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人狼物語 三日月国


168 【飛び入り歓迎】Hospital of Delusion ー妄執の病院ー【R-18RP】

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【人】 空虚 タチバナ

[己の感情を思い出す。
 自身の存在理由を確かめる。

 たとえ望んだものではなかったとしても、
 自分が得た唯一のもの。
 生きている間には手に入らなかった、たった一つの。

 悲しみが、怒りが、憎しみが、恨みが
 黒く、黒く……渦巻く感情が、
 怨霊わたし怨霊わたしたらしめているのだと。


 生まれてはいけなかった。
 死ななければならなかった。
 だから私は両親アイツらを――]
(24) 2022/08/13(Sat) 13:06:16
勢喜 光樹は、メモを貼った。
(a5) 2022/08/13(Sat) 13:06:34

【人】 空虚 タチバナ

 


[――悲鳴が聞こえて>>1:121、 
血の匂いがした>>1:129。]
(25) 2022/08/13(Sat) 13:07:01

【人】 空虚 タチバナ

 
  あれ……?

[今のは何だろう。よく思い出せない。
 私は正しいこと≠したはずだ。
 必要ないものを片づけ……いやでも、それは同じ、]

  ……あたま、…………いたい。

[途切れた快感がいつもの痛みを取り戻した。
 足取りがぶれて、よろよろと蛇行しながら進む。

 きっと、どこかで何かが混じっただけだ。
 ただそれだけ。これは私のものじゃない。

 どれだけ言い聞かせても、否定しても、
 喉の奥が狭くなったような気がして。
 必要ないはずの息が苦しくなった。
 目頭が痺れを訴え、熱を帯びた。ねえ、どうして。]
(26) 2022/08/13(Sat) 13:08:20

【人】 空虚 タチバナ

 
[頭が痛い。息が苦しい。
 闇を引きずる女から、地を這う呻き声が広がる。]*
 
(27) 2022/08/13(Sat) 13:08:57
空虚 タチバナは、メモを貼った。
(a6) 2022/08/13(Sat) 13:17:16

【人】 千早 結



  ── 名もなき病室 ──

    
   こんにちは。
   うん、ぼくは、おとうさんの、おともだちだよ。
   
   
[目を覚ましたベッドの近くに
ふわふわと漂う小さな泡沫があったので、
尋ねられるままに答えた。

消え入りそうは音はあまりにも無垢に煌めく。
これはぼくの幻聴ゆめなのだろうか。
それともあの時聞こえた声が真なのだろうか>>0:112
   
これまで見えなかったものが、聞こえなかったものが
今はいろを纏い、脳に色を齎すようだ]


   名前を、呼んでほしいの?
   
   
[こくりと頷く素振りを見せた泡沫の輪郭を撫でる。
未だ恨みや未練にすら成り果てぬ、小さな小さな、ただの願いの塊のように感じた]
   
(28) 2022/08/13(Sat) 13:56:05

【人】 千早 結



   
   おとうさんは、囚われちゃってるのかなぁ
   自分自身の「罪悪感」に

   
[自分で自分を雁字搦めに縛り付けてしまってるのかもしれないね、と窓に向かって語りかける。

悲しみや、後悔や、やり場の無い無力さは、
生きていれば星の数ほど生まれては刻まれていく。

大なり小なり数多の傷や怨みはあるだろう、
当事者にとっての傷は殊更他人には計り知れない。

それでも生きているなら、
まだ、後悔を塗り替える事も出来るのだと思う>>2]


   
(29) 2022/08/13(Sat) 14:13:04

【人】 千早 結



 ── 目覚めた後 ──

   
  
 死んでしまうと、また別の命を求めるのかな
   いつまで?永遠に?
   


