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人狼物語 三日月国


205 【身内】いちごの国の三月うさぎ

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【人】 マシロ

 

  あ、そうですそうです。新鮮な良いいちごだーって。
  店長、良い食材入ると分かりやすいんですよねぇ…


[ 黒板を書く時の機嫌は、従業員しか知らないこと。
  うさぎの穴で働き始めて三年経つけれども
  好物が入った時に限って出勤していたりするので、
  何かと客として味わう機会を逃している。 ]


  ありゃ、ハズレ引きました?
  ふふ。今日の星座占い最下位かもしれませんよ。


[ 外だからだということも考えついていたけれど、
  敢えて揶揄うように、顔をしかめる彼へくすくす笑った。
  酸味の強い品種はストロベリーソースにして……と
  過ってしまう料理人思考は、いったんお休みを命じよう。

  潜められた声に、「それは天才です」と明るく咲い
  白い練乳というおまけつきの"お返し"を、
  小さく口を開けて受け取りましょう。 ]

 
(7) 2023/03/21(Tue) 18:55:58

【人】 マシロ

 

  練乳つきのいちご、好きなんです。
  やっぱりあまくて美味しい。

  次あっち行きましょう、夜綿さん!


[ 貴方が好きな品種を覚えておきたいから。
  回れるだけ回って、食べて反応を教えて欲しい。

  くい、と手を引き 緑と赤が鮮やかなハウスの中を
  じゃれながら再び歩こうと。** ]

 
(8) 2023/03/21(Tue) 18:56:22

【人】 グルメライター ヤワタ


 はは。
 じゃあいちご飴の分も摘まなきゃね。

[余ったら、なんて言わずに。>>6
こんなに露骨にテンションがあがっている姿を見たら、ブレーキがばかになったみたいに「全部盛りしよう!!」なんて提案したくなる。
その場で食べられる数には限りがあるから、いくらチケットを買えるとはいえ一度に欲張ることはできないだろうけれど。]

 使う前に食材の味を見るのは料理人としての職務の範疇じゃない?

 っていう真面目な言い訳を考えつつ、
 1個だけってつまみ食いするマシロちゃんは可愛いから、
 内緒で見たいな。

[カウンターから見える位置で行えば自分だけ見るという訳にはいかないのは承知。
それはそれとして、好物を前にこっそりつまみ食いをする彼女がみたいのだ。

どれが一番の気に入りなのだろう。

やはり彼女を想像させる白いいちごか。
一番手に入りやすいさがほのかか、
或いは「あまいまるいおおきいうまい」のあまおうか。

つまみ食いし放題のここで知ることはできるだろうか。]
(9) 2023/03/21(Tue) 23:10:27

【人】 グルメライター ヤワタ

[みずがめ座の運勢が最下位なら、真白もそうなのでは?
と、1月22日、ショートケーキの日生まれの僕は思うのです。
そういえば冬生まれっていうのは言ったし誕生日にいちごのケーキをくれと言っておいて、正確な日は言ってなかった気がする。
特に大人になってから祝われた経験に乏しくて。]

 1位だよ。
 だって酸っぱいから持ってきた練乳が無駄にならずに済むからね!

[物は言いようだ。
真白も1位にしたいから。

練乳の蓋をパカッと開け、白を纏わせたいちごを一粒。]
(10) 2023/03/21(Tue) 23:10:44

【人】 グルメライター ヤワタ


[練乳を持って来て良かったと思うことにした。

手を引かれるままいちご畑を散策し、新しい品種が書かれたプレートを見つけては食べ、ウォークラリーのようだと言いながら楽しんだ。
10分では到底全部を回り切れずに、受付に戻って更にチケットを渡す非効率的な移動も、彼女の一緒なら全然苦にならない。**]
(11) 2023/03/21(Tue) 23:11:34

