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人狼物語 三日月国


145 【R18G】星仰ぎのギムナジウム2【身内】

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視点:


【人】 花信風 トット

「…………あれ? そーじゃん テラいない」
「……………………イシュカもいない?」」

いつもの席に座ったトットは、周りをキョロ、と見回した。
同じクラスの子が居ないのは、少し噂を身近に感じて……眉を下げる。

トットのトレイにはヨーグルトとオレンジジュースしか乗っていない。
小さな器に入ったそれを、少しずつ、少しずつ食べている。
(1) 2022/05/02(Mon) 21:16:02
 
 その夜に琴の音は一度も鳴らず、
 頼まれていた世話を果たす先が不在な事も知らず、

 誰も居ない室内に鉢と焼き菓子は放置されたまま、
 一度も遅れた事のなかった会議は、
 連絡の取りようもないまま過ぎ去った。

──結果として、
 本来は竪琴ライアーの意味から命名された病を患う男は、
  学生時代にそう呼ばれたように「嘘つき」ライアーになった。

メモを貼った。

【人】 花信風 トット

「……………………。」

皆の様子を何も言わずに眺めていた。
配膳の手伝いにも行こうと思ったが、腕が重たくてやめた。
ヨーグルトをやっと食べきった。
フルーツでも取りに行こうと思って、またやめた。
隣の不安な顔をしている子に話しかけようと思ったけど、やめた。

「んー」
「おれげんきないのでかえるね!!」

声色はいつも通りだ。
ひいふうみい、薬を飲んで席を立つ。
(13) 2022/05/02(Mon) 22:55:20

【人】 花信風 トット

……いつもより食堂を早めに出たトットは図書室にいた。
やり取りをしている二人をたまに顔を上げて眺めながら、自分の膝の上に置いた図鑑に目を落とす、を繰り返している。

傍らにある机の上には小さな紙袋とノートが置かれ、近くに数種の花が他の者の邪魔にならない程度に散りばめられていた。

花と図鑑を見比べて、何某かをノートに書き記す。
そういう作業を、一言も声を出さずにやっている。
普段は歩く騒音みたいなものだが、図書室の決まりを守らない訳でもない。
おれ、ちゃんといいこにしています。
(24) 2022/05/03(Tue) 10:29:24
誰のものでもないその部屋に、誰かの気配が残り香のようにある。
湿った、背筋の凍るような、神経に不快感を及ぼす何か。
しっかりと清掃され清潔であるように保つ努力を経てもなお、
言い様のない警鐘の残滓が僅かに空気に染み付いている。
それは朝も午前も超えて、白日が名月へと交代するほんの間際の頃だった。
そこにはもう誰もいない。

メモを貼った。

トットは、勉強会にいる。紙で手を切らないように手袋着用。
(a27) 2022/05/04(Wed) 17:23:23

メモを貼った。