[霊障とでもいうのだろうか。
時折意識が混濁したり、見えないものが見えていたり
聞こえていたりいなかったりする。

幽霊(怨念)との邂逅は叶ったのだが、
すぐに疑問や聞きたい事が溢れて生まれて。

死んでしまったからこそ彼女を怨霊として留める恨みや怒りは、どれほどの命を代替にしても晴れる事はないのではないだろうか。死ぬ前に、後悔を塗り替えられてさえいれば彼女は怨霊になる事はなかったのだろうけれど───]


   困ったなぁ
   
(30) 2022/08/13(Sat) 14:54:21

【人】 千早 結


   

  ・・・
   

[彼女が望むままに殺してくれても構わないと願っても、彼女はぼくを死で満たしてはくれなかった。ぼくは彼女を満たしたいと願うのに、そうすれば彼女が怨霊たる所以を否定してしまいそうで───。

それに怖がらせてしまったのは少しショックだ。
   
口を尖らせてベッドを降りる。
やっぱりもっと彼女のことが知りたい。

眠っている間にどこへ行ってしまったのだろう]**
   
(31) 2022/08/13(Sat) 15:05:57
千早 結は、メモを貼った。
(a7) 2022/08/13(Sat) 15:08:41

水子たちの霊 ヒルコは、メモを貼った。
(a8) 2022/08/13(Sat) 15:49:43

【人】 空虚 タチバナ

[かれん、と。私の名前を呼ぶ声が聞こえる。

 母ではない。
 彼女が娘の名を呼ぶことなんて滅多になかった。
 他人がいる時だけ取り繕うように紡ぐ響きは、
 何かが切れてしまうより前から他人事のようだった。

 私だけを見て、私だけに注がれる名は、
 彼が抱いた欲に満ちていた。
 欲するままに与え合い奪い合って、
 教えてもらった彼の名前ごと口づけられて、
 交わした熱い吐息にどろどろに溶けてしまうような。

 ――夢のようだった。
 あの時だけは、たとえどんなに愚かだったとしても、
 本物になれたような気がしたから。

 私の名前を呼ぶ声が聞こえる。
 何度も思い返そうとする頭の中で、
 思い出の彼が私の名前を呼んでいる。]
(32) 2022/08/13(Sat) 17:24:01

【人】 空虚 タチバナ

[過ぎてしまったもしも程、愚かなものはない。

 母の元に生まれたのが私じゃなかったら、
 あの子たちの誰かだったのなら、彼だったら、
 運命のあの日、救いがあったなら>>L0

 一人で抜け出せなかった地獄から連れ出してくれて、
 一緒に暮らして、家族から守ってくれて、
 家事を失敗しても怒られず、二人並んで笑い合って、
 誰にも言えなかったことを打ち明けて>>L2

 叱責≠ノ怯えなくていい、二人きりの生活なんて。]
(33) 2022/08/13(Sat) 17:24:20

【人】 空虚 タチバナ

[本当はもう少し生きてみたかった>>1:114
 誰も助けてくれない、誰も許してくれないと
 長い時間をかけて理解したはずなのに、
 甘えた私の心がもしもを手放せなかった。

 生きている限り、いつか報われるんじゃないかって。

 それがたとえ限りなくゼロに近い可能性でも、
 望まれずとも、生まれることすらなくとも、
 命は命だろうに。心は心だろうに。

 やがて絶望し、私のすべてがそれを否定しても、
 正しさが遂行されるその瞬間まで、
 私の心には欠片がひとつ突き刺さったままだった。]
(34) 2022/08/13(Sat) 17:24:35

【人】 空虚 タチバナ

[過ぎてしまったもしも程、愚かなものはない。
 じゃあ、これから起きるかもしれないもしもなら?

 もし、私という存在が彼の欲に塗りつぶされたら。
 私の知らない幸せを注がれ、満たされてしまったら。
 もし、彼の知らないことを教えてしまったら。
 無抵抗の首に手をかけ、未練なく殺してしまったら。

 むすぶが消えてしまうんじゃないかと、
 それが……どうしようもなく怖ろしい。

 しかし彼>>31はこちらへ躊躇なく踏み込んでくる。
 怖くないのだろうか。
 やり直しも後戻りもきかないのに、
 どうしてそんなに強いんだろう。]
(35) 2022/08/13(Sat) 17:25:19

【人】 空虚 タチバナ


[空っぽだって言ったくせに、
 私の持っていないものをたくさん抱えた彼が、
 生者の輝きを持つ彼が、憎くて、羨ましくて。
 独り占めしそうになるくらいおいしそうで、
 どちらかが消え、触れられなくなるのが怖ろしくて。

