【人】 志隈[青い青年を脅かしてやろうなんて考え付きもしなかったが、 もう少し話を交わせば、人となりを少しは理解出来たか。 話す気があれば、だが。] あんたに似た男を知ってるから、気になった。 [理由は告げたものの、予想通り返らない答えには納得し、 否、想像より大分口は悪かったが。 最初に話を聞こうとした時も、 同じようなフレーズを言われたなと僅かな懐かしさ。 そういえば、何故か、国境を越えて言葉がわかるんだなと思ったが、 これも夢の力というものか。 その間に銃口を押し付け直されて、 大人しく従った振りして進む。 銃口を気にしてないのは滲んではいて、 キレやすい人間なら既に発砲しててもおかしくないが、 口に反して大人しい方なのだろうか。 一歩、二歩と緩く踏み歩けば、 少し得意げな声が聞こえる。 トップで、青年と青年の家族の恩人。 生い立ちなど知らないが、馳せて、反芻し。 視線を向けることなく、扉に手をかけて。] …なら、何故、あの女性の側から離れた? (10) 2020/10/03(Sat) 0:28:27 |
【人】 志隈[その問いかけが届く前に扉を潜っていたか。 後ろの扉がどうなったかを見る事はなく、 聞こえた呟く声は、寝る前に見たアジダルと同じ声色。 不審な目で見下ろして、視線を合わせる。 謝罪も何も無くとも気にしない、以前に 今のアジダルが先程の小屋の何処にいたかがわからず。 扉の中では姿が変わっていたとまでは思っていないのは、 銃を突きつけてお前誰だとデカデカ警戒が、 青年の顔に書いてあったのだし仕方ないだろう。] あんたの記憶に近い場所ではあるんだな。 “夢”であるなら、 互いが本物の様に見えるのが意味がわからないが。 [夢は一人で見るものだ。 それなら、この空間は何かと眉を顰めたが、 アジダルはそこまで気にしていないように見える。 構造を考えても無意味ではありそうだ。 一先ずは、何かを果たせば朝が来るのだろうと仮定し。] (11) 2020/10/03(Sat) 0:28:34 |
【人】 志隈[薄く開いた扉の先に広がっていたものは見えなかった。 静かに閉じる扉は開くべきでは無さそうだと、問わず。 幾つか現れる扉の先には、 アジダルの過去が広がっているのか、と辺りを見回す。] 正義のヒーロー? 家族や大切なものを守れる人間になる事は良いと思うが。 [不意に出た単語には瞬いて。 正義でなくても守れればいいと考えている方だから、 守る事に正義が必要なのかの答えは出ずに、 悪くはないだろうとは示しておく。 特撮に憧れる無邪気な子供でも、 見せて貰えるならそれはそれで興味深いし、 アジダルにとっての正義がどんなものか気にならないではない。] で、このままここにいても時間経過しなそうだが、 そっちの扉は入っていいのか? [遠くに見えるものを示して、問いかける。 アジダルには何が待ってるのか予想は付いてるのだろうか。 入るなと言われれば、無理には近付かないし、 乗り気でなくても入っていいと言われれば、 扉に手をかける事にしよう。]* (12) 2020/10/03(Sat) 0:28:41 |
志隈は、メモを貼った。 (a3) 2020/10/03(Sat) 1:05:37 |
【人】 志隈[此方は比較的に夢を見るのは少ない方だ。>>17 見たとしても忘れている、がより正しいだろうか。 見解を聞いても理解が及ばない顔をした。 自分は同一ではあるが、アジダルには異変があるらしい。] あの口の悪いのは、やっぱりあんただったのか。 記憶も年齢に合わせて変化した? [腰を叩く姿に何をしているのかと見て、 ガンホルダーを見て現実ではなさそうだと再確認。 不思議と此方は何かを作り出せる気はしなかったが。 アジダルの頭で作られたかどうかの否定要素は満たない。 