【人】 高野 景斗

[ 大好きな彼氏と、大好きなものを
 共有するのが楽しみという様子>>0:38
 真白さん達に送るのは微笑ましいねという目線。

 いつかの夜に今から告白しますと
 宣言し、内緒にしてね、を実行して
 いてくれたいたなら、その後の花見会で
 思うこともあっただろう。

 驚いては居なかったのは
 女性の持つ勘の鋭さか、
 己があまりにもわかりやすかったせいか。

 両方かもしれない。
 兄妹のようなやり取りに割って入るような
 事はしないけど、自分のことも、
 親戚のお兄さん程度に思ってくれれば良いのだが。

 ――彼女が母親との縁を絶った由縁も
 再び会いにいき、自分の気持と正面から
 向き合った事も、きっと知らないけれど。


 それでも何かしら、兄の恋人、という立ち位置が
 役に立てる日が来るなら、嬉しく思うだろう。 ]
(12) 2023/03/22(Wed) 1:34:46

【人】 高野 景斗

 なんて出来る男なんだ……神田くん>>0:42

[ 那岐くんが大浴場に行くというなら
 楽しんでおいで、と言うつもりでいた。
 貸し切りや、部屋に対応している温泉が
 なければ、自分は深い時間にこっそり、とか
 考えていたもので。

 ――もしやそれを織り込み済みで予約を?
 と思い当たったので拝む勢いで、感謝しただろう。

 心のどこかで、納得するような気持ちも少し。
 そうだよね男三人はその気になれば、一緒に、
 が出来ても、真白さんとは一緒に入れない。

 せっかくなら恋人同士ゆっくりしたいのだろう
 
ゆっくりできるかどうかは分からないが。
]
(13) 2023/03/22(Wed) 1:35:39

【人】 高野 景斗

 うん、時間気にしなくて良いのは
 すごく助かる

[ 部屋でも>>1という言葉には軽く頷いた。

 ――傷跡を、恥だとか、欠点だとか
 そういった気持は、もう持っては居ない。

 やさしく触れてくれる手を知っているし
 その手ひとつで、十分に満たされているので。

 とは言え、他の客を驚かせてしまう事には
 憂いていたので、時間を気にせず
 浸かれるなら、有り難く。 ]
(14) 2023/03/22(Wed) 1:36:31

【人】 高野 景斗

[ 到着し、自然に二手に分かれると
 小指が手の甲に触れる>>2

 短く頷き、ビニールハウスへと向かうと
 そわそわとした君が、 ]

 ああ、聞いたことはある。
 味の想像がつかないな。白い苺。

[ 白いいちご>>3と口にしたので
 素直に想像がつかない、と返し ]

 そうだねぇ 姫って名前が
 結構あるみたい……とちおとめとあまおう
 くらいしか知らないな。

[ そう続けた。なにせ料理の名前すら
 クイズ形式を取るような有様なので
 それ以外の品種も口にしたことはあるのだろうが
 正直全く覚えがない。 ]
(15) 2023/03/22(Wed) 1:36:59

【人】 高野 景斗

 紅ほっぺ それは可愛いね

[ 手招きに誘われて、いちご畑の中へ ]

 那岐くんの好きなのは、あった?

[ 問いかけながら赤々としたいちごをひとつ
 手に取った。* ]
(16) 2023/03/22(Wed) 1:37:16

【人】 瑞野 那岐

[傍らで並んで歩いている高野が、
 大咲に大して同じように抱いている感情は知らない。

 兄の恋人、なんて思っているなんて知ったら、
 それこそ声を立てて笑っただろう。

 高野と大咲の間で交わされたという>>12
 内緒の話はこちらにまでは届いてはいない。

 預かり知らぬところで妹からも、恋人からも
 気にかけられていると気づいてしまったら、
 兄としての威厳が立つ瀬がないけれど。

 生憎と人の心の機微に敏感な方ではないから、
 パンフレットに目を落としたまま、
 浮わついた心は、赤く熟れたいちごに気を取られていた。]
(17) 2023/03/22(Wed) 20:36:04

【人】 瑞野 那岐

[車内で神田を称賛していた高野に、
 後部座席で、そっと耳打ちするように。]


  
貸し切りなら、一緒に入れますね。



[と、小声で囁いたのは、道中のこと。

 休みが不定期な彼と、帰りが遅い俺とでは、
 スケジュールも中々合わせづらいから。
 この旅行を密かに楽しみにしていたのは此方も同じ。

 ドライブ中に後ろに視線が飛ばされるのは、
 バックミラーを確認する時ぐらいだろう。

 前の二人に悟られぬように、座席の上。
 そっと手に手を重ねたのは、恋人だけの特権。]
(18) 2023/03/22(Wed) 20:36:41

【人】 瑞野 那岐

[そんな道中を経て、今は、いちご畑の中に二人。
 家族連れの子供のはしゃぐ声を聞きながら。]


