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人狼物語 三日月国


118 【身内】光の向こう側【R18】

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視点:


【人】 ヒトシ

 
……勿体ないっすよ。


[羽衣恵の料理は、もっとたくさんの人に食べられるべきだ。
きっとそれは羽衣恵自身だって望んでいることなのに。]*
(144) 2021/12/21(Tue) 20:24:37

【人】 ウイエ

そーなんだ。

[元々食べることにあまり興味がないのか。
食生活を聞けば納得でもあり。

でも、そんな人が自分の料理を食べて
満足そうな顔を見せてくれる。
食事の楽しさを知ってくれるなら
それはなんだか、とても得難いことだなと思った。]

オッケー。
ホント簡単なものだけど。

[食いぎみに言われたので食器を片付け
再び厨房へと向かう。]

ぷ。あははは。

[どや顔に思わず噴き出して。
どこかくすぐったい気持ちに、
自然と頬が緩むのを感じていた。]
(145) 2021/12/21(Tue) 21:38:54

【人】 ウイエ

[作るのは簡単フォンダンショコラ。

買い置きの板チョコとバターを溶かして
砂糖と薄力粉と卵、ココアパウダーを
なめらかになるまで混ぜる。

あとは器に入れて余熱したオーブンで
暫く焼けば出来上がり。
外はサクサク、中はとろとろだ。

平行して洗い物をしながら
出来上がるまで数十分。
しばらくは穏やかな時間が流れていたけれど。]
(146) 2021/12/21(Tue) 21:51:13

【人】 ウイエ


ーーー............


[一瞬、ボウルを洗う手が止まる。

反射的に彼の方に視線を遣って
ああきっとずっと気になってたんだろうな、となんとなく思った。]

んー......と、

[ちゃんとした理由を人に話したことはない。
辞める時も、謝罪と感謝は手紙に書いたけど、
何で辞めるのかには触れなかった。

わざわざ言うことでもないとも思ったし
上手く言える気がしなかったのもある。
ううん、ただカッコ悪い姿を見せたくなかっただけかも。]
(147) 2021/12/21(Tue) 21:54:07

【人】 ウイエ

[ぽつ、と口を開く。]


.....あたし、料理人になるのが夢だったけど、
もうひとつ夢があってさ。

......いつか、
好きな人と美味しいものを食べて
笑いあうような家庭を築きたい、って言う......


[それは、自分に料理の楽しさを教えてくれた両親のように。
料理人になりたいと自覚したよりも前に抱いた夢かもしれない。
努力してプロになれたように
それもいつか叶うと無邪気に信じていたけれど。]
(148) 2021/12/21(Tue) 21:56:32

【人】 ウイエ

でも、うまくいかなくってねー。
元カレには結婚したいなら
仕事辞めろって言われちゃった。

婚活しても上手く行かなかったりして
でも周りはどんどん幸せになっていってさ。

あたしをあたしのままで
受け入れてくれる人なんて
いないのかなあ、って、思って......

[過去の日々が、どこか遠く感じる。
ぼんやりと洗剤の泡を眺めながら
黙々と手を動かしていた。]
(149) 2021/12/21(Tue) 21:58:33

【人】 ウイエ

なんか、そーゆーことずっと考えててさ。
ある日ぷつっと辞めちゃった。

ごめんねー、
料理楽しみに通ってくれてたのに。


[調子を変えるようにわざと明るく言う。
眉を下げて苦笑し、蛇口の水を止めた。**]
(150) 2021/12/21(Tue) 22:01:02

【人】 ヒトシ

[意外と言えば意外だった。
失恋、なのだろう。婚活してたのも意外だけど、それが上手くいっていないのはもっと意外だった。]


……偶々っすよ。


[今日、彼女が思わせぶりな、どこか挑発めいた態度を見せていたのはそのせいなのだろうか。或いは、こうして知り合ったばかりの自分オトコを部屋に上げたのも。
料理をふるまう羽衣恵は楽しそうだったし、それだけではないのだろうけど。きっと、寂しさとか、埋まらない何かを抱えているのかもしれない。]


羽衣恵さんみたいに、料理もできて可愛い人、
中々いるもんじゃないっすから。


[だからきっと、それは縁とか運とか、巡りあわせだ。]
(151) 2021/12/21(Tue) 22:39:53

【人】 ヒトシ

あの…
今日、俺を招待してくれたのって。


[気づけば洗い物をする羽衣恵の後ろにたっていた。]


寂しかったから……ですか?


[どうしてだろう。ずっと思ってた。
ランチのお返しにしたって、知り合ったばかりの男を部屋にあげるなんて不用心にも程がある。]
(152) 2021/12/21(Tue) 22:40:05