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人狼物語 三日月国


45 【R18】雲を泳ぐラッコ

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視点:


【人】 志隈

[着られてるようなスーツは、
貧困に苦しむ追い剥ぎが鴨にしそうだと印象を持つ。>>0
身なりの良さが報復を恐れて、守る代わりになるのかは知らず。

実力はそれなりにはあるのだろうか。
現在軸でアジダルは生きて目の前にいるのだから、
なんとかはなってるようだ。恐らく。

金持ちだから、貧乏だからどうかとか、
人の価値のあるなしは考えた事が無い。
自分の価値を無意味と思った時、
泣き出すほど嫌だったのは覚えてる。
]

金はあるかと思ったが、足りなそうか。
その辺は割り切ってるんだな。

[やだと明確な答えが返れば、
そこには得信したような顔を向ける。
下手に苦しそうな顔をされても困ったし、
貧しい国の中で自分も全てを助ける方法など思いつきはしない。]
(6) 2020/10/08(Thu) 13:22:44

【人】 志隈

[あれだって人間と言う言い方に、
どの位置に子供を置いているのか思案する。>>2
生き延びる術を学ぶこと、
そうしてかなきゃいけない事はいい。
優しかないと言うが、
自嘲気味に落とされた声は、
青年の優しさを示してはいる。]

少ない施しでもありがたいものだろ。
そうやって、1日でも凌げば、
命をもっと大人になるまで長く繋いでいけるかもしれない。

自分の身銭を切ってまで救えなんて言わないし、
こうしてるだけでも立派なんじゃないか。

[行為自体は不愉快に思わない。
優しさと明るさ、
何処かヒーローの素質を持った青年でもあるだろうか。

引っ掛かったのは別の話。]
(7) 2020/10/08(Thu) 13:23:00

【人】 志隈

ただ───

精一杯生を全うしてる子供を“可愛い”と言ったあんたに、
人を愛玩動物として扱う気味悪さを感じた。
子供が動物に餌やりをしてるような、な。

[眉を寄せた笑顔に、不愉快なのはそちらだと隠さず告げる。>>3
どれだけ小さくても人には変わりなく、
救えるものは救うべきだと言う善意はあっても、
極論救おうが救うまいがどちらだっていい。
優先順位がある。
全部掴もうとしたって零れてしまうなら選ばなきゃならない。


こんな風に言った所で子供の腹は膨れないし、
意味だってなかった。
あれが本心だったのなら、
精々可愛がって助けてやってくれと思う。

俺が気に食わなかっただけの話。]*
(8) 2020/10/08(Thu) 13:23:05

【人】 志隈

[故郷は此処より治安がいい。>>49
同じ価値観を持つことは出来ないだろう。
尤も兵になる前の記憶は大分曖昧ではあるが。]

この国に関わった事が無いから、
旅行者と言うのは間違ってない。

[甘く見えようが気にもせず。
それが何か関係あるかと無愛想なまま。]

動物扱いするなとも、許せないとも言った覚えはないがな。
あんたがわくわくしてる姿が、
気味悪さを覚えただけだ。

[人を人と思わない行為は珍しくないが、
表面的に優しく見えるものには眉を顰めた。
優しい訳でもなく、
ここに文句を付ける筋合いも無かったが、
不愉快に思うか?とはあんたが聞いたんだろと
そう口にして。]
(60) 2020/10/11(Sun) 9:32:50

【人】 志隈

[どうでもいいと言われれば、顰めた眉を元に戻した。
冷静にはなっていく、
怒るほどではないものでもある。
違和感は拭えないが。]

結果には影響のしない話だな。
理由に関しても、おかしいと思ってる訳じゃない。
あんたはそれでいい。

犬猫と同じに扱うのが気味悪いのは、俺の都合だ。

[価値観が違うのは当然のようにある。
数ヶ月前、合わずに衝突した覚えも。
今でさえ、同じ景色を見てるとは言い難いだろう。

子供は施す側の理由なんて気にしないものだ。
運が良かった、くらいに考えている。
人を人としての価値を認めたがるのは、
あの人や自分の価値が過るからか。
それすら思い出せず。
]