  味は大して変わらないですよ。
  香りが少し、違うくらいで。

  少し、パイナップルみたいな匂いがするんです。


[白いいちごに興味を示した高野に、
 そう説明を付け足し、俺も仕事で数回だけ手にした
 いちごの記憶を思い出して、話して。

 葉の隙間から覗く赤い実に、腰を屈めて
 粒の大きくて赤く色づいているものを探す。

 いちごを摘める時間は45分だとか。
 数を多く集めるのもいいけれど、つい職業柄、
 形や味の良さそうなものに目がいってしまう。]
(19) 2023/03/22(Wed) 20:38:40

【人】 瑞野 那岐

[とちおとめもあまおうも名高いいちごの王様達。
 姫と呼ばれるくらい蝶よ花よと育てられるいちご。

 可愛いという感想に笑って頷きながら、]


  俺が一番好きなのは、やっぱりあまおうかな。


[まだ見つけてないけれど、いちごの王様だから、
 探せば此処にもきっとあるだろう。

 ぷち、と同じように一粒、実をもぎって取って。]
(20) 2023/03/22(Wed) 20:39:09

【人】 瑞野 那岐

   
 
  ……はい、どうぞ。


[葉っぱの部分を手に持って、摘み立てのいちごを
 彼の口元に運んで、あ、の口を作った。**]
(21) 2023/03/22(Wed) 20:39:29

【人】 高野 景斗

[ 小声での囁き>>18には、微笑みで返しておいた。
 自分たちの場合は普通の声量でも、構わない筈なのだが
 声量を落とされることで余計に、色んな意味を
 含む気がするのだが?

 わかりやすく動揺を悟らせはしないけれど、
 一瞬ピタ、と動きが止まったのは否めない。

 一緒に?いいけど絶対君ただではすまないけど
 いいの?

 ポーカーフェイスの裏でそのようなことを
 考えているなど、二人には伝わるまい。
 伝わってたまるか、なんぼ友人でも
 そういった生々しい話はしないに限る。

 ――と、言うのに君は、しれっと、
 手を重ねてくるのだから、

 長い長い長いため息も出る、というものだ。 ]
(22) 2023/03/22(Wed) 23:58:20

【人】 高野 景斗

 パイナップル?それはまた不思議な。
 摘み取りにあるのかな、白いいちご。

[ いつだか高級品だと聞いたことがあるような。
 ――尤も品種にもよれば、価値にもよるのだろうし
 あるのかもしれない。

 どれを摘もうか探している君の後ろ姿に
 ふわふわと花が咲いているような、幻覚が見える。

 くらいには、楽しそうで良かった。

 この時はまだ、年末年始のことについて
 決めかねていたものだから、
 合鍵を渡し、好きなときに部屋に来るように
 なったとしても、ゆっくり時間が取れることは
 あまりなく。 ]
(23) 2023/03/22(Wed) 23:58:41

【人】 高野 景斗

[ ――それを考慮外にしたとしても、
 デートスポットは限られているという事もあり、

 だからこそ、神田くんには感謝したいと
 思ってる。

 便乗じゃなくても気軽に、
 ただ、愛し合う、他人達と同じ目で
 見てもらえる世界に、早く来て欲しい。 ]
(24) 2023/03/22(Wed) 23:59:00

【人】 高野 景斗

 大きくて、甘いのだよね。
 あれ?大きくないのもあるんだっけか

[ 楽しげな君が、形の綺麗な苺を摘み取り ]

 え?いいの?

[ どうぞ>>21と差し出してくる。
 苺好きなのに、最初の一粒、くれるの
 と躊躇っていると、それは口元まで運ばれて
 来てしまったので、あ、と口を開けて
 苺を迎え入れた。 ]

 こんなに甘いの、苺のイメージ
 変わっちゃうな。

[ 鼻から香りが抜けていく頃には、
 俺もすっかり、苺好きになって居ただろうな。* ]
(25) 2023/03/22(Wed) 23:59:19

【人】 マシロ

 

[ 好物を前に、どうにも機嫌が上がるのが止まらない。
  まるで子どものようにはしゃいでしまったことに気付き、
  やや気恥ずかしそうにはにかんで、「えへ」と笑い声ひとつ。
  彼も別の意味でブレーキが壊れそうなのは知らずとも、
  恋人同士は似てくるという説を立証出来そうな二人だ。 ]


  はっ……天才の言い訳です……!

