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【人】 教師 ジャン・ヴェレーノ−昼間− [俺の言葉がどれくらい届いているかは成瀬にしか分からないが、どう受け止めるかは成瀬の自由だ。 それでもこうして頭を下げてくれるのなら、少しは届いているのだと思う。 指導だ授業だと言いながら、結局は俺がただ昔出来なかったことの清算をしたかっただけなのもあるから、むしろ礼を言うのは......。] 俺の方こそありがとう。 あー...過去の事は過去の事だからもう気にすんな。 [結局伝えたいことは全部伝えたし、本質的には自己満足なのだから。彼女の未来に対するお節介な心配はこれ以上は野暮だ。 わしゃわしゃしてると何故か猛抗議された。 ついでに仕返しにわしゃわしゃされるし、ボタンは外されネクタイも緩められる。教師としては有るまじき格好だ。 教師と教え子の関係は、ここで終わりということなのだろう。] (28) 2020/08/01(Sat) 3:03:07 |
【人】 教師 ジャン・ヴェレーノ[自分の数歩先を行く背中はどこか微笑ましい。振り返り手招きする姿を見ると、自分まで卒業して1歩上に進んだようなきもちになる。 と、そこで言い忘れたことがあったことを思い出す。] あぁ、そうだ。 これは教師としてじゃなくて 個人的な話だが... もしここの誰かに言ってないこととかが あるなら、今のうちちゃんと伝えとくといい。 また今度が来ないことだってあるかもしれない からな。 [それは俺自身にも言えたことで。 もし成瀬に深く尋ねられたなら俺も夜にそういう予定がある、と正直に話そう。 そうしたら、これで本当に長々しい説法は終わりだ。 だってもう目の前にラーメン屋があるのだから。] (29) 2020/08/01(Sat) 3:03:40 |
【人】 教師 ジャン・ヴェレーノ[ラーメン屋に着くと。] せっかくだから奢る。 トッピングなり替え玉なり餃子なり 好きなだけ頼め。 あ、でも自分で食える範囲でな? [友人同士となれば奢る奢られるの関係もないのかもしれないが、遅めの就職祝いってことにしよう。]** (30) 2020/08/01(Sat) 3:05:03 |
【人】 教師 ジャン・ヴェレーノ−プールサイド− [どうやら持論についてはバレていたようだ。>>5 一華さんの洞察力が高いのか、単純に俺がわかりやすいのか、あるいは両方なのか。 そこで中途半端に賛同をとならないのは彼女の芯の強さに見える。賛同を求めたわけではないから、彼女のスタンスに嫌な気などは起きない。 これは女の勘なのか。>>6 何かを、見抜かれた気がする。多分俺が嘘をつかずとも心の内を語らないことなどとっくにバレている。 見抜かれた上で隠せば、それはただのペテン師だ。] (31) 2020/08/01(Sat) 3:06:10 |
【人】 教師 ジャン・ヴェレーノ[言葉を発する前に差し出したのは、ここに来る時に持ってきていたもうひとつの袋。 中身にあったのは紫の薔薇が5本入ったハーバリウム。 彼女に鑑賞の趣味がもしなければ無駄になるものだと気づいたのは用意したあとのことだ。] 俺がここに来た理由はこれです。 あなたの誕生日を祝いたいと思って。 勿論、薄氷さんとの交流も理由ではありますが 一番の理由は、あなただ。 [渡す機会がいつでもあれば良かったけど、「あの時渡せばよかった」じゃ遅すぎるから。] (32) 2020/08/01(Sat) 3:07:15 |
【人】 教師 ジャン・ヴェレーノ本当は......... [一瞬口ごもったけど、大した話じゃない。 だから変にハードルが上がる前にさっさと話してしまいたいのに。躊躇いが喉を絞める。] 本当はプレゼントを渡したら すぐに自宅に帰ろうと思っていました。 黙っているつもりでしたが... [正直なところ、驚いた。 そこまで興味を持ってくれるほど俺は深みのある人間だとは思っていなかったから。 逃げようと思えるのに逃げられなかったのは、俺が今日の昼、卒業した教え子に説いた話が巡り巡って自分に返ってきているからだ。]* (33) 2020/08/01(Sat) 3:07:58 |