 ――だから、殺してやらないことにした。]
 
(36) 2022/08/13(Sat) 17:25:45

【人】 空虚 タチバナ

[己が画策せずとも、異界化したここから
 容易に逃れることなどできはしない。
 けれど、異界化が終わったのなら。
 彼が望むなら外に出ることだってできるだろう。
 何も阻みはしない。>>1: *57

 快楽が途絶えれば痛みが生まれ、
 彼の理性を試そうとするだろうけれど。
 抜け出しさえすれば、痕跡すら消えてなくなる。
 彼がもう死に触れすぎてしまった事実に
 気づくことは未だない>> *3。
(37) 2022/08/13(Sat) 17:26:34

【人】 空虚 タチバナ

[だから、逃げてしまえばいい。
 ひとときの夢ころしてくれていいと、欲に溺れて生を投げ出さず、
 どこかで幸せに生きてくれたなら。

 だって――
  生きていたら、いつか報われるはずでしょう?

 思いが怨霊のそれから逸脱し始めていることに
 女はまだ気づかない。
 自分に価値などないから、己を省みる時はなく。
 矛盾から目を逸らすように頭の痛みに呻く。]

  ぅ……。

[折角逃げられたんだから、幸運を逃してはいけない。

 あなたに駆け寄ってくれる人がいた>>1:110
 あなたを呼んで探してくれる人がいた>>1:13

 彼らとの関係も、どんな理由があるのかも知らない。
 それでも心配してくれる誰かがいる。]
(38) 2022/08/13(Sat) 17:27:24

【人】 空虚 タチバナ

[この場に溜まる怪異は、あらゆる手段を用いて
 求める者を手に入れようとする。そういうモノだ。
 生者の延長線にいたとして、境界は存在する。
 だから、]

  ぅ……ぁ゛… ァ……。

幸運ただしさを逃してはいけない。
 もし、次にその姿を捉えることがあったなら、

 今度はもう、手放すことはできないだろうから。]**
(39) 2022/08/13(Sat) 17:28:38
空虚 タチバナは、メモを貼った。
(a9) 2022/08/13(Sat) 17:33:02

【人】 四谷 隆史

[血を流す姿を見て、呼吸が止まりそうな心地を覚える

己が血で汚れようが、セキさんから流れ出ようとする命を留めたかった。
死んでほしくないから。生きていてほしいから
それが彼の願いに反しているとしても。

――自分の我儘であった。
喪いたくない、と願ったのだ。

もう二度と――……]


     (音がする。金属が床とぶつかって
             硬質な音を奏でている)
  


 ――……。

[セキさんは何故だと、問う。
当然だ。死にたいと明かした自分をこの世に留めようとしているのだから。]
(40) 2022/08/13(Sat) 19:49:26

【人】 四谷 隆史

[いや、それだけではなかったのだろう>>17
俺の涙の理由を問う貴方は
何処か困ったような、心細そうな様子にも思えた。

俺は泣いてぐしゃぐしゃになった顔でセキさんを見た。
教えてくれと問う貴方は。


俺が泣くから、死ねなかったという。>>20]


 ……当り前じゃない、すか。


[しゃくりあげながら、言う。
今手放せばもう二度と手に入らないかもしれないと
怪我をしている彼の手を持ち上げ己の濡れた頬に触れさせようか
涙でその血を洗い流せたらいい
ここに貴方の生を望む人がいるのだと知って欲しかった]
(41) 2022/08/13(Sat) 19:50:17

【人】 四谷 隆史

 セキさんに死んでほしくないから、
 生きていて、欲しいから。*
(42) 2022/08/13(Sat) 19:51:19
四谷 隆史は、メモを貼った。
(a10) 2022/08/13(Sat) 19:58:35

【人】 千早 結



  生きて、君のそばにいてもいい?
  ぼくに残った、時間は少ないけれど

   
[人ならざる者へ尋ねる言葉ではないだろう。
けれどそうすれば、彼女はぼくの命が消えるまではぼくを恨み(求め)続けることができるだろうし、ぼくの命が尽きる頃には、ぼくにも何か、この世への未練のようなものが生まれるかもしれない。