  ……それは、お店で、で良いんですか?
  家でお菓子作ってるときも、実はちょっとだけ
  隠れてつまみ食い、……してますけど。


[ これはちょっぴりの懺悔です。
  美味しそうな季節のフルーツや煮込んだ後のお肉やら、
  彼が見ていない隙にしれっとつまみ食い、してるので。

  かわいい姿、を他の人に見せたくないと
  以前言っていたのを思い出し、揶揄うように問いかける。
  ついでに言うなら、家ではリラックスしているから
  表情や声音もいっそう緩んだものが見れますよ?
  ……なんてことまでは、彼が気付くまで内緒の話。 ]

 
(26) 2023/03/23(Thu) 12:16:43

【人】 マシロ

 


  っふふ、そうですね?
  じゃあそういうことにしちゃいましょう。


[ 1月22日生まれ。それはまだ知らない貴方の話だ。
  冬が過ぎ去ったばかりの頃に恋が赤く実ったから、
  具体的な日付を聞くのを失念していた。
  きっと、遠からず思い至って、ちゃんと訊くに違いない。

  物は言いようの彼の気遣いに思い至れぬまま>>10
  くすくす無邪気に笑い、練乳付きのいちごを頬張る。 ]


  
(27) 2023/03/23(Thu) 12:16:56

【人】 マシロ

 

[ 彼女に連れ回される彼氏のような構図で、
  あっちへこっちへ効率度外視で散策しながら。 ]


  "とちおとめ"、一番好きなんです
  ──スカイベリーも美味しいけど、私はこっちかな。

  夜綿さんは、お気に入りの品種とかあります?


[ そんな話をしながら。
  時間になるまではきっと、ご機嫌なまま
  いちご狩りを楽しんで。** ]

 
(28) 2023/03/23(Thu) 12:17:30

【人】 グルメライター ヤワタ


[言わなければ家でのつまみ食いなんて気づかないのに。
言ってしまったら覗かれるという危険性に白うさぎさんは気づいていない。

その内しれっとつまみ食いする様子をしれっと覗き見する自分がいるだろう。

緩んだ表情、甘えた声音、ビーズクッションに凭れるだらっとした姿、
オンだってオフだって、真白が世界一可愛くて堪らない。

そして今日、好物を前にはしゃぐ子供のような姿を見られた。
やはりみずがめ座の今日の運勢は一位だと思う。]
(29) 2023/03/23(Thu) 21:30:43

【人】 グルメライター ヤワタ

[いちごは一時期ハマってジャムを大量生産したことがある。
その時にも買ったのはスーパーだったから、こうしてスーパーでは見たことがない品種も見られるだけで面白い。
真白主体で動いていても、彼氏だって存分に楽しんでいることが周りにもわかるだろう。

子連れの夫婦が昔を懐かしむように自分達を見ていたのに気付いて会釈した。
此方としては、その姿に何年後かの自分達を見ている。]


 とちおとめは僕も好き。
 スカイベリーは食べたことないな。

 僕はスーパーでよく見かける「いちごさん」が好きだな。
 安くて手に入りやすいし、見た目も絵に描いたような形と色で好き。

 あー美味しいからつい食べちゃうけど、
 昼が入るかなこれ……
 いちごカレー、気になってるでしょ?


[HPに載っていたピンク色のカレー。
写真では量がわからないが、満腹で途中で残すことになるのは避けたいし彼女も同じ気持ちだと思うので。
次はチケットを追加せずに動こうか、と提案。**]
(30) 2023/03/23(Thu) 21:31:10