【人】 教師 ジャン・ヴェレーノ−プールサイド− [誕生日を聞いた時点でいつかは祝うことを考えるが、これが1ヶ月後なら無理な話で、実際に祝えたかどうから分からないものだった。 そう思えば、実際に祝えている今この時間は幸運そのものであるはずなのに。>>45] 俺に来て欲しかった........... お互い......口下手なのかもしれませんね。 [来て欲しいと思ってくれていたと知れば、ついつい笑ってしまった。>>45>>46 俺は俺でこうして物で伝えようとしたし、酷く遠回りなことをしている。 言葉を飾っていないだけで、行動は着飾って洒落てしまっているのだと我がことながら思う。] .........わかりました。 [わずかな迷いの後、頷いて彼女の申し出を受け入れた。 帰るのを止めないで欲しいとか、そんなことは思っていない。 ただ、彼女の希望なら断れない自分がいただけ。 でも同じようにプールに飛び込めば彼女に温水を浴びせてしまうから。 そうならないように気を付けながらプールに入って。 勿論身長のせいで高さは合わないけど、それでも身体をズラし正面の場所を半分譲ってくれたら、彼女の隣に並ぼう。 合わないなら、屈んで合わせればいいだけだ。] (141) 2020/08/02(Sun) 5:12:10 |
【人】 教師 ジャン・ヴェレーノ[飲み物が来るまでと、そう分かりやすい区切りをつけてくれたのは彼女の優しさだったのだろうか。それともそれは俺の考えすぎか。] ハーバリウムは1年位はこのままで 形を保つそうです。 いや、でも流石に5本もバラを入れたのは 少し欲張りだったか.........。 [苦笑いを浮かべる。 本数にも色にも意味はあるが、結局込めた意味は似たような言葉で口に出しているのだからあまり関係はない気がしてきたからだ。] 初めて、真剣に人へのプレゼントを考えたんですが 案外、喜んで貰えるのは悪い気がしませんね。 [その気持ちはきっと子供の頃に学んでおくべきだった事で。心が暖まるような、そんな感じと言えばいいのか。] (142) 2020/08/02(Sun) 5:17:58 |
【人】 教師 ジャン・ヴェレーノ[彼女と並んで観るハーバリウムは、まるで彼女のように綺麗で美しい。 ハーバリウムを彼女に見立てた時点で、彼女に対して俺が何を思っているのかは分かりきっている。 それでも言葉に出さないのはどうしてか、それもよく分かっている。 しばらく俺は無言になってしまったが、先に口を開いたのはどちらだったのだろうか。] 昨日お昼をご一緒したあとから あなたのことを頻繁に考えるようになりました。 俺はまだあなたの事を全然知らないですし 上手く言葉に出来ないんですが... 俺とこうして居てくれるあなたは... この薔薇のように綺麗だと、そう思います。 だから...よければずっとそのままの 一華さんでいて欲しい。 それが、今の俺の願いです。 [言葉をまとめられないという己のみっともなさを誤魔化すように微笑みを浮かべる。 飾らない言葉を聞きたいと言ってくれた彼女にだから、言い方がおかしくなってしまおうとも、遠回しになったとしても。嘘をつくような真似はしたくなかった。]* (143) 2020/08/02(Sun) 5:22:13 |
【人】 教師 ジャン・ヴェレーノじゃあ...毎年手入れをするか 新しい物を送るようにしましょうか。 そうですか?なら気にしませんが... そんなカラフルだと目に毒ですね。 変なサブリミナル効果を疑われそうだ。 [サブリミナル効果を駆使して洗脳、なんてことが有り得たらまさに悪役になってしまいそうだと思う。>>149 薔薇はどちらかと言えばヒーロー戦隊というよりプリキュアに出てきそうな気がするのは気のせいだろうか。 薔薇は本数で花言葉が変わるんですよと、そんなことを彼女に言うのはまだ先の話だ。] (171) 2020/08/02(Sun) 9:38:13 |
【人】 教師 ジャン・ヴェレーノひょっとしたら邪魔だから要らないと 思わせてしまうかもと思っていたので... こうして受け取ってもらえただけで十分です。 [心の中で「うわ、要らねぇ」って思われたりしたら今すぐ川にに身投げするレベルの失態だ。そうならないのなら俺は「喜んで貰えた」と勝手にそう思わせてもらうことにする。 そして、一華さんが不安を少しでも滲ませたら、それだけはちゃんと言葉にして伝えようと思う。>>151] (172) 2020/08/02(Sun) 9:38:43 |
