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人狼物語 三日月国


247 【身内】patience【R18】

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【恋】 翼の魔術師 テレベルム

[ ”測定容器販売中”と、これまたわかりやすい案内が貼られた
 比較的綺麗な作りの建物。
 
 閉じられた扉からは、それぞれ違う大きさの瓶を持った人々が
 パラパラと出てくるように見えるだろう。
 
 私は再び姿の曖昧な人間の姿になると、
 この店の店員として店内へ入った。
 
 扉を開いた先彼を迎えるのは
 様々な大きさの瓶が並んだ木製の棚と
 会計用の大きなカウンターだ。 ]
 
 
 おやいらっしゃい。測定容器をお求めかな。
 
[ 彼が店内に入るなら、そう告げて客を迎え入れよう。 ]
(?170) 2024/02/09(Fri) 23:31:21

【恋】 翼の魔術師 テレベルム

[ カウンターには、何故か小さなシンクと
 位置の高い蛇口のようなものが取り付けられており
 その隣にいくつかの瓶が並べられていた。 ]
 
 
 測定容器が欲しいなら、君が普段するくらいの量を
 一度実際に見せてもらわなければならないんだ。
 
 その蛇口を捻ると黄色い水が出るから、
 勢いを調整しながら適切な瓶に入れてみておくれ。
 なるべく普段のものを再現してくれよ。
 
[ 店員である私は、続けざまにそう告げる事だろう。
 
 応じるなら目の前の椅子へ。
 応じないなら店の外へ。
 
 彼を虐める楽しさを隠し、
 人の好い笑みを浮かべながら促そう。** ]
(?171) 2024/02/09(Fri) 23:32:25

【恋】 プラチナ

[まさか夢の中の自分に
責め苦を強いているのが
共に寝ている筈の恋人だとは思わず
足をくねくね交差させ、
おかしな歩き方になりながら再び道を行く。

そのまままた暫し歩いたところで
ようやくそれらしき店へとたどり着いた。
レンガ造りの大きな店には
確かに「測定容器販売中」と書かれている。

あとはここで容器を買ってトイレに戻るだけだ。
さっさと用を済ませてしまうつもりで店内に入り]
(?172) 2024/02/09(Fri) 23:57:17

【恋】 プラチナ


あ、ああ……
200mlの測定容器を…買いに……

[カウンターで店員らしき男が迎えてくれる。
測定容器と言うのがどういったものか
いまいちプラチナにも分かっていなかったが
どうやら棚に並んだ瓶がそれらしい。

200mlのものはどれだろうと
店員に尋ねてはみたものの
測定容器を買うには自身の尿量くらいを
容器に入れて見せねばならないらしい。

なんでそんなことを、と
常なら疑問に思いそうな話ではあるが
夢の中のプラチナは
そういうものなのかと納得してしまう。]
(?173) 2024/02/09(Fri) 23:57:39

【恋】 プラチナ

……わ、わかった………
ええと、じゃあ……このあたりか……

[適当な瓶を手に取り、シンクに置いて蛇口を捻った瞬間
じょぉぉぉ……と勢いよく黄色い水が流れ出す。
それは色からしてまるで本物のおしっこのようで、
んくぅ…、と小さくうめき声をあげ、
また股間を抑えて前屈みになる。]

(んぅぅぅぅ……!!!!
 はあぁぁん…お、おしっこぉぉ……!!
 早くしっこをさせてくれぇっ…!!)


[蛇口の勢いを弱めれば
ちょろちょろと細い水流になり、
それはそれでぞわぞわと背筋が震える。

もういっそこの容器にじょぼじょぼと
心往くままおしっこを注いでしまいたい。
それができればどれだけ楽になるだろう…と
どうしても想像してしまい。]
(?174) 2024/02/09(Fri) 23:59:01

【恋】 プラチナ

[シンクの前でもじもじ左右に尻を振り、
ステップを踏むプラチナは
当然水の量なんてまともに見ていられない。
自分の尿意を堪えることに精いっぱいで
瓶から何度か溢れさせてしまい。

四苦八苦しながらも、なんとかこのくらいか?
という量を瓶に入れ、男の元まで持っていく。]

はぁ、はぁ……
……こ、これで、いいのか……???