傲慢な考えだ。正しさなどなにもない。
行き当たりばったりの提案だった。


>>39苦しそうに闇に蹲る彼女の背中は、
とてもか細く、震えているかのように見える。
叶うなら肩に手をかけ、デートにでも誘うように彼女の手を取るつもり。

立ち上がってくれるだろうか]
   
(43) 2022/08/13(Sat) 20:37:18

【人】 千早 結


   
[恐れや怒り、人の生を、欲望を、
「おいしそう」だと言っていたのに、彼女はなぜぼくを逃したのだろう。この命なんてあげてもいいのに、なぜぼくは生きたいと思うのだろう。

答えはお互いに気づいているのかもしれない>>1:56

満たされてしまうと、どちらかが消えてしまうのではないかと言う不安を。知ってしまったが故に、手放す事が出来なくなっている事に。

興味とも好奇心とも
(不安とも恐れとも)
喩えられる
互いの存在を守る理由に。
きっと君は(ぼくは)気づいている]


  
(44) 2022/08/13(Sat) 20:45:52
千早 結は、メモを貼った。
(a11) 2022/08/13(Sat) 21:11:25

【人】 名坂愛子

―― ロビーにて>>1:181

地獄に……?

[正直、怪奇現象が本当に起きているのならシャレにならない言葉ではある。
その時はの後の言葉は気になるけれどいう気が無いのなら詮索は無し。とにかく私は進むしかないんだ。

地下へと向かった男の子の後を追うように、行先は分娩室へ]
(45) 2022/08/13(Sat) 21:16:33

【人】 名坂愛子

―― →分娩室>>1:182

[入って思ったのは、死体安置所で扉を開けた時かそれ以上に死臭が満ちていたこと。
思わず口を手で覆って顔を顰めてしまう。

臭いの元がどこかにあるはず、と思って辺りを見回せば、部屋の隅に担架に白い布がかぶされたナニかが安置されてあった。
それが、彼の捜してきてくれた手がかりだろうか]

――確かめるよ。

[正直、嫌な予感しかしない。最悪の予想さえしてしまう。
布の下に何があるか、それを考えるだけで心臓が嫌な音を立てる]

(ダメ、可能性におびえて確認しなかったら、私はきっと、ずっと後悔する)

[無かった事にする、その選択肢を捨てて、私は白い布に手をかけ――はぎとった]
(46) 2022/08/13(Sat) 21:16:46

【人】 名坂愛子

……
(47) 2022/08/13(Sat) 21:17:20

【人】 名坂愛子

………
(48) 2022/08/13(Sat) 21:17:54

【人】 名坂愛子

…………?
(49) 2022/08/13(Sat) 21:18:09

【人】 名坂愛子

…………え?
(50) 2022/08/13(Sat) 21:18:24

【人】 名坂愛子

[最初見た時は、酷い状態の死体だと思った。

ただ、見た時は嫌悪感は湧かなかった。

なぜだろうとよく無残になった死体を確認してみる。

無残になった死体をよく見てみれば、ところどころ見覚えのある部分がちらほらあるのに気付いた]
(51) 2022/08/13(Sat) 21:18:46

【人】 名坂愛子

――ぁぁぁぁあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ……っ!
(52) 2022/08/13(Sat) 21:19:21

【人】 名坂愛子

[見覚えのある髪だった。見覚えのある服だった。見覚えのあるお揃いの腕時計をしてた。見覚えのある眼鏡をしてた。
ああ、見間違えるはずもない。これは――この死体は、妹だ]

雪、雪……!雪、雪、雪っ!

[無残な状態になっていようとお構いなしに、妹を抱きしめる。
何でこんなことになったのか。
ここの怪異にどうにかされたのは間違いないだろうけれど、そもそもここに来てしまったのは私との喧嘩が原因じゃないか。
そう考えたら、もう心の中は後悔と絶望でいっぱいになる]
(53) 2022/08/13(Sat) 21:19:39
 




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