【人】 教師 ジャン・ヴェレーノじゃあ...俺は貴重な体験が出来たわけだ。 すみません、要らぬ不安を増やして。 [来て欲しかったと、言われずに終わる可能性だってあったわけだから。>>152 教え子達に振り回されたと言っているが、俺もこの人を振り回してしまったかもと思えば大概だ。] それは.........。 俺が責任を取らなければいけませんね。 でもあなたに考えてもらえるのは、光栄なことだ。 [なんたって願った張本人がそれの邪魔をしてしまったのだから。そうして変化してしまう彼女を好意的に見る俺も俺なんだ。] (173) 2020/08/02(Sun) 9:41:31 |
【人】 教師 ジャン・ヴェレーノ[彼女の視線はハーバリウムへと戻って。>>152] 俺はただ、ありのままのあなたで いて欲しいと思っています。 だから...その「よければ」がありのままなら 俺も嬉しいです。 [視線はハーバリウムに戻ったのに、ほんの少しだけ彼女が何を思っているのか雰囲気で伝わってきたような気がするのは、俺が段々と彼女を気にかけるようになったからなのかもしれない。] 人間、弱点の一つや二つある方が可愛げが あっていいと思いますよ。 [なんて言っていると彼女が身を寄せてくれる。>>153 普段の俺なら、きっと彼女に申し訳ないと思いつつ避けてしまったかもしれない。 でも今は、避けるなんてことは絶対に有り得なかった。] (174) 2020/08/02(Sun) 9:42:34 |
【人】 教師 ジャン・ヴェレーノ[ふと彼女が何かを言いかける。 「だから......」 >>153しかし、その続きを聞く前に薄氷さんが頼んだ飲み物を持ってきてくれた。>>44 自分の事のように笑ってくれる彼には気恥しそうにありがとうと小さな会釈を返して、グラスを受け取る。] すみません、薄氷さん。 ありがとうございます。 [柔らかな雰囲気のまま彼が灰原の元に戻って言ったのなら。 思い出したように一華さんの方に向き直って、ひとつ彼女にお願いをしよう。 後で薄氷さんにも同じお願いをすることになると思うけど、最初に頼むのは彼女がいい。 俺はそう決めた。] (175) 2020/08/02(Sun) 9:46:40 |
【人】 教師 ジャン・ヴェレーノ─プールサイド─ あくまで持論です。 俺が完璧な人よりなにか弱みのある人の方が 好きだというだけですから。 正確には......完璧ではないあなたの方が 俺は好きです。 [だから賛同もいらないというのはいうまでもない。>>265 目は口ほどにものを言うというのだから、俺の言葉が本気であることは眼鏡をとった彼女にはよく伝わってくれることを願う。 連絡先の交換というのは自分にとってはかなり勇気のいることだったが、他の人は.........多分当たり前のようにやっている事だ。 言葉や気持ちは伝わらなければ意味が無い。 歯切れの悪さが示しているもののなかには、そういう点もあるのかもしれない。] (415) 2020/08/03(Mon) 22:02:49 |
【人】 教師 ジャン・ヴェレーノ[彼女の言葉でようやく気づけたことがある。 理由がなくても会いたいという感覚がいままでの俺にはない。 だから彼女と会うのには理由が必要だと。 彼女の時間を貰うのだからそれが当たり前だと思っていた。 でも結局その考え方は彼女の中に不安を残している。 目的が無ければ会ってはいけないのか。 多分そうではない、と答えはわかりきっている。 だが、その言い方では多分俺では彼女には伝えきれない。] (416) 2020/08/03(Mon) 22:03:09 |
【人】 教師 ジャン・ヴェレーノ[「あなたに会いたい」は連絡を取る理由になるのだと、当たり前のことだけど今更気づいたのは彼女が弱さを隠さずに言葉で尋ねてくれたからだ。 だから、俺も彼女に応えていきたいと思う。 出来るのに時間がかかりそうなのは情けない話だが、それでも彼女に居て欲しい。 それだけが確信を持って言える、事実だ。]** (418) 2020/08/03(Mon) 22:04:00 |