【人】 グルメライター ヤワタ

[いちご狩りの食べ放題でも満腹にはなれるが、
「ごはん」が食べたい人の為にカフェが農園内に存在する。

真白がずっと気になっているいちごカレーだけではなく、
いちごパスタもHPには載っていた。]
(31) 2023/03/24(Fri) 21:00:01

【人】 グルメライター ヤワタ

[パスタと言えば思い出す。
今頃白うさぎと紺色うさぎのいない店内で頑張っているであろうスカイブルーうさぎのことを。

彼の料理を初めて手ずから提供して貰ったのはムール貝と蛤がおすすめに上がった日。

「分け合ってもおいしいとろふわ熱々なペスカトーレと、癖になってやめられないとまらないわるーいペスカトーレ、どっちが気になります?」

と言われて選べずに「ハーフ&ハーフ」と無茶を言った。
それに少しの逡巡だけで応えてくれたのだ。

そこにはカウンターで祖母を思って泣いていた青年の面影はなく。

ああおばあさんもきっと立派に成長して料理人になった孫を天国で誇らしく思っているだろうなと思ったものだ。

それはそれとして真白と仲良くきょうだい論争をしていたのには
嫉妬
したけれど。]
(32) 2023/03/24(Fri) 21:00:33

【人】 グルメライター ヤワタ

[カウンターから見ていると、注文内容はペスカトーレなのに、思いもよらない材料が用意されていた。
キャベツの千切りに、まるでクレープの生地のようなベージュ色のタネ。
いや、キャベツと合わせるならお好み焼きか?
という予想はお好みソースが出て来た段階で確信に至る。

ん?お好み焼き?
ペスカトーレは??

パスタが用意されていないのも不思議に思って聞いてみると、「ペスカトーレ」は元々漁師が売れ残りをトマトソースで煮込んだ大衆料理で、後にそれがパスタソースとして使われるようになったので、厳密にはパスタがなくても「ペスカトーレ」は成立するらしい。
グルメライターとして知らなかったことを恥じ、今後の為に覚えておこうと思った。]
(33) 2023/03/24(Fri) 21:01:34

【人】 グルメライター ヤワタ


 わ。ほんと、ふわっふわだね。
 マヨかけたら本当にお好み焼きみたいだから、
 最初はこのままで。

[グルテンの働きを最小限に抑えて作られた生地は全く固さがなく、大人しくスプーンを貰うことにした。
お好みソースは日本の粉モノ向けの調味料と思いきや、デーツを中心に果実がたっぷり使われているので実はトマトソースとの相性が良い。
ふたつを合わせて混ぜるだけで煮込んだデミグラスソースの味になる。

たっぷりと入った貝とふわふわのキャベツと生地と卵。
スプーンの中に小さなお好み焼きペスカトーレを作って口に運ぶ。
見た目もふわっとしていたが、噛むとまた見た目から来る印象以上にふわりと口の中に広がった。
キャベツが柔らかい春キャベツなのも良い。
それに一度蓋をして蒸したことで蒸気を吸ってよりふんわり感が出ている。]

 おぃひぃ、
 ほら、マシロちゃんも、

[「分け合ってもおいしい」と料理名につけるということは、こうすることを想定済みだと思ったので全力で乗っかりました。]
(34) 2023/03/24(Fri) 21:02:28

【人】 グルメライター ヤワタ

[続けて出て来たのはまたパスタの存在しないペスカトーレ。
というかこれはフリットミスト、で、良いのでは?
と思わなくもないが。

フライは噛む時に勇気が必要だ。
アツアツの具材で上顎の皮が何度めくれる羽目になったことか。

トマトソースの海にくぐらせた貝は揚げることで少し小ぶりになっている。
歯を立てればサクッとパン粉が鳴った。]
(35) 2023/03/24(Fri) 21:03:19

【人】 グルメライター ヤワタ


 んーっ
 パンチ効いてる、これは確かにわるいやつだな!
 お酒ちょーだい!
 度数には気を付けてね!

[コショウと鷹の爪がまず舌にピリッと電気を走らせて、遅れてムール貝の苦味が広がる。
トマトの酸味と粉チーズの塩気も一緒に溢れる味覚の展覧会のような一品だ。

量を控え目に、またお腹に溜まりやすい炭水化物のパスタを抜いてくれたことで、2品は簡単に食べきってしまった。
デザートも問題なく入りそうで、そこまで読んでいるのすごいなと褒めようとしたら彼の姿は既に他の客の元にある。

こちらもよく読まれているな、と真白と顔を見合わせて笑った。**]
(36) 2023/03/24(Fri) 21:04:14