[片手で股間を揉みしだきながら
瓶を男に差し出そう。**]
(?175) 2024/02/10(Sat) 0:00:58

【恋】 翼の魔術師 テレベルム

[ 尿の測定容器、だなんて
 それ自体がおかしいものなのに
 更にそれに自分の尿量を注げだなんて。
 本当にただ彼を虐めるためだけのものだ。
 
 案内されたプラチナは、
 不思議に思うものの納得はしたようで
 適当な瓶を片手に自分の尿を再現し始める。
 
 蛇口はただの水を流すだけではない。
 本当に、今彼がしたいものを彼の手で再現させる為だけに
 わざわざ黄色い水が出るように”設定”してあるのだ。
 
 ジョボボ…と瓶に水が注ぎ入れられると同時、
 プラチナが股間を抑えて苦し気に呻き始める。
 口にこそ出ていないが、
 全て私に聞こえているのだから興奮する。 ]
 
 
 おや、溢れているね。
 ダメだよちゃんと入れないと。
 それともそんなに出すのか?
 
[ 目の前の些細な作業にも集中できないのか、
 手元の瓶を溢れさせてしまうプラチナに小さく笑った。 ]
(?176) 2024/02/10(Sat) 14:22:41

【恋】 翼の魔術師 テレベルム

[ 幾度か溢れた瓶に、
 漸くプラチナが適量らしい水を入れられたあと。
 
 呼吸も荒く私に瓶を差し出す彼から、
 零さないようそっとその瓶を受け取った。 ]
 
 ──確認しよう。
 
 ふむ…名前はプラチナ。
 普段の排尿量の申告は400ml程度……か。
 
[ 瓶の中身を揺らし、また別の容器に移し替えて。

 何の意味もない”確認作業”をしながら、
 人目も憚らず股間を揉みしだく彼を横目で見て。 ]
 
 
 随分と我慢しているようだな…。
 ここに来るまでにトイレがあったはずだが、
 してこなかったのか?
 
[ 不思議そうな顔で首を傾げよう。
 彼のはしたない姿を咎めるような、そんな表情で。 ]
(?177) 2024/02/10(Sat) 14:24:37

【恋】 翼の魔術師 テレベルム

 
 
 ともあれ、コレではダメだな。
 
[ そして店員は、手に持った瓶の中身を
 すべてシンクに捨ててしまう。
 やっと注いだそれをジョボジョボと零しながら、
 再びプラチナの前に瓶を置いて ]
 
 
 ”やりなおし”だよ。
 申告された量とつり合いがとれていないからな…。
 ちゃんと勢い等も再現して、普段通りにいれてくれないと。
 
 自分がどういう風に排泄をしていたのか、
 しっかり思い出してするといい。
 
[ 彼の思いを踏みにじるように、また最初からだと
 柔らかく微笑んで告げよう。
 
 何度も何度も、ちゃんとできるまで。
 どんなに切なくてもきちんと終わらせないと受け取らないと
 無慈悲に語り掛け ]
(?178) 2024/02/10(Sat) 14:25:45

【恋】 翼の魔術師 テレベルム

 
 
 もしどうしても思い出せないというのなら…
 ”ソレ”を使って
 そっくりそのまま横で真似すれば早いかもしれないよ。
 
 
[ そうして、プラチナのポケットを指さそう。
 
 もしもプラチナがポケットを探るなら、
 そこには何故か見覚えのある水晶があっただろう。
 魔道具の水晶。
 以前テレベルムがプラチナの排泄を記録するのに使ったものと、
 まったく同じものが。 

 別に使わなくともよいのだ。
 夢の中というあやふやな世界で、
 ぴったり普段の量を測れるならば。
 
 どうしても出来ないと店の外に飛び出した所で
 もう彼は逃げられないし逃がさない。
]
(?179) 2024/02/10(Sat) 14:29:33

【恋】 翼の魔術師 テレベルム

 

 
(君の可愛い声をいっぱい聞かせておくれ。)


[ さぁ、足が震えて立つのも精いっぱいになる程に
 何度も何度も彼に”やりなおし”をさせてあげよう。** ]
 
(?180) 2024/02/10(Sat) 14:31:59

【恋】 プラチナ


あ、ああ……

[瓶を差し出し、男に頷きOKが出るのを待つ。
中身を移し替える音がいちいち膀胱に響いて
もぞもぞと右へ左へと尻を揺らしながら
続いた台詞には眉を吊り上げて。]

っ、…い、いいだろ、そんなこと、どうでも…!
放っておいてくれ…!

(お、俺だって、俺だってしたかった…!
 けどあのトイレがおしっこさせてくれなかったんだ…!!)