自己認識は普段の自分でしかないと言うだけで、 言ってみてよと問われれば眉を顰め。 知らないことは沢山あるだろうが、 昔話をする程の時間もなく。] さっき、寝た時、 物音がすぐにすれば起きるくらいには警戒して目を閉じた。 だから、あの部屋からは出てないだろうと考える。 …“練習”にならなかったな。 [自己申告の是非を図る手段があるとは思えなかったが、 状況の補足ついでに言う。 理由は寝る前に言った通りだから、 警戒して寝ていたと気付いたなら、 知らない事にはならなかったか。] (30) 2020/10/04(Sun) 19:47:38 |
【人】 志隈[薄暗闇に歩くのも慣れていて足取りは確りとしている。 迷っても逸れても目が覚めれば元通りだろうと、疑ってもなく。 そんな話をしながら、暫くは探索。 近づいた扉は閉まっていた。] 情が深い方に見えるし、大事なものであれば、 あんたは躊躇なく、助けたんじゃないか。 [まるでそうならなかった様な物言いには疑問を持ったが、 誰かが不特定多数であり、続く言葉には数瞬考え込み。] 目の前で倒れていれば手を差し伸べたいと思う人もいるだろうな。 戦争は自分の国を守る為に、他国と戦うし、 俺は正義のヒーローに憧れた事が無いから、 在り方はわからないが、 …あんたに助けられてる人間も多そうだ。 [今、正義の味方になりたいようには見えてなかったが、 そんなに外れた事もしてなさそうだとは言っておく。 全部を救う事は土台無理な話だ。 傷付ける事がいけない事だとは言わない。 幼き頃、異国を受け入れられなかった親戚達に 怒りを覚えた事は一度もない。 声に応ずる様に薄く開く扉に視線を向け。 背中から止める言葉が無いのなら踏み入れた。] (31) 2020/10/04(Sun) 19:47:46 |
【人】 志隈[踏み入れれば明るい路地裏に行き渡る。 少し先に人の姿が見える。 髪の色も同じだし男もアジダルなのだろうかと、 後ろに気配が無いのを確認して、 青い青年より更に若くなったか年を取ったか、 確かめようと男へと近づく。 先程地面を染めたのは乾ききってない鮮血に見えた。 今はこびりついているだけで、まだ平和に見える。 一歩、二歩、近付いていくと、男が振り返る。 1度目と照らし合わせれば面影のある顔だ。 目が合えば、何かを止められて、手を引かれた。>>22 口を開こうとすれば、指を立てる仕草。 大人しく沈黙する事にしたのは、 見たことのない様な顔をしていたから。 高揚を讃えた笑みは、先程の表情より余程普段から遠く。 高そうなスーツを着るのは昔からなのか、と服を見て、 点々と並べられた物を見て。 明るい青年の待つものを、此方も待ち。] (32) 2020/10/04(Sun) 19:47:54 |
【人】 志隈……可愛い? [吐き出した声は思うより低い。 地面に落ちてる物を拾わなければ生きていけない事、 施しを有り難く思う小さな子供は理解出来たが、 可愛いと称した男は無性に気味悪く思えた。 警戒して持っていくのは奪われる事や、 盗んだと疑われて叩かれるのを恐れるからだろうか。 子供が笑っている方がいいのも 食物を施す事も間違ってはいない、 悪気もないのだろう。] あの様子だと家もろくな所じゃないだろうな。 そのお高い時計を売って、養ってやったらどうだ? [腕を指差して、提案をする。 何度かあの子供に渡してるのなら、 あの子供だけ特別なのだろうか。 他にも与えてるからそんな事出来ないって回答でもいい。 ただ、ほんの少し意地の悪い質問をしたくなった。]* (33) 2020/10/04(Sun) 19:48:02 |
(a10) 2020/10/04(Sun) 19:51:41 |
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 エピローグ 終了 / 最新