理由なく人助けに憧れる純粋なあんたが見れるかと思ったがな。
これもあんたらしいか。

[瞬間的に忘れていた夢だと言うことを思い出して、
言った所で思想が変わらないように出来てるかもしれないなとも。
説得をするとも、出来るとも思わない。]
(61) 2020/10/11(Sun) 9:32:57

【人】 志隈

[ふらつく姿に支えを伸ばさなかったのは、
目の前の若い存在は嫌うかと思ったからだ。>>54
寄りかかるなら避けまではしないが、
殴られた場合の抵抗準備だけはしていたが。]

───

[耳元で、甘く紡がれた女の名前に僅かに目を見開く。
明滅する世界に気を取られるのが一瞬遅れる程には動揺した。]
(62) 2020/10/11(Sun) 9:33:02

【人】 志隈

[近くに感じる匂いは毒のようだ。>>53
数ヶ月前感じたものとは違っても、
どうしてか、他の人間とは違うように思えてしまう。

朝日の差し込む世界で、
寝ぼけていると言うなら何時でもそのままにした。
何も思ってない事はよくわかっているなら、
意味はない。

──無いのは解ってる。
それでも触れるものに甘さがあれば余計に身を固くした。
開いた物は更に指がかかって開かれてるんだろう。
好ましいと感じて、
その姿を向けられたいと願って…
悪い冗談だと思う。


過去に愛した女性がいるのは何も思わない。
だが、そうやってあんまは愛せる人間だから、
何時か誰かを思い愛するのだろう。
それが堪らなく嫌なのだ。
幸せを願ってるくせに、手放したくない。
あの人が自分を忘れて結婚して幸福になった事は、
後悔もないし良かったと喜んでいるのに、
どうしてかあんたの幸せから跡形もなく消えるのは──
]
(63) 2020/10/11(Sun) 9:33:08

【人】 志隈

[どん、と突き飛ばすように動いた時には、
赤い世界が広がっていた。>>59

愛してたものを失う痛みはどれくらいのものなのだろう。
娘は生きていると聞いたから、腕の中の子は無事だろうか。

憎悪と怨恨の顔の方が頭が冷えていって、
息を吐く。
そうまで思うなら娘の側にいて欲しかったが、
難しい事だとは聞いた。

戦争をすれば、
勝者が敗者から略奪するのは珍しい事ではない。
この光景だって、そこまで苦しみは呼ばず。
苦しみを越えて前を向いて欲しいと願うのは酷いことだろうか。

声はかけずに彼が動くなら付いて行って、
そのままであるなら女と子供の顔をじっと見つめた。
代わりに与えられないものを与えようとするくらいには、
子供は大切らしかった。
何時か再会出来れば、あんたは笑うのだろうか。]*
(64) 2020/10/11(Sun) 9:33:41

【人】 志隈

[考えの違いはよくあることだ。
警戒の色には僅かに何とも言えないような顔をした。>>77
現在のアジダルの産物と考えれば、
明かしてもいいようになる気分は察してほしいものだ。]

気まぐれで施される食物……餌の方が多いって事か。
善意の方が警戒されると言うなら、
俺がここの治安を良く見誤ってたようだな。

[見誤ってたとしても考えは変わらないが。
籠に入ったパンの方が減らない事は知らないし、
それに合わせて施し方を変えてるかどうかも、
特に気にする事では無い。

気に食わないだけだと言った。
人扱いされない兵隊を沢山見れば見るほどに、
俺達は一人の人間だと叫ぶ仲間がいて、
そんな環境で育った価値観もあるだろう。
takefreeと書かれてれば生ゴミよりそちらを選ぶ。
例えば自分が殴られたとしても、
あの人に安全な物を食べさせる方が優先された。

郷に入れば郷に従えと、この場所では彼の方が通用したとしても、
此方は“旅行者”でしかないのだし。]
(89) 2020/10/13(Tue) 1:50:42

【人】 志隈

[人を殺したと言えば、
そうだろうなと驚きもせずに頷いた。>>78
俺も殺してるとも一応告げて、
戦わなければならない世界には慣れ過ぎた。
それがどうかしたという顔を浮かべ。
路地裏に倒れる人間に眉一つ歪めないような男は、
相談相手には不適だ。
善意を知識として知っていても善人ではない。
ヒーローだって悪人を倒すからいいだろとは言っておく。
ヒーローより英雄は、
人殺しで呼ばれる事もあるなんて思い出したが。]