[そんなことを彼に言っても仕方がない。
そうは分かっているが、
男の眼差しはこちらをはしたないと
呆れているようでもあり。

人目も憚らずに露骨な我慢の仕草を
してしまっている自分に
かああっと羞恥で頬が熱くなる。

それでも股間を揉む手は止めることが出来ない。
離したらもっと恥ずかしいことになってしまうだろう。]
(?181) 2024/02/10(Sat) 16:41:00

【恋】 プラチナ

[だが、苦労の末に瓶に注いだ水は
じゃばじゃばと音を立てて
あっさりとシンクに流されてしまい。

なっ…と目じりを上げて言い募ろうとする自分の前に
再び空になった瓶が置かれる。]

そ、そんな、なんでわざわざそんなこと…!
よ、要は、容器で200mlが測れればいいんだろっ…!?
普段の勢いなんて、再現する必要ないじゃないか…!

[抗議したものの、男は聞き入れる様子もなく
穏やかに微笑んでただやり直しだと告げる。

悔しそうに目の前の瓶を再び手に取り、
また蛇口の前に立って――
男が指さすポケットを、
一体なんだと探ってみれば
見覚えのある水晶が出てきて。
強く印象に残っているそれは、見てすぐに何だか分かった。

あの、いつかテレベルムが自分の痴態を記録した――
そして先日漏らす原因になってしまった、忌々しい水晶。]
(?182) 2024/02/10(Sat) 16:42:02

【恋】 プラチナ


〜〜〜〜っっ
誰が使うかこんなもの……!!!


[舌打ち混じりに水晶を雑にポケットに入れ直し
苛立ちのまま蛇口を捻る。
じょぼじょぼと瓶に注がれていく黄色いそれに
また大きく体が震えた。]

(はぅ…はぅぅぅ……おしっこぉぉ…… 
 と、トイレに行きたい、思いきりしっこしたいだけなのにっ……
 なんで、なんでこんなこと……!!!)


[そもそも自分の普段の尿の勢いなんて
現実だったとしてもまともに覚えている筈もないし
再現するなんて土台無茶な話である。

詳細に思い出そうとすればするほど
膀胱が釣られて排出の態勢を取りそうになってしまい
その場で激しく足踏みし、腰をぐねぐね振って身悶えしながら
何とか漏れそうになるのを耐えて。

そうして必死に注いだ瓶を持って行ったところで
また無慈悲にやり直しを告げられる。
解放を今か今かと待ちわびるおしっこは
一滴もさせて貰えないまま、
まるで地獄のような時間が続いた。]
(?183) 2024/02/10(Sat) 16:51:06

【恋】 プラチナ


はぁっ、はぁっ、トイレぇっ、…も、もう限界だ…っ!
こ、こっちはずーっとしっこしたいの我慢して、
はあぁんっ…!


も、もういいから、こんな容器使わなくても
出来るトイレを教えてくれっ!!
頼む、
し、しっこがもれそうなんだぁっ……!!!


[何度目かのやり直しを告げられた末、
内股になりぶるぶる震えながら
絞り出すような声で懇願する。

喩え男が答えてくれなかったとしても
もうこれ以上は耐えられないと言わんばかりに
店の外へ飛び出してしまうだろう。**]
(?184) 2024/02/10(Sat) 16:54:06

【恋】 翼の魔術師 テレベルム

[ なんとか注いだ水を無慈悲に流しに捨てられたプラチナは、
 どうしてだと怒り心頭に私に噛みつく。
 
 実際プラチナの言う事はもっともだ。
 彼は正しいし、
 本来であれば何もなくただトイレに向かえばいいだけ
 
 だが、残念ながらここは君の夢の中なのだ。 ]
 
 
 そう怒られてもなぁ。
 そういう”決まり”なんだ。
 私が決めた事ではないから、
 怒られたとしてもじゃあやめますかとはならないな。
 
[ だから、怒っている暇があるなら
 早くやりなおしをしたほうがいい。
 
 睨んでくるプラチナへ、
 取り付く島もないようにそう告げて。
 難しいのなら…と、
 私の愛用の水晶を使わせてあげようとしたのだけど。 ]
(?185) 2024/02/10(Sat) 19:57:56

【恋】 翼の魔術師 テレベルム

 
 
 (おやおや。)
 
