涼司は、メモを貼った。
(a7) 2020/10/23(Fri) 2:37:50

【人】 ヤドリギの勇者 フォルクス



[ あの時間が嘘だったかのように、旅は順調だった。
 当然のように戦いばかりの日々であっても、自分には“神託の力”があり
 仲間を引き入れながら一つ一つ、着実に聖木の根を巡った。

 高度な擬態で人里に紛れ、夜な夜な人間を襲う獣人を
 狙われそうな村人の家を監視することで発見し、倒して。

 砂漠の国では野垂れ死にそうなところを助けられ、
 お礼に無償で魔族に拐われた姫を助け出し。

 魔物退治は一行にとって日課であり、結果的に多くの人々を救った。
 海の国に至る頃には“刃の勇者”の異名だけが既に到着していたらしく。
 立派な船を譲渡してもらうことが出来たのだ。 ]
(144) 2020/10/23(Fri) 9:44:21

【人】 ヤドリギの勇者 フォルクス



[ ある時、比較的弱い魔物しかいない筈の村で
 民が恐怖し家に閉じ籠もる程の脅威であり、
 村長が必死に討伐を頼み込んできた巨大な魔物だけが ]

嘘だろ……俺の、見間違えか?
        あれは、どう見ても

[ 描かれた筋書きのイレギュラーだったに違いはない。 ]
(145) 2020/10/23(Fri) 9:44:40

【人】 ヤドリギの勇者 フォルクス




   「ねえフォーク、まだ本は読み終わらないの?
    久しぶりの街なのにつまらないわ、わたし。」

[ ────その出来事から習慣が増えた。

 人里に立ち寄る度、貴族や長老の家に足を運んで
 歴史、勇者、それに教会が関わる本を読ませてもらう。

 世界を背負う勇者様のお願いだ、
 先人から学び、自身が魔王を倒したいと語る若者だ。
 誰もが快く受け入れ、自ら棚を漁り望んだ本を見つけてくれたけれど
 仲間達にとっては退屈だったのだろう、いつも不満を漏らしていた。 ]
(146) 2020/10/23(Fri) 9:45:15

【人】 ヤドリギの勇者 フォルクス


[ 女神に選ばれし者は本来、勇者もしくはヤドリギの勇者と呼ばれるが
 危険な旅路に生きる彼らの命は非常に儚く、
 民一人の一生の中で何度も代替わりが行われる。
 故に神託により身に宿った異能を元にした名を、
 人々は生まれ散ってゆく勇者達の識別名のように使う。

 フォルクスと語感が似ているから、
 フォークを床に落とした時に初めて力が表に出たから。
 仲間達に付けられた愛称のほうが自分にとっては身近だったけれど。

 食器の名前で呼ばれるのはあまり良いことじゃないと思う。
 実際、嫌がってみせたことはあった筈だ。

 でも、楽しそうに笑っているから
 勇者ではなく自分自身への呼び名だから、やめさせなかった。 ]
(147) 2020/10/23(Fri) 9:45:43