あんたにがっかりする事は別にないな。

[何故そう思った、と
また答えが返らなそうだと考えながら問うた。
理由があっても無くても、がっかりはしない。
憧れの混じった視線で見ているからもあるだろうし、
怯えて泣き出しても新鮮に変換される。
青い姿に呆れるは有り得るが、今の現状では思いつかない。

貰った分の優しさを伝えてるなら立派な物だと言うだろうか。
行動に関しては元より言う気がない。
相手が自分より人の心を持っているのは知ってる。]
(90) 2020/10/13(Tue) 1:50:59

【人】 志隈

[目まぐるしく世界は変わっていく。>>83
見慣れているとは言え眉を顰める怨嗟。復讐劇。

もしも。あの人が殺されたとしても復讐には走らない。
あんな殺意を持って奮う事は出来ないだろう。
ただ憐れみ、その魂の救いを願うだけ。
当然のように復讐される世界だとも考えてはなかった。
因果応報と巡るとしても、軍の仕事なら躊躇なく銃を撃ち、
復讐と言われても素直に身に受ける気もない。



甘ったるい声で人を愛せるあんたには、
酷な事だったんだろう。
慟哭が、それだけの愛を物語る。
同じだけ娘も愛したのだろう。

手放すしかないと言うが、
本当にそれしか無かったのかとは何度も思ってしまう。
危険に晒したくない気持ちには同意し、
逆にあの人に関する事を言われれば聞く耳が無いので、
一応納得はしてるものの。
成長していく少女の姿を見送る。
大切な物を失ってしまったあんたには、
彼女こそが必要で救いになっただろうにと痛ましい。
表情は変えずに、
“あんたは幸せになるべきだ”と気持ちを強くした。]*
(91) 2020/10/13(Tue) 1:51:16

【人】 志隈

──起きた後、近い内に──

あんたは、俺の恩人なんだろうな。
あんたがいたから、全部は捨てずに済んでいるし、
俺は俺として生きていられる。

…もしあの人に会うなら、あんたも一緒に行ってくれないか。
そうやって助けられたんだと紹介したい。
細かいことは言えないがな。

[何も思い出しはしないが、
ほんの少しの温かさが胸に湧いていた。>>2:=6
辛いことなど何もなかった。
あの人が幸せならそれで良かった。
あんただって甘えるなとそう言うはずだと考えていた。
苦笑めいた顔が優しさの様な物に見えた淡い夢。


“名前を呼びたい”なんて言われなければと眉を寄せていた為、
当時は素直に言うに至らなかったが、気が向いた。

無理強いをするつもりはなかった。
一人で行けと言われれば、
ビジネスライクな関係を築いてくるだろうか。
もう子供は子供ではなく、
あの人には変わりなく仕事がある。]
(92) 2020/10/13(Tue) 1:55:36

【人】 志隈

[……アジダルに抱く思いは恋愛感情なのだろう。
それだけではないが、それも含んでいる。
あの人への思いの違いを表すには一番しっくりは来た。

幸せにしたいと願い、
幸せになる姿を見届けるつもりだ。
そうして誰かがあんたを幸せにして、
自分が邪魔になると思えば、
また別の国に行ってもいい。
──と、強がっても心に痛みは伴っている。
離れたい訳ではないし、無理やり皮膚を剥がすような物だ。
それでも、やらなきゃならないならやる。

体温と匂いと、近付く事で掻き乱されるのはあんただけ。
不毛でも思い続ける事は苦ではない。
無愛想な中に甘さを薄く滲ませ見つめ続けるだろう。

恨むなら扉を開いた自分の迂闊さを恨め。
あれは俺の所為じゃない。
誰かと間違えて甘い色を落として、
自覚するほど更に広げたのだって、
寝ぼけてたあんたの所業だ。

だから、悪びれる気もなく。
寝てる時に唇でも奪ったらどうするのかと、
そんな悪巫山戯を考えそうなくらいには開き直る。

女装ランウェイの良さは未だにわからず惑っている。
汗と年の匂いを重ねたノーマルなあんたの方が好みなのは自覚した。]*
(93) 2020/10/13(Tue) 1:55:47