[ ポケットに入った水晶を確認するや否や、
 プラチナは余計に怒りを強くしたようにそれを戻した。
 
 私は肩をすくめて、彼が再び容器に水を注ぐのを眺める。
 しかし何度も何度も、
 彼がどんなに必死に入れ直した所で
 私の口からOKの二文字が出ることはない。
 
 漏れる寸前で、ぐねぐねと腰をくねらせて。
 終わりのない作業を命じられて苦しむ彼を…
 そんな姿を見て楽しんでしまうだなんて。
 
 つくづく、
 私はよくない恋人なのだろうな、と思うものの。
 しかし彼を苛める手を止めることはない。
 
 やがて限界が訪れたのか、
 息を荒くしたプラチナが私の元へやってくる。
 
 なんとも頼りない足つきで、
 お願いだと可愛らしい顔で懇願する彼に
 蕩けるような気持ちを感じながら私は微笑んだ。 ]
(?186) 2024/02/10(Sat) 20:00:24

【恋】 翼の魔術師 テレベルム

 
 
 へえ、こんな容器を使わずともいいトイレか。
 それなら……どうしようかな…
 
 おや、君…。
 
 
[ さて、では次はどう可愛がろうかと思案した矢先。
 私の答えなどもう待つことはできないのか、
 店の外へと飛び出す彼に
 
 私は後ろから届くようにと声を出した。 ]
 
 それなら、この先の道をもっと歩いていくと良い。
 君が望むものがあるかもしれないよ。
 
[ はたして彼に聞こえたかどうか。
 扉の外へ彼が出ていくと同時、
 私は再びその場から姿を消して彼の側へと舞い戻ろう。 ]
(?187) 2024/02/10(Sat) 20:02:02

【恋】 翼の魔術師 テレベルム

[ さて、プラチナが外へ出た所で
 聞こえてきたのはこんな声だろう。
 
 『この先に、新しいトイレできたんだってさ。
  なんか変なルールがあるらしいけど、
  誰でも自由に使えるらしいよ。』
 
 どこからともなく聞こえたのは、
 きっと彼がこの世で尤も求めていたであろう
 場所を示唆する声。
 
 しかもよく見れば、
 この先100m先…だなんていう看板まで立っている。
 ココに来る時は無かったのか、それとも見通していたのか。
 
 少なくともその先に、
 なんの制限も無いらしいトイレがあるらしかった。 ]
(?188) 2024/02/10(Sat) 20:02:31

【恋】 翼の魔術師 テレベルム

[ そして彼がそちらへ行くのなら、やがて見えてくるだろう。
 変なルールがあるという、真新しい綺麗なトイレ……
 
 そしてその前にある、不自然なドリンクスタンドが。
 
 『こちらのトイレは、新しく開店するドリンクスタンドの
  ドリンクを試飲していただける方なら
  自由にお使いいただけます!
  
  トイレ利用許可証に記載の量飲んで頂いた後は、
  ご自由にトイレをお使いください!』
  
 綺麗なエプロンを身に着けた女性店員が、
 スタンドの前で大声で案内をしている。
 
 スタンドの前には数人の客がいる程度で、
 少し待てば利用はできるだろう。]
(?189) 2024/02/10(Sat) 20:03:17

【恋】 翼の魔術師 テレベルム

 
[ 夢の中だ。いくら飲み食いした所で
 それが実際腹に貯まるわけではない。
 
 だが確実に心は蝕まれるだろうと、
 楽園の前に毒を盛るように。** ]
(?190) 2024/02/10(Sat) 20:03:25

【恋】 プラチナ

[もう返事を待っていられないとばかりに店の外に出れば
後ろから声が追いかけてくる。

小走り――と言っても
内股でよろよろと頼りなく懸命に道を進めば
どこからか噂話が聞こえてきて。]

(トイレ、トイレっ、トイレぇっ……!!!
 も、もうなんでもいい、古くても汚くても、
 そこに便器があるだけでもいいから、し、しっこぉっ!
 俺におしっこをさせてくれぇぇっ!!)


[変なルールというのが気にはなったが
とにかくトイレにありつければ何でもよかった。
いつのまにか看板まで立っている。
それを信じて只管にまっすぐ進めば
やがて真新しい建物が見えてきた。]
(?191) 2024/02/10(Sat) 20:25:54

【恋】 プラチナ


(ほ、本当にあった、トイレっ……!!!
 あぁぁんトイレぇしっこするぅぅ)


[求めていた施設を目の前にして
ぱああっと安堵に表情が輝く。

ふらふらと誘われるまま急いで向かおうとすれば、
その前に店員に呼び止められた。

噂通り誰でも自由に使えるトイレ…
但し、ただでとはいかないらしく。
よくよく見ればトイレのすぐそばには
ドリンクスタンドが併設されている。

どうやらそこでドリンクを規定量飲み干すのが
トイレを使わせてもらえる条件のようだった。]
(?192) 2024/02/10(Sat) 20:28:50

【恋】 プラチナ


(ああああもう……!!!
こ、こっちは今そんな場合じゃないって言うのにっ……!!!)

