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人狼物語 三日月国


69 【R18RP】乾いた風の向こうへ

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視点:


【人】 中隊長 アーサー



         ―― Closed Game ――
     
鏡合わせの違いは黒か白かというだけで


 
(0) 2021/04/23(Fri) 13:32:10

【人】 中隊長 アーサー



 [から騒ぎの済んだ後にか
  さて何処かの酒場に、いつかの食事処と
  同じ席の着き方で彼らは居ただろうか。

  王宮に程近く、
  しかしあまり形式張った空気の無い
  大きな吹き抜け窓のある飲食店。その奥の席。
  店内の語らい合いもすぐ側で聞こえる程
  賑わいを見せる昼時の事。

  かの時と同じ様に注文票を手渡して、
  今度は「名物は鳩肉だそうだ」と言い伝える。
  それ以外にも肉料理のラインナップが並んで
  いるだろうし、基本的な国民食は揃っているだろう。

  大食らいには肉を。
  
堅苦しい店よりは大衆的な店を。


  そうして選んだのは此処、
  『アズラクタフリーフ』である。]

 
(1) 2021/04/23(Fri) 13:33:27

【人】 中隊長 アーサー



 [青い花を意味する店名に由来しているのだろうか、
  店の其処彼処を飾る白のタイルの
  花の文様は美しく。

  また青く透き通る
  硝子製の水飲みグラスも、
  店の清涼感をも引き出す一役を買っており
  店の良い拘りを感じさせるのだった。


    此方の注文を適当に済ませれば、さて。
       何方の話題から出したものだか。]*

 
(2) 2021/04/23(Fri) 13:33:49

【人】 中隊長 アーサー



 [此方の手元に運ばれて来たのは鳩のロースト。
  向かいの食事の量に比べ、なんと儚い事か。
  鳩と云うには足らず雀の様だなと
  可笑しそうに笑って。>>6



    …傭兵団に対して企むも何も無いな。
    懸念はしているが。

    王が亡き今
    仮留めで残存して見えているが、違うか?


 [隠しもせずに思うている事を述べ逆に窺いを立てて。
  手にしたナイフが音も無く鳩の肉を割き、
  其の紅い内面を人目に晒させる。
  ……… ]

 
(7) 2021/04/23(Fri) 20:40:57

【人】 中隊長 アーサー



    金、なあ。


 [一片口に運び、咀嚼し終われば
  傍らに置かれた緋の色の液体を半分程
  其の透明な身に満たしたグラスに口付け傾けて。
  味わう様に間を置いてからその双眸を見つめて。
  
薄暗い思惑などまるで無いと云う様に、

  前を見据えていつも通りに笑ってみせた。]


    戦う理由が無いなら
    俺の為にでも戦えば良いじゃないか、
    と伝えようとしただけだったな。

    悪い話にもさせないつもりだったが。


 [軽く、流暢な声音でその提案を伝える。
  新しい王が決まれば古い機関や組織がどうなるか、
  余程の功績や皇族、貴族界隈との伝手が無いと
  簡単に解体されかねないだろう。
  なので傭兵団の存続を兼ねて、
  其の援助…、此方側の伝手を紹介して
  恩情でも売りつついざという時の切り札に
  使わせて貰おうかと考えていたのだ、と ]

 
(8) 2021/04/23(Fri) 20:42:29

【人】 中隊長 アーサー



 [それはそれは包み隠さずに。
  赤裸々津々浦々に至れる様にと
  彼、と云うより彼の周囲に対しての
  思惑を吐き出し伝えていった。

  どんな顔をするのだろうかと一拍
  反応を待って黙り様子を見るだろう、

                   が ]

 
(9) 2021/04/23(Fri) 20:44:10

【人】 中隊長 アーサー



 [ふ、と次には
  いつもより柔らかく笑ってみせて。]



    まあ、
    戦う理由なんか無くとも
    お前は十分戦えてはいたが、な。

    見ていて飽きないよな、お前は。


 [そう楽し気な声で投げかけた。
  そうして一つ声を上げ笑ってから、再び見据え。]

 
(10) 2021/04/23(Fri) 20:45:08

【人】 中隊長 アーサー




  ―― 、

    単純に
    俺と手を組んでくれないか?ダイゴ。


    お前が戦う様をまだ見ていたいし。

    こうして無遠慮に食いまくる様を観るのも
    その度聞かせてくれるお前の身の上話を
    聞くのも楽しいからな。



 [
渡す本を楽しむ様を眺めるのも面白いし。

  と、最後の言葉は伝えるのは止めつつ。

  単純な金での関係ではなく、
  対等な立場としての申し入れをそう、
  軽やかに涼やかに彼に伝えてみせるのだった。]*


 
(11) 2021/04/23(Fri) 20:46:47

【人】 中隊長 アーサー



    老木達の拠り所すら、
    解体の憂れき目に遭っているからなあ。
    >>0:-106>>1:205


 [此方にとって脅威ではない
  イコール敵側でない、敵側には成り得ないならば
  態々一つの組織に手を打つ必要も無く。>>12

  寧ろ得をするなら手を差し出すと
いう
もの。


 
(20) 2021/04/24(Sat) 5:14:01

【人】 中隊長 アーサー



    直接的に救うのは俺では無いさ。
    担保に俺の身元を使いはするが。
    …っはは、耳の痛い話をする。


 [言いながらまた肉の一切れを口に運んで。
  燃費の悪さ等多少上乗せした功績で
  打ち消させる予定ではあった。>>-61
  何処かの老獪を通じ、国の政治者達とも
  繋がりを築けるようにここ数日動き始めていた。
  参謀室にも奇天烈ながら有能な知人も居るし、
  皇族
、正確には間者を挟むが、
とも折り合い良く
  過ごさせて貰っている。

