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【人】 探索者 ネリー[ ネリーは、添木が遠い入り口の方から 入ってくるのが見えた。>>179 そして、その視線の先には綺麗な女性。 添木はその女性に声をかけた。 まるで、居ることを信じられないように けれど、その視線には驚きの他に甘さがあって… ] どうやら、添木先生にはカードが必要ないみたいですね [彼女の手に見えるのはタロットカード そして、なんの運命のイタズラか『恋人たち』 ネリーは、図書室から気づかれないように近くの机に 本を置いて出ようとした。 その机の上には読めないタイトルの本。 そして、タロットカードしおりのように挟まっていた さてさて、このカードをどうしようか…]* (3) 2021/02/08(Mon) 0:15:02 |
【人】 探索者 ネリータイムリミットが来た 柚乃さんには星 スバルくんには魔術師 先生と彼女には恋人 [ ネリーは、こっそりと図書室を出た後 出会った人とカードを思い出しながら] スタンレーさんとリクちゃんは カードを手に入れられただろうか… できれば、このカードをリクちゃんに 使って欲しかった…例え、私たちを覚えて いなくても… [ 手の中にあるカードは世界 世界の固有能力が頭の中で流れた時 その後にあった彼女を見た時 どうか、世界のタロットを彼女にと思った しかし、なんの運命のイタズラかそのカードは自分の手元にある。 胸ポケットにあるのは世界 ネリーは一人、廊下の上でその時を迎えた。]* (126) 2021/02/11(Thu) 14:09:12 |
ネリーは、ケリーみたいに私はなれなかったごめん...* (a2) 2021/02/11(Thu) 14:10:18 |
【人】 探索者 ネリー− とある学校:保健室_ [ ネリーは意識の浮上を感じた。 瞼を持ち上げると、白い天井。 体の下は柔らかいベッド。 横を向けばカーテンが見えた。 ] ここは…学校の保健室? 私は確かに、死んだはずなのに… [ ネリーは、ゆっくりとベッドから起き上がると カーテンの向こう側から複数人の 声が聞こえることに気がついた。 ] (135) 2021/02/11(Thu) 23:53:45 |
【人】 探索者 ネリーこの声は…私の前に襲われたハヤブサくん? 処刑したレオンくんの声も聞こえる… 一体これは [ ネリーはカーテンを開けると、そこには 文化祭で謎の現象に巻き込まれデスゲームを していたメンバーがいた。 確かに、処刑して襲撃された死体も確認した メンバーが皆、保健室にいたのだ。 ネリーが目を覚ますと「お疲れ様です」と 声をかけられた。 ] えっ、あのすみませんが… 現状が理解出来ず…私は確かに襲われて… 「死んだ」はず (136) 2021/02/11(Thu) 23:54:30 |
【人】 探索者 ネリー[ ネリーの戸惑いを見て、その一人が説明を してくれた。 ・皆、死んだ瞬間にここに飛ばされていた ・保健室から出る事はできない ・一日経つとベッドの上に襲撃、処刑された 人が飛ばされてくる ・人狼や能力者は役だと自覚しその通りに 行動していた ・その役を行なっているときはそれに違和感 を感じることはない ・保健室に来たと同時に役だったことを認識 できる 今、わかっていることはそれぐらいだと言った。 そして、自分たちに今できることはないので 取り敢えず、このおかしな「ゲーム」が終わる のを待つしかないのだと言った。 ] 私は「いつ」ここに来ましたか?目を覚ましたのは それからどれ程経った時ですか? (137) 2021/02/11(Thu) 23:54:54 |
【人】 探索者 ネリー[ ネリーさんは真面目ですねと誰かが言った。 しかし、ネリーにはこの「ゲーム」以外に もう一つの世界にいた記憶があるのだ。 しかし、他の人にはその記憶はなく ネリーも他のメンバーと同じように来て 目を覚ましたのだと言った。 ] あの世界 は夢…だったのだろうか[ それから、ネリーたちが保健室を出れたのは 4日後…おかしなゲームから9日経ってから だった。 ] 【静かな校舎に響くのは、狼の遠吠えのみ。 そこはもはや、生徒たちの集う学舎ではないーー】 [ そう機械音声が響いた時ネリー達は 学園の外にいた。 スマホの画面を見ると 文化祭の最終日の18:00 ネリー達は、狐につままれたような感覚だった。 ネリーは、帰路についた。 体感12日間ぶりの家だ。 ] (138) 2021/02/11(Thu) 23:55:35 |
【人】 探索者 ネリーただいま [ そう言って、玄関で靴を脱ぐ。 返事なんてあるわけないが癖のようなものだ。 ] 「お、遅かったな。 おかえり 」 [ 返って来るはずのない返事のはずだった。 その声は、ネリーの記憶の彼より少し低い。 声の聞こえたリビングに足早に 「ケリー?」 向かい声をかけた。 ] 「そんなに、泣きそうな声で呼ぶなよ。 お前らしくないぞ? 」 [ そんなふうに笑う彼は、リビングの椅子に座りながら 牛乳の入ったカップを楽しそう揺らしながら ネリーを見た。 ] (139) 2021/02/11(Thu) 23:56:05 |
【人】 探索者 ネリーだって、今まで… どうやって…もどって [ いろんな感情が溢れ言葉にできない。 いま、自分はどんな顔をしているだろうか。 そんなネリーにケリーは胸ポケットを指さす。 ネリーは。指さされた胸ポケットを触ると 硬い紙の感触。 慌てて取り出すそのカードは「世界」で 固有能力は【障害や困難を乗り越え安寧を得る】 あれは、夢じゃ… ネリーはあの世界が夢でないことをやっと理解した。 あの時の世界で関わった人たち… ネリーは、タロットカードを自分に使う気は なかった。 まず、あの時点で死んでいた自分が使えるのか わからない。だから、せめて関わった人たち だけでも元の世界に戻してあげたかった。 もし、戻れたとしても自分の魂の半身のような ケリーのいない生活にこれ以上耐えることも できないと感じていた。 しかし、あの時ネリーはカードを 手放さなかった。 それがなぜか、今でもわからない。 けれど、その結果 ] (140) 2021/02/11(Thu) 23:56:32 |
【人】 探索者 ネリーネリーに俺は何があったのか正確にはわからない 俺に何があったのか説明はできない。 けど、ネリーのおかげで助かったよ。 ありがとう [ それは、小さい頃から変わらないケリーの笑顔で 同じ身長のネリーの頭を、親戚の お兄さんがやっているのを見て真似を始めた 優しく「ポンポン」と叩くそれにネリーは 泣き始めた。 ] バカケリー もう、もう… [ ケリーは、ネリーを胸に抱きしめ もう、居なくならないよ 約束だ と言って、額にキスをした。 ]** (141) 2021/02/11(Thu) 23:56:54 |
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