[ここにきて更なる足止めを強いられ
苛々と足を踏み鳴らす。

当然そんなもの1mlも飲みたくはないが
とにかく飲めばいいのだろう、飲めば。

もうトイレは目の前で、
それだけでこの長く苦しい戦いから解放されるのだ。
幸いスタンドにも大して客はおらず
すぐに通して貰えそうだった。]
(?193) 2024/02/10(Sat) 20:29:38

【恋】 プラチナ


し、試飲!するから!
ドリンクをくれ!!これ許可証!!

[食い気味に女性店員に話しかけ、
ぐいっと首から下げた許可証を見せる。

記載の量とやらがどれくらいかは分からないが
ドリンクが渡されれば一気に飲み干してしまうつもりで。**]
(?194) 2024/02/10(Sat) 20:30:29

【恋】 翼の魔術師 テレベルム

[ もうこの夢を見始めてどれだけの時間が経ったか。
 普段誰にも邪魔されない状態であれば、
 夢から目覚めてトイレに向かう程度の時間はとっくに過ぎた。
 今彼は、私の魔術のせいもあり
 なかなか目覚められない夢に囚われ
 強い我慢を強いられ続けているのだ。
 
 理不尽な店を飛び出した彼に、望むままの噂を囁く。
 あちらに君を救う場所がある、と糸を垂らせば
 彼は夢中になってそちらへ向かい歩き出す。
 もう余計なことは考えられないのだろう。
 思考は排泄のことでいっぱいで、
 必死になって懇願する声が耳に響き目を細めた。
 
 可愛いプラチナ。
 ほらあと少し。あと少しで君は開放される。

 
 ドリンクスタンドに並ぶ彼は、
 藁にもすがるような様相で。
 
 必死に差し出される許可証を受け取ると、
 女性店員はにっこりと微笑んだ。 ]
(?195) 2024/02/10(Sat) 21:12:53

【恋】 翼の魔術師 テレベルム

 
 
 『ありがとうございます!
  それでは……お客様は400mlですね。
  
  こちらのLサイズのカップをどうぞ。』
 
[ そうして、すぐに差し出されるのは
 紙の大きなカップになみなみ入った甘い飲み物。
 スパイスの効いた独特な味は、
 しかし夢の中だからかあまり感じることもないだろう。
 
 そして彼女の言う”記載の量”とは
 すなわち彼の一回の排泄量と同量を指していて。
 
 これから出すであろう水分を先に補うように、
 プラチナの手元にはコップが渡る事だろう。 ]
(?196) 2024/02/10(Sat) 21:13:08

【恋】 翼の魔術師 テレベルム

 
[ そうして漸く飲み終わる頃、
 彼の前にはもう誰にも邪魔されることはない公衆トイレが
 待っているのだ。
 
 最後の砦のように、彼の膀胱を可愛がろう。** ]
(?197) 2024/02/10(Sat) 21:13:29

【恋】 プラチナ


う゛………

[にっこり微笑んだ女性店員が
目の前にどん、とカップを置いて口元を引きつらせた。
大き目のカップになみなみと注がれた飲み物は
試飲と言うには明らかに量が多い。

怯むようにごくり、と喉を鳴らしたが
とにかくこれを飲み切らなければならない。
ままよ、とカップを鷲掴み、一息にぐいっと傾けた。

ぐびぐびと喉を鳴らしながら
腹の中に飲み物が注がれていく。]
(?198) 2024/02/10(Sat) 22:07:18

【恋】 プラチナ


んぐっ、んぐっ…んぐっ……

[看板に書かれた説明によれば
独特なスパイスが使われているらしいが
味わっている余裕はなく。

飲み進めるたびに、
もうこれ以上は無理だと悲鳴をあげるように
ずくんずくんと強く膀胱が収縮し、
まるでそこに直接液体が
注がれていくような錯覚を覚える――
実際にテレベルムが己の肉体に
干渉しているせいなどと知る由もなく。


足はひっきりなしにもじもじと擦り合わされ
耐えるようにきゅううっと尻に力が入ったかと思えば
今度は大きく八の字を描くようにぐねぐねとうねる。

ある程度飲んだところで ぷはっ、と口を離したが
どうにも量が多く、三分の一ほどしか減っていない。]
(?199) 2024/02/10(Sat) 22:09:44