    何ら後方支援に穴を作らせる心算も無かった、が ]

 
(21) 2021/04/24(Sat) 5:15:27

【人】 中隊長 アーサー



 [付け合わせの、同じくローストされた
  玉葱を肉叉で刺し口に運ぶ。
  肉汁と果実のソースとが絡んだ其れは
  香ばしさと甘さと芳醇さとが複雑に交わり
  口の中で美味を踊ってみせて。
  
         悪くない、と噛み締めれば。]


    ……なら、まずはこの国の内情の
    泥海の様相と主要人物の話から
    始めてみようか。

    もしかしたら其処いらの本よりも面白く


    眠れぬ日も来るかもしれないが


 [戦局の話を聞かれたならそう答えて。

    
見えているだけでも荒れたこの国の、
目に映らぬ惨状を耳にしたら
この男はどうなるか。


 
(22) 2021/04/24(Sat) 5:20:05

【人】 中隊長 アーサー



 [此方の噺に顔色はいつもとは変えずに、
  しかし幾らか声を弾ませながら相槌を入れる
  虎の様子は何処か楽しそうに見えた。>>*7
  
     一度空になったグラスに注がれた赤は
        果たして男を救ったのだろうか、
                    否か。


  惜しげも無く運ばれてくる食を
  その口に次々運んでいく姿は唯楽しんで。>>28
  此方に話を振られたなら
  
  一つ、間を置き
  
  いつもの表情をして
  其の右の掌を晒しながら。]

 
(29) 2021/04/25(Sun) 9:08:38

【人】 中隊長 アーサー



    俺の話?
    ……前に言った通りだよ。
    西の国から流れ着いて剣を取っただけ。
    >>1:90(>>1:-35)

      それからは唯々日々を真っ当に過ごして。
      偶に女と語らい合って(>>0:-107)
      偶にご老人の手助けをして(>>1:205)
      偶に知人か、
      
・・

      友人と飯を食うだけの… ――


 
(30) 2021/04/25(Sun) 9:09:06

【人】 中隊長 アーサー




 [そうして幾らか満足するまで語らい合うか
  時間を気にして外を見遣った頃にか、
  二人の男は店を出て別々の方角へ
  歩き出しただろう。

  
今までとは違い
辿り着く処は同じではあるかもしれないが。




    幾つもの影が落ちる道を王宮目指して歩く。
            上官へ報告書を届ける為
               動く情報を得る為
                 棋譜を得る為
    
                  本を得る為。]

 
(31) 2021/04/25(Sun) 9:10:16

【人】 中隊長 アーサー



 [次はどんな本を渡してやろうか。
  児童書も飽きただろうので、騎士物語でも渡そうか。

  清々しく王位を獲る物語。
  王の命を受け騎士達が動乱する物語。
  愛憎絡む王宮閨の物語…は、流石にやめようか。
  謀略入り混じる軍と政治の物語、の続き≠ゥ、
  
  この辺の飯屋の他国語の記事か。


  今別れた男への次の手土産をもう考え始めながら
  市場の人混みを避ける様に小道へと入った。
  路地裏で襲われたというのにその癖は変わらず、
  可能な限り日差しを避け外套を翻しながら
  暗がりの道を歩くのだった。]

 
(32) 2021/04/25(Sun) 9:10:36

【人】 中隊長 アーサー



 [あれやこれやと考えるその表情は、――]

 
(33) 2021/04/25(Sun) 9:10:54

【人】 中隊長 アーサー



           ―― Bxb4 ――
       
その手が
××
だとも気付けずに


 
(34) 2021/04/25(Sun) 9:11:17

【人】 中隊長 アーサー



          ――
Fool's mate
――
       
自ら玉座を飛び降りた気狂いの話


 
(95) 2021/04/27(Tue) 22:21:32

【人】 中隊長 アーサー



――- ―--
  ―-- -―

    ―-

      -



 [昏い昏い洞の奥。
  …否、彼の方の王宮内での自室。
  彼が取り仕切る全てに於いて命を下す部屋の中。

  外套の衣擦れの音だけを響かせ
  蝋燭の明かりに横顔を照らさせる彼の方の後方に立ち
  幽かながらも流暢に報告の音を響かせる。


  総てを聞き終えれば其の方はどんな顔をしただろうか。
  
  …否、此の方はいつであろうと ]

 
(96) 2021/04/27(Tue) 22:22:42

【人】 中隊長 アーサー



 [二、三言『第十一皇子』について
  二人が言葉を交わし合った後、
  紅い外套の側にあった
  蝋燭の火は風を受け
  消えただろうか。
  
  しんと静まり返る室内に、
  不意に喉奥からの哂い声が響き始める。
  
  
  
  夜は更けていく。
  深く深く、昏く昏く。
  低く低く、……………星の光も飲み込む程に、]



   ――- ―--' -――
  ―-- ―

  ―-
 -

 
(97) 2021/04/27(Tue) 22:27:41

【人】 中隊長 アーサー




           ―― Bg61# ――
     
血に塗れた玉座は果たして誰の物だったか


               --
 
(98) 2021/04/27(Tue) 22:28:59