【人】 教師 ジャン・ヴェレーノ[察してください。汲み取ってください。 それは結局相手に甘えてるだけに過ぎない。 そして、一華さんなら汲み取ってくれると思っていたのは事実だ。 汲み取られなければ伝わらなくても別にいいといつもなら思うのだが。 だから、わがままというのならお互い様なのだと思う。 と言っても言葉に出す程度がどうしても極端になってしまうしそればかりはどうしようもない。 俺は多分死ぬまで堅いのであなたがそう言って くれるなら............もう充分だ。 [堅い俺を好きと言ってくれるのなら不安など何も無かった。 分かっていても言って欲しい、と思う気持ちは理解できる。 それに応えるかどうかを決めるのはこちら側で、応えたいと思ったのは勿論だが、応えすぎてしまっただろうか。] (524) 2020/08/05(Wed) 0:27:17 |
【人】 教師 ジャン・ヴェレーノ−花火大会− [奇しくも彼女と俺は同じことを考えていたと思う。>>582 花火がみたかった訳では無く、ただせっかくなので思い出作りというか、お互いに行かない理由が無いというのが近い。] いいものを悪くいう程の器量は俺は持ち合わせて ませんしね。 ......褒めて欲しい.........か。 [なんだろう、この可愛い人は。 弱い所がある方が可愛げがあると言ったのは俺だが、ここまでとは思わなくて、思わず彼女を見て笑ってしまった。 黒い浴衣は着れば可愛いというより美しく見えるし、普段の彼女の雰囲気によく似合うものだが。髪飾りと帯の赤色はアクセントとして程よいし、なにより今の可愛らしい立ち振る舞いのギャップというのもとても良い。100点だ。 これ以上言っていると限界オタクになりそうだから自重しよう。] (593) 2020/08/05(Wed) 23:05:23 |
【人】 教師 ジャン・ヴェレーノ[なんて格好つけて言っては見たがどうにもしっくり来ない。まだ意識しないと長年癖になった敬語は抜けなさそうだ。] 俺は.........あなたの笑顔が見たくて来ました。 いや...浴衣が見たくないとかでは無いんですけど。 花火に対するこだわりなんかも無いですし、 強いて言うならもっとあなたのことを聞きたい。 ということで、奢るのでよければ付き合ってください。 [花火まではまだ時間があるから、と屋台の方に指さす。思い出であってもあくまで通過点だから、この先彼女と何処に行くとか、彼女はどんな場所やイベントが好きなのかとか。 未来に繋がる話がしたいと思う。 お供が屋台の食べ物なのは仕方ないとして、俺はわたあめが食べたくて。 でもさすがに良い歳こいた成人男性が恋人を前にして真顔で「わたあめ、ください」とか言ってるのは我ながら恥ずかしい事だった。] (594) 2020/08/05(Wed) 23:07:11 |
【人】 教師 ジャン・ヴェレーノ[花火大会が終わった際の話。 彼女は俺に何を話してくれたのか、少なくとも確信したのは俺の態度は思ったよりも彼女を不安にさせていることだ。 彼女が転ばないように手を引いて歩く中、人が掃けた通りで彼女に向き直る。 もうすっかりその気になっていたけど、まだ俺は彼女に告げてないし宣言もしてなければ確認もとっていない。 自分で言ったことが中途半端に流れるのは、やっぱり嫌なものだから。 夏の夕べには遅いが、俺はまたひとつ彼女に歩み寄る。] (595) 2020/08/05(Wed) 23:07:54 |
【人】 教師 ジャン・ヴェレーノ−後日の話− [最初に会いたいとSOSを出したのは俺だった。 発端は仕事に行く途中に見かけたカフェ。 とても美味しそうなフェアをやっていた。 別に一人で行ってもいいんだが、どうやらカップルの多いお店のようで、一人で行くのもまた憚られる。 それに、せっかくだから......と、共有したい人が今は一人頭の中で思い浮かぶ。] (596) 2020/08/05(Wed) 23:17:42 |
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